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2013年1月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年1月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.1.10(木)

【10年前のきょう】芥川賞候補に女子高生(1月10日)

第128回芥川、直木賞の候補作が発表され、都立高校の3年生、島本理生(りお)さんの作品が芥川賞候補に選ばれた。島本さんは日記を書くのが好きで小学5年のときから小説を書き始めた。候補作の「リトル・バイ・リトル」は芥川賞受賞は逃したが、第25回野間文芸新人賞を同賞史上最年少で受賞した。

岩波書店100年 読者が選んだ一冊

今年8月に創業100年を迎える岩波書店は、岩波文庫や岩波新書などから、読者の心に残る「この一冊」を選ぶアンケートを実施した。アンケートは昨年5月から9月にかけ、全国の書店で配布したはがきや同社のホームページで行い、9~95歳の3471人が回答を寄せた。

本のソムリエ・書店員オススメの"猫小説"

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は、大垣書店高槻店で文芸書を担当している有本純さんに"オススメの猫小説"をセレクトしてもらった。

瀬戸内寂聴さん小説「月の輪草子」 清少納言に「心の自由」を重ね

作家、瀬戸内寂聴さん(90)が随筆集『枕草子』で知られる清少納言に材を取った長編小説『月の輪草子』(講談社)を書き下ろした。「書いているうちに、清少納言と自分が重なってきた」と振り返るように、平安期の宮中を生き抜いた女流文学者の姿を、想像力を働かせた一人称のモノローグ(独白)で立ち上げている。

一冊まるごと試し読み企画! 『対魔導学園35試験小隊』が無料公開

富士見書房は、期間限定企画として、「一冊まるごと無料試し読み企画!~第二弾~」の実施を発表した。1月11日から21日まで、柳実冬貴の武装ファンタジー『対魔導学園35試験小隊』第一巻を無料で公開するという。

文学散歩に鷗外記念館 東京の旧居跡地に開業

明治の文豪、森鷗外の生誕150年を記念して、東京都文京区の旧居跡地に区立森鷗外記念館がオープンした。区内にはほかにも鷗外ゆかりの場所が点在しており、文学散歩で立ち寄るにはぴったりだ。

皇居で「講書始の儀」 日本文学など3分野

年頭に当たり天皇、皇后両陛下が学術各分野の講義を受けられる「講書始の儀」が10日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われ、日本文学、経済、化学の第一人者がそれぞれの識見を披露した。

世界最古のロンドン地下鉄が150周年、特別小説や記念コインも

「チューブ」の愛称で親しまれている英ロンドンの地下鉄が9日、開通してから150年を迎えた。向こう1年間にわたり記念切手や記念コインの発売、特別展示会などが予定されている。

書き出し小説大賞・第7回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

2013.1.9(水)

いまだ鉄板!? ボロアパートと同居人の美女

主人公・五代裕作が住む古ぼけたアパート・一刻館。そこに、新しい管理人として入居してきた美人の未亡人・音無響子とのラブストーリーが展開される『めぞん一刻』(高橋留美子/小学館)。すでに20年以上前に完結している作品としては異例とも言える根強い人気を誇り、アニメ化以外にも、実写映画化、ドラマ化、さらにはパチンコ、パチスロなどにも登場している。

三浦しをんも参戦!異色の腐女子対談

直木賞受賞の映画化作品『まほろ駅前多田便利軒』に引き続き、『まほろ駅前番外地』のドラマが1月11日からスタート、また、2012年本屋大賞受賞作の『舟を編む』の映画公開も4月に控えている作家・三浦しをん。

与謝野晶子の直筆103首発見=16首は未発表か―岡山

歌人の与謝野晶子(1878~1942年)が岡山県倉敷市出身の詩人・随筆家、薄田泣菫(1877~1945年)宛てに送った短歌103首の直筆原稿が9日までに見つかった。このうち16首は未発表の可能性が高いという。

国内電子書籍ストア利用率、Kindleストアが4割でトップに~OnDeck調査

株式会社インプレスR&Dは1月9日、電子書籍ストアの利用率に関する調査結果を発表した。調査は、インプレスR&Dが発行する電子出版専門誌「OnDeck weekly」の読者を対象に、昨年12月17日から12月20日までの4日間実施し、有効回答数は582 件。

文字編:こんなに違う――iPad miniで主要電子書店のビューワを比較 (1/3)

ビューワよければすべてよし――とまではいわないものの、電子書籍の読書体験を語る上でビューワのできは重要な要素。Androidでのビューワ比較が好評だったため、iOS(iPad mini)でも主要な電子書店のビューワの違いを徹底比較してみた。

[注目アニメ紹介]「GJ部」 話題の"4コマ小説"をアニメ化

謎の部活「GJ部」(グッジョぶ)に所属する高校生たちの日常を描く「GJ部」が、9日に日本テレビでスタートする。原作は、新木伸さんのライトノベル(小学館)。

2013.1.8(火)

パッとしないのが魅力?東上線、各駅舞台に小説

東京と埼玉を結ぶ東武東上線の各駅を舞台に、沿線住民らの何気ない哀歓を描いた短編小説集「東上線各駅短編集」を、小説家曠野(ひろの)すぐりさん(44)が出版した。

宮川やすえさん死去 ロシア児童文学翻訳家

宮川やすえさん(みやかわ・やすえ、本名・保栄=ロシア児童文学翻訳家、拓殖大名誉教授)8日、心不全のため死去、86歳。通夜は12日午後6時、葬儀・告別式は13日午後2時、東京都目黒区碑文谷4の21の10、碑文谷会館で。喪主は長男、加奈太(かなた)氏。

BLのヤクザは新種!? 人気のヤクザBLその魅力のヒミツ

極道やヤクザと聞くと、どういったイメージを抱くだろうか? パンチパーマにサングラスをかけ、派手なスーツを着た強面の男だったり、何かと因縁をつけてきて、恫喝してくる凶暴な人たち……できれば、一生かかわり合いにはなりたくない人が思い浮かぶだろう。しかし、なぜかBL界においては、これでもかというほどヤクザや極道が溢れかえっている。そこで、今回はそれほどまでに人気がある彼らやヤクザものの魅力を探ってみようと思う。

【このライトノベルが売れて欲しい】第30回『白銀の救世機<ゼストマーグ>』白銀のスーパーロボットと共に、世界の滅亡に立ち向かえ!!

皆様、あけましておめでとうございます!! 続きが読みたい!メディアミックス展開して欲しい!単純に沢山の人に手に取ってもらいたい!という願望を織りまぜてオススメラノベを紹介する『このライトノベルが売れて欲しい!』。

分岐ストーリー型のビジュアルノベル電子書籍アプリが制作できる「Ren'Py」

欧米圏ではインタラクティブ電子書籍の制作ツールが急増しているが、ノベルス作品向けのツールで人気が高まっている「Ren'Py」に注目だ。

電子書籍ストアの目指すサービスと戦略とは? 「BOOK☆WALKER」インタビュー

2011年、2012年と国内の電子書籍サービスが、大きな展開を見せている。その利用者、市場の拡大も著しい。2013年もこうした流れは、さらに強まりそうだ。

とある魔術の禁書目録 : 劇場版入場者特典に書き下ろし文庫

シリーズ累計発行1400万部を誇る人気ライトノベルが原作の劇場アニメ「劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス)-エンデュミオンの奇蹟-」(錦織博監督)の入場者特典として、原作者の鎌池和馬さんが劇場版の前日談を書き下ろした全224ページの文庫「とある魔術の禁書目録 -ロード トゥ エンデュミオン-」が先着10万3000人にプレゼントされることが8日、発表された。

2013.1.7(月)

アマゾン、低価格商品の無料配送を終了--「あわせ買い」必要に

アマゾン ジャパンは、「Amazon.co.jp」の一部の低価格商品について、単品での販売および無料配送を終了した。今後は対象商品の合計金額が2500円以上であれば購入できる「あわせ買いプログラム」を適用して販売する。

「十二国記」12年ぶりのオリジナル短編集が2013年7月1日発売決定

小野不由美「十二国記」新潮社公式サイト「十二国記通信―麒麟便り―」にて、12年ぶりのオリジナル短編集が発売される旨が告知されました。

ニコニコ生放送で生中継! 第148回芥川賞・直木賞

株式会社ドワンゴは、運営する日本最大級の動画サービス「niconico」の「ニコニコ生放送」にて2013年1月16日(水)17時30分より、「第148回芥川龍之介賞・直木三十五賞受賞者記者会見」を生放送する。

松田龍平が演じる三浦しをん作品の風変わりな主人公たち

2011年に実写映画化された、直木賞作家・三浦しをんの小説「まほろ駅前多田便利軒」に続き、続編の『まほろ駅前番外地』が、1月11日より、テレビ東京系ドラマ24でドラマ化することが決定した。

漱石の寄稿発掘し小説に 作家の黒川さん、伊藤博文暗殺巡り

初代韓国統監の伊藤博文が旧満州(現中国東北部)のハルビンで独立運動家の安重根に射殺された事件をめぐり、夏目漱石が満州の邦字紙に寄せた所感を、作家の黒川創さんが見つけたことが6日、分かった。黒川さんはこの記事を手掛かりに時代を考察した小説「暗殺者たち」を執筆、7日発売の文芸誌「新潮」2月号に掲載される。

第148回芥川賞・直木賞の候補作発表 「最年長」なるか、75歳の黒田夏子さん

第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が7日付で発表された。芥川賞候補は5作で、直木賞候補は6作。芥川賞では75歳の黒田夏子さんが初ノミネートされ、受賞すれば、森敦さん(故人)の61歳11カ月(昭和49年)を大幅に上回り、史上最年長となる。20歳の京都大医学部2年、高尾長良(ながら)さんも初めて選出された。

2013.1.6(日)

『歓喜の仔 上・下』天童荒太著

辛い世の中で生き抜く尊さ 父は借金を残して失踪(しっそう)、母は窓から身を投げ植物状態。そんな過酷な状況に置かれた3兄妹が主人公だ。

なりきりホームズ、異人館街練る 全国からファン

英国の作家、アーサー・コナン・ドイルが生み出した「シャーロック・ホームズ」が6日に「誕生日」を迎えるのを前に、神戸・北野の異人館街で5日、全国から集まったファンが、ホームズを思わせるコートと鹿撃ち帽姿で練り歩くイベントが行われた。

三浦しをん&大根仁が語る、男同士の距離感

1月11日より、テレビ東京系ドラマ24で松田龍平&瑛太主演で実写ドラマがスタートする『まほろ駅前番外地』。原作の世界観はそのままに、ドラマオリジナルのストーリーを盛り込んだ作品になっている。これを記念して、『ダ・ヴィンチ』2月号では、原作者の三浦しをんと監督&脚本を手がけた大根仁との豪華対談が実現した。

織田作之助生誕100年 権威に挑んだ姿、故郷で脚光

「オダサク」といえば「夫婦善哉(めおとぜんざい)」。みんな知っているようで、意外と知らない。市井に生きる庶民の機微を、語るような文体で描いた大阪出身の作家、織田作之助だ。逆風の中を生き急ぎ、33歳で世を去った。今年生誕100年を迎え、不屈だった彼の生き方に光をあてる動きが故郷でひろがる。

這いよれ!ニャル子さん : PSVitaでゲーム化

美少女化した神話の神々たちのドタバタを描いた人気ライトノベル原作のテレビアニメ「這(は)いよれ!ニャル子さん」がPSVita用ソフト「這いよれ!ニャル子さん 名状しがたいゲームのようなもの」としてゲーム化されることが明らかになった。13年発売で価格は未定。

2013.1.5(土)

三上延 - BOOKSCAN × 著者インタビュー

紙の本はなくならない。紙と電子はよい形での共存をしてもらいたい

杉井光 - BOOKSCAN × 著者インタビュー

電子がメインの世界でも「物語」は消えない。ずっと求め続けられる

出版社、書店、取次不況の実態…新刊の7割が返品、コンビニでも雑誌売れない

クリスマス商戦真っただ中の2012年末、取次(出版物の卸業)から送られてくる大量の本が店頭を賑わせている書店宛てに、突如2枚のファックスが流れてきた。「武田ランダムハウスジャパン 対応のご案内」。そこには、同社の自己破産を申請に伴う、書店における商品の取り扱い方法などが記載されていた。

【本紹介】おすすめ!読書でタイムスリップできる歴史小説

歴史小説というとどうしても難しい、歴史が分からないと読み取れないという考えがありなかなか手を付けない女性が多いですが、最近はドラマ化や映画化されている作品も多く、とても読みやすいものが増えてきました。

注目アニメ紹介 : 「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」 主人公振り回す美少女たちの激突

恋愛に背を向ける主人公を巡った美少女たちの"争奪戦"を描く「俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる」が5日深夜からスタートする。原作は、裕時悠示さん作、るろおさんイラストのライトノベル(GA文庫)だ。

2013.1.4(金)

【集う】野間文芸賞など贈呈式

□平成24年12月17日、東京・内幸町の帝国ホテル 読者人口増やすため「お願いに来ました!」

2013.1.3(木)

又吉も大好き「国語便覧」の楽しみ方

読書芸人として大ブレイク中のピース・又吉直樹。古典から現代のものまで、さまざまな作品を紹介する彼の"本の目利き"に、全幅の信頼を寄せる人も多いだろう。そんな又吉が、近代文学を読み始めたのは、なんと国語便覧がきっかけだという。

竹中直人監督 最新作 映画 『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』主演・平田薫 緊縛シーン画像第一弾解禁!!

「女による女のためのR-18文学賞」大賞作×竹中直人監督 新潮社主催の公募新人文学賞「女による女のためのR-18文学賞」の第7回大賞受賞作、蛭田亜紗子著「自縄自縛の私」(新潮文庫刊『自縄自縛の私』所収)。選考委員、唯川恵、山本文緒、角田光代に絶賛され、多くの読者の共感を呼んだこの小説を映画化したのは竹中直人。

[12年ラノベランキング]作品別年間首位は「ソードアート・オンライン」 書泉ブックタワー調べ

秋葉原で人気の書店「書泉ブックタワー」の作品別ライトノベル売り上げランキングによると、12年の年間ランキング(2011年12月1日~12年11月30日)で最も売れたシリーズは、川原礫(れき)さんの「ソードアート・オンライン」だった。

[13年オススメ映画]人気小説が続々と実写化 ジブリ作品も2本同時公開

13年の邦画は名作へのオマージュ作品や名作からベストセラー小説まで人気小説の実写化作品などが続々と公開される。洋画では年明け早々トム・クルーズさんやブルース・ウィリスさんなどハリウッド俳優が来日するほか、日本勢が活躍するハリウッド映画も公開される。今年公開される注目映画をピックアップして紹介する。

2013.1.1(火)

【コラム・ネタ・お知らせ】 GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」大森藤ノ先生インタビュー

ども、GA文庫のダッキーです。今回は、1月15日に発売となる、第4回GA文庫大賞《大賞》作品「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の著者、大森藤ノ先生のインタビューです。物語の創作秘話からヤスダスズヒト先生のイラストについてまで、作品の見所を熱く語ってもらいました!

あっという間に本を電子化 大日本印刷と東大が共同開発

本をパラパラめくるだけで、電子書籍がつくれる装置を、大日本印刷と東京大が共同で開発した。ページを破ることなく、1分間に250ページを読み取れる。2013年度中の実用化を目指すという。

アップル、日本で電子書籍 出版大手と大筋合意

米アップルは日本で電子書籍販売に参入する。月内にも日本語書籍の販売を始め、自社のタブレット(多機能携帯端末)「iPad」などに配信する。

北日本文学賞に中村さん(青森)

北日本新聞社が主催する宮本輝氏選・第47回北日本文学賞(正賞記念牌(はい)、副賞100万円)は、中村公子(きみこ)さん(39)=青森県弘前市=の「藁焼(わらや)きのころ」に決まった。

杓子庵文学賞に5人 文芸フォーラム静岡

県内の文芸愛好家でつくる文芸フォーラム静岡(谷川昇代表)主催の「第17回杓子庵(しゃくしあん)文学賞」の受賞作が決まった。

青空文庫に柳田国男「遠野物語」、吉川英治「私本太平記」など登場

青空文庫に1月1日、同日で著作権保護期間が終了した柳田国男や吉川英治、室生犀星ら12人の作品が公開された。

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