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川上未映子

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経歴

川上 未映子(かわかみ みえこ、1976年8月29日 - )は、日本の小説家、詩人、元歌手。
date=2023年5月|section=1
大阪府大阪市城東区に生まれる。大阪市立すみれ小学校、大阪市立菫中学校を経て大阪市立工芸高等学校デザイン学科に進学。高校卒業後は弟を大学に入れるため昼間は本屋でアルバイト、夜は北新地の高級クラブでホステスとして働いた。
1996年、日本大学通信教育部文理学部哲学専攻科入学。
2002年、ビクターエンタテインメントより川上三枝子名義で歌手デビュー、アルバム『うちにかえろう~Free Flowers~』を発表。「未映子」と改名し音楽活動を行う。2004年にアルバム『夢みる機械』を発表。当時、プロデューサーに財津和夫がいたが、歌手として認められることはなかった。
2005年に佐藤研二、坂本弘道、三木黄太からなるチェロユニット「COTUCOTU」を迎えて、「頭の中と世界の結婚」をビクターエンタテインメントより発表。
2006年11月、エッセイ『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』をヒヨコ舎より出版。自身のブログ「純粋悲性批判」(2003年8月29日夜明け前から2006年8月29日誕生日の夜まで)をまとめたもの。若島正が2006年のベストに挙げて高く評価。
2007年7月、処女作である『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が講談社より刊行される。
2008年1月16日、『乳と卵』で第138回芥川龍之介賞受賞。『文藝春秋』2008年3月号のインタビューでは春から聴講生として日本大学に通うと語った。
法政大学教授で文芸評論家の田中和生は2010年11月の自身のブログにおいて、『わたくし率 イン 歯ー、または世界』が津原泰水の『黄昏抜歯』のアイデアを盗用しているという津原からの指摘に対して川上が十分に対応していないという理由で、以後の自らの文芸時評の対象から川上を外すと宣言している。
2011年11月26日、第1回日本大学プレミアムカレッジとして、大垣日大高コミュニティーホールにて「あのとき言葉はどう光ったか」と題した講演を行う。
2015年11月28日と29日、福島県郡山市で開催された文学講座「ただようまなびや 文学の学校」の講師を務めた。28日に川上が行った短歌のワークショップには村上春樹がゲスト参加した。
2021年6月10日、東京地裁は川上に対しネット上で中傷や脅迫を行ったとして、投稿者の女性に対し慰謝料など約320万円の賠償を命じた。
2024年7月から芥川賞の選考委員を務める。

受賞歴

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