パークに関連する小説ニュースまとめ
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パーク ニュース検索結果
2021.7.13 【今週はこれを読め! SF編】伊藤典夫が手ずから選んで訳した英米SFの名作八篇
伊藤典夫さんと言えば、日本にジャンルSFが定着しはじめた1960年代から英米のSF動向を紹介、新鮮な作品の翻訳を担ってきた第一人者。その伊藤さんがこれまで翻訳したなかから、とくに思いいれの深い作品を選りすぐったアンソロジーが本書である。
2021.5.6 【今週はこれを読め! SF編】ゴールドラッシュの小惑星で繰りひろげられるアクションSF
ロバート・シルヴァーバーグ『小惑星ハイジャック』(創元SF文庫)
2021.2.5 【今週はこれを読め! ミステリー編】人種問題を根底にすえたスリラー『白が5なら黒は3』
憎悪の再生産に関する物語だ。
2021.1.28 【今週はこれを読め! ミステリー編】ウイルス蔓延下、封鎖都市の殺人事件『ロックダウン』
ウイルス蔓延下、厳戒態勢の都市で刑事はどう動くのか。
2020.10.13 【今週はこれを読め! SF編】物珍しさではなく、作品そのものの価値で語られるべき充実のアンソロジー
イスラエルSFのアンソロジー。原著はアメリカで2018年に刊行されたが、編者のふたりはイスラエル人だ。
2020.4.9 【今週はこれを読め! ミステリー編】『短編ミステリの二百年vol.2』で評論と短編を楽しむ!
コロナ禍に遭われたみなさまにお見舞い申し上げます。また、緊急事態宣言発令で外出自粛を余儀なくされているみなさまにも。ざわざわとして心落ち着かない日々ですね。早く日常が取り戻せないものかと思います。
2020.3.26 【今週はこれを読め! エンタメ編】最高の青春ライバル小説〜安壇美緒『金木犀とメテオラ』
「もう1作みたい」という言い方を、世間ではわりとよくする気がする。例えば芥川賞・直木賞といった文学賞の選考会で授賞を見送ったときの、「もう1作様子を見てから判断したい」という申し開き的な意味で。あるいはM-1やキングオブコントといった、予選で1本目・決勝で2本目のネタを披露するような大会において。こちらは「(もう1作みたいと思ったので)高い評価をつけた」という場合もあれば、「(もう1本みたかったのに)たいへん惜しい結果だったという場合もある。私も『天龍院亜希子の日記』を読んだときに、「もう1作読みたい!」と強く思ったものだ。「次の作品もおもしろいに違いない」という確信に近い予感によるものだったが、本書を読んで自分の読みに狂いはなかったと大満足である。
2019.12.18 【今週はこれを読め! エンタメ編】音楽が聴こえてくるような短編集〜恩田陸『祝祭と予感』
優れた音楽小説であり、さらに直木賞と本屋大賞の両方を受賞した『蜜蜂と遠雷』の愛読者にはたまらないファンブック的な要素も持ち合わせているのが本書。私にとっても『蜜蜂と遠雷』はその年に読んだ本のベストだったので(確か朝井リョウさんも同じ趣旨のことを語ってらして、意を強くしたものです)、『祝祭と予感』は期待を胸に読み始めたのだが、もう涙ものだった。
2019.9.27 【今週はこれを読め! ミステリー編】著者自身がワトソン役の謎解き小説『メインテーマは殺人』
一口で言うなら信頼関係がないホームズとワトスンなのである。
2019.8.26 【今週はこれを読め! ミステリー編】みんなちがってみんないい短篇集『休日はコーヒーショップで謎解きを』
これ、前作より好きかも。
2019.6.25 【今週はこれを読め! SF編】もはやそれほど危険ではないが、アイデア・ストーリーとして面白い
アメリカSFはその揺籃期(二十世紀の幕開けから1920年代)において、科学技術ホビイストあるいはティーンエイジャーむけの大衆文芸として発展してきた。その後、1930年代末の〈アスタウンディング〉誌でのキャンベル革命、1950年代初頭の〈F&SF〉や〈ギャラクシー〉での文芸的洗練があり、読者層も大きく広がるのだが、作品が扱うテーマや表現面における自己検閲(作家自身による、または編集者による)は根強く残っていた。SF界の風雲児ハーラン・エリスンは、そうした風潮に敢然と叛旗を翻し、このオリジナル・アンソロジーを企画した。
2019.5.22 【今週はこれを読め! エンタメ編】少年と20歳年上の女性の恋〜八幡橙『ランドルトの環』
【問題】ランドルト環とは何か? 答え:視力検査の際に使用されるアルファベットのCのような記号。ランドルトというのは、この記号による検査法を考案したスイス生まれの眼科医である。いや、このクイズは簡単すぎだ。ランドルト環については、本書の13ページでも早々に説明されるし。
2019.1.31 第4回「吉川英治文庫賞」、第40回「同文学新人賞」候補作品決まる
講談社が1月30日、発表した。3月4日に第53回「吉川英治文学賞」、第53回「同文化賞」と合わせて受賞者を発表する。候補作は次の通り。
2018.10.3 インタビュー 高殿 円さん 『政略結婚』
幸せを決めるのは自分
2018.9.22 作家の読書道 第198回:久保寺健彦さん
7年ぶりの長篇『青少年のための小説入門』が話題となっている久保寺健彦さん。この新作小説にはさまざまな実在の名作が登場、久保寺さんご自身の読書遍歴も投影されているのでは? 聞けばやはり、幼い頃から本の虫だったようで――。
2018.7.3 【今週はこれを読め! SF編】十三の珠玉、ミルハウザーの魔術に魅了される一冊
すべての作品が磨きぬかれた珠のごとく、ひっそり煌めいているミルハウザーの短篇集。ぼくは偏愛の読者なので、何人かの作家については「このひとが書くものなら習作や失敗作も含めてなんでも好き」なのだが、ミルハウザーはそういうレベルではない。贔屓目なしに、すべての作品がおそろしいほどの完成度なのだ。精緻な技巧によって、世界の不思議に接近していく。
2018.6.22 【今週はこれを読め! ミステリー編】足枷だらけの警察小説『影の子』がいいぞ!
いかに状況を宙吊りにするか。それがサスペンスを書くための条件である。
2018.6.8 【今週はこれを読め! ミステリー編】現実に起こった恐るべき連続殺人事件『花殺し月の殺人』
恐ろしい話である。
2018.5.1 【今週はこれを読め! SF編】皇国の欺瞞、ナチスの残虐、アメリカの矛盾
第二次世界大戦で枢軸側が勝利し、アメリカが太平洋側の日本合衆国(USJ)と大西洋側のナチス領の分割され、両者のあいだで武力衝突を含む緊張が続いている。
2018.1.24 「ゲド戦記」のSF小説家、ル・グウィンさん死去
米メディアによると、ファンタジー小説「ゲド戦記」などで知られる人気SF作家アーシュラ・K・ル・グウィンさんが22日、西部オレゴン州ポートランドの自宅で死去した。88歳だった。詳しい死因は不明。数カ月前から体調を崩していた。
2017.10.14 14歳・小説女子が作家に 都内の中2 鈴木るりかさん
東京都内の中学二年、鈴木るりかさん(13)が十七日、連作短編集「さよなら、田中さん」(小学館)で作家デビューを果たす。
2017.8.15 【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。
創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。
2017.7.7 SEKAI NO OWARIと文学が融合!「SEKAI NO OWARI×文春文庫」キャンペーン開催
文藝春秋が今秋に開催する「文春文庫秋100ベストセレクション」フェアと、SEKAI NO OWARIのコラボレーションが決定した。
2017.6.27 【今週はこれを読め! SF編】ご先祖さまとの情事、過去へ未来へいそいそする艶笑譚
シルヴァーバーグはおびただしい著作のある作家だが、本書『時間線をのぼろう』は代表作のひとつといってよかろう。
2017.6.6 駅を訪れる異世界人の心を魅惑の「駅メシ」でおもてなし! 異世界で繰り広げられる、グルメファンタジー『異世界駅舎の喫茶店』
近年、『異世界居酒屋「のぶ」』や『異世界料理道』『異世界料理バトル』など、異世界転移系にグルメ要素をプラスした作品が人気を集めている。
2017.3.7 書評:騎士団長殺し―第1部 顕れるイデア編、第2部 遷ろうメタファー編 [著]村上春樹 - 斎藤美奈子 (文芸評論家)
■「穴」にどっぷり、ハルキ入門編
2017.2.8 【今週はこれを読め! エンタメ編】気鋭・渡辺優の短編集『自由なサメと人間たちの夢』にノックアウト!
昨今のサメのクローズアップぶりって何なの? 動物番組でもしょっちゅう取り上げられてるし、いつだったかテレビ東京でやってるお昼の映画枠でサメものに力を入れてたことがあって今週もサメ来週もサメみたいな月があったと記憶している。
2017.1.6 経済小説家はどうやって当事者を取材しているのか?
私は今般『国家とハイエナ』という書き下ろしの国際金融小説を上梓した。
2016.12.21 【今週はこれを読め! エンタメ編】豪華作家陣のひとひねりしたクリスマスアンソロジー
クリスマスの甘い思い出。20年ほど前、バイト先の先輩が「これすっごくよかったから貸してあげる!」と手渡された『クリスマス・ストーリー 四つの愛の物語』(ハーレクイン ハーパーコリンズ)なる本を読んだこと。
2016.12.8 【今週はこれを読め! エンタメ編】ピアノの音が聴こえてくる物語〜恩田陸『蜜蜂と遠雷』
芸術の晩秋(←ギリギリ秋...。いや、厳しいか)! "音楽本スペシャル"第4回をお届けします。今年はほんとうに音楽を題材にした本が多いという印象。第1〜3回につきましては、10月26日・11月9日・11月30日更新のバックナンバーをお読みになってみてください。
2016.12.5 BOOK☆WALKER 2016年間ランキング
BOOK☆WALKERで販売中の300,000点を超える作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか? 同時に各カテゴリー別のランキングも20位まで発表します!
2016.11.22 【今週はこれを読め! SF編】伊藤典夫ブランドが存分に堪能できる一冊
「伊藤典夫翻訳SF傑作選」と謳われた一冊。SFのアンソロジーにはさまざまな趣向のものがあるけれど、訳者名をブランドとして押しだしているのは珍しい。
2016.11.7 芥川賞:新選考委員に吉田修一さん
芥川賞の新しい選考委員に、吉田修一さん(48)の就任が決まった。
2016.10.31 「緊張感が普通のグルメ小説と違う」「持ち運べる飯テロ」 と話題の『傭兵団の料理番』待望の書籍化にファン大興奮!
小説投稿サイト「小説家になろう」で、ブックマーク数4万超えという異例の数字を記録し注目を集めるのが、川井昂による異世界グルメ小説『傭兵団の料理番』だ。2016年10月31日(月)の待望の書籍化に「やばい…純粋にめちゃくちゃうれしい!!」「持ち運べる飯テロの登場だな!」とファンは大喜びだ。
2016.10.15 現実の事件を基に五つの物語…『犯罪小説集』の吉田修一さん
『悪人』『さよなら渓谷』『怒り』など、数々の犯罪小説の傑作を手がけてきた吉田修一さんが、その名もズバリ『犯罪小説集』(KADOKAWA)と銘打った短編集を出版しました。
2016.10.4 読書日記:著者のことば 高樹のぶ子さん
■オライオン飛行 高樹のぶ子(たかぎ・のぶこ)さん 講談社・1728円
2016.9.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】ヘレン・マクロイ『ささやく真実』の忘れがたい登場人物
ヘレン・マクロイ翻訳のペースが一段と加速している。
2016.7.1 児童文学作家森はなの軌跡 ゆかりの高砂で特別展
兵庫県の高砂や加古川にゆかりの児童文学作家森はなさん(1909~89年)の特別展が1日、高砂市米田町米田の市立図書館で始まった。
2016.6.26 人と人と、歌と歌を重ねることによってふと見えてくるものがあるんですよね――北村薫(1)
――今年は日本ミステリー文学大賞の受賞、おめでとうございます。…といいつつ、現在の最新刊はミステリーではなく、『うた合わせ 北村薫の百人一首』(2016年新潮社刊)なので、そのお話からがよいのかな、と。これは現代短歌をふたつずつ並べてその解釈を楽しむ内容。解釈の面白さに加えて、改めて豊富な知識に圧倒されました。
2016.5.17 【今週はこれを読め! SF編】解放されたパンドラ、温かい憧れと衝動的な飢え
人類を脅かす異形のものに、異形の力を備えながらなおも人間性を失っていない存在(いわばハイブリッド)が立ちむかう。
2016.5.9 夢枕獏×やまあき道屯の最強タッグ誕生!『大江戸恐龍伝』コミカライズ化に大反響「予想を軽く超えてきたな」
江戸時代中期の平賀源内の活躍を描いた冒険譚小説『大江戸恐龍伝』が、『ビッグコミックオリジナル』9号でコミカライズ化を果たした。
2016.4.28 【今週はこれを読め! ミステリー編】独立独歩の精神で生きるヒーローの物語『ドライ・ボーンズ』
ページをめくり始めてすぐ、あ、そうそうこれ、読みたかったのってこういう小説なんだ、と呟いていた。
2016.3.22 【今週はこれを読め! SF編】ロボットの教養小説、SFを対象化するSF(みたいな小説)
ロデリックはミネトンカ大学のコンピュータ・サイエンス科で開発されたロボットだ。
2016.3.8 【今週はこれを読め! SF編】閉じこめられた娘、自由にうごけないわたし
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアは1987年に亡くなっており、翌88年に刊行された本書が最後の短篇集となる。
2016.1.22 映像化が相次ぐ作家・有川浩が初エッセイ集刊行―小説2編も特別収録
『図書館戦争』『レインツリーの国』『阪急電車』『三匹のおっさん』など、テレビ・映画と映像化が相次ぐ作家・有川浩。2016年1月27日(水)、有川初のエッセイ集『倒れるときは前のめり』が刊行される。
2015.12.15 [ハンドレッド]GA文庫のライトノベルがアニメ化 16年4月放送開始
地球を襲う謎の生命体を相手に戦う箕崎准さん作、ニトロプラスの大熊猫介さんイラストのライトノベル「ハンドレッド」が、2016年4月からテレビアニメ化されることが15日、明らかになった。
2015.12.11 【カクヨム・作家インタビュー企画】 VS 入江君人先生
【カクヨム・作家インタビュー企画とは】
2015.12.9 【インタビュー】「リア充」小説家・朝井リョウの働き方
大学2年生のときに、『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説家デビュー。2012年には戦後史上最年少で直木賞を受賞した朝井リョウさん。就職、兼業作家時代を経て会社を辞め、小説に専念するようになったのが2015年の話だ。最新作『世にも奇妙な君物語』(講談社/1,400円+税)発売に合わせ、現在の朝井さんについて伺った。
2015.10.21 【今週はこれを読め! エンタメ編】"先生のお気に入り"と裏切りの物語『ブロディ先生の青春』
先週のニュースで最も驚いたもののひとつが、「『プレイボーイ』誌がヌードの掲載をやめる」というものだった。
2015.10.19 若手小説家が「植物部」結成! 羽田圭介さんへのお祝いはあの観葉植物
観葉植物好きの若手小説家さんが、「植物部」なるものを結成して定期的に集まっているらしい!? そんなウワサを聞きつけ、みなさんにお集まりいただきました。
2015.9.28 【今週はこれを読め! ミステリー編】戦場で「日常の謎」に挑むコックたち
「これは君の戦争 これは僕の戦争 みんなの戦争 勝利をつかみ取れ」
2015.9.22 【今週はこれを読め! SF編】新しい笑いの境地をSFに切り拓いた田中啓文の話芸に酔う
田中啓文の"笑い"は独特だ。そろそろ本気でこの独自性を示す言葉を考えたほうがいい。
2015.7.17 きらら著者インタビュー 第84回 宮内悠介さん『エクソダス症候群』
文化を跨ぐ者、文化の境界にある者が好きなんです。今回も境界を越えて両側を見る視点人物を書きたかった。
2015.7.7 【今週はこれを読め! SF編】宇宙図としての精神病棟、頭蓋のなかの火星
『エクソダス症候群』の舞台は過酷な環境の火星開拓地、中心となるテーマは精神疾患だ。
2015.6.7 小説で読みたい 名作SF映画、ベスト10
近年、「猿の惑星」や「スター・トレック」など往年のSF映画が相次ぎ再び製作されている。今年も「ターミネーター」(7月)、「ジュラシック・ワールド」(8月)、「スター・ウォーズ」(12月)と、話題の大作が続々公開される。
2015.3.11 楽天ブックス: 著者インタビュー -又吉直樹さん「火花」
2015年1月発売の文芸雑誌「文學界」で、売れない芸人の"僕"と、笑いに命を燃やす先輩芸人との交流を描いた中編小説『火花』を発表した又吉直樹さん。同誌82年の歴史初の大増刷を記録するなど、大きな話題を集めています。芥川賞の呼び声も高い『火花』に込めた思いを又吉さんにうかがいました。
2015.2.17 【今週はこれを読め! SF編】30年ぶりのグリーンタウン再訪。ブラッドベリならではの時間の魔術。
『たんぽぽのお酒』は、ブラッドベリの代表作のひとつであり、少年文学の傑作だ。それが作者自身の手によって戯曲化されていた。
2014.12.17 電子書籍ランキング2014
BOOK☆WALKERで販売中の約151,000点の作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!メディアミックス作品が絶好調のなか、みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか?同時にラノベ、コミック、文芸、実用書などカテゴリー別ランキングも20位まで公開中!
2014.11.1 [アニメ質問状]「甘城ブリリアントパーク」 原作者の監修でより魅力的に
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、賀東招二さんのライトノベルが原作の「甘城ブリリアントパーク」です。TBSの中山佳久プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。
2014.10.13 『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパーク11』 石田衣良著 評・開沼博(社会学者・福島大特任研究員)
人の顔が見える物語
2014.9.30 KADOKAWA・ドワンゴ経営統合会見 新サービス「ニコキャス」を年内スタート!
2014年10月1日(水)に行われるKADOKAWAとドワンゴの経営統合の記念会見が、9月30日(火)、東京・六本木のニコファーレで開催された。
2014.9.4 『甘城ブリリアントパーク』『俺、ツインテールになります。』『魔弾の王と戦姫』 10月放送のラノベ原作アニメ!(前編)
こんにちは。猛暑に苦しめられた8月もようやく終わり、9月に入ってからは日差しも穏やかで涼しく過ごしやすい秋の気配になってきましたね。
2014.8.16 【今週はこれを読め! ミステリー編】全犯罪小説ファンは『ゴーストマン 時限紙幣』を読むべし!
『ゴーストマン 時限紙幣』(文藝春秋)は当年とって26歳のアメリカ作家、ロジャー・ホッブズのデビュー作である。
2014.8.1 [ラノベ質問状]「甘城ブリリアントパーク」 賀東招二が遊園地で着想 ヒップホップの影響も
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。
2014.7.7 レ軍ファンのスティーブン・キング氏「上原小説」執筆へ
熱烈なレッドソックスファンで知られるホラー作家のスティーブン・キング氏が上原浩治投手(39)を絶賛している。
2014.6.20 きらら熱烈インタビュー 第109回 原田マハさん
『太陽の棘』では、人々を隔てるすべてのものを超える象徴として、アートを描きたかったです。
2014.6.3 【今週はこれを読め! SF編】動物たちのの物語、心の神話、声の寓話
キジ・ジョンスンは米国SFの注目株。1960年生まれ、88年デビューだから若手とは呼べないが、脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってからで、とくに2009年以降は毎年のようにメジャーなSF賞を射止めている。その彼女の日本で初めての単行本が、この『霧に橋を架ける』だ。オリジナル編集で11篇が収録されている。
2014.4.18 きらら著者インタビュー 第69回 神田 茜さん『ぼくの守る星』
講談よりも小説のほうが一作の分量が多く、心の襞まで書きこめる。充実感はありますね。
2014.3.3 小学生限定の文学賞第8回「12歳の文学賞」大賞決定 第1回以来の2作品受賞
小学館が開催している小学生限定の文学賞「12歳の文学賞」大賞作が決定した。自ら英語で書いたものを日本語に翻訳した長編とユーモアあふれる短編の2作品が受賞。
2014.1.20 きらら著者インタビュー 第66回 西加奈子さん『舞台』
自分が書いたもののなかで、いちばん明るくて、未来のある本になったと思います。
2014.1.15 甘城ブリリアントパーク : 京アニ制作でアニメ化 フルメタ作者の新作
人気ライトノベル「フルメタル・パニック!」(KADOKAWA)などで知られる賀東招二(がとう・しょうじ)さんの最新作「甘城ブリリアントパーク」(同)がアニメ化されることが15日、分かった。
2013.12.19 第4回ラノベ検定「上級編」これが解けたら立派なラノベ神!【ラノベ通からの挑戦状】
こんにちは。『ガンダムビルドファイターズ』に感動して、数年ぶりにガンプラを購入してしまった愛咲です。
2013.9.13 おじいちゃんブームが来る!? 三浦しをん、オノ・ナツメの描く"おじいちゃん"が萌える!
『リストランテ・パラディーゾ』(太田出版)をはじめ、『クマとインテリ』(basso/茜新社)や『つらつらわらじ』(講談社)など、枯れ専作家と呼びたくなるほど魅力的なおじさまがたを描いてきたオノ・ナツメ。
2013.9.6 月額10ドルで電子書籍読み放題のiPhone向け新サービス「Oyster」
Oysterは、月額9.95ドルで10万冊以上の電子書籍が読み放題の"書籍版Hulu"サービスを発表した。まずは米国のiPhoneユーザー向けにサービスを開始する。
2013.8.31 直木賞作家・石田衣良がライトノベルデビュー……新ペンネームで連載開始
31日、直木賞作家の石田衣良氏がライトノベルに挑戦することが明らかとなった。石田氏は、書籍投稿サイト『E★エブリスタ』が開催した『E★エブリスタ電子書籍大賞2013』授賞式に出席、同会場で同氏初となる書き下ろし電子書籍を同サイトに連載予定であることが発表された。
2013.8.21 作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん
日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。
2013.8.6 楽天、一時9%安 電子書籍事業の赤字拡大で
5日の株式市場で楽天株が一時、前週末比9%安となった。2日発表の4~6月期決算で電子書籍事業「kobo(コボ)」の赤字拡大が明らかになり、嫌気売りが出た。
2013.7.30 大ヒット小説「アルテミス・ファウル」、映画化が決定
世界で累計2100万部以上を売り上げているファンタジー小説「アルテミス・ファウル」シリーズが、映画化されることになった。
2013.7.22 小説が原作の映画興行ランキング 1位は「アベンジャーズ」
ベストセラー小説を映画化したブラッド・ピット主演作「ワールド・ウォー Z」が全米で大ヒットを飛ばすなか、The Wrapが書籍を原作とした映画の全米興行ランキングTOP16を発表した。
2013.7.6 オタ吸血鬼の妹と気まじめな兄をコミカルに描いた『我が妹(まい)は吸血鬼である』小鹿野君則先生を直撃!【Spot the 電撃文庫】
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第82回となる今回は、『我が妹(まい)は吸血鬼である』を執筆した小鹿野君則先生のインタビューを掲載する。
2013.6.25 米作家リチャード・マシスンさん死去 SF、ホラー小説
リチャード・マシスンさん(米作家)が、AP通信などによると23日、ロサンゼルスで死去、87歳。
2013.6.11 【今週はこれを読め! ミステリー編】ダメ作家志望の探偵修行!?『ミステリガール』
今週末から映画『二流小説家』が全国公開される(主演・上川隆也。監督・猪崎宣昭)。
2013.6.4 村上春樹が人生で巡り会った重要な本No.1、『グレート・ギャツビー』の華麗なる(?)比較
レオナルド・ディカプリオ主演で映画化された、スコット・フィッツジェラルドの傑作『華麗なるギャツビー』(原題は"The Great Gatsby")がいよいよ6月14日から日本公開となる。
2013.5.23 【滋賀】地元出版社の書籍販売 多賀町立図書館
多賀町立図書館は、彦根市鳥居本町のサンライズ出版と協力して、二十五日から館内で書籍の販売を始める。出版社とタイアップして図書館が本を販売するのは全国でも珍しいという。販売は来年三月までの契約。
2013.5.13 三木卓さんと辻原登さんに伊藤整文学賞
第24回伊藤整文学賞(伊藤整文学賞の会など主催)は13日、小説部門が三木卓さんの「K」(講談社)と辻原登さんの「冬の旅」(集英社)の2作に決まった。
2013.5.1 S・ソダーバーグ監督がツイッターで連載小説を発表
スティーブン・ソダーバーグ監督がツイッターで小説の連載を開始したと、ハリウッド・レポーター紙が報じた。
2013.4.25 米アマゾンが「全米で最も本を読む都市」トップ20を発表 1位はバージニア州アレクサンドリア
米国のAmazon.com社が「全米で最も本を読む都市」トップ20を公開しました。
2013.4.23 E・L・カニグズバーグさん(米国の作家)が死去
E・L・カニグズバーグさん 83歳(米国の作家)AP通信などによると、19日、米バージニア州の病院で死去。
2013.4.17 有川浩がツアコンに!? 『県庁おもてなし課』舞台の高知を巡る旅
5月11日、錦戸亮&堀北真希のW主演で公開される映画『県庁おもてなし課』。原作は、高知県観光特使も務める作家・有川浩の同名小説で、自身が特使を依頼されたことをきっかけに生まれた、史上初の"恋する観光小説" だ。
2013.3.19 書評:キャパの十字架 [著]沢木耕太郎 - 後藤正治(ノンフィクション作家)
■「贋」背負い「真」へ、1枚の写真への旅
2013.3.16 橙乃ままれ : 「ゲームの影響計り知れない」まおゆう作者が執筆活動の裏側語る
「まおゆう魔王勇者」(エンターブレイン)に続き「ログ・ホライズン」(同)のテレビアニメ化が決まるなど、次々とライトノベルのヒット作を生み出す橙乃(とうの)ままれさん。
2013.3.11 仙台在住の編集者が選んだ震災関連本フェア開催
震災以来刊行されてきたおびただしい数の震災関連本の中から、仙台の出版社の編集者3人が50タイトルをセレクトしたフェアが仙台の主要書店を中心に全国の書店で開催されている。
2013.3.9 "フルメタ"賀東招二の新シリーズ。「放課後ライトノベル」第132回は潰れかけのテーマパーク『甘城ブリリアントパーク』に10万人を集客せよ!
映画といえばアニメ,それもなぜか微妙にマイナーなアニメ映画ばかり見ている筆者だが(「ももへの手紙」と「ねらわれた学園」はいい映画でした),2013年3月23日公開の「シュガー・ラッシュ」が少し気になっている。クッパ大王やらザンギエフやら,実在のゲームキャラが大挙して出演! とくれば,ゲーマーとしては見ないわけにいくまい。筆者的にベガの声は若本規夫なのだが,果たして吹き替え版ではどうなってるんでしょうかね。
2013.3.8 新スタイルの投稿コンテスト「DIGクリエイティブアワード2012」の受賞作品が決定
インテルやビットウェイ、ブクログによる「あなたを作家にするプロジェクト実行委員会」主催の投稿コンテスト「DIGクリエイティブアワード2012」。応募者が公式サイトの「DIG作家システム」上で作品を創作・公開し、読者の反応を見ながら書き進めることが可能というユニークなコンテストだが、その受賞作品が2月28日に発表された。
2013.3.7 逆バトルロワイヤル!? 恐すぎる殺人鬼だらけの学校
殺すか、殺されるか。そんな状況で繰り広げられる近年人気のバトルロワイヤルものだが、そこに"逆バトルロワイヤル"とも呼べる新機軸が登場した。
2013.2.18 『フルメタル・パニック!』賀東招二 ニコ生に登場!15年ぶりの新シリーズ始動
シリーズ累計1000万部を突破した『フルメタル・パニック!』の著者・賀東招二さんが新シリーズ『甘城ブリリアントパーク』を富士見ファンタジア文庫より、2月20日(水)に刊行する。同時にそれを記念したキャンペーンなども開催される。
2013.2.7 東京創元社、「あなたの復刊してほしい創元推理文庫2013」を開催
東京創元社は、「あなたの復刊してほしい創元推理文庫2013」を開催することを発表した。
2013.2.6 どこまで許せる? かわいい女の子の裏切り行為
もしも友達や家族、恋人に裏切られたとしたら、どんなに好きでも、仲良しでも、やはりなかなか許せないもの。「かわいいから許す!」なんてよく言うが、いくらかわいくても限度があるだろう。
2013.2.4 TDRアニメCMヒロイン描く小説、ショートストーリー5話を順次公開。
オリエンタルランドは、東京ディズニーリゾートのアニメCM「夢がかなう場所 ―Where Dreams Come True―」では描ききれなかった、ヒロインがパークで体験したショートストーリーを特設ページ(http://www.tokyodisneyresort.co.jp/special/shortstory/)で公開している。
2013.2.1 『フルメタル・パニック!』賀東招二 15年ぶりの新シリーズ始動
シリーズ累計1000万部を突破した『フルメタル・パニック!』の著者・賀東招二さんが新シリーズ『甘城ブリリアントパーク』を富士見ファンタジア文庫より、2月20日(水)に刊行する。同時にそれを記念したキャンペーンなども開催される。
2013.1.20 書き出し小説大賞・第8回秀作発表
書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。
2013.1.18 きらら著者インタビュー 伊吹有喜さん『なでし子物語』
いつ読んでも古びずに新鮮に思えてワクワクする、"エバーグリーン"な話にしたかったです。
2013.1.3 [13年オススメ映画]人気小説が続々と実写化 ジブリ作品も2本同時公開
13年の邦画は名作へのオマージュ作品や名作からベストセラー小説まで人気小説の実写化作品などが続々と公開される。洋画では年明け早々トム・クルーズさんやブルース・ウィリスさんなどハリウッド俳優が来日するほか、日本勢が活躍するハリウッド映画も公開される。今年公開される注目映画をピックアップして紹介する。
2012.12.29 ひとりのお正月はイヤだ! 年末年始はこんなメイドがいて欲しい
もうすぐ2012年も終わり。みなさんは、毎年、年末年始をどう過ごしているだろう。 実家に帰ってのんびり過ごす人や、家族や恋人と過ごす人。1人きりでひっそりと年を越す人もいるかもしれない。
2012.12.21 全世界で8000万部以上、世界で最も読まれている恋愛小説家って?
世界で最も読まれている恋愛小説家、『きみに読む物語』著者のニコラス・スパークス。その著作の中でも、どの作品が最も多く読まれているかのアンケートをとってみました。
2012.12.20 手塚漫画から装丁創作 塩尻市立図書館で造本展
漫画家の故手塚治虫さんの作品をテーマに、国内の装丁家らがデザインしたオリジナルの造本展が、塩尻市立図書館で開かれている。「リボンの騎士」などの名作が個性的な意匠のブックカバーに表現された。
2012.12.19 『64』『2666』……。最近、数字がタイトルの小説がヒットしているのは、なぜ?
村上春樹著『1Q84』(新潮社刊)が世界中で大ヒットしたから、といいたいところですが、そもそもこれ自体、『1984年』というジョージ・オーウェルが1948年に書いた近未来小説のタイトルを基にしているのはすでにご存じの通り。
2012.11.18 【著者に聞きたい】桜庭一樹さん 『無花果とムーン』
キャラクターの舞台劇 荒野に囲まれてぽつんとある無花果(いちじく)町。そこに暮らす18歳の少女、月夜(つきよ)は夏のある日、大好きでたまらない1歳上の兄、奈落(ならく)を突然の事故で亡くす。美形で背も高くて、明るくて高校の人気者だったのに…。
2012.11.10 これはかりそめの,間違った世界。「放課後ライトノベル」第117回は『も女会の不適切な日常』で適切な日常を取り戻すべし
出版不況と言われる中で,安定した売り上げをキープし続けるライトノベル。新規に参入する出版社も多く,この連載でも紹介しているように毎年さまざまな新レーベルも誕生している。しかし,光あれば影あり。新たなレーベルが産声を上げる一方で,ひっそりとその生涯を閉じるレーベルも存在する。今日はそうしたレーベルの話をしよう。
2012.10.26 吉田修一、津本陽両氏…本紙連載小説で競演
吉田修一さん(44)の朝刊連載小説「怒り」と津本陽さん(83)の夕刊連載小説「忍者月輪(がちりん)」が29日から始まる。
2012.10.25 園子温の過激すぎる半生を描いた『非道に生きる』に学びたい!
『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』などの衝撃作で、賛否両論を巻き起こし、世界からも評価を受けている映画監督、園子温。現在は、原発事故に翻弄される家族を描いた『希望の国』が公開中で、こちらも大きな話題となっている。
2012.10.16 【本の話をしよう】変わりゆく都市の姿を感じて 柴崎友香
ニューヨークは、たいていの人が知っているし、わたしも知っていた。超高層ビルに広い公園、美術館や劇場。金融の中心街、流行の先端……、イメージが次々浮かぶし、なにより、そのシンボルだった二つのタワーが崩れていくのを、テレビで見たのだから。
2012.10.15 猫口眠@囚人Pのラノベ「囚人と紙飛行機」がマンガ化
本日10月15日に発売された月刊コミックジーン11月号(メディアファクトリー)にて、猫口眠@囚人Pによるライトノベル「囚人と紙飛行機 少年パラドックス」のコミカライズ連載がスタートした。作画を手がけるのは紅村岬。
2012.10.1 塩尻で書評合戦「ビブリオバトル」 市立図書館が初企画
塩尻市の市民交流センターえんぱーくで30日、好きな本の魅力を人前で紹介して、聞いた人が読みたくなった本を選ぶ「ビブリオバトル(書評合戦)」が開かれた。同市内外の5人の発表者が順番にお薦めの本を手に熱弁を振るい、30人余の「観戦者」が聞き入った。
2012.9.3 「かもめのジョナサン」作者操縦の小型機が墜落…R・バック氏重傷
1970年代のベストセラー小説「かもめのジョナサン」で知られる米作家リチャード・バックさん(76)の操縦する小型飛行機が8月31日、米ワシントン州で墜落した。バックさんは頭部などを強く打ち、重傷を負った。同国メディアが1日、伝えた。
2012.9.1 ひそかなブーム! 地獄のディテールがわかる本
最近、「地獄」がちょっとしたブームになっているらしい。火をつけたのはもちろん『絵本地獄』(白仁成昭、宮次男/風濤社)だ。昔のおどろおどろしい地獄絵巻を復刻したこの本は20年以上前に出版されたものだが、東村アキコが『ママはテンパリスト』(集英社)の中で、"6歳の息子・ごっちゃんに読み聞かせたら悪さをしなくなった"というエピソードを紹介したところ、話題沸騰。増刷に増刷を重ね、20万部以上の大ヒットとなった。
2012.7.12 全米No.1の官能小説が映画化へ、屈折したSM恋愛の主演はスカーレット・ヨハンソン?
全米No.1の大ヒットを記録した官能小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレー』が、映画『ソーシャル・ネットワーク』(2010年作)の制作チームによって映画化されることが決定した。
2012.7.4 ハリー・ポッターの日本語版電子書籍、Pottermoreでこの夏に発売決定
ハリー・ポッターの日本語版電子書籍がこの夏から発売されることが発表された。静山社から刊行されているものから一部挿絵を抜いてPottermoreからEPUB3フォーマットで販売する。
2012.6.22 村上春樹の翻訳小説 - 特集の本棚
サリンジャー、カポーティ、フィッツジェラルドなどの名作から、殺人犯の精神を描いたノンフィクション、イギリスの新鋭作家の異色作まで、村上春樹さんが翻訳した作品は世界文学の鼓動を伝えています。本読みのプロによる書評を手がかりに、村上ワールドを作る翻訳を読み返してみませんか。
2012.6.5 【コラム・ネタ・お知らせ】GA文庫のお仕事事情。ライトノベルのカバーはこうしてできる!?
GA文庫のまいぞーです。今回はライトノベル編集部のお仕事事情と題しまして、GA文庫のカバーデザインができるまでをお届けします。題材としてとりあげるのは6月15日発売となる、望公太先生の最新作「異能バトルは日常系のなかで」。発売に先駆けまして、ちょこっと作品の内容もご紹介。それでは参りましょう。
2012.5.24 ザック・ガリフィアナキス、ピュリッツァー賞小説の映画化に出演へ
ザック・ガリフィアナキスが、新作『ア・コンフェデラシー・オブ・ダンスィズ』に出演するようだ。ジョン・ケネディ・トゥールがピュリッツァー賞を獲得した同名小説の映画となるこのジェームズ・ボビン監督作に、ザックが仲間入りする方向だという。
2012.5.21 『タダイマトビラ』 村田沙耶香著:書評
評・朝吹真理子(作家)
2012.5.18 「生徒会の一存」が初Blu-ray BOX化 新アニメ化に合わせて登場
シリーズ累計部数が550万部を突破する大人気ライトノベル「生徒会の一存」のテレビアニメ版が、9月28日にBlu-ray BOXとして発売されることになった。新アニメ化を記念してのリリースで、作品の魅力に改めて触れる良いチャンスとなりそうだ。
2012.5.16 作家の読書道 第125回:村田沙耶香さん
家族、母娘、セクシャリティー……現代社会のなかで規定された価値観と調和できない主人公の姿を掘り下げ、強烈な葛藤を描き出す村田沙耶香さん。ご本人も家族や女性性に対して違和感を持ってきたのでは…というのは短絡な発想。ふんわりと優しい雰囲気の著者はどんな本を読み、どんなことを感じて育ったのか。読書遍歴と合わせておうかがいしました。
2012.5.16 Amazonがプロの書評家を葬った
著作家はもう、良いレビューを書いてもらうために古臭い文学者たちを喜ばせる必要がなくなった。Harvard Business Reviewの最新調査によると、Amazonのレビュワーの総合評価はあらゆる点で専門書評家に劣っていないことがわかった。
2012.5.15 第二十五回 山本周五郎賞
第二十五回 山本周五郎賞
2012.4.18 作家の読書道 第124回:白石一文さん
今我々が生きているこの世界の実像とは一体どんなものなのか。政治経済から恋愛まで、小説を通してさまざまな問いかけを投げかけている直木賞作家、白石一文さん。彼に影響を与えた本とは何か。直木賞作家であり無類の本好きだった父親・白石一郎氏の思い出や、文藝春秋の編集者だった頃のエピソードを交え、その膨大な読書体験のなかから、特に大事な本について語ってくださいました。
2012.2.26 ヘミングウェーの家、売りに=少年期過ごす―米イリノイ州
「老人と海」「武器よさらば」などで知られる米国の文豪アーネスト・ヘミングウェーが主に少年時代を過ごした中西部イリノイ州オークパークの家がこのほど、52万5000ドル(約4200万円)で売りに出された。売り主は家の歴史的価値を理解する買い手を探している。
2012.2.10 「十代の頃に夢中になっていた小説」ベスト10
今月の読者アンケートのテーマは、「十代の頃に夢中になっていた小説」。少女小説を読んで恋愛を夢見たり、スポーツ小説を読んで、部活に力を入れてみたり。十代の頃は未知なる経験に胸躍らせる時期。そんな青春時代にあなたが夢中になった小説はなんですか?
2012.1.7 【Spot the 電撃文庫】規格外の面子が集まる館での連続殺人事件を描いた『探偵失格』の作者・中維先生のインタビューをお届け!
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第19回となる今回は、『探偵失格 愛ト謂ウ病悪ノ罹患、故ニ我々ハ人ヲ殺ス』の作者・中維先生のインタビューを掲載する。
2012.1.7 出版文化発信「本の学校」
長野県塩尻市の市民交流センター「えんぱーく」の中核施設となっている同市立図書館が、出版社、図書館、市民の3者をつなげ、読書の楽しみを提供する「本の学校」事業(仮称)を新年度から始める。
2011.11.25 石田衣良インタビュー
『娼年』というタイトルから始まったストーリー ――『娼年(しょうねん)』を執筆されたのが10年前、それから7年を経て、3年前に続編『逝年(せいねん)』が発表されました。どちらもタイトルが印象的ですね。
2011.10.15 公募ガイド 賞と顔 第1回 アガサ・クリスティー賞
森 晶麿さん 一念発起して執筆に専念 子どもの頃、僕は洗濯バサミや手を使って空想の世界に浸るのが好きで、「コノオモシロキ空想ノ世界ニ一生イタイデス」と思いました。
2011.8.10 石田衣良×桜庭一樹対談
お二人には、松本清張賞の選考委員を、第十九回よりお引き受けいただくことになりました。あらゆるエンターテインメント・ジャンルから幅広く新人を発掘できれば、と考えています。本日は「小説家を目指す若い人たちへ」といったテーマでお話をうかがいたいと思っておりますが、まずは、改めてお二人のデビューのときのことをお話しいただけますでしょうか。
2011.6.24 作家の読書道 第115回:高野和明さん
膨大な知識と情報と現実問題を織り込んだ壮大な一気読みエンターテインメント『ジェノサイド』が話題となっている高野和明さん。幼稚園児の頃に小説を書き始め、小学生の頃に映画監督となることを決意。そんな高野さんに衝撃を与えた作品とは? 小説の話、映画の話、盛りだくさんでお届けします。
2011.6.1 bestseller's interview 第31回 高野 和明さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』! 第31回は、最新刊『ジェノサイド』が注目を集めている高野和明さんです。 謎の死を遂げた父が遺した不可解な遺書を手掛かりに、日本・アメリカ・コンゴを巻き込んだ大きな謎に立ち向かう、創薬化学を学ぶ大学院生・研人。 この壮大なスケールを持つ傑作長編ができるまでの軌跡を伺いました。
2011.4.23 一難去ってまた一難!? 「放課後ライトノベル」第39回は『緋弾のアリア』で春の風穴祭り
サンダー!(挨拶) 2010年12月からの4か月間ハンターとして過ごしてきた筆者だが,このたび住み慣れたユクモ村にしばしの別れを告げ,地球防衛軍(EDF)の一員として巨大宇宙生物と戦うことになった。そう,SIMPLE2000シリーズの傑作と名高い「THE 地球防衛軍2」のPSP移植版,「地球防衛軍2 PORTABLE」が発売されたのである。
2011.1.21 『池袋ウエストゲートパーク』の作家、石田衣良さんに聞く(前編)「20代の10年間は棒にふっても、世の中を広く見たほうがいい」
ゆとり世代、1987生まれの駆け出しフリーライターが、業界の大先輩たちに教えを請うインタビューシリーズ。「疑問に感じたことを恐れず真摯に聞くこと」を得物に、プロフェッショナルのことばを引き出し、若い世代と旧世代双方の「やる気」と「希望」をつなぎます。
2010.7.17 旬のラノベを紹介する新連載「放課後ライトノベル」がスタート! 第1回は『デュラララ!!×8』で"歪んだ愛"が交錯する池袋を駆け抜ける
ライトノベルという小説の形態をご存じだろうか? ライトノベルの定義については曖昧な点が多いが,ざっくばらんに言えば,SFや恋愛やファンタジーなどさまざまなテーマを取り扱い,主に中高生をターゲットにした"気軽に読める小説"といったところだろう。また最近では,書店のライトノベルコーナーで30代くらいのサラリーマン風の人が新刊を品定めしている姿を見かけることもあり,いまや広く市民権を得た小説ジャンルの一つとなっている。
2009.11.11 Bestseller's Interview 第2回 石田衣良さん
―本作で9作目となる『池袋ウエストゲートパーク』ですが、このシリーズで石田さんが池袋を舞台に選んだ理由がありましたら教えてください。
2009.8.1 きらら著者インタビュー 米澤穂信『追想五断章』
ミステリであることと、謎が解き明かされたときに誰かの気持ちが浮かび上がるという手法は、今後も追求していきたい。 謎解きの醍醐味を存分に堪能できる仕掛け、読み手の共感を呼ぶ登場人物、そして予測できない着地点。古典部シリーズや小市民シリーズで若い読者に支持されている米澤穂信さんが、新境地を開いた『追想五断章』で、やってくれた。本好きの心をくすぐる設定と読む者を夢中にさせる魅力的な作中作、その後に訪れる読後感には、ひと言で語れない、奥深いものがある。
2009.3.25 作家の読書道 第89回:平山夢明さん
夜眠れなくなるくらい怖い話、気持ち悪くなるほどグロテスクな話を書く作家、といったら真っ先に名前が挙がる平山夢明さん。ご自身も、幼少時代に相当な体験をされていることが判明。そんな平山さんが好んで読む作品はやはり、何か同じ匂いが感じられるものばかり。そのキテレツな体験の数々を、読書歴に沿ってお話してくださった平山さん、気さくな喋り口調もできるだけそのまま再現してあるので、合わせてお楽しみあれ。
2009.1.29 確信を持てる挑戦などない|INTERVIEW 村上龍
キューバへの思い 金銭的利益以外、何に価値を置くか?
2008.12.29 インタビュー:今後も金融ハイテクは必要=作家・石田衣良氏
作家の石田衣良氏はロイターとのインタビューで、米国を起点にした世界的なバブル崩壊現象を踏まえたうえで、金融機能を全否定するのではなく、規制や運営方法を見直した上で金融ハイテク技術は必要だと指摘した。
2008.1.10 著者インタビュー 石田衣良さん『Feel love』
『池袋ウエストゲートパーク』(98年、文藝春秋刊)でデビューし、幅広い作品を発表し続けている石田衣良さん。デビュー10年周年を迎える08年は、雑誌『Feel Love』(祥伝社・年3回刊)で、作家の唯川恵さん、女優の佐藤江梨子さんとともに大人の恋愛を描いた「トロワ」を連載。1月11日には教師の目から学校の現場を描いた「5年3組リョウタ組」(角川書店)が発売されます。石田さんに話をうかがいました。
2007.2.26 ひとインタビュー 難しい〜、恋愛がテーマに思い通りになる人生なら失敗 第二十八回 石田衣良さん
書くことで壁を越えたい 石田衣良さんが小説を書き始めたのは35歳、コピーライター時代だ。フリーでも、そこそこ働いていれば収入があった。子どものころから描いていた理想の生活を手に入れたのに、満たされなかった。人生に物足りなさを感じている石田さんの背中を押してくれたのは、女性誌の占いのことばだという。翌日から書き始め、今日にいたっている。
2006.11.1 作家・イラストレーターインタビュー 第37回 夏希のたねさん
Q まずはスーパーダッシュ文庫読者のみなさんに自己紹介をお願いいたします。 初めまして、夏希のたねと申します。若輩者ですがよろしくお願いします。 ちなみに男です。まぎらわしい名前ですません。
2006.10.31 GA文庫:新人情報局; 誼 阿古さんインタビュー INDEX
ニューフェイス一問一答 第四回 11月15日発売「クレイジーカンガルーの夏」 著者:誼 阿古さん インタビュー
2006.10.27 作家の読書道:第60回 中原 昌也さん
非常に個性的かつ魅惑的な作風で、読者を奇妙な感覚に誘ってくれる中原昌也さん。小学校時代のSF好きに始まり、実に幅広い読書歴の持ち主。音楽活動でも実績を持ち、映画にも精通している彼は、どんな本を好んできたのか。そして、そんな彼の目から見た、今の文学とは? 忌憚ない、生の声を聞かせてくれています。
2006.3.1 作家・イラストレーターインタビュー 第29回 うろたんさん
『うろたんさん』とお呼びすればいいのでしょうか、それとも『うろたん』でいいのでしょうか。まずは読者の方々にご挨拶をおねがいします。
2005.12.22 作家の読書道:第50回 山本幸久
温かく、またユーモアたっぷりのまなざしで、現代に生きる人々の姿をキュートに描く山本さん。現在次々と作品を発表、その活躍には目を見張るものがあります。読めば元気が湧いてくる、その作風の源泉はどこに? 漫画家を目指していた小学生時代の話から、じっくりとうかがいました。
2005.6.4 石田衣良インタビュー 「池袋ウエストゲートパーク」という音楽(1/2)
世界にはジャンルを超えた良いものがたくさんある
2005.1.6 楽天ブックス|著者インタビュー - 吉田修一さん『7月24日通り』
--『7月24日通り』をお書きになったきっかけを教えてください。
2003.7.28 著者との60分 『蹴りたい背中』の綿矢りささん
進藤 新作の『蹴りたい背中』ですが、何ともいえない閉塞感や内向的な高校生の女の子の気持ちが微妙に描かれていますね。私は自分の中学・高校時代をリアルに思い出しましたが、この作品に綿矢さん自身は投影されてるんでしょうか。
2002.10.31 作家の読書道:第14回 戸梶 圭太さん
『トカジノフ』『トカジャンゴ』と1カ月の時間差で短編集を2冊刊行した戸梶圭太さん。『溺れる魚』『牛乳アンタッチャブル』など他の作品同様、描かれるのは、どうしようもない登場人物たちのどうしようもない行動、そして犯罪……。もちろん、彼らの存在と行動にはちょっと苦い味の笑いが含まれています。そんなトカジワールドの形成に関係したはずの、戸梶式読書と愛すべき本をご紹介します。
2002.4.1 作家の読書道:第10回 石田 衣良さん
第10回「作家の読書道」は石田衣良さんの登場です。インタビューはデビュー作『池袋ウエストゲートパーク』に因んで(?)、池袋駅西口のホテルにて行われました。最近作『波のうえの魔術師』は、ドラマ化され4月にスタートしたばかり(『ビッグマネー!』)。クールかつ上品さを隠せない作品の筆致を彷彿とさせる語り口のなかに、本への愛情、そしてそれを読むこと、書くことへの愛情がほとばしっています。
2002.2.1 作家の読書道:第8回 綿矢 りささん
「作家の読書道」第8回は、昨秋「インストール」で第38回文藝賞を受賞した、綿矢りささんです。最年少17歳での受賞、美少女作家誕生などなど、話題に事欠かない綿矢さんですが、果たしてその素顔は? 取材場所として彼女が指定したのは、京都の実家近くにあるファミリーレストラン。ごく日常的な風景の中に現れた彼女は、ごく普通の高校生の感覚で、本に対する熱い思いを語りはじめました。
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