直木三十五賞(直木賞)
1990年−第102回 直木三十五賞(直木賞)の情報(受賞作・受賞作家・ニュース・つぶやき等)をまとめています。購入する書籍の選択等にご利用ください。
作家名の後ろについている数字は本サイト上における受賞データ数(一部の賞は候補含む)を示しています。
作家名の後ろについている数字は本サイト上における受賞データ数(一部の賞は候補含む)を示しています。
書籍画像をクリックするとAmazonの該当ページを表示します。
- 主催:日本文学振興会
- 公式サイト:http://www.bunshun.co.jp/award/naoki/index.htm
- 直木賞を検索する
ニュース / つぶやき
Amazon/ カーリル(図書館検索) / 読書メーター
Wikipedia / Google / Twitter
Wikipediaによる概要
直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)は、無名・新人及び中堅作家による(ただし、現在は下記のとおり、このカテゴライズは実質上、無効化している)大衆小説作品に与えられる文学賞である。通称は直木賞。
かつては芥川賞と同じく無名・新人作家に対する賞であったといわれているが、1970年代あたりから中堅作家中心に移行、近年では長老クラスの大ベテランが受賞することも多々あるgroup="注釈"|第157回の佐藤正午はデビュー34年目、第97回の白石一郎は32年目、第142回の佐々木譲は30年目、第122回のなかにし礼は(小説でのデビュー後)29年目、第89回の胡桃沢耕史は28年目、第148回の安部龍太郎、第163回の馳星周はともに25年目の受賞である。。(もっとも、直木賞は設定当初ですら新人のための賞であったとは言い難い面がある。第1回受賞の川口松太郎や第3回受賞の海音寺潮五郎からして既に新人とは言うには無理があったし、戦後第一回目である第21回受賞の富田常雄は『姿三四郎』発表後の受賞であり、既に文壇長者番付上位の人気作家であった。その他にも、候補者・受賞者の中には新人とは言い難い人物が少なくないgroup="注釈"|いくつか例を挙げれば、第17回で受賞が決まった山本周五郎は、筆歴17年で著作もあり、「新人と新風とを紹介する点にこの種の賞の意味があるので、もちろん在来もそうであったとは思いますが、今後もなおそういうものが選まれてゆくことを希望したいと思います。」と述べて受賞を拒絶しているし、第26回受賞の久生十蘭や同回の候補者だった長谷川幸延、摂津茂和は既に商業文芸誌に確固たる地位を築いていた人物である。第36回受賞の今東光に至っては35年以上前に文壇に登場していた。また、今の他にも第6回受賞の井伏鱒二や第24回受賞の檀一雄などのように、純文芸(純文学)では既によく知られていた人物に受賞させるケースもあった。その他にも、作品ではなくそれまでの業績で選ぶということが当初から幾度となく行われてきた。むしろ戦後の一時期に新人対象という当初の企図にたちかえったものの長くは続かなかったという方が実態に近い。)
かつては芥川賞と同じく無名・新人作家に対する賞であったといわれているが、1970年代あたりから中堅作家中心に移行、近年では長老クラスの大ベテランが受賞することも多々あるgroup="注釈"|第157回の佐藤正午はデビュー34年目、第97回の白石一郎は32年目、第142回の佐々木譲は30年目、第122回のなかにし礼は(小説でのデビュー後)29年目、第89回の胡桃沢耕史は28年目、第148回の安部龍太郎、第163回の馳星周はともに25年目の受賞である。。(もっとも、直木賞は設定当初ですら新人のための賞であったとは言い難い面がある。第1回受賞の川口松太郎や第3回受賞の海音寺潮五郎からして既に新人とは言うには無理があったし、戦後第一回目である第21回受賞の富田常雄は『姿三四郎』発表後の受賞であり、既に文壇長者番付上位の人気作家であった。その他にも、候補者・受賞者の中には新人とは言い難い人物が少なくないgroup="注釈"|いくつか例を挙げれば、第17回で受賞が決まった山本周五郎は、筆歴17年で著作もあり、「新人と新風とを紹介する点にこの種の賞の意味があるので、もちろん在来もそうであったとは思いますが、今後もなおそういうものが選まれてゆくことを希望したいと思います。」と述べて受賞を拒絶しているし、第26回受賞の久生十蘭や同回の候補者だった長谷川幸延、摂津茂和は既に商業文芸誌に確固たる地位を築いていた人物である。第36回受賞の今東光に至っては35年以上前に文壇に登場していた。また、今の他にも第6回受賞の井伏鱒二や第24回受賞の檀一雄などのように、純文芸(純文学)では既によく知られていた人物に受賞させるケースもあった。その他にも、作品ではなくそれまでの業績で選ぶということが当初から幾度となく行われてきた。むしろ戦後の一時期に新人対象という当初の企図にたちかえったものの長くは続かなかったという方が実態に近い。)
第102回—1990年
その他の回のデータ(全データ一括表示)
- 第148回—2013年
- 第147回—2012年
- 第146回—2012年
- 第145回—2011年
- 第144回—2011年
- 第143回—2010年
- 第142回—2010年
- 第141回—2009年
- 第140回—2009年
- 第139回—2008年
- 第138回—2008年
- 第137回—2007年
- 第136回—2007年
- 第135回—2006年
- 第134回—2006年
- 第133回—2005年
- 第132回—2005年
- 第131回—2004年
- 第130回—2004年
- 第129回—2003年
- 第128回—2003年
- 第127回—2002年
- 第126回—2002年
- 第125回—2001年
- 第124回—2001年
- 第123回—2000年
- 第122回—2000年
- 第121回—1999年
- 第120回—1999年
- 第119回—1998年
- 第118回—1998年
- 第117回—1997年
- 第116回—1997年
- 第115回—1996年
- 第114回—1996年
- 第113回—1995年
- 第112回—1995年
- 第111回—1994年
- 第110回—1994年
- 第109回—1993年
- 第108回—1993年
- 第107回—1992年
- 第106回—1992年
- 第105回—1991年
- 第104回—1991年
- 第103回—1990年
- 第102回—1990年
- 第101回—1989年
- 第100回—1989年
- 第99回—1988年
- 第98回—1988年
- 第97回—1987年
- 第96回—1987年
- 第95回—1986年
- 第94回—1986年
- 第93回—1985年
- 第92回—1985年
- 第91回—1984年
- 第90回—1984年
- 第89回—1983年
- 第88回—1983年
- 第87回—1982年
- 第86回—1982年
- 第85回—1981年
- 第84回—1981年
- 第83回—1980年
- 第82回—1980年
- 第81回—1979年
- 第80回—1979年
- 第79回—1978年
- 第78回—1978年
- 第77回—1977年
- 第76回—1977年
- 第75回—1976年
直木賞関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)
2021.4.2 渡辺淳一文学賞に千早茜さん 「透明な夜の香り」
第6回渡辺淳一文学賞(集英社など主催)は1日までに、千早茜さんの「透明な夜の香り」(集英社)に決まった。賞金200万円。
2021.2.6 林芙美子文学賞、大賞に東京都の朝比奈秋さん「塩の道」
【福岡】第7回林芙美子文学賞(北九州市主催)の大賞に、東京都の朝比奈秋さん(39)=ペンネーム=の「塩の道」が選ばれた。賞金100万円が贈られ、受賞作は「小説トリッパー」(朝日新聞出版)に掲載される。大賞が決まるのは第4回以来3年ぶり。
2021.2.1 第72回読売文学賞…受賞6氏と作品
第72回読売文学賞(令和2年度)が決まりました。選考委員の選評を紹介します。
直木三十五賞(直木賞)関連つぶやき
naoki_syou無銘の古刀に名匠の偽銘を切って高価な刀剣にみせかける鏨師。その並々ならぬ技術を見破る刀剣鑑定家。火花を散らす名人同士の対決に恩愛のきずながからむ厳しい世界をしっとりと描いた作品。直木賞受賞作『鏨師』平岩弓枝
bunshunbunko「オール讀物」 歴史時代小説書き方講座、お申し込み受付中です!講師は「オール讀物新人賞」選考委員 #安部龍太郎 さん #畠中恵 さん #門井慶喜 さん初日の4月9日は安部龍太郎さんです。直木賞受賞作『#等伯』#文春文庫… https://t.co/47kOJMm9BR
shodensha_news第二次世界大戦勃発。ナチス・ドイツに蹂躙される欧州で、〈真実〉を見た日本人外交書記生はいかなる〈道〉を選ぶのか? 第156回直木賞候補作・須賀しのぶ著『また、桜の国で』 https://t.co/EuOXxwlYH5
bnstknowledge菊池寛は文藝春秋社の創設者。「文藝春秋」の創刊号巻頭には芥川の「侏儒の言葉」が載せられ、自殺するまで載せられ文藝春秋の成功に大いに貢献されたよ。また直木三十五も文藝春秋の売上に貢献したと言われ、2人がなくなると二人の人気作家のような人材を発掘するため「芥川賞」「直木賞」を作ったよ
sekijani_8新年度で昇進とかする人いるけどもしかして俺がと毎回ソワソワして違った時に村上春樹が直木賞取れなかった時の気持ちが少し分かった

現在話題の小説ランキング
- ハーモニー
- 告白
- 1Q84
- 戯言
- 化物語
- 図書館戦争
- 虐殺器官
- 砂漠
- 沈黙
- 新世界より
- 風の歌を聴け
- 白夜行
- 手紙
- すべてがFになる
- 容疑者Xの献身
- 残穢
- 死神の精度
- 植物図鑑
- 夜のピクニック
- 塩の街 wish on my precious
現在話題の作家ランキング
- 湊かなえ(6)
- 西尾維新(6)
- 伊坂幸太郎(32)
- 肉Q(1)
- 瀬戸内寂聴(3)
- 清水邦夫(4)
- 司馬遼太郎(1)
- 村上龍(6)
- 辻村深月(10)
- 森博嗣(1)
- 京極夏彦(12)
- 恩田陸(12)
- 天城一(2)
- 江國香織(8)
- 森見登美彦(8)
- 高橋源一郎(3)
- 円城塔(10)
- 新井素子(2)
- 瀬尾まいこ(2)
- 朝井リョウ(3)
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
現在話題の賞ランキング
最新小説ニュース
(外部リンク)
- 「2021年本屋大賞」決定!! 大賞は町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』 全ノミネート作の順位を発表!
- 【今週はこれを読め! エンタメ編】料理とおみくじで一歩を踏み出す短編集〜冬森灯『うしろむき夕食店』
- 【今週はこれを読め! SF編】霊能者連続失踪事件を追うヴィクトリアン・ミステリ。
- 川端康成文学賞に千葉雅也さん「マジックミラー」
- 「女による女のためのR―18文学賞」大賞に宮島未奈さんの「ありがとう西武大津店」
- 【今週はこれを読め! エンタメ編】過去から続く因縁と秘密〜遠田潤子『紅蓮の雪』
- 島由紀夫の掌編小説を発掘 占領下の家族描く「恋文」
- 【今週はこれを読め! SF編】全銀河に反逆した種族「人類」、その最後の生き残りが主人公
- 渡辺淳一文学賞に千早茜さん 「透明な夜の香り」
- 【今週はこれを読め! エンタメ編】女たちの喪失と希望の物語〜ジュリア・フィリップス『消失の惑星』