トップページ > 最新小説ニュース > 2017年12月下旬の小説ニュース

2017年12月下旬の小説ニュース(外部リンク)

2017年12月下旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2017.12.30(土)

ことしの国内出版市場 1兆3700億円余 ピーク時の半分に

ことしの国内の出版物の販売額は、漫画本を中心に雑誌の売り上げが過去最大の幅で減少して、推計で去年よりおよそ1000億円少ない1兆3700億円余りとなり、市場規模はピーク時の半分ほどまで縮小する見込みです。

2017.12.28(木)

【書評】『ドレス』藤野可織 - 横丁カフェ

好き嫌いが非常に分かれる作家なので腰が引けるところがこれまではあったのですが、これほどの作品集を読んでしまったからには口を噤んではいられません。全日本の本読む人らよ、藤野可織を読みましょう。最新短編集『ドレス』(河出書房新社)を筆頭にいずれの本も傑作揃い。

2017.12.27(水)

【今週はこれを読め! エンタメ編】本の愉しみが詰まった吉田篤弘『金曜日の本』

「僕は金曜日に生まれた。」という書き出しにしびれるのは、私自身もまた金曜日生まれだからである。マザーグースの詩によれば、「金曜日生まれの子どもは愛情豊か(Friday's child is loving and giving)」だそうだ。個人的にはあまりこういう心理テスト的なものは信じていないが、著者の吉田さんについては当てはまっている気がする。

2017.12.26(火)

【今週はこれを読め! SF編】書いているのはタイプライターか私か? 狂っているのは誰か?

マイクル・ビショップが頭角をあらわしたのは1970年代半ば。ジョン・ヴァーリイやジョージ・R・R・マーティンなどと並び、ニューウェイヴで先鋭化したアメリカSFを、やや伝統寄りスタイルに引き戻しながらも、小説的洗練と新しい時代の感覚をほどよく盛りこんだ俊英----という印象が強い。とりわけ邦訳がある『樹海伝説』と『焔の眼』は、文化人類学の発想で異質な文化、オルタナティブな世界観を鮮やかに提示した。

2017.12.25(月)

【今週はこれを読め! ミステリー編】たまらない孤独と恐怖が襲ってくる田辺青蛙『人魚の石』

童話作家として有名な小川未明は、日本文壇屈指の「怖い小説」の書き手でもある。

2017.12.23(土)

「蜩ノ記」で直木賞、作家の葉室麟さんが死去

地方からの視点で歴史を丹念に見つめた小説で知られ、「蜩ノ記」で直木賞を受賞した作家の葉室麟(はむろ・りん、本名・非公表)さんが23日午前2時、福岡市内の病院で死去した。

ミステリー:香港小説、異例の人気 日本ランキングで2冠

香港のミステリー作家、陳浩基氏(42)の警察小説「13・67」(文芸春秋)が日本で異例の人気を博している。

2017.12.21(木)

横溝正史が家庭小説執筆 文中に金田一耕助の原型も

推理小説作家の横溝正史が、太平洋戦争が始まった昭和16年に、女性が主人公の異色の家庭小説を書いていたことが明らかになりました。のちに誕生する名探偵 金田一耕助の原型と見られる人物も登場し、調査に当たった研究者は、創作の空白を埋める意義深い発見だとしています。

【書評】『テーラー伊三郎』川瀬七緒 - 横丁カフェ

最近面白い本は、と聞かれると年齢性別に関係なくお薦めしている一冊があります。勤務中も早く続きが読みたくて、そわそわし通しだったその本は、川瀬七緒さんの『テーラー伊三郎』です。

萩原朔太郎の新発見書簡、前橋文学館に

前橋出身の詩人、萩原朔太郎(1886~1942)が書いた新たな書簡2通が見つかった。2通とも岡山県出身の詩人、正富汪洋(1881~1967)に送ったもの。当時の詩壇に対する朔太郎の見方が率直に述べられており、朔太郎研究の基礎資料として価値が高いという。

小説ニュース一覧

現在話題の小説ランキング
現在話題の作家ランキング
広告
新刊売上ランキング
(書名はAmazonリンク)
    現在話題の賞ランキング
    最新小説ニュース
    (外部リンク)
    ブログ(更新履歴等)