知念 実希人|ちねん みきと|1978年10月12日。東京都在住、東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞者。
沖縄県南城市で生まれるが、1歳にも満たないうちに東京へ戻り、東京・池袋で育つ。子供の頃から江戸川乱歩の少年探偵団や、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズシリーズに親しみ、「ストーリーを作る側になってみたい」という思いを持つが、実際には祖父や父と同じ医師への道に進む。高校生のときに鮎川哲也が編者を務める公募アンソロジー『本格推理』に本名で投稿し、掲載される。
2004年に東京慈恵会医科大学を卒業、医師国家試験に合格し、内科医として勤務。「内科を選んだのは、小説家としての道を進むには、内科の能力、知識が最終的に一番役に立つんじゃないかと思ったから。内科なら父のクリニックが手伝えますし、求人が多く生活のことを考えても、一番安定しています。働き方の自由度も高い。加えて、初期研修中に尊敬できる指導医についた経験から、手技ではなく知識を深めて患者に寄り添う内科医のあり方に、純粋に興味を持ったのです。」と語る。
4年間働き内科医の認定医となってから本格的に小説の執筆にとりかかり、以来医師の父親が開業する西東京市の医院で診療活動をしながら執筆活動を続けている。2011年、『誰がための刃 レゾンデートル』(応募時のタイトルは「レゾン・デートル」)で第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。2012年、同作で作家デビュー。現在では父親のクリニックを週1日手伝っている。Twitterでは医療系のトリビアをつぶやいている。一方、その発信の内容によっては過激な発言や誤情報が含まれている事が指摘されている。
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