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輪に関連する小説ニュースまとめ

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輪 ニュース検索結果

2021.6.1  【今週はこれを読め! ミステリー編】台湾ミステリーの最高傑作『台北プライベートアイ』

これまで翻訳された台湾ミステリーの最高傑作ではないかと思う。

2021.2.1  第72回読売文学賞…受賞6氏と作品

第72回読売文学賞(令和2年度)が決まりました。選考委員の選評を紹介します。

2020.11.28  作家の読書道 第223回:中山七里さん

今年作家デビュー10周年を迎えた中山七里さん。話題作を次々と世に送り出すエンターテインナーの読書遍歴とは? 大変な読書量のその一部をご紹介するとともに、10代の頃に創作を始めたもののその後20年間書かなかった理由やデビューの経緯などのお話も。とにかく、その記憶力の良さと生活&執筆スタイルにも驚かされます。

2020.7.14  【今週はこれを読め! SF編】ケン・リュウ選とは味わいの違う、新しい中華圏SFアンソロジー

鳴り物入りで邦訳された劉慈欣『三体』をはじめ、日本でも中華圏SFの活況が紹介されはじめている。中華圏と日本に両国のSF界の架け橋として大活躍しているのが、本書の編者、立原透耶さんである。

2020.6.23  【今週はこれを読め! SF編】二重の有徴を背負った人生、呪われた天分、世界を護り/滅ぼす才能

《破壊された地球》三部作の開幕篇。待望の邦訳である。

2020.4.22  【今週はこれを読め! エンタメ編】変わってゆく主婦・絵理子がまぶしい〜窪美澄『たおやかに輪をえがいて』

主人公の絵里子は私と同じ52歳。以前はそんなに気にしたことはなかったのに、最近本を読んでいて登場人物が自分と同年代だとそのことについて強く意識するようになった。

2020.3.13  第11回〈小説 野性時代 新人賞〉 選考結果のお知らせ

3月13日(金)午後4時より、第11回〈小説 野性時代 新人賞〉の選考会が行われました。応募総数440作品の中から最終選考に残った4作品のうち、選考委員の厳正なる審査により、蝉谷魚ト(せみたに・とと)さんの『化け者心中』が大賞に決まりました。蝉谷さん、おめでとうございます!

2019.11.27  【今週はこれを読め! エンタメ編】大学生作家と競歩選手の成長小説〜額賀澪『競歩王』

この秋、日本はラグビー人気に沸きに沸いた。しかしながら、同時期に行われた世界陸上競技選手権においては、競歩の選手が2つもの金メダルを獲得したこともどうか覚えておいていただきたい。競歩では鈴木雄介選手が50kmで、山西利和選手が20kmでそれぞれ優勝した。ラグビーのように豪快なスクラムやすばやいトライやチームメイトとの熱い抱擁などは、競歩にはないものである。ひたすら選手たちが歩き続ける競技なのだ、独特のフォームで。

2019.11.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】スリル満点のリンカーン・ライムシリーズ最新作『カッティング・エッジ』

スリラー。文字通りスリルを掻き立てることを目的にした娯楽作品だ。

2019.11.3  SF小説の名手、眉村卓さん死去

作品に「ねらわれた学園」

2019.10.1  【今週はこれを読め! SF編】有無を言わせぬ怒濤の展開! 正調ワイドスクリーン・バロック!

ブライアン・W・オールディスが激賞、この作品のために「ワイドスクリーン・バロック」なるサブジャンル呼称を提唱までした話題作がついに翻訳された。

2019.4.24  【今週はこれを読め! エンタメ編】松村栄子『僕はかぐや姫/至高聖所』が帰ってきた!

松村栄子という名前を聞いて胸をときめかせる読者のみなさんに、できればひとりでも多くの方々の目に、このレビューが触れることを願う。私たちが愛した「僕はかぐや姫」が、「至高聖所」が帰ってきましたよ!

2019.4.13  【今週はこれを読め! ミステリー編】感情を激しく揺り動かす圧巻のスリラー『終焉の日』

まるで暴れ馬のたてがみにしがみついているような乗り心地、読み心地であった。

2019.4.2  【今週はこれを読め! SF編】いつか卑徒(ひと)になる日まで

酉島伝法のデビュー作「皆勤の徒」は衝撃だった。同作を巻頭に収めた同題の連作集は、第三十四回日本SF大賞を射止めた。選考委員ほぼ全員が一致しての受賞決定である。また、〈本の雑誌〉で二〇一五年におこなった「21世紀SFベスト100」(選者は鏡明、大森望、牧眞司)でも堂々の第一位に選出された。まさに怪物的作品といえよう。

2018.12.25  【今週はこれを読め! SF編】破滅と再生の寓話、イヴを畏れるアダム

『紫の雲』は、翻訳が待ち望まれていた古典である。作者M・P・シールは1865年生まれ47年歿のイギリス作家、二十世紀になる直前から作品を発表しはじめた。この経歴は、年代の上ではH・G・ウエルズとぴったり重なる。

2018.12.18  【今週はこれを読め! SF編】ベテランから新人まで個性豊かな書き下ろしアンソロジー

もう何度も書いていることだが、ここ数年の日本SFは空前の収穫期にあって、ベテランから俊英まで多くの才能が質の高い作品を送りだしている。惜しむらくは本来の受け皿たるべきSF専門誌が隔月刊の〈SFマガジン〉しかなく、しかも連載中心になってしまっていることだ。一般誌やWebなどSFを受けいれる媒体は以前より広がっているものの、ジャンルの求心力となる場が圧倒的に少ない。

2018.11.20  【今週はこれを読め! SF編】他者の記憶、自分の輪郭、宿痾もしくは恩寵としての共感

第五回創元SF短編賞を受賞した「風牙」からはじまる連作集。風牙(ふうが)というのは作中に登場する犬(ラブラドール・レトリーバー)の名前である。しかし、実体があるわけではない。記憶のなかにいる犬である。少年がペットショップで出逢った、可愛い一匹。これから仲良しになるんだ。おじいちゃんが買ってくれて、風牙の名もおじいちゃんがつけた。

2018.7.28  作家の読書道 第196回:真藤順丈さん

ダ・ヴィンチ文学賞大賞の『地図男』や日本ホラー小説大賞大賞の『庵堂三兄弟の聖職』など、いきなり4つの文学賞に入選してデビューを果たした真藤順丈さん。その後も着実に力作を発表し続け、最近では戦後の沖縄を舞台にした一大叙事詩『宝島』を発表。骨太な作品を追求するその背景には、どんな読書遍歴が?

2018.6.16  【今週はこれを読め! ミステリー編】少女の幽霊と孤島の殺人事件『空の幻像』

最果ての孤島とそこに伝わる幽霊伝説という絶妙の舞台で展開する、精緻極まりない謎解き小説。それがアン・クリーヴス『空の幻像』(創元推理文庫)だ。

2018.5.12  【今週はこれを読め! ミステリー編】刑事ヴァランダー・シリーズ前日譚『ピラミッド』

作家が小説を書くのにはさまざまなやり方がある。

2018.5.1  独占インタビュー「ラノベの素」 北条新九郎先生『常敗将軍、また敗れる』

独占インタビュー「ラノベの素」。今回は2018年5月1日にHJ文庫より『常敗将軍、また敗れる』が発売された北条新九郎先生です。第11回HJ文庫大賞にて「大賞」を同作で受賞し、満を持してデビューされます。気になる「大賞」受賞作の内容はもちろん、規格外の主人公や「敗北」に込められた意味など作品の魅力について、お話をお聞きしました。

2018.3.20  【今週はこれを読め! SF編】輝かしい未来を取り戻すために、ぼくができること

二十一世紀になっても世界はダメなままだ。というか、どんどんダメになっていないか。

2018.2.8  『スウィングしなけりゃ意味がない』佐藤亜紀

ついにこの本をご紹介できるときがきました。2017年に発売された文芸書のなかで私が最も太鼓判を押す、おすすめの書籍。佐藤亜紀『スウィングしなけりゃ意味がない』です。

2018.2.5  【今週はこれを読め! ミステリー編】残酷さと恐怖をくぐりぬけた者たちの物語『蝶のいた庭』

「おそろしく寒い夜でした。雪が降っていて、ほとんどまっ暗でした----大晦日の夜のことです。この寒い夜のなか、ひとりの貧しい少女が帽子もかぶらず裸足で通りを歩いていました」

2017.9.19  【今週はこれを読め! SF編】ルールを目的とするルール無視、ポスト・トゥルースのゲーム

第三回ハヤカワSFコンテストに投じた『ユートロニカのこちら側』で大賞を射止めた小川哲の、これがデビュー二作目にあたる。

2017.9.12  【今週はこれを読め! SF編】アクチャルな未来の質感、テクノロジーと人間の新しい共生

多くのSFが描いてきたシンギュラリティは、AIが人間と同等の知性・意識を獲得し、さらにそれを凌駕してしまう臨界点だった。

2017.8.15  【今週はこれを読め! SF編】十年目を迎え、ますます好調な年刊傑作選。

創元SF文庫の《年刊日本SF傑作選》の十冊目。プロパーSFから文芸誌に掲載された奇想小説、ときに同人誌やネットで発表された秀作をピックアップする視野の広さが嬉しい。

2017.7.19  【今週はこれを読め! エンタメ編】世界が変わることを望んだ少年少女たちの物語〜虻川枕『パドルの子』

「パドル」とは何だろう。私がかろうじて知っていたのは、カヌーを漕ぐときの道具だったが、表紙を見る限り、この少年少女たちはカヌーイストに見えない(カヌー小説だったら、さすがにイラストでもアピールするだろう)。そう思いながらページを開けてみると、paddleという英単語の意味が掲載されていた。第1の意味は「水たまり」。

2017.7.14  はがき随筆:文学賞5編を紹介 テーマは「愛」 /鹿児島

第16回毎日はがき随筆大賞の発表に併せて「愛」のテーマで募集した文学賞には181編の応募がありました。

2017.7.7  総計5,502頁!本屋大賞作家・冲方丁の最長最熱シリーズ、「シュピーゲル」完結記念インタビュー!

本屋大賞&日本SF大賞受賞作家・冲方丁さんの人気ライトノベル「シュピーゲル」シリーズの最終巻『テスタメントシュピーゲル3 下』が7月1日に刊行されました。

2017.5.17  作家の読書道 第183回:芦沢央さん - 作家の読書道

作家の読書道 第183回:芦沢央さん

2017.4.17  文学の森オープン 湯布院 太宰治の下宿「碧雲荘」移築

由布市湯布院町川北に16日、交流施設「ゆふいん文学の森」がオープンした。

2017.4.11  【今週はこれを読め! SF編】ぼくが生きた時代、私が死んだ理由

シカゴ郊外。両側から森が迫る、細く、舗装されていない道路の先に、その墓地はあった。

2017.4.9  新生朔太郎記念館:公開 小雨の中、ファン駆けつけ 前橋文学館の向かいに移築 「生家の土蔵活用を」 /群馬

前橋市出身で近代日本を代表する詩人、萩原朔太郎(1886~1942年)の記念館が同市の敷島公園ばら園内から前橋文学館向かいの広瀬川沿いに移築復元され、8日から一般公開が始まった。小雨が降る中、オープニングセレモニーには多くの朔太郎ファンが駆けつけた。

2017.3.15  「26歳で死ぬ」呪われた娘を巡る時代伝奇スペクタクル小説!【第15回『このミス』大賞優秀賞作】

縁はたゆむことなく、人と人とを結び続ける。それを周りが断とうものなら、祟られるのも、呪われるのも無理はあるまい。宝島社が主催する第15回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞したのは、とある呪いに苦しむうら若き乙女の物語だ。

2017.2.28  【今週はこれを読め! SF編】伊藤計劃のテーマを継ぐ、新世代作家たちの共演

〈SFマガジン〉編集長の塩澤快浩さんは「まえがき」で、このオリジナル・アンソロジーの成りたちについて次のように述べている。

2017.2.13  宝石に宿るせつない謎…美しき敏腕宝石商×迂闊な正義の味方が解き明かすジュエル・ミステリーの第4弾がついに発売

宝石の輝きは、誰かの人生を物語る。喜びも悲しみも愛おしさも憎しみも、宝石は持ち主のすべての思いを吸い込むことで、ますます美しく輝き始める。

2016.12.28  【今週はこれを読め! SF編】よるべのない世界、見知らぬ言葉、自分だけの記憶

エヴンソンは現代アメリカ文学の作家だが、SFやホラーのファンからも注目されている。先に邦訳された短篇集『遁走状態』(2009年)はローカス賞とシャーリイ・ジャクスン賞のリストにあがった。『ウインドアイ』(2012年)もジャクスン賞の候補となった。

2016.12.5  BOOK☆WALKER 2016年間ランキング

BOOK☆WALKERで販売中の300,000点を超える作品の中から、もっとも読まれているタイトルTOP100を発表!みなさんの愛読書は何位にあるでしょうか? 同時に各カテゴリー別のランキングも20位まで発表します!

2016.10.31  【今週はこれを読め! SF編】「どこまでもいっしょに行こうねえ」

ちょっと途方にくれている。山田正紀はどこへいくのだろう、どこまでいくのだろう?

2016.10.27  「文春オンライン」が2017年1月にスタート! コンセプトは"世の中の「ほんとう」がわかります"

株式会社文藝春秋が、2017年1月よりWEBメディア「文春オンライン」の運用を開始することを発表した。

2016.9.13  『GOSICK』『心霊探偵八雲』に続け! 第2回「角川文庫キャラクター小説大賞」決定

物語の面白さと魅力的なキャラクターを兼ね備えた、新たな作家を発掘する「第2回 角川文庫キャラクター小説大賞」の選考会が2016年9月7日(水)に行われ、206作品の応募の中から受賞作が決定した。

2016.9.7  【今週はこれを読め! エンタメ編】会心の高校野球シリーズ第二弾!〜須賀しのぶ『エースナンバー』

今年はリオ五輪とぶつかってたから高校野球のことを忘れていたですって? そんなあなたに猛省を促すためにも、須賀しのぶ『エースナンバー 雲は湧き、光あふれて』をお薦めさせていただきたい。

2016.8.31  文芸時評:8月 戦争文学 過去と現在を結びつける=田中和生

今年はリオデジャネイロの夏季五輪の話題もあったが、八月は日本が戦争に負けたことを思い出す季節だ。

2016.8.2  【今週はこれを読め! SF編】史実に材をとったご当地SFにして、全時空規模の超絶アイデア

第一回ハヤカワSFコンテストで大賞を受賞したデビュー作『みずは無間』、それにつづく『地球が寂しいその理由』と宇宙を舞台にスケールの大きな作品を送りだしてきた六冬和生だが、第三作にあたる本書は一転して信州松本が舞台のご当地小説だ。

2016.7.6  機関車の汽笛がウォホポーッ! エロのメタファーが今読んでも面白い、宇能鴻一郎の官能小説

手の甲にキスなんかされたの、生まれてはじめてなんです。

2016.7.2  ラノベがやばい!! 新ヒットのキーワードは 異世界、エルフ、嫁、奴隷!?

近年ライトノベル周辺ではWEB小説と呼ばれるジャンルが盛り上がっている。「小説家になろう」をはじめとした小説投稿サイトや個人サイトなどに掲載されていた作品を書籍化したもので、『魔法科高校の劣等生』(電撃文庫)、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(GA文庫)などのビッグヒットも生まれている。

2016.6.7  【今週はこれを読め! SF編】竜の神話と生物学のロジック、篠田節子のサイエンス・フィクション

篠田節子はこれまでも、毒性を有する変異カイコが猛威をふるう『絹の変容』、新種日本脳炎を媒介する軟体動物が蔓延る『夏の災厄』と、描線がくっきりとしたパニックSFを送りだしてきた。『竜と流木』はそれらにつづく最新作である。人間に仇なす生物の量感でみれば、こんかいはほとんど怪獣小説といってよい。

2016.4.21  押切もえ、文学賞「山本周五郎賞」にノミネート

「第29回三島由紀夫賞・山本周五郎賞」(主催:新潮文芸振興協会)が21日に発表され、モデルの押切もえの小説『永遠とは違う一日』(新潮社)が、山本周五郎賞の候補5作品の1つに選出された。

2016.4.19  書評:その姿の消し方 [著]堀江敏幸 - 大竹昭子(作家)

■古い絵はがきの詩、片恋に似て

2016.2.8  雑誌「幻影城」に短編3本 謎の大型新人、実はあの作家

超大作ファンタジー「グイン・サーガ」などで知られる作家の栗本薫(1953~2009)が、江戸川乱歩賞を受賞して小説家デビューした1978年に、別の名前で小説を発表していたことがわかった。

2016.2.7  累計55万部の傑作ミステリー『火の粉』連ドラに期待大!「クレイジーさを徹底してほしい」

2016年1月末、フジテレビが「4月より土曜日夜に新たな番組をスタートさせる!」と発表した。

2016.1.26  誕生から30年を迎える『かいけつゾロリ』の魅力とは!?

Twitter上で現在、「#あなたの大好きな児童文学教えてください」というハッシュタグが賑わっている。

2016.1.21  作家の読書道 第168回:早見和真さん

デビュー作『ひゃくはち』がいきなり映画化されて注目を浴び、さらに昨年は『イノセント・デイズ』で日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門を受賞、最新作『95』も注目される早見和真さん。高校時代は名門野球部で練習に励んでいた少年が、なぜ作家を志すことになったのか、またそのデビューの意外な経緯とは? ご自身の本棚の"一軍"に並んでいる愛読とは? 波瀾万丈の来し方と読書が交錯します。

2016.1.13  【今週はこれを読め! エンタメ編】直球ハートウォーミングな駅伝小説〜堂場瞬一『チームII』

青山学院大学圧勝のうちに終了した今年の箱根駅伝、関東学生連合チームの健闘も印象に残った大会だった。

2016.1.12  【今週はこれを読め! SF編】騎士になる「ぼく」が負うもの──天上界の魔法、地下境の記憶、ひとの世の名誉

第一部が『ナイト』で、第二部が『ウィザード』。いちおう別々のタイトルがついているが、実際はひとつらなりの物語だ。

2015.12.8  【今週はこれを読め! SF編】世界が〈涯て〉に飲まれるとき、ぼくの記憶がはじまるとき

第三回ハヤカワSFコンテスト佳作受賞作。みずみずしく、切なく、そして普遍的な小説だ。『世界の涯ての夏』は、「世界」と「記憶」のもっとも根源的なところへ読者を導いていく。

2015.12.3  週刊文春ミステリーベスト10 2015年【海外部門】第1位は『悲しみのイレーヌ』

今年で39回を迎えた、恒例の「ミステリーベスト10」。日本推理作家協会会員及びミステリー作家、文芸評論家、書店員、翻訳家、各大学ミステリー研究会の皆さんのアンケートにより決定する、ミステリーランキングの決定版です。

2015.11.15  【今週はこれを読め! ミステリー編】ハメットの文体史をたどる作品集『チューリップ』

ハードボイルドと呼ばれる表現の形式には一応通史がある。

2015.9.28  【今週はこれを読め! ミステリー編】戦場で「日常の謎」に挑むコックたち

「これは君の戦争 これは僕の戦争 みんなの戦争 勝利をつかみ取れ」

2015.9.18  きらら著者インタビュー 第86回 島本理生さん『匿名者のためのスピカ』

事件ものをベースにして、登場人物の心理状態を書くことで、ミステリー作品もできるかもと思い挑戦しました。

2015.8.29  町田康推薦!新進作家の芥川候補作

三島由紀夫賞の選考委員を務める作家の町田 康さんは、前回の候補作のなかでとくに気になる作品があったという。その小説『愛と人生』の著者である新進作家・滝口悠生さんが、今月末に新刊を出す。町田さんは、この本をどう読んだのか?

2015.8.20  きらら著者インタビュー 第85回 野中 柊さん『波止場にて』

この本を手に取ってくださる方たちも、ストーリーに身を任せて、彼女たちと一緒に生きてくれたら嬉しいです。

2015.7.21  【今週はこれを読め! ミステリー編】『薔薇の輪』の謎にぐいぐい引っ張り込まれる!

クリスチアナ・ブランドは、謎解きミステリー好きの心をざわざわさせる作家だ。だいたい、読む前から作品の評判を聞かされるだけで心が躍ってくるのである。

2015.7.21  書評:雨の裾 [著]古井由吉 - 蜂飼耳(詩人・作家)

■老いの時間に渦巻く死と官能

2015.6.27  『カゲロウデイズ』じん×『月下ノ外レ外道』沙雪 特別対談(前編)

「外道」と呼ばれる烏天狗の妖がはびこる世界。

2015.6.9  【今週はこれを読め! SF編】名シェフが腕によりをかけたメニュー。絶品の素材をスペシャル・コースで!

これは嬉しい! 「奇妙な味」のアンソロジー、しかも中村融編の!

2015.6.7  小説で読みたい 名作SF映画、ベスト10

近年、「猿の惑星」や「スター・トレック」など往年のSF映画が相次ぎ再び製作されている。今年も「ターミネーター」(7月)、「ジュラシック・ワールド」(8月)、「スター・ウォーズ」(12月)と、話題の大作が続々公開される。

2015.5.28  藤沢周平の草稿700枚発見 文学賞応募の未発表作も

下級武士や庶民の生きざまを情感豊かにつづった作家、藤沢周平さん(1927~97年)が、文壇デビュー前に執筆した初期作品の草稿約700枚が見つかった。

2015.5.22  著者インタビュー -上橋菜穂子さん「鹿の王」

2014年に児童文学のノーベル賞といわれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞した上橋菜穂子さん。受賞後初の長編『鹿の王』が、このたび本屋大賞第1 位に輝きました。

2015.5.14  初の警察小説 藤井太洋さん

IT業界の闇 「ビッグデータ・コネクト」

2015.5.5  【文芸月評】普遍に至る科学的思考

「私小説」をプログラムが築く

2015.3.31  【文芸月評】現代の不安定な色調

揺らぐ日常、破られる平穏

2015.3.23  <三島由紀夫>東京五輪、取材ノートの内容明らかに

◇陸上男子100メートル「黒つむじ風のやう」

2015.3.12  吉田篤弘さん、架空の女性デュオ巡る小説「ソラシド」

吉田篤弘さん(52)の『ソラシド』(新潮社)は、1986年の東京にいたという架空の女性デュオをめぐる小説だ。

2015.3.3  【文芸月評】戦後70年と向き合う

老いて脈打つ執筆の衝迫

2015.2.24  <小松未可子>ラノベ「もんらぶ」の魅力を熱弁 「イチャイチャしおって…」

集英社のライトノベルレーベル「ダッシュエックス文庫」の創刊時に応援隊長を務めた人気声優の小松未可子さんが、同レーベルの「文句の付けようがないラブコメ(もんらぶ)」(鈴木大輔さん作、肋兵器さんイラスト)に推薦文を寄せた。

2015.2.24  【今週はこれを読め! SF編】オリンポス12寮が激突! 死屍累々の火星バトルロイヤル

火星での吊し首は、重力があまり強くないので首の骨を折るために両足を引っぱる必要がある。その役目を負うのは近親者だ。それがルールだ。

2015.2.19  【地方書店の生きる道】北海道砂川・いわた書店の「一万円選書」にかける思い

出版業界の先行きは暗いといわれる。社会的にも「出版不況」という言葉が当たり前のように聞かれ、統計を見ても、書籍や雑誌の売り上げは年を追うごとに下がるばかりだ。また、書店の数も例外ではなく、アルメディアの調査によれば2014年には1万3,943店、1999年の22,296店と比べれば約37.5%も減少しているそうだ。

2015.2.11  『あいるさん、これは経費ですか? 東京芸能会計事務所』著者 山田 真哉さん bestseller's interview 第66回

 出版界の最重要人物にフォーカスする『ベストセラーズインタビュー』!

2014.12.26  「主演・高倉健」の小説、作者が見たスターの素顔

"主演・高倉健"の小説がある。

2014.12.26  楽天ブックス: 著者インタビュー -本多孝好さん「真夜中の五分前 sideA/sideB」

■映画と原作は別物、だけどこれは間違いなく『真夜中の五分前』を読んだ人がつくったものだなという感覚。

2014.12.24  作家の香月日輪さん死去 「妖怪アパートの幽雅な日常」

香月日輪さん(こうづき・ひのわ=作家)が19日死去、51歳。葬儀は近親者で営まれた。

2014.12.10  ニュージーランドの図書館で2013年に貸し出された電子書籍の数は80万件

早くから公共図書館で電子書籍の貸し出しを進めてきたニュージーランド。利用者もデジタルの概念を自然に受け入れつつあり、その利用や来館者数も順調に伸びているようだ。

2014.11.18  ラノベ「末代まで!」作者・猫砂一平の、青春×映画ラブコメ1巻

「ニノ前しいの使い方」やライトノベル「末代まで!」の作者として知られる猫砂一平が、週刊少年サンデー(小学館)にて連載している「EとT。~えいがとてんし。~」の1巻が本日11月18日に発売された。

2014.11.1  西尾維新の新作短編を小畑健、中村光らがマンガ化 集英社コミック4誌で連続掲載!

小説『化物語』などの著者であり、マンガ『めだかボックス』などの原作者である、西尾維新氏の完全新作短編9作品が連続して4 誌でマンガ化される、スペシャルプロジェクト「大斬―オオギリ―」が2014年11月1日(土)より開幕する。

2014.10.16  『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』では天才少女剣士と天下無双(予定)の少年が剣客アクションを展開!【電撃文庫新作紹介】

蝉川タカマル先生が執筆する、電撃文庫『佳麗なるソードマスターと最強なる不肖の弟子』の紹介記事をお届けします。

2014.10.8  公募ガイド 賞と顔 第9回 小説現代長編新人賞

小島環さん 上昇と下降を繰り返しながらじりじり選考を突破

2014.9.27  『星の王子さま』アニメ映画化決定! 改めて名作の魅力を探る

先日、『星の王子さま』がオリジナルアニメーションとして映画化されることが発表になり、話題となった。

2014.9.19  きらら著者インタビュー 第74回 羽田圭介さん『メタモルフォシス』

基本的にものを書く時には、既成の価値観を疑うという意識があったかもしれません。

2014.9.1  書店員に聞く 長編小説に挑む - 牧村健一郎

暑い夏がまだ続きます。何もしないでも、じわーっと汗がでる。セミもうるさい。でもこんなときこそ、開き直って、長い小説でも読んでみませんか。日常を離れ、脳内旅行を楽しむ。ちょっとした達成感も味わえます。

2014.8.23  小説『アオイハルノスベテ』──『ココロコネクト』の作者&イラストレーターが贈る完全新作の発売記念PVが公開【動画あり】

小説『ココロコネクト』の作者、庵田定夏とイラストを手掛けた白身魚のタッグが贈る完全新作小説、『アオイハルノスベテ』が、ファミ通文庫より2014年8月30日に発売予定。その発売を記念したPVが公開された。

2014.8.21  監禁系学園ファンタジー『監獄学校にて門番を』はオチャメなクーデレヒロインが魅力的♪【電撃文庫新作紹介】

古宮九時先生が執筆する、電撃文庫『監獄学校にて門番を』の紹介記事をお届けします。

2014.8.11  『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』の聴猫芝居先生を直撃! 最新5巻の見どころはパンツと女子高生のプロレス技!?

8月から10月にかけて開催される"進化宣言! 電撃文庫FIGHTINGフェア"。電撃オンラインでは、電撃文庫作家陣のインタビューを4回にわたってお届けしていく。

2014.7.21  海に沈んだ乗組員の思い…「不朽」創刊号発見

旧日本海軍潜水艦の艦内誌、愛知の民家から

2014.7.5  <老舗書店>アマゾン学生値引きで出荷停止の中小3社に支援

◇「リアルな書店で話題の本を手にして」関東10店舗でフェア

2014.7.1  【今週はこれを読め! SF編】読むタイムマシン、書くパラドックス

「SF界/文芸界注目の俊英」(コシマキの惹句)とうたわれるチャールズ・ユウの第一長篇。ふたつの"界"にまたがっている。なんだかカッコいい。

2014.6.26  川原礫先生のWeb小説最後の作品『絶対ナル孤独者《アイソレータ》』が電撃文庫に登場【電撃文庫新作紹介】

電撃文庫『ソードアート・オンライン』シリーズなど、アニメ化もされた大人気ノベルを手がける川原礫先生の最新作『絶対ナル孤独者《アイソレータ》』を紹介する。

2014.6.6  【文芸月評】日中語、混交文体の妙

財務省の統計によると、日本の貿易相手国は2007年に中国が米国を逆転して首位となり、すっかり定着した。

2014.5.25  名作を斜め上からメッタギリ! 文学に出てくるダメンズたち

『レ・ミゼラブル』『嵐が丘』『リア王』『車輪の下』『曽根崎心中』…名前は聞いたことはあるけれど、実際に読んだことはない。

2014.5.15  葛藤を真正面から描く! 池井戸潤ワールドが日本中の心をつかむ理由

いまやテレビ業界にとってなくてはならない存在となった小説家・池井戸潤。『オレたちバブル入行組』などバブル組シリーズを原作にした『半沢直樹』が驚異的な大ヒットを果たし、原作本はシリーズ累計100万部を突破した。

2014.5.14  伊集院静さん、「愚者」の友情と生きる矜持

これは、友情の物語だ。伊集院静さん(64)の長編小説『愚者よ、お前がいなくなって淋しくてたまらない』(集英社)。社会の枠に収まらない男たちとの交わりの中で、人が生きる矜持(きょうじ)を描いた。

2014.4.25  【今週はこれを読め! ミステリー編】おなかいっぱいゲップー!の恐るべき冒険物語

少し/かなり遠い未来、人類は愚かな〈逝ってよし戦争(ゴーン・アウェイ・ウォー)〉によって互いを滅ぼしあった。

2014.4.23  関東最大級の古書店「つちうら古書倶楽部」で大興奮

ずーっと向こうまで全部古本屋さん!

2014.4.16  作家の読書道 第147回:小山田浩子さん

デビュー単行本『工場』も各方面で話題となり、二冊目に収録された中編「穴」で芥川賞を受賞した小山田浩子さん。日常の光景のなかに異質なものが紛れ込む様子をユーモラスに描き出す作風は、どんな読書生活のもとで培われたのか? その時々の本や人との出会いについて語ってくださいました。

2014.4.6  恵文社企画展 「輪唱 ―小川洋子へのオマージュ―」のお知らせ

ギャラリーアンフェールでは4月15日(火)より、恵文社企画展 「輪唱 ―小川洋子へのオマージュ―」を開催します。本展は、4月4日から12日まで東京のGallery SUで開催されている同企画展の巡回展となります。

2014.3.31  「伊東文学は郷土の誇り」

日本浪曼派を代表する諫早市生まれの詩人、伊東静雄(1906~53年)をしのぶ菜の花忌(市芸術文化連盟、伊東静雄顕彰委主催)が30日、同市金谷町の諫早観光ホテル道具屋で開かれた。

2014.3.29  神木隆之介×二階堂ふみ…東野圭吾ベストセラー小説「変身」ドラマ化決定!

人気作家・東野圭吾の125万部を誇るベストセラー小説「変身」がWOWOWのドラマWにて映像化されることが決定! 

2014.3.26  涼宮ハルヒ : 聖地・西宮のシンボルが5年ぶり復活 ファンの声が後押し

人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズの舞台とされる兵庫県西宮市の"聖地のシンボル"だった阪急西宮北口駅前の公園の時計が、約5年ぶりに復活した。

2014.3.24  【書評】『怒り 上・下』 吉田修一著

評・若松英輔(批評家) 魂がふるえるとき

2014.3.18  【今週はこれを読め! SF編】先端技術ガジェットを梃子にして、切実な人生や欲望の問題へアプローチする

21世紀開幕とともに作家活動をはじめた長谷敏司だが、本格SFで頭角をあらわしたのは2009年発表の長篇『あなたのための物語』からだ。

2014.3.11  春のスイーツは美少女添えで。「かわいいと美味しいは、正義!」を全力で表現するとこうなる

「木工ボンド」「ジャージ」「奉仕」「古典」「隣人」「巫女」「ホスト」・・・・・・。さて、一見何の関連性もなさそうに見えるこれらのキーワードに共通するものは何だかお分かりだろうか?

2014.3.4  「諏訪文学」を追求 読書グループ「落穂拾いの会」

諏訪に縁がある作家や諏訪を舞台にした小説など、「諏訪を描いた文学」を中心に読み合わせを続ける読書グループ「諏訪文学落穂拾いの会」は、諏訪市内に34年前発足した。月1回の例会は今月で370回余を重ね、読んだ本は200冊を超える。

2014.2.26  〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|村上春樹『フラニーとズーイ』|新潮社

J.D.サリンジャーは自分の本の中に訳者の「まえがき」とか「あとがき」とか、そういう余分なものを入れることを固く禁じているので、そのかわりにこのような少し変わった形で、訳者からのメッセージを送らせていただくことになる。「余計なものを入れるな。読者は作品だけを読めばよろしい」というサリンジャー氏の基本姿勢もそれなりに理解できるのだが、『フラニーとズーイ』という文芸作品が既に古典として機能していることを考えれば(本国で出版されたのは一九六一年だ)、読者に対してある程度の基本情報を提供することは、翻訳者としてのひとつの責務であると考えるからだ。本だけをぽんと与えて「さあ、読めばわかるだろう」というのでは、やはりいささか不親切に過ぎるのではないか。

2014.2.24  【今週はこれを読め! ミステリー編】ひっそり奇妙で美しい短篇集『あめだま』

----大輪の牡丹の花を覗き込むと、ぺったりと人の顔が貼り付いていた。

2014.2.20  きらら著者インタビュー 第67回 青山七恵さん『めぐり糸』

現実にあるかもしれないと信じたくなるような特殊な関係を、この小説で書けないかなと思いました。

2014.2.12  読めば力がわいてくる…文学

暇さえあれば

2014.1.22  【きょうの人】作家、乾ルカさん(43) スキージャンプの女子、リアルに描く

高梨沙羅選手(17)らの活躍で注目度が高まるノルディックスキー・ジャンプ女子。

2014.1.20  【芥川・直木賞選考過程と講評】女性の躍進 象徴する150回目 過去10年で受賞者急増

芥川賞の小山田浩子さんは地元広島で生後間もない長女をあやしながら受賞の報を受け、直木賞の朝井まかてさんと姫野カオルコさんは仲良く肩を組んで喜びを表現した。

2014.1.20  【書評】『めぐり糸』 青山七恵著

評・唯川 恵(作家)

2014.1.15  【今週はこれを読め! SF編】8分の11拍子のリズムがいざなう、円環のインナースペース

第1回ハヤカワSFコンテスト最終候補作。『ファースト・サークル』という題名が示すように、これは円環の物語である。

2014.1.11  古代日本に「三面記事」の視点…作家、澤田瞳子さん

「戦国時代はみなさん書いているから」「江戸時代は、私じゃなくても」

2014.1.5  [とある飛空士への恋歌]空の戦いと恋の物語 人気ラノベのアニメ第2弾あすスタート

飛空士の少年少女の恋と空戦の壮大な物語を描く「とある飛空士への恋歌」が6日から順次スタートする。

2013.12.21  【回顧2013】ベストセラー

小説復調 一部の作家人気

2013.12.18  何でもアリのゆるキャラ界に警鐘を鳴らす問題作? 猟奇的殺人を繰り返す"殺るキャラ"とは

もはや、何をPRするにも欠かせない存在になったゆるキャラ。そんなゆるキャラブームは未だに衰える気配を見せず、テレビやラジオ出演、書籍にまで活動の幅を広げている。

2013.12.10  キノの旅 : ダース6000粒でモザイクアート 森永社員が制作

電撃文庫(KADOKAWA)の人気ライトノベル「キノの旅 the Beautiful World」の主人公・キノが、森永製菓のチョコレート菓子「ダース」を使ったモザイクアートで再現された。

2013.12.6  「ロードス島戦記」25周年 新装版&電子書籍版配信記念サイン会水野良インタビュー

のちに数多のフォロワーを生んだ、国産ライト・ファンタジー小説のさきがけであり、また、「ライトノベル」という小説カテゴリーの黎明期を代表する大ヒットシリーズでもある、水野良の「ロードス島戦記」。

2013.11.30  ひきこもり女子に萌える! その魅力とは?

今年の流行語大賞にノミネートされた「スネップ(SNEP)」。

2013.11.29  【文芸月評】哀しき人間への慈しみ

浮き沈みする生への共感

2013.11.21  県文学賞:授賞式 5部門に受賞者−−短歌、俳句など /群馬

今年度の県文学賞授賞式が20日、県庁昭和庁舎正庁の間で開かれた。

2013.11.15  本屋探訪記:京都市役所前にある新刊書店「三月書房」は「棚」の店

BOOKSHOP LOVER=本屋好きがお届けする詳細な本屋レポ。本屋が好きならここに行け! 第1回目の今回は京都にある老舗新刊書店「三月書房」を紹介する。

2013.11.4  【書評】『村上春樹で世界を読む』 重里徹也、三輪太郎著

評・上野 誠(万葉学者・奈良大教授) 一読して、口をついて出た言葉がある。

2013.10.23  読書会で遊ぶ!? 新しいスタイルの書評ゲーム「ブックポーカー(仮)」を体験しよう!

今では日本中の書店や図書館、ブックカフェなどで開催されるようになったビブリオバトル。おすすめしたい本の魅力を1人5分でプレゼンテーションし、投票で「チャンプ本」を決定するという、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」だ。

2013.10.14  第3回ラノベ検定「中級編」さらなる難問が君を待つ【ラノベ通からの挑戦状】

こんにちは。秋の夜長は深夜アニメの視聴で忙しい愛咲です。前回の『ラノベ検定 追試編』から、続きが待ちきれないとの声を多くいただいている『ラノベ検定 中級編』です!

2013.10.6  アベノミクスより萌えノミクス!? 萌えで世界は救えるか?

世界に誇る日本のオタク文化だが、このオタク文化を使えば異国どころか異世界とでも交易ができてしまう──そんなラノベが登場した。

2013.9.30  【文芸月評】熟練の「凄み」まざまざ

新鋭の「すさみ」にざらつく

2013.9.23  【書評】『自分を好きになる方法』 本谷有希子著

評・管啓次郎(詩人・比較文学者・明治大教授)

2013.9.20  福山の歴史小説をプロ朗読

福山市のエフエムふくやまのパーソナリティー3人でつくる「朗読の会三人姉妹」が21日午後2時から、同市草戸町の明王院でチャリティー朗読会を開く。同市瀬戸町の小説家藤井登美子さん(65)が明王院を舞台に描いた未公開作「勝成の妻」を初めて披露する。

2013.9.18  元日本出版学会会長の箕輪氏死去

箕輪成男氏(みのわ・しげお=神奈川大名誉教授、元日本出版学会会長)8月30日、老衰のため死去、87歳。

2013.9.16  「レガッタ!」人気 浦和一女ボート部がモデルの青春小説

さいたま市在住の児童文学作家、濱野京子さん(57)が県立浦和第一女子高校のボート部をモデルに書いた小説「レガッタ!」(全3巻、講談社)が、女子高生らを中心に人気を集めている。地元が舞台とあって、さいたま市内では、特別コーナーを設ける書店も出てきた。

2013.9.3  E★エブリスタ、個人作家作品の販売部数ランキングを発表

エブリスタは、「E★エブリスタ」の電子出版サービスに関して、個人による電子出版作品の販売部数ランキングを発表。販売部数ランキングでは『天使シリーズ・プレミアム』(著:望月麻衣)がトップとなった。

2013.8.22  すっごく面白い犯罪小説『ドッグ・ファイター』

マーク・ボジャノウスキ『ドッグ・ファイター』。

2013.8.20  きらら著者インタビュー 第61回 長岡弘樹さん『教場』

普通の人たちを動かしてどこまで面白いことが書けるか、ということに挑戦している気がします。

2013.7.20  自己愛か、究極の一心同体か!? 双子が双子に惹かれる理由

今期からアニメが始まった『BROTHERS CONFLICT』。この作品には13人の兄弟が登場するのだが、その中には一卵性双生児の椿と梓も含まれている。

2013.7.13  『パラサイトムーン』から10年分の思いと愛と夢を込めて! 『ストレンジムーン』を執筆した渡瀬草一郎先生を直撃!【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第83回となる今回は、『ストレンジムーン 宝石箱に映る月』を執筆した渡瀬草一郎先生のインタビューを掲載する。

2013.7.13  水野 良×ジョン・ミンヒ対談――日韓を代表するファンタジー作家同士が語り合う,日本と韓国のファンタジー小説事情

「ロードス島戦記」の著者として知られる水野 良氏と,韓国を代表する女性ファンタジー作家であり,「ArcheAge」の原作小説を手がけるジョン・ミンヒ氏。その二人の対談が,2013年6月10日に実施された「ArcheAge」のプレスカンファレンスの前に行われた。

2013.7.8  【きょうの人】太宰治賞を受賞 KSイワキさん(42)「ビックリ、私、専業主婦ですから」

20代で単身オーストラリアに渡って20年。異国での体験を投影した小説「さようなら、オレンジ」で、吉村昭さんらを輩出した新人賞、太宰治賞(筑摩書房・東京都三鷹市主催)を受けた。

2013.7.8  辻村深月さん「地方を肯定、充実のラスト」

「島はぼくらと」を刊行

2013.6.29  アニメやマンガなどの聖地巡礼をテーマにした『花屋敷澄花の聖地巡礼』の五十嵐雄策先生にインタビュー!【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第81回となる今回は、『花屋敷澄花の聖地巡礼』を執筆した五十嵐雄策先生のインタビューを掲載する。

2013.6.19  よしもとばななさん初の新聞連載小説

サーカスナイト 来月1日スタート 思い語る

2013.6.12  引きこもりだけど聖地巡礼したい!? 自宅にいながら聖地巡礼を楽しむ方法

マンガやアニメの舞台となった場所を訪れる"聖地巡礼"。最近では、気軽に聖地巡礼に出かけてみる人も増えたようだが、やはり好きな作品の聖地なら誰もが一度は訪れてみたいと思うものだろう。

2013.6.9  【書評】『開店休業』吉本隆明、ハルノ宵子著

"食"="家族"を巡る物語

2013.6.7  古本活用支援1370万円に 陸前高田の図書館再建へ

陸前高田市と古書販売業「バリューブックス」(東京都、中村大樹社長)の協働プロジェクト「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」は活動開始から1年で、寄付金額が1370万円に達した。古本を活用した支援で、さらなる輪の広がりが期待される。

2013.6.7  大学図書館、本を自由に貸し借り

愛知県内の公立と私立の5大学がお互いの図書館で本の貸し借りを自由にできるようにする「Tosho Ring(図書リング)」の取り組みが進んでいる。学生が合同で蔵書を選んだり、書評を投稿しあったりと、図書館をきっかけにした交流の輪が広がっている。

2013.6.5  商店街に小さな路上図書館 志布志市の西岡夫妻が設置

志布志市志布志の商店街に小さな路上図書館が誕生した。海外生活が長かった同市の養鶏業、西岡雅博さん(56)朋子さん(56)夫妻が、3人の子どものために集めていた絵本を活用。

2013.5.29  本格歴史小説、次代へ

本格派の登場が待望されてきた歴史小説でこの春、伊東潤さん(52)が吉川英治文学新人賞、澤田瞳子(さわだとうこ)さん(35)が新田次郎文学賞に決まり、相次いで脚光を浴びた。

2013.5.28  小説「STEINS;GATE 無限遠点のアルタイル」の発売日が6月28日から2013年夏に変更

MAGES.は,小説「STEINS;GATE 無限遠点のアルタイル」の発売日を,当初予定されていた2013年6月28日から今夏に変更することを,本日(5月28日)発表した。延期理由について同社は「諸般の都合」としている。

2013.5.23  木南さんに最高賞 与謝野晶子短歌文学賞

第19回与謝野晶子短歌文学賞(産経新聞社主催、兵庫県、豊岡市、城崎温泉観光協会共催、高松建設特別協賛)の選考が22日までに終わり、最優秀の文部科学大臣賞に、兵庫県たつの市の木南圭子さん(80)の「ひとり用惣菜さわにならべたる明るきストアのこの寂しさは」が選ばれた。選者は篠弘、伊藤一彦、今野寿美の各氏。

2013.5.22  コミュ力もアップ!? 話題の「ビブリオバトル」のおもしろさって?

みなさんは本を手に取るとき、何を参考にしますか? お気に入りの作家だから。表紙やあらすじに惹かれて。お店のPOPを読んだりネットの評判を見て。友達にすすめられて。本屋大賞やこの○○がすごい! にランクインしていたから。

2013.5.20  「幻想郵便局」、文庫化後にヒット

懐かしさ世代超え共有

2013.5.20  『魔女の宅急便』の原作は主人公の半生を描く壮大な物語だった!

児童文学作品で、宮崎駿監督によって1989年にアニメ化された『魔女の宅急便』(角野栄子/福音館書店)が、2014年春の公開予定で実写映画化されることが明らかになった。

2013.5.19  女子寮で飼われる男? 女の子のペットになるために

「何にでもなれるとしたら、何になりたい?」と聞かれて、イヌやネコなどのペットになりたいという人が増えているらしい。

2013.5.17  【エンタメ小説月評】魂の奥底にあるもの

「物語は人の魂の奥底にあるもの。それは人の心の一番深い場所にありながら、人と人とを根元でつなぐことができる」。6日に行われた講演で作家の村上春樹さんが、生前親しかったユング派の心理学者・河合隼雄さんに言及し、そう振り返ったという。

2013.5.15  宮沢賢治の原画5作展示 姫路文学館

直筆の手紙など貴重な資料約250点を集めて姫路文学館(姫路市山野井町)で開催中の特別展「宮沢賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心」(読売新聞姫路支局など後援)は14日、新たに水彩画「日輪と山」など賢治の絵画作品5点について原画の展示を始めた。

2013.4.28  佐野洋氏死去 推理小説界の重鎮

名物批評コラム「推理日記」の連載などで知られた、作家で推理小説界の重鎮、佐野洋(さの・よう、本名・丸山一郎=まるやま・いちろう)氏が27日午後9時25分、肺炎のため川崎市内の病院で死去した。

2013.4.25  100年前の言葉はっきり 岡谷市内で明治・大正の辞書発見

岡谷市川岸東の宮沢紀子さん(71)の自宅の土蔵から、三省堂(東京)が1911(明治44)年に発行した国語辞典「辞林」と、15(大正4)年発行の漢和辞典「漢和大字典」が見つかった。

2013.4.16  石牟礼道子さん全集完結

人間 そんなに偉くない 水俣病の問題を描いた『苦海浄土』で知られる石牟礼道子さん(86)は、命の尊さと向き合い続ける作家だ。

2013.4.11  【書評】『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学

●今回の書評担当者●銀座・教文館 吉江美香

2013.4.6  それは儚くも哀しい復讐の物語。「放課後ライトノベル」第136回は『アリストクライシ』で"穴倉の悪魔"を根絶やしにせよ

インターネット上における毎年の風物詩ともなっているのが,4月1日のエイプリルフールネタ。毎年,さまざまなサイトがあの手,この手で閲覧者を楽しませようと努力しており,中には「そんな企画に力入れるぐらいだったら,さっさと新作作れよ……」と言いたくなるところもあるが,それはそれ。

2013.4.3  「母親に嫌われた」子どもの心のうちとは?

「心臓が、なんどもぎゅうっとなった。」――糸井重里がこう感想を寄せているコミックエッセイが、いま静かな話題を呼んでいる。

2013.3.12  激情、萌え、ダメ男、ピュア……文学男子の魅力を解読

最近、ドラマ『ビブリア古書堂の事件手帖』や映画『レ・ミゼラブル』などの影響で、名作と言われる文学作品に興味を持ったという人もいるだろう。そして、そこには必ず女子を惹きつけてやまない魅力的な男子がいる。2月25日に発売された『文学男子―BUNDAN―』(いのうえさきこ/集英社)によると、そんな文学作品に登場する男子=ブンダンは、大きく分けて4つのタイプに分類することができるそう。

2013.3.4  電車の中で「その場小説」

東京国際文芸フェスティバル最終日の三日、都電荒川線の電車内で小説を即興で創作する「その場小説」が行われた。作家が書いたそばから読み上げる物語を、同乗した参加者約五十人が電車に揺られながら楽しんだ。

2013.2.27  75歳が芥川賞受賞…シニア層 文学界に活気

第148回芥川賞受賞作は、同賞史上最高齢75歳、黒田夏子氏の「abさんご」。高齢化社会を象徴するような受賞を機に、シニア世代の創作意欲に改めて目を向けたい。

2013.2.22  TPP 文化まで"手玉" 著作権も米の言いなり? 青空文庫設立者が異議

著作権が消滅した日本の文学作品を、インターネット上で無料で読める電子図書館「青空文庫」設立者の一人、富田倫生さん(60)が、環太平洋連携協定(TPP)への参加反対を主張している。

2013.2.20  書き出し小説大賞・第11回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2013.2.16  (10)日本文学者 ドナルド・キーンさんに聞く

トップが「互助」示せ  愛国心を巡る学校現場の様々な取り組みを紹介した今回の連載。70年以上日本を研究し、昨年、日本に帰化した日本文学者のドナルド・キーンさん(90)は、トップが率先して行動することが愛国心を育てると考えている。

2013.2.9  小説に触発され出店

有機野菜を原料にした商品の製造・販売を手掛ける「結 YUI」(帯広市東4南4)代表の本間辰郎さん(55)が、郷土作家の父辰弥さん(84)と共に、有機栽培の食材を中心とした飲食店「立ち食い処『結』(ゆい)」を3月1日、帯広市内の広小路商店街にオープンする。

2013.2.1  ラノベ質問状 : 「彼女がフラグをおられたら」 "イチャコメ"展開が魅力、アニメ化企画も進行中

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は「彼女がフラグをおられたら(略称:がおられ)」(竹井10日さん著、CUTEGさん画)です。講談社ラノベ文庫編集部の猪熊泰則さんに作品の魅力を聞きました。

2013.1.30  講談社が導入した国内初のデジタル輪転機を見てきた

講談社は、少部数・多品目の出版物の制作に柔軟に対応するため、"講談社ふじみ野デジタル印刷製本工場"を開設。本格稼動に先立つ28日、報道関係者に対して内部を公開した。

2013.1.22  紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス!2013」

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2013」が決定しました!

2013.1.19  オトナ女子が読みたいエロ系文庫

――これじゃ、女はイケないでしょー―「女による女のためのR-18文学賞」創設のきっかけは、男性視点の官能小説に異を唱える、女性編集者たちのそんな声だったという。女が自然に感じることのできる性をテーマにした小説の追求――だがそれは、その趣旨に創作意欲を刺激された新たな書き手たちによって独自の進化を遂げていった。

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