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TKに関連する小説ニュースまとめ

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TK ニュース検索結果

2018.7.18  【今週はこれを読め! エンタメ編】中2男子のおバカな友情物語〜黒瀬陽『別れ際にじゃあのなんて、悲しいこと言うなや』

"男子がいちばん愚かしいのは中学時代、女子は高校時代"というのが私の持論だ。私の弟や息子たちを観察した結果&自らの来し方を振り返っての反省をふまえての見解である。さらに補足すると、"男子のバカは概ね低レベル、女子のバカは小賢しさを伴うものである"という気がしている。本書の主人公・小林とその仲間たちは中学2年生、まさに脂ののったおバカたちだ。

2017.1.24  坪田譲治文学賞に岩城けいさん「Masato」

岡山市は24日、第32回坪田譲治文学賞に、大阪府生まれで豪州在住の岩城けいさん(45)の「Masato」(集英社)が選ばれたと発表した。副賞100万円が贈られる。

2015.12.5  ハルチカ:アニメ化も話題のミステリー小説を原作者・初野晴が語る 「里見八犬伝」の影響も

初野晴さんのミステリー小説「ハルチカ」シリーズ(KADOKAWA)が原作のテレビアニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」が2016年1月にスタートする。原作は、主人公と同世代の高校生以外にも、40、50代のファンも多いという人気シリーズで、放送前から注目を集めている。原作者の初野さんにアニメへの思いや執筆について聞いた。

2015.1.21  92%の大学生が電子書籍よりも紙の本を好むことが判明

「電子書籍は手のひらの中に何百冊という本が収まる」や「紙の本独特の読書体験こそが至高だ」など、電子書籍と紙の本との間では延々と終わらない論争が繰り広げられていますが、大学生の92%が電子書籍よりも紙の本を好むことが明らかになりました。

2014.8.5  紀伊國屋書店Kinoppy 2.0が登場 高速化と新UIにより読書体験が大幅向上

紀伊國屋書店の電子書籍アプリ「Kinoppy for Android」は8月5日、バージョン2.0にメジャーアップデートした。基礎設計から再構築し高速化されたビューワ、新UIの本棚や、ストア機能の強化など、読書体験が大幅に向上されている。

2014.5.17  可愛すぎる片言に中毒者続出!『棺姫のチャイカ』の"チャイカわいい"セリフ集

現在オンエア中のTVアニメ『棺姫のチャイカ』。太眉に白髪、そして片言というメインヒロイン「チャイカ・トラバント(CV:安済知佳)」が"チャイカわいい"と話題になっている。

2013.12.30  ラノベ年間売り上げV2 川原礫、若者の目線で紡ぐ

ライトノベル市場の最前線で、若い世代に圧倒的人気のシリーズ「ソードアート・オンライン(SAO)」。オリコン発表のラノベ年間売り上げランキングで、2年連続首位を走り続ける。

2013.12.26  俳壇の受賞、喜び ドゥマゴ文学賞、静岡出身・恩田さん

俳句評論集『余白の祭』(深夜叢書社)で、第23回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞した静岡市出身の俳人、恩田侑布子(ゆうこ)さん(57)が25日、県庁に川勝平太知事を表敬訪問した。

2013.12.6  海賊の娘にプータロー。冬の夜は、熱い時代小説を

秋も深まり、周りを見れば時代小説ブーム。三谷幸喜さんの『清須会議』、団十郎さん&海老蔵さんの最後の親子共演が話題の山本兼一さん著『利休にたずねよ』という2本の映画化が話題ですね。

2013.12.4  推理小説400冊超 宮城が舞台の作品探し30年

宮城が舞台の推理小説は、いくつあるのだろうか? こんな疑問を持った、推理小説愛好者で学校職員の菊池雅人(まさひと)さん(60)=仙台市青葉区=は、30年前から本を探し始め、400冊を超す本を集めた。

2013.11.28  堤清二氏が死去 セゾンG創設 作家・辻井喬でも活躍

セゾングループを立ち上げ、1970年代以降の消費文化を育てるなど、経済人として活躍する一方、辻井喬(つじい・たかし)のペンネームで作家・詩人としても活躍した堤清二(つつみ・せいじ)さんが、25日午前2時5分、肝不全のため、都内の病院で死去した。

2013.11.18  ノーベル文学賞作家、レッシングさん死去

イギリス現代文学を代表する女性作家で、2007年に歴代最高齢の88歳でノーベル文学賞を受賞したドリス・レッシングさんが17日、ロンドンの自宅で死去した。

2013.11.13  死者の言葉聞ける、小説 いとうせいこう「想像ラジオ」

いとうせいこうの『想像ラジオ』(河出書房新社)は、東日本大震災で亡くなった人たちの声を集めた小説だ。津波を間近に体験した人たちは自分の身に重ねて読んでいた。

2013.10.28  十和田湖広く紹介 明治の文学者に光 青森県近代文学館

十和田湖を名勝として紀行文で全国に紹介した明治の文学者、大町桂月(けいげつ)。

2013.10.25  電子書籍に消費税格差 海外からのネット配信は非課税 政府税調、是正策を検討

インターネットを通じて海外から配信される電子書籍などを買う場合、消費税分を支払わなくていいことに、国内の電子書店などが危機感を募らせている。

2013.10.25  NHK経営委員に百田氏ら 安倍内閣、同意人事案を提示

NHKの最高意思決定機関である経営委員会の委員に、作家の百田尚樹氏(57)が起用される見通しになった。安倍内閣が25日、国会に同意人事案を提示した。

2013.10.24  保坂和志、10年ぶり長編 小説の謎と使命に挑戦

保坂和志が10年ぶりの長編小説『未明の闘争』(講談社)を出した。

2013.10.19  三浦綾子文学賞の作品募集 小説「氷点」50周年記念

1964年に朝日新聞社の1千万円懸賞小説に入選した三浦綾子(1922~99)の出世作「氷点」が、来年で発表から50周年を迎えるのを記念し、故郷の北海道旭川市の三浦綾子記念文化財団が「三浦綾子文学賞」を実施し、全国から作品を募集する。

2013.10.11  古書即売会に4億6千万円の漢詩選集 入手経緯は不明

中国の南宋時代、12世紀ごろに刊行された漢詩選集「唐人絶句」が11日、東京・飯田橋の古書展示即売会で、4億6千万円で売り出された。

2013.9.11  自分で発信「文学の学校」 福島・郡山で作家ら指導

作家、古川日出男の「ただようまなびや 文学の学校」が先月24、25の両日、福島県郡山市で開かれた。高校生からお年寄りまで150人の生徒が集まった。学校では学ばないこと、できない経験ばかり。濃密な2日間だった。

2013.9.6  スポーツの秋は部活小説で

スポーツの秋到来! というわけで、今回は部活小説を2冊紹介いたしましょう。

2013.8.17  東北の近代文学を網羅 東京から疎開した作家も紹介

東北6県の近代文学を紹介した「東北近代文学事典」が刊行された。800人を超える東北出身・ゆかりの文学関係者らを紹介する一方、戦時中に東京から疎開した作家らと疎開先との関わりも触れた。

2013.8.7  国会図書館、ネット公開一部中止 仏教経典、抗議受け

著作権が切れ、誰でも中身を公開できる本なのに、国立国会図書館が、出版社の抗議を受けて、インターネット上での無料公開を一時中止した。図書館には国民の知へのアクセスを助けるという役割もあるのに、法的な裏付けのない抗議に応じたのはなぜか。

2013.8.6  紀伊国屋、アマゾン空白地に先手 タイなどでネット販売

紀伊国屋書店は6日、官民ファンドの産業革新機構と共に最大20億円を出資して、シンガポールやマレーシア、タイなどで書籍や文具などのインターネット通販事業を来年から順次始めると発表した。米アマゾンの本格進出前のシェア確保を狙う。

2013.7.31  (文芸時評)世界文学

■松浦寿輝(作家・詩人) 三十代はじめの米国人の女性作家が、なぜか不意に明治時代の日本に興味を惹(ひ)かれ、彼女の実生活とは縁もゆかりもない「黒船」やら「文明開化」やら「西南戦争」やらについてせっせと調べはじめる。

2013.7.25  電子版を先行発売する出版社、付加価値コンテンツを利用した実験

著者とよりつながるための付加価値コンテンツ、例えば音楽コンテンツなどをバントルする取り組みの事例が海外では増えてきている。

2013.7.25  電子書籍、安売り合戦 「ライバルは無料サイト」

全品30%オフ、1巻目は無料――。電子書籍の世界で、マンガや小説を値引きしたり、一部を無料公開したりする販売手法が広まってきた。

2013.7.23  震災・内戦…文学とは 芥川・直木賞候補 委員が議論

第149回芥川賞は東日本大震災、直木賞は世界の荒廃など、現代の問題をテーマとした作品が候補にあがり、選考会で賛否両論を呼んだ。受賞には至らなかったが、名だたる作家たちに文学について議論させた2作に注目したい。

2013.6.26  (古典探遊)作家・高村薫が語る「道元『正法眼蔵』」

■七転八倒する言葉の醍醐味

2013.6.25  米作家リチャード・マシスンさん死去 SF、ホラー小説

リチャード・マシスンさん(米作家)が、AP通信などによると23日、ロサンゼルスで死去、87歳。

2013.6.18  出版流通システム、大変動 アマゾン巨大化、楽天も動く

雑誌や本の市場が縮むなか、日本の戦後の出版流通システムが揺らいでいる。

2013.6.15  本の自炊代行、基本ルール合意 業界団体と権利者団体

紙の本を裁断・スキャンして電子書籍化する「自炊」の代行業者でつくる業界団体と、日本文芸家協会などでつくる権利者団体は14日、作家らの権利を守りながら自炊代行ビジネスを進めていくための基本ルールについて協議をし、合意した、と発表した。

2013.5.31  日本の小説、英訳し電子書籍に 早川書房、映画化を期待

早川書房は、日本のミステリーやSF作品を英訳し、海外向けに電子書籍として配信する事業に今秋にも乗り出す。日本の作品を英訳配信することで、米ハリウッドでの映画化などにつなげることが狙いだ。

2013.5.28  朝井リョウ、アイドル小説構想中 「夢と卒業」テーマ

小説『何者』で就活生の心情を巧みに描き、直木賞を受賞した朝井リョウさん(23)が、今度はアイドルをモチーフにした作品を構想している。

2013.5.25  ツタヤ図書館、宮城にも 多賀城市が新設、運営委託へ

宮城県多賀城市は図書館を新設し、レンタル大手でTSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託する方針を決めた。

2013.5.24  本・音楽・映像…全著作物をID管理 各界26団体構想

音楽や映像、書籍など国内で流通する、全てのコンテンツ(作品)に共通のルールで番号(ID)を振って管理しようという構想を、俳優・音楽・出版・放送の各界などの26団体でつくる「デジタル時代の著作権協議会」がまとめた。24日に公表する。

2013.5.23  小説の即興性とは、批評性とは 大江健三郎×本谷有希子

第7回大江健三郎賞を受賞した作家の本谷有希子と、1人選考委員の大江健三郎が15日、講談社で公開対談を行った。小説における即興性や偶然性、批評性などについて語り合った。

2013.5.16  月額500円の衝撃:講談社「モーニング」が定期購読型iOSアプリ「Dモーニング」――紙と同日配信

講談社の週刊モーニングが月額500円の定期購読型iOSアプリ「Dモーニング」をリリース。漫画誌は大きな転換期に入ったのかもしれない。

2013.5.15  (ZOOM)読んだ後 世界変わる小説を

葉真中顕(はまなかあき=37)の長編小説『ロスト・ケア』(光文社)が話題だ。人間の尊厳を問いかける硬派なミステリー。選考委員の綾辻行人が「掛け値なしの傑作」と絶賛、選考会は満場一致で「日本ミステリー文学大賞新人賞」に選んだ。

2013.5.15  「自炊」代行に業界ルール データ流出防止を義務付け

作家や出版社の一部に敵視されている状況を解消したいと、紙の本を裁断・スキャンして電子書籍化する「自炊」の代行業大手ブックスキャン(本社・東京)は、データ流出防止などを代行業者に義務づける業界ルールをつくる方針を固めた。

2013.5.9  劇作家・小説家の本谷有希子さん 詩人と結婚

劇作家で小説家の本谷(もとや)有希子さん(33)が、詩人で作詞家の御徒町凧(おかちまち・かいと)さんと結婚したことを明らかにした。本谷さんが主宰する劇団ウェブサイトで、7日に結婚式を挙げたことを伝えた。

2013.5.8  夫婦脚本家・木皿泉、初の小説

夫婦脚本家の木皿(きざら)泉が初の小説「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日(あした)のパン」を河出書房新社から刊行した。「すいか」など繊細なテレビドラマで知られる木皿らしく、日常に起きるちょっとした変化を温かい筆致で描いている。

2013.5.2  雨宮処凛さん「人間1人の思考なら矛盾」 憲法世論調査

5月3日は憲法記念日。朝日新聞社が憲法をテーマに行った全国郵送世論調査の回答を見て、作家の雨宮処凛(かりん)さんは不思議がった。

2013.5.1  推理小説の本丸守った「八代様」 佐野洋さんを悼む

■宮部みゆき(作家) 日本推理作家協会の理事のあいだでは、佐野洋さんは単に「先生」ではなく、別の呼び方をされることがありました。

2013.5.1  電子書籍に通販を連動へ 楽天・三木谷社長インタビュー

楽天の三木谷浩史社長は30日、朝日新聞のインタビューに答え、電子書籍とネット通販を組み合わせ、書籍に登場した商品をワンタッチで購入できるサービスを始めることを明らかにした。2種類の新しい端末も近く発売し、電子書籍で国内シェア50%を目指すという。

2013.4.27  感動の最終回スペシャル! 「放課後ライトノベル」第139回は,これまで紹介できなかった12作品をまとめてピックアップします

突然だが,本連載「放課後ライトノベル」は今回で最終回となる。139回という,絶妙に中途半端な回数での連載終了。新宿エンドもびっくりの超展開だが,そういうことなのでしょうがない。

2013.4.20  春樹効果、クラシック界にも 小説に登場の曲、品切れに

発売7日で発行100万部に達した村上春樹さんの新刊小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の人気を受け、作中に登場するクラシック曲のCDの品切れが相次いでいる。2009年にも村上さんの前作「1Q84」に登場した曲がヒット。小説がクラシック業界に「特需」をもたらす異例の事態となっている。

2013.4.17  戦国・警察、独自色たっぷり 吉川英治文学新人賞の2氏

戦国時代が舞台の短編集と、近未来の警察小説。今年の吉川英治文学新人賞には毛色の異なる2作が選ばれた。『国を蹴った男』(講談社)の伊東潤(52)と『機龍警察 暗黒市場』(早川書房)の月村了衛(りょうえ=50)に作品にこめた思いを聞いた。

2013.4.12  村上春樹さんの新刊販売開始 深夜に行列、ファン興奮

作家・村上春樹さんの書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の販売が12日午前0時から始まり、東京都内の深夜営業の書店にはさっそくファンらが集結した。

2013.4.5  「電子出版権」創設へ 文化庁 来年にも著作権法改正

文化庁は4日、著作権法を改正し、「電子出版権」を創設する方向で検討に入った。電子書籍に関する出版社などの権限を強め、海賊版対策や電子書籍の制作・配信をしやすくする。ただ、作家との契約を前提とする権利とし、作家の利益も守る。米国の10分の1の20万点程度とされる電子書籍の流通量を増やす効果が期待される。

2013.3.27  (文芸時評)色あせない小説

■松浦寿輝(作家・詩人) 先月のこの欄でわたしは文芸批評の不振を憂えたが、パリ第八大学名誉教授ジャック・ネーフの講演記録「フローベール、散文の近代芸術」を読むと、作品を語る批評の言葉の鋭さと豊かさ、そしてそれが開いてくれる精神史的地平の大きさに改めてうたれ、やはりこうでなければという思いを強くする。

2013.3.24  北区内田康夫ミステリー文学賞 東京

第11回「北区内田康夫ミステリー文学賞」の授賞式が23日、東京都北区王子の北とぴあさくらホールで開かれ、大賞に同新宿区在住、高橋正樹さん(55)の「最後のヘルパー」が決まった。

2013.3.22  文学通し災害見つめ直す 長野・軽井沢高原文庫で企画展

文学を通して災害を見つめ直そうと、軽井沢町の軽井沢高原文庫で、企画展「文学と天災地変 火の山の物語」が開かれている。東日本大震災から2年になるのを受け、全国文学館協議会が全国の文学館に呼びかけ、共同企画として開催した。

2013.3.15  萩原朔太郎、新たな詫び状 前橋文学館で直筆公開 群馬

前橋生まれの詩人、萩原朔太郎直筆の「詫(わ)び状」が新たに見つかり、前橋市千代田町3丁目の前橋文学館で一般公開されている。31日まで。文学館では昨年も、別の朔太郎の「詫び状」を公開している。

2013.3.13  世界で一番悲しく、切ない小説 丸山健二「我、涙してうずくまり」

丸山健二が四つの中編小説からなる『我、涙してうずくまり』(岩波書店)を出した。叙情的と思えるタイトルだが、4編を貫く主人公はすさまじいばかりに孤独な中年の男。「世界で一番悲しく、切ない小説を書いてやろうと思った」と言う。丸山を信州・安曇野に訪ねた。

2013.3.12  書店を応援、電子書籍はNO 好調・宝島社の戦略

出版不況やオンライン書店の成長の逆風下、「sweet(スウィート)」や「別冊宝島」を出版する宝島社が、とくに女性誌の分野で高いシェアを維持している。快進撃の背景には徹底して書店販売を重視する独自の戦略がある。

2013.3.11  死者と生者つなぐ小説 池澤夏樹・いとうせいこう氏対談

東日本大震災から2年を迎えるこの春、死者とともに歩む2冊の本が刊行された。池澤夏樹氏の『双頭の船』は、被災地を旅する船が復興の街へと変身する軌跡を描く。いとうせいこう氏の『想像ラジオ』は、生者にも死者にも声を届けるディスクジョッキーの物語。1万5千人以上が亡くなった事実をどう受け止めるのか。考え続ける作家が対談した。

2013.3.6  米アップル、日本の電子書籍市場に参入

米アップルは5日、日本向けの電子書籍販売に参入した。電子書籍販売サイト「iBookstore(アイブックストア)」で同日夜、講談社や角川書店、集英社、PHP研究所などの日本語書籍の販売が始まった。

2013.2.25  中村文則さんの「掏摸」、LAタイムズ文学賞候補に

芥川賞作家の中村文則さんの長編小説「掏摸(スリ)」が、米ロサンゼルス・タイムズ文学賞でミステリー・スリラー部門の候補に選ばれた。受賞作は、4月19日(現地時間)に発表される。

2013.2.18  私の一冊「書評合戦」 持ち時間5分、記者も挑戦

「ビブリオバトル」ってご存じですか。5分間でお薦めの本を紹介しあい、最も読んでみたい本を決める「書評合戦」だ。本紙記者も大好きなマンガを携え、いざ出陣、勝敗は……。

2013.2.13  ラテンアメリカ文学は読み手の中で成長 東大の野谷教授

ラテンアメリカ文学者の野谷文昭・東京大教授が定年退職を前に、東京大本郷キャンパスで1日、最終講義を行った。2008年に着任、本郷にはなかったラテンアメリカ文学の研究・教育を立ち上げ、授業やゼミは学生の人気が高かった。一般公開された大教室は、立ち見がでるほどの熱気に包まれた。

2013.2.12  蔵書持ち寄り「集合本棚」 持ち切れぬ本、共有化を計画

本好きにとって、蔵書の収納をどうするかは永遠の悩み。そこで公共空間に「集合本棚」を作り、互いの蔵書を広く活用しあう構想が持ち上がっている。寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」をもじって言えば、「書よ、町へ出よう」だ。

2013.2.3  川端康成、未発表小説の原稿 29歳、投稿するも没?

川端康成(1899~1972)が昭和3(1928)年、29歳で書いたと見られる未発表小説「勤王の神」の自筆原稿が見つかった。川端研究の専門家で、原稿を所蔵する鶴見大学の片山倫太郎教授が確認した。読み物誌に書き送ったが没になったらしく、後のノーベル賞作家が若いころは苦労していた様子がしのばれる。

2013.1.21  「自炊」代行訴訟、1業者が作家ら7人に謝罪 東京地裁

紙の本を裁断・スキャンしてパソコンなどに取り込み、電子書籍化する「自炊」を代行するのは違法だとして、浅田次郎氏ら7人の作家と漫画家が7業者に差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、3業者分の第1回口頭弁論が21日、東京地裁であり、うち2業者は争う姿勢を示した。

2013.1.17  ツタヤ、書籍販売で首位 最大手紀伊國屋を抜く

DVDレンタルなどのチェーン店を展開する「TSUTAYA」(ツタヤ)の書籍販売部門の2012年の売上高が過去最高の1097億円になり、業界最大手の紀伊國屋書店を抜いて首位に立ったことが16日、わかった。

2013.1.1  あっという間に本を電子化 大日本印刷と東大が共同開発

本をパラパラめくるだけで、電子書籍がつくれる装置を、大日本印刷と東京大が共同で開発した。ページを破ることなく、1分間に250ページを読み取れる。2013年度中の実用化を目指すという。

2012.12.25  挿絵画家の依光隆さん死去

依光隆さん(よりみつ・たかし=挿絵画家)が18日、急性肺炎で死去、86歳。

2012.12.21  檀一雄の従軍日記公開 戦争文学の貴重な史料 練馬

「火宅の人」などで知られる作家、檀一雄(1912~76年)が第二次世界大戦中、中国で従軍していた時期を含む日記が、東京都練馬区の石神井公園ふるさと文化館で開催中の「生誕100年 檀一雄展」で公開されている。一部の記述は代表作「リツ子・その愛」の基になったとみられ、戦争と文学の関係を考える貴重な史料として調査・研究が始まっている。

2012.12.6  電子書籍ストア「BookLive!」年間ランキング発表 「カンピオーネ!」や「ジョジョ」がランクイン

総合電子書籍ストア「BookLive!」が独自に集計した「BookLive! 電子書籍 年間ランキング2012」が発表された。書籍やコミック、ライトノベルなど様々な分野別に順位が明かされている。

2012.12.4  書き出し小説大賞・第4回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2012.11.30  「グイン・サーガ」の電子書籍完結 全153冊

全153冊におよぶファンタジー小説「グイン・サーガ」(栗本薫著、早川書房)の電子書籍化が完結した。紙の本だと重さ計約26キロに達する超大作。電子書籍の配信は2011年8月に始まり、30日から全巻購入できるようになった。

2012.11.15  kobo・サビニス社長に聞く「電子書籍ビジネスに大切なこと」

この年末に向け、電子書籍ビジネスがひときわ加熱しています。今年7月に日本でのビジネスをスタートした「楽天kobo」も、11月より新端末を発売し、新規顧客野獲得を加速しようとしています。

2012.10.31  文学の風情漂う 三鷹中央通り商店会 地元密着で細やかな触れ合い

JR三鷹駅南口を出てすぐにある協同組合三鷹中央通り商店会(東京都三鷹市)。350メートルほどの通りに約120店舗が軒を連ねる。大手のスーパーマーケットなどもあるが、地域に密着した専門店が多い。また、三鷹は山本有三、武者小路実篤、三木露風、太宰治、亀井勝一郎といった文学者が愛した街としても知られる。4基のモニュメントが建てられるなど、文学の風情漂う街でもある。

2012.10.25  楽天、電子書籍点数を過大表示 消費者庁が行政指導

ネット通販大手の楽天が電子書籍端末を7月に発売した際の宣伝に景品表示法違反(優良誤認)の恐れがあるとして、消費者庁から口頭注意の行政指導を受けていたことが分かった。発売前、楽天は日本語書籍の数を「3万冊」と宣伝したが、発売時に提供できたのは約2万点にとどまった。

2012.10.21  「電車図書館」守りたい 西武線に支援の臨時電車

公立図書館が足りなかった高度成長期、東京都東村山市の母親グループが、引退した電車で子ども文庫を開いた。これまで4千人の子どもたちに親しまれて45年。補修費用の一部をまかなって全国でも珍しい「電車図書館」を支えようと、21日、有志が貸し切りの臨時電車を走らせる。

2012.9.28  村上春樹さん寄稿 領土巡る熱狂「安酒の酔いに似てる」

作家の村上春樹さん(63)が、東アジアの領土をめぐる問題について、文化交流に影響を及ぼすことを憂慮するエッセーを朝日新聞に寄せた。村上さんは「国境を越えて魂が行き来する道筋」を塞いではならないと書いている。

2012.9.22  川端康成、ノーベル賞は7年越し 谷崎・西脇も候補者

1968年に日本人で初めてノーベル文学賞を受けた川端康成が、7年前の61年から候補者リストに入っていたことがスウェーデン・アカデミーに対する朝日新聞の情報公開請求でわかった。この年は56人の候補の中に、谷崎潤一郎、西脇順三郎と計3人の日本人の名前があった。

2012.9.10  【出版】ここまで来た書籍のデジタル化 今こそ欲しい「紙の本」への想像力

「電子元年」=2010年以来「今か、今か」と噂され続けてきたキンドルの日本上陸に先駆けて、7月19日、楽天が電子書籍端末「コボ・タッチ」の販売を開始した。それに先立つ4月2日には「株式会社出版デジタル機構」が設立され、本格的な電子コンテンツの流通と市場創出をめざす。09年に全世界が揺れたグーグルの書籍デジタル化計画も、その後、英語圏に限定されている。日本側の守備陣形がようやく整ってきた……か。

2012.9.8  楽天が出版取り次ぎ参入 書店で注文、0~2日で入荷

街の書店で本を注文してから届くまでに平均7日前後かかる書籍流通の現状を変えようと、インターネット通販大手の楽天が中堅書店に本を卸す出版取次事業を始める。自社のネット書店が持つ在庫約50万点と配送システムを活用。原則として0~2日で届ける。

2012.8.27  安倍吉俊・釣巻和の作画過程も収録、アプリ「新月朗読館」

安倍吉俊、釣巻和らがイラストを務めた朗読コンテンツ「栗山千明の新月朗読館」の、iPhoneおよびiPad向けアプリが配信されている。アプリ名は「星海社朗読館」。

2012.8.5  被災図書館再建へ、古本買います 査定額分を寄付

東日本大震災の津波で全壊した図書館の再建に向けた「ゆめプロジェクト」が、岩手県陸前高田市で立ち上がった。全国から不要な本を東京の古書買い取り業者に送ってもらい、業者が査定した金額を市に寄付する仕組みだ。

2012.8.4  懐かしい名作50冊と再会 世田谷文学館で宮崎駿さん推薦の文学展

子供の頃、夢中になって読んだのに、今ではすっかり内容を忘れてしまっている名作に再会できる特別展が、東京都世田谷区南烏山の世田谷文学館で開催されている。岩波少年文庫の中から厳選された50冊を展示するもので、選者はアニメーション監督の宮崎駿さん。紹介されている本を読めるコーナーも設けられている。

2012.8.1  SM小説、30代女性にブーム 英米「ママ友必読書」?

SMを題材にした官能小説が英米で爆発的に売れている。30代前後の女性に人気が集中し、「マミーポルノ」と呼ばれるほどの社会現象になっている。

2012.7.28  米アマゾン、9月にも電子書籍配信開始 日本向け

インターネット通販大手の米アマゾン社は、日本国内向け電子書籍配信サービスについて、8月末から9月にかけての開始をめざして最終調整に入った。作品提供を受けることで角川グループと大筋合意。新潮社も提供に前向きだ。講談社との交渉も大詰めを迎えている。電子書籍を読むための端末「キンドル」も国内で発売する。

2012.7.14  川端康成の未発表小説 「星を盗んだ父」大阪の文学館に

茨木市立川端康成文学館(大阪府)が所蔵していた作家・川端康成(1899~1972)の直筆原稿が未発表の小説であることがわかった。短編「星を盗んだ父」。ハンガリーの作家モルナール・フェレンツ(1878~1952)の戯曲で映画やミュージカルにもなった「リリオム」を翻案したものだ。原稿は、21日から文学館で展示される。

2012.7.6  人気声優がコミックを「おさわり朗読」、講談社が電子書籍キャンペーン

株式会社講談社は6日、電子書籍の販売キャンペーン「講談社 夏☆電書2012」において、声優や作家による作品朗読音声を配信する特別企画「おさわり朗読」を開始した。第1弾として、茅野愛衣と梶裕貴による朗読の配信がスタート。聞いた感想をTwitterに投稿すると、ボイスデータがもれなくもらえる。

2012.6.22  夏の文学教室 浅田次郎ら講演

7月30日~8月4日午後1時から東京・有楽町のよみうりホール。「文学・『土地』の力」をテーマに、作家の浅田次郎や現代詩作家の荒川洋治、詩人の伊藤比呂美ら18人が講演。

2012.6.13  ソニー、電子書籍配信を他社端末にも開放

ソニーは今秋から、インターネット上で電子書籍を売る同社のサービス「リーダーストア」を、他社製のスマートフォンでも利用できるようにする。これまでは電子書籍専用の端末「リーダー」などソニー製向けにしか売っていなかった。

2012.6.10  電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第6回 佐藤ケイ

プロフィール 『天国に涙はいらない』にて第7回電撃小説大賞〈金賞〉を受賞しデビュー。以来、電撃文庫の萌えの旗手として『私立! 三十三間堂学院』『LAST KISS』などを刊行。2012年6月に新シリーズ『筋肉の神マッスル』がスタート。

2012.6.8  電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第6回 佐藤ケイ

『天国に涙はいらない』にて第7回電撃小説大賞〈金賞〉を受賞しデビュー。以来、電撃文庫の萌えの旗手として『私立! 三十三間堂学院』『LAST KISS』などを刊行。2012年6月に新シリーズ『筋肉の神マッスル』がスタート。

2012.5.28  宇宙を舞台に究極の問い 田中芳樹さんに民主主義を聞く

ボールペンのインクも出なくなり、カメラのシャッターを押そうにも指の感覚がない。零下のモスクワ。この冬、二つの数万人規模の市民集会を取材した。一方の参加者が叫ぶのは「プーチンのいないロシアを」。

2012.5.25  〈時の回廊〉荒井晴彦「赫い髪の女」 脚色を通して文学批評

成人映画として不当な扱いを受けていた日活ロマンポルノに、1979年、文学の薫りを濃厚に漂わせた傑作が生まれた。中上健次の短編「赫髪」を神代辰巳監督が映像化した「赫(あか)い髪の女」。

2012.5.11  帚木蓬生の2部作に医療小説大賞 軍医の記録で大戦描く

「医療とは何か」を考える作品が、第1回日本医療小説大賞の受賞作になった。作家で精神科医の帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)による『蠅(はえ)の帝国』『蛍の航跡』(新潮社)は「軍医たちの黙示録」という副題のついた2部作だ。

2012.4.27  白樺派の理想主義を再発見 日本近代文学館で展示

混迷の時代に白樺(しらかば)派の文学を見直す企画展「今こそ人間愛の文学を 『白樺』の時代」が、東京・駒場の日本近代文学館で開かれている。

2012.4.20  人気小説家、絵本に挑む 荻原浩、宮部みゆきも

気作家が相次いで絵本に挑戦している。読者の側から見れば子どもの本はシンプルだが、言葉の手だれたちには深い海に見えるようだ。

2012.4.17  アマゾン電子書籍、40社と配信合意 学研・PHPなど

出版大手の学研ホールディングスと、主婦の友社、PHP研究所など複数の中堅出版社が、インターネット通販最大手のアマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日本版の配信契約で合意した。3社より小規模な出版社を含めると合意は40社以上に上る模様だ。キンドルを巡って大手・中堅出版社の契約合意が明らかになったのは初めて。

2012.4.6  出版の歴史が分かる企画展 千代田図書館

東京都千代田区九段南の千代田図書館で、本を通じて江戸時代からの出版の歴史を紹介する企画展が開催されている。6月23日まで。

2012.3.29  電子書籍、国が後押し 出版デジ機構に150億円出資

出版物の電子化を進めるために、国内の出版業界が連携して来月2日に設立する新会社「出版デジタル機構」に対し、官民ファンドの産業革新機構が、総額150億円を出資することがわかった。日本政策投資銀行も28日、三井物産と東芝、NECとともに、電子書籍配信サービス会社「ブックライブ」と資本提携すると発表した。

2012.3.25  北区内田康夫ミステリー文学賞大賞に「凶音窟」

東京都北区が制定している「北区内田康夫ミステリー文学賞」の第10回大賞に、千葉県船橋市の山下歩さん(ペンネーム)の「凶音窟」が選ばれ、授賞式が行われた。

2012.3.12  広がる「いきなり文庫」 そのわけは?

「いきなり文庫」とうたって文庫で新作小説を刊行するスタイルが広がっている。人気作家の作品は単行本を経て文庫化するのが常識だった出版業界。なぜ「いきなり」なのか。

2012.3.12  「池波正太郎記念文庫」で16日から時代小説展

昨年開館10周年を迎えた東京都台東区西浅草の「池波正太郎記念文庫」(台東区立中央図書館内)で16日から、「時代小説展 剣豪」が開かれる。剣豪たちを描いた歴代の名作約100冊を紹介する。7月18日まで。

2012.2.27  本の電子化、100万点目標 出版界が4月に新会社

国内の出版業界が連携し、出版物の電子化を一括して請け負う新会社「出版デジタル機構」を4月2日に立ち上げることが固まった。ふだんはライバル関係にある講談社、小学館、集英社の大手3社を中心に複数社が計約12億円を出資する前例のない形で、書籍100万点の電子化をめざす。大日本印刷と凸版印刷にも各5億円の出資を求めている。出資総額は20億円規模になり、さらに上積みされる見通し。3月に正式決定する。

2012.1.31  昭和初期の世田谷を特集 世田谷文学館

世田谷や杉並、太田区などの"西南郊外"地域の昭和初期の様子が分かる資料約300点を集めた企画展「都市から郊外へ-1930年代の東京」が、11日から東京都世田谷区の世田谷文学館で開かれる。4月8日まで。

2012.1.6  芥川賞・直木賞の候補作発表 17日に選考会

第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が発表された。選考会は17日、東京・築地の新喜楽で開かれる。

2011.4.9  幼女と温泉の村へようこそ! 「放課後ライトノベル」第37回は『伝説兄妹3! 妹湯けむり編』で仁義なき選挙バトルに

アニメやゲーム,マンガなどを見ていると,実在の都市や,それをモデルにした街が舞台になっていることがしばしばある。近年では作品のファンが,舞台となった場所を実際に訪れる,いわゆる「聖地巡礼」も盛んになっている。筆者も横須賀をモデルにした街を舞台とする某ゲームにハマり,実際に横須賀に行って戦艦三笠を見学したり海軍カレーを食べたりした経験がある。いやあ懐かしいなあ。

2010.7.20  宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』

社会派推理小説を書いてきた宮部みゆきさん(49)が、青春小説に挑んだ。『小暮写眞館』(講談社)は、現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」という。いわく「何も起きない小説」。これまで透徹した筆致で多くの殺人事件を描き、登場人物を不幸にしてきた。「2周目の出発点の作品」は、彼らを救う物語でもある。

2006.11.1  カフカへの思い丁寧に 村上春樹さん「人生初」記者会見

第6回フランツ・カフカ賞(フランツ・カフカ協会主催)を受賞した作家村上春樹さん(57)が10月30日、プラハ市で開かれた贈呈式や会見に出席した。公の場に出ることが少なく、「本当に現れるのか?」と関係者の気をもませたが、現地では「もっとも好きな作家のひとり」というカフカへの思いを率直に語った。

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