橘 玲(たちばな あきら - )は、日本の男性作家。本名は非公開。
早稲田大学第一文学部卒業。元・宝島社の編集者で雑誌『宝島30』2代目編集長。日本経済新聞で連載を持っていた。海外投資を楽しむ会創設メンバーの一人。2006年『永遠の旅行者』山本周五郎賞候補作|2005が第19回山本周五郎賞候補となる。デビュー作は経済小説の『マネーロンダリング』デビュー作|2002。投資や経済に関するフィクション・ノンフィクションの両方を手がける。2010年以降は社会批評や人生論の著作も執筆している。
早稲田大学文学部ロシア文学科を卒業。大学ではほとんど授業に出なかったと回想している。
その後、宝島社に所属。当時としては珍しく夫婦共働きで保育園の送り迎えのためにフリーランスとして時短勤務をしていた。宝島社の同僚に町山智浩がおり、2人で暴力団事務所に記事の謝罪をしに行ったことがある。
「宝島30」編集長としてオウム真理教を精力的に取材した。1998年までに宝島社を退社。
日本から個人でアメリカ株を購入できないことに疑問を感じたことがきっかけとなり、海外投資をするためにオフショア銀行の口座を開設した。このときの体験を『ゴミ投資家のためのビッグバン入門』(1998年)に書き、人気を博したことから、「海外投資を楽しむ会」の友人たちと海外投資の方法を「ゴミ投資家シリーズ」としてマニュアル化していった。
デビュー作となる『マネーロンダリング』は、この頃に知った非合法な脱税法について小説化したもの。正体不明の書き手の方が面白いと編集者に勧められ、ペンネームを国籍や性別が曖昧な「橘玲」とした。1回限りのペンネームのつもりだったが、『マネーロンダリング』が予想外に好評だったため、『ゴミ投資家のための人生設計入門』の改訂版を橘玲名義で『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』として出版し、作家として独立。
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