巻頭に配された「アントンと清姫」、巻末を飾る書き下ろし作品「ドグラートフ・マグラノフスキー」。もうタイトルを見ただけでワクワクするではないか。文学とSFのセンスに優れた名手、高野史緒による超絶リミックス作品集である。全六篇を収録。
ジェローム・K・ジェロームの短篇集が翻訳されるなんて。
実用本・フィクションを問わず、終活に関する本が多数出版されていることは、少し前から気になっていた。