伊藤 比呂美(いとう ひろみ、1955年〈昭和30年〉9月13日 - )は、日本の詩人。東京都板橋区出身。東京都立竹早高等学校、青山学院大学文学部日本文学科卒業。ポーランド文学者の西成彦は元夫。
1975年、大学在学中より新日本文学会の文学学校にて阿部岩夫に学ぶ。同年、詩人の岩崎迪子らと詩誌『らんだむ』を創刊。1976年から『現代詩手帖』に投稿をはじめる。1978年、第一詩集『草木の空』でデビューする。同年に第16回現代詩手帖賞を受賞。
のちに詩をやめて小説に移行し、1999年『ラニーニャ』などで一定の評価を得るが、2005年『河原荒草』で、また詩に復帰し、2007年『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』を発表。
1984年より熊本市在住、1997年よりカリフォルニア州に在住しつつ、熊本とカリフォルニア間を往復する。2008年、熊本文学隊を旗揚げ。2011年10月1日より熊本学園大学招聘教授。2018年4月1日から2021年3月まで早稲田大学文学学術院(文化構想学部)教授。2021年4月より法政大学大学院講師。
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