ブラックに関連する小説ニュースまとめ
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ブラック ニュース検索結果
2021.6.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】ブロック編のアート・アンソロジー『短編回廊』
美しき罠、あるいは牢獄の展覧会と言うべきか。
2021.6.8 【今週はこれを読め! SF編】冷徹なる種族殲滅の宇宙で、愛は価値を持つか?
世界的ベストセラー《三体》シリーズの完結篇。『三体』『三体II』と比べて、時空スケールがいっそう壮大になっている。
2021.6.1 【今週はこれを読め! SF編】マイリンク、シェーアバルト、ブラックウッド......夢幻の境地に踏みいる
『幻想と怪奇』は雑誌の体裁だが書店の扱いは書籍だ。毎号、特集形式を取っているので、実質的にアンソロジーといってよい。こんかいはドイツ幻想小説の紹介者として名高い種村季弘さんの未発表翻訳が発見され、それをきっかけに企画が練られたそうだ。
2021.3.10 【今週はこれを読め! エンタメ編】仕事への価値観をビシビシ問う連作短編集~額賀澪『転職の魔王様』
私(1967年生まれ)くらいの年代だと、転職にあまり明るいイメージがない人も多いだろう。長男の友だちが大手企業を退職したと聞いたとき、「え~、もったいないね」と言った私に、長男は「いや、そうは言っても自分に合わない会社に勤め続けるよりいいでしょ」と返してきた。その発言に対して、私は「それはそうだけど、もったいないことはもったいないよな」と心の中でつぶやいたのだった。
2021.2.27 作家の読書道 第226回:酉島伝法さん
2011年に「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞、造語を駆使した文章と自筆のイラストで作り上げた異形の世界観で読者を圧倒した酉島伝法さん。2013年に作品集『皆勤の徒』、2019年に第一長編『宿借りの星』で日本SF大賞を受賞した酉島さんは、もともとイラストレーター&デザイナー。幼い頃からの読書生活、そして小説を書き始めたきっかけとは? リモートでお話をおうかがいしました。
2021.2.2 【今週はこれを読め! SF編】AIの本質と人間の情動
郝景芳『人之彼岸』(早川書房《新☆ハヤカワ・SFシリーズ》)
2020.8.11 【今週はこれを読め! SF編】新たな壮途へ乗りだした年刊日本SF傑作選
創元SF文庫で十二年つづいた《年刊日本SF傑作選》を後継するアンソロジー・シリーズ。版元を移した経緯や、編者が大森望・日下三蔵のタッグチームから大森ソロへ変わったことなど「序」で語られているが、支障なく友好的に運んだようだ。まずは欣快。
2020.6.23 【今週はこれを読め! ミステリー編】追い詰められた者の小説『その手を離すのは、私』
逃亡者、あるいは追い詰められた者の小説というべき作品である。
2020.6.3 【今週はこれを読め! エンタメ編】料理をめぐる実力派作家のアンソロジー『注文の多い料理小説集』
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、このところ何か月にもわたって我々はさまざまな不自由を耐え忍んでいる。
2020.6.2 【今週はこれを読め! SF編】里程標的作品から現代の新鮮作まで、人狼テーマの饗宴
『幻想と怪奇』第2号は、特集「人狼伝説 変身と野生のフォークロア」。
2020.4.9 【今週はこれを読め! ミステリー編】『短編ミステリの二百年vol.2』で評論と短編を楽しむ!
コロナ禍に遭われたみなさまにお見舞い申し上げます。また、緊急事態宣言発令で外出自粛を余儀なくされているみなさまにも。ざわざわとして心落ち着かない日々ですね。早く日常が取り戻せないものかと思います。
2019.8.9 【今週はこれを読め! ミステリー編】『イヴリン嬢は七回殺される』に引き込まれる!
アドヴェンチャー・ゲームが好きな人は絶対にはまる。
2019.7.26 【今週はこれを読め! ミステリー編】英統治下インドでもがく警部と部下『カルカッタの殺人』
解けない謎があることのもどかしさを楽しさに変換してくれる警察小説だ。
2019.7.12 【今週はこれを読め! ミステリー編】『IQ2』が拓くフェアネスの物語
犯罪小説の新しい潮流が来ている。
2019.7.11 『逃げ出せなかった君へ』安藤祐介
現在、日本では働き方改革が推奨されている。小説では『わたし、定時で帰ります。』がより良き働き方を訴え、断固と立ち向かう女性が泣き笑いの奮闘をし、自分たちの道を切り開いていく様が、共感を得て、大ヒットしている。
2019.5.24 【今週はこれを読め! ミステリー編】"世界一優秀な探偵"コール&パイク登場『指名手配』
あなたの世界にかぎ裂きができてしまい、涙にくれているとする。
2019.5.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】時代を生き抜いた女たちの人生〜窪美澄『トリニティ』
"子どもや孫に囲まれて、畳の上で大往生"的な亡くなり方は理想とされやすい。裏を返すと、"看取ってくれる人もいないまま、孤独のうちに死ぬ"のは不幸とみなされるということだ。しかし、こういった固定観念のようなものにはずっと疑問を抱いてきた。私とてできるなら死ぬ間際に息子たちにひとめ会えたらうれしいし、そこに孫の姿もあれば申し分ないことだろう。しかし例えば、自分の心の求めるままに行動し思い残すことはないと感じられるまでの生き方ができたならば、その人の人生を不幸だったなどと誰が言えるだろうか?
2019.4.19 【今週はこれを読め! SF編】第一級の脱出不可能ミステリー『火星無期懲役』
火星は地獄だ!(ジョン・W・キャンベル風に)
2018.12.18 【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー
もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。
2018.8.21 【今週はこれを読め! SF編】土地そのものとしての精霊、歴史の底から甦る異教の魅惑
日本版オリジナル短篇集。「解説」で植草昌実さんが述べているように、ブラックウッドはイギリス怪奇幻想作家のなかでは、早い時期から知られた作家で、それなりの数の作品が邦訳されている。本書は、新訳2篇、初訳3篇、つごう5篇の構成だ。
2018.6.20 【今週はこれを読め! エンタメ編】胸を打つ映画会社の同期会〜古内一絵『キネマトグラフィカ』
2018年現在、映画館で映画を上映する際のしくみがどうなっているのか正確には理解していないが(いや、昔もできていなかったが)、映写機が使われることがほとんどなくなったことは知っている。また、映画館の多くがシネマコンプレックス形式になっていること、名画座の数がどんどん減っていること等々、映画を取り巻く状況は昭和の時代からするとだいぶ変わった。
2018.6.19 【今週はこれを読め! SF編】21世紀の「ゴルディアスの結び目」、イーガン経由でアップデートされた『神狩り』
コウモリの群れがブラックホールにアタックを仕掛けている。
2018.4.10 【今週はこれを読め! SF編】超テクノロジーのロマンとショボいサラリーマン生活のミスマッチ
このご時世に宇宙海賊とは。しかも、コスプレじみたオネーサンの表紙。怖い物見たさ半分に、薄目で読みはじめたのだけど、いやあ、冒頭で示される設定で瞳孔が開いてしまった。
2018.3.23 独占インタビュー「ラノベの素」 さがら総先生『変態王子と笑わない猫。&教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』
独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年3月24日にMF文庫Jより『変態王子と笑わない猫。』第12巻&『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』が同時発売となるさがら総先生です。物語としていよいよラストを迎えることになる『変態王子と笑わない猫。』、さらに最新シリーズとしてスタートする『教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?』の両作品について、物語の見どころや新シリーズの礎となったご自身の体験談などを語っていただきました。
2017.7.11 SUNDAY LIBRARY:平松 洋子・評『星の子』今村夏子・著
無垢(むく)な視点が炙(あぶ)り出す物語の奥の残酷さ
2017.6.8 謎多き作家ボストン・テランインタビュー
『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。
2017.5.11 ウイスキーと小説がコラボ! 角田光代×朝井リョウ お酒をめぐる対談
楽しみ方で、"ウイスキーって、おもしろい"を味わうことのできる「ブラックニッカ」。今、対象商品のポイントを集めて応募すると、人気作家二人のオリジナル小説が必ず読めるお楽しみが! ウイスキーをテーマに、二人はどんな想いで物語を紡いでいったのだろう。
2017.4.23 北の遊郭でトップを目指す女郎と、タコ部屋で虐げられる青年の交わり。女流作家が描き出す北海道の歴史ドラマ
文明の歴史とは裏を返せば搾取の歴史でもある。いつの時代も社会は階級を生み出し、虐げられた人々の犠牲の上に発展してきた。それは現代まで変わらない理のようなものである。
2017.4.15 【シリーズ累計95万部突破】爆笑からホラーまで!「ページをめくれば驚きの結末」怒涛の100連発! ノンストップビジュアルショートノベルス
飴玉を口にほうりこむように手軽に味わえる小説がある。桃戸ハル編著の『5秒後に意外な結末 パンドラの赤い箱』(学研プラス)は、全ページに人気イラストレーター・usi氏のイラストをあしらったビジュアルショートノベルス。
2017.3.26 <訃報>佐藤大輔さん52歳=作家
佐藤大輔さん52歳(さとう・だいすけ=作家)22日、虚血性心疾患のため死去。
2017.3.5 松本人志、又吉直樹、東野幸治…文藝春秋とよしもとが総力コラボ! 芸人が本気で勝負した スペシャルな文藝春秋 『文藝芸人』
文藝春秋とよしもとが総力を挙げてコラボレーション! よしもと芸人が本気で勝負したスペシャルな文芸誌『文藝芸人』が2017年3月16日(木)に発売される。
2017.3.2 『ひとごろしのうた』松浦千恵美
毎月、早川書房さんとは次月新刊の部決のための会議を行なっているが、新刊案内だけでは上手く内容が掴めず発注数を絞ってしまった書籍が実は今回ご紹介する作品である。(著者の松浦さん、すみません!)
2016.10.15 業界初! 小説のキャラクター「AI」と会話ができる!? 森博嗣「すべてがFになる」犀川創平のAI bot誕生
第1回メフィスト賞を受賞したミステリー作家・森博嗣の最新作『デボラ、眠っているのか? Deborah, Are You Sleeping?』が2016年10月20日(木)に発売される。
2016.9.6 発売後すぐに重版決定! "医療現場のリアル"を、皮肉とブラックユーモアで不気味に抉る『嗤う名医』が話題!
麻痺して回復が見込めない手足を巡る鮮烈なデビュー作『廃用身』(幻冬舎文庫)に始まり、日本医療小説大賞を受賞した『悪医』(朝日新聞出版)、ドラマ化された『破裂』『無痛』(ともに幻冬舎文庫)など、久坂部羊といえば、現場のリアルを鋭く抉るシリアスな社会派医療サスペンスの書き手という印象が強い。
2016.7.16 村上春樹作品に登場する朝食も、『檸檬』パフェも完全再現!東京"至福の喫茶店&カフェ案内"
お気に入りのカフェで読む本は、なぜあんなにも心に沁みるのでしょう。深く、濃く、ときにほろ苦い。まるでコーヒーの薫りそのものです。そんな"わたしのカフェ"を見つけられたら…。
2016.6.23 【エンタメ小説月評】神はどこにいるのか
なあ、君の人生はそれでよかったのかい? 東山彰良『罪の終わり』(新潮社)を読み終えた時、主人公のナサニエル・ヘイレンにそう問いかけたくなったのは、彼の人生は誰のためにあったのか、と思ったからだった。
2016.3.1 【今週はこれを読め! SF編】宇宙海賊よりこのオンナのほうがヤバい!
宇宙海賊と聞いて、あなたはどんなイメージが浮かぶだろうか? キャプテン・ハーロック、コブラ、ブラスター・リリカ。ベテランSFファンなら《レンズマン》の敵役ボスコーンや、A・バートラム・チャンドラー《銀河辺境》でグライムズ船長が闘う一味、あるいはジェイムズ・マッコネル「お祖母ちゃんと宇宙海賊」のユーモラスな面々を思いだすかもしれない。
2016.2.19 第67回読売文学賞、6氏に贈賞式
第67回読売文学賞の贈賞式が19日、東京・内幸町の帝国ホテルで開かれた。
2016.2.18 今年の『このミス』大賞は、異色の経済サスペンス! 株取引の天才「黒女神」は人の心も読み解く?
「世の中、金だけがすべてだ」とは言い切れないが、金がないと何もできないことは間違いない。
2016.1.15 『ざるそば(かわいい)』ってなんだよ! ラノベタイトルをめぐる仁義なき戦い
ラノベレーベルMF文庫Jの新作になにやら不可思議なタイトルが……。
2015.12.22 【今週はこれを読め! SF編】高度情報管理社会における「自由」の意味を問う
そこは自由な町だ。働く必要がない。
2015.11.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】ハメットの文体史をたどる作品集『チューリップ』
ハードボイルドと呼ばれる表現の形式には一応通史がある。
2015.10.30 電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』は敵もヒロインもみんな中二病!?
翡翠ヒスイ先生が執筆する電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』の紹介記事をお届けします。
2015.10.21 【今週はこれを読め! エンタメ編】"先生のお気に入り"と裏切りの物語『ブロディ先生の青春』
先週のニュースで最も驚いたもののひとつが、「『プレイボーイ』誌がヌードの掲載をやめる」というものだった。
2015.10.14 【今週はこれを読め! エンタメ編】〈ハルチカ〉シリーズ最新刊『惑星カロン』登場!
〈ハルチカ〉シリーズ、2016年アニメ化決定! ここへ来て一気に注目度も上がっているが、以前からのファンにとっては「やっと世間がこのシリーズの存在に気づいたか...」という気持ちだろう。
2015.9.18 きらら熱烈インタビュー 第125回 古内一絵さん
人間が死ぬ前に本当に残したいものは、財産でも名誉でもなく、その人の記憶なんだと思いました。
2015.9.11 「ふたりはプリキュア」「ハートキャッチプリキュア!」が書き下ろしオリジナル小説に!
人気アニメシリーズの小説化で人気の高い「講談社キャラクター文庫」。特に仮面ライダーシリーズは、過去14冊どれもが好評を博している中、遂に「プリキュア」シリーズの登場が決定した。
2015.8.21 『聖剣士VSブラック企業 ~ラノベ作家、社畜エルフを救う!?~』は社畜系ブラックコメディ!!【電撃文庫新作紹介】
弘前 龍先生が執筆する電撃文庫『聖剣士VSブラック企業 ~ラノベ作家、社畜エルフを救う!?~』の紹介記事をお届けします。
2015.8.17 鈴木咲が巫女コスプレで小説の主人公に!?新感覚2.5次元ライトノベル『花咲け、戦国巫女』
ハイブリッド型書店サービス「honto」において、2015年8月14日(金)から新感覚2.5次元ライトノベル『花咲け、戦国巫女』の配信が開始された。
2015.7.6 「セカチュー」に匹敵! 2015年はネット発の純愛小説「キミスイ」ブームが来る!
生と死は、対岸にあるように思えるが、実は陸続きなのかもしれない。
2015.6.23 【今週はこれを読め! SF編】イーガンに先駆けて自由意志を主題化した傑作「仮面(マスク)」を含むベスト選
『ソラリス』の文庫化、『泰平ヨンの未来学会議』改訳につづき、ファン待望の一冊が出版された。欣快!
2015.5.20 作家の読書道 第160回:薬丸岳さん
005年に『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受賞、以来少年犯罪など難しいテーマに取り組む一方で、エンタメ性の高いミステリも発表してきた薬丸岳さん。
2015.4.6 映画『王妃の館』公開記念SP対談 浅田次郎×水谷 豊
「相棒」シリーズでもおなじみの杉下"右京"演じる水谷豊が、今作では天才小説家の北白川 "右京"になる!?
2015.4.1 書き出しは無限の可能性!? 書き出しだけの小説集が斬新かつ秀逸!
小説というのは、起承転結や伏線、キャラクターの心情や物語の展開を楽しむもの。
2015.3.26 【エンタメ小説月評】夢と悪夢と冷酷な現実
囲碁は不思議な魅力を持つゲームだ。黒と白の石が作り出す世界は幽玄かつ深遠だが、同時に勝者と敗者を分かつ厳しさも存在する。
2015.3.5 やまなし文学賞、小説部門に石黒佐近さん
第23回やまなし文学賞(同実行委主催、県・県教委・山梨日日新聞社・山梨放送後援)が5日発表され、小説部門は、甲府市の石黒佐近さん(55)の「山峡」に決まった。
2015.2.4 【今週はこれを読め! エンタメ編】採用担当者の就活戦線〜朝比奈あすか『あの子が欲しい』
「物事はいろいろな角度から見なければならぬ」「他人の立場に立って考えるようにせよ」とは亡き両親の教えだ。しかし私は一度でも考えたことがあっただろうか、企業の採用担当者の気持ちというものを。
2015.1.27 【今週はこれを読め! SF編】科学技術の説明すら物語のアクセルとなる、月村了衛の筆さばきに驚嘆
《機龍警察》シリーズはこれまでに長篇4作が発表され、SF読者からもミステリ読者からも高い評価を獲得している。
2015.1.20 きらら熱烈インタビュー 第117回 風カオルさん
作家デビューした後に、書店に自分の本が並んでいるのを見てとても感動しました。
2015.1.6 警察小説や青春小説だけじゃない! 誉田哲也版『世にも奇妙な物語』
ホラーや不思議な物語は、何も夏だけに楽しむものではない。寒さが厳しい季節に読むのもなかなか味わい深い。誉田哲也氏が描いた7つの短編が収められた『あなたの本』(中央公論新社)は、今読むべき、「世にも奇妙な物語」だ。
2014.12.23 【今週はこれを読め! SF編】日常性への衝撃としてのSF、日常を綻ばせる表現による文学
妻が巨大化していく。SFの特質を「日常性への衝撃」と見なしたのは石川喬司だが、その説に沿えばこの小説は間違いなくSFである。衝撃度は大きい。
2014.12.17 電子書籍ランキング2014
BOOK☆WALKERで販売中の約151,000点の作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!メディアミックス作品が絶好調のなか、みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか?同時にラノベ、コミック、文芸、実用書などカテゴリー別ランキングも20位まで公開中!
2014.11.13 スペシャルレポート Vol.11 世界累計1400万部超!『ソードアート・オンライン』 川原礫
今回、ライトノベル部門にノミネートされた『ソードアート・オンライン』(電撃文庫刊)は、主人公の少年・キリトがバーチャル・オンラインゲームにとじこめられるところから始まるいわゆる"ゲーム小説"。
2014.10.20 【今週はこれを読め! ミステリー編】バンヴィルが書く新たなマーロウの物語
一般小説の作者、それも既に地位を築き上げた書き手が別名でミステリーを手がける例は珍しいことではない。
2014.10.17 桃知みなみがクラウドファンディングに成功! ラノベ化が決定!
つくばテレビが応援する「世界初のアニメちっくアイドル」桃知みなみが、クラウドファンディングサービスGREEN FUNDING(グリーンファンディング)でのチャレンジを2014年10 月8 日に成功させ自身初となるライトノベルを出版する事が決まった。
2014.10.13 『憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパーク11』 石田衣良著 評・開沼博(社会学者・福島大特任研究員)
人の顔が見える物語
2014.9.19 きらら著者インタビュー 第74回 羽田圭介さん『メタモルフォシス』
基本的にものを書く時には、既成の価値観を疑うという意識があったかもしれません。
2014.9.18 Amazon、新電子書籍リーダー「Kindle Voyage」やFireタブレット新モデル発表
タブレット新モデルにはビデオ通話で24時間サポートを受けられる機能も。
2014.9.4 『甘城ブリリアントパーク』『俺、ツインテールになります。』『魔弾の王と戦姫』 10月放送のラノベ原作アニメ!(前編)
こんにちは。猛暑に苦しめられた8月もようやく終わり、9月に入ってからは日差しも穏やかで涼しく過ごしやすい秋の気配になってきましたね。
2014.8.26 【今週はこれを読め! SF編】私は電気蟻。お前はチューリング。暗号をめぐる異色のスリラー。
「私は電気蟻......。死にたいのに、死ぬことができない。」
2014.8.26 【史上初! ラノベの名言集】仕事で大切なことはラノベが教えてくれる!?
毎日、同じ仕事の繰り返し。そんな日々で、ライトノベルを読む時間は仕事のストレスを忘れられる唯一の時間という人も多いのではないだろうか。
2014.8.20 翡翠ヒスイ先生の新作『蒼天のレジェンズ』の魅力をお届け! 人類の存亡は翼を手に入れた少年少女たちに託された【電撃文庫新作紹介】
翡翠ヒスイ先生が執筆する電撃文庫『蒼天のレジェンズ』の紹介記事をお届けしていきます。
2014.6.24 日本発のラノベからハリウッドへ 『All You Need Is Kill』
日本発のライトノベルを原作としたハリウッド映画『All You Need Is Kill』がまもなく日本で公開される。
2014.6.23 『花物語』『六畳間の侵略者!?』 『SAOII』 7月放送のラノベ原作アニメ特集!
今期は『ノーゲーム・ノーライフ』に『ブラック・ブレット』、『龍ヶ城七々々の埋蔵金』に『魔法科高校の劣等生』、『棺姫のチャイカ』『デート・ア・ライブII』など、それぞれ感動の最終回を迎えたりやクライマックスに入ってきたりしており、今期もラノベ原作アニメが熱い! といったところですが、そろそろ放送がスタートする次の夏アニメにも目を向けてみましょう。
2014.6.17 【今週はこれを読め! SF編】広告の欲望と世界の妄想、古代バビロニア起源の仮想現実
〈P〉はペプシのPだ。ソヴィエト連邦がはじめて採用したアメリカ・ブランドがペプシである。
2014.6.14 クライマックス目前! アニメ系WEBラジオ特集!【ラノベ原作アニメ編】
今期も、もうすぐクライマックスを迎えるアニメが増えてきました。それぞれハラハラドキドキの連続で、毎夜、テレビの前にかじりついている人も多いのでは。
2014.6.7 <アニメ質問状>「ブラック・ブレット」 女の子を可愛く アクションを格好良く
話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。神崎紫電さんの人気ライトノベルが原作の「ブラック・ブレット」です。博史池畠副監督に作品の魅力を語ってもらいました。
2014.4.25 福島の遺跡テーマの小説や漫画 地元自治体が募集
縄文時代の遺跡を活用して地域の魅力をアピールしようと、福島市は市内にある遺跡の謎をテーマにした小説や漫画の募集を25日から始めました。
2014.4.18 大森望責任編集『NOVA』第34回日本SF大賞特別賞受賞記念 大森望さんミニトーク&サイン会「大森望のSF漫談」VOL・1 ゲスト:宮内悠介さん
SF界においてその名を知らぬ者はいない名編集者にして書評家、翻訳家である大森望さんが、責任編集した河出文庫の『NOVA』シリーズ全10巻。
2014.4.7 [注目アニメ紹介]「ブラック・ブレット」 高校生と少女の戦い描く近未来アクション
人類がウイルス性の寄生生物に敗北した近未来の世界を舞台に、異能の力を持つ高校生と相棒の少女による戦いを描く「ブラック・ブレット」が8日、スタートする。神崎紫電さんの人気ライトノベル(電撃文庫/KADOKAWA/アスキー・メディアワークス)が原作だ。
2014.3.25 ケータイ小説大賞:いぬじゅんさんが受賞
第8回日本ケータイ小説大賞(同大賞実行委員会=毎日新聞社、スターツ出版=主催)の表彰式が25日、東京・原宿で開かれた。
2014.3.25 【今週はこれを読め! SF編】宇宙的ヴィジョンと地上の欲動----両極がときに相克し、ときに併存する
SFと類縁の怪奇小説といえば、スティーヴン・キングをはじめとするモダン・ホラーや〈ウィアード・テールズ〉を本拠に活躍したパルプ作家群がまず思い浮かぶ。
2014.3.11 注目の「スマホ小説作家」5選
一世を風靡(ふうび)したケータイ小説。そんなケータイ小説の発表の場も、世間の流れ同様、スマホに移行しつつあり、いわば「スマホ小説」として再び注目を集めている。
2014.2.20 きらら著者インタビュー 第67回 青山七恵さん『めぐり糸』
現実にあるかもしれないと信じたくなるような特殊な関係を、この小説で書けないかなと思いました。
2014.2.18 【今週はこれを読め! SF編】瀬名秀明のヴィジョン----精神の虚無回廊を突きぬけ、宇宙の虚無回廊を超えて
昨夏、本欄で大森望編のオリジナル・アンソロジー『NOVA 10』(河出文庫)を紹介したとき(「瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達」)、集中最大の注目作として瀬名秀明「ミシェル」に言及した。
2014.2.11 【今週はこれを読め! SF編】時間を行き来する記憶、細部と全体の照応、共有される無意識
本書『ピース』は、ぼく(名前はオールデン・デニス・ウィア)の一人称で綴られる。
2014.2.4 【今週はこれを読め! SF編】揺るぎない良識が裏打ちする機知・諧謔・皮肉。ベスト短篇集ユーモア篇。
コニー・ウィリスは『航路』『犬は勘定に入れません』『ブラックアウト』『オール・クリア』など、起伏と機微に富んだストーリーテリングの長篇作品で日本でも多くのファンを獲得している。
2014.1.30 【今週はこれを読め! ミステリー編】どんどん豊穣になる「ビブリア古書堂」の世界
私の持っている創元推理文庫の一部には、ある方の蔵書印が押されている。
2014.1.20 「映像化」でひっぱりだこ 人気原作者ランキング
小説を原作にした、ドラマや映画、アニメが増えた昨今。小説家の人気も、映像化作品によって左右される面が大きくなってきた。
2013.12.23 大仏次郎賞に乙川さん
第40回大仏次郎賞(朝日新聞社主催)は、乙川優三郎さんの『脊梁山脈』(新潮社)、第13回大仏次郎論壇賞は今野晴貴さんの『ブラック企業-日本を食いつぶす妖怪』(文春新書)にそれぞれ決まった。
2013.12.19 第4回ラノベ検定「上級編」これが解けたら立派なラノベ神!【ラノベ通からの挑戦状】
こんにちは。『ガンダムビルドファイターズ』に感動して、数年ぶりにガンプラを購入してしまった愛咲です。
2013.12.15 2013年の文庫小説TOP10は有川浩、東野圭吾など人気作家が独占
毎年年末の恒例企画『ダ・ヴィンチ』の「BOOK OF THE YEAR」。その年の総決算となる同特集号が今年も発売された。
2013.11.25 【書評】『なぎさ』 山本文緒著
評・松山巖(評論家・作家) 恐怖と誘惑 波のように
2013.11.5 SUNDAY LIBRARY:INTERVIEW 山本文緒
◇寄せては返す人の心に迷いながら流されながら
2013.9.30 【自作再訪】阿刀田高さん「ナポレオン狂」 自分の本性と合った簡潔な短編
■「作り物のおもしろさ」をひたすら追求してみようと
2013.9.5 【文芸月評】成長物語 青春を愛惜
日常揺らぐ現代の若者も
2013.9.4 垣根涼介さん初の歴史小説 「光秀の定理」 明るく滑稽な主人公
「織田信長株式会社っていう情け容赦のないブラック企業で、勤め人の悲哀をビシバシ味わうわけですよ明智光秀って(笑)」
2013.8.27 ノーベル文学賞候補といわれた作家・安部公房の封印されてきた過去
今年没後20年を迎えた作家、安部公房。昨年、戦時中満州にいた安部公房が引揚船の中で執筆したといわれる未発表の短編『天使』(『(霊媒の話より)題未定:安部公房初期短篇集』(新潮社)に収録)が実弟宅で発見され、話題となったことも記憶に新しい。
2013.8.21 作家の読書道 第140回:長岡弘樹さん
日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した「傍聞き」を表題作として文庫作品が大ヒット、警察学校を舞台にした新作『教場』も話題となっている長岡弘樹さん。
2013.7.14 ライトノベルファン必見!ラノベ通が選ぶこの夏の注目トレンド紹介
皆さん、こんにちは。ラノベ365日の愛咲です。毎日暑い日が続き、すっかり夏めいてきましたね! 今回のライトノベルレビューでは、そんな夏に相応しいホットなトレンドの作品をご紹介!
2013.7.4 とにかく相手を言い負かせ!? 新作ディベート学園小説が登場! 『激論教室』(スマッシュ文庫)を発刊
「この小説はとにかく面白い。是か否か」さあ、あなたはどう答える?
2013.7.3 SKE、チームしゃちほこに続け! 名古屋ネタ満載のラノベが登場!
アイドル、グルメ、ゆるキャラ…と大ブームの"ご当地もの"だが、今度はラノベにもその波が押し寄せてきているようだ。
2013.6.23 今週の本棚:江國香織・評 『愛の夢とか』=川上未映子・著
◇植物にも似た言葉が生む、しずかな奇蹟
2013.6.22 川端康成 新たに短編2編
作家の川端康成(1899~1972年)が戦前の雑誌に執筆した全集未収録の短編小説2編が、確認された。今月刊行される『川端文学への視界 年報2013』に掲載される。いずれも東京・浅草を舞台にしており、『浅草紅団』の作品がある川端の街に対する強い愛着が伝わる。
2013.6.12 非正規、ブラック企業… 「職場」描く新鋭作家たち
都会のオフィスビル、広大な工場、罵声が飛び交うブラック企業…。
2013.6.10 「蜂工場」作家のイアン・バンクス氏が死去 BBC
英スコットランドの作家イアン・バンクス(Iain Banks)氏が9日未明に死去した。
2013.6.4 SUNDAY LIBRARY:堀 和世・評『ごはんぐるり』西加奈子・著
◇酒と○○○と男と女…空白の埋め方は人次第
2013.5.30 アニメイトグループとの 「ライトノベル復刊プロジェクト」第1弾が 6月1日より発売開始
株式会社角川グループホールディングスは、株式会社アニメイト様とライトノベル復刊企画を6月1日より始動.
2013.5.27 出版社、書店が舞台の小説
本への愛着 根底に
2013.5.26 荒木飛呂彦が怪奇小説のガイド本「怪奇三昧」カバーを執筆
荒木飛呂彦がカバーイラストを描き下ろした、南條竹則による怪奇小説のブックガイド「怪奇三昧 英国恐怖小説の世界」が発売された。
2013.5.13 20代女子が都内のオフィス街で買っている小説 ベスト5
通勤時間に、お家でのリラックスタイムに、本を読む女子も多いだろう。ちょっぴり知的に見え、なんだか魅力的な"読書女子"。そんな彼女たちは、どういった小説を買っているのだろうか。そこで今回は、"都内のオフィス街"にスポットをあて、20代女子に人気の小説をランキング形式で紹介するラコ~。
2013.5.13 「AION」,初の小説が5月25日に発売。初版には特典として限定武器も
『タワー オブ アイオン』初の小説「タワー オブ アイオン~アトレイアの守護神~」5月25日より発売
2013.4.27 【惹句魂】『夢を売る男』百田尚樹著
■「猛毒注意!」「大暴走」刺激文言で売る
2013.4.23 10000字対談「佐藤秀峰 × ごとう隼平」電子書籍について語る
今回は佐藤秀峰さんとごとう隼平さんによる対談が実現しました。
2013.4.19 美人芥川賞作家・綿矢りさが"こじらせ系作家"に変身中?
芥川賞を史上最年少19歳で受賞したのが2004年。あれから約10年、綿矢りさが若手美人作家のイメージを自ら否定するような、負け女感漂う"こじらせ系作家"に大化けしていた? 男子も共感必至の"非リア充"な物語の秘密から、イタすぎる恋愛経験まで、本人を緊急直撃!
2013.4.17 作家の読書道 第136回:真保裕一さん
特殊な専門分野を持つ公務員が活躍する小役人シリーズから壮大な冒険小説、時代小説まで、さまざまなエンターテインメント作品を発表している小説家、真保裕一さん。かつてはアニメーションの世界に身を置いて有名作品を手掛けていたことでも有名。ということは、読書歴にもその個性があらわれているのでは? 小説家に転身したきっかけとは?エンターテインナーが生まれる道筋も見えてくる読書歴です。
2013.4.10 名作ライトノベルが復活! 角川グループが アニメイトグループと「復刊プロジェクト」を推進
角川グループホールディングスは、アニメイトが6月1日より全国106店舗で展開する「アニメイトブックフェア」の中の特別企画として、角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫の往年の名作の復刊企画を実施します。
2013.3.23 【Spot the 電撃文庫】弱いものが強いものをぶちのめすカタルシスが見どころ! 『放課後の魔法戦争』を執筆した鈴木鈴先生にインタビュー
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第73回となる今回は、『放課後の魔法戦争(アフタースクール・ブラックアーツ)』を執筆した鈴木鈴先生のインタビューを掲載する。
2013.3.18 世相反映 働く人の共感呼ぶ 新庄耕さん「狭小邸宅」人気
その会社では、営業成績が全てだ。〈お前らは営業なんだ、売る以外に存在する意味なんかねぇんだっ〉。
2013.3.17 話題の本の著者に百田尚樹 「出版界に片っ端から喧嘩を売る本になりました」
─本を出したい人に、出版費用の一部を負担してもらう自費出版話を持ちかけ、あの手この手でおカネを引き出していく敏腕編集者・牛河原が活躍する『夢を売る男』は、出版業界への痛烈な批判がこめられたブラックコメディです。構想のきっかけはなんだったのでしょう。
2013.3.10 歪む社会扱う20代作家に勢い
過酷な労働環境、リアルに ブラック企業、厳しい就職難……。現代社会の矛盾と向き合う20代の作品に最近、勢いがある。
2013.2.25 「ブラよろ」2次利用フリー効果、佐藤秀峰さんの電子書籍売り上げ1億円超え
漫画家の佐藤秀峰さんは、「ブラックジャックによろしく」を2次利用フリー化してから4カ月半で自身の作品の電子書籍関連売り上げが1億円を超えたことを明らかにした。
2013.2.25 第3回Twitter文学賞海外全投票結果
有効投票数:465
2013.2.24 ブラックボックス 篠田節子著 食の「安心安全」をめぐる小説
安心安全という奇妙にセットになったこの言葉は、おそらく現在の日本で最も威力を持つ言葉だろう。私たちの生活全般――衣食住のすべてにおいて、何より優先される重大要件だからだ。
2013.2.20 作家の読書道 第134回:篠田節子さん
さまざまなテイストのエンターテインメント作品で読者を魅了しつづける篠田節子さん。宗教や音楽、科学など幅広い題材を取り上げ、丁寧な取材に基づいて世界を広げていく作家は、どのようなものを読んで育ち、どのような作品に興味を持っているのか。現代社会の食をめぐるハイテク技術と、そこに潜む怖さについて斬り込んだ新作『ブラックボックス』についてのお話も。
2013.2.16 『ラグナロク』の安井健太郎,7年ぶりの新刊! 「放課後ライトノベル」第129回は謎と陰謀渦巻く『アークIX』で命がけの戦いを
先日,年下の友人に「『gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーーズ)』第4話冒頭の元ネタが何か,分からなかった」と言われてショックを隠せない。「ダッダーン!! ボヨヨンボヨヨン!」って言えば,何のことかみんな分かるよね? ね……?
2013.2.9 全校の女子420人に告白する地獄の"全告ツアー"が開幕! 「放課後ライトノベル」第128回は『四百二十連敗ガール』でベストヒロインを探します
来週は自分でブラックサンダーでも買って寂しさを紛らわそうと考えている良い子のみんな,こんにちは! 「放課後ライトノベル」の時間だよ!
2013.1.16 作家の読書道 第133回:加藤千恵さん
高校生の頃に歌人としてデビュー、最近では瑞々しい筆致で描きだす恋愛小説でも人気を博している加藤千恵さん。北海道で生まれ育った少女が短歌と出会ったきっかけは、そしてデビューするきっかけは? あの甘く切ないシーンを繊細に切り取る感性の源泉にあるものは? 納得の読書遍歴が浮かびあがります。
2013.1.12 【Spot the 電撃文庫】『魔遁のアプリと青炎剣』は"高校生がバイトでニンジャをする話"から生まれた――天鴉蒼先生インタビュー
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第65回となる今回は、『魔遁のアプリと青炎剣(アウローラ)』を執筆した天鴉蒼先生のインタビューを掲載する。
2013.1.9 文字編:こんなに違う――iPad miniで主要電子書店のビューワを比較 (1/3)
ビューワよければすべてよし――とまではいわないものの、電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。Androidでのビューワ比較が好評だったため、iOS(iPad mini)でも主要な電子書店のビューワの違いを徹底比較してみた。
2012.12.24 読み放題カテゴリーの本命? 手のひらマンガ喫茶を実現するauの電子書籍サービス「ブックパス」で新しい本と出会おう
本と「出会える」読み放題、はじまった! 今年2012年は、電子書籍関連のいろんなサービスがはじまったり、注目の端末が数多く登場したりしましたね。5年後、10年後に「日本で電子書籍がほんとの意味ではじまったのっていつだと思う?」って聞かれたら「2012年」と、迷わず言えるくらい、電子書籍が注目された1年だった気がします。
2012.12.22 【Spot the 電撃文庫】黒いサンタは夢もアソコもアツくする! 『ブラックサンタとレインディア』泉谷一樹先生にインタビュー
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第63回となる今回は、『ブラックサンタとレインディア』を執筆した泉谷一樹先生のインタビューを掲載する。
2012.12.8 ゾンビ×バトル×学園ラブコメ。「放課後ライトノベル」第121回は『あるゾンビ少女の入学』で汚物を焼却します!
メディアミックスはいいものだ。 作品の出来次第では賛否両論巻き起こる事態にも陥りかねないが,やはり自分の好きな作品がメディアミックスされると,その作品が持つ世界が一段広がったようでワクワクするし,それを機に新規読者が増えることを考えると,原作ファンとして嬉しくなってしまう。
2012.11.29 フリーペーパー配布などにどうぞ:大学生向け電子書籍投稿・共有サービス「Rucksack」始まる
学生が発行するフリーペーパーや学園祭パンフレットなどを簡単に電子書籍化し、無料で公開・共有できるサービス「Rucksack」を、オーシャナイズとスターティアラボが協業で開始。
2012.11.16 勇者の年収は0~10億円!? 2次元の世界に就職したら…
長引く景気低迷で就職難が続いている。厳しい就活を強いられ、身も心も疲弊している学生たちも少なくない。「いっそ2次元の世界に就職したい」なんて現実逃避したくなっちゃう人もいるかもしれない。
2012.11.14 小説部門の大賞は史上初の2作品――電撃大賞授賞式
アスキー・メディアワークスが第19回電撃大賞の授賞式を開催。小説部門は設立以来初めて2作品が大賞を受賞した。学校の花壇を舞台に前向きに生きようとする高校生と教師を描く『きじかくしの庭』、意思を持つ魔法の銃を主人公にした『ハロー、Mrマグナム』と、対照的な2作品が選ばれている。
2012.11.12 ラノベに登場する最強の美少女スナイパーは誰!?
普段はあまり目立たないが、大事なところで味方を援護したり、重要な役割を果たしてくれるスナイパー。そんな影の主役とも言えるスナイパーは、もちろんラノベにおいても活躍する。しかし、中には「こんな女の子がなぜ?」と思えるほど美しい容姿をしていたり、幼さの残る女の子もたくさんいる。では、ラノベに登場するスナイパーで最も美しく、最も強い美少女スナイパーはいったい誰なのだろうか?
2012.11.8 メディアファクトリー : 「MF文庫J」新人賞受賞者に人気作家がエール
メディアファクトリーのライトノベルレーベル「MF文庫J」の「MF文庫Jライトノベル新人賞」の授賞式がこのほど、東京都内で開かれた。
2012.11.3 【文芸月評】窮屈な現代への反乱
拝金、格差…大事なもの問う 作家の丸谷才一さんが13日に亡くなり、1972年の長編『たった一人の反乱』を思い出した人は多いだろう。「厭(いや)なものは厭」と防衛庁への出向を断り、民間会社に就職した元官僚の物語は、どんなに小さく平凡であっても、反乱の側に立つ生を描くものが文学だと改めて感じさせる。
2012.11.1 楽天が新電子ブックリーダー「kobo glo」と「kobo mini」の発表記者会見をネット生中継→終了
11月1日15時30分から、楽天が「新電子ブックリーダーに関する記者会見」を実施しました。その様子はネットで生中継されました。
2012.10.27 【Spot the 電撃文庫】チームになって1つの目標をなしとげる話を――『アニメアライブ』の秋傘水稀先生を直撃
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第56回となる今回は、『アニメアライブ』を執筆した秋傘水稀先生のインタビューを掲載する。
2012.10.15 タイトルのルビがすごいライトノベルベスト5
アニメ化をはじめメディア展開が盛んなライトノベル。その世界観を表現するために『とある魔術の禁書目録(インデックス)』や『星刻の竜騎士(ドラグナー)』など漢字や記号に独特なルビをふったタイトルの作品が沢山あるのを皆さんはご存知ラコ?という事で今回は振り仮名なしでは読めないタイトルのライトノベルを難易度順でランキングにしてみたラコ! あなたはいくつ読めるかな?
2012.10.13 異世界暮らしも楽じゃない? 「放課後ライトノベル」第113回は『理想のヒモ生活』でグータラ生活を始めよう
祝! 「地球防衛軍3 PORTABLE」発売! いやー,Xbox 360を持っていない身としては,この日をどんなに心待ちにしていたことか。思わずこのためにPS Vitaごと買っちゃいましたよ。
2012.10.9 なれる!SE 2週間でわかる?SE入門: 悲しいほどリアル。ラノベで学ぶブラック企業で生き抜く方法。
今回、ダ・ヴィンチ電子ナビよりご紹介頂く「今週はこの一冊!」はなれる!SE 2週間でわかる?SE入門です!この記事の執筆者は「松浦迅徹」さんです。
2012.10.4 J・K・ローリングの大人向け小説、米販売部数が明らかに
「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ・K・ローリングによる、初の大人向け小説「The Casual Vacancy(原題)」が、9月27日(現地時間)全米で発売となった。
2012.9.27 「ハリー・ポッター」の作者「次は子供向けの本を」 児童文学への愛着語る
「次に書くのは、子供向けの本になると思うわ」-。世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」の作者J・K・ローリングさんが、初の大人向け小説が27日に出版されるのを前に、英BBCとのインタビューにこうこたえ、児童文学への愛着を語った。
2012.9.22 『ケルベロスの肖像』刊行記念!! ベストセラー作家・海堂尊に聞く「"チーム・バチスタ"シリーズ、そして日本エンタメ界の未来」
2006年に刊行された、海堂尊さんのメディカル・ミステリー『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)。「東城大学医学部付属病院で相次いで発生している術中死を、心療内科医・田口公平と厚生労働省の役人・白鳥圭輔のコンビが調査してゆく」というこの作品は、スピーディな展開と魅力あふれるキャラクター、医療現場のリアルな描写が話題を呼び、デビュー作ながら大ヒットを記録した。
2012.8.27 ラノベ「ブラック・ブレット」がマンガ化、マオウで開幕
本日8月27日に発売された月刊電撃マオウ10月号(アスキー・メディアワークス)にて、神崎紫電のライトノベル「ブラック・ブレット」のコミカライズがスタートした。作画はもりのほんが務める。
2012.8.18 異生物"ガストレア"に敗れた絶望の近未来。「放課後ライトノベル」第105回は『ブラック・ブレット』で滅びの運命に立ち向かう
毎年この時期になると,なぜか3日ほど続けて東京ビッグサイトを見に行く機会があるのだが,そのたびにいつも思うのが「こいつ,有事の際には絶対巨大ロボに変形して戦うに違いない」ということ。だってあのビジュアルですよ。敷地内に鋸とかあるんですよ。変形して戦う以外になんの目的で建てられたというのか。最近は長年愛用してきた東京タワーソードに加え,念願の新武器・東京スカイツリーブレードを入手し攻撃力が大幅にアップ。これで東京近郊の平和は万全だ!
2012.8.15 ラノベで学ぶ ブラック企業で生き抜く方法
就職難と言われる時代の中、やっとのことで就職した会社がブラック会社だった。なんてことも珍しくない。そんな新入社員におすすめのライトノベルが『なれる!SE』(夏海公司、Ixy/アスキー・メディアワークス)シリーズだ。
2012.7.27 孤高の作家の謎の死に迫る! 『推理作家ポー』予告編&ポスターが到着
1849年10月7日、ひとりの作家が不可解な言葉を残してこの世を去った。ゴシック風の怪奇・幻想小説などで一世を風靡し、世界初の推理作家として名を刻む孤高の作家、エドガー・アラン・ポー。彼の最期の5日間を軸に、夭逝した若き天才作家の死にまつわる謎を解き明かす映画『推理作家ポー 最期の5日間』の日本公開が決定! そのスリリングでミステリアスな予告編と最新ポスタービジュアルが到着した。
2012.7.20 講談社ノンフィクション賞に大鹿さん
第34回講談社ノンフィクション賞が20日、大鹿靖明さん(46)の「メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故」(講談社)と、安田浩一さん(47)の「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」(同)に決まった。
2012.7.19 独自な言い回しが中二病に人気の作家・田中ロミオ
『人類は衰退しました』のアニメが放送され、劇場版『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』(小学館「ガガガ文庫」刊)の公開も決定するなど、今ノリに乗っている作家・田中ロミオ。もともとは18禁ゲームのシナリオライターとして活躍しており、独特な言い回しや特有の掛け合い、間が特徴的。それは"ロミオ節"と言われ、自意識が強い中二病のレーダーにはビンビン反応するようだ。
2012.7.14 人気ナンバーワンはどの作品? 記念すべき「放課後ライトノベル」第100回は,2年間の軌跡をランキング形式で振り返ってみます
継続は力なりという言葉がある。思うにこの世の中,ゲーマーほどこの言葉を実践している人種もほかにいないのではないだろうか。
2012.7.14 【Spot the 電撃文庫】「私と青春革命はじめましょう?」波乱ぶくみの青春ラブコメ『私とあなたの青春革命。』の広沢サカキ先生を直撃
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第47回となる今回は、『私とあなたの青春革命。』を執筆した広沢サカキ先生のインタビューを掲載する。
2012.7.4 J・K・ローリング初の大人向け小説、表紙デザイン公開
世界中で大ヒットした小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者、J・K・ローリングさんによる初の大人向け小説「The Casual Vacancy(原題)」の表紙が3日、公開された。
2012.6.27 ラノベ『はたらく魔王さま!』は21世紀版『蟹工船』か?
正社員になるのは魔王になるよりも難しかった!?ワーキングプア問題がいっこうに解決しない世相を反映してか、労働系ライトノベル『はたらく魔王さま!』が人気だ。
2012.6.22 「マンガ飯」「小説飯」料理本が人気
漫画や小説、アニメなどに登場する料理やお菓子に舌なめずりした経験を持つ人は多いはず。あこがれの一品を実際に作る「マンガ飯」「小説飯」を特集したレシピ本が話題だ。実際に作って味わえば、物語の世界により一層はまること請け合いだ。
2012.6.8 「ラノベの素」特別インタビュー。『君が衛生兵で歩兵が俺で』の著者、篠山半太先生直撃インタビュー(取調べ風味)です。
あらすじ:半分高校生、半分自衛官。
2012.6.1 きらら著者インタビュー 飴村 行さん『粘膜戦士』
あの時代、日本人はメンツを大事にしていた。自分の意思ではどうしようもないものを表してみたかったです。 グロテスクな描写と意外な展開、ブラックな笑いをちりばめて読者を吸引する飴村行さんの粘膜シリーズ。第二弾の『粘膜蜥蜴』は日本推理作家協会賞を受賞、新しいホラーエンタメとして注目を集めている。第四弾の『粘膜戦士』は驚きのつまった短編集。この不可思議な世界はどのようにして生み出されているのか。
2012.5.30 ノベル大賞発表 | ロマン大賞・ノベル大賞
2011年度ノベル大賞 最終選考発表!
2012.5.25 ピュリッツァー賞作家がツイッターで小説を「連載」 米国
米ニューヨーカー誌は24日から、ピュリツァー賞作家ジェニファー・イーガン氏の最新作の小説「ブラックボックス」の連載をツイッター上で開始した。
2012.5.19 東野圭吾異色短編がドラマ化
作家東野圭吾氏(54)の異色短編小説3作品がドラマ化されることが18日、分かった。
2012.5.6 映画史上初の試み!人気ミステリー作家による小説版「ブラック・ブレッド」をFacebookで無料公開
アカデミー賞外国語映画賞スペイン代表に選出され、ゴヤ賞(スペイン・アカデミー賞)最多の9部門受賞を始めとする数々の映画賞に輝いた映画「ブラック・ブレッド」(6月23日公開)。このたび劇場公開に先駆け、人気ミステリー作家・福田和代が描く小説版「ブラック・ブレッド」を映画業界史上初の試みとしてFacebook上で無料短期連載することがわかった。
2012.4.27 新人ライトノベル作家へのインタビュー くしまちみなとさん
ゲームのシナリオライターから出版社に声をかけられて兼業ライトノベル作家へ
2012.4.9 【このライトノベルが売れて欲しい!】第5回『ギフテッド』
【このライトノベルが売れて欲しい!】第5回は『ギフテッド』特殊なルールに縛られた社会を知略用いて生き延びろ!!
2012.2.25 三好達治賞に細見さん
大阪市は25日、優れた詩人に贈る第7回三好達治賞に、兵庫県篠山市の細見和之さん(49)を選んだと発表した。受賞作は「家族の午後」。賞金100万円などが贈られる。
2012.2.17 "9.11文学の金字塔"が映画化『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
今週は、求めるものを手に入れるため行動する主人公の体験を通じて、人生の意味を考える契機を観客にもたらしてくれる話題の新作映画2本を紹介したい。
2012.2.3 160年間禁書とされていた18世紀の暗黒文学「マンク」を映画化『マンク~破戒僧~』3月24日公開決定
血塗られた破戒僧のすさまじい背徳と残虐、エロティズムによって発表当時激しい非難を浴び160年間禁書とされていた、18世紀の暗黒文学「マンク」(著:マチュー・G・ルイス)を映画化した「The Monk」の邦題が『マンク~破戒僧~』に決定し、3月24日よりシアターN渋谷にて公開されることが決定した。
2012.1.20 エドガー賞候補になった東野圭吾 人気シリーズ小説の終了予告???
2012年1月20日、ミステリー界のアカデミー賞と呼ばれる「エドガー賞」の今年の最優秀作品賞の5候補のひとつに、東野圭吾さん(53)の小説「容疑者Xの献身」が選ばれた。
2012.1.18 作家の読書道 第122回:三上延さん
2011年に刊行するとたちまち1、2巻を合わせて80万部を突破、今もベストセラーにランクインしているビブリオミステリ連作集『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。謎解きや人間ドラマはもちろん、古本や出版事情の薀蓄も楽しいと思ったら、やはり著者の三上延さんには古書店勤務の経験があるのだとか。幼い頃から読書家で、本の好みは昔からはっきりしていたという三上さんの読書歴、影響を受けた本とは?
2012.1.7 【Spot the 電撃文庫】規格外の面子が集まる館での連続殺人事件を描いた『探偵失格』の作者・中維先生のインタビューをお届け!
電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第19回となる今回は、『探偵失格 愛ト謂ウ病悪ノ罹患、故ニ我々ハ人ヲ殺ス』の作者・中維先生のインタビューを掲載する。
2011.12.3 覚悟を決めた女は強し。「放課後ライトノベル」第70回は『聖剣の刀鍛冶』で女性達の戦いを見届けます
今回の「放課後ライトノベル」では,いよいよ物語も佳境に入ってきた『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)』を紹介する。
2011.10.1 きらら熱烈インタビュー 第76回 遠野りりこさん
『マンゴスチンの恋人』では女性が読んだとき「こんな恋愛がしたい」と思えるように狙って書いています。 第12回小学館文庫小説賞を受賞し『マンゴスチンの恋人』を刊行したばかりの遠野りりこさん。
2011.10.1 空気は読みません。「放課後ライトノベル」第61回は『灼熱の小早川さん』で粛々と凡愚共を粛清していきます
導入して以来,すっかりtorneがアニメ視聴専用機と化している筆者だが,たまには別のものも見なければ! と思うこともある。そんなわけで最近は「仮面ライダーフォーゼ」を見ているわけだが(ここ突っ込むところです),これがめっぽう面白い。
2011.9.23 【Spot the 電撃文庫】悪い人だらけの犯罪群像劇!! 『バベル』でデビューを飾った中田先生を直撃
電撃文庫の作家陣によるメールインタビューをお届けしていく"Spot the 電撃文庫"。第6回となる今回は、『バベル』を執筆した中田明先生のインタビューをお届けしていく。
2011.6.24 ラノベ質問状 : 「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン」 ツンデレ精霊のかわいさがみどころ
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は人と精霊が共存する世界を舞台に、気弱な楽士の主人公とツンデレ美少女の精霊の周辺で巻き起こる騒動を描いた「神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン」シリーズ(榊一郎著、神奈月昇画)です。ソフトバンククリエイティブGA文庫編集部の北村州識さんに作品の魅力を聞きました。
2011.5.21 炎上プロジェクトの火消しとかマジ勘弁。「放課後ライトノベル」第42回は『なれる!SE』で今週もデスマーチだよ
「SE」と聞いて,真っ先に思いつくものはなんだろうか。サウンド・エフェクトだというマニアックな人もいるかもしれないし,そういう人とは個人的にお友達になりたいが,もうちょいひねってスクウェア・エニックスという線も捨てがたい。
2011.5.14 下校の真髄,ここにあり! 「放課後ライトノベル」第41回は『神明解ろーどぐらす』で楽しい下校ライフを手に入れよう
さて,本コーナーのタイトルは「放課後ライトノベル」である。放課後,それは朝から夕方まで縛り付けられていた教室から解放される,最も清々しい時間だ。では,その放課後において最大のメインイベントといえば何だろうか?
2011.4.1 きらら熱烈インタビュー 第70回 道尾秀介さん
作家ができる唯一の恩返しは、いい本を書くことしかない。 『月と蟹』で第144回直木賞を受賞した道尾秀介さん。
2010.12.10 ラノベ質問状 : 「聖剣の刀鍛冶」 笑顔で読み終われる作品に
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、活発な美少女騎士とクールな刀鍛冶のドラマを描いたファンタジー「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」(三浦勇雄著、屡那画)です。メディアファクトリーMF文庫J編集部の児玉拓也さんに作品の魅力を聞きました。
2010.10.9 合言葉は男装女子萌え。「放課後ライトノベル」第13回は学園陰陽アクション『東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST』で悪霊退治にレッツゴー!
「陰陽師」と聞いて,皆さんは何を思い浮かべるだろうか。 やっぱり,安倍晴明を主人公とした夢枕獏の小説(もしくは岡野玲子のマンガ)だよね,という人もいるだろうし,人々の閉ざされた心の闇にはびこる魑魅魍魎に立ち向かう,神妙不可思議にして胡散臭い男(と女)が歌って踊る動画しかない! という人もいるかもしれない。悪霊退散! 悪霊退散!
2010.9.25 『とらドラ!』竹宮ゆゆこの新シリーズがスタート! 「放課後ライトノベル」第11回は『ゴールデンタイム1 春にしてブラックアウト』で大学デビュー
SF界のジョークにこんなものがある。「SFファンの平均年齢は毎年1歳ずつ上昇する」 若いファンがなかなか増えないSF業界を皮肉ったジョークであるが,それと同時にこのジョークは,一度SFファンになった人たちはいつまで経ってもSFから足抜けできないということも意味しているのだ。
2010.4.1 きらら著者インタビュー 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
割り切れるものと、理由は分からないままだけど惹かれるもの。その両方を書きたいという欲求があります。 郊外の住宅地に突然現れたペンギンの群れ。みなが首をかしげるなか、小学4年生の"ぼく"は、さらなる不思議な光景を見る……。森見登美彦さんの新作『ペンギン・ハイウェイ』は大人びた、でもまだ未熟な少年が未知の世界と対面するファンタスティックな長編小説。単行本10作目にしてこれまでとは異なる世界観を描いたきっかけとは?
2010.1.1 きらら熱烈インタビュー 第54回 野中ともそさん
「実家の廊下の片隅にある穴に入ったら、前に住んでいた場所へ繋がる」という奇妙な夢をよく見ていました。 本誌で連載した小説「ジョーハツ野郎とぴしゃんちゃん」をこのほど「ぴしゃんちゃん」というタイトルで上梓したばかりの野中ともそさん。自ら描いたイラストも掲載され、とても素晴らしい仕上がりの作品となっている。
2009.11.1 きらら著者インタビュー 藤谷 治『船に乗れ!Ⅲ』
人はどうやって生きるかということがこの小説の主軸。最初から、哲学のことしか頭になかった。 第1巻の発売時から、書店員や読書家の間で話題となっていた青春小説『船に乗れ!』。高校の音楽科を舞台に、ひとりの少年の3年間を1冊ごとに追った3部作が、ついに完結した。しかも、圧倒的な感動をともなう傑作となって。自身も高校では音楽科に通っていたという藤谷治さんにとって、本書の執筆には特別な思いがあったようだ。
2009.1.28 作家の読書道 第87回:山本文緒さん
昨年6年ぶりの小説『アカペラ』を刊行し、長年の読み手たちを感涙させた山本文緒さん。男女問わず幅広い層に愛されている小説の巧者は、実は幼い頃はあまり活字の本にピンとこなかったのだとか。では、これまでにピンときた作品はというと? 人生で1番好きな本から、ブログ本まで、現在の文緒さんの血となり肉となっている作品たちが分かります。
2008.10.1 きらら熱烈インタビュー 第39回 角田光代さん
私は読後感の悪い小説を書くほうが得意なんです クオリティの高い小説を発表し続ける作家、角田光代さん。『対岸の彼女』で第132回直木賞を受賞、今年の本屋大賞でも『八日目の蝉』が上位にランクインされ、書店員さんの間にも熱心なファンが多い。
2008.4.25 作家の読書道:第78回 道尾秀介さん
人と人の感情のもつれがもたらす、複雑な出来事。事件の裏側にあるそれぞれの人生を描きこむことで、深い余韻を残す作品を次々と生み出している注目の若手作家、道尾秀介さん。熱心な読書家ではなかったというなかで、心に刻まれた小説とは? ご自身の中で「別格」という3人の作家や、「自分が読みたいものを書く」という執筆姿勢についてのお話の中に、新鋭のバックグラウンドが垣間見えます。
2008.2.29 作家の読書道:第76回 坂木司さん
2002年に引きこもり青年が探偵役となる「日常の謎」の連作集『青空の卵』でデビュー、以来ミステリだけでなくさまざまなエンターテインメントを上梓し、注目を集めている坂木司さん。生年以外は性別すら公表していない人気覆面作家に、こっそりお会いして、その読書歴をうかがうことができました。
2007.3.30 作家の読書道:第65回 森見 登美彦さん
生真面目な言葉遣いでアホなことを繰り出し爆笑を誘う。そんなデビュー作『太陽の塔』で一気に人気炸裂、現在も天然黒髪乙女と善良妄想青年の恋と奇天烈な騒動を描く『夜は短し歩けよ乙女』が話題の森見さん。幼少期のお気に入りの絵本はもちろん、あれです! そしてロボットや宇宙に憧れた森見少年が、諧謔味ある文体に辿り着くきっかけは、実は大学時代のむにゃむにゃ時代にあったようで…。
2007.2.23 作家の読書道:第64回 阿部 和重さん
構想において手法において、つねに小説という手段で冒険を続ける阿部和重さん。新しい試みを続ける彼も、実は、過去の本からさまざまな影響を受けているといいます。はじめて自分で買い、今でも大きな存在となっている本とは? 小説の"発見"となった一冊とは? そして、いつかはこんな小説を書いてみたい…と思っている、名作のタイトルとは。意外なタイトルが次々飛び出すインタビューとなりました。
2006.12.1 きらら熱烈インタビュー 第17回 平安寿子 さん
一所懸命生きている人がちょこっと笑えて、明るい気持ちになり力がわき出てくる作品を書きたい 普通の人の日常を快いテンポと溢れるユーモアで描き続ける平安寿子さん。
2006.4.28 作家の読書道:第54回 桜庭 一樹
過酷な現実と対峙する少女たちを描いた作品などで若い読者から絶大な支持を得、このたび満を持して一般向けの小説も書き始めた桜庭一樹さん。名前から男性と思う人もいるかもしれないが、実は色白のとても可愛らしい女性です。筋金入りの読書家である彼女は、字を読めないくらい幼い頃から、本が大好きだったよう。ミステリーから南米文学まで、その幅広い読書道を語っていただきました。
2005.12.22 作家の読書道:第50回 山本幸久
温かく、またユーモアたっぷりのまなざしで、現代に生きる人々の姿をキュートに描く山本さん。現在次々と作品を発表、その活躍には目を見張るものがあります。読めば元気が湧いてくる、その作風の源泉はどこに? 漫画家を目指していた小学生時代の話から、じっくりとうかがいました。
2005.9.30 作家の読書道:第47回 馳星周
『不夜城』で衝撃的なデビューをして以来、ノワールの旗手として多くの著書を生み出してきた馳星周さん。最新刊『楽園の眠り』(徳間書店)では幼児虐待をテーマに、女子高生と刑事が登場します。インタビューでは、北海道で過ごした少年時代、新宿ゴールデン街での学生アルバイト時代、「本の雑誌」での書評家時代に培われた読書歴が、馳さんの作品群を支えているのだと伝わってきます。窓越しに新宿御苑の広がるホテルで、葉巻をくゆらせながら語っていただきました。
2004.12.31 作家の読書道:第38回 平安寿子さん
ごく普通の人々のごく普通の日常生活を、独特のユーモアとアイロニーを交えて、味わいたっぷりに描く平安寿子さん。人と口を聞かず本ばかり読んでいたという幼少の頃から、書くことを志して試行錯誤していた時代、そしてペンネームのもととなるほど影響を受けた女性作家、アン・タイラーの作品との出会いに至るまで、読書道と作家道を交えてたっぷり語っていただきました。
2001.9.30 作家の読書道:第6回 金城 一紀さん
大人気の「作家の読書道」第6回目に登場するのは「GO」で直木賞を受賞され、10月には映画「GO」が公開される金城一紀さん。 本の話を飛び越えて、インタビューは映画や音楽にまで広がり、盛り上がりました。
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