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青山美智子

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経歴

青山 美智子(あおやま みちこ、1970年6月9日 - )は、日本の著作家。愛知県出身。愛知県立瀬戸西高等学校、中京大学社会学部社会学科卒業。
*幼少期は千葉県内の数ヶ所で暮らし、中学1年生の3学期に愛知県瀬戸市へ引っ越し同県内で大学卒業まで過ごす。)大学卒業後、ワーキング・ホリデーでオーストラリアへ行き1年間過ごす。その後、ビジネスビザを取得しシドニーの日系新聞社で記者として2年勤務。25歳の4月に帰国して上京。雑誌編集者を経て執筆活動に入る。現在、神奈川県横浜市在住。夫・息子と3人暮らし。
*2003年、「ママにハンド・クラップ!」で第28回パレットノベル大賞(小学館)佳作。2007年に第1回ショートストーリーなごやで佳作入選した「街灯りの向こうに」は、奥田瑛二、中村優子主演で映像化、2009年ショートショートフィルムフェスティバルで上映された。同作品は、2014年にNHK福井局主催の朗読イベント「東海・北陸文学紀行」でNHK名古屋放送局キャスター石垣真帆が朗読している。2015年より学校や医療施設でアートセラピー講師の活動も行う。
*2017年8月、単行本『木曜日にはココアを』(宝島社)で小説家デビュー。同作品は、2017年12月に第1回未来屋小説大賞入賞。収録作の第2章「きまじめな卵焼き」が2018年開成中学校入試で国語の長文問題として出題され、その後、入試問題、教材などで著作が多く起用されている。
*小説家を目指したきっかけは、中学生のときに氷室冴子の『シンデレラ迷宮』を読んでから。化石や地層など考古学が好き。飲茶が大好物で、お茶を飲み終えたポットにお湯を足してもらうのが幸せ。
*声優の大原さやかが自身の朗読ラジオ「月の音色」で「木曜日にはココアを」を複数回にわたり朗読作品として取り上げている。2020年3月1日、MBS(毎日放送)アナウンサーによる「コトノハものがたりの世界2020」でも、同作が朗読劇の演目として選ばれた。
*『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が2021年本屋大賞にノミネート。2位を獲得した。
*2021年9月21日~23日、『木曜日にはココアを』が演劇制作プリエール主催の朗読劇に起用。花組芝居の加納幸和演出・風間杜夫、熊谷真実の出演で上演された。
*『赤と青とエスキース』(PHP研究所)が2022年本屋大賞にノミネート。史上初の連続2位を獲得した。
*『月の立つ林で』(ポプラ社)が2023年本屋大賞にノミネート。3年連続のノミネートとなり、5位を獲得。
*『お探し物は図書室まで』(ポプラ社)が米「TIME」誌で「2023年の必読書100冊」に唯一の日本人作家として選出された。
*『リカバリー・カバヒコ』(光文社)で2024年本屋大賞にノミネート。2021年より4年連続のノミネートとなる。

受賞歴

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