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幹に関連する小説ニュースまとめ

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幹 ニュース検索結果

2021.7.22  【今週はこれを読め! ミステリー編】ヴァランダー・シリーズ最後の書『手/ヴァランダーの世界』

――これはクルト・ヴァランダー・シリーズ最後の出版物である。このシリーズはこの本をもって終了する。

2021.7.22  児童文学作家の那須正幹さん死去

「ズッコケ三人組」シリーズ

2021.3.23  【今週はこれを読め! SF編】超スケールの宇宙SFから、歴史認識を扱った議論喚起的な作品まで

ケン・リュウ『宇宙の春』(早川書房《新☆ハヤカワ・SFシリーズ》)

2021.2.3  【今週はこれを読め! エンタメ編】新幹線の開発に込められた思い〜まはら三桃『零から0へ』

かつて日本は戦争をしていた。そのために命を落としたのは老若男女問わずであったが、中でも多くの若い人々が主戦力として戦地に送られた。数え切れないほどの若者たちが落命し、未来を断たれた。人々の暮らしをよりよくするはずの技術の進歩は、戦没者の数を増やす要因にもなり得た。戦争は、残された家族のみならず、戦闘機の設計などを手がけた技術者たちの心にも深い傷を負わせた。

2020.4.25  作家の読書道 第217回:乗代雄介さん

2015年に「十七八より」で群像新人文学賞を受賞して作家デビュー、2018年に『本物の読書家』で野間文芸新人賞を受賞、今年は「最高の任務」で芥川賞にノミネートされ注目度が高まる乗代雄介さん。たくさんの実在の書物の題名や引用、エピソードが読み込まれる作風から、相当な読書家であるとうかがえる乗代さん、はたしてその読書遍歴は?

2020.3.27  2020年5月6日(水祝)「第三十回文学フリマ東京」開催中止のお知らせ

5月6日に開催を予定していた「第三十回文学フリマ東京」は、中止といたします。

2019.10.18  日本文学振興会、第67回「菊池寛賞」を発表

10月2日開催の選考顧問会で受賞者を決め、同18日発表した。今回は、作家・浅田次郎氏、バレリーナ・吉田都さん、幼児向けテレビ番組・NHK「おかあさんといっしょ」、海軍史研究家・戸髙一成氏とPHP研究所を選出した。

2019.8.20  【今週はこれを読め! SF編】自由意志をめぐる鋭角的な思考実験を、青春小説のスタイルで語りきる

粒ぞろいの短篇集。収録作六篇がどれも年間ベスト級の傑作である。事実、「なめらかな世界と、その敵」「ゼロ年代の臨界点」「美亜羽へ贈る拳銃」「ホーリーアイアンメイデン」の四篇は、創元SF文庫の年刊日本SF傑作選(大森望・日下三蔵編)に採られている。あとの二篇は、ポストサイバーパンクの異色作「シンギュラリティ・ソヴィエト」と、書き下ろしの「ひかりより速く、ゆるやかに」。

2019.4.27  作家の読書道 第205回:今村昌弘さん

2017年に鮎川哲也賞受賞作『屍人荘の殺人』でデビューした今村昌弘さん。意表を突くクローズドサークルの設定が話題となり、年末の各ミステリランキングで1位になり、本格ミステリ大賞も受賞。第2作となる『魔眼の匣の殺人』も期待を裏切らない内容で、今後の活躍が楽しみな新鋭です。でも意外にも、昔からミステリ作家を目指していたわけではなかったのだとか。ではどんな本が好きだったのか、そして作家を目指したきっかけは?

2019.4.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】感情を激しく揺り動かす圧巻のスリラー『終焉の日』

まるで暴れ馬のたてがみにしがみついているような乗り心地、読み心地であった。

2019.1.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】"三人"の友情競作集『そしてぼくらは仲間になった』

実は『ズッコケ三人組』(那須正幹/ポプラ社)シリーズにはあまり親しんでこなかった世代である。いや、世代のせいにするのは違うかもしれない。シリーズ第1作『それいけズッコケ三人組』が刊行されたのは、1978年。自分は11〜12歳だったので、対象年齢の範囲内といえるだろう。とはいえ第1作が出た段階では(もちろんここまでの数の読者を獲得してはいなかっただろうし)、これほどの人気シリーズになるとは予想できなかったというのも事実ではないか。少なくとも私の周りの同学年の中では、かなりの本好きが新刊が出たことを知っていたか知らないか、という感じだった。自分自身を顧みれば、当時は『赤毛のアン』シリーズに夢中になっていた頃だったので、日本の児童文学にはいまひとつ目が向いていなかった。

2019.1.8  【今週はこれを読め! SF編】日本SFの新しいプラットホーム、ここから始まる。

SF出版では海外SF紹介から出発した東京創元社だが、2007年に日本SFの名作再刊に手を染め、2010年以降は創元SF短編賞(募集は前年から)によって次々と新しい才能を発掘してきた。いまや新鮮な日本SFの最重要供給源である。

2018.12.24  独占インタビュー「ラノベの素」 林星悟先生『人形剣士<ドールブレイブ>は絶ち切れない』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年12月25日にMF文庫Jより『人形剣士<ドールブレイブ>は絶ち切れない』が発売となる林星悟先生です。第14回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「最優秀賞」を同作で受賞し、満を持してデビューされます。いくつものテーマが組み木のように重なり合い、人形遣いの剣士と人形のヒロインによるバディものとしても強烈な魅力を詰め込んだ本作。一つの視点からだけでは語りきれない本作の魅力や作品の見どころについてお聞きしました。

2018.12.18  【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー

もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。

2018.8.10  【今週はこれを読め! ミステリー編】頼りない男の犯罪小説〜ジョー・ネスボ『真夜中の太陽』

まだ気がついていない読者のために書いておくが、ジョー・ネスボはミステリー界の宝だ。

2018.8.3  『うわさのズッコケ株式会社』で児童文学の掟を破る!? 「ズッコケ」と歩んだ40年。那須正幹さんインタビュー

1978年に『それいけズッコケ三人組』が出版されて、今年でシリーズ40周年。わんぱくだけど短気でおっちょこちょいのハチベエ、博識で努力家だけどなぜかテストの点は悪いハカセ、動きはのろくぽっちゃりしてるけど誰よりも優しいモーちゃん。世代を超えて子供たちが夢中になってきた、みんなの"友達"だった三人組。著者の那須正幹さんに、40周年をふりかえってみてどう感じているのか、お話をうかがった。

2018.4.18  作家の読書道 第193回:奥田亜希子さん

すばる文学賞受賞作品『左目に映る星』(「アナザープラネット」を改題)以降、一作発表するごとに本読みの間で「巧い」と注目を集めている奥田亜希子さん。長篇も短篇も巧みな構築力で現代に生きる人々の思いを描き出す筆力は、どんな読書経験で培われてきたのでしょうか。デビューに至るまでの創作経験などとあわせておうかがいしました。

2018.1.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】声なき人のための物語〈アイアマンガー三部作〉完結!

エドワード・ケアリー〈アイアマンガー三部作〉がついに完結した。『堆塵館』『穢れの町』に続く最終巻『肺都』を読んで感じたのは、これは声なき人のための声として書かれた物語だ、ということだった。

2017.12.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】2018年は〈ミレニアム〉で始めよう!

おせちに飽きたら『ミレニアム』もね!

2017.11.24  【今週はこれを読め! ミステリー編】14歳の少女が挑む世界との知恵比べ『嘘の木』

あらゆるものに裏切られ、打ちのめされた女性が世界との知恵比べに挑む小説だ。

2017.11.8  【今週はこれを読め! エンタメ編】嫉妬渦巻くバレエミステリー〜秋吉理香子『ジゼル』

「ジゼル」、流行ってます? いや、古典バレエに流行というものがあるかどうかも知らないんですけど、当コーナー9月13日更新の『ジゼルの叫び』(雛倉さりえ/新潮社)もジゼルものだったので(よろしかったらバックナンバーをお読みになってみてください)。

2017.10.18  作家の読書道 第187回:似鳥鶏さん

『理由(わけ)あって冬に出る』から始まる「市立高校」シリーズ、ドラマ化された「戦力外捜査官」シリーズなどで人気を博す似鳥鶏さん。今年作家生活10周年を迎え、ますます波に乗る著者は、どんな本を読み、どんな影響を受けてきたのか? 楽しくたっぷり語ってくださいました。

2017.10.6  郡上八幡の美しい風景がきらめく青春恋愛小説 『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』 鈴木大輔インタビュー

『文句の付けようがないラブコメ』などのヒットシリーズで、関連書籍の累計発行部数300万部を超える人気ライトノベル作家・鈴木大輔さんが、初の一般文芸作として『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』を刊行。幻想的で死の影が色濃く漂う青春恋愛小説に込めた思いを聞いた。

2017.8.30  「ズッコケ三人組」の著者が25年前に発表した、コンゲーム(詐欺)小説の快作がついに復活!

那須正幹の名作『さぎ師たちの空』(那須正幹/ポプラ社)が文庫化された。

2017.7.25  危険な企画「文庫X」はなぜ共感をよび、全国650以上の書店に広がっていったのか? 仕掛け人が語った

岩手県盛岡市を中心に10店舗ほど展開する「さわや書店」の書店員が仕掛け、大きな話題となった「文庫X」。それは、

2017.5.18  詐欺、怪現象、ご近所トラブルを華麗に解決!『イニシエーション・ラブ』作者が描く、不動産を巡る短編ミステリー

映画化もされ大ヒットした『イニシエーション・ラブ』の作者 乾くるみが描く最新作は、不動産を巡る短編ミステリー『物件探偵』(新潮社)だ。

2017.5.18  「記者小説」に相次ぎ文学賞

2000年代半ば、新聞記者を描く小説といえば、日航ジャンボ機墜落事故を題材にした横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」だった。

2017.3.21  【今週はこれを読め! SF編】天使が見える神経学者、偏執狂の諜報プロ、神聖なるドラッグの探索

子どものころは素朴に、科学思考が信仰や神秘体験を駆逐すると思っていた。合理と実証をつきつめれば神や霊は否定しうる、と。もちろん、実際はそんな単純ではない。科学思考と信仰はじゅうぶんに両立する。

2017.3.19  伊坂幸太郎×日向武史のスペシャル対談が『マガジン』で実現! 「ヤバすぎるだろコレッ!」と大反響

2017年3月15日(水)に発売された『週刊少年マガジン』15号で、『あひるの空』作者・日向武史と小説家・伊坂幸太郎のスペシャル対談が掲載され、「2人ともとんでもねぇクリエイティブ精神で、読んでいて熱くなった」と反響を呼んでいる。

2017.3.15  作家の読書道 第181回:岡崎琢磨さん

デビュー作『珈琲店タレーランの事件簿』が現在第5巻まで刊行される人気シリーズとなっている岡崎琢磨さん。ノンシリーズ作品も順調に刊行され、作風を広げている注目の若手ですが、実は大学時代まで音楽の道を志していたのだそう。そんな岡崎さんが作家を目指すまで、そして作家になってから読んできた本とは? 

2017.2.6  子供たちを救う"現代のヒーロー"を描き、人生の生き方を問う『彼が通る不思議なコースを私も』

どんな子供にも未来に向かって開かれていく"可能性"がある。それがうまく花を開かせることもあれば、道半ばで潰えてしまうこともあるだろう。子供にとって何より不幸なことは、歪んだ家庭環境や学校の教育システムによって、未知の可能性が奪われてしまうことだ。

2016.11.29  内容明かされず、発売前から話題騒然! ピース又吉の言葉がヒント?『サラバ!』から2年、西加奈子最新作『i』

"「アイ」=一人称の「I」? 主人公の名前?""「アイ」=虚数の「i」のこと? 数学の話?""「アイ」=親の「愛」""出生の秘密""恋の話をしない親友女子二人"……刊行のひと月以上前からオープンしていた特設サイトには、物語を形づくる粒子のような言葉たちだけが、明滅を繰り返している。

2016.10.31  【今週はこれを読め! SF編】「どこまでもいっしょに行こうねえ」

ちょっと途方にくれている。山田正紀はどこへいくのだろう、どこまでいくのだろう?

2016.10.21  小説『教団X』が音声ドラマ化 主人公は小堺翔太、語りは銀河万丈

芥川賞を受賞作家の中村文則氏の小説『教団X』がオーディオブック化されることが21日、わかった。

2016.10.11  盛岡発「文庫X」が全国に拡散 書名伏せ販売、版元も驚く売れ行き 若手の発想きっかけ、見せた書店の底力

盛岡市にある書店で売り始めた「文庫X」が、全国に広がっています。

2016.9.20  渡辺淳一文学館、中国の出版社が購入 札幌

2014年に亡くなった直木賞作家、渡辺淳一さんの業績を紹介する渡辺淳一文学館(札幌市)を、中国の出版社「青島出版集団」(山東省青島市)が購入した。

2016.8.23  書評:ビビビ・ビ・バップ [著]奥泉光 - 末國善己

■AIの時代に、人とは何か問う

2016.8.16  【映画ウオッチ】人気児童文学「ルドルフとイッパイアッテナ」が3Dアニメに…「野良ってなぁ、じっとしてちゃ生きていけねえんだよ」

斉藤洋氏の人気児童文学を3DCG(コンピューターグラフィックス)でアニメ化した「ルドルフとイッパイアッテナ」が6日、全国公開される。愛らしい猫の動きとともに、日本の街並と四季を美しく描いたユニークな3DCG作品だ。

2016.8.15  71年目の戦争:模索する表現者 文学/上 日常の中に時代のきな臭さ

戦後70年の節目が過ぎた後も、戦争をテーマに創作活動をする人たちがいる。戦争体験者は減り、取材したり着想を得たりするのが難しくなる中、なぜ戦争にこだわるのか。どんな苦労ややりがいがあるのか。各分野で模索する表現者たちを追う。

2016.8.15  好評 タイトル、内容に一切触れず 盛岡のさわや書店、異例の売れ行き /岩手

盛岡市のさわや書店フェザン店で、謎の文庫本が異例の売れ行きを見せている。「それでも僕は、この本をあなたに読んでほしいのです。」。

2016.8.9  書評:ジニのパズル [著]崔実 - 星野智幸(小説家)

■無力な人々の背を押す強靱な力

2016.7.12  【今週はこれを読め! SF編】作りものゆえの豊穣なリアリティ、ヴァンスを読む贅沢

新しいSFはつぎつぎと書かれていて先鋭的な話題作も生まれている。

2016.5.15  金子さんに最高賞 与謝野晶子短歌文学賞

堺市出身の歌人、与謝野晶子を顕彰する公募短歌賞「第22回与謝野晶子短歌文学賞」(産経新聞社主催、EH株式会社特別協賛)の最高賞、文部科学大臣賞に兵庫県宝塚市の金子登さん(73)の「詩心を育むものは孤独とふくだりを読みて栞をはさむ」が選ばれた。

2016.5.6  ドラマ化不可能とされてきた山崎豊子の傑作小説『沈まぬ太陽』が上川隆也主演で遂にTVドラマ化!

長年テレビドラマ化不可能とされてきた、山崎豊子の傑作小説『沈まぬ太陽』が遂にテレビドラマ化されることが決定した。WOWOW開局25周年記念として、2016年5月8日(日)から「連続ドラマW沈まぬ太陽」が放送される。

2016.3.23  【今週はこれを読め! エンタメ編】将棋にかける思いがアツい!〜白鳥士郎『りゅうおうのおしごと!』

いま将棋がアツい! マンガでいえばジャンプで最も注目すべき作品のひとつが『ものの歩』という将棋マンガだし(松井比)、『三月のライオン』も実写映画化が決まったし、『聖の青春』の映画も今秋公開予定だし、それどころか現実にはフィクション以上かもしれない強烈なキャラの棋士がいて、例えば対局の前にかぶっていたヅラを投げ捨てて相手の動揺を誘う人が存在したり(佐藤紳哉七段)、とにかくなんかすごいことになっている。とか言ってたら、とうとうラノベ界にまで将棋ものが!

2016.3.21  ゼロの使い魔:人気ラノベ生み出した亡き作者の魅力 初代担当に聞く 新作者はどんな人?

2013年に亡くなったヤマグチノボルさんのライトノベル「ゼロの使い魔」(MF文庫J)が人気だ。

2016.3.10  「今後もズッコケシリーズが色褪せる事はありません」児童文学の金字塔『ズッコケ3人組』シリーズ完結に読者・作り手の抱く想いとは

小柄で短気な八谷良平(ハチベエ)、メガネでやせ型・学者タイプの山中正太郎(ハカセ)、体が大きくてのんびり屋の奥田三吉(モーちゃん)の3人が織り成す、那須正幹の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。

2016.2.12  『俺を好きなのはお前だけかよ』第22回電撃小説大賞《金賞》受賞の駱駝先生にインタビュー!!

第22回電撃小説大賞《金賞》を受賞した『俺を好きなのはお前だけかよ』。電撃文庫から2月10日に発売となる本作の魅力を、著者の駱駝先生に語っていただきました。

2016.1.21  作家の読書道 第168回:早見和真さん

デビュー作『ひゃくはち』がいきなり映画化されて注目を浴び、さらに昨年は『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞、最新作『95』も注目される早見和真さん。高校時代は名門野球部で練習に励んでいた少年が、なぜ作家を志すことになったのか、またそのデビューの意外な経緯とは? ご自身の本棚の"一軍"に並んでいる愛読とは? 波瀾万丈の来し方と読書が交錯します。

2016.1.12  【今週はこれを読め! SF編】騎士になる「ぼく」が負うもの──天上界の魔法、地下境の記憶、ひとの世の名誉

第一部が『ナイト』で、第二部が『ウィザード』。いちおう別々のタイトルがついているが、実際はひとつらなりの物語だ。

2016.1.6  綾瀬はるか主演で連続ドラマ化 カズオ・イシグロの傑作小説『わたしを離さないで』

人生につまずいた時、誰でも一度は「自分は何のために生きているのか、そして何を成すために生まれてきたのか」と考えたことがあると思う。

2015.12.7  創作の夜、電気のたまもの 小樽文学館、企画展始まる

【小樽】市立小樽文学館(色内1)で5日、電気の普及に伴う読書環境や時間の使い方の変化などに焦点をあてて文学作品を紹介する企画展「暮らしと文学展1 夜更かしする文学青年の時代」が始まった。

2015.11.26  児童書シリーズの金字塔『ズッコケ三人組』ついに完結! ファンからは"ズッコケ老人三人組"を望む声も

小柄で短気なハチベエ(八谷良平)、メガネでやせ型・学者タイプのハカセ(山中正太郎)、体が大きくてのんびりやのモーちゃん(奥田三吉)の3人が織り成す、不朽の児童書シリーズ『ズッコケ三人組』。

2015.11.17  bestseller's interview 第75回 川村 元気さん

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2015.11.3  通販のアマゾン 初の対面販売の書店開設へ

アメリカのアマゾン・ドット・コムは、本社があるアメリカ西海岸のシアトルに書籍を対面販売する店舗を初めて設置することになり、世界最大級のネット通販事業者による新たな取り組みに注目が集まっています。

2015.10.19  若手小説家が「植物部」結成! 羽田圭介さんへのお祝いはあの観葉植物

観葉植物好きの若手小説家さんが、「植物部」なるものを結成して定期的に集まっているらしい!? そんなウワサを聞きつけ、みなさんにお集まりいただきました。

2015.8.21  『聖剣士VSブラック企業 ~ラノベ作家、社畜エルフを救う!?~』は社畜系ブラックコメディ!!【電撃文庫新作紹介】

弘前 龍先生が執筆する電撃文庫『聖剣士VSブラック企業 ~ラノベ作家、社畜エルフを救う!?~』の紹介記事をお届けします。

2015.7.15  作家の読書道 第162回:木下昌輝さん

デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか? 

2015.6.12  【今週はこれを読め! ミステリー編】日常にもやもやしている人は『エンジェルメイカー』を読め!

2014年は、世界を席巻するニック・ハーカウェイ旋風が日本に到着した記念の年である。

2015.5.19  【今週はこれを読め! SF編】大きい世界を映す小さな言葉の粒、妙なるアイデア、巧みなプロット

ジーン・ウルフの第二短篇集。ちょっと変わったタイトルは、各収録作がなんらかの「日」----祝祭日もあれば狩猟解禁日みたいなものもある----に対応しているからだ。

2015.5.10  谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート

文豪・谷崎潤一郎は2015年に没後50年を迎え、来年2016年には生誕130周年を迎える。中央公論新社からは5月10日(日)より初収載の作品100点以上を収録した『谷崎潤一郎全集』(全26巻)の刊行が開始されるなど、谷崎文学が盛り上がりを見せている。

2015.5.8  震災後の「無」向き合う個人 金原ひとみ『持たざる者』

震災後の「無」向き合う個人 金原ひとみ『持たざる者』

2015.5.2  【インタビュー】『文学フリマ百都市構想』とは!? 中の人に直接聞いてみた

2002年より毎年定期的に開かれている創作文芸同人誌即売会『文学フリマ』。2015年5月4日には、節目となる第二十回の『文フリ』が東京流通センター(TRC)にて開催されます。

2015.5.1  「詩作で自分が変わった」中原中也賞の岡本さん

現代詩の新人賞で、有力詩人を輩出してきた中原中也賞(山口市主催)の第20回贈呈式が、中也の生誕の日に当たる29日、山口市のホテルで開かれた。

2015.4.21  谷崎文学への嫉妬と魅力

谷崎賞作家3人がトークイベント

2015.4.16  宮本輝さん「田園発 港行き自転車」刊行

「職人さんの手仕事を感じさせる、小物が好きなんです。ふっと見て『これ、いいなぁ』と思うものを、小説に出してみたいんですよ」

2015.4.6  映画『王妃の館』公開記念SP対談 浅田次郎×水谷 豊

「相棒」シリーズでもおなじみの杉下"右京"演じる水谷豊が、今作では天才小説家の北白川 "右京"になる!?

2015.4.2  文学や伝統 魅力再発掘

北陸新幹線開業を記念した二つの企画展が、金沢市内で開かれている。開業を機に、武家文化や文学の側面から金沢の奥深い魅力を再発見する機会になっている。

2015.3.18  まつもとあつしの電子書籍セカンドインパクト:SF大賞受賞作家・藤井太洋、21世紀のSFと電子書籍のあり方を語る

変化の最前線を行く人々にその知恵と情熱を聞くこの連載。今回は、『オービタルクラウド』で第35回日本SF大賞を受賞した藤井太洋さんに聞いた。

2015.3.17  【今週はこれを読め! SF編】硝煙と呪術が織りなす問答無用のオカルト激ヤバ抗争! でも青春小説

原題はApocalypse Now Now。フランシス・コッポラ監督の映画『地獄の黙示録』(Apocalypse Now)を意識しているのは明らかで、邦題もその意を汲んでいるのだろうが、内容に合わせるとしたらちょっとカタい。

2015.3.11  楽天ブックス: 著者インタビュー -又吉直樹さん「火花」

2015年1月発売の文芸雑誌「文學界」で、売れない芸人の"僕"と、笑いに命を燃やす先輩芸人との交流を描いた中編小説『火花』を発表した又吉直樹さん。同誌82年の歴史初の大増刷を記録するなど、大きな話題を集めています。芥川賞の呼び声も高い『火花』に込めた思いを又吉さんにうかがいました。

2015.3.2  【自作再訪】那須正幹さん「ズッコケ三人組」 子供と勝負、だから愛された

3人が元気に駆け回れたのは、日本が民主国家で平和な国だったから

2015.2.12  司馬文学しのび菜の花忌

坂本龍馬の生涯を描いた小説「竜馬がゆく」などで知られる作家の故司馬遼太郎さん(1996年2月12日死去)をしのぶ「長崎菜の花忌」が11日、長崎市の風頭公園内にある司馬さんの文学碑前であった。

2015.1.22  樋口一葉が通った質店、解体回避へ募金開始

明治時代の女性作家、樋口一葉(1872~96年)が通ったとされ、国の登録有形文化財にもなっている文京区本郷の「旧伊勢屋質店」の保存に向けて、区は「一葉募金」を始めた。

2015.1.3  冬ドラマは「原作」で見る!文学賞受賞作家しっかりしたストーリー展開に見ごたえ

この冬のドラマは文学賞の受賞作家、受賞小説を原作としたものが多い。警察・捜査ものには主人公にひとひねりあり、サスペンスものは心理描写を巧みに絡ませ、重厚な設定で人生を考えさせる。原作ものはしっかりしたストーリー展開が見どころだ。どんなドラマがあるのか。

2014.12.21  松尾さんら金賞 「佐賀の伝統文学の世界」文芸大会

文芸の魅力を伝える第5回「佐賀の伝統文学の世界」文芸大会が20日、佐賀市の佐賀城本丸歴史館で開かれた。

2014.11.29  アニメ『冴えない彼女の育てかた』ノイタミナほかで1月スタート

来年1月よりフジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」ほかで放送開始予定のテレビアニメ『冴えない彼女の育てかた』。オープニング&エンディングテーマの情報や第2弾キービジュアルが公開中だ。

2014.11.12  本の題名、やたら長くなっているのはなぜ

読書の秋。書店に並ぶ本を眺めていたらふと気がついたことがある。やたらと長い題名の本が多い。

2014.10.21  【今週はこれを読め! SF編】アタリマエに満足しない編者が満を持して放った新アンソロジー

大森望編のオリジナル・アンソロジー・シリーズ《NOVA》全10冊は、第34回日本SF大賞特別賞を受賞した。

2014.10.11  「1冊も本を読まない」…47・5% 文化庁調査で「読書離れくっきり」

今年のノーベル文学賞は村上春樹氏が受賞するかどうか注目されたが、残念ながらまたも受賞はならなかった。「ハルキスト」の加熱ぶりはこの時期の風物詩のようになっているが、実は最近の日本人の読書量は減少している。

2014.10.9  川崎長太郎 私小説の地…小田原(神奈川)

東海道線で東京から小田原まで約1時間半。車窓に陽光降り注ぐ相模湾が広がり、行く先に箱根や富士の山々の連なりが見えてきたら小田原市街の近づきを知らせる合図である。

2014.10.6  東芝、「電子書籍端末から撤退」報道に「そのような事実はない」

東芝が電子書籍端末から撤退するという一部報道に対し、同社は「そのような事実はない」とコメント。

2014.10.5  『デュラララ!!』2期は分割3クール 新キャストに下野、勝平ら

来年1月からスタートされる『デュラララ!!』の2期、『デュラララ!!×2』が、分割3クールで放送されることが5日、わかった。同日開催された『電撃文庫 秋の祭典2014ステージ』で発表された。

2014.9.20  「大江健三郎」作った短編、自選23編を文庫に

デビュー作の「奇妙な仕事」に始まり、中期や後期の作品など計23編を収めた『大江健三郎自選短篇』が、岩波文庫の一冊として出版された。

2014.8.12  読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<上>

やっぱり推したい!とっておき

2014.8.6  芥川賞に決まって 過去も、遠い場所と似ている。 柴崎友香さん

大阪と東京と行き来するのに、多いときだと毎月新幹線に乗る。

2014.8.3  被爆体験は人生の「原点」=「ズッコケ三人組」那須さん―広島

児童文学の人気シリーズ「ズッコケ三人組」で知られる作家の那須正幹さん(72)=山口県防府市=は、原爆や戦争をテーマにした作品にも長く取り組んできた。自身の被爆体験を人生の「原点」と考え、現在も創作活動に励んでいる。

2014.8.1  【今週はこれを読め! ミステリー編】かつて何かに熱中した人へ送る『ナウ・ローディング』

詠坂雄二が2012年に発表した連作短編集『インサート・コイン(ズ)』(光文社)は意欲的な作品だった。

2014.7.26  6氏、受賞に喜び 山之口貘賞・新報児童文学賞を贈呈

琉球新報社主催の第37回山之口貘賞と第26回琉球新報児童文学賞の贈呈式が25日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで行われた。

2014.7.24  原作を読まない派vs.読む派の攻防【甲本雅裕×山崎樹範 池井戸ドラマ対談】

『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『花咲舞が黙ってない』など池井戸ドラマの常連である甲本雅裕さん、意外にも「原作に引きずられないよう」に池井戸作品に関わらず出演する作品の原作は読まないという。

2014.7.16  『村上海賊の娘』著者 和田竜さん bestseller's interview 第59回

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2014.7.9  受賞者2人「師弟」の絆…歴史時代作家クラブ賞

東京都新宿区の出版クラブ会館で開かれた第3回歴史時代作家クラブ賞の授賞式では、作品賞と実績功労賞の両受賞者が2人の絆を明かすスピーチをリレーし、会場を沸かせた。

2014.7.4  『精霊使いの剣舞』『RAILWARS!』『人生』 7月放送のラノベ原作アニメ特集 その2

こんにちは。毎週楽しみにしていたアニメが、ことごとく最終回を迎えて、感動と喪失感でいっぱいの愛咲です。もう『ご注文はうさぎですか?』で、こころぴょんぴょん出来ないなんて……。

2014.7.4  ガルシア・マルケス…没後改めて光

ラテンアメリカ文学を代表する作家・ガブリエル・ガルシア・マルケス。

2014.6.29  【今週はこれを読め! ミステリー編】謎解きと甘味のコージーミステリー

こういうのを本当の「コージー(快い)」なミステリーというのである。

2014.6.23  170人文学談議に花 佐賀新聞読者文芸大会

第37回佐賀新聞読者文芸大会が22日、佐賀市の佐賀新聞社で開かれた。本紙の読者文芸欄に短歌や俳句、川柳、詩を投稿している愛好家と選者ら約170人が講演会や分科会を通して親睦を深め、文学談議に花を咲かせた。

2014.5.27  翻訳家・村岡花子 多彩な顔

大衆に身近な知識人

2014.5.25  見直される吉野弘の詩

「夕焼け」「祝婚歌」などの詩で知られ、今年1月に87歳で死去した、詩人の吉野弘さん=写真=の関連書籍の発行や、過去の著作の復刊が、青土社から続いている。平明な言葉で生きることの感慨を掘り下げた作品が、改めて見直されている。

2014.4.16  作家の読書道 第147回:小山田浩子さん

デビュー単行本『工場』も各方面で話題となり、二冊目に収録された中編「穴」で芥川賞を受賞した小山田浩子さん。日常の光景のなかに異質なものが紛れ込む様子をユーモラスに描き出す作風は、どんな読書生活のもとで培われたのか? その時々の本や人との出会いについて語ってくださいました。

2014.4.14  【文学】金沢のにおい 書きたい 小説「百万石の留守居役」上田秀人さんに聞く

前シリーズ「奥右筆秘帳」(全十二巻)が「この時代小説がすごい」(宝島社)で二度の一位を獲得した。

2014.4.6  <与謝野晶子>未発表の直筆短歌が見つかる

歌人・与謝野晶子の未発表の直筆短歌が、親交のあった洋画家・徳永仁臣(ひとおみ)(筆名は柳洲=りゅうしゅう、1871~1936)の遺品から見つかった。

2014.3.25  え?なんだって? Twiiter民に聞いた『ハーレムラノベあるある』

主人公の男子が複数のヒロインたちにモテモテのハーレム状態。だけど、主人公はそんな女子たちの気持ちも露知らず、天然ジゴロや鈍感ぶりを発揮して…。ラノベを読んでいる時にこんなシチュエーションや展開をよく見かけると感じたことはありませんか?

2014.3.18  小町初の連載小説 31日スタート…安田依央さん

「大手小町」15周年を記念し、この春、初の連載小説がスタートします。筆者は、作家であり、司法書士でもある安田依央(いお)さん。「出張料理・おりおり堂」と題された作品は恋愛あり、謎解きあり。さらに旬のおいしいお料理まで登場すると聞き、小町さんが執筆まっただ中の安田さんにインタビューしてきました。

2014.3.17  『穴』著者 小山田浩子さん bestseller's interview 第56回

出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2014.3.16  静岡)伊豆、温泉で文学を ゆかりの作品「湯治箱」に

伊豆半島の温泉宿に、湯ケ島(伊豆市)で幼少期を過ごした井上靖の小説や伊豆を題材にした文学作品の本を収めた「伊豆湯治箱」が今月からお目見えした。

2014.3.13  ラノベはやっぱりハッピーエンドじゃなきゃね! ―ブンガク!【最終回】―

中高生を中心に大人気の「ライトノベル」(通称ラノベ)。

2014.3.8  東日本大震災から3年―小説家が描くさまざまな「鎮魂と再生」のかたちとは?

東日本大震災発生から丸3年が経とうとしている。

2014.2.26  博多の街には人口の3%の殺し屋が存在する……? 『博多豚骨ラーメンズ』で電撃小説大賞《大賞》に輝いた木崎ちあき先生インタビュー

第20回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作『博多豚骨ラーメンズ』が、ついにメディアワークス文庫より発売。著者の木崎ちあき先生へのインタビューをお届けする。

2014.2.22  北九州市子どもノンフィクション文学賞:小倉南、横代小・藤本さんら大賞 /福岡

第5回北九州市子どもノンフィクション文学賞の最終審査会が21日、小倉北区であり、大賞には小学校の部で小倉南区の市立横代小6年、藤本花音(かのん)さんの「政子ばあちゃんの百年、私の十二年」、中学生の部で川崎市の私立玉川学園中2年、豊川遼馬さんの「旅日記 北海道編」がそれぞれ選ばれた。

2014.2.17  【書評】『花のベッドでひるねして』 よしもとばなな著

評・若松英輔(批評家) 朽ちることのない光

2014.2.12  読めば力がわいてくる…文学

暇さえあれば

2014.2.8  【記者ノート】与謝野鉄幹は名プロデューサー

恋愛をみずみずしく歌い上げ、今も読み継がれる歌集『みだれ髪』(新潮文庫)を著した与謝野晶子の名は、文学史上に輝いている。一方、夫・鉄幹の業績を詳しく知る人は、もはやそう多くないかもしれない。

2014.1.31  小説4編と詩3編 南日本文学賞候補作決まる

2013年度南日本文学賞(南日本新聞社主催)の候補作が小説4編、詩3編に決まった。

2013.12.11  最近人気の新属性『ちょろイン』とは?

アニメ・マンガ・ラノベなどのヒロインには、特有の個性的なキャラ付けがされた、いわゆる"属性持ち"のキャラクターがたくさん登場します。

2013.12.8  【手帖】華やかに現代詩花椿賞贈賞式開催

優れた詩集に贈られる第31回現代詩花椿賞(資生堂主催)の贈賞式が3日、東京・銀座の資生堂花椿ホールで行われた。

2013.11.20  作家の読書道 第143回:和田竜さん

城戸賞を受賞した脚本を小説化したデビュー作『のぼうの城』が大ヒット、一躍人気作家となった和田竜さん。

2013.10.9  『ロウきゅーぶ!』フィナーレ!蒼山サグ先生インタビュー 気になる今後の展開は!?

「小学生は最高だぜ!」のフレーズが大人気となったテレビアニメ『ロウきゅーぶ!SS』。このたび迎えた最終回では、女の子たちの眩しいほどの頑張りに感動の涙を流した人も多いのではないだろうか。

2013.10.4  舞踊で主体見せた琉球 池上永一さん新作「黙示録」

故郷の沖縄や琉球王朝を舞台とした小説を書いてきた作家・池上永一さん(43)の新作『黙示録』(角川書店)は、18世紀前半の琉球舞踊を巡る長編小説。

2013.9.27  小野十三郎賞に与那覇幹夫氏

第15回小野十三郎賞(大阪文学協会主催)は27日、那覇市の与那覇幹夫氏(73)の詩集「ワイド―沖縄」(あすら舎)に決まった。

2013.9.27  日本の大学では初となる8大学による電子書籍の総合的な実証実験の開始(10/1~)

慶應義塾大学は、2013年10月1日より、大学図書館電子学術書共同利用実験に参加している8大学(慶應義塾大学(幹事校)、大阪大学、神戸大学、東京大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学、立命館大学)合同で、大学図書館における電子書籍の活用に関する総合的な実証実験を行います。

2013.9.21  視聴率40%超「半沢直樹」を生んだ池井戸潤氏「銀行時代の"不正義体験"」

「倍返しだ!!」のセリフが、すっかりお茶の間に浸透したテレビドラマ「半沢直樹」(毎日放送系日曜午後9時)がいよいよ22日、最終回を迎える。

2013.9.5  経済小説のヒロインなのに異様にツンデレな理由とは?

日本経済や政治、メディアを学ぶことができるエンターテインメント小説3作目となる『希臘(ギリシア)から来たソフィア』。著者のさかきさんにお話を伺いました。

2013.8.27  「半沢直樹」原作者「半沢の真似はしない方がいい」

「やられたら倍返し」とすごむ堺雅人の快演で、「あまちゃん」超えの高視聴率をマークしているドラマ「半沢直樹」。原作は池井戸潤さんの『オレたちバブル入行組』と『オレたち花のバブル組』。バブル期に都市銀行に入行した主人公の半沢直樹は、内外からのさまざまな圧力に立ち向かい、跳ね返していく。

2013.8.26  【書評】『いつも彼らはどこかに』 小川洋子著

評・平松洋子(エッセイスト) 動物たちによる救済

2013.8.21  米推理作家、E・レナード氏が死去

AP通信によると、20日、米推理作家のエルモア・レナード氏が脳卒中による合併症のため米デトロイト市郊外の自宅で死去した。87歳。

2013.8.10  コミュ障ぼっちヒロインが痛カワイイ『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』の聴猫芝居先生にインタビュー【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第87回となる今回は、『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』を執筆した聴猫芝居先生のインタビューを掲載する。

2013.8.7  芥川賞に決まって 「まだ書いていない小説のこと」藤野可織(寄稿)

なにごとにおいても記憶力のいいほうではないが、自分の小説に関してすらそうだ。

2013.8.3  米司法省、アップルのiTunesストアの監視要請

電子書籍の販売をめぐって反トラスト法違反の判決を受けたアップル。その余波が同社の他のメディア事業にも広がっている。

2013.7.31  京が舞台「本大賞」創設 ネットで読者投票

京都を舞台にした秀作を書店の枠を超えて選び、読者に届ける試みを京都の書店や出版社が進めている。

2013.7.22  瀬名秀明「ミシェル」が凄い! 小松左京2大代表作を取りこんでさらなる高みへと到達

先週取りあげた『極光星群』は、これさえあれば前年のSF短篇の最上級品ばかりウマウマ味わえるマコトに重宝な一冊なのだが、死角がないわけではない。

2013.7.17  「心が折れる」、起源は女子プロレスの伝説の試合

落ち込んだり、気持ちがくじけたりした際の精神状態を表す「心が折れる」。

2013.7.16  【書評】聖痕 [著]筒井康隆

■明るいニヒリズムの喪失譚

2013.7.13  『パラサイトムーン』から10年分の思いと愛と夢を込めて! 『ストレンジムーン』を執筆した渡瀬草一郎先生を直撃!【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第83回となる今回は、『ストレンジムーン 宝石箱に映る月』を執筆した渡瀬草一郎先生のインタビューを掲載する。

2013.7.11  「京都本大賞」を創設 書店など京舞台の小説"総選挙"

京都府内の書店や出版社が発起人となり、京都を舞台にした小説から、最も人気のある作品を選ぶ「京都本大賞」を本年度から始める。数多くの小説に、印象的な場面を提供してきた京都の魅力を掘り起こす、新たな取り組みとなりそうだ。

2013.7.11  『有川浩の高知案内』有川浩サイン会&カツオ人間握手会 レポート

今春実写映画化された『県庁おもてなし課』、SF青春小説の傑作『空の中』など、故郷・高知を舞台にした小説を書き継いできた、有川浩さん。高知県観光特使という肩書きも持つ彼女が、初のガイドブック『有川浩の高知案内』を先月刊行した。

2013.7.10  駅や空港の本屋にあるエロ小説、売れるの?

新幹線や飛行機に乗る前に、駅や空港内の本屋で雑誌や文庫本を購入するという人はけっこう多いだろう。

2013.6.21  著者インタビュー -百田尚樹『海賊とよばれた男』

昭和20年8月。日本の敗戦とともに、石油会社・国岡商店の店主、国岡鐡造はすべてを失った。しかし、鐡造は社員を集めてこう言う。「愚痴をやめよ。ただちに建設にかかれ」。

2013.6.18  出版流通システム、大変動 アマゾン巨大化、楽天も動く

雑誌や本の市場が縮むなか、日本の戦後の出版流通システムが揺らいでいる。

2013.6.13  山田宗樹さん「百年法」に日本推理作家協会賞

作家・山田宗樹さん(47)=写真=のSF小説『百年法』(角川書店)が、日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受けた。

2013.5.21  【ブンコに訊け】挿絵にも気を配った谷崎

赤レンガの東京駅構内の東京ステーションギャラリーで、「生誕120年 木村荘八展」が開催中だ。入場料は大人900円。

2013.5.20  『魔女の宅急便』の原作は主人公の半生を描く壮大な物語だった!

児童文学作品で、宮崎駿監督によって1989年にアニメ化された『魔女の宅急便』(角野栄子/福音館書店)が、2014年春の公開予定で実写映画化されることが明らかになった。

2013.5.19  <那須正幹さん>戦争体験継承訴える「ズッコケ三人組」作者

児童文学の「ズッコケ三人組」シリーズで知られ、3歳の時に広島市で被爆した作家、那須正幹さん(70)=山口県防府市=が18日、広島市内であった憲法について考える集会で「戦争体験継承」の重要性を強調した。

2013.5.6  エンタメ化するインドの神々 アニメや小説の主人公で続々登場

インドの人口の約8割が信仰するヒンズー教の神々が、アニメキャラクターや小説の主人公として活躍している。神々の"エンターテインメント化"の背景には、経済成長で自信を深めたインド国民が自国の文化を再評価する流れと、若い作り手たちの新しい発想の融合がある。日本の漫画やアニメの影響も大きい。

2013.4.29  【書評】『光る牙』 吉村龍一著

評・角田光代(作家) 迫る羆と雪山の臨場感

2013.4.22  「自炊代行業者も土俵に上がって」 蔵書電子化のルール作りは可能か、著者や出版社の代表が議論

蔵書を電子化する"自炊"代行を認めるための仕組み作りに向けたシンポジウムでは、著者と出版社の思惑の違いが浮き彫りに。自炊代行事業者への不信感も強く、合意形成への難しさを感じさせる第一歩となった。

2013.4.16  松本清張「日本の黒い霧」の訂正求める

作家・松本清張のノンフィクションの代表作「日本の黒い霧」の中で、スパイ事件のいわゆる「ゾルゲ事件」の端緒となる情報を警察に流したと記述された男性の遺族が会見を開き、「新たな証拠から作品で記述された説は覆っている」として、出版社に内容の訂正を求めていることを明らかにしました。

2013.4.10  世界のオザワと村上春樹氏がコラボCD 対談で聴いたクラシック3枚組

12日に3年ぶりの書き下ろし小説が発売されることで全世界から注目を集める作家の村上春樹氏と世界的指揮者・小澤征爾氏がコラボした異色のCDがリリースされる。これは一昨年11月に発刊された両氏の対談本「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社)の中で2人が聴いたクラシック音楽をCD3枚に収めたもの。新小説とともに話題を呼びそうだ。

2013.4.6  浅田次郎さん「参勤交代」を書く

青春、陰謀…小説は面白く

2013.3.25  【エンタメ小説】人生を「美」に捧げる男女

昨年の江戸川乱歩賞を巡っては議論もあった。SFで実績のあるベテラン、高野史緒(ふみお)さんが、ステップアップを狙っての応募で、ミステリーの登竜門的新人賞をさらってしまったからだ。

2013.3.21  ピクサーの作品に秘められた物語を書くための22の法則

ピクサーの元絵コンテ作家であるエマ・コーツさんがTwitter上でツイートしていた物語を作る上で重要なポイントを「Pixar's 22 Rules of Storytelling(ピクサーが物語を作る時の22の法則)」としてAerogrammeWriters' Studioがまとめいています。映画だけでなく、小説やマンガなど、さまざまなジャンルのフィクションを作る上で非常に参考になる法則です。

2013.3.21  漱石文学ゆかりの美術 県立美術館26日開幕

文豪・夏目漱石(1867~1916年)が小説に登場させたり、美術批評で触れたりした絵画や、漱石ゆかりの品々を集めた展覧会「夏目漱石の美術世界」(広島テレビ、県立美術館主催、読売新聞広島総局など後援)が26日から、広島市中区上幟町の県立美術館で始まる。

2013.3.19  中公の敏腕編集者、滝田樗陰の小説2編活字化

「中央公論」主幹を務めた大正時代の名編集者、滝田樗陰(ちょいん)(1882~1925年)が、雌伏時代に書いた小説2編が見つかり、全文が活字化された。

2013.3.17  パナソニックが出版社買収検討 電子書籍を強化 ヘルスケア事業は売却へ

パナソニックが来年度にも、電子書籍などのコンテンツを手がける出版社の買収を検討していることが16日、わかった。

2013.3.6  米アップル、日本の電子書籍市場に参入

米アップルは5日、日本向けの電子書籍販売に参入した。電子書籍販売サイト「iBookstore(アイブックストア)」で同日夜、講談社や角川書店、集英社、PHP研究所などの日本語書籍の販売が始まった。

2013.2.28  「古典籍」デジタル で残そう

◇ 「米沢善本」などHPでの公開も

2013.2.24  【書評】『ローカル線で行こう!』真保裕一著 読み出したらノンストップ

廃線の危機が迫っている第三セクター、もりはら鉄道。通称「もり鉄」に、県庁からいやいや出向してきた鵜沢哲夫は副社長に任命されるのだが、同時に上司、すなわち社長に抜擢(ばってき)されたのは、東北新幹線の車内販売員だった31歳の女性、篠宮(しのみや)亜佐美だった。

2013.2.24  うるま市立中央図書館:貴重な原本展示 蔡大鼎「伊計村遊草」など8史料 /沖縄

【うるま】琉球王国時代に中国との外交を担った役人・蔡大鼎(さいたいてい)(伊計親雲上)が詠んだ漢詩を集めた漢詩集「伊計村遊草(いけいむらゆうそう)」(慶應義塾図書館蔵)など貴重な原本史料を紹介する展示会(うるま市教育委員会主催)が23日からうるま市立中央図書館で始まる。

2013.2.23  子どもノンフィクション文学賞:日明小4・梅田君らに大賞−−北九州市 /福岡

第4回北九州市子どもノンフィクション文学賞の最終選考が、小倉北区であった。全国から1071編の応募があり、大賞は、小学校の部が小倉北区の市立日明小4年、梅田明日佳君の「ぼくんちは寺子屋です」、中学生の部が横浜市の藤嶺学園藤沢中2年、守屋孝亮さんの「登山」に決まった。

2013.2.20  ラノベ文庫新人賞 大賞受賞作品『神様のお仕事』発売記念キャンペーン開始!

全国のアニメイト各店では、第2回講談社ラノベ文庫新人賞≪大賞≫受賞作品『神様のお仕事』の発売を記念し、本日20日から「書き下ろしショートストーリー配信キャンペーン」を開始する。 

2013.2.20  読者&書評家が選んだ「怪談オブザイヤー2012」発表!

2012年は近年に増して多くの怪談作品が発表された、ファンには堪らない1年であった。『ダ・ヴィンチ』3月号では、2012年1月から12月までに刊行された怪談本の中から、もっとも面白かった怪談本を決める「怪談オブザイヤー」の結果を発表している。

2013.2.16  (10)日本文学者 ドナルド・キーンさんに聞く

トップが「互助」示せ  愛国心を巡る学校現場の様々な取り組みを紹介した今回の連載。70年以上日本を研究し、昨年、日本に帰化した日本文学者のドナルド・キーンさん(90)は、トップが率先して行動することが愛国心を育てると考えている。

2013.1.25  文学に描かれた「石炭」から透かし見る 過去の人びとが託した思い

東日本大震災後、福島第一原子力発電所事故を受けて国内の原子力発電所の稼働がほぼ止まるなか、化石燃料を燃やす火力発電所がフル稼働している。

2013.1.20  【書評】『路(ルウ)』吉田修一著

■緻密だが天衣無縫な筆致 台湾新幹線着工をめぐる出会いと別れと再会とを描く群像劇…というようなまとめ方は、間違ってこそいなくとも、この作品の何たるかを伝えはしない。全ての良い作品がそうであるように、本作の厚みは要約を拒む。だからあえて人物紹介だけを試みる。

2013.1.14  【書評】『路』 吉田修一著

評・中島隆信(経済学者・慶応大教授) 浮かぶ台湾の情景 「路(ルウ)」という優しくゆったりとした響きを持つタイトルがこの長篇(ちょうへん)小説のすべてを表現しているといっていいだろう。

2013.1.5  出版社、書店、取次不況の実態…新刊の7割が返品、コンビニでも雑誌売れない

クリスマス商戦真っただ中の2012年末、取次(出版物の卸業)から送られてくる大量の本が店頭を賑わせている書店宛てに、突如2枚のファックスが流れてきた。「武田ランダムハウスジャパン 対応のご案内」。そこには、同社の自己破産を申請に伴う、書店における商品の取り扱い方法などが記載されていた。

2012.12.20  著者インタビュー -池井戸潤さん『七つの会議』

「大手総合電機の雄」と言われる一部上場企業の子会社で、秘かに進行していた重大な不祥事。役職や職種など、立場の異なる人間たちが出席する社内のさまざまな会議を通して、組織がいつしか育ててしまった闇の部分があらわになっていく……。

2012.12.19  【本紹介】現実逃避したい女性にオススメな長編小説!

「大聖堂」 上・中・下     

2012.12.17  【2012文芸回顧】にじみ出る命の尊さ

震災後の世界を問う ◆文芸 東日本大震災から1年が過ぎた3月、日本が特別招待国となった書籍展「サロン・デュ・リーブル」がパリで開かれた。震災についてシンポジウムで聞かれた角田光代さんは、このように語った。

2012.11.20  ラノベもしのぐ勢い!? 近頃の官能小説のタイトルがすごい

「近頃の官能小説のタイトルがすごいらしい」とネットで話題になっている。その中心になった本が、『もし、ドラッガーを読んでも勝てないと悟った女子マネージャーが肉体を駆使したら…』(千匹屋某:著、ミヤスリサ、そらもとかん:イラスト/オークス)という官能もの。

2012.11.14  井上文学心つなげたい/伊豆・湯ケ島小OB

「敦煌」「氷壁」などの作品で知られる文豪・井上靖(1907~91年)が学んだ伊豆市の湯ケ島小学校(旧湯ケ島尋常高等小学校)が来年3月で閉校となる。校庭には井上が自筆で贈った詩「地球上で一番清らかな広場」の碑があり、入学式や卒業式には必ず唱和して大先輩の文学の心をつないできた。

2012.11.4  文学…無料で満喫 福山

文化の日の3日、福山市中心部の美術館や博物館6館を巡るスタンプラリーがあった。いずれも広島県、市の施設でこの日は入場無料。訪れた市民たちは、福山城公園の散策も楽しみながらゆったりと文化の薫りに浸った。

2012.10.26  吉田修一、津本陽両氏…本紙連載小説で競演

吉田修一さん(44)の朝刊連載小説「怒り」と津本陽さん(83)の夕刊連載小説「忍者月輪(がちりん)」が29日から始まる。

2012.10.20  小説家犀星の誕生たどる 自伝的3部作原稿など公開

記念館で企画展始まる 金沢市出身の室生犀星が、小説家として地位を固めた自伝的三部作や新進作家として活躍した時代の自作原稿を公開する「小説家犀星の誕生-滝田樗陰(ちょいん)コレクションから-」が十九日、金沢市千日町の室生犀星記念館で始まった。

2012.9.23  ポプラズッコケ文学新人賞に奈雅月さん

小中学生向けの優(すぐ)れた小説(しょうせつ)に贈(おく)られる「第2回ポプラズッコケ文学新人賞(しょう)」大賞に、愛知県瀬戸(せと)市の主婦・奈雅月ありすさん(ペンネーム)(47)の「ノブナガ、境川(さかいがわ)を越(こ)える――ロボカップジュニアの陣(じん)」が、応募総数(おうぼそうすう)241編(ぺん)から選(えら)ばれました。

2012.9.22  アマゾン「キンドル」、10月にも日本発売

アマゾンジャパン(東京・目黒)が電子書籍端末「キンドル」を10月上旬にも日本で発売する見通しになった。同社はキンドルの発売時期について、コンテンツを提供する出版社に9月末と説明していたが、端末の供給体制が整わないことなどを理由に最近になって10月に遅らせると伝えたもよう。複数の大手出版社幹部が21日に明らかにした。

2012.9.3  萩原朔太郎賞に佐々木幹郎さん

第20回萩原朔太郎賞(前橋市など主催)は3日、詩人の佐々木幹郎さん(64)の詩集「明日」(思潮社)に決まった。

2012.8.22  第128回:原田マハさん - 作家の読書道

アンリ・ルソーの名画の謎を明かすためにスイスの大邸宅で繰り広げられる知的駆け引きと、ある日記に潜んだルソーの謎。長年温めてきたテーマを扱った渾身の一作『楽園のカンヴァス』で山本周五郎賞を受賞、直木賞にもノミネートされて話題をさらった原田マハさん。アートにも造詣の深い著者が愛読してきた本とは? 情熱あふれる読書、そしてパワフルな"人生開拓能力"に圧倒されます!

2012.8.19  県立図書館:館長就任・阿刀田高さん、県外にPR 後輩作家招き催し、自身も講座担当 /山梨

11月11日オープンの県立図書館(愛称「かいぶらり」)館長に就任した作家の阿刀田高さん(77)が東京都内でインタビューに応じ、「館長として、県立図書館を県内だけでなく県外にアピールする役割を担いたい」などと抱負を語った。【屋代尚則】

2012.8.19  【Spot the 電撃文庫】恋と変革のおとぎ話『スクリューマン&フェアリーロリポップス』でデビューする物草純平先生にインタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第50回となる今回は、『スクリューマン&フェアリーロリポップス』を執筆した物草純平先生のインタビューを掲載する。

2012.8.14  ライトノベル原作のアニメ『境界線上のホライゾン』がゲーム化決定! 発売日は2013年2月28日

川上稔原作のテレビアニメ『境界線上のホライゾン』が、プレイステーション・ポータブル(PSP)にてゲーム化決定。タイトルは『境界線上のホライゾン PORTABLE』で、発売日は2013年2月28日(木)、価格は6279円[税込](初回限定版は10479円[税込])となる。

2012.8.12  増える 書店ゼロの街

街のどこにも本屋さんがない。そんな市町村が増えている。首都圏でも、筑波研究学園都市に隣接する茨城県つくばみらい市が、全国に四つある「書店ゼロの市」の一つに。一方、北海道留萌(るもい)市では官民一体となって書店を誘致し、ゼロから抜け出すなど、新しい動きも出始めている。

2012.8.6  【書評】『冥土めぐり』 鹿島田真希著

評・尾崎真理子(本社編集委員) 斜陽描く芥川賞受賞作 芥川賞の受賞作は、作家の可能性を示すと同時に、できればこの時代を知る手がかりであってほしい。その点、今夏選ばれた「冥土めぐり」は、この国の斜陽がどれほど濃い影を人々の心に落としているか。如実に映し出している。

2012.7.28  4氏創作意欲新た 山之口貘賞、児童文学賞

琉球新報社主催の第35回山之口貘賞と第24回琉球新報児童文学賞の贈呈式が27日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで行われた。

2012.7.18  作家の読書道 第127回:青木淳悟さん

今年『私のいない高校』で三島由紀夫賞を受賞した青木淳悟さん。デビュー作「四十日と四十夜のメルヘン」から独自の空間の描き方を見せてくれていた青木さんはいったい、どんな本を好み、どんなきっかけで小説を書きはじめたのでしょう。それぞれの作品が生まれるきっかけのお話なども絡めながら、読書生活についてうかがいました。

2012.7.5  「河合隼雄賞」創設へ…物語・学芸を顕彰

元文化庁長官で臨床心理学者、故河合隼雄(はやお)さんの思想を受け継ぐ文芸・児童文学作品と学術研究を顕彰する「河合隼雄物語賞・学芸賞」が創設される。

2012.7.3  ハリー・ポッター日本語版電子書籍、ソニーから独占販売で静山社は蚊帳の外

ソニーが、「出版界のビートルズ」などと表現される世界的ベストセラー『ハリー・ポッター』シリーズの日本語版電子書籍を独占的に販売することが判明した。紙の書籍は、日本でもベストセラーになっているだけに、日本の電子書籍ビジネスの行方に少なからず影響を与えそうだ。

2012.7.2  【書評】『きみはいい子』 中脇初枝著

評・角田光代(作家) 収められた五編の短編小説の語り手は、小学校教師、母親、四人家族の父、ひとり暮らしの老婦人、女性編集長とさまざまだが、すべての話はゆるやかにつながっている。

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