津村記久子に関連する小説ニュースまとめ
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津村記久子 ニュース検索結果
2020.7.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】"意外性の作家"の短篇集〜津村記久子『サキの忘れ物』
津村記久子さんって思っていたのとはちょっとイメージの違う作家かもしれない、と思ったのは「フェリシティの面接」という短編を読んだときだ。アガサ・クリスティが生んだ名探偵エルキュール・ポアロの秘書であるミス・レモンが活躍する軽妙な作品で、『名探偵登場!』(筒井康隆他/講談社文庫)というアンソロジーに収録されている。津村作品といえば"職業小説(往々にしてパワハラあり)"という印象が強かったのだが、こんなミステリー絡みのしゃれた作品を書かれるとは思っていなかった(職業小説ではある)。「フェリシティの面接」は、読書好きの方でもあまりご存じでないような気がするので(Wikipediaの津村さんのページにも載っていなかった)、ぜひこちらもお手にとっていただけたら。
2018.7.25 【今週はこれを読め! エンタメ編】サポーターたちのシーズン最終節〜津村記久子『ディス・イズ・ザ・デイ』
人がスポーツを観戦する理由にはいろいろある。そのスポーツが好き、地元のチームを応援したい、自分の勤め先がスポンサーである、などなど...。"スポーツは見るものではなく、自分でやるもの"という考え方も根強くあるだろうが、それが叶わない場合も往々にしてあるし(例えば大相撲などのようにどちらかの性別にしかまだ門戸が開かれていないスポーツがあったり、身体的なことで運動を制限されている人もいたりするから)、何よりそのスポーツに秀でた選手たちのプレイを見ることそのものが楽しかったりする。
2018.3.22 川端康成青春文学賞:誕生 大阪・茨木市主催「ゆかりの地で才能発掘」
ノーベル文学賞を日本人で最初に受賞した川端康成(1899~1972年)の名を冠した公募賞「川端康成青春文学賞」が創設された。今年は、川端が幼少、青年期を過ごした大阪府茨木市の市制70周年とノーベル賞受賞50周年の記念年に当たる。
2018.2.1 「川端康成青春文学賞」創設 大賞50万円、「中央公論」掲載 大阪・茨木市
大阪府茨木市は31日、短編小説を公募して表彰する「川端康成青春文学賞」を創設すると発表した。同市は、ノーベル文学賞を受賞した川端康成(1899~1972年)が少年期を過ごした地で、今年が受賞から50周年を迎えることと、市制施行70周年を記念した。1日から募集を始める。
2017.10.5 【文芸月評】現代の女性文学問う
フェミニズムに共感を寄せる作家、川上未映子さん(41)が責任編集した「早稲田文学増刊 女性号」が出版された。戦前生まれの詩人の石垣りんら物故者をはじめ、詩人の伊藤比呂美さんや歌人の雪舟えまさん、作家の津村記久子さんら現役の筆者、米国で活躍する中国出身のイーユン・リーさんら海外作家など女性82人が原稿を寄せるなどした。
2017.8.4 紫式部文学賞:津村記久子さん「浮遊霊ブラジル」
京都府宇治市は4日、昨年刊行された女性の文学作品が対象の「第27回紫式部文学賞」に芥川賞作家、津村記久子さん(39)の短編集「浮遊霊ブラジル」(文芸春秋)を選んだと発表した。
2016.11.15 Interview:津村記久子さん(作家) 風が通る世界を 短編小説集『浮遊霊ブラジル』刊行
人生は孤独で寄る辺ない。でも目を凝らせば喜びがある。読み終わってそう感じた。作家、津村記久子さんの7編から成る短編小説集『浮遊霊ブラジル』(文芸春秋)である。
2016.11.2 【今週はこれを読め! エンタメ編】面白くて心にしみる短篇集〜津村記久子『浮遊霊ブラジル』
津村記久子という作家のおもしろみを言葉で説明するのは難しい。
2016.8.31 文芸時評:8月 戦争文学 過去と現在を結びつける=田中和生
今年はリオデジャネイロの夏季五輪の話題もあったが、八月は日本が戦争に負けたことを思い出す季節だ。
2016.8.15 71年目の戦争:模索する表現者 文学/上 日常の中に時代のきな臭さ
戦後70年の節目が過ぎた後も、戦争をテーマに創作活動をする人たちがいる。戦争体験者は減り、取材したり着想を得たりするのが難しくなる中、なぜ戦争にこだわるのか。どんな苦労ややりがいがあるのか。各分野で模索する表現者たちを追う。
2015.12.23 【今週はこれを読め! エンタメ編】燃え尽き症候群の「私」の職探し〜『この世にたやすい仕事はない』
「この世にたやすい仕事はない」とは絶対的な真理と言ってよいのではないか。
2015.6.18 20人の作家が「20」をモチーフに小説を執筆 『小説TRIPPER』創刊20周年記念で
円城塔、原田マハ、阿部和重、伊坂幸太郎などの有名作家が400字詰め原稿用紙20枚程度の作品をしたためた。
2015.5.13 【今週はこれを読め! エンタメ編】貫井徳郎と藤原一裕の絶妙コラボ『女が死んでいる』
貫井徳郎とライセンス藤原一裕。絶妙である。
2014.12.17 作家の読書道 第155回:津村記久子さん
主に大阪を舞台に、現代人の働くこと、生活すること、成長することをそこはかとないユーモアを紛れ込ませながら確かな筆致で描き出す芥川賞作家、津村記久子さん。
2014.10.12 【エンタメ小説月評】胸に迫る「私たちの物語」
力のある作家だからこそ書けた世界に違いない――。
2014.9.30 書評:エヴリシング・フロウズ [著]津村記久子 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)
■勇気ある正義描いた「中三小説」
2014.9.21 【書評】文芸評論家、水牛健太郎が読む『エヴリシング・フロウズ』津村記久子著
■「すべての人を尊重」の信念
2014.9.17 【今週はこれを読め! エンタメ編】中学3年生ヒロシの一年間〜津村記久子『エヴリシング・フロウズ』
相手が辟易していようとも間断なくしゃべりまくる中3男子の母親。「これ、ほぼ私のことですやん!」と、思わず作品中の関西弁もうつってしまうのは、津村記久子の最新作『エヴリシング・フロウズ』だ(次男が今年の春まで中3、三男が2年後に中3なので)。
2014.8.22 町田康さん・劇団ひとりさんら…こだわりマナー紹介
本紙「たしなみ」面の連載エッセーをまとめた『考えるマナー』=写真=が中央公論新社から刊行された。1500円。
2014.4.29 仕事と自分の関係立て直す小説に 津村記久子さん 5月から新連載
5月1日から作家・津村記久子さんの連載小説が始まります。
2014.1.9 津村記久子さん新刊、女性描写「貴賤」なく
芥川賞から5年の節目を迎える作家の津村記久子さん(35)=写真=が、新刊『ポースケ』(中央公論新社)を出版した。
2013.12.2 『ポースケ』(中央公論新社)刊行記念 津村記久子さんミニトーク&サイン会「津村記久子のなんでも質問箱」
芥川賞受賞作「ポトスライムの舟」の5年後の物語。前作の主人公ナガセの同級生で、奈良でカフェ「ハタナカ」を営むヨシカ(34歳)がメインとなるが、章ごとに中心人物(全員女性)が変わる群像劇。
2013.11.26 読書日記:今週の筆者は作家・西加奈子さん 怖いくらい津村作品が好き
*10月29日〜11月25日
2013.11.7 書店員オススメ! 短いけれど心に残る、珠玉の短編集
毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は、三省堂書店大宮店で文芸、文庫、新書を担当する書店員歴11年目の神原美菜さんに"短いけれど心に残る、珠玉の短編集"をセレクトしてもらった。
2013.8.11 【新・仕事の周辺】津村記久子(作家) 散歩、日増しに遠くへ
毎日毎日家で仕事をしながら、午後7時になるのをじりじりと待っている。6時56分とかになると、7時になるのが待ち遠しくて、もはや作業の手を止め、時計を睨(にら)んでいるだけの人になる。そして午後7時を回ると、一目散に外に出て行く。
2013.8.8 オダサク周遊:番外編 トークライブ「織田作之助と大阪の文学シーン」
今年10月、生誕100年を迎える作家、織田作之助(1913〜47)。彼の足跡をたどり、作品の背景や特質について、大阪出身の作家、映画監督らが語り合う生誕100年記念トークライブ「織田作之助と大阪の文学シーン」が先月27日、大阪市立中央図書館大会議室であった。オダサクファンら約300人が聴き入った。主催は同館。
2013.7.10 三島賞など授賞式、村田さん「上へ向かって書いてきた」
第26回三島由紀夫賞、山本周五郎賞、第39回川端康成文学賞の授賞式が6月28日、東京都内で行われた。
2013.7.3 三島由紀夫賞・山本周五郎賞・川端康成文学賞贈呈式「挑戦してよかった」喜びと感謝と
第26回三島由紀夫賞と同山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)、第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)の贈呈式が6月28日、東京都内で行われ、受賞者が喜びと抱負を語った。
2013.4.17 川端康成文学賞に津村記久子さん「給水塔と亀」
優れた短編小説に与えられる第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)が、津村記久子さん(35)の「給水塔と亀」(「文学界」平成24年3月号)に決まり、選考委員の作家、辻原登さんが東京都内で行われた記者会見で講評を述べた。
2013.4.8 川端康成文学賞:津村記久子さんの「給水塔と亀」に
第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)は8日、津村記久子さん(35)の「給水塔と亀」(「文学界」2012年3月号)に決まった。
2013.3.6 <織田作之助賞>いしいしんじさんら出席し贈呈式…大阪
第29回織田作之助賞(大阪市・大阪文学振興会・関西大学・毎日新聞社主催、一心寺など協賛)の贈呈式が6日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。
2013.2.25 第3回Twitter文学賞国内全投票結果
有効投票数:646
2012.12.17 【2012文芸回顧】にじみ出る命の尊さ
震災後の世界を問う ◆文芸 東日本大震災から1年が過ぎた3月、日本が特別招待国となった書籍展「サロン・デュ・リーブル」がパリで開かれた。震災についてシンポジウムで聞かれた角田光代さんは、このように語った。
2012.11.26 アラサーアラフォー落涙必至! 「懐メロ小説」の魅力
JUN SKY WALKER(S)にTM NETWORK、プリンセス・プリンセス、ユニコーンなど、80~90年代に活躍したバンドの再結成が相次いでいる昨今。『ミュージックステーション』や『1番ソングSHOW』、12月でいよいよ終りを迎える『HEY! HEY! HEY! MUSIC CHAMP』といった音楽番組でも、頻繁にその年代の音楽が特集されるなど、音楽シーンの衰退が叫ばれると同時に、音楽回顧主義が目立つようになってきた。その流れを象徴するかのように、文学界でも"懐かしの音楽"をモチーフにした小説が数々と発表されている。
2012.6.25 芥川賞作家・津村記久子さんが考える最も手厳しい罵倒の言葉
ネット文化が発達し1億人総発信となった現代、様々な罵倒する言葉を文字として見かけるようになりました。いわゆる「炎上」といった状態になっている場合は、目を覆いたくなるものもしばしば。言葉は耳で聞くよりも、目で見た時の方がインパクトがあります。
2012.6.24 70年代生まれ作家、「格差」に実感
働く過酷を語る世代 非正規雇用、転職や失業、ゆがむ職場環境……。社会の第一線で働く世代に当たる1970年代生まれの作家たちが最近、厳しい生活感と小さな希望をにじませた小説を多く発表している。「格差社会」を肌身に感じる世代から生まれてきた文学の潮流の一つだ。
2012.6.17 今週の本棚:好きなもの=津村記久子
好きなもの三つというと、入浴剤と、わざと度を弱く作ったメガネと、キッチンタイマーが浮かんだ。ただの最近の仕事の必需品なのだが、どれかが欠けると、わたしはたぶん家で仕事をしなくなると思う。
2012.3.16 ほんのりBLが今っぽい。就活女子の描いたダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作がついに刊行!
読み終えた瞬間、挑発的なタイトルに込められた意思と情熱に気づき、感動で満たされる──。読者審査員からの圧倒的支持を受け、第6回ダ・ヴィンチ文学賞大賞を受賞した『笑えよ』が、3月16日に発売になる。装画は人気マンガ家・渡辺ペコ。著者の工藤水生が渡辺の大ファンであり、『笑えよ』の世界観もどこか渡辺作品に通じている。
2012.3.9 <織田作之助賞>大阪で贈呈式
第28回織田作之助賞(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社主催)の贈呈式が9日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。小説「ワーカーズ・ダイジェスト」(集英社)で受賞した津村記久子さん(34)、織田作之助青春賞の柊(ひいらぎ)さん(24)、佳作の中野沙羅(さら)さん(20)に賞状と副賞(織田作之助賞100万円、織田作之助青春賞30万円、佳作5万円)が贈られた。
2012.2.23 第2回Twitter文学賞投票結果
第2回Twitter文学賞の結果が発表になりました! 投票してくださったみなさま、結果発表座談会を視聴してくださったみなさま、ありがとうございます!!
2012.1.10 2011年 織田作之助賞 選考結果
第28回織田作之助青春賞は2011年8月31日に公募を締切り、審査の結果、以下のように決定しました。
2011.6.1 インタビュー 作家「津村記久子」
『ポトスライムの舟』で二〇〇九年一月に芥川賞を受賞、直後に『八番筋カウンシル』が刊行されて以来、およそ二年ぶりの新刊『ワーカーズ・ダイジェスト』(集英社刊)が先月刊行された津村記久子氏。
2009.3.19 著者インタビュー 津村記久子さん『ポトスライムの舟』
総額163万円……あなたならどうやって貯めますか。日々のお金がなくても、ギリギリの無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける……緑がみずみずしいポトスライムのように。29歳の契約社員ナガセは、工場のライン業務を日々こなしながら、友人の喫茶店を手伝ったり、パソコン教室の講師をしながら働き続けています。彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用・総額163万円を貯めること。ささやかな節約の日々に、夫との関係がこじれた友人が子連れで転がりこんできて……。同居するナガセの母や、工場の先輩女性など、ほとんどの登場人物が女性。働く女性たちの日常と、互いに触発されて揺れあう心情が静謐な文体で書かれた、第140回芥川賞受賞作。自身も会社勤務を続けながら創作活動をされる作家の津村記久子さんにお話を伺いました。
2009.3.1 きらら著者インタビュー 津村記久子『八番筋カウンシル』
むちゃくちゃにされた家庭の女の子も男の子も、やりたいように生きていく話にしたかった。 今年1月に『ポトスライムの船』で第140回芥川賞を受賞したばかりの津村記久子さんが、受賞第一作の書き下ろし『八番筋カウンシル』を上梓した。といっても、構想は2年前からあった。描かれるのは、自身も馴染みのある商店街を舞台にした世代間の対立とその変化。「すごく書きたかったものを書いた」という本書には、新芥川賞作家のさまざまな要素がつまっている。
2008.6.1 きらら熱烈インタビュー 第35回 津村記久子さん
登場人物が増えてしまうので、キャラクターよりプロットを大事にして小説を書いています 第138回芥川賞に「カソウスキの行方」でノミネートされ、いま読書界の注目を集めている作家・津村記久子さん。「きらら」3月号に掲載した「芥川・直木賞」座談会でも、書店員さんたちからは今後の活躍に期待を寄せるコメントが続出した。
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