温 又柔(おん ゆうじゅう、Wen Yourou、1980年5月14日- )は日本の小説家。
台湾・台北市生まれで、3歳より東京都で育つ。両親は台湾人。
日本語、台湾語、中国語の飛び交う家庭に育ち、創作は日本語で行う。日本語は外国語ではないが、母語とも国語とも母国語とも言い切れない。
東京都立飛鳥高等学校、法政大学国際文化学部卒業、同大学院国際文化専攻修士課程修了。学部では川村湊、大学院ではリービ英雄のゼミに所属。
2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞し、作家デビュー。
2013年、管啓次郎、小野正嗣、木村友祐とともに高山明演出の演劇プロジェクト「東京ヘテロトピア」に参加し、東京のアジア系住民の物語を執筆した。
2016年、『台湾生まれ 日本語育ち』で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。
2017年、「真ん中の子どもたち」で第157回芥川龍之介賞候補。2019年、文化庁長官表彰。2020年、『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞受賞。2022年、「祝宴」で第44回野間文芸新人賞候補。
好きなものは、ドラえもん、THE YELLOW MONKEY、水餃子。
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