犬に関連する小説ニュースまとめ
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2021.8.6 【今週はこれを読め! ミステリー編】抜群におもしろいジェローム・K・ジェロームの幻想奇譚短篇集『骸骨』
ジェローム・K・ジェロームの短篇集が翻訳されるなんて。
2021.5.28 作家の読書道 第229回:蛭田亜紗子さん
2008年に第7回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞、10年に『自縄自縛の私』(受賞作「自縄自縛の二乗」を改題)を刊行してデビューした蛭田亜紗子さん。現代人の日常を描く一方で、『凜』では大正期、開拓時代の北海道を舞台に過酷な環境を生きる男女を描き、最新作『共謀小説家』では明治期に小説執筆にのめりこんだある夫婦の話を描くなど、幅広い作風で活躍中。では蛭田さんが親しんできた作品とは? リモートでたっぷりおうかがいしました。
2021.5.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】九歳の少年が出会う苛酷な世界『ブート・バザールの少年探偵』
少年が出会った世界には光が降りそそいでいたか。それとも。
2021.4.14 「2021年本屋大賞」決定!! 大賞は町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 全ノミネート作の順位を発表!
全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2021」の受賞作が4月14日(水)決定した。
2021.2.27 作家の読書道 第226回:酉島伝法さん
2011年に「皆勤の徒」で第2回創元SF短編賞を受賞、造語を駆使した文章と自筆のイラストで作り上げた異形の世界観で読者を圧倒した酉島伝法さん。2013年に作品集『皆勤の徒』、2019年に第一長編『宿借りの星』で日本SF大賞を受賞した酉島さんは、もともとイラストレーター&デザイナー。幼い頃からの読書生活、そして小説を書き始めたきっかけとは? リモートでお話をおうかがいしました。
2021.2.19 【今週はこれを読め! ミステリー編】フィルム・ノワールのような警察小説『刑事失格』
一言で表すなら、フィルム・ノワールの気配をまとった警察小説である。
2021.1.21 気になる大賞はどの作品に!?「2021年 本屋大賞」ノミネート10作品発表!
2021年1月21日(木)、全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2021年本屋大賞」のノミネート作品が発表された。大賞の発表は、4月14日(水)。
2020.12.1 【今週はこれを読め! SF編】21世紀最初の十年紀を飾った注目のSF短篇を収めたアンソロジー
待望の2000年代傑作選である。十年ごとに区切ってのSF傑作選(英語で発表された作品を対象としたもの)は、中村融・山岸真編『20世紀SF』1~6(1940年代から90年代)、小川隆・山岸真編『80年代SF傑作選』、山岸真編『90年代SF傑作選』があり、本書はそれらを踏まえての企画である。
2020.8.18 【今週はこれを読め! SF編】14歳の少女にして宇宙船、戦争と人命救助のスペース・オペラ
2018年度英国SF協会賞受賞作。複数の語り手が入れ替わりながら、銀河規模での歴史的事件が語られる。邦題の「ウォーシップ・ガール」とは、その語り手のひとり、宇宙船のAI〈トラブル・ドッグ〉のことだ。このAIのベースは人間と犬に由来し、バーチャル保育環境下で意識が構築された。元々は軍用だったが、戦争中に知的存在の殲滅にかかわったことで、すっかり嫌気がさして退役。現在は、人命救助団体「再生の家」に参加している。
2020.7.15 芥川賞に高山羽根子さんと遠野遥さん 直木賞に馳星周さん
第163回芥川賞と直木賞の選考会が15日開かれ、芥川賞は高山羽根子さんの「首里の馬」と遠野遥さんの「破局」の2つの作品が選ばれました。また、直木賞は馳星周さんの「少年と犬」が選ばれました。
2020.6.27 作家の読書道 第218回:藤野可織さん
不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。
2020.6.16 第163回 芥川賞 直木賞 候補作決まる
第163回芥川賞と直木賞の候補作が発表されました。それぞれ5人の作品が選ばれ、芥川賞は4人が初めて候補になったほか、直木賞は馳星周さんが7回目の候補となりました。
2020.6.3 【今週はこれを読め! エンタメ編】料理をめぐる実力派作家のアンソロジー『注文の多い料理小説集』
新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、このところ何か月にもわたって我々はさまざまな不自由を耐え忍んでいる。
2020.6.2 【今週はこれを読め! SF編】里程標的作品から現代の新鮮作まで、人狼テーマの饗宴
『幻想と怪奇』第2号は、特集「人狼伝説 変身と野生のフォークロア」。
2020.3.23 児童文学作家の手島悠介氏死去
手島 悠介氏(てしま・ゆうすけ、本名秀晴=ひではる=児童文学作家)17日午前0時20分、東京都内の病院で死去、85歳。台湾生まれ。葬儀は近親者のみで済ませた。喪主は妻治子(はるこ)さん。
2020.2.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】染み入るような警察小説『カタリーナ・コード』
染み入るような、という表現はこういう小説のために使うべきなのだろう。
2020.2.4 【今週はこれを読め! SF編】ハイテク廃棄物のディストピア、最周縁から世界を批判する哀しきモンスター
現代中国SFの話題作。サイバーパンクの系譜を引く近未来ディストピアを、アクション・ノワールの味わいに仕上げている。さながらパオロ・バチガルピの好敵手といったところだ。
2020.1.14 【今週はこれを読め! SF編】ラヴクラフトを切歯扼腕させる十六篇
H・P・ラヴクラフトの系譜に連なるフィクションは、ひとつの文芸ジャンルを形成するほどである。ご本尊はその気はなかったのだろうけれど、彼の死後、オーガスト・ダーレスによって体系化された「クトゥルー神話」が、合い言葉さえ唱えればだれでも入会できる結社というか、わかりやすいアイテムに満ちた二次創作製造エンジンのようなもので、それが自走的に機能しているのだ。
2019.11.10 【今週はこれを読め! ミステリー編】『生者と死者に告ぐ』の執拗な語りに唸る!
あれあれ、ネレ・ノイハウスってこんなにおもしろかったけ。
2019.10.7 【今週はこれを読め! ミステリー編】失われた人生のシークエンスを探す冒険行『戦下の淡き光』
こんなことが本当に起こりえたのかという人生の瞬間についての小説だ。
2019.9.21 【今週はこれを読め! ミステリー編】何が起こるかわからない『11月に去りし者』
小説は思いがけないことが起こるからおもしろい。
2019.9.5 すばる文学賞に高瀬隼子さん
第43回すばる文学賞(集英社主催)は4日、東京都在住の大学職員、高瀬隼子さん(31)の「犬のかたちをしているもの」に決まった。
2019.8.5 【今週はこれを読め! ミステリー編】麻薬戦争の真の敵に直面する『ザ・ボーダー』
いつも怒っている。
2019.7.20 【今週はこれを読め! ミステリー編】スウェーデン発の歴史ミステリー『1793』
今ここにいる自分の当たり前が、違う場所、違う時間では当たり前ではないことを小説は気づかせてくれる。
2019.7.12 【今週はこれを読め! ミステリー編】『IQ2』が拓くフェアネスの物語
犯罪小説の新しい潮流が来ている。
2019.5.31 【今週はこれを読め! ミステリー編】エリスンの内面が浮かび上がる短篇集『愛なんてセックスの書き間違い』
人の心を覗き込むと、そこにはこういう景色が広がっているのだろうと感じさせられた。
2019.5.28 【今週はこれを読め! SF編】感覚情報翻訳者が活躍する凝った構成のミステリ連作
デビュー作『風牙』につづく、《感覚情報翻訳者(インタープリンタ)》シリーズ。感覚情報翻訳者とは、レコーディングされた記憶に潜行(ダイブ)して、そのままではノイズのかたまりのようなデータを、意味のある映像へ成形するプロフェッショナルである。誰でもできる技術ではなく、生まれもっての資質が問われる。HSP(ハイパー・センシティブ・パーソン)と呼ばれる共感能力だ。この物語の主人公である珊瑚はグレード5。百万人にひとりしかいないトップレベルの能力者だ。
2019.5.24 【今週はこれを読め! ミステリー編】"世界一優秀な探偵"コール&パイク登場『指名手配』
あなたの世界にかぎ裂きができてしまい、涙にくれているとする。
2018.12.13 【今週はこれを読め! ミステリー編】破滅の作家ブッツァーティの短篇集『現代の地獄への旅』
ある日うっかり地獄行き。
2018.11.20 【今週はこれを読め! SF編】他者の記憶、自分の輪郭、宿痾もしくは恩寵としての共感
第五回創元SF短編賞を受賞した「風牙」からはじまる連作集。風牙(ふうが)というのは作中に登場する犬(ラブラドール・レトリーバー)の名前である。しかし、実体があるわけではない。記憶のなかにいる犬である。少年がペットショップで出逢った、可愛い一匹。これから仲良しになるんだ。おじいちゃんが買ってくれて、風牙の名もおじいちゃんがつけた。
2018.11.11 【今週はこれを読め! ミステリー編】北アイルランド一匹狼刑事シリーズ第二弾『サイレンズ・イン・ザ・ストリート』
出勤時、すべての警察官が車の底に爆弾がとりつけられていないか確認する。そしてけっこうな頻度で実際に爆弾を発見してしまい、失禁しながら処理班を呼ぶことになる。
2018.11.7 【今週はこれを読め! エンタメ編】町田康の素晴らしき猫作品集『猫のエルは』
前回に続き、猫本を。昨年だったか、"統計を取り始めて以来初めて、犬よりも猫の方が多く飼われるようになった"的なニュースに目を引かれた。
2018.9.22 作家の読書道 第198回:久保寺健彦さん
7年ぶりの長篇『青少年のための小説入門』が話題となっている久保寺健彦さん。この新作小説にはさまざまな実在の名作が登場、久保寺さんご自身の読書遍歴も投影されているのでは? 聞けばやはり、幼い頃から本の虫だったようで――。
2018.7.6 【今週はこれを読め! ミステリー編】正義の探偵小説にして相棒小説『IQ』登場!
これは探偵という祈りについて書かれた小説だ。
2018.5.9 【今週はこれを読め! エンタメ編】救われ救う短編集〜小嶋陽太郎『放課後ひとり同盟』
崩壊しそうな家庭に息が詰まりそうで、空に向かって足を蹴り上げ続ける。心と体の性別が一致せず、タールのような黒い液体が湧いてくる気がする。家庭に自分の居場所を見つけられず、実の母や義理の妹や飼い犬にまで反発を感じずにいられない。自分を助けてくれた同級生に似た女の子を探しながら生きている。兄や友だちの体の中に渦巻く黒いぐるぐるが見えてしまう。すべて『放課後ひとり同盟』に収録された5つの短編における、悩める登場人物たちのことだ。
2018.5.1 【今週はこれを読め! SF編】皇国の欺瞞、ナチスの残虐、アメリカの矛盾
第二次世界大戦で枢軸側が勝利し、アメリカが太平洋側の日本合衆国(USJ)と大西洋側のナチス領の分割され、両者のあいだで武力衝突を含む緊張が続いている。
2018.4.24 日本ホラー小説大賞、2作品を発表
第25回日本ホラー小説大賞(KADOKAWAなど主催)が24日発表され、大賞に秋竹サラダさん(26)の「魔物・ドライブ・Xデー」と福士俊哉さん(58)の「ピラミッドの怪物」に決まった。
2018.4.17 小説もエッセイも笑って泣ける感動作揃い! 西加奈子おすすめ12作品
直木賞作家・西加奈子待望の短編集『おまじない』(筑摩書房)が2018年3月2日に出版される。自身も関西で育ち、人情や愛憎の色濃い関西を舞台としたものが多い作品の数々には、引き込まれるように笑って読み進めながらも、クライマックスで人々の深い愛情に触れ、思わず涙するものも多い。本ページでは、そんな中からおすすめ作品の魅力をぎゅっと絞って紹介したい。
2018.3.26 【今週はこれを読め! ミステリー編】探偵VS殺し屋夫婦の変幻自在ミステリー『アベルVSホイト』
自分の右手と左手が勝手にじゃんけんを始めてしまったような感じ。
2018.3.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】心に鎧をまとった男の長い旅『マイロ・スレイドにうってつけの秘密』
子供のころ、一日には良いことと悪いことが同量含まれているのだと信じていた。
2018.3.6 【今週はこれを読め! SF編】盆暗にして繊細、くだらないからこそ輝く、宮内悠介の短篇集
宮内悠介の短篇集。純文学作品ではすでに『カブールの園』『ディレイ・エフェクト』という二冊の短篇集があるが、SFもしくはミステリの短篇集としてはこれが最初の一冊となる。厳密に言うと、『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』『彼女がエスパーだったころ』『スペース金融道』『月と太陽の盤』は短篇連作を一冊にまとめているので、書誌的には短篇集なのだけど、現在の出版慣習では長篇とほぼ同等の扱いだし、読者もそのように受容している。
2018.3.1 吉川英治文学賞に帚木蓬生氏
第52回吉川英治文学賞は帚木蓬生氏の「守教(上・下)」(新潮社)に決まったと、吉川英治国民文化振興会が1日発表した。
2018.1.24 作家の読書道 第190回:滝口悠生さん
野間文芸新人賞受賞作『愛と人生』や芥川賞受賞作『死んでいない者』をはじめ、視点も自在、自由に広がっていく文章世界で読者を魅了する滝口悠生さん。実は小さい頃はそれほど読書家ではなかったという滝口さんが、少しずつ書くことを志し、小説のために24歳で大学に入り学び、やがてデビューを決めるまでに読んで影響を受けた作品とは? その遍歴も含めて、たっぷりと語っていただきました。
2018.1.6 【今週はこれを読め! ミステリー編】幻想作家ブッツァーティの短篇集『魔法にかかった男』
何年前の「このミステリーがすごい!」だったか、これまで邦訳されたミステリー短篇のベスト5を挙げよ、というアンケートをもらった。
2017.11.21 【今週はこれを読め! SF編】ロンドンの闇のなかで繰り広げられる、神話世界のゲーム
ロンドンの闇にうごめく異形の存在がいる。気ちがい(クレイジー)ジルと呼ばれる魔女、数多くの避雷針がある農家を拠点とする博士(グッド・ドクター)、霊廟に眠るマントを羽織った伯爵、月に煩わされる狼戦士(ヴルフサーク)ラリー・タルボット、そしてルーン文字が彫りこまれた刃物を使うジャック。
2017.11.18 阿部和重×伊坂幸太郎「私小説として読んでいただいてもいい。僕ら二人が世界を救ったんです!」奇跡の合作小説『キャプテンサンダーボルト』待望の文庫化!
純文学のフィールドで活躍する阿部和重と、エンターテインメント小説界の雄として知られる伊坂幸太郎。二人が合作小説『キャプテンサンダーボルト』を電撃刊行したのは、2014年11月のことだった。本屋大賞にもノミネートされ話題を集めた同作がこのたび、上下巻の文庫版に。この機会に改めて、合作の成果を二人にうかがい、胸を張ってもらった。
2017.10.19 【書評】『つぼみ』宮下奈都
30代半ば、身内と愛犬が3年の間に相次いで亡くなり、仕事にも行き詰まりを感じ、打ちのめされていた時期がありました。その頃に出会った『スコーレNo.4』は、私をゆるやかに再生へと導いてくれた作品でした。ひとりの少女が大人へと成長する過程がとても丹念に描かれたこの物語を読み終えたとき、当時暗闇だった胸の奥底に、小さく明かりが灯ったように感じたのを思い出します。
2017.8.22 【今週はこれを読め! SF編】人類補完機構よりも古くから伝わる信仰、そして愛としあわせの物語
コードウェイナー・スミスのSF短篇をすべてまとめる《人類補完機構全短篇》も、この巻でぶじ完結。先行する二巻、『スキャナーに生きがいはない』と『アルファ・ラルファ大通り』は本欄でも紹介をしている。
2017.8.7 召喚されたと思ったら、食べるだけでレベルアップ!? おバカな駄女神と異世界チート生活! 異世界転移系×食のラノベ登場!
近年、アニメや漫画、ラノベで大量発生している異世界転移もの。
2017.6.28 【今週はこれを読め! エンタメ編】「先生」の手紙をめぐるミステリー〜吉田篤弘『遠くの街に犬の吠える』
我々はふだん言葉を使って意思の疎通を図る。声に出して話す場合もあるし、手紙やメールで文字にして送る場合もある。
2017.6.21 作家の読書道 第184回:朝比奈あすかさん
2006年に『憂鬱なハスビーン』で群像新人文学賞を受賞してデビュー、以来、現代社会のなかでいきる大人の女性の姿から少年や少女の世界まで、さまざまな設定・テーマで作品を発表している朝比奈あすかさん。その作風の幅広さは、幼い頃からの幅広い読書体験、さらには一時期アメリカに住んでいた頃の体験が影響している模様。ではその具体的な作品・作家たちとは?
2017.6.8 謎多き作家ボストン・テランインタビュー
『神は銃弾』『音もなく少女は』といった傑作で日本で多くのファンを獲得しているボストン・テラン。
2017.5.18 「記者小説」に相次ぎ文学賞
2000年代半ば、新聞記者を描く小説といえば、日航ジャンボ機墜落事故を題材にした横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」だった。
2017.5.17 作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道
作家の読書道 第183回:芦沢央さん
2017.4.19 作家の読書道 第182回:塩田武士さん
グリコ・森永事件に材をとった『罪の声』で話題をさらった塩田武士さん。神戸新聞の記者から作家に転身した経歴の持ち主と思ったら、実は学生時代からすでに作家を志望していたのだそう。大阪でお笑い文化に多大な影響を受けながら、どんな小説に魅せられてきたのか。影響を受けた他ジャンルの作品にもたっぷり言及してくださっています。
2017.4.12 千葉文学賞に凪野さん 児童は中村さん 3賞最終選考会、25日授賞式
小説、随筆の優れた書き手の発掘を目指す2016年度千葉文学三賞(千葉日報社主催、県・県芸術文化団体協議会後援)の最終選考会が11日、千葉市内のホテルで行われ、第60回千葉文学賞に我孫子市、無職、凪野笙子さん(67)の「ホタル」、第58回千葉児童文学賞に野田市、マッサージ師、中村和子さん(65)の「走れ アンディー!」が選ばれた。
2017.3.27 「はじまりの季節」に前向きな力を与えてくれる1冊。芥川賞作家が贈る、18のユニークな道標
2017年3月5日初版第一刷発行。そう巻末に記載されている『ぼくの死体をよろしくたのむ』(川上弘美/小学館)は、雑誌上で川上弘美が執筆した計18のストーリーを収録した短編小説集です。
2017.3.16 満場一致で≪大賞≫受賞!! 第2回角川文庫キャラクター小説大賞受賞作がついに発売!! お仕事×警察×ファンタジー!
『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(澤村御影/角川文庫)は、第2回角川文庫キャラクター小説大賞≪大賞≫として、選考会満場一致で選ばれた期待作だ。
2017.1.27 累計100万部突破! 続きが気になる……! 毒舌イケメン陰陽師とちょっと抜けてる狐耳高校生のハートフル小説最新刊はもう読んだ!?
面白くて一気読みしてしまった! マンガならいざ知らず、そして上下巻の小説ならまだしも、「既刊9冊を一気に読んでしまう」のは初めての体験だったので、自分でも戸惑っている……ゆるくも笑える話と、キャラクターたちの絡みがじわじわとクセになっていき、ページをめくる手を止められなかった。
2017.1.22 藤沢周平の小説草稿発見 一茶を題材、「遊びの精神」も
「たそがれ清兵衛」「蟬(せみ)しぐれ」などで知られる時代小説作家で、今月26日に没後20年を迎える藤沢周平(1927~97)の未発表小説の草稿が見つかった。
2016.12.28 "遊び"に人生をかける"怪物"たち! 岸田繁(くるり)、前田敦子、綿矢りさを魅了した犬童一心の初小説『我が名は、カモン』
「ジョゼと虎と魚たち」、「のぼうの城」など数々の名作映画を手がけた映画監督・犬童一心の初小説『我が名は、カモン』が2016年12月20日(火)に発売された。
2016.10.5 文学館が異色コラボ、若者狙い文豪キャラ漫画と
「文豪ストレイドッグス」
2016.9.30 「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」大人グルメファンタジー『異世界食堂』コミカライズ&アニメ化企画進行中に大反響!9月30日には待望の第3巻発売
インターネット上の小説投稿サイト「小説家になろう」で人気を得て、ノベライズ化、コミカライズ化、さらにアニメ化企画も進行中の『異世界食堂』が「こんなに食い物が美味そうに描かれている話は初めて読んだ!!」「よくこんなのを無料で公開しているなぁ…」「白ご飯を食べながら読むとさらにおいしい」「とんでもない飯テロ小説が登場しやがった…」と大きな話題となっている。
2016.9.21 船橋描いた小説を映画化 「きらきら眼鏡」
船橋市出身・在住の作家森沢明夫さん(47)が地元を舞台に描いた小説「きらきら眼鏡」が映画化され、二〇一八年夏に公開される。
2016.9.14 【今週はこれを読め! エンタメ編】小説もエッセイも楽しめる嬉しい一冊〜柳広司『柳屋商店開店中』
幼少の頃よりスパイに憧れの気持ちを抱いていた私にとって(このあたりのいきさつにつきましては、よろしければ2014年11月第2週や15年3月第2週のバックナンバーをお読みになってみてください)、『ジョーカー・ゲーム』(角川文庫)シリーズはまさにどストライクの作品群。
2016.9.13 『GOSICK』『心霊探偵八雲』に続け! 第2回「角川文庫キャラクター小説大賞」決定
物語の面白さと魅力的なキャラクターを兼ね備えた、新たな作家を発掘する「第2回 角川文庫キャラクター小説大賞」の選考会が2016年9月7日(水)に行われ、206作品の応募の中から受賞作が決定した。
2016.9.6 谷崎の創作ノート全容、初公開…幻の小説構想も
生誕130年を迎えた作家、谷崎潤一郎(1886~1965年)の創作ノート類9冊とメモ2点の全容が判明し、8日発売の「谷崎潤一郎全集」(中央公論新社)25巻で初公開される。
2016.8.31 金なし地位なし甲斐性なしの野良犬騎士と小さな魔女が出会って…? 「小説家になろう」発正道ファンタジー!
小説投稿サイト「小説家になろう」発といえば、いわゆる「異世界転生モノ」を思いうかべるひとは多いかもしれないが、投稿作には正道なファンタジー作品も少なくない。
2016.8.20 倉田英之氏インタビュー
第十二巻発売記念! いま明かされる『R.O.D.』創作秘話
2016.8.11 【今週はこれを読め! エンタメ編】不思議で"あるある"なご近所ストーリー〜川上弘美『このあたりの人たち』
斜め前は、飼い猫もそうでない猫もたくさん集まってくる猫屋敷と呼ばれるおうち。正面は、新しくて大きな家。
2016.8.10 【今週はこれを読め! エンタメ編】不思議で"あるある"なご近所ストーリー〜川上弘美『このあたりの人たち』
斜め前は、飼い猫もそうでない猫もたくさん集まってくる猫屋敷と呼ばれるおうち。
2016.7.26 【今週はこれを読め! SF編】テクノロジーのなかの自由、祝祭的高揚のなかで暴力的に世界を毀損する
冒頭の情景が印象的だ。主人公のひとりドクター・ラングが、医学部の講義に出かける前に、高層マンション二十五階にある自室のバルコニーで電話帳を燃やした火のそばにすわり、ジャーマン・シェパードの尻肉を食っている。
2016.6.28 【今週はこれを読め! SF編】幸福のための不完全性、本物の感情を奏でるいにしえの物語
全三冊となる人類補完機構全短篇の第二巻。最終巻『三惑星の探求』には《補完機構》の枝篇(いちおう同じ歴史線だが別個のシリーズ)《キャッシャー・オニール》と《補完機構》以外の短篇が入るので、ふつうの意味での《補完機構》はこの『アルファ・ラルファ大通り』で大詰めを迎える。
2016.6.23 【エンタメ小説月評】神はどこにいるのか
なあ、君の人生はそれでよかったのかい? 東山彰良『罪の終わり』(新潮社)を読み終えた時、主人公のナサニエル・ヘイレンにそう問いかけたくなったのは、彼の人生は誰のためにあったのか、と思ったからだった。
2016.6.22 【今週はこれを読め! エンタメ編】ワケあり家族の短編集〜奥田亜希子『ファミリー・レス』
「シュガーレス」とは糖類を含まないこと。「ホームレス」とは住む家がない人。「セックスレス」とはカップルの間で性交渉のない状態。では、「ファミリー・レス」とは何なのか?
2016.6.7 【今週はこれを読め! SF編】竜の神話と生物学のロジック、篠田節子のサイエンス・フィクション
篠田節子はこれまでも、毒性を有する変異カイコが猛威をふるう『絹の変容』、新種日本脳炎を媒介する軟体動物が蔓延る『夏の災厄』と、描線がくっきりとしたパニックSFを送りだしてきた。『竜と流木』はそれらにつづく最新作である。人間に仇なす生物の量感でみれば、こんかいはほとんど怪獣小説といってよい。
2016.5.31 「ばーっと読めて、わーっと楽しめるそんな小説を目指しました」第2回「本のサナギ賞」大賞作品『ウンメイト』
全国の書店員と本好きが選ぶ新人小説賞「本のサナギ賞」。第2回目となる開催で大賞に選ばれた作品『ウンメイト』が、2016年6月16日(木)に発売される。
2016.4.15 次第に変異していく夫に取り込まれていく妻! おかしみと不気味さが奇妙な味を奏でる芥川賞受賞作
『異類婚姻譚』(本谷有希子/講談社)は、『死んでいない者』と共に第154回芥川龍之介賞を受賞した中編小説である。
2016.4.15 【今週はこれを読め! ミステリー編】初めてでもマニアでも楽しい警察小説の金字塔
現代スウェーデン・ミステリーの産みの親というべきマイ・シューヴァル&ペール・ヴァールーが手がけた〈刑事マルティン・ベック〉シリーズは、その後の北欧圏の後続作家に多大な影響を及ぼした。
2016.3.18 「予告だけで泣けてしまうのだが」 岩田剛典&高畑充希主演映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」に期待大!
映像化が相次ぐ作家・有川浩(ありかわ ひろ)の累計80万部突破の恋愛小説『植物図鑑』が、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」とのタイトルで実写映画化、2016年6月4日(土)より公開される。
2016.3.9 【今週はこれを読め! エンタメ編】"動物名"作家大集合のアンソロジー『どうぶつたちの贈り物』
よほどの厳粛さを求められる場面でない限り、個人的には"隙あらばボケる"という姿勢を好ましく思う。
2016.3.9 異なるタイプの5人のイケメンに胸キュン! イケメン読者モデルたちによる連載企画「恋愛相談部」が小説化
恋する女の子を応援するウェブマガジン『魔法のiらんどMAGAZINE』内の人気読者モデルユニットによる連載企画「恋愛相談部」を小説化した、『放課後恋愛相談部! つべこべ言わずに相談しろよ。』が2016年3月25日(金)に発売される。
2016.3.7 <織田作之助賞>堂垣園江さん、三浦しをんさんら表彰
第32回織田作之助賞(大阪市・大阪文学振興会・関西大学・パソナグループ・毎日新聞社主催、一心寺・ルーブル書店協賛、三田文学会特別協力)の贈呈式が7日、大阪市中央区の綿業会館で開かれた。
2016.3.1 2次創作公認の小説投稿サイト「カクヨム」オープン レーベル公式アカウントで試し読みも
KADOKAWAとはてなの小説投稿サイト「カクヨム」がオープン。投稿作品の閲覧が可能になった。
2016.2.9 書評:異類婚姻譚 [著]本谷有希子 - 本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
■夫婦を冷徹に見通す普遍性
2016.1.12 【今週はこれを読め! SF編】騎士になる「ぼく」が負うもの──天上界の魔法、地下境の記憶、ひとの世の名誉
第一部が『ナイト』で、第二部が『ウィザード』。いちおう別々のタイトルがついているが、実際はひとつらなりの物語だ。
2016.1.7 2016年に映像化してほしいエンタメ小説10選!
加藤シゲアキ著『ピンクとグレー』や夢枕獏著『神々の山嶺』(ともにKADOKAWA刊)など、2016年も人気小説を実写化した映画・ドラマの公開&放映が目白押しだ。
2015.12.15 電撃文庫『誰も教えてくれなかった 無職から英雄の仲間の商人になる方法』は金の力で魔王を倒しちゃう商人の話
蝉川タカマル先生が執筆する電撃文庫『誰も教えてくれなかった 無職から英雄の仲間の商人になる方法』の紹介記事をお届けします。
2015.12.9 <織田作之助>「青春賞」と「U-18賞」決まる
大阪生まれの作家、織田作之助(1913~47年)にちなんだ「第32回織田作之助青春賞」と、主に中学・高校生を対象に昨年創設した「織田作之助U-18賞」の受賞者が9日発表された。
2015.12.9 ライトノベルの今がわかる! 話題沸騰の大人気ラノベからヒット目前の新作ラノベまでを一挙紹介した『このライトノベルがすごい!2016』
年間1000冊以上もの新刊が出版されているライトノベル。
2015.12.5 ハルチカ:アニメ化も話題のミステリー小説を原作者・初野晴が語る 「里見八犬伝」の影響も
初野晴さんのミステリー小説「ハルチカ」シリーズ(KADOKAWA)が原作のテレビアニメ「ハルチカ~ハルタとチカは青春する~」が2016年1月にスタートする。原作は、主人公と同世代の高校生以外にも、40、50代のファンも多いという人気シリーズで、放送前から注目を集めている。原作者の初野さんにアニメへの思いや執筆について聞いた。
2015.12.3 週刊文春ミステリーベスト10 2015年【国内部門】第1位は『王とサーカス』
今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。
2015.11.20 きらら熱烈インタビュー 第127回 翔田 寛 さん
謎が解き明かされていく道筋が一本道だとつまらない。何度もどんでん返しが起こって、最後に意外な結末にしました。
2015.11.20 荻原規子、上橋菜穂子ら絶賛! 『一瞬の風になれ』著者の新作は、神社が舞台の青春ファンタジー
特別になりたい、と願ったことはありませんか?
2015.11.2 西加奈子「どの瞬間が欠けても、今の私はいなかったんだなあと思う」
作家デビュー10周年記念作『サラバ!』での直木賞受賞が記憶に新しい西加奈子さん。
2015.10.30 電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』は敵もヒロインもみんな中二病!?
翡翠ヒスイ先生が執筆する電撃文庫『もう中二病でもいいもんっ!』の紹介記事をお届けします。
2015.10.24 異世界の"食"を描いた作品が人気 ―垣間見えるファンタジーの世界のお食事事情
アニメやライトノベルの世界で今、異世界が熱い! 本屋に行けば何かしら「異世界の~」と名のついた本が売られている。その異世界ものの流れは料理を題材にした小説や漫画の世界にも流れている。
2015.10.21 20~30代の小説偏愛者向け新文庫レーベル「講談社タイガ」刊行開始、電子版も同時配本
株式会社講談社は20日、新たな文庫レーベル「講談社タイガ」の刊行を開始したと発表した。「日々の生活に小説がなくてはならない小説偏愛者のために、エンターテインメント小説の新スタンダードとなるべく」創刊したものだとしており、メインターゲットは20~30代。
2015.10.20 きらら著者インタビュー 第87回 大崎 梢さん『空色の小鳥』
最後まで読むと、私らしい小説です。こうきたか! と思ってもらえたら、そして納得してもらえたら嬉しいです。
2015.10.6 本格ミステリー作家・乙一が20年越しで挑んだ 異世界ファンタジー、「アークノア」シリーズ開幕
兄弟そろっていじめられっこのアールとグレイは、不思議な絵本『アークノア』の世界に迷いこんでしまった。[冷凍庫峠][図書館岬][ギロチン渓谷][もどかしい階段の丘][最果ての滝の部屋]……。
2015.10.6 【今週はこれを読め! SF編】ウカレモノの宇宙人、バルセローナを行く
作者のエドゥアルド・メンドサは、1970年代半ばから活躍しているスペインの小説家で、2015年にはフランツ・カフカ賞を受賞している(この賞は2001年より実施されている国際的な文学賞で、これまでフィリップ・ロス、ハロルド・ピンター、村上春樹、ジョン・バンヴィル、アモス・オズ、閻連科らが受賞)。
2015.9.24 綾辻行人・京極夏彦・辻村深月がキャラクター化!?『文豪ストレイドッグス』外伝で大活躍!
累計170万部を突破し、アニメ化も決定した異能バトルアクションコミック『文豪ストレイドッグス』。その外伝として、綾辻行人・京極夏彦・辻村深月の3人の現役作家が登場する連載が、2015年10月7日(水)発売の角川キャラクター小説マガジン『小説屋sari-sari』10月号よりスタートする。
2015.9.22 【今週はこれを読め! SF編】新しい笑いの境地をSFに切り拓いた田中啓文の話芸に酔う
田中啓文の"笑い"は独特だ。そろそろ本気でこの独自性を示す言葉を考えたほうがいい。
2015.9.19 その発想はなかった! 「新選組×ゾンビ」小説、5つの見所
映画やドラマをはじめ、アニメやマンガなど様々なメディアで登場する『新選組』。
2015.8.14 【今週はこれを読め! ミステリー編】「虚栄心」を活写するルース・レンデル『街への鍵』
2014年11月にP・D・ジェイムズが亡くなり、あれあれ、と思っているうちにルース・レンデルが脳卒中で倒れたというニュースが伝わってきた。5月2日、永眠。享年85である。この2人は英国ミステリー界のツートップとして長年君臨してきた。その両巨頭が一気に鬼籍に入ってしまったわけで、さすがに淋しさを禁じえない。
2015.7.24 『魔界貴族のなつやすみ』はピュアな恋と田舎生活に癒される、ワケありラブコメ!【電撃文庫新作紹介】
哀川 譲先生が執筆する電撃文庫『魔界貴族のなつやすみ』の紹介記事をお届けします。
2015.7.15 作家の読書道 第162回:木下昌輝さん
デビュー単行本『宇喜多の捨て嫁』がいきなり直木賞の候補となり、新しい歴史エンターテインメントの書き手として注目される木下昌輝さん。第二作の『人魚ノ肉』は、幕末の京都で新撰組の面々がなんと化け物になってしまうというホラーテイストの異色連作集。その発想や文章力、構成力はどんな読書生活のなかで培われたものなのか?
2015.6.30 書評:女たち三百人の裏切りの書 [著]古川日出男 - 蜂飼耳(詩人・作家)
■改竄された「源氏」、「現代」映す物語の妙
2015.6.17 作家の読書道 第161回:磯﨑憲一郎さん
2007年に文藝賞を受賞して作家デビュー、2009年には芥川賞を受賞。意欲的な作品を発表し続けている磯﨑憲一郎さん。叙事に徹した日本近代100年の物語『電車道』も話題に。時間の大きな流れの中で生きる人々をとらえたその作品世界は、どんな読書生活から育まれていったのか? 商社に勤めながら40歳を前に小説を書きはじめた理由とは?
2015.6.15 『谷崎潤一郎全集』 評・若松英輔
新時代開いた作家の全貌
2015.6.12 【今週はこれを読め! ミステリー編】日常にもやもやしている人は『エンジェルメイカー』を読め!
2014年は、世界を席巻するニック・ハーカウェイ旋風が日本に到着した記念の年である。
2015.5.26 こと葉さん(倉吉)輝く とっとり文学賞
「第2回とっとり文学賞」(新日本海新聞社、政経レポート主催、中央印刷特別協賛)の最終審査会が25日までに、鳥取市内で開かれ、倉吉市のこと葉さん(35)の小説「アウトサイダー」が文学賞に決まった。
2015.5.20 作家の読書道 第160回:薬丸岳さん
005年に『天使のナイフ』で江戸川乱歩賞を受賞、以来少年犯罪など難しいテーマに取り組む一方で、エンタメ性の高いミステリも発表してきた薬丸岳さん。
2015.5.13 『魔探偵(ウォーロック)×ホームズ』の舞台はファンタジー世界のイギリス! 【電撃文庫新作紹介】
多宇部貞人先生が執筆する、電撃文庫『魔探偵(ウォーロック)×ホームズ』の紹介記事をお届けします。
2015.5.2 自称・宇宙人のヘンテコさに笑って泣く ―三島由紀夫が書いたUFO小説のぶっ飛んだ中身とは?
三島由紀夫はUFOマニアだった。
2015.4.27 金田一耕助 誕生祝う…岡山・倉敷
岡山県倉敷市真備町岡田の横溝正史疎開宅で25日、名探偵・金田一耕助の誕生会と銘打ったイベントが開かれた。
2015.4.22 【今週はこれを読め! エンタメ編】理系キャラが出版社で大奮闘!〜向井湘吾『リケイ文芸同盟』
第34回記念だった2回前の本コーナーで、「同じ著者の小説を二度取り上げるのは朝倉かすみ氏が初めて」と告知させていただいた。
2015.4.21 【今週はこれを読め! SF編】空飛ぶ聖女リータ、重力おかまいなしの想像力ブッツァーティ
こんな傑作がまだあったのか! 恐るべしブッツァーティ!
2015.4.13 「ブリキの太鼓」作家ギュンター・グラス氏死去
DPA通信によると、小説「ブリキの太鼓」など現代社会を鋭く風刺する作品で知られるドイツのノーベル賞作家ギュンター・グラス氏が13日、独北部リューベックの病院で死去した。87歳。
2015.3.16 【今週はこれを読め! ミステリー編】『ザ・ドロップ』に犯罪小説の真髄を見た!
これぞ犯罪小説、という長篇を読んでしまった。
2015.3.9 【今週はこれを読め! ミステリー編】タイの犯罪報道記者ジム・ジュリー登場!
ジム・ジュリーは1年前まで「チェンマイ・メール」の犯罪報道記者だった。
2015.3.6 よしもとばなな流46この幸福論。"どんな境遇にあっても、幸せを数える方法"
人は、つい幸せな時とそうじゃない時があると思いがちだ。「友が皆 我より偉く見ゆる日よ 花を買ひ来て妻と親しむ」と詠んだのは石川啄木だけれど、逆境にあってこそしみじみと感じられる幸せもある。
2015.1.29 黒羽朽葉先生最新作『お嬢様の幸せは理想郷の果てに』はおしりがキーワード!?【電撃文庫新作紹介】
黒羽朽葉先生が執筆する、電撃文庫『お嬢様の幸せは理想郷の果てに』の紹介記事をお届けします。
2015.1.10 『狼と香辛料』の支倉凍砂先生最新作『WORLD END ECONOMiCA I』は金融冒険青春活劇!【電撃文庫新作紹介】
■青春×月面×金融! 『狼と香辛料』『マグダラで眠れ』の支倉凍砂が贈る、金融冒険青春活劇!
2014.12.29 上橋菜穂子が国際アンデルセン賞作家賞 しりあがり寿が紫綬褒章の快挙!【出版ニュース2014】
3月24日に『精霊の守り人』などのファンタジー小説作家・上橋菜穂子が児童文学のノーベル賞とまでいわれる国際アンデルセン賞の作家賞を受賞。日本では1994年のまど・みちお以来、2人目の快挙となった。
2014.12.27 [回顧2014]エンターテインメント小説…際立つベテランの力
エンターテインメント小説では、ベテランの底力に改めて触れる年となった。
2014.12.26 魂が宿る本とは!? 不思議な古本屋を舞台にした物語 第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞受賞作決定!
第2回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞の大賞受賞作が、三萩せんや氏による「裏道通り三番地、幻想まほろば屋書店」に決定した。三萩氏には賞金100万円が贈られる。
2014.12.24 「晩成文学賞」に小森さん 60歳以上の小説対象に新設
60歳以上の人の小説を対象にした「晩成文学賞」(平凡社主催)が創設され、第1回の受賞は長崎県佐世保市の編み物講師、小森京子さん(65)の「浜辺の晩餐(ばんさん)」に決まった。
2014.12.24 『TRPG』の素晴らしさは人生のすばらしさ!! 『TRPGしたいだけなのにっ!〈上〉』【電撃文庫新作紹介】
おかゆまさき先生が執筆する、電撃文庫『TRPGしたいだけなのにっ! 異端審問ハ ソレヲ許サズ〈上〉 純血のダークエルフ』の紹介記事をお届けします。
2014.12.18 伊集院静さん「この年で、もらえる賞があるとは」
第18回司馬遼太郎賞に決まった伊集院 静さん 64
2014.12.2 【今週はこれを読め! SF編】不思議の彼方へ行っているのか、一周まわって戻ってきた日常なのか
高山羽根子はヘンな作家だ。「異色短篇」「奇妙な味」をさんざん読みちらかしてきたぼくの感覚だと、その地点からさらに先へ先へと進み一周まわって日常に戻ってきたみたいな気がする。
2014.11.18 【今週はこれを読め! SF編】日常感覚と寓話性で紡がれる「逆さの未来」
その未来では、いろいろなものごとが「逆さ」になっている。
2014.10.2 "児童文学のノーベル賞"受賞作家の物語の生み出し方
2014年、「児童文学のノーベル賞」と称される国際アンデルセン賞・作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。
2014.9.12 『ラストダンジョンへようこそ』の主人公は、昼は高校生、夜は人間どもを駆逐する迷宮の主!?【電撃文庫新作紹介】
周防ツカサ先生による電撃文庫の新刊『ラストダンジョンへようこそ』の紹介記事をお届けします。
2014.9.7 北原白秋の飛躍支えた、貧しくも「尊い時間」紹介
詩人の北原白秋(1885~1942年)が、東京都江戸川区北小岩に暮らしていた1年間を紹介する企画展「小岩時代と童謡の世界『北原白秋』」が、6日から同区篠崎町7の「しのざき文化プラザ」で始まった。
2014.8.28 bestseller's interview 第61回 山田 宗樹さん
出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!
2014.8.26 【史上初! ラノベの名言集】仕事で大切なことはラノベが教えてくれる!?
毎日、同じ仕事の繰り返し。そんな日々で、ライトノベルを読む時間は仕事のストレスを忘れられる唯一の時間という人も多いのではないだろうか。
2014.8.21 冲方丁、人気ライトノベルシリーズ、ついに再始動。 『テスタメントシュピーゲル』最新作がKindle連載で配信開始!
角川書店 ブランドカンパニー
2014.8.12 読書委員が選ぶ「夏休みの一冊」<上>
やっぱり推したい!とっておき
2014.8.8 京極夏彦、中原昌也など出演! 村崎百郎館完成記念祭「全日本鬼畜Night」
2014年4月27日からオープンした、村崎百郎の世界を再現する「村崎百郎館」。そのオープンを記念して2014年8月21日(木)と9月12日(金)に東京・西麻布 新世界にて「村崎百郎館完成記念祭」が開催される。
2014.7.22 【今週はこれを読め! SF編】世界に色を差す細やかな筆致。逆説的な読書家をめぐる謎。
SF史を飾る古典が、伊藤典夫の新訳によって鮮やかによみがえった。
2014.7.15 【今週はこれを読め! SF編】流浪する魂が到達した場所----《ゴーメンガースト》完結篇
マーヴィン・ピークが遺した《ゴーメンガースト》三部作を、夫人のメーヴ・ギルモアが書きついだ第四部。
2014.7.14 本当は深い、児童文学の世界
皆さんは、大人になってから何冊の児童文学を読みましたか?
2014.6.30 有吉佐和子さんブーム再び…「おしゃれ」「快活」新たな一面
作家の有吉佐和子さんが亡くなって今年で30年。
2014.6.30 東京、ローカル本屋10選
学芸大学、吉祥寺、中野などで見つかる、街の本屋
2014.6.18 作家の読書道 第149回:千早茜さん
小説すばる新人賞受賞のデビュー作『魚神』で泉鏡花賞を受賞。当初からその実力を高く評価されてきた千早茜さん。小学生時代の大半をアフリカのザンビアで過ごし、高校時代の頃は学校よりも図書館で過ごす時間が長かったという彼女。その時々でどんな本との出合があったのでしょう? デビューの経緯や、最新刊『男ともだち』のお話も。
2014.6.14 絵本作家のE・ヒル氏死去
エリック・ヒル氏(英国出身の絵本作家)6日、米カリフォルニア州テンプルトンの自宅で死去。86歳。AP通信などが報じた。
2014.6.3 【今週はこれを読め! SF編】動物たちのの物語、心の神話、声の寓話
キジ・ジョンスンは米国SFの注目株。1960年生まれ、88年デビューだから若手とは呼べないが、脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってからで、とくに2009年以降は毎年のようにメジャーなSF賞を射止めている。その彼女の日本で初めての単行本が、この『霧に橋を架ける』だ。オリジナル編集で11篇が収録されている。
2014.5.26 【今週はこれを読め! ミステリー編】"カリブ海のメグレ"を目指す!『ネルーダ事件』
ミステリーは治安の良い民主主義国家のみで発展しうる娯楽である、という説がある。
2014.5.20 きらら著者インタビュー 第70回 丹下健太さん『猫の目犬の鼻』
特別な才能も個性など何も持ち合わせていない、ごく身近に感じられる若い人々のちょっぴり冴えない日常を、そこはかとない可笑しみを湛えながら描写する丹下健太さん。新作『猫の目犬の鼻』の表題作では、一人の少女と、彼女の家の近所に住む野良猫たちの十年が描かれる。女性、そして猫を主役に据えた理由とは……?
2014.5.14 ラノベ作家を目指そう! ライトノベルの登竜門である新人賞を比較してみた
毎週のように新刊が書店に並ぶライトノベル。コミックやアニメに、ラノベ関連のメディアミックスが溢れる時代になりました。
2014.5.3 原田マハの小説「一分間だけ」が日本と台湾の合作で映画化
作家:原田マハの小説が、台湾のトップスター、ピーター・ホーとチャン・チュンニン主演で映画化される。
2014.5.3 若者のリアルな息づかい描く…作家、丹下健太さん(35)
初恋に進学と就職。人生の岐路で、迷い流されながら少女は大人の女になっていく。
2014.4.28 『川の光2 タミーを救え!』 松浦寿輝著 評・小泉今日子(女優)
一緒に冒険したかった
2014.4.25 <7>原田マハ 歩きながら、小説とは別の物語を考える
3月はじめにかけて開かれた「東京国際文芸フェスティバル」に参加した女性作家たちに、&w編集部は10の質問を投げかけました。その答えを紹介します。
2014.4.25 "リア住"(リアル住職)も羨む「さとり教育」とは?
収入も多く、最近では婚活女性からも大人気のお坊さん。そんなお坊さんを、羨ましいと思った人もいるのではないか。
2014.4.25 「モップ!柱時計!コショウ!」の『ダイナマイト刑事』が小説に ─ ノベライズ化が進むレトロゲームの数々
一二三書房は、ライトノベル層をターゲットにしたノベルレーベル「桜ノ杜ぶんこ」から、セガの人気アクションゲーム『ダイナマイト刑事』を原作とした小説「ダイナマイト刑事 BURNING 2020」を出版すると発表しました。
2014.4.18 『問いのない答え』(文藝春秋)&『春のお辞儀』(ふらんす堂)W刊行記念 長嶋有さんミニトーク&サイン会「長嶋有のなんでも質問箱」
人気作家であり、俳人としても活動中で、ブルボン小林名義ですばらしいエッセイも書く長嶋有さんのイベントが、代官山 蔦屋書店でついに開催!小説と句集のW刊行記念です。
2014.4.5 KADOKAWA、秋田盛り上げ県とタッグ
秋田県と出版大手「KADOKAWA」(東京都)が、県内の文化・観光の振興、地域活性化で手を組んだ。
2014.3.20 【新刊レビュー】8000万PVを超えた話題のWeb小説の書籍版『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』 新感覚のストーリー展開にニヤニヤ
書誌情報 どんな本?
2014.3.19 「"世界最後の魔境"群馬県から来た少女」など 「ご当地ラノベ」続々
全国各地の「ご当地ネタ」を盛り込み、ユーモアとともに楽しめるライトノベル(ラノベ)が続々と誕生し、注目を集めている。作品のファンが訪れる"聖地巡礼"の舞台や地元の人に親しまれる存在になることで、地域の活性化に一役買うことも期待されている。
2014.3.15 ライトノベル作家とかマンガ家ってどうすればなれるの?
「あの小説がついにアニメ化!」「あの人気コミックの劇場映画がこの夏公開!」などのフレーズがネットを飛び交い、ファンの期待をふくらませる昨今。
2014.3.13 ラノベはやっぱりハッピーエンドじゃなきゃね! ―ブンガク!【最終回】―
中高生を中心に大人気の「ライトノベル」(通称ラノベ)。
2014.3.10 【書評】『優しい死神の飼い方』 知念実希人著
評・須藤靖(宇宙物理学者・東京大教授)
2014.3.8 東日本大震災から3年―小説家が描くさまざまな「鎮魂と再生」のかたちとは?
東日本大震災発生から丸3年が経とうとしている。
2014.3.8 【文芸月評】突き抜けた空気漂う
主体的な生、取り戻す試み
2014.3.3 第150回芥川賞・直木賞贈呈式 「小説は炭火焼きのような媒体」
第150回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が2月20日、東京都内で行われ、賞を贈られた女性3人がそれぞれに喜びと抱負を語った。
2014.3.1 人気作家らが文学論巡り激論
人気作家を数多く輩出してきた芥川賞と直木賞が、ことしで150回の節目を迎えたことを記念して「芥川賞&直木賞フェスティバル」が東京・丸の内で開かれ、綿矢りささんや道尾秀介さん、宮部みゆきさんなど歴代の受賞作家たちが文学論や創作手法などを巡って議論を繰り広げました。
2014.2.21 「いまだに驚いています」と小山田さん 芥川、直木賞贈呈式
第150回芥川、直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が20日夜、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた。
2014.2.19 作家の読書道 第145回:井上荒野さん
人と人との間に漂う微妙な空気感を丁寧に掬いとる実力派作家、井上荒野さん。
2014.2.17 【今週はこれを読め! ミステリー編】無性に面白く心から恐ろしい『もっと厭な物語』
人の心はあちこちに隙間が空いている。
2014.2.9 【新・仕事の周辺】姫野カオルコ(直木賞作家) 主に似るのは犬だけでない
朝井まかてさんとともに第150回直木賞を受賞し、目下、私の部屋は、まかてさんの『恋歌』のP17-8行目のようになり、喜んでおります。
2014.2.8 好きなものをとことん突き詰めたら電撃小説大賞《大賞》に! 『ゼロから始める魔法の書』の虎走かける先生インタビュー
『ゼロから始める魔法の書』で第20回電撃小説大賞《大賞》を受賞した虎走かける先生のインタビューをお届けする。
2014.2.4 【今週はこれを読め! SF編】揺るぎない良識が裏打ちする機知・諧謔・皮肉。ベスト短篇集ユーモア篇。
コニー・ウィリスは『航路』『犬は勘定に入れません』『ブラックアウト』『オール・クリア』など、起伏と機微に富んだストーリーテリングの長篇作品で日本でも多くのファンを獲得している。
2014.1.29 「ジャンプ×ノベル JUMP j BOOKS」で小説『ひめきぬげ』のWeb連載スタート
集英社が運営する「ジャンプ×ノベル JUMP j BOOKS」で、「ジャンプ小説新人賞 '13Spring」の小説フリー部門で特別賞を受賞した小説『ひめきぬげ』(小森淳一郎)のWeb連載がスタート。
2014.1.24 第150回直木賞受賞作家は、初候補と5回目で受賞と対照的な女性2人
第150回直木賞・芥川賞の選考会が1月26日に築地・新喜楽で開かれ、直木賞は朝井まかての『恋歌』(講談社)と姫野カオルコの『昭和の犬』(幻冬舎)のダブル受賞、芥川賞は小山田浩子の『穴』(新潮社/1月31日発売予定)と決まった。
2014.1.23 出現! "図書館都市"
近田「こんな町おこしもあるんです。」
2014.1.20 【直木賞選考過程と講評】朝井さん「相当の大器」、姫野さん「誰にも似ていない」
姫野カオルコさん「昭和の犬」-「誰にも似ていない小説」
2014.1.16 【直木賞講評】浅田次郎さん「賞がねじふせられた」
第150回直木賞(日本文学振興会主催)は、朝井まかてさん(54)の『恋歌』と姫野カオルコさん(55)の『昭和の犬』の2作に決まった。16日夜、東京・築地の料亭「新喜楽」で選考委員の浅田次郎さん(62)が会見し、選考の経緯について説明した。概要は次の通り。
2014.1.16 芥川賞に小山田浩子さん 直木賞は朝井、姫野さん
第150回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は小山田浩子さん(30)の「穴」(「新潮」9月号)に、直木賞は朝井まかてさん(54)の「恋歌」(講談社)と姫野カオルコさん(55)の「昭和の犬」(幻冬舎)の2作に決まった。
2014.1.11 本だからこそ感じられるものがある! 吉田照美が選ぶエンターテインメントを楽しむ本ランキング
芸能、スポーツ、映画、音楽…エンタメといえど無数にあり楽しみ方は人それぞれ。
2014.1.10 椎名誠、初の電子書籍化~これまでの著作、"完全版"としてシリーズ刊行
まずは「あやしい探検隊 北へ」など5作品
2014.1.5 [とある飛空士への恋歌]空の戦いと恋の物語 人気ラノベのアニメ第2弾あすスタート
飛空士の少年少女の恋と空戦の壮大な物語を描く「とある飛空士への恋歌」が6日から順次スタートする。
2013.12.31 【文芸月評】「人間らしさ」失う不安
自己中心に陥る働き盛り
2013.12.26 【記者ノート】休止の「ファンタジーノベル大賞」
「第1回から色んな作品を選んできた。他の人に『わからん』と言われても推そうと思ったこともあった。選ぶ方も命がけ」
2013.12.20 芥川賞と直木賞の候補作発表
来月、選考会が開かれる第150回の芥川賞と直木賞の候補作が20日発表され、このうち芥川賞には、前回も候補になった、いとうせいこうさんをはじめ、オーストラリア在住の主婦や劇作家など、多彩な顔ぶれがそろいました。
2013.12.6 ラノベ質問状 : 「人生」 女性に説教されながら企画立案 お笑いとラノベの融合
話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「人生」(川岸殴魚さん作、ななせめるちさんイラスト)です。小学館のガガガ文庫編集部の具志堅勲さんに作品の魅力を聞きました。
2013.12.3 第25回日本ファンタジーノベル大賞(読売新聞社、清水建設主催、新潮社後援)の授賞式が2日、東京都千代田区のクラブ関東で行われた。
同賞は、未発表のファンタジー小説を表彰する。大賞に選ばれた古谷田奈月さん、優秀賞に選ばれた鈴木伸さん(冴崎伸に改名)に、表彰状と賞金(大賞は500万円、優秀賞は100万円)が贈呈された。古谷田さんの作品「星の民のクリスマス」と、鈴木さんの作品「忘れ村のイェンと深海の犬」は、新潮社から刊行されている。
2013.12.3 BOOK☆WALKER 3周年 2013 各編集部に聞くオススメの一作
今年もやって来た年末に「オススメの一作」をKADOKAWAグループ以外の編集部の皆さまにお聞きしました!これで各編集部イチオシ作品を総ざらい!
2013.12.3 【今週はこれを読め! SF編】エマノンの失われた記憶をさがす旅、カリブの島で行きあった仲間たち
エマノンが戻ってきた。SF美女総選挙なんて企画をすれば上位入賞はまちがいない名キャラクターだ。まあ、登場人物を抜きだして人気を競うなどしょせん戯れごとだが、しかしエマノンは彼女の存在性が世界のなりたちと深く結びついており、一介のヒロインたちと同列に較べられない。
2013.11.26 【今週はこれを読め! SF編】不穏な傑作「パーキー・パットの日々」、ヴァン・ヴォクト調の快作「変数人間」
「決定版選集」をうたった《ディック短篇傑作選》の3冊目。
2013.11.24 【書評】『未明の闘争』保坂和志著
■死者の気持ちさえ汲みとる
2013.11.13 何かが活性化される楽しみ 保坂和志さん「未明の闘争」野間文芸賞
「何かに引っ張られる感じで書いていた。(連載の)最後の原稿を渡したときに、『自分はこれだけやれた』という満足感があった」。
2013.11.12 部活で家族をやるってどういうこと!? またまた"意味のわからない部活"ラノベが登場!
奉仕部、隣人部、GJ部、帰宅しない部、極東魔術昼寝結社の夏……。ラノベにもさまざまな謎の部活がたくさん登場してきたが、ついに真打ち候補が登場した。なんと部活で「家族」をやってしまうというのだ。
2013.11.12 書評:昭和の犬 [著]姫野カオルコ - 内澤旬子(文筆家・イラストレーター)
■立ち向かうだけが人生ではない
2013.11.6 保坂和志、10年ぶり長編 小説の謎と使命に挑戦
保坂和志が10年ぶりの長編小説『未明の闘争』(講談社)を出した。話があちこちに飛び、時制や助詞が安定しない文章。
2013.10.31 書き出し小説大賞・第35回秀作発表
書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。
2013.10.24 現役ラノベ編集者が選ぶ「泣けるラノベ」ベスト5
秋と言えばやっぱり読書の秋、秋のセンチメンタルな雰囲気に合わせて泣ける小説を読みたいラコね〜。でもいかにもな小説だとストレート過ぎてちょっと泣けない…。そんなあなたに「泣けるラノベ」なんていかがラコか?今回はMF文庫J編集部 K・Yさんに「泣けるラノベ」をランキング形式で選んでもらったよ!
2013.10.21 【書評】『動員時代――海へ』『イエス・キリストの生涯』 小川国夫著
評・角田光代(作家) 何によって死ぬべきか
2013.9.25 小学館児童出版文化賞決まる
第62回小学館児童出版文化賞は、伊藤遊さんの「狛犬の佐助 迷子の巻」(ポプラ社)と鈴木のりたけさんの「しごとば 東京スカイツリー」(ブロンズ新社)に決まった。
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