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三田誠広

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経歴

三田 誠広(みた まさひろ、1948年6月18日-)は、日本の小説家。日本文藝家協会副理事長。日本文藝著作権センター事務局長。著作権問題を考える創作者団体協議会議長。歴史時代作家クラブ会員。武蔵野大学名誉教授(2019年-)
大阪府出身。私立追手門学院小学校、同中学校を卒業。大阪府立大手前高等学校で岩脇正人、佐々木幹郎、山崎博昭らの学生運動に参加する。2年生のとき不登校となり、1年間休学し、読書と思索の日々を送っていたとき書いた小説『Mの世界』で文藝学生小説コンクール佳作入選し、18歳の誕生日を前にして文壇にデビュー。
早稲田大学第一文学部演劇専修卒業。玩具業界雑誌の編集者、のちに広告プロダクションで自動車メーカーの販売店向き機関紙の編集者と、サラリーマン生活を経る。その後、アルバイトで週刊誌のアンカーをしながら『僕って何』の仕上げをした。
1977年、『僕って何』で芥川賞受賞。1988年から早稲田大学の文芸科で教鞭をとり小説創作の演習を担当。1997年~2001年と2005年~2007年には早稲田大学文学部客員教授を務めた。その後2009年~2011年武蔵野大学客員教授、2011年から武蔵野大学教授。2019年退任し、名誉教授。
芥川賞受賞作『僕って何』は早稲田大学在学当時に経験した学生運動をモチーフにした作品だが、当時本人は特定のセクトに属さずクラス単位での活動に参加。既に学生結婚しており家庭を持つ身であったためバリケードに泊まり込むことはせず「日帰り」で活動していた(『都の西北』)。また、『僕って何』という小説は、従来の「社会主義を絶対的な正義として、正義のために闘おうとしながら結局は挫折してしまう人物をセンチメンタルに描いた」生真面目な学生運動小説に対して、作品の中に絶対的な価値基準を置かず、学生運動自体に批判的な視点をもっており(本人ホームページ)、ユーモアと恋愛小説風の軽やかな筆致で、学生運動を客観的・通俗的に描いたため、その新しさが評価された一方で、政治的には左右の一部から批判の的とされた。
芥川賞受賞以来「団塊世代の旗手」と称されることも多く、それに呼応するように「ニューファミリー世代」「団塊世代」としての家族のあり方をテーマに随筆・小説を多く手がけている。『僕の赤ちゃんたち』『トマトケチャップの青春』『パパは塾長さん』『息子の教育』『父親学入門』『ぼくのリビングルーム』など、家族の関わりの中でも子育て・教育に関する著作が多かったが、近年では『団塊老人』『団塊-再生世代の底力』『夫婦って何? おふたり様の老後』など団塊世代の老後の生き方への提言・指南を多く著している。
2009年に上梓した『新釈罪と罰』の「あとがき」では、「僕はドストエフスキーを読むことで小説の魅力に触れ、小説家の人生を始めることになった」と述べている。初の新聞連載『龍をみたか』は、『白痴』のパロディー化ということを意識して書いたと述べている。
また、キリスト教・仏教への造詣が深く、『地に火を放つ者/双児のトマスによる第五の福音』『迷宮のラビア』『釈迦と維摩/小説維摩経』『空海』『日蓮』といった深遠な宗教小説が近年を代表する創作である。
さらに、『聖書の謎を解く』『般若心経の謎を解く』『謎の空海』『はじめての宗教 キリストと釈迦』などの入門書・エッセーも旺盛に執筆している。本人のホームページによると、ライフワークとしての小説作品とその「解説書」を並行して次々に発表する「すごいパラノイア的構想」によると述べており、「21世紀はパラノイアの時代だ」としている。
中学までは理系志向であったというが、自然科学分野の本格的な著作も多く、相対性理論や宇宙論についての解説書を多々手がけている。宗教をさらに拡大した「宇宙論」こそ、自らの「究極のライフワークである」としており、小説『デイドリーム・ビリーバー』はその系譜にある大作といえよう。また2003年、小惑星11921がMitamasahiroと命名される。
他にも、青春小説、小説入門、女帝や武将といった歴史上の為政者などを主人公とする歴史小説など、幅広く執筆している。
2007年頃から著作権ロビーにも尽力しており、著作権保護期間の延長を訴えている。その一方で『星の王子さま』の翻訳出版権が2005年1月に消失すると2006年11月には講談社から『星の王子さま』を訳出している。
2022年『遠き春の日々』で第二回加賀乙彦推奨特別文学賞を受賞。
なお、実家は一世を風靡した「コピーの三田」で知られた三田工業(現京セラドキュメントソリューションズ)を経営していた。実家の住まいは会社の近辺であった。長男はピアニストの三田貴広。女優の三田和代は実姉。実兄は三田工業元社長の三田順啓。
宮本輝夫人とは幼馴染(『龍をみたか』文庫版での平岡篤頼との対談)

受賞歴

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三田誠広関連つぶやき(自動取得のため関連しない情報も含まれることがあります)

sekiseiword「実は、伝えたいことなんて、何もないんだ。でも小説というのは、虚構だからね。書いているうちに、書いている本人も気づいていなかったものがあらわになる。そんなことも起こるのじゃないかな。隠された自己を発見する試み、それが書く行為だと、ぼくは思っている」/三田誠広「ペトロスの青い影」
mine_o70年代の中上をはじめ津島佑子や三田誠広、高橋三千綱等の戦後生まれの新進作家が集う的な座談会を読んだが、中上が後輩作家相手に大人げないくらい「無双」しようとする感じに苦笑しつつ、座談のメンバーは中上以外は皆大卒(除籍もいるが)の中… https://t.co/Jmj0PJnL3R" target="_blank">https://t.co/Jmj0PJnL3R>
hit4boy三田誠広『僕って何』地方出身の孤独な大学生が、さしたる信念もなく学生運動に身を投じたものの、ますます自分を見失ってしまうというお話です。ムーブメントの周辺にかじりつくことで、自分の存在価値を見つけようとあがく姿はステレオタイプ的で… https://t.co/zt6I1cvIhY
hp_adm_botAYA世代という言葉で、三田誠広の『いちご同盟』をふと思い出す。あれもヒロインは中学生で悪性腫瘍を患っていたのではなかったか。中学の国語の教科書で読んだだけだからうろ覚えだけど。それはそれとして、相撲を取ろうぜ。
nanaobibi大江健三郎原作・伊丹十三監督作品「静かな生活」を見始めた。三田誠広が「大江は大作家、中上は中作家」とか言うし、中上健次は「大江は典型的な田舎人間。異様な粘着質・執着気質」とか言うし、何冊か読んだけど、社会的(世界?)に意味がある作… https://t.co/7zFRGLnSWj
hirari_ktnh「あたしと、心中しない?」直美の言葉が、耳もとをかすめた。たぶん彼らには、こんなふうに行きたいという、理想があったはずだ。その理想と、現実の自分との距離が、彼らを死に追いやった。ぼくの理想とは何だろうか。ーーどうせみんな死んでしまうんだ『いちご同盟/三田誠広』
booktitle_bot『いちご同盟』三田誠広
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