大倉 崇裕(おおくら たかひろ、1968年 - )は、日本の推理作家、脚本家。京都府出身。学習院大学法学部卒業。
洋酒系企業、警察雑誌の編集部勤務の傍ら、海渡英祐が講師を務める小説講座に通う。いくつかのミステリ系新人賞に応募した際には、最終候補まで残った。1997年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作を受賞。同年、「エジプト人がやってきた」が、鮎川哲也編纂のアンソロジー『本格推理10』に収録される。1998年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(応募時の筆名は円谷夏樹)。2001年、『三人目の幽霊』でデビュー。
怪獣や特撮、フィギュアなどにも造詣が深く、これらを題材にした作品(『無法地帯 幻の?を捜せ』)も発表している。また、『ウルトラマンマックス』の第7話の脚本や、『刑事コロンボ 殺しの序曲』『刑事コロンボ 死の引受人』などの翻訳(ノベライズ)も手掛けている。また、警察雑誌の編集者であったという前歴は『白戸修の事件簿』などの作品に活かされている。
ドラマ化された『福家警部補の挨拶』を見た青山剛昌の推薦によりアニメ『名探偵コナン』に参加。劇場版の脚本などを担当している。
月桂冠社長の大倉治彦はいとこにあたる。
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