ゆきに関連する小説ニュースまとめ
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ゆき ニュース検索結果
2020.9.2 【今週はこれを読め! エンタメ編】個性がまぶしい女子寮小説『お庭番デイズ』が楽しい!
世界には不確定要素が多すぎる、とつくづく思う。
2020.8.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】おいしいものが励ましてくれる物語〜冬森灯『縁結びカツサンド』
カツはおいしい。関東出身であることも関係するのか、個人的にはやはりカツは豚肉というイメージがある。村上春樹さんが"関西ではカツといえば牛肉"といった趣旨のエッセイを書いておられて、長らくビーフカツを食べることを熱望していたのだが(そして、実際に食べてみてとてもおいしかったのだが)、トンカツの方が汎用性があることには多くの方が賛成してくださるのではないだろうか(卵でとじる一般的なカツ丼などは、豚で作る方が合う気がするし)。そこでカツサンド。ビーフカツのサンドウィッチももちろん美味だけれど、本書で登場するのは豚肉を使ったものものだ。夏の青空に規則正しく並んだ縞模様の雲を見て、スペアリブを連想してみるのも楽しいと思う(本文ご参照のこと)。
2020.7.15 芥川賞に高山羽根子さんと遠野遥さん 直木賞に馳星周さん
第163回芥川賞と直木賞の選考会が15日開かれ、芥川賞は高山羽根子さんの「首里の馬」と遠野遥さんの「破局」の2つの作品が選ばれました。また、直木賞は馳星周さんの「少年と犬」が選ばれました。
2020.5.5 【今週はこれを読め! SF編】ヤング・カーティス・ニュートン、青二才からヒーローへ
人気スペースオペラ《キャプテン・フューチャー》のリブート版。月面チコ・クレーターの秘密基地から出動する知恵と力と勇気のヒーロー、キャプテン・フューチャーことカーティス・ニュートンと、彼につきそうフューチャーメンという構図は元どおりだが、細かい設定が現代風にアレンジされている。たとえば、宇宙開発の歴史がアポロ宇宙船の月着陸の延長線上にあり、太陽系諸惑星への植民はテラフォーミングと人間のゲノム改造によって成されたといった具合だ。ちなみに元シリーズでは各惑星にネイティヴの知的種族が存在していた。
2020.4.25 作家の読書道 第217回:乗代雄介さん
2015年に「十七八より」で群像新人文学賞を受賞して作家デビュー、2018年に『本物の読書家』で野間文芸新人賞を受賞、今年は「最高の任務」で芥川賞にノミネートされ注目度が高まる乗代雄介さん。たくさんの実在の書物の題名や引用、エピソードが読み込まれる作風から、相当な読書家であるとうかがえる乗代さん、はたしてその読書遍歴は?
2020.2.25 【今週はこれを読め! SF編】福島、イラク、新疆ウイグル自治区......核をめぐる因縁が東京で交叉する
ワン・モア・ヌーク(核をもう一度)。
2019.11.25 「このライトノベルがすごい!2020」首位を電撃レーベルが独占!『七つの魔剣が支配する』&『Unnamed Memory』が1位を獲得
「このライトノベルがすごい!2020」(宝島社)にて、電撃文庫刊『七つの魔剣が支配する』が「文庫部門」第1位を、電撃の新文芸刊『Unnamed Memory』が「単行本・ノベルズ部門」第1位に輝いた。
2019.11.5 【今週はこれを読め! SF編】翡翠というモチーフが担う多義性、多視点で語られる物語の推進力
『翡翠城市』は異世界ファンタジイだが、感覚はひじょうに現代的だ。エキゾチズムやロマンチシズムに拠るのではなく、内政と外交においてシビアな駆け引きがおこなわれる。そのいっぽう、民族主義的・家族主義的な組織論も息づいている。物語の中心となる登場人物は、コール家の長兄ラン、次兄ヒロ、妹シェイの三人だ。
2019.10.15 【今週はこれを読め! SF編】異常な光景の描写と巧みなストーリーの背後に、アメリカの歪みや傷を映しだす
四つの中篇を収録した作品集。空想的要素の度合いとその扱いは、作品ごとに違っている。
2019.9.17 【今週はこれを読め! SF編】SFというジャンルを問い直しつづけた年刊傑作選の、これが最終巻。
2008年刊行の『虚構機関』から12巻を数えた《年刊日本SF傑作選》もこれが最終巻。前年に発表された作品のなかから(しかも掲載媒体を問わず)、優れたSFを選びぬくという途轍もない労力をたゆまずにつづけてきた編者のおふたりには、感謝の気持ちしかない。このアンソロジーのおかげで現代日本SFの見通しがぐんと良くなった。傑作の紹介だけにとどまらず、SFというジャンルを問い直す契機を与えてくれた。
2019.7.5 《GA文庫大賞》大賞作『処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―』佐藤真登インタビュー
ライトノベルファン待望の本格異世界ファンタジー!〈処刑人〉の少女と〈迷い人〉の少女。殺す側と殺される側の必然の出会いは予期せぬ友情へと展開する――。殺伐とした世界を生き抜く少女メノウと、彼女を取り巻く個性豊かな女性たちが織りなす生と死のドラマ。《GA文庫大賞》7年ぶりの大賞作が満を持してここに登場!
2019.5.28 【今週はこれを読め! SF編】感覚情報翻訳者が活躍する凝った構成のミステリ連作
デビュー作『風牙』につづく、《感覚情報翻訳者(インタープリンタ)》シリーズ。感覚情報翻訳者とは、レコーディングされた記憶に潜行(ダイブ)して、そのままではノイズのかたまりのようなデータを、意味のある映像へ成形するプロフェッショナルである。誰でもできる技術ではなく、生まれもっての資質が問われる。HSP(ハイパー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる共感能力だ。この物語の主人公である珊瑚はグレード5。百万人にひとりしかいないトップレベルの能力者だ。
2019.5.25 作家の読書道 第206回:江國香織さん
読書家としても知られる江國香織さん。小さい頃から石井桃子さん訳の絵本に親しみ、妹さんと「お話つなぎ」という遊びをしていたけれど、その頃は小説家になることは考えていなかったとか。さらにはミステリ好きだったりと、意外な一面も。その膨大な読書量のなかから、お気に入りの本の一部と、読書生活の遍歴についておうかがいしました。
2019.5.7 【今週はこれを読め! SF編】間近にあるディストピア、奪われた声をいかに取り戻すか
舞台は近未来のアメリカ。いや、近未来というよりも、現代というべきだろう。ここに描かれた事態は、アメリカでまさに進行中の悪夢だ。保守化、パターナリズム、押しつけの道徳、差別の正当化。
2019.4.12 現役大学生とは思えない堂々の書きっぷり――小説すばる新人賞受賞作『闇夜の底で踊れ』著者インタビュー
35歳、無職、パチンコ依存。その日暮らしの無為な生活を送る元極道の男が、ソープ嬢に恋をしたことがきっかけで、ふたたび闇社会の混沌へと飲み込まれてゆく——。
2019.4.9 【今週はこれを読め! SF編】はかない記憶と傷つく身体のエロティシズム
オリジナルアンソロジー『NOVA 5』に発表した短篇SF「愛は、こぼれるqの音色」と、書き下ろしの長篇ミステリ『密室回路』を対にして収めた一冊。物語はそれぞれ独立しているが、設定は共通しており、テーマ面でも強い結びつきがある。
2019.4.2 【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで
酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。
2018.12.18 【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー
もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。
2018.12.4 【今週はこれを読め! SF編】ガンマ線バーストでも終わらない世界のために
第六回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。六篇の連作からなり、遠い未来が舞台だ。もはや人間は肉体にしばらておらず、思うがままに精神をアップロードできる(これが表題の「トランスヒューマン」たる所以)。「童話」をうたっているのは、誰もが知っているような童話を下敷きにしているからだ。
2018.11.13 【今週はこれを読め! SF編】ITによって変貌しゆくアクチャルな未来を描いた連作集
ITの発展、およびそれを取りまく文化によって、変わりゆく近未来を描く連作。作中で用いられるのは空想的な超テクノロジーではなく、いま現実にあるツールやメソッドであり、主題となるのも、いまの世界が直面している(あるいは、これから不可避に直面するであろう)アクチャルな問題だ。そして、もっとも注目すべきは、それに取り組む主人公たちの行動原理である。
2018.10.31 日本ミステリー文学大賞に綾辻行人さん
日本のミステリー文学の発展に寄与した作家や評論家に贈られる第22回日本ミステリー文学大賞(光文文化財団主催)に作家の綾辻行人(ゆきと)さん(57)が選ばれ、31日に発表された。
2018.10.9 「思いがけない、カタチになる」monogatary.com初のコンテスト「モノコン2018」結果発表
「モノコン2018」には、指定のお題に対して物語を投稿してエントリーする「物語部門」と、表紙となるイラストやデザインを投稿する「表紙部門」、さらには読んだ作品を積極的にシェアしたりオススメすることで参加できる「オススメシ部門」の3部門が用意されており、「物語部門」「表紙部門」の優秀作品は、「その作品の魅力を最も伝わるカタチで展開」することが約束されていましたが、「思いがけない、カタチになる」というキャッチコピーの通り、複数の優秀作品がそれぞれ様々な形に展開されることが発表となりました。
2018.9.6 モデルはNHK!? 湊かなえ初の青春小説。高校の放送部によるドラマコンテストの熾烈な争い
初の新聞連載にして初の青春小説。湊かなえさんの新作『ブロードキャスト』は放送部を舞台に全国放送コンテスト出場をめざす高校生たちの熱血を描き出す。
2018.6.21 【エンタメ小説月評】文通で深まる愛 広がる世界
「世界」などというものからはほど遠い、女子高生同士の文通の文面。あるいは授業中にそっと回される、おしゃべり代わりのメモ。そんな、たわいのない文言から始まった物語が、いつの間にか、まさに「世界」を、人生の奥深さを描いている――。女子校で出会ったふたりの女性の二十余年を、その間にやりとりされた手紙だけでつづる三浦しをん『ののはな通信』(KADOKAWA)には、ただただ驚かされた。書簡形式で書き切った胆力にも、冒頭では予想だにしなかった場所へ読者を連れて行く筆力にも。
2018.6.11 【今週はこれを読め! SF編】ヒロタカ レア・トラックス!
これは嬉しい一冊! 飛浩隆といえば、日本SF大賞を二度受賞した唯一の作家(2018年現在)であり、それどころか出した本すべてが同賞候補になった凄玉。だが、いかんせん寡作であり、ぼくと同年代のファンのなかには「飛さんの次の本が出るまでは死ねない!」とさまざまな健康法を試みている者までいる。
2018.6.10 岸井ゆきの×成田凌で角田光代の小説「愛がなんだ」映画化、監督は今泉力哉
角田光代の小説「愛がなんだ」を今泉力哉が映画化。岸井ゆきのと成田凌が出演することがわかった。
2018.5.22 【今週はこれを読め! SF編】赤目の男に変身する孔雀、山頂と地下をつなげる大蛇
ほんものの幻想文学。ぼくが読みたい幻想文学は「昼間の論理」「日常の辻褄」「類型的な物語」の彼方にあるものだ。『飛ぶ孔雀』は、一行目からその領域へと引きこんでくれる。
2018.4.20 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術:テレビアニメが7月スタート メインキ…
「講談社ラノベ文庫」(講談社)のライトノベルが原作のテレビアニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」が、7月からTOKYO MXほかで放送されることが20日、分かった。
2018.4.17 【今週はこれを読め! SF編】消えてしまう過去、儚い現在、記憶のなかの世界
『プラネタリウムの外側』は連作集。有機素子コンピュータで会話プログラム(チューリングテストをクリアするレベル)を開発する南雲助教と、彼の研究室に関わるひとたちの物語だ。ITと現実感覚を結びつけたSFは数あるが、この作品はガジェット/アイデアばかりを前景化するのではなく、わたしたちが暮らしている日常、人間関係のなかで出逢う感情や感覚の地平で語られている。そこがとても新鮮だ。
2018.4.10 【今週はこれを読め! SF編】超テクノロジーのロマンとショボいサラリーマン生活のミスマッチ
このご時世に宇宙海賊とは。しかも、コスプレじみたオネーサンの表紙。怖い物見たさ半分に、薄目で読みはじめたのだけど、いやあ、冒頭で示される設定で瞳孔が開いてしまった。
2018.3.23 独占インタビュー「ラノベの素」 さがら総先生『変態王子と笑わない猫。&教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年3月24日にMF文庫Jより『変態王子と笑わない猫。』第12巻&『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』が同時発売となるさがら総先生です。物語としていよいよラストを迎えることになる『変態王子と笑わない猫。』、さらに最新シリーズとしてスタートする『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』の両作品について、物語の見どころや新シリーズの礎となったご自身の体験談などを語っていただきました。
2018.2.20 【今週はこれを読め! SF編】ゲームをつづける町、バスを待つばかりの人生
創元SF短編賞を受賞してデビューした石川宗生の第一短篇集。四つの作品を収録している。どれも、型破りのシチュエーションから出発し、予想もつかない方向へと発展していく。奇想小説だけど、奇想だけに価値があるのではなく、それを転がしていく手つきがひどく独特なのだ。
2017.10.28 独占インタビュー「ラノベの素」 九曜先生『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2017年10月30日にファミ通文庫より『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!』第3巻が発売となる九曜先生です。佐伯さんがあまりにも可愛すぎるという声が各所から聞こえてくる本シリーズについて、佐伯さんの可愛さの秘密や気になる最新3巻の展開についてお聞きしました。
2017.8.15 【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。
創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。
2017.8.4 新海誠『言の葉の庭』を加納新太がノベライズ!「じゃあ、また会うかもね。もしかしたら。雨が降ったら」
これまで数々の新海誠作品をノベライズしてきた加納新太の最新ノベライズ『言の葉の庭』が、2017年8月2日(水)に発売された。
2017.6.29 新社会人とのジェネレーションギャップに驚いた方へ、その衝撃を和らげる一冊
プロフィールを見て「平成生まれか…」と言っていたのも束の間、平成10年生まれがまもなく成人しようとしています。
2017.6.28 【今週はこれを読め! エンタメ編】「先生」の手紙をめぐるミステリー〜吉田篤弘『遠くの街に犬の吠える』
我々はふだん言葉を使って意思の疎通を図る。声に出して話す場合もあるし、手紙やメールで文字にして送る場合もある。
2017.6.22 宮部みゆき、辻村深月…超人気作家5名が2年の歳月をかけて"つないだ"ミステリーアンソロジー『宮辻薬東宮』
人気作家たちが約2年の歳月をかけて完成させた全編書き下ろしの"リレーミステリーアンソロジー"『宮辻薬東宮』(講談社)が6月20日、発売された。
2017.6.5 海辺の町を舞台に描かれる家族4人のひと夏の物語――『東京バンドワゴン』小路幸也最新作!
『東京バンドワゴン』シリーズで知られる小路幸也の最新作『風とにわか雨と花』が、2017年5月29日(月)に発売された。
2017.4.25 【今週はこれを読め! SF編】未知との遭遇、10のスタイル
副題が示すとおりのテーマ・アンソロジーだ。「ファーストコンタクト」とは、地球外生命体との接近遭遇である。ファースト、すなわち最初の接触なので、お互いのことがわからず、手探りになるし誤解や疑心暗鬼を生じる。その過程で、人類の文化や知性が相対化される。
2017.3.14 【今週はこれを読め! SF編】都市伝説と認知科学的が交叉する、異色の青春冒険小説
いっぷう変わった非日常サバイバル小説。個々の要素だけを取りだせば、先行作品はいくらでもあるが、その組み合わせかたがユニークだ。
2017.2.28 SUNDAY LIBRARY:著者インタビュー 群ようこ 『ネコと昼寝 れんげ荘物語』
50代、独身、無職。持たない彼女の豊かな毎日
2017.2.21 【今週はこれを読め! SF編】計画すべきことが計画しつくされた宇宙で自由意志は可能か?
ピーター・ワッツが2006年に発表した『ブラインドサイト』は、人類とはまったく異なる知性との遭遇を扱ったサスペンスに満ちたファースト・コンタクトSFにして、多種多様なポストヒューマンのヴィジョンを内包した意欲作だった。
2017.2.20 応募総数4878本の頂点! 余命0。"難病もの"の方式通り、主人公は恋に落ちるが…"死"の圧倒的な存在感が愛の純度を増す! ラスト5行は必読!
『ビブリア古書堂の事件手帖』の三上延、『探偵・日暮旅人』の山口幸三郎、『ちょっと今から仕事やめてくる』の北川恵海など、映像化が相次ぐ人気作家を多数輩出してきた実績を持つ小説系の新人賞、屈指の難関である電撃小説大賞。
2017.2.3 東山紀之が執拗に女を追い回す男に!? 松本清張『花実のない森』テレビドラマ化決定!
松本清張の長編推理小説『花実のない森』が主演・東山紀之でテレビドラマ化されることが決定した。「執拗に女を追いかけまわす東山さんとかイメージなさすぎで楽しみ!」とファンからは期待の声が上がっている。
2017.1.27 累計100万部突破! 続きが気になる……! 毒舌イケメン陰陽師とちょっと抜けてる狐耳高校生のハートフル小説最新刊はもう読んだ!?
面白くて一気読みしてしまった! マンガならいざ知らず、そして上下巻の小説ならまだしも、「既刊9冊を一気に読んでしまう」のは初めての体験だったので、自分でも戸惑っている……ゆるくも笑える話と、キャラクターたちの絡みがじわじわとクセになっていき、ページをめくる手を止められなかった。
2017.1.18 ラノベの挿絵は1冊30万円? 大変そうだけど羨ましい!! ラノベ絵師の日常と非日常
締め切りというのはなぜか重なるもので、先週この仕事の依頼がきていれば……と思いつつ、でも仕事が貰えるのはやっぱり嬉しくて、時間を気にしつつも引き受けてしまう。
2017.1.6 生まれ変わった先は、乙女ゲームに登場する意地悪なライバル令嬢! しかも王子に出会ったら死んじゃう!? 話題沸騰の『ドロップ!! ~香りの令嬢物語~』
イケメンに囲まれ好みの男子を攻略していく乙女ゲーム。その登場人物に"転生"してしまったとしたら、それも主人公ではなく意地悪なライバル令嬢になってしまったとしたらどんな物語を望むだろう。
2016.12.20 第156回「芥川賞・直木賞」候補10作決まる 恩田陸氏・冲方丁氏ら直木賞ノミネート
日本文学振興会は20日、第156回芥川龍之介賞・直木三十五賞(平成28年下半期)の候補作を発表した。受賞作を決める選考会は来年1月19日、東京・築地の「新喜楽」で行われる。
2016.12.5 「響け!ユーフォニアム2」監督・石原立也×原作者・武田綾乃対談
吹奏楽部の部員たちがコンクールに向けて練習に励み、熱い思いをぶつけ合う「響け!ユーフォニアム」。武田綾乃による原作小説は宝島社より刊行されており、テレビアニメも第2期が10月より放送中だ。
2016.12.1 週刊文春ミステリーベスト10 2016年【国内部門】第1位は『罪の声』
今年で40回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。国内部門第1位には塩田武士著『罪の声』が輝きました。以下20位までの順位を紹介します。
2016.11.30 宮部みゆき、幻の作品が絵本化! 姿の見えない怪獣・クマーの美しくもせつない物語
『ブレイブ・ストーリー』や『ソロモンの偽証』などの傑作を生み出し続ける宮部みゆきと、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」シリーズなど有名ファンタジー作品の装画を数多く手がけてきた佐竹美保が、初タッグを組んだ絵本『ヨーレのクマー』が2016年11月21日(月)に発売された。
2016.11.15 【今週はこれを読め! SF編】「ブラッドベリというジャンル」の二十六篇
ブラッドベリが九十余年の生涯で執筆した短篇・中篇は、四百篇とも五百篇ともいわれる。
2016.11.1 恐ろしいのは魔王よりも人間。かつて「英雄」だった男の姿に胸揺さぶられる期待の新作ラノベ!
「魔王を倒した勇者のその後」に思いを馳せたことはないだろうか。
2016.10.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】「好き」を貫く真摯さが素晴らしい!〜高原英理『不機嫌な姫とブルックナー団』
最初にまずお断りとおわびを申し上げておきたい。
2016.10.17 村上春樹作品にも影響!? ノーベル文学賞受賞ボブ・ディランの"文芸処女作"『タランチュラ』とは?
ミュージシャンのボブ・ディランが2016年「ノーベル文学賞」を受賞した。受賞理由は「アメリカ音楽の伝統に、新たな詩的表現を創造した」ということだが、ディランが1971年に文芸処女作『Tarantula』を出版しているのをご存じだろうか。(※翻訳本『タランチュラ』が出版されたのは1973年)
2016.9.25 田中弥生さん死去=文芸評論家
田中 弥生さん(たなか・やよい、本名高市弥生=たかいち・やよい=文芸評論家)24日午前1時20分、肝臓がんのため川崎市の病院で死去、44歳。
2016.9.22 仲間由紀恵主演、宮部みゆき『楽園』初映像化
女優の仲間由紀恵主演で、人気ミステリー作家・宮部みゆき氏の『楽園』で初めて映像化され、WOWOWで来年1月より全6話が放送されることが明らかになった。
2016.9.11 湊かなえ「十五年後の補習」が松下奈緒・市原隼人でドラマ化決定に期待の声続々!「湊先生原作のドラマは間違いなく面白い」
『告白』『Nのために』などの話題作を次々と生み出してきた、作家・湊かなえ。そんな湊の短編集『往復書簡』収録の一編「十五年後の補習」が、心理サスペンスとしてドラマ化され、2016年9月30日(金)に放送される。
2016.9.10 県ゆかり作家遺品、2500点寄贈受ける 県ふるさと文学館
県ふるさと文学館(福井市下馬町)は九日、中野重治と妹の鈴子が家族間でやりとりした書簡や、橘曙覧のびょうぶなど、県ゆかりの作家の遺品約二千五百点の寄贈を受けたと発表した。
2016.8.25 大学生に片想いする小学生の女の子。だけど、相手は自分のことを「男の子」だと思っていて……。
第4回ネット小説大賞受賞作の『静かの海 あいいろの夏、うそつきの秋』(筏田かつら/宝島社)は、子どもの頃のまっすぐな「好き」を思い出させてくれる、小学生の女の子と大学生の、切ない片想いの物語だ。
2016.8.25 【エンタメ小説月評】つらい記憶と共に生きる
つらい記憶を過去のものだと葬り去り、今を生きていけるのであれば、人生はどれだけ楽なものになるだろうか。
2016.8.7 湊かなえ短編集『望郷』の3編が広末涼子、伊藤淳史、濱田岳主演でドラマ化!ファン 「これは期待大!」
『告白』『白ゆき姫殺人事件』『Nのために』などの作品で知られ、映像化作品も大好評を博している人気作家・湊かなえ。
2016.8.2 【今週はこれを読め! SF編】史実に材をとったご当地SFにして、全時空規模の超絶アイデア
第一回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞したデビュー作『みずは無間』、それにつづく『地球が寂しいその理由』と宇宙を舞台にスケールの大きな作品を送りだしてきた六冬和生だが、第三作にあたる本書は一転して信州松本が舞台のご当地小説だ。
2016.8.1 直木賞『海の見える理髪店』は、ベテランの技が光る短編集
7月19日に選考会と受賞作の発表が行われた、第155回直木三十五賞。
2016.7.30 アートワークが魅力のアンソロジー「小説の家」に岡田利規「女優の魂」
岡田利規が小説として発表したのち、戯曲化され一人芝居にもなった「女優の魂」が、昨日7月29日に新潮社から発売された「小説の家」に収録されている。
2016.7.25 都市伝説の恐怖に挑んだ、この夏必読のホラーエンターテインメント
鈴木光司の『リング』刊行から25年、都市伝説ホラーの新たな傑作が誕生した。澤村伊智の『ずうのめ人形』(KADOKAWA)は、ある都市伝説が現実を侵食してゆく怖さをサスペンスフルに描いた、危険なフィクションである。
2016.7.22 <アクセル・ワールド-インフィニット・バースト->加速世界の未来を描く完全新作
劇場版アニメ「アクセル・ワールド-インフィニット・バースト-」(小原正和監督)が23日に公開される。2046年の東京を舞台に、いじめられっ子だった少年らが"加速世界"という仮想空間で戦う姿が描いた「ソードアート・オンライン」などでも知られる川原礫さんの人気ライトノベルが原作で、2012年4~9月にテレビアニメが放送された。
2016.7.18 平岡さん受賞 新報児童文学賞短編小説部門
第28回琉球新報児童文学賞の最終選考会がこのほど那覇市内で開かれ、短編児童小説部門で平岡禎之(さだゆき)さん(56)=那覇市、会社員=の「雨あがりの空にかがやく」が選ばれた。
2016.7.17 物語と現実の境界が曖昧になる"最恐"ホラー小説! 嗤い声が聞こえたら、もう逃げられない…
第22回ホラー小説大賞にて大賞を受賞し、綾辻行人、貴志祐介、宮部みゆきらに才能を絶賛された澤村伊智の大賞受賞後初作品『ずうのめ人形』が2016年7月28日(木)に発売される。
2016.7.7 宮部みゆきのライフワーク!「三島屋」シリーズ最新作が文庫化
「百物語」をご存じだろうか。
2016.7.2 ラノベがやばい!! 新ヒットのキーワードは 異世界、エルフ、嫁、奴隷!?
近年ライトノベル周辺ではWEB小説と呼ばれるジャンルが盛り上がっている。「小説家になろう」をはじめとした小説投稿サイトや個人サイトなどに掲載されていた作品を書籍化したもので、『魔法科高校の劣等生』(電撃文庫)、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫)などのビッグヒットも生まれている。
2016.6.26 人と人と、歌と歌を重ねることによってふと見えてくるものがあるんですよね――北村薫(1)
――今年は日本ミステリー文学大賞の受賞、おめでとうございます。…といいつつ、現在の最新刊はミステリーではなく、『うた合わせ 北村薫の百人一首』(2016年新潮社刊)なので、そのお話からがよいのかな、と。これは現代短歌をふたつずつ並べてその解釈を楽しむ内容。解釈の面白さに加えて、改めて豊富な知識に圧倒されました。
2016.6.21 曽根博義氏死去=元日本大教授、文芸評論家
曽根 博義氏(そね・ひろよし=元日本大教授、文芸評論家)19日午前8時39分、間質性肺炎のためさいたま市大宮区の病院で死去、76歳。
2016.6.6 「ブックショート アワード」 第1回大賞作品『HANA』映画公開&第2回大賞作品も発表!!
アジア最大級の国際短編映画祭「ショート ショート フィルムフェスティバル & アジア2016」が6月2日(木)から開催されている。
2016.6.6 ミステリーは今、山形県が熱い!? 俊英・長岡弘樹の『赤い刻印』があなたの涙腺を直撃!
ミステリーファンにとって、今もっともアツい都道府県はどこか? そんなアンケートを実施したら、山形県はきっと上位にランクインするはずだ。
2016.5.27 村上春樹?夏目漱石?それとも…小説家が選ぶ「影響を受けた作家」第1位が決定!
「この本を読んで考え方が変わった」
2016.5.23 第3回「暮らしの小説大賞」受賞作決定! 大賞は神奈川県の限界集落に住む女性の作品
"暮らし"と"小説"をつなぐ存在になるべく、選考委員に暮らしのスペシャリストを迎え、2013年6月からスタートした新しい文学賞「暮らしの小説大賞」。
2016.5.17 【今週はこれを読め! SF編】解放されたパンドラ、温かい憧れと衝動的な飢え
人類を脅かす異形のものに、異形の力を備えながらなおも人間性を失っていない存在(いわばハイブリッド)が立ちむかう。
2016.5.10 【今週はこれを読め! SF編】鮮やかな個性が躍動し権謀術策が渦巻く、絢爛たる幻想武侠ロマン
一年ほど前、この欄でケン・リュウの短篇集『紙の動物園』を紹介した。「珠玉のような作品」という常套句があるけれど、ケン・リュウの珠玉は高硬度の宝石というより琥珀や鼈甲のように温かく柔らかい。その輝きは初長篇『蒲公英(ダンデライオン)王朝記』でも健在だ。
2016.5.4 【今週はこれを読め! SF編】疑似科学を支点に、人間性が揺れ世界が軋む
宮内悠介の連作《疑似科学》シリーズが一冊にまとまった。扱われる「題材」はさまざまだが。それぞれの疑似科学は積極的な否定も肯定もされず、その渦中や周囲でおこるできごとのうちに人間性の軋みや哀しみ、不可解な感情や感覚が描きだされる。
2016.4.10 伊藤さん「夢みたい」 ゆきのまち幻想文学賞
雪をテーマにした物語を公募した「第26回ゆきのまち幻想文学賞」(ゆきのまち通信主宰、読売新聞社特別協力)の授賞式が9日、青森市荒川の八甲田ホテルで開かれた。
2016.4.6 こんな宮部みゆき読んだことない!10年前の深夜番組『最後の晩餐』が執筆のきっかけに!
脱力系ファンタジー「ここはボツコニアン」シリーズ文庫版刊行スタート!!
2016.4.5 児童書を愛して出版界を盛り上げている書店を決める「第4回ブロンズ新社書店大賞」決定!
2016年2月25日(木)、ブロンズ新社「青銅Room J」にて、「第4回ブロンズ新社書店大賞」の授賞式が開催された。
2016.3.24 芥川賞も直木賞も超えたスゴイ小説とは?
書き継がれて完成した奇跡の小説
2016.3.20 [オカルティック・ナイン]志倉千代丸のラノベがテレビアニメ化 声優に梶裕貴、佐倉綾音、石川界人
ゲームなどで人気の「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」シリーズを手がけた志倉千代丸さんのライトノベル「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」(オーバーラップ文庫)が、テレビアニメ化されることが分かった。
2016.3.16 【今週はこれを読め! エンタメ編】"復讐の申し子"小峰りなの青春ミステリー〜渡辺優『ラメルノエリキサ』
「この本、『小説すばる新人賞』って書いてあるけど、文芸雑誌の賞って堅苦しい内容だったりするんじゃない?」とか、「『ラメルノエリキサ』って何? ドコサヘキサエン酸みたいなもの?」とか思われた方、いらっしゃいませんか? 私もまったく同じことを思いました! しかし、『小説すばる新人賞』はエンターテインメントの賞、「ラメルノエリキサ」は魚に含まれているものではありません。
2016.3.15 【今週はこれを読め! SF編】青春時代のヴァーリイ、老いて読むヴァーリイ
《八世界》シリーズの全短篇を集めた日本オリジナル作品集の二冊目で、六篇を収録。一冊目の『汝、コンピューターの夢』は以前に紹介した。
2016.3.1 【今週はこれを読め! SF編】宇宙海賊よりこのオンナのほうがヤバい!
宇宙海賊と聞いて、あなたはどんなイメージが浮かぶだろうか? キャプテン・ハーロック、コブラ、ブラスター・リリカ。ベテランSFファンなら《レンズマン》の敵役ボスコーンや、A・バートラム・チャンドラー《銀河辺境》でグライムズ船長が闘う一味、あるいはジェイムズ・マッコネル「お祖母ちゃんと宇宙海賊」のユーモラスな面々を思いだすかもしれない。
2016.2.29 bestseller's interview 第78回 青木 淳悟さん
「泣かせる小説ならこの作家」「ミステリーならこの人」などなど、小説にはタイプによって代表的な作家がいるものだが、お題が「ヘンな小説」であれば、真っ先に名前が挙がるのが青木淳悟だろう。
2016.1.25 「なんて不謹慎な小説!」と宮部みゆきがイチオシ! "復讐"をモットーとする危ない女子高生の痛快青春ミステリー
生きるのも死ぬのも、人を殺すのも、つきつめていけば、すべて、「自分のことが好きだから」成し得ることではないか。
2016.1.20 【今週はこれを読め! エンタメ編】なぎなた少女の一年間の物語〜小嶋陽太郎『おとめの流儀。』
なぎなたについて知っていることを挙げてみる。弁慶が持っている武器。...もう終わった。ロシアに関する知識よりさらに少ない(よろしければ、2015年8月第4週のバックナンバーをお読みになってみてください)。
2015.12.15 【今週はこれを読め! SF編】いつのまにか床が天井になってしまうトポロジー
連作『12人の蒐集家』に、中篇「ティーショップ」を併録した作品集。
2015.12.10 直木賞作家の野坂昭如さん死去 85歳
「火垂(ほた)るの墓」や「アメリカひじき」などの小説、「四畳半襖(ふすま)の下張」裁判やヒット曲「黒の舟唄」などで知られる黒めがねがトレードマークの作家、野坂昭如(のさか・あきゆき)さんが9日午後10時半ごろ、誤嚥(ごえん)性肺炎からくる心不全のため東京都内の病院で死去した。
2015.12.1 作家の高田宏さん死去…90年に読売文学賞
樹木や島、雪といった自然をテーマにしたエッセーや小説から、綿密な取材による伝記までを手掛けた作家の高田宏(たかだ・ひろし)さんが11月24日、肺がんのため死去した。83歳だった。
2015.11.26 [顔]二つの文学賞に輝いた作家…長野まゆみさん(56)
「日本語はこんなに自由でいいんだと、鏡花さんの作品から学びました」
2015.11.6 冒険小説・ハードボイルド好きの好奇心を満たす、骨太の文学全集『冒険の森へ』
集英社創業90周年企画の「冒険の森へ 傑作小説大全」。冒険小説・ハードボイルドを中心に幅広い国内小説を集めた話題の文学全集である。
2015.11.3 巨匠・森村誠一の新たな代表作が誕生! 作家生活50周年記念作品『運命の花びら』
『人間の証明』『野性の証明』などで一時代を築き、今なお文学界を牽引する大家、森村誠一。1965年にビジネス書『サラリーマン悪徳セミナー』でデビューした同氏は、2015年に作家生活50周年を迎える。森村の縦横無尽の活躍には、時代を共に創ってきた作家からも絶賛の声が寄せられている。
2015.11.2 死後強まるカリスマ性 伊藤計劃 病床で10日間で書き上げた作品
「3回生まれ変わってもこんなにすごいものは書けない」。宮部みゆきがその才能に嫉妬した、伊藤計劃。読めばあなたも、その息遣いを感じるはずだ。
2015.10.30 貞子も恐れる"ぼぎわん"とは…? 第22回日本ホラー小説大賞『ぼぎわんが、来る』のPV解禁!
1994年に設立され、今年で第22回を迎えた日本ホラー小説大賞。
2015.10.24 フルメタル・パニック!:人気ラノベの新作アニメが制作決定
賀東招二さんの人気ライトノベル「フルメタル・パニック!」(富士見ファンタジア文庫)の新作アニメが制作されることが24日、明らかになった。
2015.10.20 【今週はこれを読め! SF編】甦る『屍者の帝国』、読み換えられる『計劃』
伊藤計劃の三作品をアニメ化する「Project Itoh」と連動し、版元をまたいでの出版企画が相次いでいる。本書もそのひとつだ。
2015.10.20 きらら著者インタビュー 第87回 大崎 梢さん『空色の小鳥』
最後まで読むと、私らしい小説です。こうきたか! と思ってもらえたら、そして納得してもらえたら嬉しいです。
2015.10.4 [アクセル・ワールド]新作アニメの制作決定! 原作者・川原礫がストーリー書き下ろし
川原礫さんの人気ライトノベル「アクセル・ワールド」(電撃文庫)の新作アニメが制作されることが4日、分かった。
2015.9.24 書評:冥途あり [著]長野まゆみ 出来事の残響 [著]村上陽子 - 中村和恵(詩人・明治大学教授・比較文学)
■妙なる小世界、原爆の記憶
2015.9.17 第35回日本SF大賞の選評と受賞のことば
2015年9月17日公開 | 2015年4月24日・贈賞式会場にて配布された冊子より
2015.9.10 原作者・平山夢明「もう少し手加減しないと観て死ぬ人が出るなと思った」 映画「無垢の祈り」は公開されるのか!?
宮部みゆきの『ソロモンの偽証』や乾くるみの『イニシエーション・ラブ』など、2015年も数多くの小説が映画化&公開された。
2015.9.5 読書メーター×ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2015 特集
本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』の年末恒例特集、BOOK OF THE YEAR。
2015.8.9 原爆文学、被害伝え続け 吉永小百合さん「初心忘れず」
広島、長崎に原爆が投下されて70年。犠牲者や被爆者の苦しみ、生き方を描いた小説や詩などの原爆文学はこの間、数多く出版され、その思いや被害の実態を伝え続けてきました。
2015.8.5 阿川弘之氏死去=作家、端正な鎮魂文学―「山本五十六」「雲の墓標」、94歳
厳しい歴史感覚に基づく目で日本人の姿を見据え、「山本五十六」「志賀直哉」などの人間味あふれる評伝や小説を著した作家で文化勲章受章者の阿川弘之(あがわ・ひろゆき)氏が3日午後10時33分、老衰のため東京都内の病院で死去した。
2015.7.15 有栖川有栖が特別協力!「ミステリーナイト」 28年目となる今年の舞台は寝台列車!
人間の数だけドラマがある……。大人のための謎解きエンタテインメント。
2015.7.11 原爆の惨禍伝える文学展示=被爆70年、長崎の図書館と連携―広島市
広島と長崎の原爆の惨禍を伝える文学や手記などを展示する企画展が11日、広島市の市立中央図書館で始まった。戦争を知らない世代に両市の原爆の悲惨さを知ってもらうため、被爆70年を迎える今夏、両市の図書館などが所蔵する資料を提供した。8月30日まで。
2015.6.29 【今週はこれを読め! ミステリー編】人間vs怪獣のノンストップ・スリラー『BLOOD ARM』
山間の小さな町に住む沓沢淳は、いわゆるフリーターと言われる身分だ。
2015.6.27 『カゲロウデイズ』じん×『月下ノ外レ外道』沙雪 特別対談(前編)
「外道」と呼ばれる烏天狗の妖がはびこる世界。
2015.6.20 竹内結子&橋本愛が初共演 小説『残穢』が実写映画化
女優の竹内結子と橋本愛が、小野不由美氏のホラー小説を実写映画化する『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』(2016年1月30日公開)で初共演することが19日、わかった。
2015.6.3 【今週はこれを読め! エンタメ編】新しい一歩を踏み出すファンタジー『過ぎ去りし王国の城』
真っ先に目を奪われるのは、表紙だ。
2015.6.1 『デブを捨てに』 平山夢明著 評・宮部みゆき(作家)
ひどいのにひどくない
2015.5.19 【今週はこれを読め! SF編】大きい世界を映す小さな言葉の粒、妙なるアイデア、巧みなプロット
ジーン・ウルフの第二短篇集。ちょっと変わったタイトルは、各収録作がなんらかの「日」----祝祭日もあれば狩猟解禁日みたいなものもある----に対応しているからだ。
2015.5.14 園子温「トリンドルさんのイメージは破壊される」映画『リアル鬼ごっこ』
全国のJK(女子高生)の皆さん、あなたたちはちょっとふてぶてしいので、数を減らすことにします。
2015.4.22 『過ぎ去りし王国の城』宮部みゆき本人の朗読を聴いてみた
宮部みゆきの最新単行本『過ぎ去りし王国の城』(KADOKAWA)が2015年4月24日(金)に発売される。それにともない、2014年末に実施された、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの自作朗読会「リーディングカンパニー ファイナル」にて朗読された音声の一部が公式WEBサイトで公開となった!
2015.4.21 ゆきのまち幻想文学賞25年…積み重なる小品の結晶
授賞式後に行われた朗読会で、楽器の調べにあわせて読み上げられる受賞作品に聴き入る受賞者ら(11日、青森市の八甲田ホテルで)
2015.4.17 女性映画監督 文才も発揮
「自分の作品」確実に言える 西川美和さんが新刊
2015.4.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】江戸と超常現象が共存する西條奈加『睦月童』
どんなに好きな分野でも、たいていの人には手薄な範囲というものがあるのではないだろうか。
2015.4.13 大賞毬さんら出席…幻想文学賞授賞式
雪をテーマにした物語を公募した「第25回ゆきのまち幻想文学賞」(ゆきのまち通信主宰、読売新聞社特別協力)の授賞式が11日、青森市の八甲田ホテルで開かれた。
2015.4.7 ゆきのまち幻想文学賞 小滝さんが佳作
雪をテーマにした物語を公募した「第25回ゆきのまち幻想文学賞」(「ゆきのまち通信」主宰、読売新聞社など特別協力)で、名古屋市天白区の派遣社員、小滝ダイゴロウさん(40)の「消えた十二月」が佳作に選ばれた。
2015.4.2 <谷崎潤一郎>40代後半の創作ノート 印画紙で残っていた
中央公論新社(東京都)は2日、文豪、谷崎潤一郎(1886~1965年)の創作ノートを撮影した印画紙255枚が見つかったと発表した。
2015.4.1 「第3回角川つばさ文庫小説賞」受賞作決定!本上まなみさんからの選評も
2015年3月29日(日)に「第3回角川つばさ文庫小説賞」(主催:角川つばさ文庫小説賞実行委員会)の贈賞式が開催された。
2015.3.26 黒板アートのメイキング映像を公開!宮部みゆき最新作『過ぎ去りし王国の城』の装画を担当した話題の女子高生
2015年4月24日(金)に直木賞作家・宮部みゆきの最新単行本『過ぎ去りし王国の城』(KADOKAWA)が発売される。それに伴いイメージビデオが解禁となった。
2015.3.24 【今週はこれを読め! SF編】氷に閉ざされゆく世界で、なぜ私は少女を追いつづけるか
滅びゆく世界で主人公がひとりの女性を追いつづけるストーリーは、J・G・バラードの傑作『結晶世界』(創元SF文庫)に似ている。
2015.3.20 訃報:今江祥智さん83歳=児童文学作家、「ぼんぼん」
「ぼんぼん」「優しさごっこ」などの作品で児童文学に新境地を開いた童話作家の今江祥智(いまえ・よしとも)さんが20日、肝臓がんのため死去した。
2015.3.19 異例の大抜擢! 黒板アートで話題の女子高生が、宮部みゆき最新作カバーイラストを担当!
2015年4月24日(金)に発売される宮部みゆき最新単行本『過ぎ去りし王国の城』(KADOKAWA)のカバーデザインが解禁となり話題となっている。
2015.3.12 国民投票で日本代表作品を選ぶ「SUGOI JAPAN Award2015」ラノベ部門1位は『俺ガイル』が獲得!
シリーズ&関連本累計350万部を突破している『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(ガガガ文庫/通称「俺ガイル」)が、世界で大ヒットさせたい作品、いわば日本代表を選ぶ国民投票「SUGOI JAPAN Award2015」のラノベ部門で1位を獲得!昨年末の「このライトノベルがすごい!2015」に続いての受賞となる。
2015.3.10 【今週はこれを読め! SF編】『地球の長い午後』ばりの異様な世界で、環境と性をめぐるテーマが展開される
愛琉(アイル)は熱帯雨林に暮らす少女。森のなかには数え切れないほどの生物がうごめき、さまざまな危険が潜んでいる。
2015.3.2 【自作再訪】那須正幹さん「ズッコケ三人組」 子供と勝負、だから愛された
3人が元気に駆け回れたのは、日本が民主国家で平和な国だったから
2015.2.12 宮城谷昌光さん「作家生活25年」祝う会
中国歴史小説の第一人者、宮城谷昌光さんの作家生活25年を祝う会が3日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれ、文芸関係者ら約100人が集まった。
2015.2.11 書評:営繕かるかや怪異譚 [著]小野不由美 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
■ひとの想い解放する「建築小説」
2015.1.12 『営繕かるかや怪異譚』 小野不由美著 評・宮部みゆき(作家)
怪異を祓わぬ理由
2014.12.25 魔力のよる学園バトルが展開される『十三矛盾の魔技使い』。13人の視点で物語が語られる【電撃文庫新作紹介】
十階堂一系先生が執筆する、電撃文庫『十三矛盾の魔技使い(ソルヴァナイト)』の紹介記事をお届けします。
2014.12.19 本との意外な出会いを演出!? 図書館で貸し出される「本の福袋」が面白い!
目白図書館の本の福袋「本の宝袋」。12月16日から特設コーナーが設置されている
2014.12.17 作家の読書道 第155回:津村記久子さん
主に大阪を舞台に、現代人の働くこと、生活すること、成長することをそこはかとないユーモアを紛れ込ませながら確かな筆致で描き出す芥川賞作家、津村記久子さん。
2014.12.16 書評:献灯使 [著]多和田葉子 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
■震災後の不吉な未来を予言
2014.12.13 2014年文庫ランキング発表! 東野、池井戸、百田が安定した人気
書店員、文筆家など、本好き4589名の声が詰まったブックランキング「BOOK OF THE YEAR」特集が、2014年12月6日発売の『ダ・ヴィンチ』1月号に掲載されている。ここでは文庫ランキングを10位まで紹介しよう。
2014.12.6 2014年No.1小説は東野圭吾『マスカレード・イブ』!
本好きたちの一年を締め括る、「BOOK OF THE YEAR」大特集。あなたにとって、今年はどんな一年でしたか? どんな素晴らしい本との出会いがありましたか? ダ・ヴィンチ読者、書店員、文筆家など、本好き4589名の声が詰まったブックランキング、いよいよ発表です。
2014.12.5 「ダ・ヴィンチ」、ブック・オブ・ザ・イヤー2014を発表
「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA メディアファクトリー)は12月5日、「BOOK OF THE YEAR2014」を発表した。2013年10月から2014年9月までに発行された本を対象に、書評家、書店員、アンケート会員ら4589人が選考した。主なジャンルの上位銘柄は以下の通り。
2014.12.1 『水声』 川上弘美著 評・若松英輔(批評家)
尽きることない情愛
2014.11.25 文豪谷崎の愛の手紙、未公開288通の現存確認
日本近代文学を代表する作家の一人、谷崎潤一郎(1886~1965年)と、長編「細雪(ささめゆき)」の4姉妹のモデルとなった妻・松子やその妹・重子などとの間で交わされた未公開書簡288通が、現存していることが24日分かった。
2014.11.21 「このライトノベルがすごい」で史上初の快挙、『俺ガイル』が連覇&三冠を達成
ガガガ文庫発行の人気漫画『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』が、宝島社「このライトノベルがすごい!」で2年連続1位に。男性・女性キャラクター部門でも1位を獲得した。
2014.11.20 文学の舞台 市川を紹介 30日まで企画展
市川市が舞台として取り上げられた小説やエッセーなど文学作品の一文と、その場所の過去や現在の写真を一枚のパネルにして紹介する展示会「イメージとしての写真-言葉になった市川の風景」が同市鬼高の市文学ミュージアムで開かれている。三十日まで。
2014.11.19 今なぜ…文学全集が次々出版される理由
文学、活字文化に逆風が強まる中、河出書房新社は47年ぶりの「日本文学全集」を14日に刊行する。
2014.11.17 5社編集長が本気で推す合同フェア「チチカカコ」開催!
「面白く」「わかりやすく」「役に立つ」――読者に知ってもらいたい、隠れたロングセラーやベストセラーが、まだまだ沢山ある。
2014.11.15 旅紀行のような、それ以上のような、角田光代が贈る旅物語
角田光代といえば芥川賞候補にもなった作家なので、この『降り積もる光の粒』(文藝春秋)はなにか真摯な家族小説かな、などと勝手に想像したのですが、嬉しい裏切りに合いました。
2014.11.13 スペシャルレポート Vol.11 世界累計1400万部超!『ソードアート・オンライン』 川原礫
今回、ライトノベル部門にノミネートされた『ソードアート・オンライン』(電撃文庫刊)は、主人公の少年・キリトがバーチャル・オンラインゲームにとじこめられるところから始まるいわゆる"ゲーム小説"。
2014.11.10 ライトノベルで本格ファンタジーが復権した背景とは
様々なジャンルが入り乱れるライトノベルにおいて、本格ファンタジーが盛り上がりの機運を見せている。
2014.10.28 【今週はこれを読め! SF編】呪わしい過去と不穏な現在----因果の糸はつながっているか?
開幕からいきなり猟奇事件だ。
2014.10.23 宮部さん「これで完結」あのベストセラーに続編
作家の宮部みゆきさん(53)が、ベストセラー長編小説「ソロモンの偽証」の文庫化に合わせ、新たに"続編"を書き下ろしたことが分かった。
2014.10.21 【今週はこれを読め! SF編】アタリマエに満足しない編者が満を持して放った新アンソロジー
大森望編のオリジナル・アンソロジー・シリーズ《NOVA》全10冊は、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。
2014.10.20 きらら熱烈インタビュー 第113回 井上荒野さん
虫のような女であることは、不自由な人からすると不気味で、脅威になり得るのかもしれません。
2014.10.16 "読みものキング"の直木賞受賞第一作は「後妻業」
爺(じじい)を騙(だま)すのは功徳や――。
2014.10.7 星新一の作品が絵本に
ショートショートの神様と呼ばれた作家、星新一の作品が絵本になった。
2014.10.6 『荒神』 宮部みゆき著 評・宇野重規(政治学者・東京大教授)
空虚が人間を呑み込む
2014.9.30 書評:荒神 [著]宮部みゆき - 水無田気流(詩人・社会学者)
■貪欲が怪物と化し、人の思いを食らう
2014.9.9 【『中二病 誕生日診断』発売】夏目、太宰、三島、かの文豪たちの「中二病的特徴」を診断してみた
「中二病」という言葉が使われはじめて久しい。
2014.8.28 bestseller's interview 第61回 山田 宗樹さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2014.8.19 【今週はこれを読め! SF編】異端のショートショート。こんなの、自分ひとりで読みたくない。
もしかして、このごろショートショートの面白さが見直されている? 新鋭・田丸雅智の『夢巻』(出版芸術社)がこの著者最初の単行本にもかかわらず版を重ね、星新一ショートショート・コンテスト出身のベテラン太田忠司も『星空博物館』(PHP文芸文庫)で健在ぶりを示し、同じくベテラン江坂遊(このひとは星新一が唯一の弟子と見込んだショートショート専業作家だ)は「ショートショート創作技術塾・星派道場」の活動をつづけ、後進の育成に取りくんでいる。
2014.8.13 読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<下>
白川静著『同訓異字』 (平凡社、2300円)
2014.8.7 Twitterのライトノベルファンが選んだ"いま熱いライトノベル"ランキングTOP10!
全国のライトノベルファンが、いまハマってるイチオシの作品、他人にオススメしたい作品をTwitter上から投票で決める人気ランキング『ライトノベルツイッター杯2014上半期』が今期も決まった。
2014.8.5 【今週はこれを読め! SF編】狼少女の感覚と情緒、風に鳴る巨大貝殻の音
二十世紀末から二十一世紀、アメリカ文学は異色短篇の才能を続々と輩出してきたが、カレン・ラッセルはその最若手だ。
2014.8.5 会での交流心待ち アメリカ文学翻訳家・柴田元幸さん 9日から函館でイベント
アメリカ文学の翻訳家で、毎夏を函館で過ごす柴田元幸(もとゆき)さん(60)=東京在住=による朗読イベントが函館で開かれる。
2014.7.27 怪談の世界へ/「怖くて不思議な文学展」開幕
近現代の文豪が残した怪談や怪奇幻想小説に焦点を当てる「怖くて不思議な文学展」が26日、香川県高松市昭和町のサンクリスタル高松で始まった。
2014.7.22 直木賞すんなり、芥川賞はPK戦延々と…選考会
17日夜に発表された第151回芥川賞・直木賞は、4回目の候補だった柴崎友香さんと、6回目の黒川博行さんが賞を射止めた。安定感のある実力派とベテランを、熟議を尽くして選び出した。
2014.7.17 角田光代さん授賞式で「嫌な話書くの辛かった」
人の心と世界の深層を支える「物語」を問い続けた臨床心理学者にちなんだ第2回河合隼雄物語賞、学芸賞(河合隼雄財団主催)の授賞式が4日、京都市内で行われた。
2014.7.14 谷崎潤一郎、戦時中の俳句 細雪の掲載中止で心境吐露
文豪・谷崎潤一郎が戦時中に執筆したが掲載中止になった小説「細雪(ささめゆき)」について、不安や悔しさを詠んだ俳句2句が書かれたはがきが見つかったことが、分かった。
2014.7.8 【今週はこれを読め! SF編】哲学と脳科学を結ぶ宮内悠介、世界をひっくりかえす藤野可織 - 牧眞司
7冊目となる創元SF文庫の「年刊SF傑作選」。前巻まで、よくわからないがカッコよさげな四字熟語のタイトルだったが、こんかいから収録作から表題をつけるようになって、まずはめでたい。覚えやすい。
2014.7.8 アンジェラ・アキ「手紙」モチーフ小説映画化
アンジェラ・アキのヒット曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフにした中田永一の小説「くちびるに歌を」が、新垣結衣主演で映画化されることが決定した。
2014.7.7 小泉孝太郎演ずる杉村三郎が帰ってくる! 宮部みゆき『ペテロの葬列』がドラマ化
あの杉村三郎が帰ってきた。
2014.6.27 覇剣の皇姫アルティーナ : 人気ライトノベルの最新PV公開 コミカライズも決定
むらさきゆきやさん作、himesuzさんイラストの人気ライトノベル「覇剣の皇姫アルティーナ」(ファミ通文庫)の最新6巻の発売を記念し、27日、プロモーション映像が公開された。アルティーナ役を藤村歩さんが、レジス役を小野賢章さんが担当しているほか、佐藤聡美さんや種田梨沙さん、子安武人さんが参加している。
2014.6.17 【今週はこれを読め! SF編】広告の欲望と世界の妄想、古代バビロニア起源の仮想現実
〈P〉はペプシのPだ。ソヴィエト連邦がはじめて採用したアメリカ・ブランドがペプシである。
2014.6.13 長編「夜は終わらない」を刊行…星野智幸さん
星野版「千夜一夜物語」
2014.6.6 中上健次の名作小説を初めて舞台化
故・中上健次が1986年に発表した小説『十九歳のジェイコブ』が、新国立劇場にて、初めて舞台化される。
2014.6.3 【今週はこれを読め! SF編】動物たちのの物語、心の神話、声の寓話
キジ・ジョンスンは米国SFの注目株。1960年生まれ、88年デビューだから若手とは呼べないが、脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってからで、とくに2009年以降は毎年のようにメジャーなSF賞を射止めている。その彼女の日本で初めての単行本が、この『霧に橋を架ける』だ。オリジナル編集で11篇が収録されている。
2014.5.19 『源氏物語』を角田光代が、『たけくらべ』を川上未映子が新訳する! 「池澤夏樹 個人編集 日本文学全集」収録作品発表
河出書房新社から創業130周年記念企画として「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)の刊行が決定し、そのラインナップが発表された。
2014.4.28 ポプラ社の前社長、坂井宏先さん死去
出版社のポプラ社前社長の坂井宏先(さかい・ひろゆき)さんが18日、死去した。
2014.4.28 漫画で表現 長嶋有さんの世界 室蘭・港の文学館 3作品の原画展
室蘭、登別で少年時代を過ごした芥川賞作家、長嶋有さんの作品を原作とした漫画の原画を展示する特別展が27日、室蘭市海岸町の市港の文学館で始まった。
2014.4.23 関東最大級の古書店「つちうら古書倶楽部」で大興奮
ずーっと向こうまで全部古本屋さん!
2014.4.22 第21回日本ホラー小説大賞に、雪富千晶紀さんの『死咒の島』
KADOKAWA主催、第21回日本ホラー小説大賞の最終選考会が行われ、大賞作品に雪富千晶紀さんの『死咒の島』が選ばれた。
2014.4.22 「誰が犯人?!」好きな小説のジャンルはミステリー
みなさんは小説を読んでいますか?最近では、電子書籍も増えてきてスマートフォンで読んでいる人も多くなってきていますよね。
2014.4.21 『長女たち』 篠田節子著 評・平松洋子(エッセイスト) : 書評
現代の親子たちの修羅
2014.4.13 青森で「ゆきのまち文学賞」授賞式
雪をテーマとした作品を募集した「第24回ゆきのまち幻想文学賞」(「ゆきのまち通信」主宰、読売新聞東京本社など特別協力)の授賞式が12日、青森市の八甲田ホテルで開かれた。
2014.4.8 【今週はこれを読め! SF編】イスタンブール----旋回する物語の中心、ヨーロッパとイスラムを結ぶ臍
近未来のイスタンブールが舞台。筋立てはテクノスリラーだが、展開する情景は先鋭SF(次世代サイバーパンク?)、局面によってはマジックリアリズムの読み味すら加わる。
2014.4.4 湊かなえ 小説書く意義「一言で言えます」
作品が次々に映像化され、話題になることが多い、作家の湊かなえさん。が、本人は、「小説が一番面白い、これは映像化できないぞ、と思ってもらえるようなものを書きたいと、いつも考えています」と話す。
2014.4.4 [魔法科高校の劣等生]劣等生の兄と優等生の妹が波乱に 人気ラノベをアニメ化
「魔法師」を養成する高校に入学した"劣等生"ながら切れ者の兄・達也と、兄を慕うエリートの妹・深雪の物語を描くアニメ「魔法科高校の劣等生」の放送が5日深夜から順次スタートする。
2014.3.27 第2回角川つばさ文庫小説賞受賞作決定!
「第2回角川つばさ文庫小説賞」(主催:角川つばさ文庫小説賞実行委員会)の一般部門大賞が、深海(ふかみ)ゆずはさんの『こちらパーティー編集部〜ひよっこ編集者と黒王子〜』に決定した。
2014.3.24 「第2回角川つばさ文庫小説賞」大賞受賞作品が今秋刊行
小・中学生向けレーベル「角川つばさ文庫」から「第2回角川つばさ文庫小説賞」大賞受賞作品が今秋刊行される。
2014.3.15 「模倣犯」電子化で海外へ 小説もクールジャパン
海外版権を扱うクリーク・アンド・リバー社(C&R)は日本の小説を電子書籍にして海外に配信する事業を始める。
2014.3.11 まど・みちおさん 母校への手紙が絵本に
こどもたちへ「ちきゅうを すくって」
2014.3.7 公募ガイド 賞と顔 第8回『幽』怪談文学賞 長編部門
石川 緑さん はじまりは偶然手にした雑誌『ダ・ヴィンチ』
2014.3.1 人気作家らが文学論巡り激論
人気作家を数多く輩出してきた芥川賞と直木賞が、ことしで150回の節目を迎えたことを記念して「芥川賞&直木賞フェスティバル」が東京・丸の内で開かれ、綿矢りささんや道尾秀介さん、宮部みゆきさんなど歴代の受賞作家たちが文学論や創作手法などを巡って議論を繰り広げました。
2014.2.27 芥川賞・直木賞150回記念「芥川賞&直木賞FESTIVAL」始まる
2月26日、東京・丸の内の丸ビル内マルキューブで始まった。
2014.2.17 『東京日記4』(平凡社)刊行記念 川上弘美さんミニトーク&サイン会「川上弘美のなんでも質問箱」
ちょっと不思議だけど、ほとんど本当のこと。
2014.2.11 【今週はこれを読め! SF編】時間を行き来する記憶、細部と全体の照応、共有される無意識
本書『ピース』は、ぼく(名前はオールデン・デニス・ウィア)の一人称で綴られる。
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