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河童

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経歴

河童(かっぱ)は、日本の妖怪。日本三大妖怪の一つでgroup="注"|他の二つは鬼、天狗。これに妖狐を加えて四大妖怪とする場合もある。、本邦でもっとも馴染深い水棲の妖怪。
河童は水神が零落したもの、という仮説が顕著であるgroup="注"|柳田國男が、河童は零落した水神(水神の裔)だとする論を、石田英一郎が河童駒引考で継承している。。
「かっぱ」は、「かわ(川)」に「わらは(童)」の変化形「わっぱ」が複合した「かわわっぱ」が変化したもの。河太郎(かわたろう)とも言う。
ほぼ日本全国で伝承され、その呼び名や形状も各地方によって異なる。地方名の数は80余に及ぶという。『物類称呼』(1775年)に、越中(富山県)の「ガワラ」など地方名称がとりあげられているname="ButsuruiShoko"小澤|2011|p=27。『本草綱目啓蒙』(1803年)も20ほどの地方名を列挙する小澤|2011|p=28。
古くは東国では「かっぱ」group="注"|江戸や仙台藩。、西国(九州や畿内ButsuruiShoko)では「かわたろう」や「がわたろう」と大まかに呼びわけたことが江戸期の資料にうかがえるname="terashima"|寺島良安『和漢三才図会』「川太郎」の項。name="ButsuruiShoko"|越谷吾山『物類称呼』巻二「動物」1775年group="注"|だが「河太郎」という通称の河内屋太郎兵衛という大阪船場の豪商が、『東海道中膝栗毛』八編(文化6 / 1809年)で紹介されて有名となり、その頃から(上方の人が)河童のことを「カワタロウ」と称すのを言い憚るようになったのではないか、と柳田國男は説いている。group="注"|『膝栗毛』以前、後穿窟主人『川童(かわたろう)一代噺』(寛政6 / 1794年)の川太郎も、同じ実在の人物である。。
異称にカワロウ(川童|かはらうname="ButsuruiShoko"・川朗|かはらう)があり、ほかにもかわわっぱ(川童。甲斐国)や、カワッパ(九州・越後・佐渡)、ガラッパ(熊本・宮崎・鹿児島・種子島)小松|2000|p=378group="注"|宮崎県西諸県郡馬関田)、川子大明神(出雲)、 カワコボシ(川小法師。伊勢山田)、カワラコゾウ(河原小僧。伊勢、現・鈴鹿市白子)、カワノトノ(川の殿、九州・近畿・佐渡group="注"|久留米ではカワトノ(川殿)とも。)、カワワロウ(筑前)などが挙げられる。
カワコ(川子)は、中国地方や瀬戸内海沿岸に及んで広域に用いられるが(例:岡山県笠岡市)、コウゴと発音されることも多いKomatsu|2000|p=34。このカワコは、ラフカディオ・ハーンも地元の出雲の語として記載している(|島根県参照)。
柳田國男の生地(福崎町)ではガタロウ(河太郎)と呼んでいたが(|福崎町の河童参照)、ほどちかい明石市ではカムロ、カワカムロと呼ぶと聞きかじっており、その裏付けを生涯探り続けていたと『故郷七十年』で語っている。
土佐ではガタロウ、カダロウ旧仮名遣いで「ぐはたらう」「かだらう」name="ButsuruiShoko"、カタロと昔から呼ばれていた。
また、エンコウ(周防、土佐、伊予)、異形エンコ(伊予松山)(またいずれかの形は、出雲、石見、長門でも見られる石田|1966|p=157)という猿のような異称も流通してきた。これらの地方では、現代に入っても猿似だと報告されることが多かったという。ただし矛盾しているのが、河童と猿は仇敵だとされている点である。
地方によって、「スイコ」という語が河童の別名で用いられてもおり、東北地方や九州地方など各地に見る事が出来る。青森県に見られる水虎様と呼ばれる水神信仰にも、「水虎」という言葉の転用例が見られる。これは津軽弁でなまって「おしっこ様」と呼ばれるそうである。江戸期では、「河童・川太郎」の漢語訳名に「水虎」を充てる書物が多々あることにについては、以下|水虎と漢訳参照。
北海道松前地方では(駒引きにちなんで)コマヒキとも呼ばれた。
また、カワウソと呼ぶところもある(愛媛)山口直樹|2010|p=186。
ガメ(越中 / 富山県)とも呼ばれ、亀によく似た形状と考える地方も多い石田|2017|p=209。さらには、ドチロベ・ガメ・ドチ / ドツチが、岐阜・富山・石川の三県では同一視され混用されている河童連邦共和国|1991|p=69マルシアル|1999|p=23。ドチロベ等は腹は赤く、尾がふさふさとした生き物であるが石川純一郎|1985|p=60、齢千年を経て河童にマルシアル|1999|p=23、あるいはカーラボーズ(河原小僧)という(おおむね人型だが、猩々のような頭で体[も]赤く、頭に水を保つ鉢がある)妖怪に変ずるという高崎正秀(筆)富山市の伝承。石川純一郎|1985|p=60。美濃でも、カワランベ(河童)とドチは、似て非なるものと区別することもある石田|2017|p=209。ドチ系統の名称にドチガメ(北陸地方)山口直樹|2010|p=186などがある(|類種の「メドチ」参照)。
なお江戸期に河童を「水虎」と漢語訳的に表記したことについて、附録解説として |水虎と漢訳参照。

受賞歴

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