ハルカに関連する小説ニュースまとめ
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ハルカ ニュース検索結果
2021.7.13 【今週はこれを読め! ミステリー編】心を掴んで離さないエドワード・ケアリー短編集『飢渇の人』
エドワード・ケアリーの短篇集が出た。
2021.6.25 【今週はこれを読め! ミステリー編】ユダヤ人古書店主の決死の犯罪捜査『狼たちの城』
この設定で話がつまらなくなるはずがないだろう。
2021.2.24 【今週はこれを読め! エンタメ編】かけがえのない日常を描く短編集〜奥田英朗『コロナと潜水服』
奥田英朗さんの小説を読むとたいてい心に浮かんでくるのは、「身につまされる」という言葉だ。奥田作品と一口にいっても読み心地は幅広くて、『最悪』(講談社文庫)のようなエッジの効いたものももちろんすごいのだが、個人的には『家日和』(集英社文庫)などのそんなに大きな事件は起こらないけれどもかけがえのない日常が描かれた小説が好きだ。そして、『コロナと潜水服』もそういった作品5編が集められた短編集である。
2020.12.16 【今週はこれを読め! エンタメ編】5人の「白野真澄」の短編集〜奥田亜希子『白野真澄はしょうがない』
たまーにエゴサーチというものをしてみることがある。とはいえ、私のような零細ライターではだいぶ下方にスクロールしていってようやく関連記事を見つけることができる程度だし、Twitterも炎上するほど閲覧されてもいないので気楽なものだ。常に検索上位にあがってこられる「松井ゆかり」さんは、タレントさんや格闘技の選手の方など。名前が同じというだけの他人ではあるが多少なりともご縁があるように思われて、画像などをじっと見つめてしまうことがある(もはやエゴサーチではない)。
2020.7.31 【今週はこれを読め! ミステリー編】おそるべき規模の物語アルネ・ダール『時計仕掛けの歪んだ罠』
何も信用できなくなって世界が剣呑に見えてくる。
2020.6.3 【今週はこれを読め! エンタメ編】料理をめぐる実力派作家のアンソロジー『注文の多い料理小説集』
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、このところ何か月にもわたって我々はさまざまな不自由を耐え忍んでいる。
2020.5.2 【今週はこれを読め! ミステリー編】孤独な少女の生きる姿を描く『ザリガニの鳴くところ』
かけがえのない自分という存在を、どうぞ大事に。
2020.3.24 【今週はこれを読め! SF編】ケン・リュウ編の中国アンソロジー第二弾!
『折りたたみ北京』に続く、現代中国SFを紹介するアンソロジー。編者ケン・リュウは「序文」で、こう告げる。
2020.1.29 【今週はこれを読め! エンタメ編】将棋盤を挟んだ少女と元棋士の対話〜尾﨑英子『竜になれ、馬になれ』
これを題材にした本(漫画、映画、などなど)はスルーできない、というポイントは人それぞれであろう。私の場合は、「駅伝」と「将棋」。シーズンがだいたい秋〜冬場と決まっている駅伝と違って、将棋は一年中何かしらのタイトル戦やその予選・決勝リーグ的なものが途切れることなく行われている。大一番というときでなくても常にトレーニングや鍛錬を続けているのは同じだろうし、駅伝のように時期が集中していれば楽だなどとは決して思っていないが、成績が上位のプロ棋士ほど年間を通していくつものリーグ戦を同時進行で戦わなければならないとなると将棋ってほんとに過酷な世界だなと圧倒される。
2020.1.21 詩人、ラテンアメリカ文学研究者の田村さと子さん死去
詩人でラテンアメリカ文学研究者の田村さと子さん=本名・川村さと子=が19日、乳がんのため死去した。
2019.11.6 【今週はこれを読め! エンタメ編】鈴木るりか『太陽はひとりぼっち』を先入観なしで読むべし!
「そんなこと、○○しなくたってわかるだろ」というのは、概ね些細なものと相場が決まっている「○○する」手間すら省きたい横着者の言い訳に他ならない。「愛してるなんて言わなくたってわかる」という相手とはしばしば大げんかに発展しがちだしし、「説明書なんて読まなくたってわかる」と言って設置した電化製品はだいたい動かず、「メモなんてしなくたってわかる」と油断した買い物は忘れる。
2019.9.4 『異世界チート魔術師』原作者・内田健先生インタビュー|「楽しい」からこそ、ここまで書き続けられた
小説投稿サイト『小説家になろう』(以下、なろう)で連載中、ヒーロー文庫より書籍版が刊行中の内田健先生によるライトノベル『異世界チート魔術師』。
2019.7.17 芥川賞に今村夏子さん 直木賞に大島真寿美さん
第161回芥川賞と直木賞の選考会が東京で開かれ、芥川賞は今村夏子さんの「むらさきのスカートの女」、直木賞は大島真寿美さんの「渦 妹背山婦女庭訓 魂結び」(うず/いもせやまおんなていきん/たまむすび)が、それぞれ選ばれました。
2019.7.5 《GA文庫大賞》大賞作『処刑少女の生きる道 ―そして、彼女は甦る―』佐藤真登インタビュー
ライトノベルファン待望の本格異世界ファンタジー!〈処刑人〉の少女と〈迷い人〉の少女。殺す側と殺される側の必然の出会いは予期せぬ友情へと展開する――。殺伐とした世界を生き抜く少女メノウと、彼女を取り巻く個性豊かな女性たちが織りなす生と死のドラマ。《GA文庫大賞》7年ぶりの大賞作が満を持してここに登場!
2019.4.19 【今週はこれを読め! SF編】第一級の脱出不可能ミステリー『火星無期懲役』
火星は地獄だ!(ジョン・W・キャンベル風に)
2018.12.13 【今週はこれを読め! ミステリー編】破滅の作家ブッツァーティの短篇集『現代の地獄への旅』
ある日うっかり地獄行き。
2018.11.11 【今週はこれを読め! ミステリー編】北アイルランド一匹狼刑事シリーズ第二弾『サイレンズ・イン・ザ・ストリート』
出勤時、すべての警察官が車の底に爆弾がとりつけられていないか確認する。そしてけっこうな頻度で実際に爆弾を発見してしまい、失禁しながら処理班を呼ぶことになる。
2018.10.10 【今週はこれを読め! エンタメ編】小嶋陽太郎の"大化け"短編集『友情だねって感動してよ』
変態...! 本書を読み終えて、真っ先に心に浮かんだ言葉である。いわゆる一般的に使用されるような性的嗜好について揶揄しているわけではない(そういった意味合いでの変態性も感じられなくはない短編集ではあるが)。生物が形態を変えるように、小嶋陽太郎という作家の新たなる資質が顕在化したという意味であり、俗に言う"大化けした"という状態。私が思っていたよりもはるかに(低く見積もっていたということは断じてないにもかかわらず)、小嶋陽太郎は逸材だった。
2018.6.19 【今週はこれを読め! SF編】21世紀の「ゴルディアスの結び目」、イーガン経由でアップデートされた『神狩り』
コウモリの群れがブラックホールにアタックを仕掛けている。
2018.6.8 【今週はこれを読め! ミステリー編】現実に起こった恐るべき連続殺人事件『花殺し月の殺人』
恐ろしい話である。
2017.9.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】犯罪小説マニアの至宝が帰ってきた!〜『ゴーストマン 消滅遊戯』
──ロジャー・ホッブズ『ゴーストマン 時限紙幣』は、二十一世紀に入って書かれた犯罪小説の十指に入る傑作である。
2017.6.14 【今週はこれを読め! エンタメ編】女子高生がつくる"ファミリー"〜松浦理英子『最愛の子ども』
世間一般の認識として「男はバカだ」とよく言われがちだが、基本的には女もバカである。
2017.4.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】女性の心を鋭くとらえる短篇集『不機嫌な女たち』
現代において古典文学と称される作品も、それらが発表された当時はエンターテインメントとして認識されていたであろうことは、常に心に留めておきたいと思う。
2017.4.25 【今週はこれを読め! SF編】未知との遭遇、10のスタイル
副題が示すとおりのテーマ・アンソロジーだ。「ファーストコンタクト」とは、地球外生命体との接近遭遇である。ファースト、すなわち最初の接触なので、お互いのことがわからず、手探りになるし誤解や疑心暗鬼を生じる。その過程で、人類の文化や知性が相対化される。
2017.4.4 「絶対無敵ライジンオー」矢立文庫で新作小説連載 シリーズ構成・脚本の園田英樹が執筆
サンライズの運営するウェブサイト「矢立文庫」にて、1991年から1992年にかけて放送された『絶対無敵ライジンオー』の新作小説が連載されることが決定した。同作のシリーズ構成・脚本を手掛けた園田英樹が執筆を担当し、4月18日より連載がスタートする。
2017.3.17 北方謙三『大水滸伝』シリーズが累計発行部数1,000万部を突破! 執筆17年、原稿25,500枚にのぼる超大作
執筆17年、原稿25,500枚にのぼる超大作、北方謙三の「大水滸伝」シリーズが"累計発行部数1,000万部"を突破した。そんな金字塔を打ち立てた北方からコメントが寄せられているので紹介しよう。
2017.3.1 【今週はこれを読め! エンタメ編】「もうひとりの自分」とみつ子の決意〜綿矢りさ『私をくいとめて』
主人公のみつ子はもうすぐ33歳独身のOL。もはや私は50代も目前だし、子育てはまだまだ継続中、フルタイムで働いているわけでもないが、みつ子のちょっとした考え方やぼやきに激しく共感するところがあり我ながら驚いた。もちろん人間たるもの加齢とともに成長することもある(と思いたい)けれども、根本的になかなか変わらない部分というのもあるのではないだろうか。
2017.1.19 【エンタメ小説月評】歴史のダイナミズム感じる
歴史小説を読む喜びの一つは、フィクションによって歴史のダイナミズムを感じることができる点だ。新たな視点と解釈で捉え直し、史実の点と点をフィクションで結び合わせる。そうすると、無味乾燥な年号や人物が、いきいきと立ち上がってくるのだ。
2016.11.24 【今週はこれを読め! ミステリー編】豪華絢爛地下冒険小説『ヴェサリウスの秘密』
今年の地下冒険小説枠は本書に決定!
2016.10.15 現実の事件を基に五つの物語…『犯罪小説集』の吉田修一さん
『悪人』『さよなら渓谷』『怒り』など、数々の犯罪小説の傑作を手がけてきた吉田修一さんが、その名もズバリ『犯罪小説集』(KADOKAWA)と銘打った短編集を出版しました。
2016.10.3 辻原登(作家) におい立つ昭和の群像 小説『籠の鸚鵡』を刊行
金と暴力、セックス。目の前の欲望にとらわれた人間たちがふわふわと道を踏み外す。
2016.9.25 【文芸時評10月号】「現代文学にはもう見切りをつけました」とメッセージ放つ「群像」の企画 早稲田大学教授・石原千秋
「群像」の「創刊70周年記念号」を見て驚いた。「群像短編名作選」と銘打って、かつて「群像」誌面を飾った54篇の短編小説を再録しているのである。
2016.9.7 【今週はこれを読め! エンタメ編】会心の高校野球シリーズ第二弾!〜須賀しのぶ『エースナンバー』
今年はリオ五輪とぶつかってたから高校野球のことを忘れていたですって? そんなあなたに猛省を促すためにも、須賀しのぶ『エースナンバー 雲は湧き、光あふれて』をお薦めさせていただきたい。
2016.9.6 【今週はこれを読め! SF編】アンドロイドは借金完済の夢を見るか?
オリジナル・アンソロジー《NOVA》に断続的に発表されていた宮内悠介の人気シリーズが、書き下ろしを加えて一冊にまとまった。待ちわびていたファンも多いだろう。
2016.8.24 【今週はこれを読め! エンタメ編】古い印刷が伝える温かさと手ざわり〜ほしおさなえ『活版印刷三日月堂』
活版印刷と言われても、最近の若い方にはまったくピンとこない技術であろう(世界三大発明のひとつと言われているのに! うちの息子らはかろうじて活版印刷の知識はあったが、ガリ版を知らなかった)。
2016.7.27 「こんなに泣けた作品は久しぶりでした」かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』
2016年2月22日(月)にデビュー10周年を迎えたロックバンド・かりゆし58の名曲「アンマー」に着想を得た、有川浩の書き下し感動長編小説『アンマーとぼくら』が7月19日(火)に発売された。
2016.7.6 機関車の汽笛がウォホポーッ! エロのメタファーが今読んでも面白い、宇能鴻一郎の官能小説
手の甲にキスなんかされたの、生まれてはじめてなんです。
2016.5.27 村上春樹?夏目漱石?それとも…小説家が選ぶ「影響を受けた作家」第1位が決定!
「この本を読んで考え方が変わった」
2016.5.27 谷川俊太郎作「なめる」がちょっとエロくて秀逸
冒頭、編著者である詩人の小池昌代は、「恋のさまざま――はしがきにかえて」に書いている。
2016.5.13 「人工知能の小説は面白くなっていくのか?」気鋭の若手が白熱協議!
今、小説の世界に激変が起きている。2010年に登場した小説投稿コミュニティ「E★エブリスタ」では、これまでに200万点以上もの作品が発表され、すでに500点以上もの作品が書籍化。映画化・コミック化など、多メディア展開される作品も多いという。
2016.4.6 【今週はこれを読め! エンタメ編】大正の浅草を少女ギャング団が駆ける!〜須賀しのぶ『くれなゐの紐』
ノスタルジーというのはひとつ前の時代に感じるものだろうか。
2016.2.16 【今週はこれを読め! SF編】音楽はゲームか魔物か? アメリカの実験に終着点はあるのか?
宮内悠介の新作は音楽がテーマだ。たんなる物語の素材にとどまらず、音楽の本質に深く関わっていく。
2016.1.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】名アンソロジストが編んだ名手の逸品『ジャック・リッチーのびっくりパレード』
2015年12月に亡くなった小鷹信光は翻訳家としての業績が最も知られているが、研究者やアンソロジストとしても数々の業績を遺した。
2016.1.6 綾瀬はるか主演で連続ドラマ化 カズオ・イシグロの傑作小説『わたしを離さないで』
人生につまずいた時、誰でも一度は「自分は何のために生きているのか、そして何を成すために生まれてきたのか」と考えたことがあると思う。
2015.11.24 小島信夫文学の魅力探る 県図書館で生誕100年座談会
「アメリカン・スクール」で芥川賞を受賞した岐阜市出身の作家小島信夫さん(1915~2006年)の生誕100年記念座談会が23日、同市宇佐の県図書館で開かれた。
2015.8.29 「リア充じゃないから作家になれた」"粘膜作家"飴村行インタビュー|夏のホラー部第4回
エロス、バイオレンス、日本兵に河童!男子中学生な衝動が渦を巻く『粘膜人間』(KADOKAWA)で、日本ホラー小説大賞の長編賞を受賞。
2015.7.22 【今週はこれを読め! エンタメ編】認知症の父と家族の十年間〜中島京子『長いお別れ』
昔なら「ボケ老人」と呼ばれていた人々を取り巻く状況は、近年大きく変わった。
2015.7.17 『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による『WORLD END ECONOMiCA』シリーズ完結記念インタビュー!!
『狼と香辛料』の支倉凍砂氏による最新作、電撃文庫『WORLD END ECONOMiCA』がついにシリーズ完結。テスト明けや夏季休暇に一気読みするチャンスですよ!!
2015.7.17 きらら熱烈インタビュー 第123回 朝井リョウさん
自分がどういう人間なのかを考えるきっかけになれたなら、どんな感想でも嬉しいです。
2015.7.17 きらら著者インタビュー 第84回 宮内悠介さん『エクソダス症候群』
文化を跨ぐ者、文化の境界にある者が好きなんです。今回も境界を越えて両側を見る視点人物を書きたかった。
2015.7.8 『スカイフォール 機械人形と流浪者』は無機質なドール系美少女好きにオススメな空創ファンタジー!【電撃文庫新作紹介】
石川 湊先生が執筆する電撃文庫『スカイフォール 機械人形と流浪者』の紹介記事をお届けします。
2015.6.17 作家の読書道 第161回:磯﨑憲一郎さん
2007年に文藝賞を受賞して作家デビュー、2009年には芥川賞を受賞。意欲的な作品を発表し続けている磯﨑憲一郎さん。叙事に徹した日本近代100年の物語『電車道』も話題に。時間の大きな流れの中で生きる人々をとらえたその作品世界は、どんな読書生活から育まれていったのか? 商社に勤めながら40歳を前に小説を書きはじめた理由とは?
2015.6.16 【今週はこれを読め! SF編】伝統的なSFの設定・アイデアの数々に、独自のテーマと風合いを盛りこむ
『怨讐星域』! この表題にたじろぐが、内容はバイオレンスやハードボイルドではなく、あくまで世代宇宙船と惑星植民の物語だ。「怨讐」はしっかりと描かれているが、それは個々人の直線的な感情ではなく、まとまった社会・文化の底流としてである。
2015.5.22 著者インタビュー -上橋菜穂子さん「鹿の王」
2014年に児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。受賞後初の長編『鹿の王』が、このたび本屋大賞第1 位に輝きました。
2015.5.18 鬼才・恒川光太郎のファンタジー小説 ラジオドラマ化!
あなたの「10の願い」叶います。……ただし、異世界で。
2015.4.17 女性映画監督 文才も発揮
「自分の作品」確実に言える 西川美和さんが新刊
2015.4.16 特別出展「多賀新×江戸川乱歩」本の世界へ見るものを誘う「ビブリオテカヴァニラ」開催
本を読んでいると、その世界が頭の中に浮かんでくる。それは絵だったり、写真だったり、映像だったりと様々ではあるが、脳内を「芸術」が支配していることは間違いない。それだけ、本と芸術は切っても切れないものとなっている。
2015.1.10 『狼と香辛料』の支倉凍砂先生最新作『WORLD END ECONOMiCA I』は金融冒険青春活劇!【電撃文庫新作紹介】
■青春×月面×金融! 『狼と香辛料』『マグダラで眠れ』の支倉凍砂が贈る、金融冒険青春活劇!
2014.12.24 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の入間人間&左のコンビで描く最新作『虹色エイリアン』【電撃文庫新作紹介】
入間人間先生が執筆する、電撃文庫『虹色エイリアン』の紹介記事をお届けします。
2014.11.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】ワープア非常勤講師の奮闘記〜高殿円『マル合の下僕』
我が子の成長を願う気持ちを表すものとして、「這えば立て、立てば歩めの親心」という言葉がある。
2014.11.19 【今週はこれを読め! エンタメ編】不穏さを秘めた濃密な家族の物語〜川上弘美『水声』
近所の図書館に川上弘美似の司書さんがいらっしゃる。ネットの美人作家ランキングでは必ず名前があがる川上氏と、顔立ちも背が高いところも似ておられる。
2014.11.7 Kindle対抗へ──ドワンゴが「i文庫」「読書メーター」を買収した理由、川上会長に聞く
ドワンゴが「i文庫」「読書メーター」を買収し、ネットユーザーを驚かせた。「Kindleに対抗できる電子書籍サービスを作りたい」と川上会長は話す。
2014.10.28 書評:離陸 [著]絲山秋子 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
■時空をも超え、はるか遠くへ
2014.10.20 【今週はこれを読め! ミステリー編】バンヴィルが書く新たなマーロウの物語
一般小説の作者、それも既に地位を築き上げた書き手が別名でミステリーを手がける例は珍しいことではない。
2014.10.16 『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』では天才少女剣士と天下無双(予定)の少年が剣客アクションを展開!【電撃文庫新作紹介】
蝉川タカマル先生が執筆する、電撃文庫『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』の紹介記事をお届けします。
2014.10.2 "児童文学のノーベル賞"受賞作家の物語の生み出し方
2014年、「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。
2014.9.22 bestseller's interview 第63回 平野 啓一郎さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2014.8.27 【今週はこれを読め! エンタメ編】宮木あや子が描く情念あふれる清少納言
「清少納言、熱いよね〜」(←「あまちゃん」の松尾スズキ風にご変換願います)。
2014.8.13 読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<下>
白川静著『同訓異字』 (平凡社、2300円)
2014.7.13 『異能バトルは日常系のなかで』がアニメ化 制作は『キルラキル』のTRIGGER
2011年に第3回GA文庫大賞・優秀賞を受賞した『Happy Death Day~自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン~』でデビューした若手作家・望公太氏のライトノベル『異能バトルは日常系のなかで』(イラスト:029[おにく]、SBクリエイティブ『GA文庫』)が今秋、テレビアニメ化される。
2014.7.4 『精霊使いの剣舞』『RAILWARS!』『人生』 7月放送のラノベ原作アニメ特集 その2
こんにちは。毎週楽しみにしていたアニメが、ことごとく最終回を迎えて、感動と喪失感でいっぱいの愛咲です。もう『ご注文はうさぎですか?』で、こころぴょんぴょん出来ないなんて……。
2014.6.23 対談「吉本隆明の人と言葉」…若松英輔×よしもとばなな
「本当の幸い」考え続けた…批評家・若松英輔さん
2014.6.14 夏目漱石、小泉八雲…、文豪がこよなく愛したカレーとは?
綾瀬はるかが表紙を飾る『ダ・ヴィンチ』7月号の巻頭特集は、「禁断の最終決戦! 本VS.カレー」。
2014.6.8 【記者ノート】枯れぬ情熱が生んだ怪作
怪作、と言い切ってしまっていいだろう。
2014.6.1 児童文芸新人賞決まる
日本児童文芸家協会が、昨年1年間に出版された本から選ぶ「第43回児童文芸新人賞」は、嘉成晴香(かなりはるか)さん著『星空点呼 折りたたみ傘を探して』(柴田純与(しばたすみよ)・絵、朝日学生新聞社、1000円)=写真=に決まった。
2014.5.14 ラノベ作家を目指そう! ライトノベルの登竜門である新人賞を比較してみた
毎週のように新刊が書店に並ぶライトノベル。コミックやアニメに、ラノベ関連のメディアミックスが溢れる時代になりました。
2014.5.9 電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第29回 樹戸英斗
プロフィール
2014.4.23 コレだけは押さえておきたい、海外ミステリー文庫
佐藤健×渡部篤郎のW主演でドラマ化された『ビター・ブラッド』(雫井脩介)。
2014.3.20 浅田次郎さん、国際作家団体の初代メンバーに
日本ペンクラブは20日、国際ペン(本部・ロンドン)が運営する「国際ペン・ライターズ・クラブ」の初代メンバーに浅田次郎会長が選ばれたと発表した。
2014.3.17 『穴』著者 小山田浩子さん bestseller's interview 第56回
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2014.2.26 【今週はこれを読め! SF編】局面の動きの目まぐるしさ、物語を座標軸ごと転倒させる大胆さ
第1回ハヤカワSFコンテスト最終候補となった表題作を巻頭におき、4篇の書き下ろしを加えて作られた短篇集だ。
2014.1.30 【今週はこれを読め! ミステリー編】どんどん豊穣になる「ビブリア古書堂」の世界
私の持っている創元推理文庫の一部には、ある方の蔵書印が押されている。
2014.1.19 【エンタメ小説月評】災厄の運命 負けない意志
私たちは今、二つの災厄の間を生きている。
2014.1.5 小説はもっとメチャクチャできる 同じものは書かない
作家 筒井康隆氏
2013.12.2 【書評】『かの名はポンパドール』 佐藤賢一著
評・石田千(作家・エッセイスト)
2013.11.24 山本文緒さん 15年ぶり長編
成り行き任せの人生もいい
2013.11.24 【きょうの人】島清恋愛文学賞を受賞した作家、千早茜さん(34)
望む愛のかたちを探して不倫に走る主婦、家庭の危機に鈍感な男…。
2013.11.2 ハードボイルド作家「書いてはボツの繰り返し」
政府は2日付で、2013年秋の褒章受章者781人(うち女性174人)と14団体を発表した。3日に発令される。
2013.10.9 『ロウきゅーぶ!』フィナーレ!蒼山サグ先生インタビュー 気になる今後の展開は!?
「小学生は最高だぜ!」のフレーズが大人気となったテレビアニメ『ロウきゅーぶ!SS』。このたび迎えた最終回では、女の子たちの眩しいほどの頑張りに感動の涙を流した人も多いのではないだろうか。
2013.10.8 公募ガイド 賞と顔 第8回 小説現代長編新人賞
中澤日菜子さん 「戯曲」と「小説」二足の草鞋を履いて作家人生を歩んでいきたい
2013.8.23 ネット文学が若年層の間で浸透、年收1億6000万円以上の人気作家も現る―中国
2013年8月20日、京華時報によると、上海展覧センターで開催された上海書展(ブックフェア)では、中国を代表する作家である梁暁声(リアン・シャオション)や蘇童(スートン)、易中天(イー・ジョンティエン)などのサイン会が大人気となったほか、天蚕土豆(ティエンツァントゥドウ)などのオンライン作家も人気を集めている。
2013.8.2 著作権による保護は本を普及させず逆に「消失」させている
著作権法は、作者の権利を保護し文化の発展を促進させることを目的としています(著作権法第1条)。この理念は世界各国の著作権法でも同じです。
2013.8.1 言葉もたぬ 動物との交感
小川洋子さん「いつも彼らはどこかに」
2013.7.25 電子版を先行発売する出版社、付加価値コンテンツを利用した実験
著者とよりつながるための付加価値コンテンツ、例えば音楽コンテンツなどをバントルする取り組みの事例が海外では増えてきている。
2013.7.21 「青空文庫」一転曇り空? 作品数、大幅減の懸念
著作権切れの電子書籍 TPPで延長交渉浮上
2013.7.19 祝・桜木紫乃さん直木賞・・・書店や文学館に特設コーナー
北海道釧路市出身の作家・桜木紫乃さん(48)の直木賞受賞決定から一夜明け、札幌市内では、大型書店で受賞作の「ホテルローヤル」が完売するなど、祝賀ムードが広がった。
2013.7.14 はるかぜちゃん、ウテナ……増殖する"ボクっ娘"って?
テレビやブログ、Twitterでも自分のことを「ぼく」と呼んでいる、はるかぜちゃんこと春名風花。
2013.7.4 懐かしい!:元祖ライトノベル「宇宙皇子」、9月に復刊
イラストや装幀を一新。
2013.7.1 【書評】『最後の桜――妻・大庭みな子との日々』 大庭利雄著
評・尾崎真理子(本社編集委員)
2013.6.27 山本兼一さん、永徳の煩悶描く
「アート系歴史小説」相次ぎ登場
2013.6.21 狐島舞台の小説「星空点呼」で児童文学賞
和歌山市出身の嘉成晴香(かなり・はるか)さん(26)の小説「星空点呼~折りたたみ傘を探して~」が、第4回「朝日学生新聞社児童文学賞」(朝日学生新聞社主催)に選ばれた。
2013.5.24 ピース又吉が新作小説執筆、本日Webマガ「Magalry」でスタート
本日5月24日、ウェブマガジン「Magalry」にて、ピース又吉の連載「僕だけ犬に吠えられた」の第2回目が更新。小説「ある人間の覚え書き」がスタートした。
2013.5.20 人気ジュニア小説「千代菊」シリーズ50巻へ
京都市左京区在住の小説家奈波はるか(本名・横山八千代)さん(63)の、ジュニア向け小説の人気シリーズ「少年舞妓・千代菊がゆく!」(集英社コバルト文庫)が刊行が始まって11年目に入り今年中に50巻に達する見込みになった。
2013.5.6 主人公の夢、「後輩」叶えた 小説モデルのボート部初V
高校女子ボート部の奮闘を描き、映画やドラマ化された小説「がんばっていきまっしょい」のモデルとなった松山東高(愛媛)が、5日に大津市の滋賀県立琵琶湖漕艇(そうてい)場であった第66回朝日レガッタ(関西ボート連盟、朝日新聞社など主催)の高校女子ダブルスカルで初優勝した。原作の主人公が果たせなかった朝日レガッタの優勝。物語の続きを「後輩」が実現した。
2013.5.1 相次ぐアニメ実写化、原作ファンは複雑……人気ラノベ「僕は友達が少ない」も実写映画化か?
昨今、マンガやアニメ、ゲームなどの人気作品を原作として実写映画化した作品が数多く誕生しているが、そうした実写映画化決定が発表されるたびにネット上では賛否両論が巻き起こる。特に賛否のうち「否」の意見が目立つ傾向にあり、原作ファンの複雑な心境がうかがえる。
2013.4.23 世界文学を語り合う場 作家・池澤夏樹インタビュー
東京国際文芸フェスティバルでは、世界文学のトップランナーたちが集まり、21世紀における文学の可能性などが話し合われた。基調講演を行った池澤夏樹さんに、文芸フェスティバルの意義について聞いた。
2013.4.10 百田尚樹さん「村上春樹さんは意地が悪い」 本屋大賞受賞会見
全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2013年本屋大賞」に、百田尚樹(ひゃくた・なおき)さん(57)の「海賊とよばれた男」(講談社)が選ばれた。4月9日に開催された授賞式では、書店員と受賞の喜びを分かち合った。放送作家として長年培ったユーモアか、そのスピーチに会場は笑いに包まれた。
2013.4.10 芦辺拓(作家)小説の面白さはすべてSFから学んだ - わたしとSF
1972年5月27日――それが全ての始まりでした。
2013.4.4 ラノベランキング : 3月の首位は「星界の戦旗」 書泉ブックタワー
書泉ブックタワー(東京都千代田区)のライトノベル売り上げランキングによると、3月は森岡浩之さんの「星界の戦旗」5巻(ハヤカワ文庫)が1位だった。テレビアニメ・ゲーム・マンガ化された人気作で、今作は04年以来久々の新刊となる。
2013.3.31 今週の本棚:富山太佳夫・評 『文学におけるマニエリスム』=グスタフ・ルネ・ホッケ著
◇精神史の「地下」に文化現象の謎を求めて
2013.3.27 あの官能小説の販売部数、7000万部突破
セックスを取り上げれば売れることは誰でも知っている。出版関係者の間では、実際どの程度売れるのかがもっとはっきりしている。
2013.3.12 海外作家×日本作家の夢のコラボ 東京国際文芸フェスティバルレポート
3月1日から3日にかけて、東京国際文芸フェスティバルが行われた。このイベントは、海外の作家や編集者、ブックデザイナーなど本に関わる作り手たちを招いて、トークセッションや朗読などをおこなうというもので、世界中の約30カ国80都市で開催されており、日本での開催は今回がはじめてだという。
2013.3.9 "フルメタ"賀東招二の新シリーズ。「放課後ライトノベル」第132回は潰れかけのテーマパーク『甘城ブリリアントパーク』に10万人を集客せよ!
映画といえばアニメ,それもなぜか微妙にマイナーなアニメ映画ばかり見ている筆者だが(「ももへの手紙」と「ねらわれた学園」はいい映画でした),2013年3月23日公開の「シュガー・ラッシュ」が少し気になっている。クッパ大王やらザンギエフやら,実在のゲームキャラが大挙して出演! とくれば,ゲーマーとしては見ないわけにいくまい。筆者的にベガの声は若本規夫なのだが,果たして吹き替え版ではどうなってるんでしょうかね。
2013.2.28 私と日本SF作家クラブ: 瀬名NEWS
2012年5月13日に提出した「私と日本SF作家クラブ」のエッセイ原稿が、ようやくSFWJ50のページに掲載されました。
2013.2.25 第3回Twitter文学賞海外全投票結果
有効投票数:465
2013.2.23 【エンタメ小説月評】異形の存在、闇に潜む心
多くの人が死ぬ。グロテスクな描写もある。苦手な範疇(はんちゅう)の物語なはずなのに、目を離せない。いや、正しく言えば、魅入られていた。真藤順丈(しんどうじゅんじょう)『墓頭(ボズ)』(角川書店)が生み出す巨大な渦に、気づけば完全にのみ込まれていたのだ。
2013.2.13 ラテンアメリカ文学は読み手の中で成長 東大の野谷教授
ラテンアメリカ文学者の野谷文昭・東京大教授が定年退職を前に、東京大本郷キャンパスで1日、最終講義を行った。2008年に着任、本郷にはなかったラテンアメリカ文学の研究・教育を立ち上げ、授業やゼミは学生の人気が高かった。一般公開された大教室は、立ち見がでるほどの熱気に包まれた。
2013.2.9 全校の女子420人に告白する地獄の"全告ツアー"が開幕! 「放課後ライトノベル」第128回は『四百二十連敗ガール』でベストヒロインを探します
来週は自分でブラックサンダーでも買って寂しさを紛らわそうと考えている良い子のみんな,こんにちは! 「放課後ライトノベル」の時間だよ!
2013.2.1 ボーイズラブの原点とは!? 古今東西における同性愛事情
ボーイズラブ(BL)は今や出版業界のみならず広くメディアにおいて、しっかりその根を下ろし、堂々たる地位を得ている。BL小説を出版するレーベル数はうなぎのぼりの状態だ。
2013.1.25 『ドラキュラ』著者の子孫による115年目の続編登場
『吸血鬼ドラキュラ』が100年以上の時を経て復活する。1897年に出版されたこの怪奇小説の古典の続編(邦訳版)が本日発売されたのだ。著者は、原作者ブラム・ストーカーの子孫にあたるダクレ・ストーカー氏と、ドラキュラ研究家で映画脚本家のイアン・ホルト氏の二人。この115年目の続編は早くもハリウッド映画化が決定しており、『スピード』のヤン・デ・ボン監督がその権利を獲得したという。
2013.1.22 東京国際文芸フェスティバル2013開催
2013年春、日本で初めての国際文芸祭を開催する。
2013.1.18 きらら熱烈インタビュー 第92回 加藤 元さん
私の小説を読んでいただき、少しでも心の片隅にメモしておいていただけたら嬉しいです。
2013.1.12 ファンタジー世界で自衛隊とドラゴンが交戦する。「放課後ライトノベル」第124回は『ゲート』の向こうで状況開始!
世界が滅亡することなく迎えた2013年。この「放課後ライトノベル」もどうやら無事,打ち切られることなく連載が続いていくようである。ゲーム情報サイトに掲載という場違い感にもそろそろ慣れ,今後もこの調子で頑張っていきたいところ。とりあえずまた1年,どうぞよろしくお願いいたします。
2012.12.20 ウィザードリィ小説『隣り合わせの灰と青春』復刊!
入手困難となっていた幻の傑作ファンタジー、『隣り合わせの灰と青春』がBCCKSで電子書籍となって復活!
2012.12.17 【書評】『冷血』 高村薫著
評・星野博美(ノンフィクション作家・写真家) 絶望からの始まり クリスマスを控えた閑静な住宅街で、無辜(むこ)の一家四人が惨殺された。
2012.12.5 【第23回】電子時代に出版社を飛び出して設立された、作家のエージェント会社「コルク」。その未来とは?
電子書籍にまつわる疑問・質問を、電子書籍・ITに詳しいまつもとあつし先生がわかりやすく回答!
2012.11.30 【大森望氏×豊崎由美氏インタビュー】「メッタ斬り!」シリーズの著者に聞く文学賞の仕組みとお金
芥川賞と直木賞など代表的な文学賞の存在は誰もが知っている。しかし、その文学賞がどのようなシステムで動いているのかはなかなか見えてこない。そこで、「文学賞メッタ斬り!」シリーズの著者である大森望氏と豊崎由美氏に、文学賞の基礎中の基礎のところから解説していただいた。そこから見えてくる面白くも不思議な世界とは?
2012.11.20 きらら著者インタビュー 片山恭一さん『愛について、なお語るべきこと』
作中の人物だからこそ口にできる言葉が出てくる。それが小説を書いている面白さですね。
2012.11.3 真実は隠されている。「放課後ライトノベル」第116回は『暗号少女が解読できない』で彼女のヒミツを解読しよう!
今回の「放課後ライトノベル」では,第11回スーパーダッシュ小説新人賞の大賞を受賞した,新保静波の『暗号少女が解読できない』を紹介したい。
2012.10.27 少女を護るため少年は戦う。「放課後ライトノベル」第115回は『落ちこぼれの竜殺し』を紹介
今回の「放課後ライトノベル」第115回では,先日までTVアニメが放映されていた『だから僕は、Hができない。』の原作者・橘ぱんの新作『落ちこぼれの竜殺し』を紹介する。前々回のコラムもそうだったが,なんか最近竜殺しが流行してるんですかね。ジョジョみたいに。
2012.10.23 闇夜を楽しむためのブックガイド
闇夜にはたくさんの扉が隠れている。見たこともない奇妙な世界、これまで味わったことのない感覚、大自然や年の知られざる姿――。ここではそんな夜の扉に通じる9冊を紹介しよう。明るい太陽の下では出会うことのできない、懐かしく、豊かで、ちょっと不気味な物語がひっそりあなたを待っている。
2012.10.12 サブカル男子・せきしろのイタい青春がラノベに!
ピースの又吉と共に書いた自由律俳句&エッセイ集『カキフライが無いなら来なかった』(幻冬舎)やハリセンボンのはるかの彼氏としても話題になった放送作家のせきしろ。
2012.9.22 譲れぬ想いを翼に託して。「放課後ライトノベル」第110回は『雪の翼のフリージア』でもう一度,大空の舞台を目指せ!
いろいろな意味で印象的な卒業式エンドを迎えた「仮面ライダーフォーゼ」に続き,新シリーズ「仮面ライダーウィザード」が始まった。引き続き視聴しつつ世間の評判なども追いかけているわけだが,「あのベルト,黙ると死ぬんじゃないか」とか,3話めにしてハーレム結成か!? とか,早くも話題になっている模様。シャバドゥビタッチヘンシーン! チョーイイネ!
2012.9.20 北方謙三が20代男子に喝! 現代における「男」の生き方とは
やれコミュニケーション能力が低い、野心がないと攻撃されがちな20代男子。
2012.9.9 【手帖】公開中の映画の原作本が文庫に
8日公開となった、ジム・スタージェス、エド・ハリスら主演、ピーター・ウィアー監督のアメリカ映画「ウェイバック-脱出6500km」は、第二次世界大戦中にシベリアの強制労働収容所を脱出した男たちが、はるかインドまでの長く険しい道のりを南下して歩き続けるという、迫真の戦争ドラマだ。
2012.9.6 岡田将生 「共感できないキャラが魅力的な思考を揺さぶる衝撃の1冊です」
「誰が正しいとか、こうすることが正当だとか、これまでの世間的な尺度が、この本を読むうちに、内側で崩れていくのがわかりました。自分を支えるには、自分を思考していくしかないんだなって、ケンヤの言葉が教えてくれた気がする」
2012.8.16 INTERVIEW eBookの本質は「読む体験」を変えること:Kobo創業者マイク・サビニスに訊く
7月19日にリリースされ、大きな話題を呼んでいるeBookリーダー「Kobo」。楽天傘下に入ったことで日本でも認知されるに至ったものの、カナダ・トロント発のこの新興企業について知る人は少ない。このたび日本でのローンチに併せて来日した創業者/CEOのマイク・サビニスとの会見が実現。カナダを代表するアントレプレナーと言える、知られざるイノヴェイターが語る「Kobo」の理念とグローバル戦略、電子書籍の未来。
2012.8.15 作家・イラストレーターインタビュー > 第106回 高遠るいさん
Q.まずはスーパーダッシュ文庫の読者の皆さんにご挨拶をどうぞ。 高遠るいです。17歳美少女漫画家ということでやってきたんですけど、小説家デビューをきっかけにハイパーメディア十七歳美少女を名乗ることにしました。たぶん、今あなたが想像しているのの3倍くらい美少女だと思います。愛してください。
2012.7.26 川上未映子、ビッグダディに励まされる
芥川賞作家・川上未映子が育児の参考にしているのは、まさかのアノ人だった!
2012.7.19 日笠陽子もプレゼンテーターとして登場!「第6回HJ文庫大賞」授賞式
株式会社ホビージャパンから刊行されているHJ文庫。7月現在までの刊行数は400を数える。今回で6回目となるHJ文庫大賞の授賞式が7月6日(金)、都内で行われた。今回はなんと499もの応募作品があり、そんな中、4作品が各賞を受賞した。
2012.7.9 「本音を言えば、この本が売りたかった!」を全国で ジュンク堂40店舗で"魂のPOP"フェア
書店員1人1人が選んだとっておきの1冊を"魂のPOP"で紹介するフェアが、全国のジュンク堂で開催。3月末に閉店した新宿店の「本音を言えば、この本が売りたかった!」フェアがきっかけだ。
2012.6.23 やっぱり小学生は……。「放課後ライトノベル」第97回は『天使の3P!』で天使の歌声をプロデュースするよ!
最近,久しぶりに新作ゲームをプレイしている。PlayStation 3の「TOKYO JUNGLE」だ。事前情報からバカゲーを想像していた人もいるかもしれないが,蓋を開けてみたら,これがなかなか骨のあるアクションゲーム。「食って,生きる」を地で行く,本気のサバイバルが仮想体験できる。生き馬の目を抜く現実のサバイバル生活に疲れたら,トラかライオンあたりになって渋谷の街を舞台に大暴れしてみるのもいいだろう。
2012.6.8 パブー 第1回エッセイコンテスト大賞作品発表
厳正なる審査の結果、応募総数331作品の中から次の作品が受賞されました!
2012.5.31 SF小説「時砂の王」「マルドゥック・スクランブル」がハリウッド実写化へ!出版社が認める
早川書房より刊行されている小川一水の「時砂の王」と、冲方丁の「マルドゥック・スクランブル」の2冊のSF小説が、ハリウッドでの実写化に向けて進行中であることが明らかになった。バラエティー誌が報じたもので、早川書房の担当者は「現在は映画化権について、交渉の前段階にあることは事実です」と認めている。
2012.5.16 Amazonがプロの書評家を葬った
著作家はもう、良いレビューを書いてもらうために古臭い文学者たちを喜ばせる必要がなくなった。Harvard Business Reviewの最新調査によると、Amazonのレビュワーの総合評価はあらゆる点で専門書評家に劣っていないことがわかった。
2012.4.27 新人ライトノベル作家へのインタビュー うれま庄司さん
PHP研究所スマッシュ文庫より原稿持ち込みでデビュー
2012.4.21 ミニスカートの死神と4つの魂の物語。「放課後ライトノベル」第89回は『ベイビー、グッドモーニング』を紹介
もう4月も後半を迎えましたが,皆様,新生活には慣れたでしょうか?新しいクラスメイトと知り合ったり,あるいは新社会人になったりと人さまざまだと思いますが,何はともあれ,まずはゴールデンウィークまで頑張りましょう!
2012.4.18 作家の読書道 第124回:白石一文さん
今我々が生きているこの世界の実像とは一体どんなものなのか。政治経済から恋愛まで、小説を通してさまざまな問いかけを投げかけている直木賞作家、白石一文さん。彼に影響を与えた本とは何か。直木賞作家であり無類の本好きだった父親・白石一郎氏の思い出や、文藝春秋の編集者だった頃のエピソードを交え、その膨大な読書体験のなかから、特に大事な本について語ってくださいました。
2012.4.14 【Spot the 電撃文庫】読者も一緒にだまされる? 『ミニッツ ~一分間の絶対時間~』でデビューした乙野四方字先生を直撃!
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第27回となる今回は、『ミニッツ ~一分間の絶対時間~(以下、ミニッツ)』で第18回電撃小説大賞・選考委員奨励賞を受賞した乙野四方字(おとのよもじ)先生のインタビューを掲載する。
2012.3.29 電子書籍、国が後押し 出版デジ機構に150億円出資
出版物の電子化を進めるために、国内の出版業界が連携して来月2日に設立する新会社「出版デジタル機構」に対し、官民ファンドの産業革新機構が、総額150億円を出資することがわかった。日本政策投資銀行も28日、三井物産と東芝、NECとともに、電子書籍配信サービス会社「ブックライブ」と資本提携すると発表した。
2012.3.16 ラノベ質問状 : 「フルメタル・パニック! アナザー」 ラノベ界の"エクスペンダブルズ"
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、大ヒットSFアクションの外伝で高い人気を集めている「フルメタル・パニック! アナザー」(賀東招二原案・監修、大黒尚人著、四季童子・海老川兼武画)です。富士見書房文芸グループの森井巧さんに作品の魅力を聞きました。
2012.3.2 『第5回魔法のiらんど大賞』の入賞者決定。ケータイ小説から新たな才能がデビュー
ケータイサイト『魔法のiらんど』が実施するケータイ小説コンテスト『第5回魔法のiらんど大賞』の贈呈式が、27日、都内で行われ、5人の受賞者や、『魔法のiらんど』のイメージガールをつとめる松井愛莉(さくら学院)らが登壇。入賞者たちは「まさか私が選ばれるとは…」と、それぞれ感激の表情を見せた。
2012.3.1 樋口一葉記念 第20回やまなし文学賞 選考結果発表
山梨県の文学の振興と日本の文化の発展に寄与することを目的として、平成4年度に創設した「やまなし文学賞」は今年度で20回目を迎えた。」」今年度の受賞作は以下のとおり
2012.2.23 第2回Twitter文学賞投票結果
第2回Twitter文学賞の結果が発表になりました! 投票してくださったみなさま、結果発表座談会を視聴してくださったみなさま、ありがとうございます!!
2011.12.24 あまりに壮大なスペースオペラ。「放課後ライトノベル」第73回は『天冥の標』で果てなき宇宙の歴史を目撃すべし
間もなく2011年も終わろうとしているが,今年も本当にいろいろなことがあった。忘れられない震災に始まり,スティーブ・ジョブズをはじめとする多くの著名人の逝去。サッカー女子ワールドカップでの日本代表チームの優勝。「魔法少女まどか☆マギカ」が話題になったこと。「TIGER & BUNNY」が話題になったことも。
2011.11.29 bestseller's interview 第35回 吉田 修一さん
■ 『平成猿蟹合戦図』は「今、自分が見たいもの」を書いた ―本作『平成猿蟹合戦図』はタイトルの通り、現代版のお伽話だといえます。これまでの吉田さんの作品とは趣が異なるかと思いますが、こういった物語を書いてみようと思われた理由はありますか?。
2011.11.19 【Spot the 電撃文庫】ヤンキー&自称ヒミコ様が手相占いで人助け? 異色ラブコメ『イヤになるほどヒミコなヤンキー』の相原あきら先生を直撃!
電撃文庫で活躍する作家陣へのメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第12回となる今回は、『イヤになるほどヒミコなヤンキー』の作者・相原あきら先生のインタビューを掲載する。
2011.11.3 【電撃ゲームス】松野泰己/宮部みゆき/米澤穂信が語る『オウガ』
『タクティクスオウガ 運命の輪』発売を記念して『電撃ゲームス Vol.15』(11月26日発売/アスキー・メディアワークス刊)にて掲載した、開発者・松野泰己さんと、『タクティクスオウガ』の大ファンを公言されている作家・宮部みゆきさん、米澤穂信さんによる鼎談企画の前編を、電撃オンラインでお届け。
2011.9.5 GA文庫:新人情報局; 9月はGA文庫大賞《優秀書》受賞の注目作が登場! 望公太さんインタビュー掲載! INDEX
受賞者インタビュー 第二十六回 9月15日発売「Happy Death Day 自殺屋ヨミジと殺人鬼ドリアン」 著者:望公太さん インタビュー
2011.8.13 ついに吹き荒れる"二度目の嵐"。「放課後ライトノベル」第54回は『GOSICK ―ゴシック―』でアニメとは違うもう一つの結末を見届けるのだ
むかしむかしあるところに,「富士見ミステリー文庫」というライトノベルレーベルがありました。その名のとおり「ミステリー」を中心としたライトノベルレーベルという,今振り返っても斬新なコンセプトのレーベルでした。初期には『Dクラッカーズ』『東京タブロイド』『ハード・デイズ・ナイツ』といった人気作が刊行され,とくに『Dクラ』はのちに富士見ファンタジア文庫から新装版が刊行されるほどの人気作となったのです。
2011.8.1 新人ライトノベル作家へのインタビュー 鷹山誠一さん
第5回ノベルジャパン大賞「大賞」受賞
2011.7.23 最強ヒロイン"デレちゅきさん"降臨! 「放課後ライトノベル」第51回は学園執事ラブコメ『まよチキ!』でいってみよう
毎日毎日,太陽がジリジリと照りつけ,ちょっと外に出るだけで一気に汗が噴き出す季節となりましたが,みなさまはいかがお過ごしでしょうか? この暑さにはさすがにうんざりですが,その暑さを吹き飛ばすような,いろいろな楽しいイベントがあるのも夏の魅力です。そして,そんな夏が来るたびに思うことがあります。
2011.7.15 ラノベ質問状 : 「僕と彼女のゲーム戦争」ゲームメーカーも監修 作者は間違って義援金を…
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、高校3年にして初めてゲームに触れた主人公が、意外な才能に目覚めてゲーマー人生を歩む「僕と彼女のゲーム戦争」(師走トオル著、八宝備仁画)です。アスキー・メディアワークス第2編集部の黒崎泰隆さんに作品の魅力を聞きました。
2011.7.9 23世紀の国語がヤバイ! 「放課後ライトノベル」第49回は『僕の妹は漢字が読める』できらりん! おぱんちゅ おそらいろ
先日「劇場版 戦国BASARA ―The Last Party―」を観てきた。 かくいう筆者,原作を一作めから通してプレイしている,かねてからのBASARAファン。いい感じに発酵している麗しい方々(婉曲表現)が熱を上げているのを横目に見つつ,やりたい放題なキャラクターや世界観にたびたびコーヒーを噴き出したものだ。そのBASARAが映画になるとあっては,なんとしても観に行かねばなるまい,と万難を排して劇場に向かったのだが,いやはや,期待どおりの内容だった。
2011.6.25 第四次聖杯戦争,完結。「放課後ライトノベル」第47回は『Fate/Zero』で世界を変える力をこの手に掴め!
夏の気配が日一日と近づきつつある今日この頃,読者諸賢においてはいかがお過ごしだろうか。こんにちは,なんか最近知人に「ナイスガイ」と呼ばれることの多い宇佐見です。
2011.5.21 炎上プロジェクトの火消しとかマジ勘弁。「放課後ライトノベル」第42回は『なれる!SE』で今週もデスマーチだよ
「SE」と聞いて,真っ先に思いつくものはなんだろうか。サウンド・エフェクトだというマニアックな人もいるかもしれないし,そういう人とは個人的にお友達になりたいが,もうちょいひねってスクウェア・エニックスという線も捨てがたい。
2011.3.18 "言想"の世界へようこそ。「放課後ライトノベル」第34回は『魔術師たちの言想遊戯』を紹介
日々ゲーム関係のニュースを見ていると,たびたび気になるゲームが出てくるのだが,中でもここ最近とくに印象に残ったのが,KONAMIの「ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート」。
2011.1.22 メカもバトルも美少女もてんこ盛り。「放課後ライトノベル」第27回は『IS〈インフィニット・ストラトス〉』で今日から貴方も専用機持ちに!
マルー可愛いよマルー(挨拶)。 いやあ,前回のプロフィール欄で「ゼノギアス」の話題を出したら,唐突に懐かしさが込み上げてきたもので,つい……。発売当時,筆者はその世界観やストーリーにどっぷりとはまり,ずいぶんとやりこんだものです。最後にプレイしたのはもうずいぶん前ですが,現在ではゲームアーカイブスでも配信されていることだし,今もう一度,当時のゲームをプレイするとしたら,間違いなくいの一番に名前を挙げるゲームですね。
2010.10.5 GA文庫:新人情報局; 「かんなぎ家へようこそ!」の冬木冬樹さんに聞く! INDEX
受賞者インタビュー 第二十三回 10月15日発売「かんなぎ家へようこそ!」 著者:冬木冬樹さん インタビュー
2010.8.7 夏といえば海! 「放課後ライトノベル」第4回は,『あそびにいくヨ!14 かみさまそこにおらりましか?』で猫耳美少女宇宙人と沖縄にいくヨ!
女の子との突然の出会い。それをきっかけに,平凡だった主人公の日常は,冒険と興奮に満ちたものへと変わっていく。 ライトノベルでたびたび見かけるシチュエーションだ。
2010.7.23 ラノベ質問状 : 「まよチキ!」 ギャグ満載の文章と、インパクトあるキャラのマッチング
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、女の子であることがばれてはいけない男装執事と、秘密を知ってしまった主人公のドタバタを描く「まよチキ!」(あさのハジメ著、菊池政治画)です。メディアファクトリー・MF文庫J編集部の庄司智さんに作品の魅力を聞きました。
2009.9.30 作家の読書道 第95回:上橋菜穂子さん
大人から子供まで圧倒的な人気を誇る『獣の奏者』を完結させたばかりの上橋菜穂子さん。代表作に「守り人」シリーズや『獣の奏者』がある。ファンタジー作家というイメージがあるかもしれないが、ご自分では、「ファンタジー」を書いているという意識はないという。幼い頃から読んできたもの、感じてきたこと、文化人類学についてのお話を聞くと、それも必ず納得できます。インタビューは現在教授として勤めている川村学園女子大学の研究室で。非常に楽しいひとときとなりました。
2008.8.1 きらら熱烈インタビュー 第37回 鈴木清剛さん
ルーティンワークの向こう側にある本当の意味での仕事を描きたかった 処女作『ラジオデイズ』で第34回文藝賞を受賞、第2作目の『ロックンロールミシン』で第12回三島由紀夫賞を受賞と、華々しく小説の世界にデビューした鈴木清剛さん。
2008.5.30 作家の読書道:第79回 中島京子さん
田山花袋の『蒲団』を題材にした『FUTON』でデビュー、その確かな観察眼と描写力、そしてユーモアのエッセンスで、毎回読み手を虜にしてしまう中島京子さん。言葉遊びの楽しさに気づいた本、暗唱できるほどお気に入りのフレーズ、そして読みふけった海外文学の数々…。小説家デビューするまでの道のりも交えて、その渋くて奥深い読書遍歴を語ってくださいました。
2008.3.28 作家の読書道:第77回 貴志祐介さん
人間の心が引き起こす恐怖を描き、モダンホラーの代表格と称される貴志祐介さん。さらには密室を扱った本格推理小説、SF超大作など、ジャンルにとらわれない作品を発表している著者は、実は幼い頃から様々なジャンルを読んできた大変な読書家でもあります。なんと1日7冊読んだこともあったとか! これまでに読んできた相当数の本の中でも、とりわけお気に入りなのは? そして、執筆に影響を与えた作品とは…?
2007.12.27 著者インタビュー 万城目学さん『ホルモー六景』
若手作家の中でも、一際、大注目されている万城目学さん。デビュー作『鴨川ホルモー』は、至極奇っ怪な謎の競技「ホルモー」を行う、正体不明のサークルに勧誘された大学生の、恋と青春と式神に翻弄される日常を描いたベストセラー。二作目は出版されてすぐ直木賞候補作となり、1月から玉木宏主演でドラマ化(フジテレビ木曜22時~)される『鹿男あをによし』。どちらもめちゃめちゃおもしろいのだが、ファン待望の三作目は、なんと『鴨川ホルモー』続編・恋の連作短編『ホルモー六景』だ!
2007.2.23 作家の読書道:第64回 阿部 和重さん
構想において手法において、つねに小説という手段で冒険を続ける阿部和重さん。新しい試みを続ける彼も、実は、過去の本からさまざまな影響を受けているといいます。はじめて自分で買い、今でも大きな存在となっている本とは? 小説の"発見"となった一冊とは? そして、いつかはこんな小説を書いてみたい…と思っている、名作のタイトルとは。意外なタイトルが次々飛び出すインタビューとなりました。
2006.9.29 作家の読書道:第59回 法月 綸太郎さん
非常に論理的に構築された推理小説で、私たちをいつも唸らせてくれる法月綸太郎さん。今回はお住まいのある京都でお話をうかがいました。とっても穏やかに話してくださる姿が印象的。読書歴から広がって、ミステリー小説の歴史や、京大ミステリ研のエピソードなど、興味深いお話がたっぷりです。
2006.3.16 著者インタビュー - 篠田節子さん『讃歌』
--最近、多くの人々が気になっている、テレビのヤラセやメディアの力、芸術の本質などを問いかけるテーマで、ぐいぐい引き込まれて読んでしまいました。今回、音楽とテレビ業界をテーマに選ばれたきっかけを教えてください。
2006.1.6 飛鳥井千砂 スペシャルインタビュー 第18回小説すばる新人賞受賞 『はるがいったら』
両親が離婚したのは九年前。母親と一緒に出て行った四つ年上の姉の園とは、母親と三人で、ちょくちょく離婚後も食事などしていた。園が短大を卒業して、就職して一人暮らしを始めてからは、二人で食事に行ったり、買い物に行ったり、園のアパートに泊めてもらったりもしている。離れて暮らしていたのでかえって仲良くなったのか、一緒に暮らしていても仲のよい姉弟だったのかはわからないが、とにかく俺達は、多分仲のよい姉弟だった。(本書より)
2005.12.1 作家・イラストレーターインタビュー 第26回 ゆうきりんさん
Q:ついにこの場にお招きすることができました。ゆうきりんさんです。まずはご挨拶をお願いします。
2005.10.28 作家の読書道:第48回 野中ともそ
ニューヨークに住み、イラストレーターとしても活躍するなか、小説家としてデビューした野中さん。カリブを舞台にしたものから日本の少女の物語まで、多彩な作品を発表している彼女。新刊ではNYのダウンタウンの魅力をあますことなく描いている。そのお話はもちろん、中高生時代の将来の夢や、渡米したきっかけを交えつつ、読書道を語ってもらいました。
2005.9.30 作家の読書道:第47回 馳星周
『不夜城』で衝撃的なデビューをして以来、ノワールの旗手として多くの著書を生み出してきた馳星周さん。最新刊『楽園の眠り』(徳間書店)では幼児虐待をテーマに、女子高生と刑事が登場します。インタビューでは、北海道で過ごした少年時代、新宿ゴールデン街での学生アルバイト時代、「本の雑誌」での書評家時代に培われた読書歴が、馳さんの作品群を支えているのだと伝わってきます。窓越しに新宿御苑の広がるホテルで、葉巻をくゆらせながら語っていただきました。
2004.9.30 作家の読書道:第35回 モブ・ノリオさん
デビュー作『介護入門』でいきなり芥川賞受賞という快挙を成し遂げたモブ・ノリオさん。本作は自分の実体験に基づいて、自分の記憶を固着させたい、と思い立って書かれたもの。が、はるか以前、中学生時代にも、モブさんは小説家を志望し、その後も文学に興味を持ちつづけていた時期があったとか。そんな彼の読書歴を、たっぷり聞かせてもらいました。
2003.11.26 江國香織「The English Roses」スペシャルインタビュー
5人の女の子、遠くに見える虹、すみっこには怒ったようなネズミくん、そしてバラに囲まれたタイトル『イングリッシュ ローズィズ』。この絵本の作者はなんと、あのマドンナ! そして翻訳者が江國香織さんという意外な組み合わせにもまたびっくり。いったいどんな絵本なのか、その魅力を江國さんに語っていただいた。
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