東 浩紀|あずま ひろき|1971年5月9日 - は、日本の批評家、哲学者、作家。株式会社ゲンロン創業者。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。学位は博士(学術)(東京大学・1999年)。
在学中の1993年に批評家としてデビュー、東京工業大学特任教授、早稲田大学教授などを経て、2015年より批評誌『ゲンロン』を創刊・主宰。著書に『存在論的、郵便的』(1998年)、『動物化するポストモダン』(2001年)、『一般意志2.0』(2011年)、『観光客の哲学』(2017年)、『訂正可能性の哲学』(2023年)など。
大学院では小林康夫に学ぶ。本人は「現代思想好きのオタク」を自認する。
2013年に早稲田大学教授を辞して以降、活動の主軸を自身が創業した株式会社ゲンロンに置き、書籍出版、イベント事業、スクール事業および放送プラットフォーム「シラス」の運営等様々な事業に携わっている。
香港出身の哲学者ユク・ホイが設立した哲学と技術のリサーチネットワーク(Research Network For Philosophy and Technology)において、2018年以降、学術委員を務めている。
小説家でもあり、特にSF作家である。日本SF作家クラブ会員だったが、2014年に退会している。日本推理作家協会会員。
妻は小説家のほしおさなえ。岳父はミステリ評論家・翻訳家の小鷹信光。従兄弟はテレビプロデューサーの磯智明。娘がいる。
白ワインを好む。
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