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大崎善生

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経歴

大崎 善生(おおさき よしお、1957年12月11日 - )は、日本の作家、元雑誌編集者。
北海道札幌市出身。実家は作家の原田康子宅の隣にあり、小学生時代に原田と交流があった。大崎が吉川英治文学新人賞を受賞した翌年に原田が吉川英治文学賞を受賞し、授賞式で原田は「隣の僕ちゃんが昨年吉川英治文学新人賞を受賞されて……」とユーモラスなスピーチを披露した。
祖父、父、伯父たち(父の兄弟)、兄の皆が医師で(兄は当時医学生)、大崎自身も医学部進学を望まれていたが、父の反対を押し切って上京した。
大学時代は文学青年で、フィリップ・K・ディックやロバート・A・ハインライン、カート・ヴォネガットなどを夢中で読んでいた。一方で、大都会での生活に馴染めず、部屋にこもって少女漫画ばかり読んでいた時期もあり、特に吉田秋生の『河よりも長くゆるやかに』や『夢みる頃をすぎても』などの青春ものに胸をときめかせていた。同じ頃、大学生活にも適応できず、やがて将棋に熱中するようになる。学校に行かず、アルバイトもせず、新宿将棋センターに入り浸る生活を送り、約1年でアマチュア最高位の四段まで昇段した。また、角落ちから将棋の手ほどきをしてくれた府川充男らと、雑誌『同時代音楽』の編集に携わる。
毎日将棋を指しに来る大崎を見ていた将棋道場の席主の紹介により、1982年、日本将棋連盟に就職し、道場の手合い係を経て、雑誌編集部に移り、『将棋年鑑』『将棋マガジン』『将棋世界』を手がける。1991年に『将棋世界』編集長となり、真部一男「将棋論考」、河口俊彦「新・対局日誌」などを企画する。1996年、高橋和二段を連れてヨーロッパ4カ国の将棋ファンを指導するという企画を立てた。
33歳の時に初めて受けた健康診断の結果に因んで、先崎学八段に“ミスターガンマーGTP”というニックネームを付けられた(その後の生活改善により数値も降下した)。
2000年、将棋棋士の村山聖の生涯を追ったノンフィクション小説『聖の青春』で作家デビュー。本作の題材は元々、友人が育てていたノンフィクションの書き手が執筆する予定だった。しかし、その書き手が病気で急逝。物語の執筆者としてフィットする人が見つからず、その友人が「大崎さんが書いてくれるとええんやけどなあ」と漏らした。その一言が転機となり、大崎が手掛ける事となった。同作は第13回新潮学芸賞を受賞した。
テレビマンユニオンの元会長萩元晴彦とは親友と言える仲で、同作に惚れ込んだ萩元が出版元の講談社と直談判し同作の映像化権を獲得、ドラマ化された。同作はのちに、漫画化・舞台化もされた。
2001年に退職し、専業作家となった。同年の『パイロットフィッシュ』からは、将棋から離れ、小説を発表。
2003年春、かねてより交際していた高橋和と結婚。年に3ヵ月は精神的な栄養補給のために海外を放浪したいという大崎の考えにも賛成してくれ、パチスロという楽しみを教えてくれた彼女との結婚は、決して人生の転機にならないだろうという理由が決め手となった。
2011年2月、NHK教育テレビジョンにて『こだわり人物伝 升田幸三 伝説の棋士』のメインパーソナリティーを務めた(2月2日から毎週全4回)。
料理は趣味の一つで、取材で長期滞在したヨーロッパで食べたようなブイヤベース、ボンゴレ・ビアンコ、また燻製ベーコンなど時間と手間のかかるものが好きである。愛煙家だったが、47歳から禁煙を始めた。
村上春樹は特別な存在で、村上の作品の中でも『風の歌を聴け』は一段と鮮明な輝きを恒常的に放ち続けていると述べているとの事。

受賞歴

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  • 2012.12.7 団鬼六、ノンフィクションで新たな一面

    大崎善生さん 生涯をつづる SM小説から文芸作品まで幅広い作品を手がけた作家・団鬼六(だんおにろく)さん。2011年5月に79歳で亡くなってから1年半が過ぎ、交友のあった作家・大崎善生さんが生涯をつづったノンフィクション『赦(ゆる)す人』(新潮社)の11月末刊行に続き、今月は最後の長編小説『落日の譜』(筑摩書房)も出版。異端と呼ばれた作家の新たな一面に光が当たっている。

大崎善生関連つぶやき(自動取得のため関連しない情報も含まれることがあります)

tukinakakuruta[孤独か、それに等しいもの]大崎善生さん、と云う方の本が沁みてくる。借りた本。
kotonohasara2私は何を失ったのだろうか、あるいは今日一日という時間をかけて何を失っていくのだろうか。指先に伝わる見逃してしまいそうな些細な感触を確かめながら私は考える。ここに、こんなに小さな穴をうがったことでいったい私の何が変わっていくのだろうか、と。(『孤独か、それに等しいもの』大崎善生)
kinokuniyasaleいつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件 角川書店単行本 (大崎善生) が、紀伊國屋電子書籍で特価で864円引き184ポイント増の864円、200ポイント還元になりました。https://t.co/gsm1MdbgWa
ko10baそしてね僕は考えたんだ。君がたとえ僕の前からいなくなったとしても二人で過していた日々の記憶は残る。その記憶が僕の中にある限り、僕はその記憶の君から影響を与え続けられることになる。『パイロットフィッシュ』大崎善生
lakeof_「おう。僕はね」と石井は言った。「はい」「ビールを飲むという提案にはどんなときでも賛成するよ」/『ユーラシアの双子』大崎善生
ooshimaneitann昨日、本をよんだ直後の電話で気力を使い果たしてメモできなかったけど、羽海野チカ先生の『3月のライオン』⑬で、だだ泣きした大崎善生先生の『聖の青春』は読んだほうがいいと思う たまたま読んでて本当に本当によかった
kakidasibot人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない。なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。「パイロットフィッシュ」大崎善生
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