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小説すばる新人賞に関連する小説ニュースまとめ

キーワード"小説すばる新人賞"に関連する小説ニュースの検索結果まとめです。一度の検索結果は200件までとなります。スペース区切りで複合検索も可能です。
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小説すばる新人賞 ニュース検索結果

2021.4.2  渡辺淳一文学賞に千早茜さん 「透明な夜の香り」

第6回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は1日までに、千早茜さんの「透明な夜の香り」(集英社)に決まった。賞金200万円。

2020.4.1  【今週はこれを読め! エンタメ編】朝井リョウのタイアップ&コラボ短編集『発注いただきました!』

以前ある作家が「小説やエッセイを書くのは完全にお金のため」という趣旨の文章を書いておられるのを読んで(うろ覚えだが、概ねこういう内容だった)、衝撃を受けたことがある。作家というものは、"たとえお金にならなくても書くのをやめられない"人がなるものだと思っていたからだ。しかしながら、これは私が読者としてナイーブすぎた。それで生計を立てている以上、書くことと収入とは切っても切り離せない。そしてまた、依頼主からの注文があれば、書き手はその希望に沿って書くこともまた必要になってくるわけだ。

2019.9.12  小説すばる新人賞に上畠菜緒さん、佐藤雫さん

第32回小説すばる新人賞(集英社主催)は12日、上畠菜緒さん(25)の「しゃもぬまの島」、佐藤雫さん(31)の「海の匂い」に決まった。賞金は各200万円。贈賞式は11月15日に東京都内で行われる。

2019.4.12  現役大学生とは思えない堂々の書きっぷり――小説すばる新人賞受賞作『闇夜の底で踊れ』著者インタビュー

35歳、無職、パチンコ依存。その日暮らしの無為な生活を送る元極道の男が、ソープ嬢に恋をしたことがきっかけで、ふたたび闇社会の混沌へと飲み込まれてゆく——。

2018.5.2  【今週はこれを読め! エンタメ編】ごたつく日常と元同級生の日記〜安壇美緒『天龍院亜希子の日記』

文学賞といえば、なんといっても注目が集まるのは芥川賞・直木賞ではあるが、ここ何年かの小説すばる新人賞の充実度はそれら文学界のツートップを上回ってたりしないかとひそかに思っている。直近の受賞作が本書、『天龍院亜希子の日記』だ。

2018.3.26  地下かつ地方な"アイドル小説"の新機軸!『地下にうごめく星』

アイドル戦国時代、と呼ばれるようになって久しい。その現象とシンクロして、物語カルチャーにおいてもアイドルを題材にした作品が数多く見受けられるようになった。小説分野で言えば、先日文庫化され巻末につんく♂の解説が掲載されていることも話題となった、直木賞作家・朝井リョウの『武道館』。桐野夏生の短篇「神様男」(『奴隷小説』収録)も、アイドルファンならば必読の一篇だ。

2017.9.20  【今週はこれを読め! エンタメ編】優しさと残酷さが共存する短編集〜千早茜『人形たちの白昼夢』

前回の『ジゼルの叫び』に続き、グレーの色調の美麗な表紙が印象的な一冊。自分の女子力まで急に上がったような。これから私のことは「ドール系書評ライター」と呼んでいただければと思う(嘘。呼ばなくていいです)。

2017.3.15  【今週はこれを読め! エンタメ編】恋愛と性別の関係を考えさせる 春見朔子『そういう生き物』

どうして生殖行為には快楽がセットになっているのだろうかとずっと不思議だった(というか、今も不思議である)。

2016.11.18  【【文学賞記者日記2016 11/18 第29回小説すばる新人賞贈賞式レポート】】16歳の新人作家、登場「『2分ぐらいここでしゃべれ』と言われて、『マジか!?』と」

ジャンルを限定しない長編小説の新人賞でいちばん打率が高いのは、集英社の小説すばる新人賞だろう。

2016.9.15  小説すばる新人賞:愛知の高2糟谷悠さん 最年少受賞

「星に願いを、そして手を。」

2016.8.1  直木賞『海の見える理髪店』は、ベテランの技が光る短編集

7月19日に選考会と受賞作の発表が行われた、第155回直木三十五賞。

2016.7.20  直木賞受賞の荻原浩さん、作品作りについて「リズムを大切にしています」

第155回芥川賞・直木賞が19日夜、発表され、『海の見える理髪店』で直木賞を受賞した荻原浩さん(60)は「ホッとしています。

2016.7.19  直木賞受賞の荻原浩さん、作品作りについて「リズムを大切にしています」

第155回芥川賞・直木賞が19日夜、発表され、『海の見える理髪店』で直木賞を受賞した荻原浩さん(60)は「ホッとしています。

2016.3.24  佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生ら豪華キャスト集結! 朝井リョウ『何者』実写映画化に期待の声

平成生まれの直木賞作家として世間にその名を残した朝井リョウの代表作『何者』が、主演・佐藤健をはじめ有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之など超豪華俳優陣で2016年10月15日(土)に実写映画化されることが決定した。

2016.3.16  【今週はこれを読め! エンタメ編】"復讐の申し子"小峰りなの青春ミステリー〜渡辺優『ラメルノエリキサ』

「この本、『小説すばる新人賞』って書いてあるけど、文芸雑誌の賞って堅苦しい内容だったりするんじゃない?」とか、「『ラメルノエリキサ』って何? ドコサヘキサエン酸みたいなもの?」とか思われた方、いらっしゃいませんか? 私もまったく同じことを思いました! しかし、『小説すばる新人賞』はエンターテインメントの賞、「ラメルノエリキサ」は魚に含まれているものではありません。

2016.1.25  「なんて不謹慎な小説!」と宮部みゆきがイチオシ! "復讐"をモットーとする危ない女子高生の痛快青春ミステリー

生きるのも死ぬのも、人を殺すのも、つきつめていけば、すべて、「自分のことが好きだから」成し得ることではないか。

2015.12.9  【インタビュー】「リア充」小説家・朝井リョウの働き方

大学2年生のときに、『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説家デビュー。2012年には戦後史上最年少で直木賞を受賞した朝井リョウさん。就職、兼業作家時代を経て会社を辞め、小説に専念するようになったのが2015年の話だ。最新作『世にも奇妙な君物語』(講談社/1,400円+税)発売に合わせ、現在の朝井さんについて伺った。

2015.9.20  小説すばる新人賞決まる

第28回小説すばる新人賞(集英社主催)は渡辺優(ゆう)さん(28)の「ラメルノエリキサ」に決まった。

2015.5.9  『桐島……』『何者』『武道館』時代を反映した小説を書きたい――朝井リョウ

有名になりたくて欲望を前面に出す姿に惹かれる

2015.5.7  あなたの退屈、解決します――。幻冬舎文庫の"キャラノベ"フェア開催!

幻冬舎文庫が"キャラクターノベル"作品のリリースを本格始動! 今月は若い人から大人まで、気軽に手に取って楽しめる"ライト&文芸"なエンターテインメント小説を集めた「幻冬舎文庫のキャラクターノベル」フェアを開催する。

2014.11.16  小説すばる新人賞に中村理聖さん 福井市出身、「砂漠の青がとける夜」

第27回小説すばる新人賞(集英社主催)の贈賞式が14日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれ、福井県福井市出身の会社員、中村理聖(りさと)さん(28)=京都市在住=が表彰を受けた。

2014.9.14  すばる新人賞に28歳・中村理聖さん「砂漠の青がとける夜」

第27回小説すばる新人賞(集英社主催)は14日までに、中村理聖さん(28)の「砂漠の青がとける夜」に決まった。

2014.8.15  花村萬月さん、戦国武将・松永久秀を巡る長編

花村萬月さん(59)の『弾正星』(小学館)は、将軍殺害などの謀略で戦国の世を生きた武将松永久秀(1510~77)を巡る長編小説だ。

2014.7.20  【著者に訊け】荻原浩氏 縄文時代小説『二千七百の夏と冬』

「ずっと縄文時代を書いてみたかった」という荻原浩氏の最新長編『二千七百の夏と冬』は、おそらく本邦初の、本格縄文時代小説だ。

2014.6.18  作家の読書道 第149回:千早茜さん

小説すばる新人賞受賞のデビュー作『魚神』で泉鏡花賞を受賞。当初からその実力を高く評価されてきた千早茜さん。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごし、高校時代の頃は学校よりも図書館で過ごす時間が長かったという彼女。その時々でどんな本との出合があったのでしょう? デビューの経緯や、最新刊『男ともだち』のお話も。

2014.4.20  ロングインタビュー「朝井リョウ」

賞を全部ほしい

2014.3.18  小町初の連載小説 31日スタート…安田依央さん

「大手小町」15周年を記念し、この春、初の連載小説がスタートします。筆者は、作家であり、司法書士でもある安田依央(いお)さん。「出張料理・おりおり堂」と題された作品は恋愛あり、謎解きあり。さらに旬のおいしいお料理まで登場すると聞き、小町さんが執筆まっただ中の安田さんにインタビューしてきました。

2013.12.9  第26回 小説すばる新人賞

周防柳さん スネ肉をお守りに抱いて

2013.12.9  公募ガイド 賞と顔 第26回 小説すばる新人賞

周防柳さん スネ肉をお守りに抱いて

2013.10.16  KDDIと幻冬舎がコラボ:作家・三崎亜記氏が新作小説『イマジナリー・ライフレポート』をブックパスで独占配信

『となり町戦争』『玉磨き』などの作品で知られる三崎亜記さんがKDDIの電子書店「ブックパス」に新作小説を独占配信。「(電子書籍について)自分では語るまいと思っていた」と話す三崎氏の目には電子書籍はどう映っているのか。

2013.9.13  小説すばる新人賞に周防柳さん

第26回小説すばる新人賞(集英社主催)は13日、周防柳さん(48)の「翅と虫ピン」に決まった。賞金は200万円。贈賞式は11月22日、東京・内幸町の帝国ホテルで。

2013.7.27  【装丁魂】『あとかた』千早茜著 注目の若手、岩渕華林の"怖い"絵

書店に並んでいるとひと際目を引く。

2013.6.19  作家の読書道 第138回:畑野智美さん

2010年に地方都市のファミレスを舞台に人間模様を描く『国道沿いのファミレス』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー、二作目の『夏のバスプール』がフレッシュな青春小説として評判を呼び、三作目、図書館に勤務する人々の群像劇『海の見える街』は吉川英治文学新人賞の候補に。

2013.3.25  【エンタメ小説】人生を「美」に捧げる男女

昨年の江戸川乱歩賞を巡っては議論もあった。SFで実績のあるベテラン、高野史緒(ふみお)さんが、ステップアップを狙っての応募で、ミステリーの登竜門的新人賞をさらってしまったからだ。

2013.3.14  日本の文学賞、どの賞をとればどれくらい賞金がもらえるの?

文筆業は元手のあまりかからない商売の代表です。面白いことを思いつく能力、それを日本語で表現できる力があれば、あとはペンと原稿用紙、あるいはパソコンがあればいいわけです。

2013.1.17  就活はトランプの「ダウト」?  朝井リョウの直木賞作品『何者』が就活生を勇気づける

第148回芥川・直木賞の選考会が行われ、直木賞は朝井リョウさんの『何者』と安部龍太郎さんの『等伯』に決まりました。平成生まれでは初の受賞となった朝井さん。2009年に『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、同作は映画化。着々と今回の受賞への足場をかためていました。

2012.12.10  公募ガイド 賞と顔 第25回小説すばる新人賞

行成 薫さん とにかく面白いことがしたい

2012.11.30  【集う】集英社出版四賞贈賞式

□16日、東京・内幸町の帝国ホテル くじけない心、しなやかな心、たゆまぬ研鑽 毎年多くの新人作家が生まれるが、書き続けるのは容易ではない。

2012.11.17  この人にとことん:第25回小説すばる新人賞、櫛木理宇さん /新潟

◇応募1423編から作品「赤と白」が受賞 ◇少女4人の鬱屈や閉塞感を表現 次は、平凡な男性を主人公に

2012.10.27  小説すばる新人賞に新発田の女性…新潟

新発田市在住の会社員櫛木理宇(くしきりう)さん(本名非公開)(40)が、中越地方を舞台に女子高生の心の傷や感情の交錯を小説「赤と白」で描き、第25回小説すばる新人賞(集英社主催)に輝いた。櫛木さんは「新潟が舞台の物語を地元の人に楽しんでほしい」と話している。

2012.9.27  小説すばる新人賞:櫛木理宇さん、行成薫さんに

◇第25回小説すばる新人賞(集英社主催) 櫛木理宇さんの「赤と白」、行成薫さんの「マチルダ」に決まった。

2012.9.18  小説すばる新人賞に新発田市の女性

第25回小説すばる新人賞(集英社主催)が発表となり、新発田市の女性会社員、櫛木(くしき)理宇(りう)さん(40)=本名非公開=の「赤と白」が最高賞の新人賞を受賞した。櫛木さんは18日、「小説を書き続けていいよという許可をいただいた感じがする」と喜びを語った。

2012.8.13  客席総立ち、愛あふれる手紙、そしてゾンビ!『桐島』初日は感動サプライズの嵐

第22回小説すばる新人賞を受賞した朝井リョウのベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』が8月11日(土)、全国で封切られた。

2012.8.6  桐島、映画始まるってよ 8月11日から「桐島、部活やめるってよ」公開

映画「桐島、部活やめるってよ」(吉田大八監督)が2012年8月11日、全国で公開される。主演の神木隆之介さん(映画「妖怪大戦争」など出演)や橋本愛さんらが出演している。

2012.7.27  未公開シーン解禁!話題の映画『桐島、部活やめるってよ』公開へのカウントダウンとなるTVスポットをOA!!

8月11日(土)に全国公開される映画『桐島、部活やめるってよ』。第22回小説すばる新人賞を受賞し話題を集めた朝井リョウの同名小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の吉田大八監督が瑞々しく映画化。キャストには、常に世代をリードしてきた俳優、神木隆之介を主演に迎え、今最も注目を集めている女優・橋本愛や、実力派俳優・大後寿々花といった俳優をはじめ、600人を越えるオーディションを勝ち抜いた若き原石たちが集結した。

2012.7.16  戦後最年少での直木賞受賞となるか、23歳・朝井リョウの『もういちど生まれる』

第147回直木賞候補作が発表され、戦後最年少記録になるかと、23歳の朝井リョウの受賞に注目が集まっています。

2012.7.8  芥川賞・直木賞 : 発表をニコ動で生中継 記者会見も

第147回芥川賞と直木賞が17日発表され、受賞者の記者会見の模様はドワンゴと二ワンゴが運営する動画配信サイト「ニコニコ生放送:Zero」で生中継される。今回の候補作は、芥川賞は舞城王太郎さんの「短篇五芒星」など5作、直木賞には貫井徳郎さんの「新月譚(しんげつたん」など5作がノミネートされた。

2012.6.11  三崎亜記 最新短編集 『バスジャック』 スペシャルインタビュー

"今、「バスジャック」がブームである。 一昨年の秋から、じわじわとブーム再燃の兆しはあった。 発端は地方テレビ局のカメラマンが、偶然乗り合わせたバスで起こったバスジャックの模様を収めたビデオだ。"(表題作より)

2012.6.8  映画『桐島、部活やめるってよ』が早稲田で無料試写実施

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が、小説すばる新人賞を受賞したベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の無料試写会が7月3日(火)に早稲田大学で実施されることが決定した。

2012.3.26  単行本不振、ゆらぐ慣行 小説「文庫」が主戦場

旧作を早めに 「いきなり」浸透 出版不況下で文芸書の単行本の売れ行きが伸び悩む中、出版各社が文庫の充実に力を入れている。既刊作品が文庫化されるスピードが速まり、単行本を経ずに新作を「いきなり」投入するスタイルも広がる。低価格と優れた携帯性が読者に支持されており「小説の主戦場」と化している。

2012.3.22  著者インタビュー - 朝井リョウさん『少女は卒業しない』

大学在学中に『桐島、部活やめるってよ』でデビューして以来、若者たちの日常をリアルにとらえたリズミカルな文章で、多くの読者を引き込んできた朝井リョウさん。最新作『少女は卒業しない』は校舎の取り壊しが決まった地方の高校で、最後の卒業式を迎える少女7人の恋愛、友情、成長までを描いた連作短編集です。7つの物語がいつしかリンクし、学校にまつわる「うわさ」の真相も明らかになっていく……。就職活動をはさんで書いたというこの小説について、朝井さんに伺いました。

2012.1.15  公募ガイド 賞と顔 第24 回 小説すばる新人賞

橋本長道さん 投稿生活を送るうえで大切なこと 私は仕事を辞め一年程ぶらぶらした後に投稿生活を始め、一年半で今回の賞をいただきました。あくまで私の例ですが、「無職のための投稿講座」と題して大切だと思ったことを五つ挙げさせてもらおうと思います。

2011.5.1  きらら熱烈インタビュー 第71回 朝井リョウさん

電車に乗っているときにアイディアが浮かぶ。物語の破片みたいなものが落ちてくる感じです。 恋に部活に勤しむひたむきな高校生を描いた作品『桐島、部活やめるってよ』で鮮烈なデビューを果たした朝井リョウさん。

2010.7.20  宮部みゆき「殺人はもう書きたくない」 青春小説『小暮写眞館』

社会派推理小説を書いてきた宮部みゆきさん(49)が、青春小説に挑んだ。『小暮写眞館』(講談社)は、現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」という。いわく「何も起きない小説」。これまで透徹した筆致で多くの殺人事件を描き、登場人物を不幸にしてきた。「2周目の出発点の作品」は、彼らを救う物語でもある。

2009.12.1  きらら著者インタビュー 宮木あや子『太陽の庭』

美しい人たちのことを、美しい文体を意識しながら書くことが楽しいです。  濃密で深く、耽美な世界を雅な文章で描きだす宮木あや子さん。最新作『太陽の庭』は、そんな彼女の真骨頂ともいえる幻想的な少女小説。しかし、後半はそこに現実の生々しさが入り込み、意外な様相を呈していく。本書につまったさまざまなエッセンス、それらを抽出してみると……。

2008.11.26  作家の読書道 第85回:佐藤賢一さん

中世や近世のヨーロッパを舞台にした歴史小説を中心に発表、歴史的人物を活き活きと描写し、史実の意外な裏側を見せて楽しませてくれる佐藤賢一さん。カエサルやアル・カポネ、さらには織田信長など、時代や場所を広げて執筆する一方、今月からいよいよフランス革命を真っ向から描く大作の刊行がスタート。そんな歴史のエキスパートの読書歴には、驚きがつまっていました。

2008.6.1  きらら熱烈インタビュー 第35回 津村記久子さん

登場人物が増えてしまうので、キャラクターよりプロットを大事にして小説を書いています 第138回芥川賞に「カソウスキの行方」でノミネートされ、いま読書界の注目を集めている作家・津村記久子さん。「きらら」3月号に掲載した「芥川・直木賞」座談会でも、書店員さんたちからは今後の活躍に期待を寄せるコメントが続出した。

2006.1.6  飛鳥井千砂 スペシャルインタビュー 第18回小説すばる新人賞受賞 『はるがいったら』

両親が離婚したのは九年前。母親と一緒に出て行った四つ年上の姉の園とは、母親と三人で、ちょくちょく離婚後も食事などしていた。園が短大を卒業して、就職して一人暮らしを始めてからは、二人で食事に行ったり、買い物に行ったり、園のアパートに泊めてもらったりもしている。離れて暮らしていたのでかえって仲良くなったのか、一緒に暮らしていても仲のよい姉弟だったのかはわからないが、とにかく俺達は、多分仲のよい姉弟だった。(本書より)

2005.12.22  作家の読書道:第50回 山本幸久

温かく、またユーモアたっぷりのまなざしで、現代に生きる人々の姿をキュートに描く山本さん。現在次々と作品を発表、その活躍には目を見張るものがあります。読めば元気が湧いてくる、その作風の源泉はどこに? 漫画家を目指していた小学生時代の話から、じっくりとうかがいました。

2005.5.31  作家の読書道:第43回 荻原 浩さん

若年性アルツハイマーにかかった男性を描いた『明日の記憶』が、第2回本屋大賞の2位に選ばれた荻原さん。シリアスなものから滑稽なものまで、毎回作風をガラリと変えてくる引き出しの多さには、ただただ感嘆するばかり。そんな荻原さんに影響を与えたのは、いったいどんな本たちなのでしょう…。

2004.11.1  村山由佳 直木賞受賞第一作 「天使の梯子」スペシャルインタビュー

第1回 『天使の卵』から10年の時が満ちて 昨年、『星々の舟』で直木賞を受賞した村山由佳さん。それまでとはひと味違う作品だっただけに、受賞後第1作はどんな作品? と楽しみに待っていたファンは多いだろう。そして今回、いよいよ刊行されたのが『天使の梯子』。93年に小説すばる新人賞を受賞し、いまだに多くの読者を魅きつけてやまない、『天使の卵』の続編である。

2003.8.31  作家の読書道:第23回 村山 由佳さん

禁断の恋に悩む兄妹、他人の男ばかり好きになる末っ子、居場所を見つけられない団塊世代の長兄、戦争の傷痕を抱き続ける父……。複雑に絡み合う家族の人生を連作で描いた「星々の舟」で、第129回直木賞を受賞した村山由佳さんの登場です。今回は受賞記念として、「星々の舟」にまつわる話を中心に、村山さんが暮らす千葉県鴨川市のログハウスにうかがいました。

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