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舞城王太郎

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経歴

舞城 王太郎|まいじょう おうたろう|1973年 -は、日本の小説家・脚本家。福井県南条郡今庄町(現・南越前町)出身。
学歴・職歴は非公表の覆面作家であり、三島由紀夫賞の授賞式にも欠席した。同賞の受賞者で式典に欠席したのは舞城がはじめてである(このことをうけ、モブ・ノリオが『介護入門』で第131回芥川龍之介賞を受賞した際の記者会見で「どうも、舞城王太郎です」と挨拶した。後述の通り、同回の芥川賞では、本人も候補になっている)。
ミステリ小説『煙か土か食い物』で第19回メフィスト賞を受賞しデビューした。その後『暗闇の中で子供』『世界は密室でできている。』を矢継ぎ早に発表。講談社ノベルスで洋書のようなカバーデザイン、ミステリの定型に対して挑発的なストーリー進行、入り組んだ物語をスピーディに展開させる文体と作劇が評価された。
以降も書き下ろしをメインにしつつ、文芸誌『ファウスト』においていくつかの短篇とイラスト・コミックを発表、西尾維新、佐藤友哉などの同時期にデビューした作家と誌面の看板として活躍する。
2001年に短編「ピコーン!」で日本推理作家協会賞の候補となる。同年『群像』に発表し第15回三島由紀夫賞候補となった短編「熊の場所」以後は純文学にも活動の幅を広げ、2003年に『阿修羅ガール』にて選考委員の筒井康隆らが評価し第16回三島由紀夫賞を受賞した。
他にも『好き好き大好き超愛してる。』『ビッチマグネット』『短篇五芒星』『美味しいシャワーヘッド』でそれぞれ第131回(2004年上半期)・第142回(2009年下半期)・第147回(2012年上半期・第148回(2012年下半期))の芥川龍之介賞候補作となっている(いずれの選考でも、主に池澤夏樹・山田詠美が推している)。第131回において、石原慎太郎は「タイトルを見ただけでうんざりした」と評し、また三島由紀夫賞の選考では、宮本輝が「面白くもなんともないただのこけおどし」と評した。
2005年12月、映画・ドラマ・アニメ・ゲームなどの映像作品を企画・制作・販売するユニット「REALCOFFEE」に所属が確認されている。
2007年12月15日から2008年2月17日にかけて東京都写真美術館で映像工夫館展の一環として開催された「文学の触覚」(企画協力:講談社「群像」、NHKエンタープライズ)において、「舞城小説粉吹雪」というタイトルで参加。同名の書き下ろし小説の創作過程(展示期間中も随時更新)におけるタイピング記録を、「Type Trace」というソフトウェアを使って記憶・再生する作品を展示した。また、20年度の第12回文化庁メディア芸術祭にも審査委員会推薦作品に[タイプトレース道〜舞城王太郎之巻]として選ばれた。その際は、「舞城小説粉吹雪」の他、新たに「せれくたん」(NHKBSのテレビ番組「ねっとすたー」の小説)の冒頭の一部などが展示された。
久々の単行本発売となった1000ページ超の長編『ディスコ探偵水曜日』も豊崎由美や大森望から称賛され、『このミステリーがすごい!』でベスト10以内にランクインを果たしている。千街晶之は、著書『読み出したら止まらない! 国内ミステリー マストリード100』にて、同作を『黒死館殺人事件』『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』『匣の中の失楽』に並ぶ五大奇書として並び称した。
2010年には乙一・秋田禎信らとのコラボレーション企画としてライトノベルシリーズ『魔界探偵冥王星O』を越前魔太郎名義で発表。舞城自身も9月に刊行された『魔界探偵冥王星O デッドドールのダブルD』の執筆を担当する。

受賞歴

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