ねじめ 正一(ねじめ しょういち、1948年6月16日 - )は、日本の詩人、小説家。本名は禰寝 正一(読みは同じ)。東京都杉並区生まれ。杉並区立杉並第四小学校、杉並区立高円寺中学校、日本大学第二高等学校卒業。青山学院大学経済学部中退。俳人としての俳号は、エンジン。
父は俳人のねじめ正也。長男は俳優のねじめ宗吾(ねじめ そうご、本名:禰寝宗吾)。長女は脚本家のねじめ彩木(ねじめ さえき)。
高円寺北口商店街の乾物屋の長男として生まれる。1966年に乾物屋が廃業し、父正也が美術・骨董を趣味としていたことから民芸店「ねじめ民芸店」を開店する。1972年に区画整理による立ち退きに遭い、阿佐ヶ谷・パール商店街に移転。2019年8月閉店
。
中学時代に担任の薦めで詩を書き始める。同じようにして詩を始めた同級生が、後に作詞家となる門谷憲二だった。日本文学学校で鈴木志郎康に学び、実験的で暴力性の高い詩を発表する詩人としてデビュー。朗読パフォーマンスなども積極的に行う。高橋敏夫や絓秀実らとともに『季刊 現代批評』編集発行人。自身の少年期の経験をもとにした『高円寺純情商店街』をはじめ、小説・エッセイの著書も多い。TBS番組審議会委員などを歴任。
杉並区立高円寺中学校時代には野球部に入り練習に明け暮れ、かつては草野球チーム「ファウルズ」に所属し、年間数十試合をこなしたほどの野球好きで知られる。また、熱狂的な長嶋茂雄、巨人ファンとしても有名である。2007年頃からは落合博満のファンであると公言。きっかけは、第2次長嶋政権下の巨人時代に落合が移籍してきた際の「長嶋監督を胴上げするためにやってきました」のひとことを聞き、顔を見ているうちに、ねじめ自身と落合が重なるような気がしてきたことなどが理由で、魅力を感じたからだという。
また、2004年に落合が中日ドラゴンズの監督に就任してからは、他球団もバランスよく試合を見るようになったと同時に、2002年オフにニューヨーク・ヤンキースへ移籍した松井秀喜の代わりの選手を育成しようとせず、ヤクルトスワローズから安易にロベルト・ペタジーニを獲得した巨人のやり方を疑問視し、自然と自分の好きな巨人を厳しい目で見るようになったという。
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