笹倉 明|ささくら あきら|1948年11月14日 -
は、日本の小説家。タイ在住の上座部仏教の日本人比丘(僧侶)。比丘としての名前はプラ・アキラ・アマロー。シンガーソングライター・レコーディング・エンジニア・スタジオ兼カフェのオーナーで内装職人の笹倉慎介は実子。
兵庫県西脇市生まれ。淳心学院高等学校、早稲田大学第一文学部文芸科卒業。広告代理店、フリーの雑誌記者等を経て、1980年、日本人青年の異国放浪を描いた『海を越えた者たち』(第4回すばる文学賞佳作入選)でデビュー。
1988年、『漂流裁判』で第6回サントリーミステリー大賞受賞。翌1989年、ジャパゆきさんによる殺人事件をテーマにした長編小説『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞。幅広いジャンルに多くの著作がある。
1991年、湾岸戦争への自衛隊派遣に抗議し、柄谷行人、中上健次、津島佑子、田中康夫らとともに『湾岸戦争に反対する文学者声明』を発表した。
その後「にっぽん実業家列伝」全5巻、2002年には原作・脚本を担当した映画『新・雪国』が封切られた。この映画では製作にも全面的にコミットしており、その経緯を『映画『新・雪国』始末記』としてまとめている。
2005年にタイへ移住。2016年にはチェンマイのパンオン寺で出家した。
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