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2013年4月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年4月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.4.20(土)

【エンタメ小説月評】虚構か、奇跡か、真実か

小説家は皆、ウソつきである。事実に虚構を織り込みながら物語を作るからだが、原田マハ『ジヴェルニーの食卓』(集英社)には、その虚構にこそ真実があるのではないか、と思わせる力がある。

中村文則さんの「掏摸」、米文学賞の受賞逃す

米国の有力紙が主催する文学賞「ロサンゼルス・タイムズ・ブック・プライズ」が20日(現地時間19日)発表され、ミステリー・スリラー部門の最終候補5作に入っていた作家の中村文則さん(35)の小説「掏摸(すり)」が受賞を逃した。

御影瑛路先生の新作は、知能を武器に戦う学園下克上ストーリー! 『Fランクの暴君』執筆のきっかけとは?【Spot the 電撃文庫】

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第74回となる今回は、『Fランクの暴君I -堕ちた天才の凱旋-』を執筆した御影瑛路先生のインタビューを掲載する。

春樹効果、クラシック界にも 小説に登場の曲、品切れに

発売7日で発行100万部に達した村上春樹さんの新刊小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の人気を受け、作中に登場するクラシック曲のCDの品切れが相次いでいる。2009年にも村上さんの前作「1Q84」に登場した曲がヒット。小説がクラシック業界に「特需」をもたらす異例の事態となっている。

池波正太郎さん宛の手紙 多数見つかる

ことし生誕90年を迎えた戦後を代表する作家、池波正太郎さんの自宅から司馬遼太郎さんら同じ時代の作家などから送られた手紙が100通以上見つかり、作家の幅広い交流が伺える貴重な資料として注目されています。

電子書籍、利用者7%=「使わない」が7割-時事通信調査

時事通信が3月に実施した電子書籍端末の利用に関する調査で、「使っている」との回答が6.7%、「使いたい」が22.2%にとどまり、69.8%が「使いたいと思わない」と答えた。

魔王さま,免許取得を目指す! 「放課後ライトノベル」第138回は『はたらく魔王さま!』で世界征服への一歩を踏み出そう

魔王。それは現代に生きる日本人なら誰でも一度は耳にし,誰もがイメージできる存在である。たぶん。今ではほとんど一般的な言葉として通じる魔王だが,魔王と聞いて多くの人が想像するのはシューベルトの楽曲ではなく,世界の半分をくれたり,逃げようとしても逃げられなかったりするアレのことだろう。そう考えると,ゲームの一用語から,ここまで世間一般に浸透しているわけで,やっぱり堀井先生は凄いや!

2013.4.19(金)

新田次郎文学賞に沢田瞳子さん

第32回新田次郎文学賞(新田次郎記念会主催)は19日、沢田瞳子(とうこ)さん(35)の「満つる月の如し 仏師・定朝」(徳間書店)に決まった。

有川浩作品の原点は『ガメラ』と『大脱走』?

14日に放送スタートしたばかりのドラマ『空飛ぶ広報室』、27日公開の映画『図書館戦争』、そして来月11日より公開する映画『県庁おもてなし課』。この春を席巻するトリプル映像化の原作者・有川浩の大特集が『ダ・ヴィンチ』5月号で組まれている。

美人芥川賞作家・綿矢りさが"こじらせ系作家"に変身中?

芥川賞を史上最年少19歳で受賞したのが2004年。あれから約10年、綿矢りさが若手美人作家のイメージを自ら否定するような、負け女感漂う"こじらせ系作家"に大化けしていた? 男子も共感必至の"非リア充"な物語の秘密から、イタすぎる恋愛経験まで、本人を緊急直撃!

"本を贈る"ワークショップイベント開催

2013年4月23日、スペイン発祥の本を贈る日「サン・ジョルディの日」にあわせて、横浜にてワークショップイベントが開催される。

「クロストライブ」はプレイヤーとクリエイターが作り上げるPBW型RPG。小説版との連係も明らかになった制作発表会レポート

デジタルハーツは2013年4月19日,ハイファイネットと共同開発を行っている"プレイバイウェブ型RPG"「クロストライブ」の制作発表会を開催した。

「PSYCHO-PASSサイコパス」×ハヤカワ文庫 「紙の本を読みなよ」フェア開催

フジテレビ系ノイタミナ枠で放送され人気を博したアニメ「PSYCHO-PASSサイコパス」とハヤカワ文庫のコラボレーションフェアが全国の書店で開催されている。

事件は書店で起きている!? 警察小説、人気の秘密とは

横山秀夫の『64』、高村薫の『冷血』を筆頭に、いま警察小説が書店で目立っている。ミステリーの1ジャンルから頭ひとつ抜け出し、独立したジャンルへと成長を遂げたのでは。何が読者を引き付けるのか。その本質は何か。『ダ・ヴィンチ』5月号では、ライター・北尾トロが刑事さながらにその真相究明を行った。

小説の書き方指南本、様々

「読み手のセンス」を磨く 人生は長い。時には、小説を一度、書いてみたいと思うこともあるだろう。

朗読少女 : 乙葉しおりの本の小道 第114回 谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」

美少女キャラクターが名作を朗読してくれるiPhoneアプリ「朗読少女」。これまでに100万ダウンロードを突破する人気アプリとなっている。「朗読少女」で、本の朗読をしてくれるキャラクター、乙葉しおりさんが名作を紹介する「乙葉しおりの本の小道」。第114回は谷川流(ながる)の「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」だ。

本屋大賞決定! 事実は小説よりも奇なり? 過去の候補者を襲った事件とは

こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略して『みん経』)です。書店の「ハルキ対策」を紹介した前回に引き続き、今回のテーマも「本」。本にまつわるニュースで、村上春樹さんの新作と同じぐらい話題になったのが本屋大賞の発表です。

荻原魚雷×前野久美子(仙台・火星の庭店主)「地方古本生活うらおもて」

豊島区雑司が谷で開催される古本イベント「鬼子母神通りみちくさ市」に併せて開催される荻原魚雷さんの連続トークの2回目。

電子書籍も定額読み放題の時代へ

電子書籍業界にも定額制サーヴィスが登場しようとしている。電子書籍の市場は成長を続けており、書籍売上全体の22.5%を占めるまでになっている。最初に飛び込む出版社やオンライン書店は、ユーザーを取り込む上で有利になるだろう。

hb interview ゲスト・藤田貴大さん(聞き手・橋本倫史)「移動して作品をつくること、作品と一緒に放浪すること」

豊島区雑司が谷での古本イベント「鬼子母神通り みちくさ市」に併せて開催されるトークイベント。

"化物語検定"開催決定 小説・アニメから"西尾維新"の世界を問う

9月1日に、東京、名古屋、大阪の3都市で、「第1回 化物語検定」を実施されることが明らかになった。講談社が主催する。開催に向けて化物語検定公式サイトもオープン、また検定ポータルサイト「検定、受け付けてます」で申込受付も開始した。

2013.4.18(木)

小説『東京難民』が映画化、大学生からホームレスへの転落を暴力やエロス交えて描く

福澤徹三の小説『東京難民』が映画化され、2013年に全国で公開されることがわかった。

村上春樹の新刊が累計100万部突破

2013年4月12日に刊行された村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 (文藝春秋)の累計発行部数が発売7日目にして100万部を突破した。

なぜフラれたの? 叶わぬ恋の謎を解く「失恋探偵」の仕事とは?

4月18日からドラマがはじまる『潜入探偵トカゲ』(TBS)や世界中で大人気の『シャーロック・ホームズ』、子どもから大人まで愛される『名探偵コナン』など、さまざまな作品に登場する探偵。

チャンバラばかりが時代小説じゃない!モノノケ文庫創刊

廣済堂出版から、江戸を舞台にしたファンタジーシリーズ「モノノケ文庫」が創刊された。

男子の永遠の夢がかなう!? "おっぱいチケット"って何?

まあるくて大きなものから、つるぺたのものまで。おっぱい。それは男の子たちに夢と希望を与えてくれるもの。そんなおっぱいを揉めちゃうチケットがあれば、あなたならどうする?

吉祥寺で「佐々木マキ見本帖」展覧会

絵本作家、漫画家(まんがか)、イラストレーターとして活躍(かつやく)する佐々木(ささき)マキさんの作品を集めた展覧会(てんらんかい)「佐々木マキ見本帖(みほんちょう)」が、6月23日まで東京都の武蔵野(むさしの)市立吉祥寺美術館(きちじょうじびじゅつかん)(電=0422・22・0385)で開かれています。

2013.4.17(水)

戦国・警察、独自色たっぷり 吉川英治文学新人賞の2氏

戦国時代が舞台の短編集と、近未来の警察小説。今年の吉川英治文学新人賞には毛色の異なる2作が選ばれた。『国を蹴った男』(講談社)の伊東潤(52)と『機龍警察 暗黒市場』(早川書房)の月村了衛(りょうえ=50)に作品にこめた思いを聞いた。

もう読みましたか ハルキの新作 面白い!? 拍子抜け!?

12日に発売された村上春樹さん(64)の新作『色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋)の反響が広がっている。

書店員らが選ぶ文学賞、続々

読者に近い視点、好評 10回目が発表となった「本屋大賞」を先駆けとして、書店員やファンらが選出する「文学賞」が相次いで誕生している。出版社などの既成文学賞以上に、売れ行きに貢献するケースも目立ってきた。

書評:色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 [著]村上春樹 - 佐々木敦(批評家・早稲田大学教授)

■存在し続ける過去、勇気持ち向き合う 発売当日まで他の一切が伏せられていたので、このいささか奇妙な題名は、巷(ちまた)でさまざまな臆測を呼んでいた。だが、謎めいたタイトルは、この小説の内容をきわめて端的に表していたのだった。

作家の読書道 第136回:真保裕一さん

特殊な専門分野を持つ公務員が活躍する小役人シリーズから壮大な冒険小説、時代小説まで、さまざまなエンターテインメント作品を発表している小説家、真保裕一さん。かつてはアニメーションの世界に身を置いて有名作品を手掛けていたことでも有名。ということは、読書歴にもその個性があらわれているのでは? 小説家に転身したきっかけとは?エンターテインナーが生まれる道筋も見えてくる読書歴です。

文芸誌「新潮」、通巻1300号

老舗の文芸誌「新潮」が、今月6日発売の5月号=写真=で通巻1300号を迎えた。同誌は1904年(明治37年)5月に発行を始め、創刊号は80ページ、定価は12銭だったという。

有川浩がツアコンに!? 『県庁おもてなし課』舞台の高知を巡る旅

5月11日、錦戸亮&堀北真希のW主演で公開される映画『県庁おもてなし課』。原作は、高知県観光特使も務める作家・有川浩の同名小説で、自身が特使を依頼されたことをきっかけに生まれた、史上初の"恋する観光小説" だ。

有川浩×ほしのゆみ、小説とエッセイどちらが難しい?

ドラマ『空飛ぶ広報室』の放送がスタートした。原作は小説家・有川浩の同名小説。彼女の作品は過去にも『阪急電車』『フリーター、家を買う。』が実写化され、この春、ドラマに続いて『図書館戦争』『県庁おもてなし課』が実写映画化される。

8800万部突破の官能小説 「フィフティ・シェイズ」3部作完結

世界50か国以上で出版され、累計売上部数が8800万部を突破し、ヒット記録を更新中の小説、「フィフティ・シェイズ」3部作。その完結篇となる『フィフティ・シェイズ・フリード』が2013年4月に刊行された。

【書評】還れぬ家 [著]佐伯一麦

父が認知症になり、早瀬光二は妻とともに頻繁に実家を訪ねる。同じ仙台に住みながら、父母それぞれとの間に確執を覚える早瀬は、父の症状が進むにつれストレスから心身の苦しみに襲われる。

きれい好きな人に朗報…図書館の本を殺菌消毒

東京都調布市立中央図書館に、本を殺菌消毒する機械「ブックシャワー」が初めて導入された。

小説の書き方、芥川賞作家が指南します──eBookJapanで「三田誠広の小説教室」

小説家の三田誠広さんが小説の書き方を指南する「三田誠広の小説教室」がeBookJapanのサイト上で4月19日に始まる。

ソニー、フロントライト付き電子書籍リーダーに抵抗感を示す

ソニーの次世代電子書籍リーダー「PRS-T3」がKindle Paperwhiteやkobo gloと同じタイプのフロントライトを搭載すると期待していると、がっかりするかもしれない。つい最近、ソニーは次世代電子書籍リーダーにフロントライトを搭載するアイデアに強い抵抗感があると公表した。

川端康成文学賞に津村記久子さん「給水塔と亀」

優れた短編小説に与えられる第39回川端康成文学賞(川端康成記念会主催)が、津村記久子さん(35)の「給水塔と亀」(「文学界」平成24年3月号)に決まり、選考委員の作家、辻原登さんが東京都内で行われた記者会見で講評を述べた。

面白い?拍子抜け? 「ハルキスト」は話題の新作をどう読んだのか

12日に発売された村上春樹さん(64)の新作『色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年』(文芸春秋)の反響が広がっている。

2013.4.16(火)

新社会人・新入生に勧めたいライトノベル小説賞

入学式・入社式が終わり、いよいよ新しい生活がスタートした人も多いことだろう。慣れない環境や知らない人たちの間で、新しいことを覚えていかなければならない。

松本清張「日本の黒い霧」の訂正求める

作家・松本清張のノンフィクションの代表作「日本の黒い霧」の中で、スパイ事件のいわゆる「ゾルゲ事件」の端緒となる情報を警察に流したと記述された男性の遺族が会見を開き、「新たな証拠から作品で記述された説は覆っている」として、出版社に内容の訂正を求めていることを明らかにしました。

大人気小説『真夜中のパン屋さん』が滝沢秀明主演で実写ドラマ化!

通称「まよパン」こと『真夜中のパン屋さん』のドラマ版がオンエア間近だ。午後11時から午前5時まで開店している不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」を舞台にした原作は、現在シリーズ3巻まで刊行されていて、累計90万部のベストセラーとなっている。

楽天子会社、高解像ディスプレイの電子書籍閲覧端末「Kobo Aura HD」を発表

楽天の子会社であるカナダKoboは現地時間2013年4月15日、電子書籍閲覧端末の限定エディション「Kobo Aura HD」を発表した(写真)。ドットピッチが265dpiの高解像度ディスプレイを搭載し、希望小売価格169.99ドルで販売する。

トム・クルーズ、日本のSF小説「戦闘妖精・雪風」の米映画化に出演

米俳優トム・クルーズが、日本のSF小説「戦闘妖精・雪風」をハリウッドで映画化する「Yukikaze(原題)」に出演することが決まったと、Deadlineが報じた。

第10回本屋大賞『海賊とよばれた男』、100万部に

講談社は4月11、12日の両日、上下巻あわせて20万部(22刷)の増刷を決定し、計100万部を突破した。

蛇笏賞に99歳の文挟さん

第47回蛇笏賞(角川文化振興財団主催)は16日、文挟夫佐恵さん(99)の句集「白駒」(角川書店)に決まった。

豊崎由美さん×柳下毅一郎さんトークイベント「わたしの理想の書店棚」開催!

「本の雑誌」の連載でもおなじみの豊崎由美さんが柳下毅一郎さんと「理想の書店」について語り合います。

石牟礼道子さん全集完結

人間 そんなに偉くない 水俣病の問題を描いた『苦海浄土』で知られる石牟礼道子さん(86)は、命の尊さと向き合い続ける作家だ。

米国の「苦情図書番付」、児童文学が官能小説抑え1位

米図書館協会(ALA)によると、2012年に書棚から除外して欲しいとの不満が最も多かった書籍は、パンツ一丁で悪と戦うヒーローを描いた児童文学「スーパーヒーロー・パンツマン」であることが分かった。

2013.4.15(月)

意外な新レーベル 「文春ジブリ文庫」

ジブリ映画読み解く 背景は「崖の上のポニョ」公開初日(2008年)

村上春樹さん新作小説「色彩を持たない―」が80万部

12日に発売された村上春樹さんの新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」について、版元の文芸春秋は15日、20万部の増刷を決めた。発行部数は計80万部となった。

第10回本屋大賞受賞作『海賊とよばれた男』は、硬派な経済歴史小説

4月9日に発表された第10回本屋大賞の受賞作は、デビュー作『永遠の0』が160万部のロングセラーとなっている百田尚樹の『海賊とよばれた男』。2009年に『ボックス!』で初候補に残って以来、4回目の候補で大賞の栄冠に輝いた。

角川グループ、Twitter社と連携して Twitter小説投稿コンテストを2本同時に開始

角川アスキー総合研究所がTwitter Japan株式会社と連携し、Twitter小説投稿コンテストを4月22日より開始いたします。また、本日より作家による見本投稿が始まりました。

【書評】『想像ラジオ』 いとうせいこう著

評・平松洋子(エッセイスト) 死者とともに歩む

TOEICを題材にしたミステリー小説が登場

TOEICに向けてすでに勉強している人も楽しめる、少し違った角度からTOEICにスポットを当てた書籍を紹介します。

2013.4.14(日)

太宰の思い出、永遠に 小説モデルの林さん 三鷹できょう講座

作家、太宰治(一九〇九~四八年)と少女時代から交流があり、小説に登場するヒロインのモデルにもなった文壇バー経営、林聖子さん(85)=東京都新宿区=が十四日、三鷹市で開かれる文学講座で文豪の思い出を回想する。

【新・仕事の周辺】柚月裕子(作家) 心はまだ震災の中にある

3月1日に、大藪春彦賞の贈賞式があった。私のような駆け出しは、候補に挙げていただいただけでも大変な励みになる。受賞など端(はな)から考えていなかったから、知らせを聞いたときは耳を疑った。宝くじが当たったようなもので、まさに望外の幸せである。

山田悠介の小説にあなたの名前のキャラが! 「93番目のキミ」刊行記念

小説家・山田悠介さんの作品『93番目のキミ』を発売するのを記念して、文芸社は「山田悠介ネーミングキャンペーン」を2013年4月15日にスタートする。山田さんはデビュー作『リアル鬼ごっこ』や、『親指さがし』『×ゲーム』などで知られ、若者から高い支持を受けるベストセラー作家だ。

有川浩インタビュー「作家って、世界最小のメーカーだと思うんです」

大泉洋が表紙を飾る『ダ・ヴィンチ』5月号で特集されているのは、映像化も相次ぎ今もっとも注目されている小説家・有川浩。故・児玉清も絶賛した彼女の神髄に迫るべく、同誌では6ページにわたるロングインタビューを掲載している。そこから一部を抜粋してご紹介しよう。

川上宗薫と笹沢左保の素顔に迫る

「小説新潮」元編集長が評伝 純文学から官能小説に転じた川上宗薫(そうくん)(1924~85年)と時代小説「木枯し紋次郎」で知られる笹沢左保(1930~2002年)。

詩人・福田の足跡紹介、小田原文学館で直筆原稿など初公開/神奈川

農村など民衆の暮らしを題材にした小田原出身の詩人・福田正夫(1893~1952)を紹介する特集展示が小田原文学館(小田原市南町)で初めて開催されている。5月26日まで。

ゆきのまち幻想文学賞 授賞式に15人

雪をテーマにした物語を公募した「第23回ゆきのまち幻想文学賞」(「ゆきのまち通信」主宰、読売新聞社など特別協力)の授賞式が13日、青森市の八甲田ホテルで開かれた。

【手帖】自らの映画を監督夫婦が小説化

俳優で音楽家で文筆家としても知られる星野源が初主演する映画「箱入り息子の恋」の公開はしばらく先の6月8日だが、映画をみる前に、どんな物語なのか気になる人のために(?)監督・脚本の市井昌秀と、妻で女優の今野早苗が共同執筆して映画を小説化したのが同名の本(ポプラ文庫・630円)だ。

全国の図書館に電子書籍を…官民の研究会発足

全国の公共図書館に電子書籍を配信することを目的とした官民共同のプロジェクトが動き出す。

八戸舞台の小説「ライアの祈り」映画化へ

八戸市が舞台の小説「ライアの祈り」の映画化が決定し、制作を手掛けるエム・ケイ・ツー(東京)の川阪実由貴代表ら3人が12日、市庁に小林眞市長を訪ね、「国内はもちろん、海外に発信する作品にしたい」と抱負を語った。

又吉さん、角田さんが対談 九州芸術祭「文学カフェ」

九州文化協会主催の「第2回九州芸術祭『文学カフェ』」が13日、那覇市であり、沖縄県浦添市の芥川賞作家、又吉栄喜さん(65)と直木賞作家の角田光代さん(46)=東京都=が「わたしの小説風土」をテーマに対談=写真。文学ファン200人が熱心に耳を傾けた。

「俺の妹。」に新作描き下ろしショートムービーとオーディオドラマ BD/DVD限定特典

2008年にスタートした『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が、ますます熱くなっている。2013年夏に原作完結、そしてその原作シリーズを全て映像化するとして、4月よりテレビシリーズ第2期『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』がTOKYO MXほかにての放送がスタートした。

2013.4.13(土)

その日,風が強く吹いていた。「放課後ライトノベル」第137回は『超粒子実験都市のフラウ』で空から降ってきた女の子と出会います

先日,「地球防衛軍4」(PS3/Xbox 360)の初回封入特典や,店舗別特典の情報が公開された。「地球防衛軍4」は筆者の中ですでに購入を決めていたタイトル。当然,その内容は気になる。ただ,「地球防衛軍3 PORTABLE」のときは,あとで同じ系列のより強い装備がゲーム内で手に入り,特典はいわば,序盤のちょっとしたおまけみたいなものだった。まあ,今回も似たようなも――

チェコ・インド・ザンジバル…お国柄を反映する世界の名作怪談たち

"怪談"というと、どんなものを思い浮かべるだろうか? 元禄時代に起きた実際の殺人事件に基づいた『四谷怪談』のような古来のものもあれば、15年ほど前に一躍ブームとなった「花子さん」をはじめ、学校にまつわる恐い話を集めた『学校の怪談』のように、都市伝説的なものもある。このように怪談は、いつの時代も人々の暮らしに寄り添うように存在し、江戸時代なら歌舞伎などで、現代なら映画やテレビドラマとして浸透していく。

村上春樹氏の新作に鉄道オタクが大喜び その理由は…

世界的な人気作家、村上春樹氏(64)の新作小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」が12日、発売された。全国の書店で爆発的な売れ行きをみせ、版元の文芸春秋は10万部の増刷を決定。

注目アニメ紹介 : 「変態王子と笑わない猫。」 本音しかいえなくなった変態少年の運命は…

本音しかいえなくなった少年と表情をなくした少女が巻き起こすラブコメディー「変態王子と笑わない猫。」が13日スタートする。原作は、さがら総さん作、カントクさんイラストの「MF文庫J」(メディアファクトリー)のライトノベルだ。

電子書籍に未来はあるのか? Twitterで激論

結局のところ、電子書籍は盛り上がっているのだろうか?

さいたま文学館:短歌講座受講募集 来月スタート /埼玉

さいたま文学館は、5月から同文学館で始まる前期文学創作講座「短歌を楽しむ、短歌に親しむ」の受講生を募集している。講師は、歌人の水野昌雄さん。定員は42人(申し込み多数の場合は抽選)。対象は、県内に在住または在勤・在学の人(ただし、高校生は事前問い合わせが必要)。

文学熱は天井知らず  同人雑誌の生き字引 清水信さん(文芸評論家)

自宅裏の六畳間三部屋の書庫には、古今東西の文芸同人雑誌がぎっしり詰まっている。三重県鈴鹿市の文芸評論家、清水信(しん)さん(92)は文芸同人雑誌の歩みを見つめ続けてきた。

2013.4.12(金)

村上春樹さん:情報管理とネットで「相乗効果」 新作特需

村上春樹さんの長編小説「色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年」が12日、全国一斉発売された。

村上春樹さんの新刊販売開始 深夜に行列、ファン興奮

作家・村上春樹さんの書き下ろし小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の販売が12日午前0時から始まり、東京都内の深夜営業の書店にはさっそくファンらが集結した。

第56回群像新人文学賞に秦さんら

小説部門の当選作は、秦六男さん(22)の「鶏が鳴く」、評論部門の優秀作は木村友彦さん(45)の「不可能性としての<批評>――批評家 中村光夫の位置」、多羽田敏夫さん(64)の「<普遍倫理>を求めて――吉本隆明『人間の「存在の倫理」』論註」に決まった。

俳人の鈴木鷹夫氏が死去

鈴木鷹夫氏(すずき・たかお、本名・昭介=しょうすけ、俳人)10日、肺炎のため死去、84歳。通夜は15日午後6時、葬儀・告別式は16日午前11時、東京都足立区綾瀬5の19の8、千代田城北ホールで。喪主は妻、節子(せつこ)さん。

本屋大賞「海賊とよばれた男」が100万部到達

作家、百田尚樹さん(57)の第10回本屋大賞受賞作『海賊とよばれた男』の上下巻合わせた発行部数が12日、100万部に到達した。出版元の講談社が発表した。

直筆原稿 安岡さんしのぶ…県立文学館展示

県立文学館(高知市丸ノ内)は、1月に亡くなった市出身の作家・安岡章太郎さんを追悼するコーナーを、常設展の一角に開設した。直筆原稿のほか県ゆかりの作品を紹介するパネルなど計160点が並ぶ。

『少年ハリウッド』公開オーディション開催

先日、『ダ・ヴィンチ』での連載をまとめた単行本『価値観再生道場 本当の大人の作法』を発売した橋口いくよさん。その橋口さんが原作・脚本を務める人気作品『少年ハリウッド』の小説・アニメ・リアル連動型プロジェクトの始動にあたって公開オーディションが開催される。

ドラマ『空飛ぶ広報室』の新垣結衣&綾野剛、原作本は読む? 読まない?

昨年度の『ダ・ヴィンチ』発表「ブック・オブ・ザ・イヤー」で小説ランキングで1位に輝き、直木賞にもノミネートされた『空飛ぶ広報室』が連続ドラマ化される。

思わず身悶える! 2013年注目度No.1の新人BL作家の魅力とは?

2013年注目度No.1のBL作家。それが、昨年『スロースターター』(リブレ出版)でデビューした市川けいだ。

あの伝説の農民が、28年の時を経てライトノベルになる?【動画あり】

一二三書房のノベルレーベル"桜ノ杜ぶんこ"は、本日2013年4月12日「あの伝説の農民のノベル化」という謎のティザーサイトをオープンした。

[とある科学の超電磁砲S]超能力少女の日常と戦い描く 人気を受けての2期放送

最強の超能力を持つ少女と仲間たちの日常と戦いを描く「とある科学の超電磁砲(レールガン)S」が12日深夜からスタートする。鎌池和馬さんの人気ライトノベル「とある魔術の禁書目録」のスピンオフマンガ「とある科学の超電磁砲」が原作で、09年に放送された第1期の人気を受けての2期放送だ。

2013.4.11(木)

「ゼロの使い魔」ヤマグチノボルさん死去

「ゼロの使い魔」で知られる作家、ヤマグチノボルさんが死去した。がんと闘病中であることを明らかにしていた。

俺のセガがこんなに可愛いわけが……セガハード美少女化計画、電撃文庫とのコラボで

「セガのハードが続々、美少女に」という企画が始まった。「ドリームキャスト」「セガサターン」などセガの歴代ハードを美少女に擬人化した小説「セガ・ハード・ガールズ・ストーリー」が、ライトノベル小説誌「電撃文庫MAGAZINE」で連載される。小説タイトルは「現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと」だ。

吉本隆明さん 「逝去一年の会」に80人

昨年3月に死去した詩人で評論家の吉本隆明さんをしのぶ「逝去一年の会」が3月17日、東京都内で開かれた。案内は約1か月前だったが、親交の深かった詩人、評論家、編集者や愛読者ら約80人が集まった。

太宰治の必殺技は"人間失格"!? 文豪たちのバトルがすごい

古書店を舞台にした『ビブリア古書堂の事件手帖』(三上延/アスキーメディアワークス)や辞書の編纂メンバーを描いた『舟を編む』(三浦しをん/光文社)など、近年小説や本を題材にした作品は鉄板ジャンルになっている。

【書評】『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学

●今回の書評担当者●銀座・教文館 吉江美香

目利きが語る"私の10冊"第24回朝吹真理子(作家)

各界の目利きが自ら選んだ10冊の本について語る人気のセミナーシリーズ。

電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第16回 土橋真二郎

プロフィール 『扉の外』にて第13回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を受賞し、デビュー。2013年4月には新作『OP-TICKET GAME』(電撃文庫)を刊行。『生贄のジレンマ』(メディアワークス文庫)の実写化も決定している。

関西文学つれづれ:司馬遼太郎記念館連続講演会参加者募集

◇司馬遼太郎記念館連続講演会参加者募集

『アサシン クリード ブラザーフッド』の小説が上下巻で発売決定!

ユービーアイソフトより発売中の『アサシン クリード ブラザーフッド』をノベライズした作品『アサシン クリード 血盟』が、2013年4月20日刊行されることが決定した。

革命機ヴァルヴレイヴ:ロボットアニメに異色のスタッフが集結

戦争に巻き込まれた高校生が謎の人型兵器で戦う姿を描くオリジナルアニメ「革命機ヴァルヴレイヴ」が11日から順次スタートする。

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