みやに関連する小説ニュースまとめ
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みや ニュース検索結果
2021.8.6 【今週はこれを読め! ミステリー編】抜群におもしろいジェローム・K・ジェロームの幻想奇譚短篇集『骸骨』
ジェローム・K・ジェロームの短篇集が翻訳されるなんて。
2021.6.1 【今週はこれを読め! ミステリー編】台湾ミステリーの最高傑作『台北プライベートアイ』
これまで翻訳された台湾ミステリーの最高傑作ではないかと思う。
2021.5.18 山本文緒さん受賞 「自転しながら公転する」 島清恋愛文学賞決定 金沢学院大が主催
金沢学院大が主催する第27回島清(しませ)恋愛文学賞は17日、山本文緒さん(58)の「自転しながら公転する」(新潮社)に決まった。山本さんにとって7年ぶりの小説となり、「平凡な人々のほそぼそとした暮らしや、出会った人と手をつなぎ続ける困難さと素晴らしさを、また正面から描きたかった。ご評価いただきましたこと、心からうれしい」と喜びのコメントを寄せた。
2021.3.9 【今週はこれを読め! SF編】埋もれていた傑作を含む、新編集の眉村卓ショートショート集。
眉村卓『静かな終末』(竹書房文庫)
2021.3.2 探偵小説家の小栗虫太郎 作家像の見直しも 家庭小説を確認
昭和初期に活躍した探偵小説家で「黒死館殺人事件」などの作品で知られる小栗虫太郎が、昭和16年にほかの作品とは作風が全く異なる家庭小説を発表していたことが確認されました。
2021.2.19 小川未明文学賞 大賞は愛知県 かみやとしこさん(68)の作品
第29回小川未明文学賞の大賞に、去年、優秀賞を受賞した、愛知県在住のかみやとしこさん(68)の作品が選ばれました。
2021.2.1 第72回読売文学賞…受賞6氏と作品
第72回読売文学賞(令和2年度)が決まりました。選考委員の選評を紹介します。
2021.1.13 作家の半藤一利さん死去 90歳
昭和史の研究で知られ、戦争などをテーマに数多くのノンフィクション作品を発表してきた、作家の半藤一利さんが亡くなりました。90歳でした。
2021.1.1 第55回北日本文学賞受賞者インタビュー
宮本輝氏選「第55回北日本文学賞」(副賞100万円)は、大阪市の大学院生、谷町蛞蝓(なめくじ)さん(32)の「きぼう」に決まった。
2020.10.28 【今週はこれを読め! エンタメ編】夢のような男をめぐる短編集〜遠田潤子『雨の中の涙のように』
友だちが大のハリソン・フォードファンだったので、『ブレードランナー』は映画館で同じ日に連続で2回観た(昔の映画館のほとんどは現在のシネコンなどと違って入れ替え制ではなかったため、こういうことが可能だった)。レプリカントと呼ばれる、高い知性を持つ人造人間が発明された世界。過酷な労働や戦闘に従事させられていた彼らはしかし、徐々に感情が芽生え人間社会へ紛れ込もうとするようになる。ハリソン・フォードは、脱走レプリカントを抹殺する任務を負った警察の元専任捜査官(ブレードランナー)のデッカード役。友だちはうっとりと見とれていたが、私は敵対するレプリカント・バッティ役のルトガー・ハウアーに釘付けになった。
2020.9.30 【今週はこれを読め! エンタメ編】「フェロ店長」の魅惑の店〜町田そのこ『コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店』
テンダネス、うちの近所にも出店してください、店長込みで...!
2020.9.2 【今週はこれを読め! エンタメ編】個性がまぶしい女子寮小説『お庭番デイズ』が楽しい!
世界には不確定要素が多すぎる、とつくづく思う。
2020.7.25 作家の読書道 第219回:今村翔吾さん
2017年に『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』を刊行してデビュー、翌年『童神』(刊行時に『童の神』と改題)が角川春樹小説賞を受賞し、それが山田風太郎賞や直木賞の候補になり、そして2020年は『八本目の槍』で吉川英治文学新人賞を受賞と、快進撃を続ける今村翔吾さん。新たな時代小説の書き手として注目される今村さんは、いつ時代小説に魅せられ、何を読んできたのか? 軽快な語り口調でたっぷり語ってくださいました。
2020.7.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】"意外性の作家"の短篇集〜津村記久子『サキの忘れ物』
津村記久子さんって思っていたのとはちょっとイメージの違う作家かもしれない、と思ったのは「フェリシティの面接」という短編を読んだときだ。アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポアロの秘書であるミス・レモンが活躍する軽妙な作品で、『名探偵登場!』(筒井康隆他/講談社文庫)というアンソロジーに収録されている。津村作品といえば"職業小説(往々にしてパワハラあり)"という印象が強かったのだが、こんなミステリー絡みのしゃれた作品を書かれるとは思っていなかった(職業小説ではある)。「フェリシティの面接」は、読書好きの方でもあまりご存じでないような気がするので(Wikipediaの津村さんのページにも載っていなかった)、ぜひこちらもお手にとっていただけたら。
2020.4.17 東野圭吾さんの人気作、初の電子書籍化 在宅読者のために 出版7社から1作ずつ
作家の東野圭吾さん(62)の作品が初めて電子書籍化される。出版関係者によると、東野さんは「書店を守りたい」との意向が強く、これまで自身の作品の電子書籍化には慎重だったという。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって在宅者が増えたことや、書店の相次ぐ休業で書籍の購入も難しくなっていることから、東野さんの提案で出版7社から1作ずつに限って配信することが決まったという。
2020.2.25 【今週はこれを読め! SF編】福島、イラク、新疆ウイグル自治区......核をめぐる因縁が東京で交叉する
ワン・モア・ヌーク(核をもう一度)。
2020.2.9 夏目漱石の小説 12作品の自筆原稿が所在不明「文化遺産が…」
文豪 夏目漱石が書いた代表的な小説のうち半数にあたる12作品について、自筆原稿の所在が確認できなくなっていることが分かりました。調査を行った専門家は、自筆原稿は作品の成立過程をたどる貴重な資料だとして「かけがえのないものであり、大切に受け継いでいくことが必要だ」と指摘しています。
2020.2.5 【今週はこれを読め! エンタメ編】明るく前向きな気持ちになれる連作短編集〜凪良ゆう『わたしの美しい庭』
現在最も書店員から熱く支持される作家のひとりである凪良ゆうの新作。...というのが誇張でもなんでもないことを、私は先日実感した。
2020.1.15 芥川賞に古川さん「背高泡立草」 直木賞に川越さん「熱源」
第162回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞は古川真人さんの「背高泡立草」、直木賞は川越宗一さんの「熱源」が、それぞれ選ばれました。
2020.1.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】想像のななめ上を行く展開にびっくり〜町田そのこ『うつくしが丘の不幸の家』
『うつくしが丘の不幸の家』。果たしてどのような物語だろうか。「うつくしが丘」という地名は素敵な感じ、しかしより注目すべきは「不幸の家」というキーワードだろう→「不幸」というからには不幸なのだろう。...ということで、私が想像したのはイヤミスだった。
2019.10.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】確かな足元が崩れ落ちるリンドクヴィスト『ボーダー 二つの世界』
足元に確かにあったはずの地面がふっと消失し、無限の落下が始まる。
2019.10.15 【今週はこれを読め! SF編】異常な光景の描写と巧みなストーリーの背後に、アメリカの歪みや傷を映しだす
四つの中篇を収録した作品集。空想的要素の度合いとその扱いは、作品ごとに違っている。
2019.7.31 【今週はこれを読め! エンタメ編】〈ぐるフェス〉に集うさまざまな人生〜中澤日菜子『お願いおむらいす』
食の記憶が思い出と密接に結びついていることは多い。オムライスに関して言うなら、今となっては祖母が作ってくれたものが懐かしい。実はとびきりおいしいというものではなかったのだが(祖母は決して料理下手ではなかったけれども、玉ねぎを根気よく炒める根気には欠けていたように思う。カレーなども玉ねぎが生っぽいのがネックだった)。しかし家庭料理というものは、孫に「子どもが喜ぶような食べ物を作ってやりたい」という気持ちがあればそれで十分ともいえるのではないか。
2019.7.17 【今週はこれを読め! エンタメ編】「知る」喜びに満ちた音楽ミステリー〜藤谷治『綾峰音楽堂殺人事件』
本を読む醍醐味を何に求めるかはさまざまだと思うが、「知らなかったことを知る」を重視する人は多いだろう。本書においても、「知る」喜びは十二分に味わえる。大学教授や作家や音楽家や地方の名士といった登場人物たちの鬱屈を「知る」、クラシック音楽の素晴らしさを「知る」、地方行政あるいは市民運動の仕組みや問題点を「知る」...。そしてもちろん、謎に包まれた事件の真相を「知る」。
2019.6.20 集英社初のチャット小説アプリ「TanZak」誕生秘話--"1話目を読む"ハードルを下げる
集英社は6月20日、出版社初となるチャットノベル(小説)アプリ「TanZak(タンザク)」を公開した。LINEのようなテキストメッセージ形式にすることで、キャラクター同士の会話を"覗き見"するような感覚で、気軽に物語を楽しめることが特徴だ。「ONE PIECE」など週刊少年ジャンプの人気漫画のノベライズのほか、完全新作のオリジナル作品も用意する。
2019.4.27 作家の読書道 第205回:今村昌弘さん
2017年に鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』でデビューした今村昌弘さん。意表を突くクローズドサークルの設定が話題となり、年末の各ミステリランキングで1位になり、本格ミステリ大賞も受賞。第2作となる『魔眼の匣の殺人』も期待を裏切らない内容で、今後の活躍が楽しみな新鋭です。でも意外にも、昔からミステリ作家を目指していたわけではなかったのだとか。ではどんな本が好きだったのか、そして作家を目指したきっかけは?
2019.4.24 【今週はこれを読め! エンタメ編】松村栄子『僕はかぐや姫/至高聖所』が帰ってきた!
松村栄子という名前を聞いて胸をときめかせる読者のみなさんに、できればひとりでも多くの方々の目に、このレビューが触れることを願う。私たちが愛した「僕はかぐや姫」が、「至高聖所」が帰ってきましたよ!
2019.4.17 宮野真守が太宰作品の主演に決定!『人間失格』を原案とした劇場アニメ公開決定
太宰治の小説『人間失格』を原案にした劇場アニメ『HUMAN LOST 人間失格』が公開されることが明らかに。主演を宮野真守が務めるとあって、「太宰作品と宮野さんの組み合わせは気になる」「近未来SFって感じだけどどうなっちゃうの!?」と注目を集めている。
2019.4.2 【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで
酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。
2019.3.26 宮田昇氏が死去 元編集者
宮田 昇氏(みやた・のぼる=元編集者)3月14日、病気のため死去、90歳。告別式は近親者で行った。喪主は長男、ただし氏。
2019.3.23 作家の読書道 第204回:上田岳弘さん
デビュー作「太陽」の頃から、大きな時間の流れの中での人類の営みと、個々の人間の哀しみや郷愁を融合させた作品を発表し続け、『私の恋人』で三島由紀夫賞、そして今年『ニムロッド』で芥川賞を受賞した上田岳弘さん。5歳の頃から「本を書く人」になりたかった上田さんに影響を与えた本とは? 作家デビューを焦らなかった理由など、創作に対する姿勢も興味深いです。
2019.3.13 【今週はこれを読め! エンタメ編】高校生たちの日常の謎短編集〜青崎有吾『早朝始発の殺風景』
「青春ってきっと、気まずさでできた密室なんだ」。格言付きのカレンダーに加えてもらいたいような至言である。『早朝始発の殺風景』は、高校生たちがさまざまな状況で推理を繰り広げる連作短編集。前述のフレーズは最終話「三月四日、午後二時半の密室」に出てくるフレーズだが、きっと本書の登場人物たち全員の、いや、読者である私たちを含めた全員の感情をなぞったものであるに違いない。
2019.1.22 https://ddnavi.com/news/514263/a/
銀河帝国という設定は、物語の背景としては繰り返し描かれてきたが、それを前面に押しだした作品はさほど多くない。そもそも星間にまたがり、往来どころか通信にもままならない広大なエリアを、統一的な政治機構で統治するのはおよそナンセンスに思われる。多くの銀河帝国ものがスケール感に乏しく、未来の物語どころか、現代・近代以前の歴史の焼き直しに陥るのもしかたがない。
2018.12.30 「るすばん先生」児童文学作家・宮川ひろさん死去
「るすばん先生」などの作品で知られる児童文学作家の宮川ひろ(みやかわ・ひろ)さんが29日、老衰のため死去した。95歳。通夜は1月6日午後6時、葬儀・告別式は7日午前9時半、東京都品川区西五反田5の32の20、桐ケ谷斎場で。喪主は児童文学研究者で長男、健郎(たけお)氏。
2018.12.21 青春と読書
対談 米澤穂信×青崎有吾
2018.12.20 韓国の小説シェア、日本がトップ 東野圭吾らブームに
韓国最大規模の書籍チェーン「教保文庫」によると、2018年に販売した小説のうち日本人作家のシェアが31%を占め、韓国の小説(29.9%)を初めて上回った。書籍全体のベストセラー10位以内に薬丸岳「誓約」や、東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」などミステリー小説が入った。
2018.12.19 【今週はこれを読め! エンタメ編】いつかの私たちのことを描くアリス・マンロー『ピアノ・レッスン』
人生にはさまざまな瞬間がある。"これはめったにない経験でいつまでも覚えているだろう"と思うような瞬間はたまにある(子どもを出産したときや親を亡くしたときなど)。また、記憶に残るか残らないかなどということを考えもしないような、ただ過ぎていくように思われるだけの瞬間(人生は概ねこれの積み重ねであろう)。
2018.11.29 ホラー小説大賞2作品、次回から刷新
日本ホラー小説大賞は、次回から横溝正史ミステリ大賞と統合され、「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」へとリニューアルする。多彩な作品を生みだし、ホラーというジャンルを切りひらいてきたこの賞を締めくくる第25回は、初めて2作が大賞となった。古代エジプトの呪いにまつわる福士俊哉さん(58)の『黒いピラミッド』(KADOKAWA)と、読者賞とのダブル受賞となった秋竹サラダさん(26)の学園ホラー『祭火小夜の後悔』(同)。2作の刊行を機に、年齢も作風も対照的な2人の著者に話を聞いた。
2018.9.22 作家の読書道 第198回:久保寺健彦さん
7年ぶりの長篇『青少年のための小説入門』が話題となっている久保寺健彦さん。この新作小説にはさまざまな実在の名作が登場、久保寺さんご自身の読書遍歴も投影されているのでは? 聞けばやはり、幼い頃から本の虫だったようで――。
2018.9.12 【今週はこれを読め! エンタメ編】甲子園復活に尽くした人々の物語〜須賀しのぶ『夏空白花』
この夏、いわゆる夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)は第100回を迎えた。しかし、前身である全国中等学校優勝野球大会から数えると今年は104年目。この事実が示すものがピンとこない若者たちは、幸せだといえるだろう。戦中や戦後間もなくの不自由さを実際に経験していないのはもちろん、祖父母や両親たちから戦争中の話を折り入って聞く機会も少なければ日常生活において傷痍軍人や戦争孤児を見かける場面もない平和な時代に育った証しである。なぜ大会の回数と年数にずれがあるのか、それは太平洋戦争によって中断していた時期があったからだ。
2018.8.25 作家の読書道 第197回:小野寺史宜さん
2006年に短篇「裏へ走り蹴り込め」でオール讀物新人賞、2008年に『ROCKER』でポプラ社小説大賞優秀賞を受賞してデビューした小野寺史宜さん。「みつばの郵便屋さん」シリーズなどで人気を得、今年は孤独な青年と人々とのつながりを描く『ひと』が話題となった小野寺さん、実は小学生の頃から作家になることを意識していたのだとか。その背景には、どんな読書遍歴があったのでしょう?
2018.8.16 【書評】『名もなき王国』倉数茂 - 横丁カフェ
倉数茂さんの処女作『黒揚羽の夏』は、推理小説や幻想小説等の要素が取り入れられた、斬新且つノスタルジーに溢れた素晴しい作品だった。以来、著者の描く現実と虚実の入り乱れた独特の世界感に魅了され、新刊が刊行される度に明り取りの窓から朝陽が射し込むまで、つい夢中になって耽読してしまう。
2018.6.5 【今週はこれを読め! SF編】大きくうねる戦局のなか、不可解な状況にさらされる兵士たち
《航空宇宙軍史》は谷甲州のライフワークともいえる長大な連作だ。軍事組織「航空宇宙軍」を擁する地球側と外惑星連合との緊張は外惑星動乱のかたちで堰を切る。日本SF大賞を受賞した『コロンビア・ゼロ』は、第二次外惑星動乱の勃発に至る経緯を描いていた。本書『工作鑑間宮の戦争』は、それにつづく時期の物語として、六篇のエピソードを収録している。
2018.5.25 中毒性にハマる人続出!? 初心者でも読みやすい警察小説5作品を厳選
パズルのピースがピタッと合うときのような快感が病みつきになる警察小説。原作がドラマ化・映画化されることが多く、それだけ人気が高く、裾野の広いジャンルであると言えるだろう。本稿では、警察小説ビギナーに向けて全シリーズ一気読みしたくなるほど中毒性の高いおすすめ作品をご紹介したい。
2018.5.1 独占インタビュー「ラノベの素」 北条新九郎先生『常敗将軍、また敗れる』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年5月1日にHJ文庫より『常敗将軍、また敗れる』が発売された北条新九郎先生です。第11回HJ文庫大賞にて「大賞」を同作で受賞し、満を持してデビューされます。気になる「大賞」受賞作の内容はもちろん、規格外の主人公や「敗北」に込められた意味など作品の魅力について、お話をお聞きしました。
2018.4.23 徳島文学協会 が「徳島文學」創刊 小説の書き手の養成目指す
郷土の文芸発展に向けて昨年5月に発足した徳島文学協会が「徳島文學(ぶんがく)」=写真=を創刊した。小説の書き手の養成を目指した新たな文学運動と位置付け、創刊号には県内在住の会員や、ゆかりの作家による小説11編のほか、短歌、俳句などを収録。今後、年1回の発行を予定している。
2018.4.17 小説もエッセイも笑って泣ける感動作揃い! 西加奈子おすすめ12作品
直木賞作家・西加奈子待望の短編集『おまじない』(筑摩書房)が2018年3月2日に出版される。自身も関西で育ち、人情や愛憎の色濃い関西を舞台としたものが多い作品の数々には、引き込まれるように笑って読み進めながらも、クライマックスで人々の深い愛情に触れ、思わず涙するものも多い。本ページでは、そんな中からおすすめ作品の魅力をぎゅっと絞って紹介したい。
2018.3.27 国際アンデルセン賞:児童文学「魔女の宅急便」作者・角野さんに
「魔女の宅急便」などで知られる児童文学作家の角野栄子さん(83)が26日、「児童文学のノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞の作家賞に選ばれた。日本人の作家賞受賞は1994年のまど・みちおさん、2014年の上橋(うえはし)菜穂子さんに次ぎ3人目。画家賞を含めると5人目となる。
2018.2.26 1000万部級のヒットも:新たに開けた「小説×世界」のマーケット 講談社の挑戦
出版業界が長い不況に苦しんでいる。
2018.2.10 石牟礼道子さん死去 水俣病を描いた小説「苦海浄土」
水俣病患者の苦しみや祈りを共感をこめて描いた小説「苦海浄土」で知られる作家の石牟礼道子(いしむれ・みちこ)さんが10日午前3時14分、パーキンソン病による急性増悪のため熊本市の介護施設で死去した。90歳だった。葬儀は近親者のみで執り行う。喪主は長男道生(みちお)さん。
2018.2.8 『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀
ついにこの本をご紹介できるときがきました。2017年に発売された文芸書のなかで私が最も太鼓判を押す、おすすめの書籍。佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』です。
2018.1.25 【エンタメ小説月評】「不要な物」が織りなす幻想譚
片付けが苦手な人は、物を捨てることが不得手だ。自らを省みて、つくづくそう思う。いつか再読すると棚に置いたままの本や、何かに役立つと死蔵した資料の何と多いことか。不要な物に愛着を持ってしまうのは、始末に負えない性分だ。
2018.1.10 児童文学作家の森山京さんが死去 「きつねの子」シリーズなど
森山京さん(もりやま・みやこ=児童文学作家)7日、脳出血のため死去、88歳。
2017.12.19 【今週はこれを読め! SF編】増殖し書き換えられる世界。存在は消えても記憶は残る。
第五回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。この欄で前回とりあげた津久井五月『コルヌトピア』と同時受賞だが、選考委員の選評を読むかぎりでは『構造素子』のほうがじゃっかん高く評価されているようだ。選考委員四人のうち東浩紀、小川一水、神林長平の三氏は小説家----それもロジックを積みあげるような作品を得意とする----であり、この作品の内容や構成により踏みこめたのだろう。
2017.12.11 第7回 本屋が選ぶ時代小説大賞発表!
「 オール讀物2017年12月号 」より転載
2017.11.6 豚肉の部位になぞらえた『肉小説集』の次は、旨さあふれる「鶏」小説! 『和菓子のアン』でおなじみ、坂木司の最新刊
本書は、人気シリーズ『和菓子のアン』でもおなじみ、〝日常の謎〟の名手・坂木司さん、待望の最新刊。各世代が抱える悩みを豚肉の部位になぞらえた『肉小説集』(この9月に文庫化)に続いて、今回のテーマ(?)は、鶏=鶏料理。とはいえ、そこはひとすじなわではいかない坂木さん。はたしてその内容とは――?
2017.9.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】犯罪小説マニアの至宝が帰ってきた!〜『ゴーストマン 消滅遊戯』
──ロジャー・ホッブズ『ゴーストマン 時限紙幣』は、二十一世紀に入って書かれた犯罪小説の十指に入る傑作である。
2017.9.5 すばる文学賞に山岡ミヤさん
第41回すばる文学賞(集英社主催)は5日、神奈川県在住の山岡ミヤさん(31)の「光点」に決まった。
2017.7.31 落ちこぼれ小隊と教官が世界を救う『空戦魔導士候補生の教官』完結!「終わってしまうなんて信じたくない」と悲しみの声続出
"魔甲蟲"と呼ばれる敵と、魔力を持つ主人公たちが戦う人気ライトノベル『空戦魔導士候補生の教官』が、2017年7月20日(木)に配信された13巻で本編完結を迎えた。熱いバトルや魅力的なキャラクター造形で多くのファンを生み出した作品とあり、「もう終わってしまうなんて信じたくない!」「ドキドキさせてくれて有難う… とにかく大好きな小説だった(泣)」と大反響が上がっている。
2017.7.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】感動のシリーズ最終巻〜須賀しのぶ『夏は終わらない』
サブタイトルは「夏は終わらない」。イヤよ、終わって! 暑いの苦手なの! ...いや、高校球児だって暑いのがきらいな子もいるよな。それでも彼らはできる限り長く、地区大会で、甲子園で、野球をやっていたいんだよな...。と、野球を愛する若者たちの心に触れた気になる(だからといって、涼しくはならないが)。
2017.6.22 宮部みゆき、辻村深月…超人気作家5名が2年の歳月をかけて"つないだ"ミステリーアンソロジー『宮辻薬東宮』
人気作家たちが約2年の歳月をかけて完成させた全編書き下ろしの"リレーミステリーアンソロジー"『宮辻薬東宮』(講談社)が6月20日、発売された。
2017.5.30 『キミスイ』文庫化&映画化決定! "住野よる"作品が若者の心を掴むワケとは?
今もっとも注目されている若手作家といえば、真っ先に住野よる氏の名が挙げられるだろう。
2017.5.23 本の記事 : 小説も料理も適量って難しい 柚木麻子「BUTTER」 - 中村真理子
作家、柚木麻子さんの新刊『BUTTER(バター)』(新潮社)は、首都圏連続不審死事件をモチーフにした長編小説だ。法廷やブログで被告が見せた欲望を抑えない生き方は、世の女性たちを戸惑わせた。「被害者の家族や周りの女性が気になって書き始めた」という。
2017.5.17 作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道
作家の読書道 第183回:芦沢央さん
2017.4.29 春の叙勲4080人受章…小説家佐藤愛子さんら
政府は29日付で、2017年春の叙勲受章者4080人(うち女性398人)を発表した。
2017.4.3 ラノベ選びのポイントは表紙と帯?ライトノベルの流行を読み取るマーケティング創作術
「年間約2200冊」。これは昨年に出版されたライトノベル(文庫本、単行本)の刊行数だ。
2017.3.15 作家の読書道 第181回:岡崎琢磨さん
デビュー作『珈琲店タレーランの事件簿』が現在第5巻まで刊行される人気シリーズとなっている岡崎琢磨さん。ノンシリーズ作品も順調に刊行され、作風を広げている注目の若手ですが、実は大学時代まで音楽の道を志していたのだそう。そんな岡崎さんが作家を目指すまで、そして作家になってから読んできた本とは?
2017.3.13 窪美澄最新作!「大切な人の死を忘れられない男」と「恋の仕方を知らない女」は、"最悪の出会い"から次第に惹かれあう…
全国から桜のたよりが届く頃、今年は書店の店頭にも美しい花が咲く。窪美澄さんの待望の新作長編『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)の表紙にはやわらかな青空をバックに花が美しく咲き誇り、結婚式の愛の宣誓を引用したタイトルと共に「幸せなはじまりの予感」をふわりと心に届ける。
2017.3.13 長瀬智也主演、池井戸潤『空飛ぶタイヤ』映画化に期待の声続々!「これは絶対見たい」
池井戸潤の小説『空飛ぶタイヤ』がTOKIO・長瀬智也主演で映画化されることが決定した。これには「読みやすくて最後はスカッとする内容だったから映画化楽しみ!」「池井戸さん原作で長瀬くん主演!? これは絶対見たい」と期待が寄せられている。
2017.3.10 小川未明文学賞 大賞に槿さん 蝶を介した交流描く
上越市出身の児童文学作家・小川未明にちなんだ創作童話コンクール「第25回小川未明文学賞」(上越市など主催)の受賞作が決まった。
2017.3.1 作家の林京子さん死去 原爆文学の傑作「祭りの場」
「祭りの場」をはじめ、原爆文学の傑作を世に送り出し、「8月9日の語り部」とも呼ばれた作家の林京子(はやし・きょうこ、本名宮崎京子〈みやざき・きょうこ〉)さんが2月19日、死去した。86歳だった。葬儀は近親者で行った。
2017.2.17 ディック・ブルーナさん死去 89歳「ミッフィー」作家
うさぎのミッフィー(うさこちゃん)で知られるオランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが16日、故郷の中部ユトレヒトで老衰で死去した。89歳だった。発表したオランダの出版社によると、自宅でやすらかに息を引き取ったという。
2017.2.14 又吉直樹さんの小説「火花」が映画化へ
お笑い芸人、又吉直樹さんのデビュー作で、単行本の発行部数が250万部を超えている小説「火花」が映画化されることになりました。
2017.2.8 【今週はこれを読め! エンタメ編】気鋭・渡辺優の短編集『自由なサメと人間たちの夢』にノックアウト!
昨今のサメのクローズアップぶりって何なの? 動物番組でもしょっちゅう取り上げられてるし、いつだったかテレビ東京でやってるお昼の映画枠でサメものに力を入れてたことがあって今週もサメ来週もサメみたいな月があったと記憶している。
2017.1.22 藤沢周平の小説草稿発見 一茶を題材、「遊びの精神」も
「たそがれ清兵衛」「蟬(せみ)しぐれ」などで知られる時代小説作家で、今月26日に没後20年を迎える藤沢周平(1927~97)の未発表小説の草稿が見つかった。
2017.1.3 あなたが余命を宣告されたらどうしますか? 「死を肯定する医者」と「生に賭ける医者」を描く本格派医療小説
もし今、あなたが余命を宣告されたとしたら、どうするだろうか? できる限りの治療をして少しでも長く生きようとするか、死を受け入れて残り少ない命、「どう過ごすか」を大切にするか。その人の状況、年齢、考え方によって大きく変わってくるだろう。その選択に、正解はないのだ。
2016.12.28 "遊び"に人生をかける"怪物"たち! 岸田繁(くるり)、前田敦子、綿矢りさを魅了した犬童一心の初小説『我が名は、カモン』
「ジョゼと虎と魚たち」、「のぼうの城」など数々の名作映画を手がけた映画監督・犬童一心の初小説『我が名は、カモン』が2016年12月20日(火)に発売された。
2016.12.8 「朽ち果てるまで」その真意を知ったとき、鳥肌が止まらなくなる……!「恐怖」と「究極の恋愛」が融合した新しいホラー小説が登場
第23回日本ホラー小説大賞「優秀賞」を受賞した『きみといたい、朽ち果てるまで 絶望の街イタギリ』(坊木椎哉/KADOKAWA)は、どこかつかみきれない「恐怖」と、少年と少女の「究極の恋愛」を見事に融合させた「今までにない」ホラー小説だった。
2016.12.6 『サラバ!』を経て、見えてきた新たな世界――。又吉直樹 ×西 加奈子『i(アイ)』刊行記念対談【前編】
直木賞受賞作『サラバ!』から2年。問い続けた末に生まれてきた新作『i(アイ)』は、"今"という時代に生きる意味を突きつけてくる一冊だ。
2016.12.6 【今週はこれを読め! SF編】SF作家のイマジネーションとAI研究の最新知見が出会う
人工知能学会はこれまでも学会誌に日本SF作家クラブ会員のショートショートを掲載するなどSFへの理解・関心を示してきたが、本書はさらに一歩踏みこんだ画期的な企画だ。
2016.11.29 内容明かされず、発売前から話題騒然! ピース又吉の言葉がヒント?『サラバ!』から2年、西加奈子最新作『i』
"「アイ」=一人称の「I」? 主人公の名前?""「アイ」=虚数の「i」のこと? 数学の話?""「アイ」=親の「愛」""出生の秘密""恋の話をしない親友女子二人"……刊行のひと月以上前からオープンしていた特設サイトには、物語を形づくる粒子のような言葉たちだけが、明滅を繰り返している。
2016.11.5 5年前の小説が、口コミで広がり大反響! 死んでしまった後、モノになって大切な人と再び会えるなら――。あなたは、どうしますか?
口コミから火がつき、じわじわと話題になっている『とりつくしま』(東直子/ちくま文庫)。本作は、「大好きな人に今すぐ会いたくなる本No.1!」というくらい「号泣した」「こんな夢中になれる本があったなんて知らなかった!」「大切な人たちひとりひとりの顔を思い出し、温かい気持ちになった」と反響を呼び、2カ月で8.3万部の重版がかかったほどだ。
2016.10.31 山本一力さん、落語小説集「芝浜」刊行 より細やかに江戸の心情
時代小説の名手、山本一力さん(68)が、落語小説集『芝浜』(小学館)を刊行した。
2016.10.19 【今週はこれを読め! エンタメ編】古都に暮らす三姉妹の日々〜綿矢りさ『手のひらの京』
京都府出身の(「京都市出身」というのは抵抗がおありであるらしい)国際日本文化研究センター教授・井上章一氏の『京都ぎらい』が話題になったのは1年ほど前のことだっただろうか。
2016.10.11 【今週はこれを読め! SF編】日常のすぐ隣、睡眠のわずか手前、半現実の領域
グラビンスキは1910年代末から作品を発表しはじめ36年に亡くなったポーランドの作家で、その作品はポーやラヴクラフトを引きあいに評価されている。
2016.9.21 船橋描いた小説を映画化 「きらきら眼鏡」
船橋市出身・在住の作家森沢明夫さん(47)が地元を舞台に描いた小説「きらきら眼鏡」が映画化され、二〇一八年夏に公開される。
2016.9.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】ヘレン・マクロイ『ささやく真実』の忘れがたい登場人物
ヘレン・マクロイ翻訳のペースが一段と加速している。
2016.8.25 【エンタメ小説月評】つらい記憶と共に生きる
つらい記憶を過去のものだと葬り去り、今を生きていけるのであれば、人生はどれだけ楽なものになるだろうか。
2016.8.11 恋人の死へのカウントダウンが「見える」僕。「人を愛する」意味をもう一度思い出させてくれる、青春恋愛小説が登場
ヒロインの名前は「美雨(みう)」。その名前のように、美しい雨のような繊細な涙を流せる、切なさと情感あふれる恋愛小説『僕はまた、君にさよならの数を見る』(霧友正規/KADOKAWA)が発売される。
2016.8.4 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に次ぐ、切ない運命に涙があふれる!「あやかし」と「人間」が織りなす恋愛小説が「泣ける」「胸きゅん」と大反響! 重版出来!
あやかしと人間の恋愛模様を描いた、切なくて心温まる小説がある。泣けると大反響のライト文芸『あやかし恋古書店~僕はきみに何度でもめぐり逢う~(TO文庫)』(蒼井紬希/TOブックス)だ。
2016.8.1 「読書好きからしたらすごく憧れる!!」全国の書店1,000店舗にあなたのおすすめ本を並べられるかも!?
2016年7月18日(月)より、課題図書として指定された本へのベストレビューを決める企画「レビュアー大賞」が開催されている。
2016.7.26 小説を投稿してAI分析できるサイト「ツギクル」ベータ版がオープン
ツギクル株式会社は26日、小説を投稿できるウェブサイト「ツギクル」のベータ版サイトをオープンし、作品の登録受付を開始した。正式オープンは今秋ごろの予定で、投稿や閲覧など、すべての機能が無料で利用できる。
2016.7.11 日本文学に海外文学、哲学……講義を通じて、文学の世界にどっぷり浸れる体験入学って?
みなさんはいつも友だちと遊んだり、ゴロゴロしながらテレビを見たり、楽しみがたくさんあると思いますが、じっと座って本を読むのは苦手、という人も多いかもしれません。でも、実は読書にはいろいろな効果があるといわれています。
2016.6.28 書評:ジャックはここで飲んでいる/と、彼女は言った [著]片岡義男 - 大竹昭子(作家)
■人生は、自分の外側にある
2016.6.23 【エンタメ小説月評】神はどこにいるのか
なあ、君の人生はそれでよかったのかい? 東山彰良『罪の終わり』(新潮社)を読み終えた時、主人公のナサニエル・ヘイレンにそう問いかけたくなったのは、彼の人生は誰のためにあったのか、と思ったからだった。
2016.6.12 ラノベとエンタメの間、ライト文芸が進化中!
"中間小説"と言えば、純文学と大衆文学の中間にある娯楽小説のこと。ところが最近は、ライトノベルとエンタメの中間を指すと聞かされて驚いた――という話を目黒考二氏のコラムで読んで驚いた。ええっ、いつの間にそんなことに!?
2016.6.9 とっとり文学賞に「熱帯に降る雨」 古林邦和さん輝く
第3回とっとり文学賞(新日本海新聞社・政経レポート主催、中央印刷特別協賛)の最終審査会が8日までに鳥取市内で開かれ、最優秀の文学賞は古林邦和さん(69)=倉吉市=の小説「熱帯に降る雨」に決まった。
2016.6.7 【今週はこれを読め! SF編】竜の神話と生物学のロジック、篠田節子のサイエンス・フィクション
篠田節子はこれまでも、毒性を有する変異カイコが猛威をふるう『絹の変容』、新種日本脳炎を媒介する軟体動物が蔓延る『夏の災厄』と、描線がくっきりとしたパニックSFを送りだしてきた。『竜と流木』はそれらにつづく最新作である。人間に仇なす生物の量感でみれば、こんかいはほとんど怪獣小説といってよい。
2016.6.7 ディストピア小説、受けるワケ 「若者が自決広める扇動」「男が人工子宮で出産」
新聞や雑誌の文芸批評で、「ディストピア小説」と呼ばれるジャンルが注目されている。
2016.5.31 書評:大きな鳥にさらわれないよう [著]川上弘美 - 蜂飼耳(詩人・作家)
■未来の人類、揺らぎに共鳴
2016.5.25 【今週はこれを読め! エンタメ編】田中慎弥の掌劇場完結!『炎と苗木』
"紀元前・紀元後"のような区切りが芥川賞の歴史においてもある気がする。おそらく年配の読者の方々にとっては"石原慎太郎前・石原慎太郎後"などは大きな転換点だったのではないだろうか。個人的に特に顕著だったと感じるのは2例。ひとつは"綿谷りさ金原ひとみ前・綿谷りさ金原ひとみ後"。芥川賞への注目度が飛躍的にアップするきっかけとなった受賞風景だったと思う。もうひとつの転換点が"田中慎弥前・田中慎弥後"だ。
2016.5.4 【今週はこれを読め! SF編】疑似科学を支点に、人間性が揺れ世界が軋む
宮内悠介の連作《疑似科学》シリーズが一冊にまとまった。扱われる「題材」はさまざまだが。それぞれの疑似科学は積極的な否定も肯定もされず、その渦中や周囲でおこるできごとのうちに人間性の軋みや哀しみ、不可解な感情や感覚が描きだされる。
2016.4.21 「ケータイ小説は終わった」なんて大間違い! 今も16万部のヒットを生み出すスターツ出版に聞く
Yoshiの『Deep Love』がヒットしたのが2002年、美嘉の『恋空』書籍化が2006年。Wikipediaにはケータイ小説の「ブームは終わった」と書かれている。たしかにかつてのように100万部、200万部クラスの作品はなくなった。
2016.4.19 【今週はこれを読め! SF編】さもしい世界を掃除してやろう! きょうからぼくもプーカ人!
ラファティ! 大好き! ラファティみたいな作家はラファティしかおらず、ラファティにかぶれたファンは「ラファティ凄い、ワン・アンド・オンリー!」「孤高の天才!」「始原にして至高の語り手!」と踊りまわる。ちょっと落ちつこうか、オレ。
2016.4.12 【今週はこれを読め! SF編】自己だけの世界が幻想する、はじまりの場所としての黄金郷
大量情報の制御によってひとの人生すら叙述可能となった未来を前提に、あらためて"死後の世界"の意味を問い直す力作『ニルヤの島』で、ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞してデビューした俊英、柴田勝家が待望の第二作を書きあげた。
2016.3.21 ゼロの使い魔:人気ラノベ生み出した亡き作者の魅力 初代担当に聞く 新作者はどんな人?
2013年に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(MF文庫J)が人気だ。
2016.3.18 「予告だけで泣けてしまうのだが」 岩田剛典&高畑充希主演映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」に期待大!
映像化が相次ぐ作家・有川浩(ありかわ ひろ)の累計80万部突破の恋愛小説『植物図鑑』が、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」とのタイトルで実写映画化、2016年6月4日(土)より公開される。
2016.3.16 誰からも愛された正岡子規と夏目漱石の友情とは? 子規の一生を描いた、さわやかで、心揺さぶられる青春小説
「白球を追いかけるあの人は、誰からも愛される人でした――」
2016.2.29 Web小説は新たな時代に突入!小説投稿サイト「カクヨム」が正式オープン!
株式会社KADOKAWAと株式会社はてなが共同で開発する新しい小説投稿サイト「カクヨム」が、本日、正式オープンした。
2016.2.24 田辺聖子文学館:永遠の文学少女の世界を 書斎も再現 東大阪
近鉄奈良線の河内小阪駅(東大阪市)から徒歩数分。
2016.2.23 エロゲも登場「ラノベ」で総務省が18歳選挙PR 「親しみやすい」「いやどうかしてる」と賛否両論
総務省が、テレビアニメにもなった萌え系ライトノベルのヒロインを起用して18歳選挙のキャンペーンをしていることに、賛否両論の意見が出ている。
2016.2.22 図書館で話題の"読書通帳" 開発元インタビューでみえた"図書館"のあり方
人と本が集まる空間で最近ちょっとした変化を感じる。
2016.2.5 ラノベに満足できなくなった男達へ―― 狂気にも似たピュアな探究心が、世界を、魔法を変える!
テーマは、格好いい大人の生き様――。新創刊を迎えた小説レーベル「ノベルゼロ」が送り出すものは、いつか憧れた揺るぎないヒーロー像とハードな人間ドラマだ。
2016.1.26 誕生から30年を迎える『かいけつゾロリ』の魅力とは!?
Twitter上で現在、「#あなたの大好きな児童文学教えてください」というハッシュタグが賑わっている。
2016.1.21 『俺氏、異世界学園で「女子トイレの神」になる。』発売前から話題だった電撃文庫の衝撃作をレビュー!!
周防ツカサ先生が執筆する電撃文庫『俺氏、異世界学園で「女子トイレの神」になる。』の紹介記事をお届けします。
2016.1.18 一気読み必死の医療サスペンス! 増刷が止まらない大ヒット小説『仮面病棟』とは?
いま、現役医師による密室ミステリーが、セールスシーンを席巻しているのをご存じだろうか。
2016.1.9 まるで少女マンガ! 甘くて胸キュンの青春恋愛小説『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』
少女マンガのような青春小説を読みたい方に、ぜひともオススメしたい小説がある。『ケーキ王子の名推理(スペシャリテ)』(七月隆文/新潮社)は、度々重版が掛かっている今話題のライト文芸だ。
2016.1.6 伊坂幸太郎ワールド全開!ちょっと間抜けな裏稼業コンビの友情ストーリー
掛け違えられたボタンのように、ひとつ現実をずらすだけで、目の前の景色がたちまち間抜けに見えてしまうことがある。
2016.1.2 [2016年ラノベ市場展望]ネット発小説の拡大続く 紙書籍と「住み分け」
出版不況の中で唯一の"成長分野"とされる、若者向けのイラスト付き小説「ライトノベル」も、2年連続減の約225億円(出版科学年報調べ)となり、縮小傾向だ。
2015.12.11 【カクヨム・作家インタビュー企画】 VS 入江君人先生
【カクヨム・作家インタビュー企画とは】
2015.12.10 WEB小説の登場で新たな動き!? このラノ編集部に聞く、新人賞の過去、未来!
近年、出版不況と言われる中でも、比較的好調と言われてきたライトノベル。
2015.11.20 きらら熱烈インタビュー 第127回 翔田 寛 さん
謎が解き明かされていく道筋が一本道だとつまらない。何度もどんでん返しが起こって、最後に意外な結末にしました。
2015.11.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】ハメットの文体史をたどる作品集『チューリップ』
ハードボイルドと呼ばれる表現の形式には一応通史がある。
2015.11.12 デビューからわずか1年 ミステリー界に新たな巨匠候補が誕生!!
下村敦史氏は2014年に江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビューを果たした。
2015.11.2 【今週はこれを読め! ミステリー編】ルメートルのピカレスク・ロマン『天国でまた会おう』
2015年は単行本の文庫化も含めれば3作ものピエール・ルメートル作品が刊行された。
2015.10.28 3部門で正賞 第68回 県文学賞 3日に表彰式
福島民報社と福島県が主催し、県教委が共催する第68回県文学賞の受賞者が27日決まった。
2015.10.23 暮らしのスペシャリストと選ぶ新しい文学賞―第2回「暮らしの小説大賞」受賞発表会レポート
2015年10月9日(金)に、都内で第2回「暮らしの小説大賞」の受賞発表会が行われた。「暮らしの小説大賞」とは、"暮らし"と"小説"をつなぐ存在になるべく、選考委員に暮らしのスペシャリストを迎え、2013年6月からスタートした新しい文学賞だ。
2015.10.21 作家の読書道 第165回:羽田圭介さん
この7月に『スクラップ・アンド・ビルド』で見事芥川賞を受賞した羽田圭介さん。そのぶっちゃけすぎる言動でも今や注目を浴びる存在に。そんな羽田さんに影響を与えた小説、作家を目指したきっかけ、そして高校生でデビューしてから現在に至るまでの道のりとは?
2015.10.5 見た目は女子高生? 空気が読めない? キュートな天才女医が巻き起こす、新感覚医療ミステリー!
医者には、探偵のような観察眼や推理眼が求められる。患者の話を聞いたうえで、検査をし、可能性のある病気を絞り込んで、診断を下す。
2015.9.29 電撃文庫『フェイクゲーム 未来強奪』は予知能力者同士による手に汗握る決死の頭脳戦!
岩関昂道先生が執筆する電撃文庫『フェイクゲーム 未来強奪』の紹介記事をお届けします。
2015.9.25 【記者ノート】星新一の父もSF小説
SF小説の大家の父が書いた小説もまた、SFだった。
2015.9.24 書評:冥途あり [著]長野まゆみ 出来事の残響 [著]村上陽子 - 中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
■妙なる小世界、原爆の記憶
2015.9.18 きらら熱烈インタビュー 第125回 古内一絵さん
人間が死ぬ前に本当に残したいものは、財産でも名誉でもなく、その人の記憶なんだと思いました。
2015.9.1 【今週はこれを読め! SF編】藤井太洋が見つめるテロ多発の地平、長谷敏司が描く虚栄の英雄伝説
伊藤計劃は『虐殺器官』『ハーモニー』の二長篇で日本SFにエポックを画し、これからアニメ化も控えている、いまなお旬の作家だ。
2015.7.8 電子文芸誌『小説屋sari-sari』が、今アツい"キャラクター小説"へとリニューアル!
『小説屋sari-sari』。"sari-sari"とはタガログ語で"何でもあり"という意味。
2015.7.7 『シニガミライジング』は武闘派の鬼と頭脳派の少年コンビにグッとくる異能バトル!【電撃文庫新作紹介】
優木カズヒロ先生が執筆する電撃文庫『シニガミライジング』の紹介記事をお届けします。
2015.7.2 デジタルサイネージから電子書籍配信「ぽん棚」 画面が書店の"本棚"に
デジタルサイネージ「ぽん棚」からスマートフォンやタブレットに電子書籍を配信するサービスを、DNPなどが年内に開始する。
2015.6.16 アニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」放送決定!アニメ界の"奇才チーム"が乱歩に挑む
数々の名作を世に生み落とし、今なお多くの読者を魅了する日本推理小説界の巨匠・江戸川乱歩。同氏の没後50年作品として、アニメ界における"奇才チーム"岸誠二(監督)×上江洲 誠(シリーズ構成・脚本)×Lerche(制作)が乱歩ワールドである「耽美・奇怪・幻想」に挑んだ! 乱歩の世界観を表現したオリジナルTVアニメーション「乱歩奇譚 Game of Laplace」が、2015年7月2日(木)より放送開始となる。
2015.6.10 アラフォー世代の心を打つ!「俺の暮らしはどうなるんだ…」小説 【第2回「暮らしの小説大賞」受賞作が決定!】
〈暮らし〉と〈小説〉をつなぐ新しい架け橋、「暮らしの小説大賞」
2015.5.26 こと葉さん(倉吉)輝く とっとり文学賞
「第2回とっとり文学賞」(新日本海新聞社、政経レポート主催、中央印刷特別協賛)の最終審査会が25日までに、鳥取市内で開かれ、倉吉市のこと葉さん(35)の小説「アウトサイダー」が文学賞に決まった。
2015.5.15 『不思議の国のアリス』150周年で関連書が続々! 注目は佐々木マキが挿絵のポップな新訳版
坂本龍馬が薩長同盟実現のために東奔西走し、新選組がその名を天下に轟かせていた1865年。
2015.5.14 初の警察小説 藤井太洋さん
IT業界の闇 「ビッグデータ・コネクト」
2015.5.13 谷川俊太郎さん オタクな素顔 ひたすら好きな家電の話をする「詩の話より面白いなあ」
「谷川俊太郎さんってオタクなんだよね」
2015.5.7 ジャンプ作品スピンオフとオリジナル小説で注目度急上昇!「JUMP j BOOKS」
「ジャンプ×小説のBOOKSが織り成す∞のエンタテインメント!」を謳う集英社のJUMP j BOOKSは、これまでに数多くのジャンプ連載作品のノベライズやオリジナル小説を刊行してきたライトノベル系の新書レーベル。
2015.5.7 小説とラノベを分けるのはナンセンス!? 人気の「キャラ文芸」とは何か?【識者解説】
「ライト文芸」「キャラ文芸」と呼ばれるエンタメ小説のレーベルが次々と創刊されている。これは「ライトノベル」や一般文芸のエンタメ小説といったいどこが違うのか? そんな基本的なことから、このジャンルが注目されている理由、今後の展開についてまで、『ライトノベルから見た少女/少年小説史』の著者で辰巳出版が2月に創刊したライト文芸レーベル「T-LINEノベルズ」の監修も務める大橋崇行さんに聞いた。
2015.4.27 『女性作家が選ぶ太宰治/男性作家が選ぶ太宰治』 太宰治著 評・本谷有希子(作家・劇作家)
異色の仕掛け、緊張感
2015.4.17 女性映画監督 文才も発揮
「自分の作品」確実に言える 西川美和さんが新刊
2015.4.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】江戸と超常現象が共存する西條奈加『睦月童』
どんなに好きな分野でも、たいていの人には手薄な範囲というものがあるのではないだろうか。
2015.3.24 本に関するネタサイト「ぶくまる」オープン、電子書籍ストア運営会社が"読書離れ"対策
電子書籍ストア「BookLive!」を運営する株式会社BookLiveが24日、本にまつわる情報サイト「ぶくまる」を正式オープンした。
2015.3.20 きらら熱烈インタビュー 第119回 彩藤アザミさん
デビュー作を置いていただいている全国の書店のみなさんに、「ありがとうございます」とお伝えしたいです。
2015.3.20 きらら著者インタビュー 第119回 彩藤アザミさん
デビュー作を置いていただいている全国の書店のみなさんに、「ありがとうございます」とお伝えしたいです。
2015.2.20 きらら熱烈インタビュー 第118回 柴崎竜人 さん
大人になっても孤独であることに変わりはない。大人の孤独を癒せる方法を、この小説で提示しました。
2015.2.19 著者インタビュー -伊坂 幸太郎さん「火星に住むつもりかい?」
密告、連行、苛烈な取り調べ。「平和を守るため」に暴走する公権力、逃げ場のない世界。しかし、我々はこの社会で生きて行くしかない。孤独なヒーローに希望を託して-- 。伊坂幸太郎さん待望の最新刊『火星に住むつもりかい?』は、意外な登場人物たちと数々の伏線がやがてひとつにつながっていく、まさに伊坂ワールド炸裂のエンターテイメント小説。本作の創作の裏側を伊坂さんにうかがいました。
2015.1.28 【今週はこれを読め! エンタメ編】アリス・マンロー『善き女の愛』の深い余韻にひたる
"よい"という言葉を書き表すとき、「よい」「良い」「好い」などいろいろな表記のしかたがあるが、「善い」の"品行方正さ"は抜きん出ているのではないだろうか。「あの人はよい人だ」「あの人は良い人だ」「あの人は善い人だ」、うん、「善い人」がいちばん行いも正しそう。「善い」は生真面目さや信念の揺るぎなさも感じさせる。表題作である「善き女の愛」の主人公の人柄について、的確に言い表していると思う。
2015.1.7 作家の宮尾登美子さん死去 「序の舞」「鬼龍院花子」
「序の舞」「鬼龍院花子の生涯」など運命にあらがい高い志を持った女性の一生を描き、多くのベストセラー作品を生んだ作家の宮尾登美子(みやお・とみこ)さんが、昨年12月30日、老衰で死去した。
2015.1.6 電子化時代の中で「古書」が紡ぐ物語――「ビブリア古書堂の事件手帖」
太宰治の珍しい書き込みがあるという『晩年』の初版本。50年前のある出来事の謎を解く鍵はすべてそこにある――。
2014.12.30 読書委員が選ぶ「2014年の3冊」<中>
評・須藤靖(宇宙物理学者・東京大教授)
2014.12.25 口コミだけで月間10億PV、ベストセラー続々 京都発の小説投稿サイト「小説家になろう」の歩み
「魔法科高校の劣等生」など大ヒットラノベを輩出する投稿サイト「小説家になろう」。2004年に個人の趣味としてスタートし、10年間で月間10億PVのサイトに成長した。
2014.12.24 『TRPG』の素晴らしさは人生のすばらしさ!! 『TRPGしたいだけなのにっ!〈上〉』【電撃文庫新作紹介】
おかゆまさき先生が執筆する、電撃文庫『TRPGしたいだけなのにっ! 異端審問ハ ソレヲ許サズ〈上〉 純血のダークエルフ』の紹介記事をお届けします。
2014.12.22 きらら熱烈インタビュー 第116回 平山瑞穂さん
明治時代に実在した伝説の彫り師をモデルにドラマティックな時代小説『彫千代 Emperor of the Tattoo』を発表した平山瑞穂さん。有隣堂伊勢佐木町本店の佐伯敦子さんと、新栄堂書店サンシャインアルパ店の新井理恵さんが、新作執筆の舞台裏を探りました。
2014.12.22 きらら著者インタビュー 第77回 中脇初枝さん『みなそこ』
人は生きていくなかで、何かを選んだら何かを捨てなければならない。その繰り返しだということも書きたかった。
2014.12.16 書評:献灯使 [著]多和田葉子 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
■震災後の不吉な未来を予言
2014.12.1 『水声』 川上弘美著 評・若松英輔(批評家)
尽きることない情愛
2014.11.29 アニメ『銃皇無尽のファフニール』TBSほかで1月スタート
来年1月よりTBS他にて放送開始予定のテレビアニメ『銃皇無尽のファフニール』。メインキャストやオープニング&エンディングテーマの情報が公開された。
2014.11.19 ラノベヒロインと秋葉原の街がコラボ ダッシュエックス文庫創刊
21日に集英社から新創刊されるライトノベルの新レーベル、「ダッシュエックス文庫」。「エンターテイメントの本質はキャラクター。
2014.11.15 ヒーロー文庫 : "なろう系"ブームで躍進 注目の新鋭ラノベレーベルの裏側
実用書大手として知られる主婦の友社のライトノベルレーベル「ヒーロー文庫」。
2014.11.10 朝日新聞に登場した新キャラ「こゝろちゃん」とは一体ナニモノ?
道尾秀介、林真理子、片岡義男......これらの作家には、ある共通点があります。
2014.11.7 小説1席最年少安冨さん みやざき文学賞48点発表
県芸術文化協会は、第17回みやざき文学賞の入賞・入選作品を発表した。
2014.11.4 読書の秋は本屋に住む 倍率1000倍ジュンク堂宿泊ツアーに潜入
11月1日~11月2日にわたって、ジュンク堂書店プレスセンター店で開催された宿泊ツアー「ジュンク堂に住んでみる」の様子をお届けする。
2014.10.31 県文学賞入賞者発表 小説一席に伊万里市の中村さん
県文学賞入賞者発表 小説一席に伊万里市の中村さん
2014.10.25 広島)福山ミステリー文学新人賞に神谷氏
本格ミステリー文学の新人に贈られ、7回目を迎えた「島田荘司選 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞」(福山市など主催)の受賞作が24日に発表され、大阪府在住の神谷一心さん(34)の「たとえ世界に背いても」が選ばれた。
2014.10.23 スペシャルレポート Vol.8 「ラノベ」と「エンタメ小説」ジャンルを超えてノミネート! 冲方丁
近未来を舞台に、肉体を損傷し機械化された身体をもつ少女たちの活躍を描いた「シュピーゲル・シリーズ」。江戸時代、人生をかけて日本独自の暦をつくりあげた渋川春海の一生を描き、本屋大賞を受賞した『天地明察』。
2014.10.21 ビブリオバトル北陸決戦、富山県立大生が優勝
「全国大学ビブリオバトル2014京都決戦」の北陸ブロック地区決戦(読売新聞北陸支社後援)が19日、金沢市の石川四高記念文化交流館で開かれ、富山県立大4年の荒井健次さんが優勝した。
2014.10.18 デイジー図書 楽しんで あす体験会…大阪
大阪府吹田市千里山松が丘の市立千里山・佐井寺図書館は、文字の読み書きが困難な人のための「マルチメディアデイジー図書」の体験会を19日に開く。
2014.10.13 『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパーク11』 石田衣良著 評・開沼博(社会学者・福島大特任研究員)
人の顔が見える物語
2014.10.3 「このミステリーがすごい!」大賞は同級生コンビ
第13回「このミステリーがすごい!」大賞(宝島社主催)の受賞作が2日発表された。
2014.10.3 川端康成作品に潜む…「魔」の秘密に迫る
川端康成学会常任理事の森本穫(おさむ)さん(72)が、『魔界の住人 川端康成』(勉誠出版)を出版した。長年にわたる研究の成果をまとめた上下2巻の大著だ。
2014.9.25 ドワンゴ、電子書籍ビューワー「i文庫」取得 開発者は電子書籍チームに
電子書籍ビューワーの定番「i文庫」をドワンゴが取得。開発者の浅田さんはドワンゴの電子書籍開発チームに加わるという。
2014.9.20 【今週はこれを読め! ミステリー編】めくるめくアンチ・ミステリー『両シチリア連隊』
1925年のウィーン、ロションヴィル大佐は底なしの平和の中で暇を持て余していた。
2014.9.19 きらら熱烈インタビュー 第112回 瀧羽麻子さん
人生のほんの一部しか描いていなくても、彼らのその後まで想像していただける短編集になっていたら嬉しいです。
2014.9.1 書店員に聞く 長編小説に挑む - 牧村健一郎
暑い夏がまだ続きます。何もしないでも、じわーっと汗がでる。セミもうるさい。でもこんなときこそ、開き直って、長い小説でも読んでみませんか。日常を離れ、脳内旅行を楽しむ。ちょっとした達成感も味わえます。
2014.8.29 【カズキヨネ絶賛】「ラノベでしょ?」と侮ったらヤケドする! 人間の本質に迫る悲しい純愛ストーリー
『モーテ―水葬の少女―』(縹けいか、カズキヨネ/KADOKAWA MF文庫J)
2014.8.23 小説『アオイハルノスベテ』──『ココロコネクト』の作者&イラストレーターが贈る完全新作の発売記念PVが公開【動画あり】
小説『ココロコネクト』の作者、庵田定夏とイラストを手掛けた白身魚のタッグが贈る完全新作小説、『アオイハルノスベテ』が、ファミ通文庫より2014年8月30日に発売予定。その発売を記念したPVが公開された。
2014.8.19 『小森谷くんが決めたこと』著者 中村航さん bestseller's interview 第60回
■ 実在する一般人をモデルに書かれた小説
2014.8.18 【話の肖像画】作家・西村京太郎(83)(1)
売れなかったけどあきらめなかった
2014.8.12 読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<上>
やっぱり推したい!とっておき
2014.7.28 横山悠太さんデビュー作「吾輩ハ猫ニナル」 日中のはざまに身を置いて
第57回群像新人文学賞受賞作で第151回芥川賞候補にも選ばれた横山悠太さん(32)のデビュー作『吾輩ハ猫ニナル』(講談社)が刊行された。
2014.7.23 将来の芥川賞も…米国人研究者が早稲田文学新人賞選考委員に マイケル・エメリックさん
史上最高齢で芥川賞を受けた黒田夏子さんらを発掘した早稲田文学新人賞の選考委員を、米の日本文学研究者、マイケル・エメリックさん(38)が担うことになった。
2014.7.18 「これまでにない小説表現を」――バンナムが手がけるボイス付き小説「ボイノベ」
技術の進歩が進み、少しずつ表現の幅を広げる電子書籍。今春、バンナムが配信を開始した「ボイノベ」も新たな表現を取り入れた電子書籍の1つ。一体どんなコンテンツなのか、プロデューサーの鈴木氏に話を伺った。
2014.7.12 花咲舞を演じた杏が語る、池井戸潤作品が次々とドラマ化される理由
池井戸潤原作『株価暴落』が織田裕二主演のWOWOW連続ドラマとして、今秋、放送されることが早くも発表された。いまやドラマ原作といえば池井戸潤。4月クールのドラマ『花咲舞が黙ってない』で主演を務めた杏も、その作品の魅力について『ダ・ヴィンチ』8月号にて語っている。
2014.7.11 地下の書庫に興奮! 近未来的な建物に膨大な資料を所蔵する国立国会図書館 関西館
日本で唯一の国立図書館「国立国会図書館」をご存じでしょうか? 東京にある東京本館と国際子ども図書館、そして京都の関西館と、3つの施設に約4000万点の資料を所蔵しています。今回は、近未来的な建築が印象的な関西館を訪問。街の図書館とはまた違う、日本最大の図書館の魅力に触れてきました。
2014.7.9 公募ガイド 賞と顔 第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞
藤石波矢さん 未来のヒントは得てして過去にある
2014.7.8 アンジェラ・アキ「手紙」モチーフ小説映画化
アンジェラ・アキのヒット曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一の小説「くちびるに歌を」が、新垣結衣主演で映画化されることが決定した。
2014.7.7 とまみん文学賞に野乃原さんの自分史「ごめんね母さん 母と娘の人生」
第23回とまみん文学賞選考委員会が5日、苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開かれた。
2014.7.4 『精霊使いの剣舞』『RAILWARS!』『人生』 7月放送のラノベ原作アニメ特集 その2
こんにちは。毎週楽しみにしていたアニメが、ことごとく最終回を迎えて、感動と喪失感でいっぱいの愛咲です。もう『ご注文はうさぎですか?』で、こころぴょんぴょん出来ないなんて……。
2014.7.2 KADOKAWA、Twitterと協力しタイムライン上で電子書籍を閲覧可能に
EPUBをTwitterのタイムライン上で直接閲覧できる世界初のサービス。
2014.7.2 「もう一つの人生」を超えて 角田光代さん 短編集「平凡」
もしあのとき別の選択をしていたら、今の自分はどうなっていただろう?
2014.6.27 ラノベ質問状 : 「カーマリー地方教会特務課の事件簿」 ネット小説を発掘 緻密な世界観が魅力
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「カーマリー地方教会特務課の事件簿」(橘早月さん作、中嶋敦子さんイラスト)です。ぽにきゃんBOOKSの井上弘美さんに作品の魅力を聞きました。
2014.6.25 【文芸月評】杭となる文学の表象…世代超え広がる波紋
政治、社会、文化。明治の主に前半期の様々な言説の「表象」を縦覧し、その時代空間をとらえ直した松浦寿輝さん(60)の『明治の表象空間』(新潮社)に今月は、胸を熱くさせられた。
2014.6.21 出版不況下に日本文学全集…読者広がる、強気見通し
古典から近現代文学まで網羅した『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(全30巻)の刊行を11月から始めると、河出書房新社が発表した。
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