トップページ > 作家名一覧 > かから始まる作家名一覧 > 海堂尊

海堂尊

海堂尊さんの情報(受賞歴、新刊、ニュース、インタビュー、関連つぶやき等)をまとめています。
代表作探し、おすすめ探し等にご活用ください。

書籍画像をクリックするとAmazonの該当ページを表示します。

経歴

海堂 尊|かいどう たける|本名:非公開、1961年12月21日。福井県立大学・客員教授。「海堂尊」はペンネームである。
2005年、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2006年に受賞作を改題した『チーム・バチスタの栄光』で作家デビュー。「バチスタ」シリーズは多数映像化され、累計1750万部を超える。『ジェネラル・ルージュの凱旋』『ブラックペアン1988』『ジーン・ワルツ』『トリセツ・カラダ』など著書多数。
1961年、千葉県生まれ。千葉県立千葉高等学校に進学し、高校3年までは剣道部中心の生活を送る。大学では剣道と麻雀に夢中になり、1年留年した。医学部の剣道部で主将を務め、東医体に出場。1997年3月、同博士課程修了、博士号取得。学位論文は「血液系細胞株K562におけるTPA誘導CD30抑制機構の解析」。
1997年4月より放射線医学総合研究所・重粒子医科学センター病院(現:量子科学技術研究開発機構・QST病院)に病理医として勤務し。千葉大学医学部・非常勤講師も務めた。2000年2月から、オートプシー・イメージング(Ai=死亡時画像病理診断、CTやMRI等を使用した画像診断で、死亡診断を行う)に取り組み始め、Aiの重要性と社会制度への導入を訴えた。2003年にAi学会を作った。
2005年、Aiの社会導入が閉塞状態に陥っていた43歳の時、トリックを思いついたので小説『チーム・バチスタの栄光』を書き、それが第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した。子どもの頃から「本を1冊書く」「書店に並んだ自分の本を見る」のが夢だったが、作家になりたいのではなかったため、3部作を書いたら引退するつもりだった。しかし、受賞後は依頼が次々と来て、引退するきっかけを失ったとしている。
2009年、Ai研究を巡る言及で、深山正久・東大教授から名誉毀損で提訴された。
同年、オートプシー・イメージング学会の学会誌に、同学会サイトに掲載された1000字提言が掲載されるのが常であったにもかかわらず、海堂の提言のみを1人の理事が独断で不掲載にした疑いがあるとして言論封殺と批判した
2010年3月、前年のAi学会理事会の混乱の責任を取るという名目で、海堂はAi学会理事から退く。一連の混乱の原因は、Aiの導入に当たって、病理医学会が主導権を取れば、もともと病理解剖にすら予算が付かない状況下で、放射線科医が無償奉仕を強いられる形になり、法医学学会が主導権を取れば、Aiで得られたデータが、警察・検察の捜査情報として秘匿・隠蔽される危険性があることから、Aiの提唱者である海堂自身は、読影を行う放射線科医が中心となるべきであると提唱していたが、その主導権争いに端を発していることを、海堂は指摘している。。また、理事を辞任した後も、同学会や一般財団法人Ai情報センターとの良好な関係は続いており、2020年に再度、理事会の混乱があり、瓦解の危機が起こったときは、創立者として、正常化のために尽力している。
2014年からは、放射線医学総合研究所の非常勤医として、ほぼ専業作家になっている。
私生活では1994年に結婚し2児の父。特技は県立千葉高校から始めた剣道(3段)。また、中学以来、将棋の熱心なファンであり、2012年、第70期名人戦第一局の観戦記を執筆した。

受賞歴

海堂尊関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

海堂尊関連つぶやき(自動取得のため関連しない情報も含まれることがあります)

現在話題の小説ランキング
現在話題の作家ランキング
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
    現在話題の賞ランキング
    海堂尊さんと同じ賞の受賞作家
    最新小説ニュース
    (外部リンク)
    ブログ(更新履歴等)