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小川洋子

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経歴

小川 洋子(おがわ ようこ、1962年3月30日 - )は、日本の小説家。
岡山県岡山市中区森下町出身。
小さいころ納戸にあった『家庭医学大事典』が最初の読書で、病気の説明や内臓の図を見る。小学1、2年からオレンジ色の表紙の『世界少年少女文学全集』を愛読する。小学校から図書室をよく利用する。また、こたつの中で空想にふける癖があり、高じて小説を書くようになったと述懐している。8歳か9歳で幼少習作『迷子のボタンちゃん』を書き、画用紙に清書しホチキスで綴じる。『家庭医学大事典』の病気の人の話も作る。小学校の図書室で『シートン動物記』、『ファーブル昆虫記』、「動物や恐竜の図鑑」、「科学者の伝記」を『家庭医学大事典』の影響で借り、児童小説の『若草物語』、『長くつ下のピッピ』、『メアリー・ポピンズ』も借りて同様に読んでいた。小中高とどんな女子グループにも入らなかった。
1973年6月、市内祇園町に転居。岡山市立高島小学校に転校。1974年4月、岡山市立竜操中学校に入学。
1977年4月、岡山県立岡山朝日高等学校入学。高校時代に『アンネの日記』を読み感銘を受ける。高校3年生の時、萩原朔太郎や中原中也の詩集を読む。読書範囲が広がり、立原道造、川端康成、太宰治、谷崎潤一郎を愛読する。自分の文学を求めて、大学は文芸を志す。推薦入学決定後に『万葉集』を読む。
1980年4月、早稲田大学第一文学部文芸専修に入学。小金井市にある金光教の女子寮に入る。入学してすぐに文学サークル「現代文学会」に入る。18歳の大学の夏休みに、岡山の古本屋の100円本売り場で金井美恵子『愛の生活』を買い、「自分もこういうものが書きたい」と自分の基本とする小説を発見し、その後も座右の書の1つにしている。
1984年3月、早稲田大学を卒業。倉敷市の川崎医科大学中央教員秘書室に就職。1986年9月21日、川崎製鉄の製鉄エンジニアの男性との結婚を機に退職し、小説の執筆に取り組む。夫は当初、小説を書いているのを知らなかった。
1988年、再度、海燕新人文学賞に応募する。大学の卒業論文として提出した「情けない週末」を書き直して『揚羽蝶が壊れる時』というタイトルで投稿。同年9月8日、海燕新人文学賞を受賞。『揚羽蝶が壊れる時』は『海燕』1988年11月号に掲載される。それまで手書きだったが、賞金でワープロを買い、それ以後パソコン導入まで使用する。
1989年8月、長男を出産。同年9月、最初の単行本『完璧な病室』(福武書店)を刊行。
1991年1月16日、妊娠した姉に対する妹の静かな悪意を描いた『妊娠カレンダー』が第104回(1990年下半期)芥川賞を受賞する。同作品はラジオドラマ化され、4日後の1月20日にNHK-FMで放送された。
2002年3月、夫の転勤のために兵庫県芦屋市に転居。
2004年、記憶が80分しかもたない数学博士と家政婦の母子との交流を描いた『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞を受賞し、ベストセラーとなった。のちに文庫版は当時最速の2か月で100万部を突破した。同作は2006年に映画化された。2004年『ブラフマンの埋葬』で泉鏡花文学賞を受賞する。2005年には『薬指の標本』がフランスで映画化される。2006年『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞する。2013年『ことり』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞する。
2007年7月より芥川賞選考委員となる。2004年から太宰治賞、2011年から読売文学賞の2013年より河合隼雄物語賞選考委員を務める。

小川洋子新刊

  • 発売日
    2018年9月9日
  • 書名
    作家たちのオリンピック 五輪小説傑作選 (PHP文芸文庫)
  • 発売日
    2018年8月21日
  • 書名
    短編伝説 別れる理由 (集英社文庫 特 4-27)
  • 発売日
    2018年7月26日
  • 書名
    ガール・イン・ザ・ダーク 少女のためのゴシック文学館

受賞歴

小川洋子関連記事(ニュース、インタビュー、書評等の外部リンク集)

小川洋子関連つぶやき(自動取得のため関連しない情報も含まれることがあります)

edisohamたとえば、 非常に受け入れがたい 困難な現実にぶつかったとき、 人間はほとんど無意識のうちに 自分の心の形に合うように その現実をいろいろ変形させ、 どうにかしてその現実を受け入れようとする。 もうそこで一つの物語を作っているわけです。 by 物語の役割、小川洋子
sekiseiword本当に正しい証明は、一分の隙もない完全な強固さとしなやかさが、矛盾せずに調和しているものなのだ。たとえ間違っていなくても、うるさくて汚くて癇に障る証明はいくらでもある。なぜ星が美しいか、誰も説明できないのと同じように、数学の美を表現するのも困難だがね/小川洋子 博士の愛した数式
phrase_fav毎朝、目が覚めて服を着るたび、博士は自分が罹っている病を、自らが書いたメモによって宣告される。さっきみた夢は、昨夜じゃなく、遠い昔、自分が記憶できる最後の夜に見た夢なのだと気付かされる。(博士の愛した数式/小川洋子)
h1ka_r@th12_4rose 内容的・文書的に重いのなら三浦綾子「氷点」、普通・小川洋子「完璧な病室」、軽め・桜庭一樹「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」。完全私的趣味だけど笑
wlb922『博士が愛した数式』小川洋子/家政婦として働く私は、年老いた元大学教師の家に派遣される。優秀な数学者だった彼は17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を保てない。数字にしか興味を示さない彼との交流は困難だったが、私の10歳の息子との出会いを通してその関係に変化が訪れる。
book_love_bot「これを使えば、無限の数字にも、目に見えない数字にも、ちゃんとした身分を与えることができる」彼は埃の積もった仕事机の隅に、人差し指でその形を書いた。√博士の愛した数式 小川洋子
fukuokabunka【参加者】小川洋子『博士の愛した数式』新潮文庫「数学の苦手な人でも数学者がどんな風に面白いと思って研究するのかに少しだけ触れられるお話」 https://t.co/hHHERoVwGk
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