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2013年4月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年4月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.4.10(水)

データベースの不備に作家の怒りも:仏政府、2000年以前の絶版書のデジタル化を開始

フランス文化省は2012年に可決された「流通されていない20世紀の商業書籍のデジタル化に関する法律」に基づき、作家向けの権利確認データベースサイトを公開した。

英政府、図書館の電子書籍貸し出しを公共貸与権の対象にする方針表明

英国のエド・バイゼー文化相が、図書館における電子書籍の貸し出しについて、公共貸与権の対象としたい方針を表明。一度は見送られたこの案が息を吹き返すか。

名作ライトノベルが復活! 角川グループが アニメイトグループと「復刊プロジェクト」を推進

角川グループホールディングスは、アニメイトが6月1日より全国106店舗で展開する「アニメイトブックフェア」の中の特別企画として、角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫の往年の名作の復刊企画を実施します。

「本屋大賞」を受賞した百田尚樹の過激すぎる出版業界批判!?

昨日発表された2013年の「本屋大賞」で見事1位に選ばれた百田尚樹の『海賊とよばれた男』(講談社)。出光興産創業者である出光佐三を主人公のモデルにし、戦後、石油を武器に世界と渡り合った男性の、波瀾万丈の人生を描いた作品だ。

生誕90年、遠藤周作しのぶ会

『沈黙』『海と毒薬』など、自らのキリスト教の信仰を背景に、宗教と人間の問題を考える名作を残した作家の遠藤周作(1923~96年)の「生誕90年記念イベント」が3月23日、東京都千代田区の聖イグナチオ教会で開かれた。

村上春樹さん「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 新作をめぐる熱狂

12日に発売される村上春樹さんの3年ぶりの長編小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」をめぐる動きが熱を帯びてきた。発売日には、多くの書店が特別イベントや営業時間前からの販売を計画。東日本大震災後に村上さんが発表する初の長編という話題性もあり、内容についての憶測もネット上をにぎわしている。

「女による女のための文学賞」が生んだ個性溢れる作家たち

 新潮社が主催する公募新人文学賞『女による女のためのR-18文学賞』の歴代受賞者によるトークイベントが4月6日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿本店で開催された。

タイトルの略称がスゴいライトノベルベスト5

最近のライトノベルのタイトルは長いものが多く、人気シリーズはファン達の間で略称で呼ばれることが当たり前になっている。そんな中、愛着やユーモアを込めすぎてファン以外には何の略称か理解できないところまで変化してしまった呼び方も増えてきているのだ。というワケで今回はタイトルの略称が斬新すぎるライトノベルをランキング順に紹介する。

城崎温泉に来訪100年 恩人・志賀直哉の足跡後世へ

■散歩道整備・宿泊した部屋公開 地元が計画

小説家・森茉莉生誕110年記念の展覧会に町田ひらく参加

小説家・森茉莉の生誕110年を記念したグループ展が4月15日より銀座ヴァニラ画廊にて開催される。この展覧会に、町田ひらくが参加する。

世界のオザワと村上春樹氏がコラボCD 対談で聴いたクラシック3枚組

12日に3年ぶりの書き下ろし小説が発売されることで全世界から注目を集める作家の村上春樹氏と世界的指揮者・小澤征爾氏がコラボした異色のCDがリリースされる。これは一昨年11月に発刊された両氏の対談本「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社)の中で2人が聴いたクラシック音楽をCD3枚に収めたもの。新小説とともに話題を呼びそうだ。

老舗がまた… 札幌・アテネ書房閉店へ 地下歩行空間開通で客激減

札幌市中央区の老舗書店「アテネ書房」(北2西3)が、6月30日で閉店することが分かった。1948年に札幌・ススキノで創業し、70年に札幌駅前に移転後も思想や哲学などこだわりの書で65年間、読書家たちを楽しませてきた。札幌駅前通地下歩行空間開通後、客が激減したことなどから閉店を決めた。

『県庁おもてなし課』実写映画化! 有川浩×錦戸亮の対談が実現

高知県の観光行政に奮闘する職員たちの群像を描いた『県庁おもてなし課』。この春、『図書館戦争』『空飛ぶ広報室』とあわせて実写化が決定している本作は、本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』が毎年年末に発表する「ブック・オブ・ザ・イヤー」で総合1位に輝いた傑作。その主人公を見事に演じ上げた錦戸亮と著者・有川浩の豪華対談が同誌5月号で実現した。

百田尚樹さん「村上春樹さんは意地が悪い」 本屋大賞受賞会見

全国の書店員が選んだ一番売りたい本「2013年本屋大賞」に、百田尚樹(ひゃくた・なおき)さん(57)の「海賊とよばれた男」(講談社)が選ばれた。4月9日に開催された授賞式では、書店員と受賞の喜びを分かち合った。放送作家として長年培ったユーモアか、そのスピーチに会場は笑いに包まれた。

ファミ通文庫『サイコメ』水城先生インタビュー&「あなたが選ぶ!! ファミ通文庫 マチ★アソビ大賞」情報

ファミ通文庫 第14回えんため大賞≪優秀賞≫受賞作『サイコメ』の著者水城水城さんのインタビュー記事がアキバblogに掲載されている。

優秀作に盛岡の藤島さん 北の文学66号

岩手日報社発行の文芸誌「北の文学」66号の優秀作は、盛岡市茶畑2丁目13の1、藤島三四郎(本名・吉田真人)さん(63)の小説「毒茸(きのこ)」と決まった。

受賞録:舟橋文学賞と奨励賞、400部作成 図書館、学校に寄贈−−彦根 /滋賀

彦根市は、昨年秋の第24回舟橋聖一顕彰青年文学賞、第27回舟橋聖一顕彰文学奨励賞の受賞録を400部作成。全入賞者やその在学校、県内や隣接県の図書館、大学、彦根市内の全小、中学校、高校などに寄贈した。

芦辺拓(作家)小説の面白さはすべてSFから学んだ - わたしとSF

1972年5月27日――それが全ての始まりでした。

SUNDAY LIBRARY:INTERVIEW 江國香織

◇失いたくないものたちを記憶のなかでそっと守る

迢空賞に米川千嘉子さん

第47回迢空賞(角川文化振興財団)は、米川千嘉子さんの「あやはべる」(短歌研究社)に決まった。

第三回アガサ・クリスティー賞選考経過

第三回アガサ・クリスティー賞の第一次選考が終了しました。識者による厳正な審査の結果、下記15作品が通過いたしました(到着順、名前はペンネーム、敬称略)。

2013.4.9(火)

著者インタビュー -月村了衛『機龍警察』

■真のエンタテインメントは読む人の心に届く

『幻坂』刊行記念 有栖川有栖 サイン会開催

有栖川有栖さんの新刊『幻坂(まぼろしざか)』の刊行を記念して、2013年4月13日(土)に大阪・千日前のジュンク堂書店千日前店にてサイン会が開催される。

本屋大賞に百田尚樹さんの「海賊とよばれた男」

全国の書店員が「最も売りたい本」を投票で選ぶ「2013年本屋大賞」が9日、百田尚樹さん(57)の長編小説「海賊とよばれた男」(講談社)に決まり、東京都内で授賞式が開かれた。

中町信さん、40年前の小説が突然人気に

時代が追いついた「ミステリー」 約40年前に書かれた中町信さん(1935~2009年)の『模倣の殺意』(創元推理文庫)=写真=という本格ミステリー小説が突然、売れ始めている。

椋鳩十児童文学賞に90歳元教諭 教え子モデルに

鹿児島市は9日、新人作家が対象の第23回椋鳩十児童文学賞を千葉県市川市の元小学校教諭石井和代さん(90)に贈ると発表した。受賞作は「山の子みや子」(出版社・てらいんく)。石井さんは過去最高齢の受賞者となる。全国から応募された37作品から選ばれた。

角川つばさ文庫小説賞 一般部門大賞に床丸さん

楽しく読める児童文学の書き手を発掘(はっくつ)する「第1回角川(かどかわ)つばさ文庫小説賞(しょう)」(角川書店など創設(そうせつ))・一般(いっぱん)部門の大賞に、宮崎県延岡(のべおか)市在住(ざいじゅう)の公務員(こうむいん)・床丸迷人(とこまるまよと)さん(ペンネーム)(43)の「四年霊組(れいくみ)こわいもの係」が、265編(へん)の応募(おうぼ)作品から選ばれました。

中村明日美子が坂上秋成の小説で装画担当、武内崇も応援

中村明日美子が、4月12日に発売される坂上秋成のデビュー単行本「惜日(せきじつ)のアリス」の装画を描き下ろした。

船橋洋一さんに大宅壮一ノンフィクション賞

第44回大宅壮一ノンフィクション賞(日本文学振興会主催)の受賞作が9日、船橋洋一さん(68)の「カウントダウン・メルトダウン」(文芸春秋)に決まった。

2013.4.8(月)

約720アカウントに不正ログインの可能性:eBookJapanに不正アクセス被害

3月末から複数のサービスで相次いでいる不正ログイン被害だが、eBookJapanでも不正ログインが確認された。

マルチクリエイター"じん(自然の敵P)"2ndAL&小説&ライブ情報!

音楽家・小説家の顔を持つマルチクリエイター"じん(自然の敵P)"が、2011年2月17日に「人造エネミー」を動画サイトへ公開して始まった"カゲロウプロジェクト"。現在では関連動画再生数が2.000万再生を越える同プロジェクトより、2ndアルバム『メカクシティレコーズ』が5月29日にリリースされます!

川端康成文学賞:津村記久子さんの「給水塔と亀」に

第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)は8日、津村記久子さん(35)の「給水塔と亀」(「文学界」2012年3月号)に決まった。

【本の話をしよう】「愛の夢とか」作家 川上未映子さん

≪2人でいるときの深い孤独≫ たゆたう時間の甘やかさと、世界が動き出す瞬間のきらめき。芥川賞作家、川上未映子さん(36)の初短編集『愛の夢とか』は、それらを7つの物語の中で鮮やかに切り取った。

ベストセラー続出! おばあちゃん本が人気の理由

今年、過去最高齢である75歳で芥川賞を受賞し、話題になった黒田夏子。受賞会見では「生きているうちに見つけてくださいまして、本当にありがとうございました」と語って会場を笑いに包んだが、じつはいま、高齢女性である"おばあちゃん"が続々と本を出版、さまざまなランキングを賑わせているのだ。

本のソムリエ・書店員オススメの"決別を乗り越える本"

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は、紀伊國屋書店 名古屋空港店で文庫を担当している山崎蓮代さんに、"決別を乗り越える本"5冊をセレクトしてもらった。

【書評】『還れぬ家』 佐伯一麦著

評・松山 巖(評論家・作家) 家族を省みる私小説

創刊20周年 大電撃文庫展開催

電撃文庫の創刊20周年を記念して、2013年4月27日(土)から東京・池袋サンシャインシティで大電撃文庫展が開催される。

LINE初の連続小説が本屋大賞受賞なるか? 川村元気の仰天伝説

ついに明日、発表される2013年の本屋大賞。大本命といわれる百田尚樹の『海賊とよばれた男』(講談社)をはじめ、今年もバラエティ豊かな作品がノミネートされているが、なかでも注目を集めているのが、川村元気の『世界から猫が消えたなら』(マガジンハウス)だ。

英国の納本制度、電子書籍にも

英国の法定納本制度の対象が印刷されたものだけではなく、電子書籍にも拡大された。

KoboとSonyは電子書籍の競争でなぜ形勢不利なのか

今後数年でソニー、Kobo、Barnes & Nobleが存在感を失っていく可能性があるが、今日はその理由を探っていこう。

2013.4.7(日)

書評:双頭の船 [著]池澤夏樹 - 赤坂真理(作家)

■桁外れの喪失に 言葉与える格闘

還れぬ家 佐伯一麦著 私小説の時空と現実との交差

冒頭、父親がアルツハイマー型認知症だという宣告を受ける。子供らが誰も寄りつかない家で病状を悪化させる父親。介護に疲弊する母親。同じ仙台市内に住む「私」は、妻とともに彼らを支援し始めるが、「私」の心には父母に対する根深い葛藤がわだかまっている。そういう日々が、私小説的に、丁寧に分厚く叙述されていく。

【聞きたい。】矢野優さん 『新潮 5月号』 時代の空気を吸った新しい言葉を

明治37(1904)年に創刊された老舗文芸誌。通巻1300号にあたる5月号では〈小説雑誌の原点回帰〉をコンセプトに、作家25人の短編小説を掲載した記念特集を組んだ。

すばる文学賞:「狭小邸宅」売り上げ3万部 川崎在住・新庄耕さん「世の鬱屈、背負い投げ」 /神奈川

◇今を切り取り、会社員共感 昨年の第36回すばる文学賞を、川崎市麻生区に住む新庄耕さん(29)が受賞した。受賞作「狭小邸宅」は、これまでに約3万部売れ、新人作家としては異例の売り上げという。社会の鬱屈に正面から向かい合った作品が、会社員たちの心をつかんだようだ。

寺山修司:未刊行のミュージカル劇草稿発見 20代で執筆

劇作家で歌人の寺山修司(1935〜83年)が20代の時に書いた未刊行のミュージカル劇の草稿が、東京都内で見つかった。寺山の作品は少年期の俳句・短歌を含めほとんどが出版されており、新発見は極めてまれだ。専門家は「独特な演劇世界の成立過程を示す貴重な資料で、画期的な発見だ」と話している。

日常生活の力強さ、短編に

川上未映子さん 大震災前後に執筆 川上未映子さん(36)=写真=が、東日本大震災前後に執筆した7作を収める初の短編小説集『愛の夢とか』(講談社)を刊行した。

『トワイライト~初恋~』のキャサリン・ハードウィック監督、SF小説映画化の監督に決定

映画『トワイライト~初恋~』や『あかずきん』の監督キャサリン・ハードウィックが、カレン・トンプソン・ウォーカーのベストセラーSF小説「ジ・エイジ・オブ・ミラクルズ(原題) / The Age Of Miracles」の映画化でメガホンを取ることになった。Deadline.comが伝えた。

『図書館戦争』の岡田准一、出演を決めたのはダ・ヴィンチ読者!?

有川浩の代表作『図書館戦争』が、単行本刊行から7年を経てついに実写映画化される。本を守るため、銃を手に取る──。

2013.4.6(土)

大江健三郎賞に本谷有希子さん

第7回大江健三郎賞(講談社主催)は5日、作家で劇作家の本谷有希子さん(33)の短編集「嵐のピクニック」(講談社)に決まった。

作家・有川浩、舞台『旅猫リポート』の台本づくりに悩む

『図書館戦争』『県庁おもてなし課』が実写映画化、そして『空飛ぶ広報室』の連続ドラマ化が決定し、今もっとも注目されている作家・有川浩。『ダ・ヴィンチ』5月号ではそのトリプル映像化を記念して、作家・有川浩を大特集。

小説・オーダーメイド殺人クラブをgoodアフタでマンガ化

本日4月6日に発売されたgood!アフタヌーン30号(講談社)にて、辻村深月による小説「オーダーメイド殺人クラブ」のコミカライズ連載がスタートした。マンガを描くのは及川由美。

注目アニメ紹介 : 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 人気作の2期放送 そして完結へ

モデルでオタクの妹と、兄のドタバタ劇を描いたコメディー「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」の放送が6日深夜、スタートする。10年の放送に続くアニメ2期で全16話の予定。6月に完結する原作のライトノベルと同様、物語の最後まで描かれる。

浅田次郎さん「参勤交代」を書く

青春、陰謀…小説は面白く

それは儚くも哀しい復讐の物語。「放課後ライトノベル」第136回は『アリストクライシ』で"穴倉の悪魔"を根絶やしにせよ

インターネット上における毎年の風物詩ともなっているのが,4月1日のエイプリルフールネタ。毎年,さまざまなサイトがあの手,この手で閲覧者を楽しませようと努力しており,中には「そんな企画に力入れるぐらいだったら,さっさと新作作れよ……」と言いたくなるところもあるが,それはそれ。

ミステリー小説:1200年の時を飛び越えて 作家・高樹のぶ子さん、『日本霊異記』に挑む 超常現象と現代結ぶ7編

<土曜カルチャー> 作家の高樹のぶ子さん(66)=福岡市在住=が日本最古の仏教説話集『日本霊異記』から想を得たミステリー連作を文芸誌『文学界』でスタートさせた。

名誉会長に芥川賞作家・三浦さん 室蘭文学館の会「地元文芸界を引っ張って」

【室蘭】室蘭市港の文学館を運営する市民団体「室蘭文学館の会」(横田挺一会長)の名誉会長に、室蘭出身で芥川賞作家の三浦清宏さん(82)、静岡県熱海市在住=が就任することになった。三浦さんは「大任だが大変名誉なこと。市民に愛される文学館になるよう助言したい」と話している。

小野市詩歌文学賞:明石・友岡さんらに 県内初、俳句部門で /兵庫

小野市出身の歌人、上田三四二(みよじ)にちなんだ「第5回小野市詩歌文学賞」は、短歌部門で高野公彦さん(71)=千葉県市川市=の歌集「河骨川(かうほねがは)」と、伊藤一彦さん(69)=宮崎市=の歌集「待ち時間」がダブル受賞した。

2013.4.5(金)

電子書籍アプリ「BOOK☆WALKER」が100万DL突破

iOS/Android向け電子書籍アプリ「BOOK☆WALKER」のダウンロード数が合計100万件を突破した。

第4回京都アニメーション大賞受賞作品発表

このたびは第4回京都アニメーション大賞にたくさんの作品をご応募頂き、誠にありがとうございます。

人生のあり方問う…「冬の旅」辻原登さん

『翔(と)べ麒麟(きりん)』『許されざる者』『韃靼(だったん)の馬』。辻原登さん(67)は、スケールの大きい時代小説や歴史ロマンで知られる。

歴女もスピも! 古事記が好きなコジキガールが増殖中

森ガール、山ガール、寺ガール、歴女に釣女に鉄子……。これまでもさまざまな分野に興味をもった女の子たちが誕生してきたが、次は"古事記ガール"がブームなのだ。

作家の佐藤亜有子さんが死去 小説「ボディ・レンタル」

小説「ボディ・レンタル」などで知られる作家の佐藤亜有子(さとう・あゆこ、本名平亜有子=たいら・あゆこ)さんが1月5日午前0時半ごろ、アルコールを併用したことによる急性薬物中毒のため東京都港区の自宅で死去していたことが5日、分かった。

春、食材は逃げて去る 円城塔氏寄稿

食料品店に足しげく通うことになる春である。それはまあ冬の間もほとんど毎日買い物には行くわけなのだが、気分はどうもやっぱり違う。

[注目アニメ紹介]「デート・ア・ライブ」 美少女とのデートが世界を救う

平凡な男子高校生が美少女との恋愛を通じて世界を救うアニメ「デート・ア・ライブ」が5日深夜から順次スタートする。原作は橘公司さんとつなこさんの人気ライトノベルで、富士見書房40周年記念アニメとして制作される。

「電子出版権」創設へ 文化庁 来年にも著作権法改正

文化庁は4日、著作権法を改正し、「電子出版権」を創設する方向で検討に入った。電子書籍に関する出版社などの権限を強め、海賊版対策や電子書籍の制作・配信をしやすくする。ただ、作家との契約を前提とする権利とし、作家の利益も守る。米国の10分の1の20万点程度とされる電子書籍の流通量を増やす効果が期待される。

宮崎夏次系、俳優・戸次重幸による連載小説の挿絵を担当

演劇ユニットTEAM NACSの俳優・戸次重幸の新連載「戸次重幸一人舞台とそれに紐付く短編小説」が、本日4月5日、WEBサイト「ダ・ヴィンチ電子ナビ」でスタートした。挿絵は「変身のニュース」で知られる宮崎夏次系が手がけている。

著者インタビュー -姜尚中『心』

ひそかに心に傷を負った"先生"が、自著のサイン会で偶然出会った大学生・直広。ふとしたことから直広とメール交換を始めた先生だが、愛と死に悩む直広とメールを交わし続けるうちに、自身の傷をも癒されていくような不思議な感覚を覚える…。

2013.4.4(木)

第23回鮎川哲也賞決定

市川 哲也 「名探偵-The Detective-」

ラノベランキング : 3月の首位は「星界の戦旗」 書泉ブックタワー

書泉ブックタワー(東京都千代田区)のライトノベル売り上げランキングによると、3月は森岡浩之さんの「星界の戦旗」5巻(ハヤカワ文庫)が1位だった。テレビアニメ・ゲーム・マンガ化された人気作で、今作は04年以来久々の新刊となる。

東芝が単独で電子書籍配信サービス、専用端末も

東芝は4日、電子書籍の配信サービス事業を単独で始めた。

出版者の権利議論に終止符か:法学者・実務家6名の連名で「出版者の権利のあり方に関する提言」

中山信弘東大名誉教授ら法学者・実務家6名の連名で「出版者の権利のあり方に関する提言」が公表された。これまでの著作隣接権や電子出版権の主張をくみつつ、落としどころになりそうな提言だ。

幻想世界描き続ける83歳 皆川博子、初期作相次ぎ出版

耽美(たんび)な幻想世界を描き続けてきた作家、皆川博子。デビュー40年を超えた今、1970~80年代の作品を集めた本が相次いで出版されている。

林芙美子の小説、文章を発掘 旧満州の新聞に寄稿

小説「放浪記」で知られる作家林芙美子(1903~51年)が戦中、旧満州(中国東北部)で発行された新聞に、戦意高揚の小説や文章を寄稿していたことが4日、分かった。伝記の欠落部分を埋める貴重な資料だという。

漱石文学、深く味わう 県立美術館で展覧会 広島

夏目漱石(1867~1916年)の小説に登場する絵画や美術批評を行った作品、漱石が描いた山水画など、ゆかりの美術品約200点を集めた展覧会が広島市中区幟町の県立美術館で開催されている。5月6日まで、会期中は無休。

もう恋愛は不要!? ついにラノベも女の子だけの時代に

マンガやアニメでは、『けいおん!』や『ゆるゆり』のように、メインの登場人物が女の子だけ。そして、その子たちが集まっていろいろとおしゃべりする"日常系"の作品が人気になった。

太宰治賞 最終候補作品発表

第29回太宰治賞 最終候補作品(全4篇・カッコの中は応募者在住地です)

三木谷氏が楽天ブックスとkoboの戦略を説明--パートナーからは厳しいコメントも

楽天グループが、「楽天ブックス」と電子書籍サービス「kobo」の連携を強化し、koboのiOSアプリや複数の新端末を提供する――4月4日に都内で開催された楽天ブックス・楽天koboに関する事業戦略説明会で、同社の方針が明らかにされた。

eBookJapanが角川グループのライトノベルおよび一般書籍、約4,500冊を配信開始

国内最大級の電子書籍販売サイト「eBookJapan」(http://www.ebookjapan.jp/ebj/)を運営する、株式会社イーブックイニシアティブ ジャパン(本社:東京都千代田区西神田2-5-2、代表取締役社長:小出斉(こいでひとし)、以下eBookJapan)は、株式会社ブックウォーカー(本社:東京都千代田区富士見2-13-3、代表取締役社長:安本洋一)との契約締結により、角川グループが発行するライトノベル作品を4月5日(金)より、文芸書、ビジネス書など一般書籍を4月12日(金)より順次配信開始いたします。

なぜコンビニで恋が生まれやすいのか?

BL作品で恋の舞台として使われることの多いコンビニ。3月11日に発売された『この恋、温めますか?』(浅見茉莉:著、三池ろむこ:イラスト/笠倉出版社)や『鮫島くんと笹原くん』(腰乃/東京漫画社)、『心騒がせるキミと』(黄上恵理/光彩書房)でも、同じシフトのバイト仲間や店長などの上司や先輩、お客さんにいたるまで、いろんな人と恋が芽生える。でも、なぜそんなにコンビニで恋が生まれるのか?

ファミ通文庫15周年 12ヶ月連続の「超感謝祭」開催

ファミ通文庫が創刊15周年を記念して、12ヶ月連続で「超感謝祭」を開催する。

第44回「講談社出版文化賞」、4賞決まる

4月3日、同社が発表した。各部門の受賞者以下の通り。

Interview:姜尚中 2作目の小説『心』刊行 息子の死と向き合って

政治学者の姜尚中(カンサンジュン)さんの小説『心』(集英社、1260円)が5日、刊行される。小説は3年ぶり2作目。前作『母−オモニ−』は実母をモデルにしたが、今回の作品は、4年前に一人息子を26歳で亡くした喪失感が影を落としている。今春、東京大を退職し、埼玉県の聖学院大に移った姜さんに作品の背景を聞いた。

2013.4.3(水)

「グイン・サーガ」の自筆原稿をWeb公開

葛飾区立図書館は、葛飾区ゆかりの作家の自筆原稿などをデジタル化して公開する「かつしかデジタルライブラリー」をスタートした。館内の専用PCから閲覧できるほか、一部の資料はWebで公開する。

第20回松本清張賞候補作品決定!(平成25年度)

第20回松本清張賞の候補作品が決定しました。なお、選考委員会は、きたる4月23日(火)「帝国ホテル」にて開催いたします。

未発表手書き原稿に光を  岡田美知代の小説を活字化

府中市上下町の市民グループが、田山花袋の小説「蒲団(ふとん)」のヒロインのモデルとされる同町出身の作家・岡田美知代(1885~1968)の未発表の手書き原稿を活字化する「翻刻」に取り組んでいる。現在は、夏目漱石や新渡戸稲造ら明治を代表する人物の名が登場する小説「デッカンショ」を読み進めており、上下歴史文化資料館の開館10周年を迎える10月までに完成を目指している。

村上春樹さん新作45万部 注文殺到、発売前に重版

今月12日に発売される作家、村上春樹さんの3年ぶりの長編小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が45万部でスタートすることが分かった。文芸春秋が2日、明らかにした。初版は30万部だったが、書店の注文が殺到したため、発売前に15万部の重版を決めた。

村上春樹新刊発売直前 カウントダウンイベント開催

2013年4月12日(金)に発売される村上春樹さんの書き下ろし長篇小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の発売を記念してカウントダウンイベントが開催される。

坂田明×さかなクン×阿川佐和子 ミジンコ観察ありのトーク&ライブ

ミジンコにも造詣が深いサックス奏者の坂田明さんの新刊『私説 ミジンコ大全』の刊行を記念して、2013年4月22日(月)に東京・お台場の東京カルチャーカルチャーにて、トーク&ライブが開催される。

都会派の詩人・朔太郎、農学志す 北大に志願者名簿

前橋市出身の詩人、萩原朔太郎が旧制中学卒業後の進学先として農学を志願していたことを示す資料が北海道大の文書館(札幌市)で3日までに見つかった。研究者は「都会や欧州を愛し芸術活動を志したイメージとは対照的で、非常に興味深い」と評価している。

「母親に嫌われた」子どもの心のうちとは?

「心臓が、なんどもぎゅうっとなった。」――糸井重里がこう感想を寄せているコミックエッセイが、いま静かな話題を呼んでいる。

2013.4.2(火)

きゃりーぱみゅぱみゅもびっくり! 日本の忍者がすごすぎる!

新曲『にんじゃりばんばん』のタイトルにちなんで、MVで忍者姿を披露しているきゃりーぱみゅぱみゅ。その忍者コスがかわいいとネットでも話題だが、きゃりーぱみゅぱみゅのようにラノベにもかわいい忍者がたくさん登場する。

「俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」BD&DVD6月19日リリース 限定版特典は原作者の書き下ろし短編小説

4月6日(土)よりTOKYO MXほかにて『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』の放送がスタートする。オンエアを今週末に控える中、早くも本作のBlu-ray&DVDの情報が発表となった。

【本の話をしよう】「正義のセ」作家 阿川佐和子さん

≪すべての頑張っている人を応援したい≫ 検事だって、人間なんだ。ドジもするし、泣くときもある-。

文藝春秋から電子小説誌『つんどく!』創刊

文藝春秋から2013年4月26日(金)に電子小説誌『つんどく!』が創刊される。同社では紙版の雑誌を電子化して配信するケースはあったが、電子書籍版のみの形態で雑誌を発行するのは、ジャンルを問わず初めてだという。

通勤時間にちょうどいい カドカワ・ミニッツブック配信開始

BOOK☆WALKERから30分前後で読み切れる分量にこだわった「カドカワ・ミニッツブック」シリーズが配信された。

直木賞「私の男」、浅野忠信&二階堂ふみで映画化!「素敵な共犯関係を築いています」

第138回直木賞を受賞した桜庭一樹のベストセラー小説「私の男」が、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』、『夏の終わり』の熊切和嘉監督指揮の下、浅野忠信と二階堂ふみをメイン・キャストに迎えて映画化されることがこのほど明らかとなった。

2013.4.1(月)

ライトノベルを読みながら、ライトノベルについての研究も出来てしまう一冊が誕生!『ライトノベルは好きですか? ―ようこそ! ラノベ研究会』 4月13日発売

『妹がスーパー戦隊に就職しました』(スマッシュ文庫)の著者、大橋崇行氏の新刊『ライトノベルは好きですか? ―ようこそ! ラノベ研究会』が雷鳥社より4月13日に発売される。

村上春樹氏が公開インタビュー

作家村上春樹氏の公開インタビューが5月6日、京都大学百周年記念ホールで行われる。「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設記念で、主催の河合隼雄財団が1日発表した。村上氏が日本で一般向けの催しに出るのは1995年以来という。

続きは図書館で… ニューヨークの地下鉄図書館がスゴい

いまネットでニューヨークの地下鉄図書館(企画)が話題だ。

ラノベニュースオンラインが賞金大盤振る舞いのラノベ新人賞「ライトノベル小説大賞」を募集開始!

ラノベニュースオンラインでは、新世代を担うハイパーメディアエンターテインメント小説を募集します。

【書評】『少年十字軍』皆川博子著 潤色した「華」と史実の「実」

ローマ教皇の呼びかけにより、聖地エルサレムを異教徒から奪回する目的で、中世の欧州では何度も十字軍が組織された。13世紀初頭、4回目の十字軍のあと、宗教的啓示を受けたフランスの少年エティエンヌの呼びかけにより、少年少女による十字軍が結成され、実際に聖地を目指したという伝承がある。本書は、史実といわれるその伝承を下敷きにした旅物語だ。

【書評】『冬の旅』 辻原登著

評・角田光代(作家) 絶対的宿命の中の生

ジャンプ小説新人賞に新部門、椎橋寛のイラストがお題

集英社のライトノベル系新書レーベル「JUMP j BOOKS」の20周年を記念し、本日4月1日、公式サイトがリニューアル。またジャンプ小説新人賞の内容が一新された。

女による女のためのR−18文学賞:東京・新宿でトークイベント

今年で12回目を迎える「女による女のためのR−18文学賞」(新潮社主催)が、「R−18文学賞 同窓会!」と銘打って6日午後1時から、東京・新宿の紀伊国屋書店新宿本店でトークイベントを開く。

『新人賞を獲れるライトノベルの書き方』セミナー。4月無料セミナー開催。テーマは「一次で落ちない文章術 」

ライトノベル新人賞対策や作家デビューを研究する「ライトノベル創作塾」は、2013年4月21日(日)に「一次で落ちない文章術」セミナーを開催する。

川上未映子さん初の短編集「愛の夢とか」 日常の先の異世界へいざなう

長編小説、詩、エッセー…と、盛り込む器が変われば同じ作家の言葉もまた違った音色を奏でる。川上未映子さん(36)は初の短編集『愛の夢とか』(講談社)で、日常の先にほの見える異世界を、明晰(めいせき)な夢のように巧みに再生する。

クリエイター発の小説がスマッシュヒット!"震災"がカギ?

クリエイターの書いた小説が、ヒットしている。

Interview:乙武洋匡、国分太一 乙武の小説を映画化「だいじょうぶ3組」で共演 クラス受け持つ気持ちで

映画「だいじょうぶ3組」が全国公開中だ。原作は、「五体不満足」の乙武洋匡が東京・杉並区の小学校で3年間にわたり教職に就いた時の体験を基に書いた小説。

シャイリーン・ウッドリー、ベストセラー恋愛小説の映画化に主演

人気沸騰中のシャイリーン・ウッドリー(「ファミリー・ツリー」)が、作家ジョン・グリーンのベストセラー・ヤングアダルト小説「The Fault In Our Stars(邦題:さよならを待つふたりのために)」(7月日本発売予定)を映画化する新作に、主演交渉中であることがわかった。

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