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秋山駿

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経歴

秋山 駿(あきやま しゅん、1930年〈昭和5年〉4月23日)は、日本の文芸評論家、日本藝術院会員。位階は従四位。本名は駿(すすむ)。
東京府池袋出身。旧制東京都立第十中学校(現・東京都立西高等学校)を経て、1948年に旧制第二早稲田高等学院入学、翌年学制改革により新制早稲田大学第一文学部仏文科に移り、1953年に卒業する。1956年6月、報知新聞社に入社。1960年「小林秀雄」で『群像』第3回新人文学賞評論部門受賞。評論「内部の人間」「想像する自由」(いずれも1963年発表)などを、久保田正文や三島由紀夫に激賞された、1997年から武蔵野女子短期大学・武蔵野女子大学教授。1997年に日本芸術院会員。2001年同大学を定年退職。2002年客員教授を務めた。2004年11月、旭日中綬章を受章。2013年10月2日に食道がんのため死去。83歳没。
「石ころ」が秋山駿の批評のキーワードだと言われる。目の前の石ころから発想するのである。群像新人賞を受賞したが、以後三年間低迷する。『群像』が批評を掲載してくれないので、もう一度新人賞に応募しようとして止められたという。内向の世代の同伴者的批評家として出発する。|date=2022-07
『恋愛の発見』では、恋愛とは犯罪に似ており、「俺は、こうする」というもので、学校的な知性では計れないものだと論じた。『信長』は、ベストセラーになった。大病を患ったがそこから復活し、晩年は『私小説という人生』で、改めて私小説を擁護し、話題となった。|date=2022-07
瀬戸内寂聴、渡辺淳一など、通俗作家としてあまり文芸評論家が論じない作家を積極的に評価した。早くから時代小説家では、藤沢周平や宮城谷昌光を評価した(『時代小説礼賛』date=2022-07より)。

受賞歴

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