芦辺 拓|あしべ たく|1958年5月21日-は、日本の推理作家。本名小畠 逸介|こばた としゆき。大阪府大阪市出身。妻はピアニストの風呂本佳苗。
日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員、日本SF作家クラブ会員。
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎、同志社大学法学部卒。読売新聞大阪本社の校閲部・文化部記者として勤務する傍ら、中井英夫・澁澤龍彦の讃をうける。1990年、芦辺拓名義での『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。1994年に専業作家となる。
シリーズものの著作としては、作者いわく「日本一地味な探偵」森江春策が、時空や虚実までも越えた謎に挑む「森江春策の事件簿シリーズ」。
2009年、NHKの「探偵Xからの挑戦状!」のために「森江春策の災難」を書き下ろした。
2020年、「エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン」9‐10月号に短編「疾駆するジョーカー」が“The Dashing Joker”として英訳掲載された。
2022年、『大鞠家殺人事件』で第75回日本推理作家協会賞長編および連作短編集部門、第22回本格ミステリ大賞小説部門を受賞した。
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