入間 人間|いるま ひとま|男性、1986年 - は、日本の小説家。岐阜県出身。date=2024年7月8日 (月) 07:38 (UTC)|現在は両親と共に、鎌倉市由比ヶ浜に在住。
大学在学中の2006年、第13回電撃小説大賞にて投稿作「幸せの背景は不幸」が最終選考に残り、同作を『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸』へと改題・改稿し、翌年の2007年に、アスキーメディアワークスの発行する電撃文庫より小説家としてデビューする。ちなみに入間人間というペンネームの由来について、投稿時代は「応募ごとに(ペンネームを)変えていたので、当時なぜこうしたかはよく覚えていません。」とのこと。
デビュー当初、影響を受けた作家として西尾維新、乙一、米澤穂信を挙げていた。
ゲーム、アニメ、漫画といった他メディア作品からの引用、つまりパロディを含んだ軽妙な表現を特徴とする。また作中には奇異な価値観を持った登場人物が多出する。時間SFや群像劇、叙述トリック、自意識を描く青春小説などを得意としている。また、登場人物を複数の作品に登場させるスター・システム的な試みを採用しており、二次創作企画を除く、ほぼ全ての作品で世界観を共有していると思われる。このことに関して本人は、「これは上遠野浩平さんや伊坂幸太郎さんの影響だと思います」と語っている。
また特定のイラストレーターと複数の作品でコンビを組むことが多い。代表的なのは左、ブリキ、宇木敦哉。
この三人以外と組む機会も増えてきたが、いずれのイラストレーターとも、最低でも2作以上の作品(短編、長編問わず)で関わっていることがほとんどである。
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