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藤野可織

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経歴

藤野 可織(ふじの かおり、1980年2月14日 - )は、日本の小説家。
京都府京都市出身。同志社中学校・高等学校、同志社大学文学部美学芸術学科卒業、同大学院文学研究科美学芸術学専攻博士前期課程修了。学位は修士(文学)。
大学院を修了してからは京都のカメラスタジオでアシスタントとして半年働き、その後は学術出版社で事務のアルバイトをしながら小説を執筆していた。
2006年、「いやしい鳥」で第103回文學界新人賞受賞。
2009年、「いけにえ」で第141回芥川龍之介賞候補。
2012年、「パトロネ」で第34回野間文芸新人賞候補。
2013年、「爪と目」で第149回芥川龍之介賞受賞。

受賞歴

藤野可織関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

  • 2020.6.27 作家の読書道 第218回:藤野可織さん

    不穏な世界を時に美しい言葉で、時に奇想を炸裂させた設定で描き出す藤野可織さん。2013年には『爪と目』で芥川賞を受賞、最近では女性2人が破滅に向かう世界で活き活きと冒険する『ピエタとトランジ<完全版>』が評判に。この世界観を生み出す背景に、どんな読書遍歴があったのでしょう? 小説だけでなく、影響を受けた漫画や好きな映画や俳優についてもたっぷり教えてくださいました。

  • 2020.4.15 【今週はこれを読め! エンタメ編】痛快女子バディ物語『ピエタとトランジ〈完全版〉』登場!

    「痛快」という言葉がこれほど似合う小説に出会ったのは久しぶり。本書は連作短編集で、ふたりの女子(と呼んでいてもいいのかどうかわからない年齢になるまで彼女たちの仲は続いていくのだけれど)のクールで熱い物語が展開していく。

  • 2017.12.28 【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ

    好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。

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