山本 一力(やまもと いちりき、本名:山本 健一〈やまもと けんいち〉、1948年2月18日 - )は、日本の小説家。高知県高知市生まれ。東京都立世田谷工業高等学校電子科卒業。日本ペンクラブ会員。
高知市に生まれる。高知市立江陽小学校卒業。生家は高知市の大地主であったが没落、14歳の時に上京。
通信機輸出会社、大手旅行会社(近畿日本ツーリスト)、コピーライターなど十数回の転職を経て、1997年に『蒼龍』で第77回オール讀物新人賞を受賞してデビュー。2002年には『あかね空』で第126回直木三十五賞を受賞。
平成二年に現在の妻と出会い、小説を書く時のモデルになってほしいと説得し半年後に3度目の結婚。
妻の実家の相続トラブルで親族に17億円の支払い命令されるも土地を売却することで相殺。その後、バブル時代に支払いの足しのために設立した会社は事業失敗で2億円の借金を抱える。その借金返済及び結婚をきっかけに49歳で小説を発表した。
自転車愛好家で、外出時は一家で自転車を用いる。直木賞受賞の会見場へも、一家揃い自転車で向かったことが話題を呼んだ。テレビのコメンテーターの活動も行っている。
ペンネームの「一力」(いちりき)は作家を始めたときにあと一歩で賞がなかなか取れず、妻から名前が悪いのではないかと言われ、姓名判断ソフトの中から候補を選び、名前は1画2画のバランスが山本姓に合っていたためこの名前になったという。
from wikipedia(名前を用いての自動収集のため、別人の場合もあることをご了承ください)