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中沢新一

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経歴

中沢 新一(なかざわ しんいち、1950年5月28日 - )は、日本の人類学者、思想家、宗教学者。元中央大学総合政策学部教授。明治大学特任教授/野生の科学研究所所長。多摩美術大学美術学部芸術学科客員教授。
「宗教から経済、科学から芸術にいたるまでの広大な領域でおこっている心の活動」をみずからの研究主題として、超域的観点から人文諸科学の知を再編成することを目指す人類学者。クロード・レヴィ=ストロース、フィリップ・デスコーラ、ジャック・ラカン、ジル・ドゥルーズ等の影響を受けた現代人類学と、南方熊楠、折口信夫、田邊元、網野善彦等による日本列島の民俗学・思想・歴史研究、さらに自身の長期的な修行体験に基づくチベット仏教の思想研究などを総合し、「対称性人類学」という独自の視点に基づく人類学を提唱する。
若き日にもっとも親近感を覚えたのはキリスト教であり聖書の熱心な読者であった。しかし、マルクス主義やキリスト教と自身の育った風土との違和感を同時に感じる。聖書の中では十字架に付く前のガリラヤ時代のイエスに親近感を覚え、この時期のイエスは仏教にも通じるほどに思想を美しい言葉で語っていたと評しているが、愚かな大衆の期待で十字架に付くイエスの痛ましさと、その体験から発生した外傷性神経症から発生する宗教である点に特に違和感を覚える。当初はサル学をやりたい思いを抱き、サル学者がサルに囲まれている写真に異様な感動を受ける。人間と動物との間隔の開きの少なさは中沢に涅槃に入った際のブッダが弟子たちよりも多くの動物に囲まれている姿に「対称的な関係」を見出し、ユダヤ教やキリスト教に見るような神と人との気の遠くなるような非対称性を前提とした神の前での人間の平等とは対照的な仏教の対象的な距離感に惹かれる。また、学生時代より井筒俊彦に強い影響を受ける。河合隼雄との対談では、中沢は井筒がイスラム教から入り仏教やユダヤ教、キリスト教にも何でも深い理解を持ち、宗教の枠組みを超えたメタ宗教の可能性を構想し、その後円熟してしだいにイスラム教と仏教を同等に捉え「アッラー」は普通言われている「神」ではなく、イスラム教が最も深いところで理解している「アッラー」というのは仏教が言う「真如」と同じだと発言したと述べている。その後は著書『大乗起信論』で、仏教、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教などありとあらゆる宗教が井筒の思考内で合流し、どの宗教も単独では歴史上実現できなかった宗教の夢のようなものを現出させて見せた。仏教は単なる宗教の一つではなく、諸宗教が宗教であることの限界を超えてメタ宗教を目指す過程で必ず仏教のような思想形態があらわれるというのが井筒の思想であった。こうした思想に大変共感し井筒がイスラム世界に沈潜したことを踏まえ、自分自身も1つの宗教にとことん沈潜するべきと考え、それが仏教であり、チベット仏教の僧侶の世界であったと述べた。また、中沢自身は同時に自分は仏教徒ではあるが宗教学者ではないとも述べている。
2011年の東日本大震災以降は、エネルギー問題、現代における政治参加の問題についても思考しており、実践的な活動として2013年には「グリーンアクティブ」を設立した。|date=2016年1月

受賞歴

中沢新一関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

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    青春文学の登竜門「坊っちゃん文学賞」の創設30年を記念し、賞審査員の椎名誠さん、中沢新一さん、高橋源一郎さんによるトークイベント「親譲りの無鉄砲」が24日、松山市道後公園の市立子規記念博物館で開かれた。昨年12月に審査員の早坂暁さんが死去するなど節目を迎え、3人が明かす賞にまつわる逸話に訪れたファン約500人が耳を傾けた。

  • 2018.5.31 坊っちゃん文学賞:今年度は作品募集せず 9月に審査員トーク

    松山市は、新人作家の登竜門となる「坊っちゃん文学賞」について今年度は作品の募集をしないと発表。審査員の1人である早坂暁さんが昨年12月に死去したことや賞の創設から30年という節目を迎えたことを踏まえ、今年度は一度立ち止まって考える機会にするといい、9月には審査員の椎名誠さん、中沢新一さん、高橋源一郎さんを招いたトークイベントを開催する。

  • 2016.7.27 ショートショート部門新設 坊っちゃん文学賞募集

    愛媛県松山市は26日、第15回「坊っちゃん文学賞」の作品募集を始めた。

中沢新一関連つぶやき(自動取得のため関連しない情報も含まれることがあります)

philoartrelig中沢新一先生は、自身の宗教体験を通して思索を深めることを若い頃に体に叩き込まれるという時期があったようです。そのことがおそらく中沢先生の独創的な発想の源泉だと思います。そのような内的体験の場を設けなければ人間の思考はかなり早い段階で頭打ちになって、成長は止まるんだと思います。
aweshin_bot閉じていることと開いていることの逆説、あるいは「単純にオープンであること」と「閉じることを含んでいるオープン」の違いを、中沢新一は数列と経済の喩えで説明する。1,2,3…という自然数による数列は、1を足していくとどこまでも無限大に大きくなっていく、単純なオープンシステムである。
junk_omiya【新刊:人文】『武蔵野樹林 vol.1 2018秋』(KADOKAWA、本体価格1500円)縄文時代から文化的生活が営まれ、近代文化の発祥の地である武蔵野台地について語る1冊。中沢新一さん、内田樹さんをはじめ豪華な顔ぶれ陣が執… https://t.co/D88b1ReNFd
Man_with_a_MC@waruikodawari まあ、中沢新一はそれを眉唾で楽しむものみたいなとこはあるからね〜(『はじまりのレーニン』のマルクス=レーニン主義とグノーシス主義が接続されるくだりとか、めちゃくちゃそうで意外にわかりみもあってヤバい)
life_gro_bot(ラタ)1983年にベストセラーとなった哲学書『構造と力』の著者は浅田彰ですが、『チベットのモーツァルト』の著者は○○○○?→なかざわしんいち(中沢新一)
sotoma_takafumi楽しみにしていた『武蔵野樹林』発刊第1号が届いた。国木田独歩の玄孫にあたる国木田彩良さんがどんなに素敵なのか見たかったのもあるし、『アースダイバー』延長線上の中沢新一の手品師的論考もまた楽しんだ。松岡正剛は期待外れだったものの、巻… https://t.co/DOkFlUiMbh
shinsyo_bot憲法九条があるおかげで、戦争を否定することがいいのかどうか、逆に改憲論者の人達の意見もでてくるわけです。『憲法九条を世界遺産に』太田光・中沢新一 https://t.co/T1CMq3JyRj
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