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2012年6月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年6月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2012.6.20(水)

Barnes & Nobleの2~4月期決算、電子書籍事業の赤字が拡大

米書店チェーンのBarnes & Noble(B&N)が現地時間2012年6月19日に発表した2012会計年度第4四半期(2~4月)の決算は、売上高が13億8000万ドルで、前年同期に比べ0.4%増加した。また純損失は5770万ドルで、赤字幅は3%縮小した。書籍の小売り販売事業と大学向け事業の売上高はそれぞれ0.5%、5.7%伸びたが、電子書籍事業が10.5%落ち込んだ。

日本文学翻訳事業を廃止=府省版仕分けで-文科省

文部科学省は20日、有識者を交えて事業の効果を検証する「行政事業レビュー」(府省版事業仕分け)の2日間の日程を終えた。この日は対象となった3事業のうち、日本の現代文学を翻訳して外国で出版する事業など2事業を「廃止」と判定した。

「最果てアーケード」小説化、有永イネ×小川洋子の対談も

小川洋子原作による有永イネ「最果てアーケード」の全2巻と、これをもとに小川自らが執筆した小説版がともに電子書籍化され、本日6月20日から配信されている。

作家の読書道 第126回:須賀しのぶさん

明治期に一人の少女が大陸に渡り、自らの人生を切り開いていく『芙蓉千里』シリーズがいよいよ完結を迎えた須賀しのぶさん。歴史の知識、アクションあり驚きありの冒険譚はどのようにして生まれるのか。幼い頃からの読書遍歴をうかがってそのあまりの"須賀さんらしさ"に膝を打ちます。作品に込めた熱い思いも語ってくださいました。

とことん淡路 小説や詩など収録の文芸同人誌発行

兵庫県・淡路島内の作家らによる文芸同人誌「淡路島文学」の第7号が発行された。淡路の風習、方言を交えた小説や詩などを収録。編集発行人の北原文雄さん(67)=洲本市下内膳=は「島にこだわった唯一の同人誌。地元にも書き手が多くいることを知ってほしい」と話している。

満島ひかり、寂聴さんになる…出家前の私小説「夏の終り」来年映画化

女優の満島ひかり(26)が、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(90)の私小説を映画化する「夏の終り」(熊切和嘉監督)に主演する。女流文学賞を受賞した寂聴さんの代表作で、満島は、妻子ある年上の作家と年下の男性との三角関係におぼれ、苦悩する難役に体当たりで挑む。来年公開予定。

[顔]皆川 博子さん

第12回本格ミステリ大賞に決まった 皆川(みながわ) 博子(ひろこ)さん(82) 本格ミステリ大賞は、このジャンルの作家らの公開投票で決まる。プロ同士が実力本位で選ぶ文学賞に、傘寿を超えて輝いた。「親分、てえへんだって感じです」

2012.6.19(火)

「NHKにようこそ!」の大岩が小説「エレGY」をマンガ化

「NHKにようこそ!」の大岩ケンヂが大岩賢次名義で描く月イチ連載「エレGY」が、小説やマンガを無料公開しているWEBサイト・最前線(星海社)にて本日6月19日よりスタートした。

【コラム・ネタ・お知らせ】 「妹は僕に手を出すなっ!」木緒なち先生インタビュー

好きな手帳は書泉さんで貰えるミニ手帳、GA文庫のサトです。今回は、6月のGA文庫新シリーズ「妹は僕に手を出すなっ!」のインタビュー記事です。ゲームシナリオライターであり、『ひだまりスケッチ』をはじめとしたデザイナーでもある木緒なち先生、初のライトノベル。その見所を、モバマスで一部に有名な二人がインタビュー!?

ダイソーが電子書籍進出 1冊85円からの「DAISOブックス」

100円ショップ「ザ・ダイソー」で販売されている本がスマートフォン向け電子書籍アプリに。第1弾として「高島易断総本部歴書館編纂運勢暦」「平清盛」など、ダイソー店舗で人気のタイトルをラインアップした。

青春の文学展:広津里香の作品など集め−−金沢 /石川

若くして亡くなった金沢ゆかりの詩人、画家の広津里香を中心に、青春の喜びや苦悩を伝える県内ゆかりの作品を集めた「痛みと輝き 青春の文学件展」が、金沢市広坂2の石川近代文学件館で開催されている。8月19日まで。

2012.6.18(月)

速報:マイクロソフト Surface タブレット発表、Windows 8と同時発売

米ロサンゼルスで開催中の発表イベントで、マイクロソフトが独自のWindows 8 / Windows RTタブレット Surface を発表しました。

赤江瀑氏死去

赤江瀑氏(あかえ・ばく=作家、本名・長谷川敬=はせがわ・たかし)8日、心不全のため死去、79歳。故人の遺志で葬儀は行わない。喪主は弟、友紀(とものり)氏。

「遠野物語100周年文学賞」受賞作家が語る、柳田國男と震災への思い

岩手県内陸部の街・遠野に生まれ育った佐々木喜善という文学青年が語る怪奇な実話や民間伝承を、いち早くその価値に気づいた柳田國男がまとめて上梓した一冊、『遠野物語』。その『遠野物語』の発刊100周年記念小説コンクールで遠野物語100周年文学賞を獲得した作品、神護かずみの『人魚呪』(角川書店)は、戦国時代の乱世を舞台に史実と虚構があやしく交差する伝奇ホラー小説だ。

秋葉原の雪 ~俳句を再考する~/日地谷=キルシュネライト・イルメラ(ベルリン自由大学文学研究大学院長)

◆世界で人気を博し続けている「俳句」 俳句は世界の多くの国において、茶道や日本庭園、能や歌舞伎などの伝統芸能とともに、日本文化を代表する存在になっているようだ。

妹が嫌いな男なんていません! 萌える妹満載なライトノベルランキング

ラノベ界に「妹萌え」旋風を巻き起こした大傑作!

内田洋行、図書館向けに本の貸し出し履歴記録装置

内田洋行は図書館向けに本の貸し出し・返却の履歴情報を通帳型の冊子に記入する装置を開発した。銀行のATMの技術を応用し、本の貸し出しなどの際に使うカードの代わりに冊子を利用できるようにする。

2012年ローカス賞にチャイナ・ミエヴィル、〈氷と炎の歌〉、『夜のサーカス』など

去る6月17日、アメリカ・ワシントン州シアトルで開かれたthe Locus Awards Weekendにて、2012年 のローカス賞が発表されました。この賞はSF雑誌《ローカス》の読者の投票によって選ばれたすぐれた SF/ファンタジイ作品に与えられる賞です。

【書評】『K』 三木卓著

評・松山 巖(評論家・作家) 詩人夫婦の愛の絆 「Kのことを書く。Kとは、ぼくの死んだ配偶者で、本名を桂子といった」。この一節が本(ほん)篇(ぺん)の書き出しだが、作者はすぐに次の断りを入れる。

日本医療小説大賞受賞 帚木蓬生さん 軍医たちの「いい供養ができた」

医療への関心を高めるために今年創設された文学賞がある。日本医師会主催の日本医療小説大賞だ。第1回の受賞者は、作家で精神科医の帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さん(65)。戦中の軍医たちの姿を描いた『蠅(はえ)の帝国』と『蛍の航跡』(いずれも新潮社)の2作で選ばれた。5月24日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれた贈呈式では、「(軍医たちの)いい供養ができた」と喜びを語った。

第二回アガサ・クリスティー賞二次選考結果発表

第二回アガサ・クリスティー賞の二次選考が終了しました。早川書房編集部による厳正な審査の結果、下記を最終候補作といたします(到着順、名前はペンネーム、敬称略)。

2012.6.17(日)

【書評】『草枕』の那美と辛亥革命 [著]安住恭子 - 出久根達郎(作家)

■奇抜な女の本当の姿、明らかに 夏目漱石著『草枕』冒頭の一節。「情に棹(さお)させば流される」「兎角(とかく)に人の世は住みにくい」。三十歳の画家が東京を逃れて、那古井(なこい)温泉の志保田(しほだ)家に宿泊する。そこに那美(なみ)という、「悟りと迷(まよい)が一軒の家(うち)に喧嘩(けんか)をしながらも同居して居る体(てい)」の娘がいる。風呂上がりで素っ裸の画家に、初対面の挨拶(あいさつ)と共に、背後に回って着物を着せてくれる。画家は、どぎまぎしてしまう。

今週の本棚:好きなもの=津村記久子

好きなもの三つというと、入浴剤と、わざと度を弱く作ったメガネと、キッチンタイマーが浮かんだ。ただの最近の仕事の必需品なのだが、どれかが欠けると、わたしはたぶん家で仕事をしなくなると思う。

瀬戸康史、オススメのミステリー3冊

笑顔が爽やかな童顔系イケメンから幅広い役柄をこなす大人の俳優へ。今まさに成長中の瀬戸康史が現在発売中の『ダ・ヴィンチ7月号』の特集で選んだオススメ本は、直木賞作家による家族ミステリー3作。

児童文芸新人賞、歌代朔さんらに

日本児童文芸家協会が、昨年出版(しゅっぱん)された新人の本から選(えら)ぶ「第41回児童文芸新人賞」は、愛媛(えひめ)県在住(ざいじゅう)の主婦(しゅふ)・歌代朔(うたしろさく)さん(36)の『シーラカンスとぼくらの冒険(ぼうけん)』(町田尚子(まちだなおこ)・絵、あかね書房(しょぼう))ほか1作に決まりました。

旧庄屋の古文書解読し本に…佐賀・小城市教委

佐賀県小城市教委は、市内の三日月町の旧庄屋・犬山家に残る古文書約110点のうち、解読した34点を「犬山家文書(第一巻)」として発刊した。

鎌倉文学館で「カマクラから創る 藤沢周・城戸朱理・柳美里・大道珠貴」

鎌倉と鎌倉在住の4人の作家たち 鎌倉文学館で特別展「カマクラから創る 藤沢周・城戸朱理・柳美里・大道珠貴」が2012年7月8日(日)まで行われている。

【エンターテイメント小説月評】誰かの傘になれるか

なぜあれほど心を揺さぶられ、読み終えた今も深い余韻が残るのか。中脇初枝『きみはいい子』(ポプラ社)には、著者の「祈り」が込められていたように思う。人々の幸せを懸命に願う声が、読者である自分の内なる声を呼び覚まし、やがて二つが重なる瞬間があった、と感じている。

2012.6.16(土)

阿部寛主演で『つやのよる』が映画化 - 男女22人が織りなす恋愛物語

直木賞作家、井上荒野の小説『つやのよる』が阿部寛主演で映画化されることが15日、明らかになった。

アメリカでついにeブックの売上がハードカバー書籍を抜く

Association of American Publishers(アメリカ出版社協会)が今日(米国時間6/15)発表した数字によると、ついにeブックの売上がハードカバーの書籍を上回った。1〜5月で、2012年はeブックの売上が2億8230万ドルに対し、ハードカバーは2億2960万ドルだった。前年同期ではeブックが2億2040万ドル、ハードカバーが2億2350万ドルだった。

保坂和志さん「カフカ式練習帳」刊行

9年ぶりの小説刊行 今作は折々に書き留めた文章をまとめた。「思い通りに、思いがけなく書けたときの喜びは何ものにも代え難い」

志茂田景樹のtwitterでの人生相談が人気 「心にしみる」の声

直木賞作家の志茂田景樹氏(72才)が最近、ツイッターで若者から支持を集めている。かつて、ド派手なファッションとヘアスタイルで『笑っていいとも!』などのバラエティー番組に出演して話題を呼んだ志茂田氏。最近ではテレビで見かける機会は少なくなったが、ツイッターでは若者を中心に約13万人のフォロワーを持つ人気ぶりだ。

上戸彩、乃南アサの小説『いつか陽の当たる場所で』に主演

女優・上戸彩主演で、作家・乃南アサ氏の小説『いつか陽の当たる場所で』がNHKで連続ドラマ化される。大学在学中に、好きになったホストに貢ぐために、伝言ダイヤルで相手を見つけては昏睡強盗を繰り返し、強盗罪で懲役した主人公・小森谷芭子(上戸)。出所後、刑務所で同房だった江口綾香(飯島直子)と2人、下町の谷中で、寄り添うように新しい人生を歩き始める物語。

「放課後ライトノベル」第96回は『魔法少女育成計画』で増えすぎちゃった魔法少女を半分に減らします

「出ーろーよー,いい加減SR島村さん出ろよー。お願いします,出てきてください……」

2012.6.15(金)

西尾維新祭2012 開催決定!

西尾維新祭2012 開催決定! 西尾維新×講談社×アニプレックス×バンダイナムコゲームス

ラノベ質問状 : 「精霊使いの剣舞」 上げ続けるハードルを越えていく

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、ひょんなことから、ありえないはずの男の精霊使いになってしまった主人公と個性的なヒロインたちの姿を描いた「精霊使いの剣舞(ブレイドダンス)」(志瑞祐著、桜はんぺん画)です。メディアファクトリーMF文庫J編集部の庄司智さんに作品の魅力を聞きました。

主演・柳楽優弥、蜷川幸雄演出「海辺のカフカ」 21日から大阪で

■思い重ねて役を体に浸透 15歳の少年の心の成長を描く村上春樹のベストセラー小説「海辺のカフカ」が舞台化され、異才・蜷川幸雄が演出をつとめる。主演は柳楽優弥(やぎらゆうや)。ナイーブさを秘めた個性は村上春樹の世界にぴたりとはまる。「村上さん、蜷川さんは、僕にとってリスペクト以上の存在で、そういう方々と仕事ができる幸せを感じている」と話す。

現役自衛隊員がラノベ作家デビュー

6月16日(土)に、スマッシュ文庫から予備自衛官が贈るライトノベルが登場する。 そもそも自衛隊員にライトノベル書いてる時間あるの?と思った方。予備自衛官とは招集がかかったときに活動する非常勤自衛官のことなので、毎日訓練訓練って感じではないようだ。

「ココロコネクト」がPSP用ゲームに。"ガシガシ動く"アニメーションで表現される,愛と青春の五角形(ペンタゴン)アドベンチャー

バンダイナムコゲームスは,PSP用ソフト「ココロコネクト ヨチランダム」を2012年内に発売する。タイトルからもすぐに分かるとおり,本作は,ライトノベルやテレビアニメで人気の「ココロコネクト」をゲーム化したもので,原作者・庵田定夏氏が完全監修したシナリオを体験できる"愛と青春の五角形(ペンタゴン)アドベンチャー"と謳われている。

「講談社ラノベ文庫」  ニコニコ生放送で新作アニメも初公開 ラノベ文庫新人賞受賞作

ライトノベルレーベル「講談社ラノベ文庫」が、6月15日(金)21時~22時の1時間、「ニコニコ生放送」で、初めてのスペシャル番組「講談社『味噌』チャンネル」を配信する。作品にまつわる新たな情報が発表されるほか、声優の日高里菜さんと広橋涼さんがゲストとして出演する予定だ。

リッピング違法化+私的違法ダウンロード刑罰化法案、衆議院で可決

衆議院の文部科学委員会で15日午前、著作権法の改正案について審議・採決が行われ、"リッピング違法化"などを盛り込んだ政府案が全会一致で可決した。あわせて、自民・公明の両党から"私的違法ダウンロード刑罰化"を追加する修正案が採決直前で提出され、賛成多数で可決された。

故・伊藤計劃さんの小説「虐殺器官」映画化にハリウッドが興味!

故・伊藤計劃さんのSF小説「虐殺器官」の映画化にハリウッドが興味を示していることが明らかになった。日本の出版元である早川書房の担当者が明かした。

怖~いトイレットペーパー 「リング」作者の英訳小説印刷

「リング」や「らせん」で知られるホラー作家、鈴木光司さんの小説を印刷したトイレットペーパーの英語版を林製紙(静岡県富士市)が製作した。二十一日に同社インターネットサイトで通信販売を始めるほか、今後は国内空港の土産物店での販売や、欧米への輸出にも取り組む計画だ。

村上春樹さんの紀行にも登場、神戸のピザ「三角シート」とは?

神戸市中央区の老舗イタリア料理店「ピノッキオ」が先月、創業50周年を迎えた。これまで焼き上げたピザは約122万枚。その一枚一枚に通し番号を書いた三角形のシートを添えてきた。同店の3代目オーナー山中崇裕さん(57)は「この店の足跡を多くの人と共有したい」と考え、来店客がアルバムなどで保管しているシートを思い出話とともに募集することにした。

「震災が導いてくれた」 3人に詩歌文学館賞

第27回詩歌文学館賞の贈呈式が先月末、岩手県北上市であった。詩集『あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから』(河出書房新社)の須藤洋平(34)、歌集『強霜(こはじも)』(砂子屋書房)の佐藤通雅(69)、句集『記憶』(角川学芸出版)の宇多喜代子(76)がそれぞれあいさつした。

改正国会図書館法が成立へ

国立国会図書館への納入を義務付ける出版物の対象に電子書籍などオンライン資料を加える改正国立国会図書館法が15日午前の参院本会議で全会一致で可決、成立する。

藤沢周さんら鎌倉在住の現代文学作家展-創作場としての鎌倉テーマに

鎌倉文学館(鎌倉市長谷1、TEL 0467-23-3911)は、鎌倉在住の詩人と3人の作家による特別展「カマクラから創る 藤沢周・城戸朱理・柳美里・大道珠貴」を開催している。

アマゾン Kindle アプリが漫画や絵本に対応。iOS / Android / Cloud Reader 更新

アマゾンが iOS / Android の Kindle アプリおよび、ウェブアプリ Kindle Cloud Reader をアップデートしました。目玉はフルカラーの絵本や漫画、グラフィックノベルへの対応。Amazon純正のカラー液晶タブレット Kindle Fire 向けに提供されていた 新フォーマットKF8 のコンテンツを、iPad や Androidタブレット、ウェブ版の Cloud Reader で読むことができるようになりました。

2012.6.14(木)

ショートストーリーなごや 第4回映像化作品 名古屋初公開決定!

平成24年7月14日(土)より開催される「スターキャット プレミアシネマセレクション」にて第4回映像化作品が上映されます。鑑賞料は無料ですので、ぜひご覧ください。

アラタなるセカイ : 入間人間の新プロジェクト始動 小説、マンガ、アニメで描く一大サーガ

実写映画化された「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」やアニメ化された「電波女と青春男」など人気ライトノベルを手がける入間人間(いるま・ひとま)さんが、創作活動を開始してから5周年を迎えたことを記念して新プロジェクト「アラタなるセカイ」を設立することが発表された。同プロジェクトでは、一つの物語の過去、現在、未来をさまざまなメディアを使って描き、入間さんは小説の執筆、マンガの原作、アニメの原作と脚本などをすべて担当する。発売日などの詳細は今後、発表される予定。

寄贈本を無償配布 作新学院大図書館 震災復旧を記念

東日本大震災で壊滅的な被害を受け、閉館していた作新学院大の図書館(宇都宮市竹下町)が再開されたのを記念し、同大教授らが寄贈した本を無償で配布するイベントが十四日から同図書館で始まる。十七日まで。

本屋大賞×ゼクシィが「突然愛を伝えたくなる本大賞」を8月発表 応募締切迫る

楽しかったり、悲しかったり、おもしろかったり、びっくりしたり......、心が刺激されると、それを誰かに教えたくなるのが人間の性質のようです。

日本のSF、ハリウッドへ…2作品映像化へ

「日本のSFをハリウッドに売り込もう」という取り組みに、出版会社と広告会社などが共同で乗り出した。すでに冲方丁さんと小川一水さん原作の小説2作品が、映像化に向けて具体的に動き出した。

被災者に愛読書再び…22古書店、ネットに目録

東日本大震災で失った愛蔵書を被災者に見つけてもらおうと、関東、東北9県の古書店22店が、合同目録「彩輝~古書の杜~」を作成し、各店で注文を受け付け始めた。発起人の水戸市の古書店「とらや書店」代表の中川英治さん(64)は「全国に散らばった被災者のもとに"宝物"が戻ってくれるといい」と願っている。

7/5スタートの木曜劇場『東野圭吾ミステリーズ』、新たに5人の主役が決定

2012年7月5日スタートの"木10"(木曜午後10時ドラマ)は、東野圭吾の傑作短篇小説を11話厳選し、週替わりの"主演"と"ストーリー"が楽しめるミステリードラマ『木曜劇場 東野圭吾ミステリーズ』。東野圭吾の短篇小説集(「犯人のいない殺人の夜」「怪しいひとびと」「あの頃の誰か」(光文社文庫)から11作品を厳選。週替わりで、シリアスあり、コメディータッチあり、ホラーテイストあり……とさまざまなミステリーを堪能できる。

"電子書籍否定派"の最後の砦だった米作家トーマス・ピンチョン氏、ついに全作品の電子書籍化を許可

米New York Times紙によると、「重力の虹」などの作家で、"電子書籍否定派"としても有名だったThomas Pynchon氏が、自身作品すべての電子書籍化を許可した模様。

与謝野晶子短歌文学賞 入賞作、展示始まる 高島屋堺店

堺が生んだ近代文学史に名を残す女流歌人、与謝野晶子の没後70年を記念した与謝野晶子短歌文学賞(産経新聞社主催、京都女子大学特別協賛)が堺市内で開催されるのに合わせ、同市堺区の高島屋堺店で13日、同文学賞の入賞作品の展示が始まった。29日まで。観覧無料。

絵本:啄木の短編小説「林中の譚」をアレンジ、「サルと人と森」が好評 「自然観、見つめ直して」 /岩手

石川啄木の没後100年となる今年、啄木が生前書き残した短編小説「林中の譚」を現代風にアレンジした絵本「サルと人と森」(NPO法人森びとプロジェクト委員会発行)が注目を集めている。09年に発行した絵本は増刷を重ね1万2000部を超え、売れ行きも好調。発行元のNPO法人は「大人も読んで自然観を見つめ直してほしい」と話す。

2012.6.13(水)

ソニー、電子書籍配信を他社端末にも開放

ソニーは今秋から、インターネット上で電子書籍を売る同社のサービス「リーダーストア」を、他社製のスマートフォンでも利用できるようにする。これまでは電子書籍専用の端末「リーダー」などソニー製向けにしか売っていなかった。

第8回深大寺恋物語募集事業 事前審査員公募 募集要項

深大寺短編恋愛小説実行委員会では、より開かれた事前審査を行うため、事前審査委員を公募させていただくことに致しました。ご興味のある方は是非応募ください。

「今日から俺は!!」の西森博之が小説デビュー、7月刊行

「今日から俺は!!」「鋼鉄の華っ柱」などで知られる西森博之が、小説家として書き下ろし作品「満天の星と青い空」を執筆した。7月18日に小学館より刊行される。

三鷹・太宰治文学サロン 初公開の直筆はがき展示

三鷹市下連雀三の太宰治文学サロンで、太宰治直筆のはがきが公開されている。サロンを管理する三鷹市芸術文化振興財団が最近入手したもので、一般公開は初めて。太宰の命日である十九日の桜桃忌に合わせ、二十四日まで展示されている。

伊坂幸太郎も猫好き? 猫と戦争と世界の秘密がテーマの長篇作品

『吾輩は猫である』にはじまり、『ひげよさらば』『100万回生きたねこ』『きょうの猫村さん』など、猫が主人公となった物語には、名作が多々あります。独立独歩な生き様と気まぐれな風体な猫は、作家たちの制作意欲をかき立てるのでしょうか。

和綴じ文芸誌「Kototoi」、2号刊行

初版は限定500部ながら、意外な執筆陣をそろえた和綴(わと)じ文芸誌「Kototoi」2号=写真=が刊行された。3月に死去した思想家・吉本隆明に生前行ったインタビュー、五味太郎さんの往復書簡、蜂飼耳さんの詩などを掲載。

帚木蓬生氏の「『蠅の帝国 軍医たちの黙示録』 『蛍の航跡 軍医たちの黙示録』」が受賞

第一回日本医療小説大賞(日医主催,厚生労働省後援,新潮社協力)の贈呈式が五月二十四日,都内で開催され,日医からは,横倉義武会長始め,今村聡副会長,葉梨之紀・石川広己・道永麻里各常任理事が出席した.

2012.6.12(火)

生田斗真が殺人マシーン! 『脳男』映画化決定

第46回江戸川乱歩賞を受賞したベストセラー小説『脳男』を映画化。生田斗真が生まれつき人間としての"感情"を持たず、痛みを感じない殺人マシーン=脳男を演じ、松雪泰子、江口洋介と共演することが発表された。

グーグルが絶版本の電子書籍化で仏出版業界と和解

米グーグルは11日、絶版になった書籍の電子化を巡り、フランスの出版業界と6年に渡り繰り広げてきた法廷闘争で和解したと発表した。世界の「先駆けとなる」合意だと同社は歓迎している。

【大槌】台日文学者、高校生と交流 震災題材の詩朗読も

東日本大震災復興祈念「台日文学者交流会」は11日、大槌町の大槌高(山形守平校長、生徒301人)で開かれた。台湾で活躍する現代詩人ら6人と県内外の作家や詩歌人が同校を訪問。震災を題材にした作品を朗読し、生徒と交流を深めた。

イタリア語に「源氏物語」完訳 ローマ大元教授が初めて

紫式部の「源氏物語」をイタリア語に全訳し、このほど出版したローマ大元教授(日本文学)のマリアテレサ・オルシさんが11日、ローマの日本文化会館で出版記念講演会を開いた。イタリアではこれまで英語訳からの抄訳は存在したが、日本語原典からの完訳は初めて。

【書評】猫背の虎 動乱始末 [著]真保裕一

■軽妙洒脱 新鮮な筆の運び 乱歩賞出身の著者は、近年歴史時代小説にも進出し、新境地を開いている。本書はその3作目。

【書評】雲をつかむ話 [著]多和田葉子

■「犯人」たちに入り込んでいく 「物事の漠然としてとらえどころのないさま」。「雲をつかむ」の語義として広辞苑にはこう書かれている。そんなタイトルにふさわしく、本書にはふわふわと浮遊するような不思議なエピソードが盛りだくさんだ。一方で、雲のようにもくもくとわき出す妄想から、地上にいてはけっして見ることのできない、新しい風景が広がっていく印象もある。

松本清張 没後20周年でドラマ「波の塔」

小説家、松本清張の没後20周年を記念し、小説原作のスペシャルドラマ「波の塔」が23日午後9時から、テレビ朝日系で放送される。

2012.6.11(月)

「若者の活字離れ」はウソだった! 子どもの読書数は増加傾向

6月11日は学校図書館の日。これは1997年6月11日、学校図書館法の改正により、12以上のクラスがある学校に司書教諭の配置が義務化されたことによる。司書教諭とは、学校図書館のための教員。本の貸出しや管理だけでなく、生徒への読書指導なども担当する。

静岡県立中央図書館、多様なサービス好評

静岡県立中央図書館(静岡市駿河区)で本の貸し出しにとどまらない様々なサービスが好評だ。若者だけではなく大人にも「活字離れ」が進んでいると言われる中、健康医療情報の提供やインターネットを活用した貴重な資料の閲覧などのアイデアで、2011年度の来館者に対する満足度調査では、87・9%(前年度比3ポイント増)が「満足」と回答した。人気の秘密を取材した。

「BOOK☆WALKER」と「MFラノベ☆コミック」が一度の決済で相互利用可能に 電子書籍の相互本棚同期機能を2012年内にリリース

株式会社角川コンテンツゲート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:浜村弘一)と、株式会社メディアファクトリー(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:芳原世幸)は、角川グループ直営の電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」と、株式会社メディアファクトリーが運営するスマートフォン向け電子書籍アプリケーション「MFラノベ☆コミック」との間で、本棚(購入履歴)を相互に同期する機能を2012年内(予定)にリリースすることで合意いたしました。

古文書解読、ブームの秘密は?…奈良

古文書の読み方を勉強する人が奈良県内で増えている。文化施設の講座には定員を上回る応募があり、修了後もボランティアとして関わり続ける人がいる。取っつきにくいと思うのに、何が魅力なのだろうか。

尾野真千子がきつい顔を連発して周囲から嫌味を言われる!?

女優の尾野真千子、俳優の谷原章介、小説家の真山仁氏が都内で9日、WOWOWで放送開始の連続ドラマ『マグマ』(毎週日曜夜10時から、6月10日スタート、全5話)の完成披露試写会に登場し、舞台あいさつを行った。

ReaderアプリがついにXperiaに対応

ソニーは、同社の電子書籍ストア「Reader Store」を「Xperia」シリーズからも利用可能にする。アプリは6月末にリリース予定。

【書評】『ぼおるぺん古事記 一 天の巻』こうの史代著、『古事記 不思議な1300年史』『荒ぶるスサノヲ、七変化』斎藤英喜著

「古事記」編纂1300年、関連本出版相次ぐ 大地の誕生から語り出される神々の物語と、高天(たかま)の原(はら)から降りてきた神の子孫とされる天皇たちの事績とを伝える現存最古の歴史書、今年はその『古事記』が編纂(へんさん)1300年だというので、新聞各紙をはじめ学術誌も商業誌も工夫をこらした『古事記』特集を組んで賑(にぎ)わっている。

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