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帚木蓬生

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経歴

帚木 蓬生|ははきぎ ほうせい|1947年 - は、日本の小説家、精神科医。本名は森山 成彬|もりやま なりあきら。
ペンネームの帚木蓬生は『源氏物語』の第2帖「帚木|ははきぎ」と第15帖「蓬生|よもぎう」から取ったものである。
福岡県小郡市生まれ。福岡県立明善高等学校卒、東京大学文学部仏文科卒、九州大学医学部卒。
東京大学仏文科卒業後TBSに勤務。2年後に退職し。その傍らで執筆活動に励む。
1979年、『白い夏の墓標』で注目を集める。1992年、『三たびの海峡』で第14回吉川英治文学新人賞受賞。八幡厚生病院診療部長を務める。2005年、福岡県中間市にて精神科・心療内科を開業。開業医として活動しながら、執筆活動を続けている。
医学に関わる作品が多く、また自身(精神科医)の立場から『ギャンブル依存とたたかう』を上梓している。
2008年、短編「終診」(『風花病棟』に収録)を執筆後にたまたま受けた定期検査で急性骨髄性白血病に罹っていることが判明。半年間の入院生活の後、復帰した。
2019年、小郡市ふるさと文化大使に任命される。
2023年、開業医を引退。作家に専念することとなった。

受賞歴

帚木蓬生関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

  • 2018.3.1 吉川英治文学賞に帚木蓬生氏

    第52回吉川英治文学賞は帚木蓬生氏の「守教(上・下)」(新潮社)に決まったと、吉川英治国民文化振興会が1日発表した。

  • 2013.5.14 北原亞以子さんに歴史時代作家クラブ特別功労賞

    第2回歴史時代作家クラブ賞(同クラブ主催)が13日発表され、作品賞に伊東潤さんの「義烈千秋 天狗党西へ」(新潮社)と帚木蓬生さんの「日御子」(講談社)が決まった。

  • 2012.7.15 【書評】『日御子』帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)著

    人間と国家の在り方を問う ミステリーから軍記小説まで、多彩なジャンルを横断する作者の新刊は、古代日本と中国を舞台とした歴史小説である。使譯(しえき)(通訳)の一族の生き方を通じて、人間と国家の在り方を問いかけた、堂々たる大作だ。

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