野間文芸新人賞に関連する小説ニュースまとめ
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野間文芸新人賞 ニュース検索結果
2020.4.25 作家の読書道 第217回:乗代雄介さん
2015年に「十七八より」で群像新人文学賞を受賞して作家デビュー、2018年に『本物の読書家』で野間文芸新人賞を受賞、今年は「最高の任務」で芥川賞にノミネートされ注目度が高まる乗代雄介さん。たくさんの実在の書物の題名や引用、エピソードが読み込まれる作風から、相当な読書家であるとうかがえる乗代さん、はたしてその読書遍歴は?
2019.12.2 芦田愛菜が5年ぶり実写映画主演、大森立嗣が今村夏子の小説「星の子」映像化
芦田愛菜主演、大森立嗣監督で今村夏子の小説「星の子」が映画化されることがわかった。
2019.11.7 野間4賞、「文芸賞」は松浦寿輝『人外』に
野間文化財団が11月6日に発表。第72回「野間文芸賞」に、松浦寿輝『人外』(講談社)、第41回「野間文芸新人賞」に、古谷田奈月『神前酔狂宴』(河出書房新社)と千葉雅也『デッドライン』(「新潮」2019年9月号)、第57回「野間児童文芸賞」に戸森しるこ『ゆかいな床井くん』(講談社)を選出した。
2019.9.2 「セクシーすぎるでしょ2人とも」 島本理生の小説『Red』が夏帆&妻夫木聡で映画化決定!
直木賞作家・島本理生の小説『Red』が、夏帆と妻夫木聡の出演で映画化されることが決定。2人のビジュアルも解禁され、「何この距離感! めっちゃドキドキする!」「大好きな小説だからこの2人が演じてくれて嬉しい」と注目を集めている。
2019.1.14 芥川賞後、廃人気分の作家に 将棋界から突然のオファー
作家 高橋弘希さんの寄稿
2018.7.18 第159回芥川賞に高橋弘希さん、直木賞は島本理生さん
第159回芥川賞、直木賞の発表が張り出された=2018年7月18日午後7時36分、東京都千代田区の帝国ホテル、松本俊撮影
2018.1.24 作家の読書道 第190回:滝口悠生さん
野間文芸新人賞受賞作『愛と人生』や芥川賞受賞作『死んでいない者』をはじめ、視点も自在、自由に広がっていく文章世界で読者を魅了する滝口悠生さん。実は小さい頃はそれほど読書家ではなかったという滝口さんが、少しずつ書くことを志し、小説のために24歳で大学に入り学び、やがてデビューを決めるまでに読んで影響を受けた作品とは? その遍歴も含めて、たっぷりと語っていただきました。
2017.12.28 【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ
好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。
2017.11.10 野間文芸賞:高村薫さん「土の記」が受賞
第70回野間文芸賞(野間文化財団主催)が10日、高村薫さん(64)の「土の記」(新潮社)に決まった。
2017.1.20 「芳醇な読書体験をさせてくれた作品!」 芥川賞・山下澄人さん&直木賞・恩田陸さんに決まって、多くの読書ファンから納得の声続出!
2017年1月19日(木)に第156回目となる「芥川龍之介賞」と「直木三十五賞」の受賞作が発表された。芥川賞には山下澄人さんの『しんせかい』が、直木賞には恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』が決定し、多くの読書家からさまざまな反響が上がっている。
2016.7.20 芥川賞受賞の村田沙耶香さん「人間をもっとユーモラスに、慈しむように」
第155回芥川賞・直木賞が19日夜、発表され、『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香さん(36)は「奇跡のようでまだ信じられず、ふわふわしていますが、うれしいです」と喜びを語った。
2016.7.19 芥川賞受賞の村田沙耶香さん「人間をもっとユーモラスに、慈しむように」
第155回芥川賞・直木賞が19日夜、発表され、『コンビニ人間』で芥川賞を受賞した村田沙耶香さん(36)は「奇跡のようでまだ信じられず、ふわふわしていますが、うれしいです」と喜びを語った。
2016.7.14 松本潤×有村架純で恋愛小説「ナラタージュ」を映画化!行定勲監督がメガホン
松本潤と有村架純の共演で、島本理生氏の恋愛小説「ナラタージュ」が映画化されることが決定した。松本、有村ともに初の顔合わせとなる行定勲監督のメガホンで、一生に一度しか巡り合えない狂おしいほどの恋を描き出す。
2016.5.4 バイト生活から文学へ 芥川賞作家・滝口悠生さん「安心したら駄目」
入間市出身の作家・滝口悠生(ゆうしょう)さん(33)の「死んでいない者」(文學界12月号)が第154回芥川賞を受賞した。デビュー5年で、権威ある文学賞を受賞し、新進気鋭の作家として、今後の文学活動が期待される滝口さんに、これまでの歩みなどを聞いた。
2016.4.15 次第に変異していく夫に取り込まれていく妻! おかしみと不気味さが奇妙な味を奏でる芥川賞受賞作
『異類婚姻譚』(本谷有希子/講談社)は、『死んでいない者』と共に第154回芥川龍之介賞を受賞した中編小説である。
2016.4.12 【文学賞記者日記2016】シリーズものに光をあてる新設の文学賞、第1回は『しゃばけ』が受賞!
去る4月11日、東京・日比谷の帝国ホテルで吉川英治賞の贈賞式が開催された。
2016.3.10 通夜に集まった人々を通して問いかける生きることの意味! 巧緻な語り口が独自の世界を構築する芥川賞受賞作
滝口悠生氏は『愛と人生』(講談社)で第37回野間文芸新人賞を受賞、『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』(新潮社)では第153回芥川賞にノミネートされ、そして、『死んでいない者』(文藝春秋)でついに154回芥川賞を受賞した新進気鋭の作家である。
2016.2.18 津島佑子さん死去…「寵児」など、太宰治の次女
現代の日本文学を女性の立場から牽引(けんいん)した戦後生まれの作家、津島佑子(つしま・ゆうこ、本名・里子=さとこ)さんが18日午後4時10分、肺がんのため死去した。68歳だった。
2016.1.28 文学賞選考に見る 三つの「境界」
19日に開かれた芥川賞、直木賞の選考会では、芥川賞に滝口悠生さん「死んでいない者」と本谷有希子さん「異類婚姻譚」が、直木賞に青山文平さん『つまをめとらば』が選ばれた。
2016.1.19 芥川賞に滝口さんと本谷さん 直木賞に青山さん
第154回芥川賞と直木賞の選考会が、19日夜、東京で開かれ、芥川賞に滝口悠生さんと本谷有希子さんの2つの作品、また、直木賞には青山文平さんの作品が選ばれました。
2015.12.17 <織田作之助賞>堂垣園江さん、三浦しをんさん選ばれる
第32回織田作之助賞(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、パソナグループ、毎日新聞社主催、一心寺、ルーブル書店協賛)の選考会が17日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で開かれ、堂垣園江さん(55)の「浪華古本屋騒動記」(講談社)と、三浦しをんさん(39)の「あの家に暮らす四人の女」(中央公論新社)が選ばれた。
2015.11.15 『かたづの!』が柴田錬三郎賞、『長いお別れ』が中央公論文芸賞を受賞した現在の気持ちを語る――中島京子(1)
出版社勤務ののちフリーライターを経て、2003年に『FUTON』で小説家デビュー。同作は第25回野間文芸新人賞候補に。2010年に『小さいおうち』で第143回直木賞を受賞。2014年に『妻が椎茸だったころ』で、第42回泉鏡花文学賞を受賞。2015年に『かたづの!』で第3回河合隼雄物語賞、第4回歴史時代作家クラブ賞作品賞および第28回柴田錬三郎賞を受賞、さらに『長いお別れ』で第10回中央公論文芸賞を受賞。
2015.10.25 芥川賞候補となった『夏の裁断』を越えて、エンターテインメント小説に舵を切っていく「決意」――島本理生(1)
15歳のとき、「ヨル」が『鳩よ!』掌編小説、年間MVPを受賞。
2015.7.22 【今週はこれを読め! エンタメ編】認知症の父と家族の十年間〜中島京子『長いお別れ』
昔なら「ボケ老人」と呼ばれていた人々を取り巻く状況は、近年大きく変わった。
2015.3.24 島清文学賞贈呈式…島本さん、喜び語る
第21回島清しませ恋愛文学賞の贈呈式が22日、金沢市のしいのき迎賓館で行われ、ファンら約80人の前で、受賞作の「Red」(中央公論新社)の著者・島本理生さんに、賞状と副賞100万円の目録が贈られた。
2014.11.5 野間文芸賞に笙野頼子さん 新人賞は松波太郎さん
第67回野間文芸賞(野間文化財団主催)が4日発表され、笙野頼子さんの「未闘病記――膠原病、『混合性結合組織病』の」(講談社)に決まった。
2014.8.19 『小森谷くんが決めたこと』著者 中村航さん bestseller's interview 第60回
■ 実在する一般人をモデルに書かれた小説
2014.6.13 長編「夜は終わらない」を刊行…星野智幸さん
星野版「千夜一夜物語」
2014.5.8 『鼻に挟み撃ち 他三編』(集英社)刊行記念 いとうせいこうさんミニトーク&サイン会「いとうせいこうのなんでも質問箱」
御茶ノ水・聖橋で奇妙な演説をするマスクをつけた男。内容は支離滅裂だが、どうやらゴーゴリの『鼻』と後藤明生の『挟み撃ち』について話しているらしい。男は失くした鼻を隠すためにマスクをしているそしてそれを御茶ノ水の改札付近で聞いている私・・・。
2014.2.9 【記者ノート】誠実な「清水博子作品論」
『vanity』などの小説で2度、芥川賞候補になった清水博子さん=写真=が昨年10月に45歳で亡くなり、3か月余りが過ぎた。
2013.12.29 【文芸時評】1月号 苦しくも刺激的な試み 早稲田大学教授・石原千秋
ドイツの哲学者アドルノは「アウシュビッツ以降、詩を書くことは野蛮である」と言った。
2013.12.29 【2013文化部記者のベスト3】番外編・文壇パーティー"迷言"集 「頂点で亡くなっていただきたい…」
文学賞の授賞式には、日本の文学シーンを彩る第一線の作家や出版関係者が集う。
2013.12.24 【回顧2013】文芸
現実を受け止める・打ち破る
2013.12.23 【回顧 平成25年】文芸 「物語の原点」体現した小説 死を思い、生を考える
■震災から2年
2013.11.11 「ノーベル文学賞」を決める根拠はどこに?
日本で毎年話題になる文学賞といえば、芥川賞と直木賞、そしてノーベル文学賞だ。
2013.11.8 【きょうの人】「想像ラジオ」で野間文芸新人賞 いとうせいこうさん(52)
■震災で執筆「生き抜くにはユーモア必要」
2013.10.18 第35回「野間文芸新人賞」の候補作決まる
10月17日、講談社が発表した。候補作は次の通り。
2013.9.5 『桐島』吉田監督が舞台に初挑戦!本谷有希子の小説『ぬるい毒』を夏菜&池松壮亮が演じる
2007年、映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』以来およそ6年ぶりに本谷有希子と吉田大八が、再タッグ。今最も勢いのある女優・夏菜と若手実力派俳優・池松壮亮が主演をつとめる舞台『ぬるい毒』が、9月13日(金)よりついに開幕する。
2013.7.17 島田雅彦さんが「芥川賞落選作全集」
プロの証明文章で
2013.5.22 三島由紀夫賞・村田沙耶香さん 現実に感じた残酷さを描き切る
山本周五郎賞・小野不由美さん 淡々…それがとてつもなく怖い
2013.3.5 【文芸月評】生の「臭さ」引き受ける
身の回りの小さな日常を描くことを得意とする青山七恵さんが、大人の性愛に挑む長編「快楽」(群像)を発表した。30歳の節目の年に、自分の作風を打ち破ろうとした。
2013.3.4 中村文則さん「掏摸」米紙文学賞候補に 昨年はあのスティーブン・キングが受賞
作家の中村文則さん(35)の小説『掏摸(すり)』(河出書房新社)の英訳版『THE THIEF』が、米ロサンゼルス・タイムズ紙が主催する文学賞のミステリー・スリラー部門最終候補の5作に選ばれた。
2013.1.10 【10年前のきょう】芥川賞候補に女子高生(1月10日)
第128回芥川、直木賞の候補作が発表され、都立高校の3年生、島本理生(りお)さんの作品が芥川賞候補に選ばれた。島本さんは日記を書くのが好きで小学5年のときから小説を書き始めた。候補作の「リトル・バイ・リトル」は芥川賞受賞は逃したが、第25回野間文芸新人賞を同賞史上最年少で受賞した。
2013.1.4 【集う】野間文芸賞など贈呈式
□平成24年12月17日、東京・内幸町の帝国ホテル 読者人口増やすため「お願いに来ました!」
2012.12.17 【2012文芸回顧】にじみ出る命の尊さ
震災後の世界を問う ◆文芸 東日本大震災から1年が過ぎた3月、日本が特別招待国となった書籍展「サロン・デュ・リーブル」がパリで開かれた。震災についてシンポジウムで聞かれた角田光代さんは、このように語った。
2012.12.17 水村美苗さん「母の遺産 新聞小説」に大佛次郎賞 選評
優れた散文作品に贈られる大佛次郎賞は、39回目の今年、作家・水村美苗さんの小説『母の遺産 新聞小説』(中央公論新社・1890円)に決まった。一般推薦を含めた候補作の公募、予備選考を経て、最終選考で委員6氏が協議した。贈呈式は来年1月31日、東京・内幸町の帝国ホテルで、朝日賞、大佛次郎論壇賞、朝日スポーツ賞とともに開かれる。
2012.12.3 【文芸月評】太平の世、奇怪な道中記
野間文芸新人賞に6日、決まった二人が好調だ。日和聡子さん(38)は、賞の余勢を駆るかのように派手な題名の小説を「群像」に発表した。その名は、「御命授天纏佐左目谷行(ごめいさずかりてんてんささめがやつゆき)」である。
2012.11.19 ストーリーより言葉遣い評価
「二作とも、普通とは異なる実験的な言葉の使い方が、あまりに面白かった」
2012.9.29 ピース又吉、綾野剛がどハマリしてる作家とは?
存在感が文学的とも評される役者・綾野剛が「衝撃を受けた」と言い、いまもっとも多くの人から信用を受ける"書評家"であるピース又吉も「僕が生きる糧にしている作家」とさえ語ってしまう。――この旬なふたりから熱烈なラブコールを投げかけられているのが、作家の中村文則だ。
2012.8.23 芥川賞・直木賞ともに実力派が受賞――若返り進み異色の候補作も
7月17日に第147回芥川賞・直木賞の選考会が開かれ、芥川賞に鹿島田真希(かしまだ・まき)(35歳)の『冥土めぐり』、直木賞に辻村深月(つじむら・みづき)(32歳)の『鍵のない夢を見る』が受賞した。
2012.8.21 2012年芥川賞作家・鹿島田真希がBLを書いていた
『冥土めぐり』(河出書房新社)で2012年上半期の芥川賞を受賞した鹿島田真希。『文藝春秋』に掲載された選評でも、「鹿島田さんにしか描けない世界」(小川洋子)、「受賞にふさわしい一作」(堀江敏幸)、「圧倒された」(山田詠美)と賛辞の言葉が並んだ。
2012.8.8 彦根市:目指せ、未来の舟橋 文学賞・奨励賞作品募集、来月7日締め切り /滋賀
彦根市は、「第24回舟橋聖一顕彰青年文学賞」と「第27回舟橋聖一顕彰文学奨励賞」の作品を募集している。応募締め切りはどちらも9月7日(当日消印有効)。近年はレベルの高い作品が増えており、市は舟橋氏を配したポスターを配布するなどして応募を呼び掛けている。
2012.7.8 芥川賞・直木賞 : 発表をニコ動で生中継 記者会見も
第147回芥川賞と直木賞が17日発表され、受賞者の記者会見の模様はドワンゴと二ワンゴが運営する動画配信サイト「ニコニコ生放送:Zero」で生中継される。今回の候補作は、芥川賞は舞城王太郎さんの「短篇五芒星」など5作、直木賞には貫井徳郎さんの「新月譚(しんげつたん」など5作がノミネートされた。
2012.5.15 第二十五回 三島由紀夫賞
第二十五回 三島由紀夫賞
2012.5.15 第二十五回 山本周五郎賞
第二十五回 山本周五郎賞
2012.5.7 第三十八回川端康成文学賞
「犬とハモニカ」 江國香織
2012.4.24 第25回 三島由紀夫賞候補作品発表
第二十五回三島由紀夫賞候補は次の六作品に決定しました。本賞の今後の日程は下記の通りです。
2012.2.17 芥川賞の円城さん 札幌で25日初講演
芥川賞の円城さん 札幌で25日初講演 (02/17 10:12) 札幌出身の芥川賞作家・円城塔さん(39)=大阪市在住=の文芸講演会が25日午後3時から、札幌市中央区中島公園の道立文学館で開かれる。
2009.5.1 インタビュー 作家「中村文則」
賭けてもよいが、「小説家」になりたかった小説家の小説ほどに退屈なものはない。百歩譲って、そんな動機で書かれた中に優れた作品の隠れることもあるけれど、作を重ねてなお「小説家であること」に満足を見出す程に無邪気なら、悪いことは言わぬから荷物をまとめて田舎に帰ったほうがいい。
2009.3.19 著者インタビュー 津村記久子さん『ポトスライムの舟』
総額163万円……あなたならどうやって貯めますか。日々のお金がなくても、ギリギリの無理をしなくても、夢は毎日育ててゆける……緑がみずみずしいポトスライムのように。29歳の契約社員ナガセは、工場のライン業務を日々こなしながら、友人の喫茶店を手伝ったり、パソコン教室の講師をしながら働き続けています。彼女の目標は、自分の年収と同じ世界一周旅行の費用・総額163万円を貯めること。ささやかな節約の日々に、夫との関係がこじれた友人が子連れで転がりこんできて……。同居するナガセの母や、工場の先輩女性など、ほとんどの登場人物が女性。働く女性たちの日常と、互いに触発されて揺れあう心情が静謐な文体で書かれた、第140回芥川賞受賞作。自身も会社勤務を続けながら創作活動をされる作家の津村記久子さんにお話を伺いました。
2006.4.1 きらら熱烈インタビュー 第9回 島本理生 さん
気分が落ち込んでいる読者が、少しでも幸せな気持ちになればいい 女子大生の切なく苦しい恋愛を描いた長篇小説『ナラタージュ』で、女性だけでなく男性読者からも支持を得た島本理生さん。
2002.11.1 インタビュー 作家「笙野頼子」
長い雌伏期間を経て『なにもしてない』で野間文芸新人賞。文学界に登場、続く『居場所もなかった』で、この社会に「自由業」「単身」「女性」で在ることの不自由さを鮮やかに描き出した笙野頼子が、とうとう「居場所」を見つけた。それも、その表現を借りるなら千葉県北総部にある「郊外帝国S倉」という新興住宅街の一軒家だ。果たして「自由業」「単身」の上に四匹の猫連れという荷を負った「女性」はその地と溶け合うことができるのか。最新作『S倉迷妄通信』は主人公と四匹の猫の奮闘を綴った言わば「戦記」である。
2002.2.1 インタビュー 作家「堂垣園江」
ひとりの日本人も登場しない、メキシコが舞台の小説『ベラクルス』が、第二十三回野間文芸新人賞を受賞した。
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