湯本 香樹実(ゆもと かずみ、1959年11月11日 - )は、日本の脚本家、小説家。女性。東京都出身。東京音楽大学音楽学部作曲学科卒業。
三枝成彰と親交をもち、三枝作曲の『千の記憶の物語』等オペラの台本を書いたことから執筆活動が始まり、テレビ・ラジオの脚本家となる。脚本を手掛けたラジオドラマ『カモメの駅から』は文化庁芸術作品賞、ギャラクシー賞ラジオ部門大賞、放送文化基金賞ラジオ番組賞を受賞した。
処女小説『夏の庭 The Friends』にて、日本児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞を受賞。同作品は映画化・舞台化され、自身で脚色したラジオドラマも文化庁芸術作品を受賞したほか、十数ヵ国で翻訳出版され、海外でもボストングローブ・ホーンブック賞|en|Boston Globe–Horn Book Award、ミルドレッド・L・バチェルダー賞|en|Mildred L. Batchelder Award等を受賞した。『くまとやまねこ』で講談社出版文化賞受賞。『橋の上で』で日本絵本賞受賞。『西日の町』は第127回芥川賞候補、『岸辺の旅』が第27回織田作之助賞候補となった。
from wikipedia(名前を用いての自動収集のため、別人の場合もあることをご了承ください)