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2012年1月中旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年1月中旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
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2012.1.20(金)

エドガー賞候補になった東野圭吾 人気シリーズ小説の終了予告???

2012年1月20日、ミステリー界のアカデミー賞と呼ばれる「エドガー賞」の今年の最優秀作品賞の5候補のひとつに、東野圭吾さん(53)の小説「容疑者Xの献身」が選ばれた。

ラノベ「はぐれ勇者の鬼畜美学」WEB連載でコミカライズ

上栖綴人のライトノベルをコミカライズした新連載「はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)」が、WEBマンガサイトのコミック・ダンガン(ホビージャパン)にて本日1月20日からスタートした。執筆するのは中曽根ハイジ。

石原都知事の芥川賞選考委員退任、正式に了承

芥川賞を主催する日本文学振興会は20日、同賞選考委員を辞める意向を明らかにしていた東京都の石原慎太郎知事(79)について、退任を正式に了承したと発表した。

iPadで「教科書を再発明する」と米アップル

米アップルは19日、多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」を使った教育サービスを米国で始めると発表した。

第7回木山捷平短編小説賞結果発表

第7回木山捷平短編小説賞は吉野光久さん(神奈川県)の『異土』に決定いたしました。今年度は288編の応募作品が寄せられました。ありがとうございました。

書籍「自社生産」少部数に対応…講談社

講談社は今春、少部数用の印刷機と製本機を導入し、出版大手としては初めて、書籍の"自社生産"を始める。

伊豆文学賞 植松さん(富士宮)最優秀

県などでつくる伊豆文学フェスティバル実行委員会は19日、第15回伊豆文学賞の審査結果を発表した。

文学ゆかりのまちPR 城崎にまちかど文庫設置

小説「城の崎にて」の作者、志賀直哉ら文豪に愛された城崎温泉(兵庫県豊岡市城崎町)。文学とゆかりが深いまちであることを広く知ってもらおうと、豊岡市商工会城崎支所(森貞淳一支所会長)は、温泉街の2カ所に文庫を設置した。小説や図鑑、絵本など計843冊を納めた「まちかど文庫」。気軽に立ち寄ってもらい、観光客と地元住民がふれあう空間になることを期待している。

東野圭吾氏 「容疑者Xの献身」"ミステリー界のアカデミー賞"候補に

米ミステリー作家協会(ニューヨーク)は19日、同協会が主催する「エドガー賞」の今年の最優秀小説賞候補5作品の一つに、東野圭吾氏の小説「容疑者Xの献身」を選んだと発表した。選考結果は4月26日に発表される。

2012.1.19(木)

短編小説賞に吉野さんの「異土」 笠岡・木山捷平文学選奨

笠岡市出身の詩人・小説家木山捷平(1904〜68年)を顕彰する「第7回木山捷平文学選奨」(笠岡市など主催)の選考会が19日、同市内で開かれ、全国公募の短編小説賞に横浜市金沢区釜利谷西、吉野光久さん(70)の「異土(いど)」が選ばれた。

生徒会の一存 :人気ラノベが受験参考書に くりむや鍵らが古文単語指南

富士見ファンタジア文庫の人気ライトノベル「生徒会の一存」シリーズのキャラクター・桜野くりむや紅葉知弦(あかばちづる)、椎名深夏(みなつ)・真冬姉妹、杉崎鍵らが随所に登場する大学受験向け古文単語帳「『生徒会の一存』で古文単語が面白いほど身につく本」が20日に中経出版から発売される。原作は葵せきなさん、キャラクター原案を狗神煌(いぬがみ・きら)さんが手がけ、解説は河合塾講師の太田善之さんが担当する。四六版336ページで価格は1200円。

伊集院静の自叙伝『いねむり先生』が初の漫画化

人生の指南書『大人の流儀』(講談社)がロングセラーを続けている直木賞作家・伊集院静氏が、妻・夏目雅子が他界した後の自暴自棄と再生の日々を綴った自叙伝『いねむり先生』(集英社)が初めて漫画化され、コミック『グランドジャンプ PREMIUM』(vol.2/20日発売)で新連載する。漫画『月下の棋士』で小学館漫画賞を受賞した能條純一氏が同作を手掛けることに、伊集院氏は「小説と違う表情、感動があって驚いています。ここには小説を超えた『いねむり先生』がいる」と太鼓判を押した。

公共図書館を仕事に役立てる 発明や創業・経営相談も

ビジネスの成功のヒントは図書館にあり-。公共図書館といえば文学作品や趣味の本などを閲覧する場所と理解されることが多いが、技術や法令など仕事に直結する資料を多数そろえ、発明や起業のアドバイスをしてくれる図書館もある。無料のデータベースなどビジネスマンであれば積極的に使いたいサービスも提供しており、上手に使えばスキルアップにつながりそうだ。

本の王子様 :「つぐもも」がトップ 新鋭「南鎌倉高校女子自転車部」が続く

マンガ、ライトノベルの専門店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、売れ筋商品を毎週報告する「本の王子様」。前週(8~14日)は、浜田よしかづさんの人気マンガ「つぐもも」7巻がトップでした。

日本の現代詩人 スペイン語で紹介

日本の現代詩人10人の作品を紹介するスペイン語版『日本現代詩集』=写真=が、ベネズエラのロス・アンデス大学から刊行された。

『バカとテストと召喚獣 ぽーたぶる』人気作がボードゲームに

愛すべきバカたちがボードゲームで対決! テレビアニメ化もされて人気沸騰中のライトノベル『バカとテストと召喚獣』(以下、『バカテス』)が、PSPでゲーム化決定。本作は、『バカテス』でおなじみのキャラクターたちによる戦い"試験召喚戦争(通称"試召戦争")"を体験できるボードゲームだ。ゲーム中では、ルーレットを回してボード上を周回する"すごろくパート"と、各キャラクターたちとの会話が見られる"かけあいパート"を交互に楽しめる。おなじみのキャラクターたちとボードゲームで競い合おう。

2012.1.18(水)

行定勲 演出「パレード」…密室劇に仕立て舞台化

映画監督の行定(ゆきさだ)勲が、舞台「パレード」(29日まで、東京・天王洲銀河劇場)を演出した。原作は吉田修一の同名小説。行定監督は2010年に映画化しているが、蓬莱(ほうらい)竜太の脚本、山本裕典らフレッシュな俳優を得て、独自の結末を持つ「最新版」に仕上がっている。

石原氏「刺激にならない」と芥川賞選考委員辞意

芥川賞の選考委員を務めている東京都の石原慎太郎知事は18日、報道陣に対し、「全然刺激にならない」と述べ、選考委員を今回限りで退く考えを明らかにした。

「落選はもう勘弁してほしい」 5度目の候補で直木賞の葉室麟さん  

年明けのテレビでAKB48の女の子たちが、売れるまでの6年間の苦難の日々を告白していた。「彼女らも6年かかったのか」と人ごとでない。5度目の候補に「(落選は)もう勘弁してほしい」と念じていたが、朗報に安堵(あんど)の表情。

司馬遼「坂の上の雲」「翔ぶが如く」の構想メモ1枚に同居

司馬遼太郎記念館で公開 司馬遼太郎(1923〜96年)が小説「坂の上の雲」と同「翔(と)ぶが如(ごと)く」の構想を1枚の原稿用紙に記したメモが、司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)で見つかった。

2012.1.17(火)

「都知事閣下と都民各位のために、もらっといてやる」 田中慎弥さんの受賞会見

「共喰い」で芥川賞を受賞した田中慎弥さん(39)は、ジャケットに紺のタイ、デニムパンツという服装。5度目のノミネートを経ての受賞だったが、その顔に笑みはなく、浮かない表情で会見場に登場。脱力したような、斜に構えたような態度で席についた。

円城塔さん「ニコ動見てたら、受賞の電話が」

「道化師の蝶」で芥川賞を受賞した円城塔さん(39)は17日午後8時半過ぎから、東京・丸の内の東京会館で会見に臨んだ。グレーのジャケットにストライプシャツ、ジーパンという服装の円城さん。大学時代には物理を研究していた"理系作家"らしく、落ち着いた語り口で、受賞の感想を話した。最初に円城さんからの受賞あいさつがあり、その後、報道陣との質疑応答が続いた。

「これまでにない完成度だ」受賞作の葉室麟「蜩ノ記」 選考委員の浅田次郎さん絶賛 

第146回直木賞は、葉室麟(はむろ・りん)さん(60)の「蜩ノ記」(祥伝社)に決まった。17日夜、東京・築地の「新喜楽」では、選考委員会終了後に、選考委員の浅田次郎さん(60)が会見し、選考経過について説明した。詳細は次の通り。

葉室さんの横顔と受賞作

葉室 麟さん(はむろ・りん)昭和26年北九州市生まれ。西南学院大卒。新聞記者を経て、平成17年にデビュー作「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞。「銀漢の賦」で松本清張賞。過去4回直木賞候補になった。

円城さんの横顔と受賞作

円城 塔さん(えんじょう・とう)昭和47年札幌市生まれ。東大大学院博士課程修了。ウェブエンジニアなどを経て作家に。文学界新人賞を受賞した「オブ・ザ・ベースボール」などで2回芥川賞候補に。平成23年早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞。

田中さんの横顔と受賞作

田中 慎弥さん(たなか・しんや)昭和47年山口県生まれ。「蛹」で川端康成文学賞、「切れた鎖」で三島由紀夫賞を受賞。「図書準備室」などでこれまでに計4回芥川賞候補に。

第146回直木賞に葉室麟さんの「蜩ノ記」

第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日夜、東京・築地の新喜楽で開かれ、直木賞は、葉室麟(りん)さんの「蜩ノ記」(祥伝社)に決まった。

芥川賞に円城塔・田中慎弥さんの2人

第146回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が17日夜、東京・築地の新喜楽で開かれ、芥川賞は円城(えんじょう)塔さんの「道化師の蝶(ちょう)」(群像7月号)、田中慎弥さんの「共喰(ぐ)い」(すばる10月号)に決まった。

NHK・BS:「週刊ブックレビュー」3月で放送終了

テレビの書評番組の草分けとなったNHK・BSの「週刊ブックレビュー」(毎週土曜)が3月で終了することが分かった。

2012.1.16(月)

時代小説「御宿かわせみ」が初マンガ化、乱ツインズで連載

平岩弓枝原作による島崎譲の新連載「御宿かわせみ」が、本日1月13日に発売されたコミック乱ツインズ2月号(リイド社)にてスタートした。

寺山修司展始まる/郷土文学館

弘前市立郷土文学館の2012年企画展「寺山修司−生誕地弘前と父そして俳句−」が15日、同館で始まった。

神奈川近代文学館で「作家と万年筆展」-漱石や乱歩の自筆原稿も

横浜・港の見える丘公園内にある県立神奈川近代文学館で、「作家と万年筆展」が開催されている。

元自衛官が小説家デビュー 山形在住の斎藤順一さん 「焔火(ほむらび)」で小説現代長編新人賞を受賞

陸上自衛隊施設科の元3曹で、現在、山形県南陽市職員の斎藤順一さん(44)=筆名・吉村龍一=が書いた小説「焔火(ほむらび)」が講談社主催の「第6回小説現代長編新人賞」に選ばれ、1月5日、同社から出版された。吉村さんは第2作として元自衛官たちが主人公の冒険小説を準備中で、昨年12月に陸自20普連(神町)で現職のレンジャー隊員を取材。自身の部隊勤務経験も生かし、「国民の見えないところで汗を流す"漢(おとこ)"の姿を描きたい」と話している。

第3回創元SF短編賞 応募数集計結果

〈第3回創元SF短編賞〉に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。応募者数は538名、応募作品数は618作と、いずれも過去2回をやや上回る結果となりました。うち、ネット応募は419作。最年少応募者は15歳、最年長応募者は78歳でした。

第8回公募について ダウンロードした表紙と本文の注意点 - 深大寺短編恋愛小説 深大寺恋物語 公式ホームページ

公募の際に多いのが、ダウンロードした表紙の使い方についてのお問い合わせや間違いです。

アマゾン専用端末、「米国流押しつけ」と出版社

楽天は、日本の端末メーカーではなく、米ネット通販大手アマゾンの動向を警戒している。

第146回芥川賞、決定直前・全候補作チェック&予想

すでに発表されている第146回(2011年下半期)芥川龍之介賞の候補作5作は以下の通り。

電子書籍、楽天が格安端末販売へ…市場拡大か

楽天が、割安な電子書籍端末を今春にも販売する方針を打ち出し、国内市場が一気に拡大する可能性が高まっている。

2012.1.15(日)

2012.1.14(土)

谷川俊太郎さんら17人、震災アンソロジー出版

谷川俊太郎、池澤夏樹、角田光代の各氏ら国内外の文学者17人が執筆した東日本大震災をテーマとするアンソロジー(作品集)が、2月出版される。

2012.1.13(金)

乃木坂春香の秘密 :裕人と春香の恋がついにフィナーレ 次巻は後日談

平凡な男子高校生と学園のアイドルの恋を描き、累計194万部を発行した五十嵐雄策さんのライトノベル「乃木坂春香の秘密」(電撃文庫)の本編が、10日発売の15巻で完結した。次の16巻では物語の後日談が描かれ、全体のエピローグという位置づけで発売される予定。

伊集院静さん 初の推理小説

作家の伊集院静さん(61)がデビュー約30年にして初めての推理小説『星月夜(ほしづきよ)』(文芸春秋)を発表した。

2012.1.12(木)

山梨・湯村温泉ゆかり、太宰の資料を展示

湯村温泉旅館協同組合(甲府市湯村)の事務所に「湯村温泉郷ゆかりの人物資料室」が開設され、湯村温泉に滞在した小説家、太宰治に関係する資料などを展示している。

元アマチュア・ウインドサーファー作家の伊東潤、直木賞で天下統一なるか!?直木賞候補作『城を嚙ませた男』

第146回直木三十五賞の候補作となった、歴史小説『城を嚙ませた男』。著者は、『黒南風の海』で「本屋が選ぶ時代小説大賞2011」を受賞した伊東潤氏です。

邦人作家ら一挙22人招待=震災復興もテーマに―フランスの書籍展

今年3月に開催されるフランス最大級の書籍展「サロン・ド・リーブル」に、ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎さんら日本人の作家や漫画家ら22人が招かれることが12日、関係者の話で分かった。昨年3月の東日本大震災を踏まえ、日本人作家が被災地の復興などについて出席者に説明する機会が設けられる見通しだ。

薬科大生作家デビュー

長野県安曇野市出身で、明治薬科大学(東京都清瀬市)に通う安澄(あずみ)加奈さん(24)が、竹取物語に着想を得た小説「いまはむかし―竹取異聞」(ポプラ社)で作家としてデビューし、県内の書店などで好評だ。薬剤師を目指し勉強に励みながら、2年がかりで完成させた。安澄さんは「老若男女、文系理系問わず楽しめる作品になった」と話している。

2012.1.11(水)

「井上ひさしフェス」開幕…1年通して8作品

「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」(読売新聞社後援)が10日、東京・新宿の紀伊国屋サザンシアターで開幕、第1弾の「十一ぴきのネコ」が上演された。

おはなしエンジェル子ども創作コンクールの入賞作

幼児(ようじ)から中学生までを対象に、自作のお話を募(つの)るコンクール(日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会など主催(しゅさい))の入賞作が決まった。

第19回 「小学館ノンフィクション大賞」 募集

現代社会に問題を提起しつつ読むひとの感動を喚起し、癒しをもたらすノンフィクション作品を募集します。

本の王子様 :年末年始は「バカテス」「バクマン。」が人気

マンガ、ライトノベルの専門店「まんが王八王子店」のバイイングマネジャー・日吉雄さんが、売れ筋商品を毎週報告する「本の王子様」。年末年始は、ライトノベル「バカとテストと召喚獣」10巻(エンターブレイン)やマンガ「バクマン。」16巻などが人気でした。

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