ポトスライムの舟に関連する小説ニュースまとめ
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ポトスライムの舟 ニュース検索結果
2014.1.9 津村記久子さん新刊、女性描写「貴賤」なく
芥川賞から5年の節目を迎える作家の津村記久子さん(35)=写真=が、新刊『ポースケ』(中央公論新社)を出版した。
2013.12.2 『ポースケ』(中央公論新社)刊行記念 津村記久子さんミニトーク&サイン会「津村記久子のなんでも質問箱」
芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」の5年後の物語。前作の主人公ナガセの同級生で、奈良でカフェ「ハタナカ」を営むヨシカ(34歳)がメインとなるが、章ごとに中心人物(全員女性)が変わる群像劇。
2013.4.17 川端康成文学賞に津村記久子さん「給水塔と亀」
優れた短編小説に与えられる第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)が、津村記久子さん(35)の「給水塔と亀」(「文学界」平成24年3月号)に決まり、選考委員の作家、辻原登さんが東京都内で行われた記者会見で講評を述べた。
2012.6.24 70年代生まれ作家、「格差」に実感
働く過酷を語る世代 非正規雇用、転職や失業、ゆがむ職場環境……。社会の第一線で働く世代に当たる1970年代生まれの作家たちが最近、厳しい生活感と小さな希望をにじませた小説を多く発表している。「格差社会」を肌身に感じる世代から生まれてきた文学の潮流の一つだ。
2012.3.9 <織田作之助賞>大阪で贈呈式
第28回織田作之助賞(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社主催)の贈呈式が9日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。小説「ワーカーズ・ダイジェスト」(集英社)で受賞した津村記久子さん(34)、織田作之助青春賞の柊(ひいらぎ)さん(24)、佳作の中野沙羅(さら)さん(20)に賞状と副賞(織田作之助賞100万円、織田作之助青春賞30万円、佳作5万円)が贈られた。
2011.6.1 インタビュー 作家「津村記久子」
『ポトスライムの舟』で二〇〇九年一月に芥川賞を受賞、直後に『八番筋カウンシル』が刊行されて以来、およそ二年ぶりの新刊『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社刊)が先月刊行された津村記久子氏。
2009.3.19 著者インタビュー 津村記久子さん『ポトスライムの舟』
総額163万円……あなたならどうやって貯めますか。日々のお金がなくても、ギリギリの無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける……緑がみずみずしいポトスライムのように。29歳の契約社員ナガセは、工場のライン業務を日々こなしながら、友人の喫茶店を手伝ったり、パソコン教室の講師をしながら働き続けています。彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用・総額163万円を貯めること。ささやかな節約の日々に、夫との関係がこじれた友人が子連れで転がりこんできて……。同居するナガセの母や、工場の先輩女性など、ほとんどの登場人物が女性。働く女性たちの日常と、互いに触発されて揺れあう心情が静謐な文体で書かれた、第140回芥川賞受賞作。自身も会社勤務を続けながら創作活動をされる作家の津村記久子さんにお話を伺いました。
2009.3.1 きらら著者インタビュー 津村記久子『八番筋カウンシル』
むちゃくちゃにされた家庭の女の子も男の子も、やりたいように生きていく話にしたかった。 今年1月に『ポトスライムの船』で第140回芥川賞を受賞したばかりの津村記久子さんが、受賞第一作の書き下ろし『八番筋カウンシル』を上梓した。といっても、構想は2年前からあった。描かれるのは、自身も馴染みのある商店街を舞台にした世代間の対立とその変化。「すごく書きたかったものを書いた」という本書には、新芥川賞作家のさまざまな要素がつまっている。
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