斎藤 肇|さいとう はじめ|1960年1月9日 - は、日本の推理作家、ファンタジー作家。群馬県子持村(現:渋川市)出身。群馬県立渋川高等学校、群馬大学工学部情報工学科卒業。
1983年、『奇数』で星新一ショートショート・コンテストに入選。同作は後に「世にも奇妙な物語」にて柳葉敏郎主演で映像化されている。
1988年、『思い通りにエンドマーク』で、講談社ノベルスから「新本格ミステリ」の作家として長編デビュー。星新一ショートショート・コンテスト出身で講談社ノベルスから長編デビューした新本格作家には、ほかに太田忠司・奥田哲也がいる。
推理小説では、デビュー作を含む陣内先輩シリーズ3部作や、第2回本格ミステリ大賞(2002年)で小説部門最終候補作となった『たったひとつの』などがある。また、パソコン通信「NIFTY-Serve」推理小説フォーラムでSYSOPを担当。
ファンタジー作品も多く執筆しており、講談社ノベルスや講談社X文庫ホワイトハートで刊行されている。
また、井上雅彦のアンソロジー『異形コレクション』(光文社文庫)にも短編を寄せている。
「たったひとつの」を最後に、単著での商業出版はない。公式サイトからオンデマンド出版にて近作の購入が可能であったが、販売を停止した。2022年7月現在、[https://bookplt.com/author/xM7V3OUQik ブックパレット]にて、魔法物語のリライト版及び続編が無料で公開されており、紙の本での購入もできるようになっている。
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