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2012年6月上旬の小説ニュース(外部リンク)

2012年6月上旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2012.6.10(日)

「講談社ラノベ文庫」アニメ先行公開

6月15日(金)21時から「講談社『味噌』チャンネル」を生放送いたします。 2011年12月に講談社より創刊された新レーベル「講談社ラノベ文庫」の作品がニコニコ生放送に「初」登場する番組です。

電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第6回 佐藤ケイ

プロフィール 『天国に涙はいらない』にて第7回電撃小説大賞〈金賞〉を受賞しデビュー。以来、電撃文庫の萌えの旗手として『私立! 三十三間堂学院』『LAST KISS』などを刊行。2012年6月に新シリーズ『筋肉の神マッスル』がスタート。

「博士の愛した数式」の作者が描くチェスをめぐる物語

チェスを題材にした文学は世の中に多くありますが、ただのチェス対決では終わらない物語、それが「猫を抱いて象と泳ぐ」です。作者は「博士の愛した数式」で有名な小川洋子氏。今回は静謐で美しい物語を紹介します。

【Spot the 電撃文庫】常夏の小国を舞台にしたファンタジックアクション『チェンライ・エクスプレス』の百波秋丸先生にインタビュー!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第39回となる今回は、『チェンライ・エクスプレス』を執筆した百波秋丸先生のインタビューを掲載する。

本のソムリエ・書店員オススメ"徹夜で一気読みしたい本"

毎日膨大な量の本に接し、本の知識なら誰にも負けない"本のソムリエ"としてとっても頼りになる書店員さん。そこで今回は書店員歴21年目、星野書店 近鉄パッセ店で文芸、文庫、ラノベなどを担当している柘植和紀さんに、"徹夜で一気読みしたい5冊"をセレクトしてもらった。

【倉橋健一の文学教室】(36)宇野浩二『思い川』 小説の鬼のなせる技

『思い川』は昭和23年、文芸雑誌「人間」に連載された、宇野浩二晩年の代表作です。このころ社会はまだ敗戦から立ち直れず、人心もすっかり荒廃し切ったそんな時代にあって、これはまあ、人間の真心をひたすら見つめ続けた小説でしたから、あるいは読んだ人びとにとって、大いなるカタルシス(心の浄化作用)になったかもしれません。

【新・仕事の周辺】松浦寿輝(作家) 人生の「客」になる

21年間務めた大学をこの3月末で辞めた。何だか疲れてしまったので、定年には少々早いが身を退かせてもらったのである。

2012.6.9(土)

当時のきな臭さ今も 戦争の時代を描く 佐江衆一さん(小説家)

純文学から社会派もの、伝記、時代小説まで、幅広い分野で作品を発表してきた佐江衆一(さえしゅういち)さん(78)が、少年期に体験した戦争の時代を描く長編『兄よ、蒼き海に眠れ』を刊行した。二年前に出た『昭和質店の客』(ともに新潮社)の姉妹編で、学徒出陣で海軍に入り人間魚雷「回天」の搭乗員になった兄と、宮城県に学童疎開して終戦を迎えた弟の物語。戦争に翻弄(ほんろう)される兄弟の心の叫びは、生と死、戦争と平和について考えさせる。

稲垣潤一、作家・西村氏に小説登場"依頼"

歌手の稲垣潤一(58)が9日、都内でカバーアルム「ある恋の物語 My Standard Collection」の発売記念イベントを行った。大の稲垣ファンという作家・西村賢太氏(44)が花束を持って駆け付けた。

平成生まれ、ボカロPの小説家「カゲロウデイズ」で衝撃デビュー

「カゲロウデイズ」という、まったく新しいタイプの小説がエンターブレインから刊行された。作者はじん(自然の敵P)。平成生まれの21歳で、少なくとも昭和生まれの記者は新しいと感じた。

村上龍&小池栄子『カンブリア宮殿』300回に「このまま走っていけたら」

作家・村上龍氏(60)と女優・小池栄子(31)が9日、都内で『カンブリア宮殿』(毎週木曜・後10:00~ テレビ東京系)の収録を行った。同番組は、6月28日の放送で300回を迎える。村上は「よく300回もやったな」、小池は「素直に嬉しい。ゴールを決めずに龍さんとこのまま走っていけたら」と喜んだ。

【書評】『いつか、この世界で起こっていたこと』黒川創著

■過去と繋がっている未来  昨年の大震災と原発事故は、私たちの世界をはっきりと変えました。けれどもそこにいたる変化は、過去のいつか、あるいはべつのどこかで起こっていたこととつながっているのではないか。その問いを浮き彫りにする連作短篇集です。

どうやら自分はロ●コンだったらしい。「放課後ライトノベル」第95回は『空知らぬ虹の解放区』で人に言えない趣味を解放しちゃおう!

数あるマンガ雑誌の中で,なぜか「週刊ヤングマガジン」だけを毎週読んでる筆者ですが,連載陣の中で最近のお気に入りが平本アキラの『監獄学園(プリズンスクール)』。

スティーヴン・キングのホラー小説『IT』が再映画化

スティーヴン・キングのホラー小説『IT』が再映画化されることになった。

好きな本の世界をアートに 書店と武蔵美共催

武蔵野美術大学(東京・小平市)の学生が、好きな本をテーマにした作品を展示し、ギャラリートークを開いたり、オークション形式で販売したりするユニークな企画「うりたい! 買いたい! ムサビ市場」が、東京・立川市のオリオン書房ルミネ店で開かれている。同大出版局(武蔵野市)と同店が共催する開催中のフェアのコーナーとして、書店を通じて大学・学生と地域をつなごうと企画された。

2012.6.8(金)

とある魔術の禁書目録 : 劇場版アニメ公開13年2月に決定

シリーズ累計発行部数1340万部を誇る人気ライトノベルが原作の劇場アニメ「劇場版 とある魔術の禁書目録(インデックス)」が13年2月に角川シネマほかで公開されることが明らかになった。

電撃小説大賞 出身作家インタビュー 第6回 佐藤ケイ

『天国に涙はいらない』にて第7回電撃小説大賞〈金賞〉を受賞しデビュー。以来、電撃文庫の萌えの旗手として『私立! 三十三間堂学院』『LAST KISS』などを刊行。2012年6月に新シリーズ『筋肉の神マッスル』がスタート。

ラノベ質問状 : 「六花の勇者」 プロットの魅力に勝てず、いばらの道へ

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、本来6人のはずの勇者が、なぜか7人集まってしまい、疑心暗鬼に陥る勇者たちの姿を描いた「六花の勇者」(山形石雄著、宮城画)です。集英社スーパーダッシュ文庫編集部の鳥山浩さんに作品の魅力を聞きました。

作家・俳人の真鍋呉夫氏が死去

真鍋呉夫氏(まなべ・くれお=作家、俳人)5日、誤嚥性肺炎のため死去、92歳。葬儀・告別式は近親者で済ませた。後日、お別れの会を開く予定。喪主は長男、立彦(たつひこ)氏。

電子書籍納入法案が衆院通過

衆院は8日の本会議で、出版物の発行者に課される国立国会図書館への納入義務について、対象に電子書籍などオンライン資料を加える国立国会図書館法改正案を全会一致で可決した。

~応募総数1210点から選出~第15回フェリシモ文学賞 優秀作品を書籍化

株式会社フェリシモは第15回「フェリシモ文学賞」の大賞をはじめとした優秀作品をこのたび書籍化し、販売を開始いたします。

映画『桐島、部活やめるってよ』が早稲田で無料試写実施

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が、小説すばる新人賞を受賞したベストセラー小説を映画化した『桐島、部活やめるってよ』の無料試写会が7月3日(火)に早稲田大学で実施されることが決定した。

愛媛の明屋書店、生き残りへトーハンと提携

フランチャイズを含む84店舗を15都道府県で運営する明屋書店(松山市)が7日、発行済み株式の40・8%を出版物取次大手のトーハン(東京都新宿区)に譲渡し、資本・業務提携すると発表した。譲渡金額は公表していない。

「はじめての人のための村上春樹ブックス」ベスト5を発表!

「ダ・ヴィンチ電子ナビ」と「アニメイトTV」の両サイトにて公開されている「Twitter読書会」。

直木賞作家・道尾秀介最新作『光』紙版と電子版同時刊行

昨年『月と蟹』で第144回直木賞を受賞した道尾秀介氏の最新作『光』が、単行本の刊行と同時に、BookLive、紀伊國屋BookWebPlus、LISMO Book Storeなどの電子書籍ストアで電子版としても配信された。

ハードボイルド系小説作家・大沢在昌氏のコメディシリーズ第3作

ハードボイルド・冒険小説作家、推理作家と紹介される大沢在昌。そんな大沢氏が、普段とは違うコメディタッチで描く「坂田勇吉シリーズ」の最新作『語りつづけろ、届くまで』が発売されました。

TVアニメ『ソードアート・オンライン』、主題歌決定! OPはLiSA、EDは戸松遥

川原礫氏の人気ライトノベル(電撃文庫刊)を原作とするTVアニメ『ソードアート・オンライン』。2012年7月より放送開始予定となっている本作だが、その放送スケジュールと主題歌情報が公開された。

TVアニメ『織田信奈の野望』、2012年7月放送開始! メインキャスト陣が語る作品の魅力

GA文庫 (ソフトバンク クリエイティブ刊)の人気ライトノベルで、春日みかげ氏が手掛ける戦国美少女ストーリー『織田信奈の野望』。2012年7月よりTVアニメとなって放送開始予定の本作から、メインキャスト陣が語ったメッセージを紹介しよう。

パブー 第1回エッセイコンテスト大賞作品発表

厳正なる審査の結果、応募総数331作品の中から次の作品が受賞されました!

2012.6.7(木)

電撃文庫『ペルソナ×探偵NAOTO』が6月10日発売! 著者&ペルソナチームからのスペシャルコメントを公開

人気RPG『ペルソナ4』を題材にした小説『ペルソナ×探偵NAOTO』(電撃文庫/アスキー・メディアワークス刊)が、6月10日に発売される。定価は704円(税込)。

『魔法少女育成計画』16人の魔法少女たち

今月のこのラノ新刊『魔法少女育成計画』は、 いよいよ明日、6月8日発売!

著作権法に「パロディー」規定検討へ 文化審小委

著作権にまつわる法制度を検討する文化審議会(文化庁長官の諮問機関)の小委員会が7日、今期の初会合を開き、既存の著作物をパロディーとして改変・2次創作する行為について、今期の検討課題として取り上げることを決めた。現行の著作権法にはパロディーに関する規定がないが、インターネット上の動画共有サイトなどでの2次創作が活発に行われていることから法整備を目指す。ただし、パロディー作品に対する関係者の認識は一様でなく、法制化には曲折も予想される。

【オリコン】文庫版『1Q84』がTOP3独占 全巻TOP10入りの快挙

村上春樹の『1Q84』シリーズの文庫版最終巻『1Q84 BOOK3<10月-12月>』前後編(ともに2012年6月1日発売/新潮社)が、それぞれ週間13.3万部、12.4万部を売り上げ、6/11付"本"ランキング文庫部門1位、2位に初登場した。

週刊新潮の名物連載読み物「黒い報告書」ドラマ化

BSジャパン 週刊新潮(新潮社)の名物連載「黒い報告書」がBSジャパンでドラマ化され、9日午後9時から放送される。同局初のオリジナルドラマシリーズで、現実にあった事件を基にした、色と欲が渦巻く物語の世界を、生々しく描き出す。(泉田友紀)

角川グループ、電子書籍約5000タイトルをすべてEPUB3.0対応に

角川コンテンツゲートは6月6日、角川グループホールディングスおよびACCESSと共同で、角川グループの電子書籍プラットフォーム「BOOK☆WALKER」向けに開発したEPUB3.0準拠の電子書籍ビューワを、8月をめどに提供開始すると発表した。あわせて、角川グループ各社が現在保有する約5000タイトルすべての電子書籍について、EPUB3.0への対応を進めるという。

「2012年上半期BOOK OF THE YEAR」小説部門第1位は?

『ダ・ヴィンチ』7月号では、2012年上半期BOOK OF THE YEAR(※)をジャンル別に発表。小説部門の第1位に輝いたのは、日本ラブストーリー大賞出身の原田マハの新境地ともいえる美術小説『楽園のカンヴァス』(原田は本作で第25回山本周五郎賞も受賞)。

子供も大人も心の旅路…川上弘美さん、初のファンタジー長編

「子供も大人も、楽しむことができる作品を書きたかった」。作家の川上弘美さん(54)が、初のファンタジー長編『七夜物語』(朝日新聞出版)を刊行した。温かくて懐かしい、けれど、胸をざわつかせる小説だ。

世代超え共通する言葉へのこだわり 綿矢りささん「大江健三郎賞」受賞対談

一つの言葉に対してどれだけこだわりを持てるか-。第6回大江健三郎賞を受賞した綿矢りささん(28)と選考委員の大江健三郎さん(77)の対談は、世代の異なる小説家2人の共通点を浮かび上がらせた。

日本推理作家協会賞短編部門受賞・湊かなえさん 評価された「島」への愛着

「推理作家の先輩方に仲間と認めていただけたようでとてもうれしい」。第65回日本推理作家協会賞(短編部門)を受けた作家、湊かなえさん(39)は、5月31日に東京都内で行われた授賞式で、喜びを率直に語った。

書籍『悪人』と同じ著者? 吉田修一氏が毛色の違った作品に挑戦

これが本当に吉田修一氏の作品? 書籍『悪人』『パレード』『平成猿蟹合戦図』と、どちらかと言うと人の心の動きを丁寧に描いてきた吉田氏が、スケールの大きなノンストップ・アクション超大作『太陽は動かない』を発表しました。今回はハリウッド映画かと思うような派手な爆破や、緊張感あふれる諜報活動のシーンが次々と登場します。

「火星年代記」の米作家ブラッドベリさん死去

AP通信によると、米国を代表する作家、レイ・ブラッドベリさんが5日、カリフォルニア州ロサンゼルスで死去した。

2012.6.6(水)

エッセイスト・クラブ賞決まる

優れたエッセイストに贈られる第60回日本エッセイスト・クラブ賞(同クラブ主催)は6日、井口隆史さん(77)の「安部磯雄の生涯」(早稲田大学出版部)と、小池光さん(64)の「うたの動物記」(日本経済新聞出版社)に決まった。

角川グループとACCESS、EPUB3準拠の電子書籍ビューワ開発に着手

角川グループはACCESSとEPUB3準拠の電子書籍ビューワ開発に着手。自社グループで提供する作品のEPUB3化も進め、次の展開に向け地ならししている。

部落解放文学賞:妻へ三十五年目の手紙 中学夜間学級に通う西畑保さん入選、76歳「学ぶことは楽しい」 /奈良

奈良市立春日中学校夜間学級(春日夜中)に通う西畑保さん(76)=奈良市東九条町=が書いた作文「三十五年目の手紙」が、部落解放同盟などが運営する「第38回部落解放文学賞」の記録文学部門で入選した。400字詰め原稿用紙で40枚を超える力作で、原稿用紙を埋めた文字の一つ一つが夜間中学で取り戻した大切な「文字と言葉」だ。

紙の教科書を全廃してよかった――コネチカット州の私立校が講演

昨年度入学の新入生から紙の教科書をすべて電子教科書に置き換えた米国コネチカット州の私立校がその効果をIDPFのカンファレンスで語った。

言語脳科学の第一人者が語る「電子書籍になくて紙の本にあるもの」

2010年の電子書籍元年から2年。本や新聞をすべてデジタルで読む人は少ないでしょうが、雑誌などの紙媒体の劣勢が好転するともいえないのが現実。確実に読書を取り巻く環境は変わっているといえるでしょう。

2012.6.5(火)

被災図書館 古本で再建へ 陸前高田ゆめプロジェクト

東日本大震災の津波で市立図書館が被災した岩手県陸前高田市は、古本販売業のバリューブックス(東京)の協力を得て、図書館再建を支援する家庭や企業から不要になった書籍を古本として引き取り、代金を再建資金に寄付してもらう「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」を今月から始めた。

西村京太郎、新幹線主流…鉄道ミステリー受難の時代

背が低くてあだ名はタヌキ。ん? 誰のハナシかと思ったら、十津川警部のことというから驚いた。

芥川賞作家:田中慎弥さんの直筆原稿を展示…下関

山口県下関市在住の芥川賞作家、田中慎弥さん(39)の直筆原稿が並ぶ特別展が5日、市立近代先人顕彰館で始まり、寄贈作品5点の一部が無料公開されている。

「日常のありがたさ描いた」 大賞の荒井良二さん 第59回産経児童出版文化賞贈賞式であいさつ 

第59回産経児童出版文化賞(産経新聞社主催、フジテレビジョン、ニッポン放送後援、JR7社協賛、ホテルメトロポリタンエドモント協力)の贈賞式が5日、秋篠宮妃紀子さまをお迎えし、東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントで行われた。

【コラム・ネタ・お知らせ】GA文庫のお仕事事情。ライトノベルのカバーはこうしてできる!?

GA文庫のまいぞーです。今回はライトノベル編集部のお仕事事情と題しまして、GA文庫のカバーデザインができるまでをお届けします。題材としてとりあげるのは6月15日発売となる、望公太先生の最新作「異能バトルは日常系のなかで」。発売に先駆けまして、ちょこっと作品の内容もご紹介。それでは参りましょう。

講談社、「復☆電書」プロジェクトの集計を発表

読者から復刊を望む書籍を募り、要望の多かった作品を電子書籍として刊行する同プロジェクトの投票結果をこのほど発表した。

Amazon.comが米国の老舗出版社を買収、娯楽小説3000作品を電子化へ

米Amazon.comは現地時間2012年6月4日、米国の老舗出版社Avalon Booksを買収し、同社から約3000点の書籍の版権を取得したと発表した。Avalon Booksは米ニューヨーク市に拠点を置く1950年創業の出版社で、ミステリー小説やロマンス小説などを中心に多くの娯楽作品を手がけている。

2012.6.4(月)

小林多喜二・幸徳秋水・乱歩…発禁本の企画展

主に戦前、検閲制度によって発売禁止処分を受けた本を集めた珍しい企画展が、きょう5日から東京都千代田区の明治大中央図書館ギャラリーで開かれる。

「紅 kure-nai」4年半の連載に幕、次号に藤崎竜原作の読切

本日6月4日に発売されたジャンプスクエア7月号(集英社)にて、「紅 kure-nai」が最終回を迎えた。

キングジム、電子書籍出版・書店開設サービス「wook」事業を取得

キングジムは6月4日、ドリームネッツが運営する電子書籍出版・書店開設サービス「wook(ウック)」を7月1日付けで譲り受けることに合意したと発表した。

唐十郎入院、息子義丹「奇跡的に回復」 

劇作家で俳優の唐十郎が先月26日、東京都内の自宅前で転倒して頭を打ち、今も入院していることが分かり、息子で俳優の大鶴義丹が4日、コメントした。

没後4年 氷室冴子作品の魅力をひも解く

6月6日は、作家、氷室冴子さんの命日だ。2008年に51歳の若さで亡くなってから、もう4年がたつ。ある年齢以上の方なら、彼女の名前に懐かしさを感じる人も多いのではないだろうか。

「謎解きは…」嵐・櫻井&北川景子の名コンビ、スクリーンで再び

嵐の櫻井翔(30)が主演し、女優の北川景子(25)がヒロインを務めて人気を集めたフジテレビ系連続ドラマ「謎解きはディナーのあとで」の映画化が決まり、来年公開されることが3日、分かった。毒舌執事&令嬢刑事による謎解きはそのままに、今回は7万6800トンを誇るアジア最大の豪華客船上で海外ロケを敢行。ゲストも宮沢りえ(39)や中村雅俊(61)ら超豪華版だ。(サンケイスポーツ)

三島由紀夫賞・青木淳悟さん 山本周五郎賞・原田マハさん 受賞会見

第25回三島由紀夫賞(新潮文芸振興会主催)に、青木淳悟(じゅんご)さん(33)の『私のいない高校』(講談社)が、同山本周五郎賞(同)には原田マハさん(49)の『楽園のカンヴァス』(新潮社)が選ばれた。ともにデビューから7~9年、実績のある実力派の2人が5月15日の選考終了後に東京都内で行われた会見で、受賞の喜びと今後の抱負を語った。(海老沢類)

新田次郎未完作、次男藤原正彦さんが続編

長野県諏訪市出身の作家新田次郎(1912~80年)の生誕100年を記念して、新田の次男でお茶の水女子大名誉教授の数学者、藤原正彦さん(68)が3日、諏訪市文化センターで講演し、未完だった新田の遺作を書き継いで、今秋にも出版することを明らかにした。親子2代で小説を完成させるのは珍しい試みという。

2012.6.3(日)

七夜物語 上・下 [著]川上弘美 - 小野正嗣(作家・明治学院大学専任講師)

■現実とつながる「夜の世界」へ 川上弘美の文章には風が通(かよ)っているといつも思っていた。改行や丸みを帯びた平仮名が多用されているから? ちがうちがう。言葉が呼吸している。本が生きているのだ。

「プラダを着た悪魔」原作小説の続編刊行へ

メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ主演で映画化された長編小説「プラダを着た悪魔」の続編が、2013年4月にアメリカで出版されることが明らかになった。

ゆかりの散文450作品 『市川の文学』2冊目発刊

市川市文学プラザ(同市鬼高)は、市川ゆかりの作家が市川に触れた小説や随筆などを紹介する冊子『市川の文学散文編』を発刊した。昨年3月の『詩歌編』に続く2冊目。

【Spot the 電撃文庫】土橋先生の最新作は100人の男女が繰り広げる無人島脱出ゲーム! 『楽園島からの脱出』についていろいろと聞いてみた

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第38回となる今回は、『楽園島からの脱出』を執筆した土橋真二郎先生のインタビューを掲載する。

森絵都さん 「間違ってない」奮闘の日々

『おいで、一緒に行こう 福島原発20キロ圏内のペットレスキュー』

【書評】『花のようする』藤谷治著

ゆるぎない自信を持つ女

細田守監督 :小説家デビュー 「おおかみこどもの雨と雪」原作で

劇場版アニメ「時をかける少女」(06年)や「サマーウォーズ」(09年)などの細田守監督が、22日に発売される小説「おおかみこどもの雨と雪」(角川文庫)で、小説家デビューすることが明らかになった。同作は、7月21日に公開される細田監督の最新作の原作で、監督自ら筆を執った。

「作家はピンチの連続!?」群像新人文学賞授賞式

第55回群像新人文学賞(講談社主催)の授賞式がこのほど東京都内で行われ、小説部門の受賞者3人が抱負を語った。当選作に選ばれたのは神奈川工科大准教授の岡本学さん(39)が書いた「架空列車」。

2012.6.2(土)

「ゾンビ日記」 押井守監督 ゾンビがテーマの小説に挑む

映画監督として世界的に知られる押井守さんは、アニメーション映画、実写映画からゲーム、評論、エッセイ、舞台まで、長年にわたり様々な才能を発揮してきた。小説もそんな活動の場にひとつである。

【Spot the 電撃文庫】折口先生の新作はロボットもの! 体感ゲームで共闘する天才少女と脳筋少年を描いた『デュアル・イレイザー』を語る!

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第37回となる今回は、『デュアル・イレイザー』を執筆した折口良乃先生のインタビューを掲載する。

一回1000円でボディガードやります。「放課後ライトノベル」第94回は『クロス×レガリア』で現代科学の粋を凝らして異能者達に立ち向かうのだ

異能。それは読んで字のごとく,普通とは異なる能力。マンガやアニメ,ライトノベルではお馴染みの要素である。異能力者たちがそれぞれの持つ力をぶつけあう姿は,もうそれだけで見ている者の胸をワクワクさせる。そんな異能を持ったキャラクターが登場する作品はたくさんあるが,最近のお気に入りの異能バトル作品は「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」だ!

2012.6.1(金)

E★エブリスタ電子書籍大賞:出版社賞に6作品

スマートフォンや携帯電話で募集した「E★エブリスタ電子書籍大賞」(エブリスタ主催、毎日新聞社など後援)の入賞作が31日、発表された。出版社賞は6作品が選ばれ、その中からユーザー投票で大賞が8月に決まる。優秀賞の10作品も含めて書籍化が予定されている。エブリスタはディー・エヌ・エーの子会社。今回が初めての開催で、6218点の投稿があった。

図書館の蔵書検索「カーリル」が独立会社に 事業拡大目指す

図書館の蔵書を検索できる「カーリル」の運営が同名の新会社に受け継がれる。今後は新たな資本を受け入れて事業拡大を目指すという。

寒河江出身 児童文学者の故佐藤美喜子さん

∞ 本・自筆原稿・・・100点 市立図書館で展示会 多くの児童文学作品を残し、4年前に74歳で亡くなった元小学校教員、佐藤美喜子さんを紹介する展示が出身地・寒河江市の市立図書館で開かれている。本や自筆原稿、愛用のガリ版など約100点の資料が並ぶ。10日まで。

新宿の「マチ弁」が裁判小説、宣伝嫌い匿名貫く

東京都内の現役弁護士が匿名で書いた裁判小説が話題を呼んでいる。 登場するのは、小さな民事事件や少年事件で活躍する"マチ弁"。小説仕立てだが、いずれも実体験をもとに書かれており、著者は「弁護士を依頼する際、その人が依頼人に最後まで丁寧に寄り添ってくれるかを見極める参考にしてほしい」と話している。

詩歌文学館賞:贈呈式 宮城の須藤さんら3人に−−北上 /岩手

第27回詩歌文学館賞贈賞式がこのほど、北上市本石町の日本現代詩歌文学館であった。

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