大門 剛明|だいもん たけあき|本名:大谷 剛史、1974年9月25日 - は、日本の小説家・推理作家。三重県伊勢市出身在住。龍谷大学文学部哲学科教育学専攻卒業。
2009年、『雪冤』(『ディオニス死すべし』より改題)で第29回横溝正史ミステリ大賞大賞とテレビ東京賞をダブル受賞し作家デビュー。死刑制度と冤罪をテーマに、現代の司法制度の根幹を問い直すメッセージをはらんだ問題作。
同年『罪火』を刊行。修復的司法という重厚なテーマに巧みなトリックを駆使した社会派ミステリを完成させ、逸材として注目を浴びる。2010年には広島MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島を舞台にした『確信犯』を刊行。強い覚悟のもと、裁判員制度以外にも弁護士増員問題など司法制度に鋭くメスを入れた。9月には『告解者』を刊行。無期囚の更生を巡るストーリーで再犯問題に切りこんでいる。2011年7月には『ボーダー』『共同正犯』を刊行。頭の中で考えるだけでなく実際に殺人を犯した無期懲役囚に取材するなどして重厚な作品を生み出している。
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