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2013年1月下旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年1月下旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.1.31(木)

熊日文学賞に浜名さん(熊本市)の歌集「流流」

第54回熊日文学賞の本選考会が31日、熊本市中央区上通町のホテル日航熊本であり、浜名理香さん(49)=同市=の歌集「流流[りゅうる]」(砂子屋書房)に決まった。

『キャプテンハーロック』が荒牧伸志監督でCGアニメ映画化、脚本は福井晴敏

松本零士原作の漫画で、後にテレビアニメ化、アニメ映画された大ヒット作『宇宙海賊キャプテン・ハーロック』が、2013年秋にCGアニメーション映画として公開されることが発表された。タイトルは『キャプテン・ハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-』(仮)。

「電子書籍全盛時代」はバラ色の未来か

遠い宇宙のかなたから、現代地球人の生活を超高性能な光学望遠鏡でつぶさに観察している宇宙人がいたら(物理的に実現可能かどうかはさておく)、おそらく彼あるいは彼女はこんなことをつぶやくのではないだろうか。「おやおや、地球人はまだ紙とインクを使って作られた本を読んでいるぞ。なんて時代遅れで原始的なメディアを使っているんだろう」---。

まだまだブームは続く…理屈&軽妙&熱血な西尾維新の世界

2005年に世に登場して以来、今も人気を博している西尾維新の『化物語』(講談社)。その後『偽物語』『猫物語』など一連の続編に続いていく「(物語)シリーズ」は、『化物語』が2009年、『偽物語』と『猫物語(黒)』が2012年にアニメ化されている。

キノベスにも負けてない ピクベス発表!

紀伊国屋書店新宿本店の文学愛好サークル、ピクウィック・クラブが選んだ「ピクベス2013」が発表された。第1位には内容もさることながら刊行そのものが話題となったウラジ-ミル・ソロ-キン『青い脂』が選ばれた。

借りた本手軽に殺菌 徳島市立図書館が機器導入

徳島市立図書館(徳島市)は、図書館で借りた本を手軽に殺菌・消毒できる機器を設置した。また利用者の興味に応じて入荷情報を知ることが出来る「新書図書お知らせサービス」も開始。

グーグルも後押しする「文学作品のビッグ・データ解析」はどこまで可能か

大量の小説をデジタル化して、コンピュータで分析する動きが盛んになっているという。

自殺を探り生き方を探る 平野啓一郎の新刊

人はなぜ自ら命を絶つのか。作家平野啓一郎が、長編『空白を満たしなさい』(講談社)で「自殺」問題に正面から取り組んだ。日本では昨年、2万7766人もが自殺した。今の時代をどう生きるのか、生きづらさにどう対処するのか、一つの提案がここにある。

7月1日から電子書籍も国会図書館への納本対象に、当面は無償・非DRMに限定

7月1日に施行される改正国立国会図書館法により、電子書籍や電子雑誌などの「オンライン資料」を国会図書館に送信する義務が生じることを受け、国立国会図書館が1月30日、関係者向けの説明会を開催した。

【オリコン】芥川賞の黒田夏子『abさんご』が5位初登場

16日に芥川賞を受賞した黒田夏子の『abさんご』(文藝春秋)が、2/4付オリコン"本"ランキングBOOK(総合)部門で週間2.4万部を売り上げ、5位に初登場した。

室蘭文学館の会・名誉会長の樋口遊魚さん死去

室蘭文学館の会・名誉会長で室蘭市港の文学館の生みの親ともいえる、樋口游魚(ゆうぎょ)さん=本名・昭七郎、室蘭市西小路町=が30日、入院先の病院で死去した。

市民文学賞大賞7人決まる 倉敷、随筆など4部門

倉敷市文化振興財団などが募集した第16回市民文学賞の入賞者が決まった。ヤゴとメダカの観察を短歌に詠んだ小学3年中村昌慶君(8)ら4部門7人が大賞に選ばれた。

芥川賞に決まって 黒田夏子 けっかとしてのすがた

見なれないものをつくっていると、見なれたものを否定したりこわしたりしたがっているようにおもわれることがあるが、そういうつもりはまったくなく、こわすことよりもつくることのほうがたんじゅんに好きだし、これまでにつくられてきたものを大いに享楽もし賛仰もしている。

2013.1.30(水)

直木賞受賞作『等伯』にみる「作家」と「絵師」の喜びと苦悩

「史上最年長」の黒田夏子氏と「戦後最年少」の朝井リョウの2人が話題となった、第148回芥川賞・直木賞。しかし、そのなかでベテラン作家として存在感を示したのが、『等伯』で直木賞を受賞した安部龍太郎氏でした。受賞作『等伯』は、戦国という激動の時代を生き抜いた実在の絵師「長谷川等伯」の物語。

Kindleストアで上位キープ中の星新一氏、新規ファンも拡大中?

近頃一部で人気が再燃している兆しが見られるのが、作家の星新一氏。

『新人賞を獲れるライトノベルの書き方』セミナーは、ベストセラーライトノベル/ネット小説から学ぶ! "SAO" "まおゆう"を通して自分向きのジャンルがわかる! 2月17日(日) 『ライトノベル創作塾』が無料開催

ライトノベル新人賞対策や作家デビューを研究する「ライトノベル創作塾(東京都港区)」は、前回に引き続き、2013年2月17日(日)にヒット小説に学ぶ『新人賞を獲れるライトノベルの書き方』セミナーを開催する。

草食系男子の上をいく "光合成男子"とは?

恋愛に積極的な"肉食系"やその逆を表す"草食系"という言葉がすっかり定着している。しかし、最近ではどうやら草食系のさらに上をいく"光合成男子"というタイプが登場しているようなのだ。

絶版作品を含む平凡社「東洋文庫」の電子書籍597冊、BookLive!で配信

株式会社BookLiveは29日、同社が運営する電子書籍ストア「BookLive!」において、平凡社「東洋文庫」の先行配信を開始したことを発表した。BookLiveによると、絶版作品が多く含まれており、古書市場において高値を付けている作品もあるという。

講談社が導入した国内初のデジタル輪転機を見てきた

講談社は、少部数・多品目の出版物の制作に柔軟に対応するため、"講談社ふじみ野デジタル印刷製本工場"を開設。本格稼動に先立つ28日、報道関係者に対して内部を公開した。

購入者が値段を決める電子書籍ストア「言い値書店」オープン

決める値段は0円からOK。誰でも販売できる。

全国で200にも 文学賞、なぜ増えてるの?

からすけ このまえ芥川賞(あくたがわしょう)と直木賞(なおきしょう)が発表されたよね。ほかにも色々な文学賞の名前を聞くけど、賞ってたくさんあるのかな?

書き出し小説大賞・第9回秀作発表

書き出し小説とは、書き出しだけで成立したきわめてミニマムな小説スタイルである。

本はともだち:第18回日本絵本賞読者賞の投票受け付け始まる 読書活動に熱心な全国の学校が申し込み

読者の投票によって選ばれる第18回日本絵本賞読者賞(山田養蜂場賞)の投票受け付けが始まった。

2013.1.29(火)

ニャル子さんだけじゃない! クトゥルフ神話ブームの拡大がとまらない

クトゥルフ神話をモチーフにした作品はたくさんあるが、昨年の4月にアニメ『這いよれ! ニャル子さん』が放送されたことで広く知られるようになり、興味を持つ人が増えた。それもあってか、クトゥルフ神話をモチーフにしたラノベもたくさん登場している。

大人気映画『テッド』だけじゃない! BL界でも"クマ"ブーム

日本でも映画の公開からわずか3日で興行収入4億円を突破し、世界中の人々を魅了している『テッド』。主役は動いてしゃべる中年テディベアなのだが、どうやらBLでもクマのぬいぐるみは大人気のようだ。

デビュー作が大賞なるか? 第10回本屋大賞ノミネート作品『世界から猫が消えたなら』

全国の書店員さんの投票によって選ばれる「本屋大賞」は今年で10回目を迎えます。そんな記念すべき今年度のノミネート作品が1月21日に発表されました。2013年の直木賞の候補にもなった西加奈子さんの『ふくわらい』や2010年の本屋大賞第2位に選ばれた窪美澄さんの最新作『晴天の迷いクジラ』など11作品。

国会図書館の蔵書、電子書籍化して配信 文化庁が実証実験

文化庁は、国会図書館でデジタル化済みの資料を権利処理して電子書籍化し、電子書店を通じて一般ユーザーに配信、活用法や課題を探る実証実験を始める。

好きな作家の新刊発売、Twitter・Facebookでお知らせ「ブクレジ」、読書家の個人が開発

好きな作家を登録すると、新刊の発売日をTwitterやFacebookで知らせてくれるサービス「ブクレジ」が公開。

Amazonの本が図書館にあるか一目瞭然 Chrome拡張「その本、図書館にあります。」が便利

書籍代を大幅削減できるかも!?――Google Chromeの拡張機能「その本、図書館にあります。」が便利だと話題になっている。Amazonで売っている本が図書館にあるかどうか手軽に確認できる。

【このライトノベルが売れて欲しい】第31回『ゲート 自衛隊彼の地にて斯く戦えり』

「空が蒼いねぇ。さすが異世界」 ということで始まりました。続きが読みたい!メディアミックス展開して欲しい!単純に沢山の人に手に取ってもらいたい!という願望を織りまぜてオススメラノベを紹介する『このライトノベルが売れて欲しい!』第31 回でございます。

世田谷文学館で展覧会「帰ってきた 寺山修司」-初出品の書簡も

芦花公園南口の「世田谷文学館」(世田谷区南烏山1、TEL 03-5374-9111)で2月2日から、展覧会「帰ってきた 寺山修司」が開催される。

作家の安岡章太郎さん死去 戦後文学けん引、文明批評も

戦後の日本文学を代表する作家の一人で、文明批評にも鋭い洞察力を発揮した文化功労者の安岡章太郎(やすおか・しょうたろう)さんが26日午前2時35分、老衰のため東京都の自宅で死去した。92歳。高知市出身。

小説映画化の裏話披露 東直己さん 恵庭市立図書館で講演

映画化もされた小説「ススキノ探偵シリーズ」で知られる作家の東直己さん(56)が26日、恵庭市立図書館本館で「ハードボイルド作家は図書館にいる」と題して講演した。

2013.1.28(月)

どん底から笑顔ではいあがる男 道尾秀介さん新刊「笑うハーレキン」

作家、道尾秀介さん(37)が長編小説『笑うハーレキン』(中央公論新社)を刊行した。ドロップアウトした男が一歩を踏み出す姿を、ユーモアを交えて軽快に描きだす。「登場人物と一緒になってはい上がり、ラストでは自分自身も救われた気がした」という希望の物語だ。

電子書籍にいまだに活用されるPDF

PDFが登場してどれくらいたつだろう。EPUBなど新しいファイルフォーマットが登場した今でも、強い存在感を放つPDFだが、それはなぜなのか。

14回えんため大賞大賞受賞作『四百二十連敗ガール』が文庫発売に先駆けて、アニメPVを公開!

2012年10月20日に発表された『第14回えんため大賞』大賞受賞作『四百二十連敗ガール』が2013年1月30日に発売される。

炭鉱文学の名作復刊...高橋揆一郎「観音力疾走」

歌志内市出身の芥川賞作家、高橋揆一郎さん(1928~2007年)の代表作の一つで、すでに絶版になっている小説「観音力疾走」が、同市郷土館「ゆめつむぎ」の支援ボランティア組織「ゆめつむぎ通信員」によって復刊された。

紡いだ言葉 生きる力に 児童文学作家 斎藤惇夫さん

町育ちのドブネズミ「ガンバ」と仲間の十五匹が、島で暮らすネズミたちを襲うイタチと戦う-。

75歳「超実験小説」は日本語変えるか 「最年長・最年少」で読む芥川賞

第148回芥川賞は史上最高齢の75歳の黒田夏子に決まった。その作品『abさんご』は横書きでひらがなを多用し、固有名詞やカタカナを使わないという「超実験小説」。

2013.1.27(日)

テーマは「納骨」 家族をテーマにした長嶋有の自信作『佐渡の三人』

長嶋有氏が、こう評する自著『佐渡の三人』。同作のテーマは"納骨"です。「こんなかたいテーマなのに脱力していていいのか?」とついつい心配してしまいますが、そこは芥川賞作家にして大江健三郎作家、「仕方ないのが家族です。」といった帯のコピーにあるように、主人公が自分の家族を客観的に見ていて、おかしみ溢れるものに仕上がっています。

与謝野晶子"忘れられた歌"453首 高島屋「百選会」で発表、着物や工匠の技題材に

「みだれ髪」で知られる歌人、与謝野晶子(1878~1942)の知られざる歌がまだこんなにも-。晶子が新作着物の発表会「百選会」(高島屋主催)で詠んだ短歌453首が調査で明らかになった。

乱歩訳ポー作品、初の書籍化…「赤き死の假面」

作家、江戸川乱歩(1894~1965)が、ミステリーの先達、エドガー・アラン・ポー(1809~49)作品を唯一自ら翻訳した「赤き死の假面(かめん)」が、1949年の探偵小説雑誌「宝石」での掲載以来、初めて書籍化された。

読者アンケート、文庫1位は「こころ」

岩波書店が、岩波文庫など5ジャンルから「この1冊」を選んでもらう、読者アンケートの結果が公表された。岩波文庫の1位は夏目漱石『こころ』だった。

小説「クリムゾンの迷宮」を三上達矢がマンガ化、月スピで

貴志祐介原作・三上達矢作画の新連載「クリムゾンの迷宮」が、発売中の月刊!スピリッツ3月号(小学館)にてスタートした。

2013.1.26(土)

【書評】『阿佐ヶ谷ラプソディ』又井健太著

現代を生きる若者たち描き出す ドラマのタイトルにも使われるなど、最近「シェアハウス」という言葉をよく耳にします。その名の通り住居を共有することなのですが、別に今に始まった習慣ではありません。椎名誠さんが1981年に上梓(じょうし)された『哀愁の町に霧が降るのだ』の主人公たちが暮らす克美荘など、まさに昭和のシェアハウスです。

和風ファンタジーの最高峰! 『レッドデータガール』はここがすごい

4月からアニメが放送されることも決まった大人気の「RDG レッドデータガール」シリーズ(荻原規子:著、酒井駒子:イラスト/角川書店)。これは、幼い頃から山奥の神社で育ったちょっと変わった少女。絶滅危惧種の情報をまとめた「レッドデータブック」をもじり、"レッドデータガール"と呼ばれる泉水子を主人公に繰り広げられる物語だ。和風ファンタジーの最高傑作とも言われるこの作品だが、そこには一体どんな魅力があるのだろう。

辿り着きたい高みがある。「放課後ライトノベル」第126回は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』で一流の冒険者を目指します

ダンジョン,それはRPGを語るうえで避けては通れない存在。地下深く広がるそこには,レアアイテム,強力なボス,経験値をたくさんくれるおいしい敵……冒険に必要なものがすべて揃っている。そんなダンジョン探索の楽しみを突き詰めたのが,トルネコやシレンでお馴染みの「不思議のダンジョン」シリーズだ。

「文学全集」続々、世界広がる喜び

明治の文学、山本周五郎、丸谷才一・・・ 深い内容を持つ文学作品を収録した「全集」の企画が今年は相次ぐ。電子書籍の普及が進む一方で、リアルな書籍で名作に触れる需要も、まだ根強いようだ。

新報文学三賞、晴れやか6氏に贈呈 創作へ志高く

琉球新報文学三賞(短編小説賞、歌壇賞、俳壇賞・遠藤石村賞)の2012年度贈呈式と祝賀会が25日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。受賞者に賞状と副賞が授与され、200人以上の参加者が温かく見守り、拍手を送った。

2013.1.25(金)

『ドラキュラ』著者の子孫による115年目の続編登場

『吸血鬼ドラキュラ』が100年以上の時を経て復活する。1897年に出版されたこの怪奇小説の古典の続編(邦訳版)が本日発売されたのだ。著者は、原作者ブラム・ストーカーの子孫にあたるダクレ・ストーカー氏と、ドラキュラ研究家で映画脚本家のイアン・ホルト氏の二人。この115年目の続編は早くもハリウッド映画化が決定しており、『スピード』のヤン・デ・ボン監督がその権利を獲得したという。

坪田譲治文学賞に「きみはいい子」

岡山市は25日、第28回坪田譲治文学賞に、中脇初枝さん(39)=神奈川県=の「きみはいい子」(ポプラ社)を選んだと発表した。副賞100万円が贈られる。

文学に描かれた「石炭」から透かし見る 過去の人びとが託した思い

東日本大震災後、福島第一原子力発電所事故を受けて国内の原子力発電所の稼働がほぼ止まるなか、化石燃料を燃やす火力発電所がフル稼働している。

江北図書館 存続の危機

◇木之本で100年の歴史~資金難、寄付募る 100年余りの歴史を持つ県内最古の図書館「江北(こほく)図書館」(長浜市木之本町)の存続が危ぶまれている。

畠中恵のファンタジー時代小説「しゃばけ」、沢村一樹主演で初のミュージカル化!?

第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、シリーズ累計550万部を突破する、畠中恵のベストセラー小説『しゃばけ』が沢村一樹主演で舞台化されることが分かった。

芥川賞「abさんご」14万部

芥川賞の最年長受賞者として話題の黒田夏子さん(75)の「abさんご」が、発売から5日で発行部数14万部に達した。文芸春秋が25日発表した。初版は8000部。

2013.1.24(木)

著者インタビュー -川村元気『世界から猫が消えたなら』

30歳の郵便配達員がある日、余命わずかと宣告される。彼の前に現れた陽気な悪魔が、大切なものと引換に寿命を1日ずつ延ばすという取引を持ちかける。郵便配達員は戸惑いながらも、大切なものを消すことを決めるが-―。「告白」「悪人」「モテキ」など数々の話題作を製作してきた映画プロデューサー・川村元気さんが自身初の小説を上梓。川村さんの映画同様、多くの人の感動を呼び話題となっています。多忙の中、なぜ川村さんは小説を書くに至ったのか、そして小説に込めた思いとは。川村さんの作品作りの根底に流れる、人に対する深くて優しい目線を垣間見るようなインタビューとなりました。

新潮エンターテインメント大賞、第8回で幕下ろす

1月23日、同大賞授賞式での取材でわかった。同賞は2005年、新潮社とフジテレビの共催で始まり、これまでに小島達矢、神田茜らがデビューした。審査を1人の作家が行うのが特徴で、これまでに石田衣良氏、宮部みゆき氏らが選考にあたった。

河出書房新社、会員制クラブを設立

1月23日、会費無料の会員制クラブ「河出クラブ」(かわくら)をスタートした。新刊のお知らせや、著者・編集者からの情報を盛り込んだメールマガジンを発行するほか、有料のイベントなどを開催していく。

注目の作家・伊吹有喜 新作は「ライター時代の経験が生きた作品」

デビュー作の「風待ちの人」、続く「四十九日のレシピ」と、あたたかな読後感のある作風が魅力の作家・伊吹有喜さん。「四十九日のレシピ」は2作目にしてNHKでドラマ化され、今年映画化されるほどの話題作となりました。そんな注目の伊吹さんの新刊「なでし子物語」が出版されました。

創元SF50周年

創元SF文庫は、創元推理文庫(1959年創刊)のSF部門として1963年9月にスタートしました。文庫本としては日本初の翻訳SF専門シリーズとなり、1991年11月に現在の 〈創元SF文庫〉に改称されました。以来、現在までに合計で600点以上の作品を刊行しています。

宮崎市の曽原さん佳作 九州芸術祭文学賞

第43回九州芸術祭文学賞(九州文化協会主催、西日本新聞社など後援)の最終選考結果が22日発表され、佳作に宮崎市清武町の小学校教諭、曽原紀子さん(50)の「青いうぶ声」が選ばれた。最優秀作は該当作がなかった。表彰式は3月18日、宮崎市の宮崎観光ホテルであり、作品は「文学界」4月号に掲載される予定。

上川隆也、映画初主演!史上初ミステリー3冠「二流小説家」映画化決定

俳優の上川隆也が、デイビッド・ゴードン氏のベストセラーミステリー小説を映画化する「二流小説家 シリアリスト」(猪崎宣昭監督)で、映画初主演を果たすことがわかった。上川は、「小説を読了して本を閉じた時、これを原作とした作品が自分の初主演映画になるのだと、身の震える思いがしました」と語っており、意欲的に撮影に臨んでいる。

2013.1.23(水)

『異邦人』で有名なカミュの遺作は未完だからこそ楽しめる!?

『異邦人』、『ペスト』などの作品で知られるノーベル文学賞作家、アルベール・カミュが今年生誕100周年! これを記念して、映画『家の鍵』などで有名なイタリアの名匠ジャンニ・アメリオ監督がカミュの未完の遺作である『最初の人間』を映画化し、現在絶賛公開中です。

2012年書籍売上高は1兆0528億円(オリコン調べ)

オリコンはこのほど「2012年年間書籍マーケットレポート」を発表、書籍市場の推計売上高は前年比5.4%減の1兆0528億1000万円だった。総売上部数は同4.7%減の12億2580万部。

「大型本」、なぜか売れ行き好調

斬新な図鑑などに需要 電子書籍時代の到来で紙の本が売れないと言われるが、本当だろうか? 実は、大きさが文庫の4倍以上、重さが3~4キロにも及ぶ大型本が売れているのだ。両手で持つのも大変な重厚長大本が今、なぜ人気なのか。

なぜ、彼氏は結婚を先延ばしにしたがるのか?

カップルが長く同棲生活を続けるうち、何となく結婚のきっかけを逸してしまうというのはよくある話。こういった"同棲モノ"で言えば、最近だと日暮キノコ『喰う寝るふたり 住むふたり』(ゼノンコミックス)なんてマンガが話題になった。

不幸体質の女子につい惹かれてしまうのは、なぜ?

マンガやラノベの中には、周囲に災いをもたらしてしまうヒロインがたくさんいる。

田辺聖子、玄月さんら学んだ大阪文学学校の魅力

半世紀余り前に創設され、若き日の田辺聖子さんや玄月さんらが小説の書き方を学んだ「大阪文学学校」(大阪市中央区)。今も500人が学び、22日には修了生、光本正記さん(34)のデビュー作が新潮社から出版された。ネットを媒介とした作品発表や批評、投稿が拡大する中、何が作家の卵らをひきつけるのか。

2万冊 お値打ち古本市・・・香川大図書館

高松市幸町の香川大図書館で、同館が重複して所蔵している辞書や専門書2万冊を1冊100円で販売する古本市が開かれている。25日まで。

2013.1.22(火)

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス!2013」

紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2013」が決定しました!

東京国際文芸フェスティバル2013開催

2013年春、日本で初めての国際文芸祭を開催する。

直木賞作家の常盤新平さんが死去 米文学の名翻訳でも評判

洗練された文体の小説やエッセー、米現代文学の翻訳などで知られた直木賞作家で翻訳家の常盤新平(ときわ・しんぺい)さんが22日午後7時12分、肺炎のため東京都町田市の病院で死去した。

国文学雑誌の「再生」を喜ぶ

国文学の専門誌だった「国文学」「国文学 解釈と鑑賞」の2誌がここ数年のうちに相次いで休刊となった中で、国文学を中心に新たな教養のあり方を模索する季刊誌「アナホリッシュ国文学」(響文社)が先月創刊された。

大藪春彦賞に柚月裕子さんの「検事の本懐」

第15回大藪春彦賞(同賞選考委員会主催)は21日、柚月(ゆづき)裕子さんの「検事の本懐」(宝島社)に決まった。

小島信夫文学賞 初めての小説 栄冠

各務原市下中屋町の小島正樹さん(71)が初めて書いた小説「野犬飼育法―彼またはKの場合―」が、第7回小島信夫文学賞を受賞した。

『機巧少女は傷つかない』公式サイト:TVアニメ化決定!

TVアニメ化決定! アニメプロジェクト始動!

黒田夏子さんの「abさんご」が品切れ状態 難解さが魅力? 発行9万部に

史上最高齢の75歳での芥川賞受賞が話題になった黒田夏子さんの「abさんご」。その話題性に加え、独自の文体が評判を呼んで2013年1月20日発売の初版発行分は発行元の文藝春秋社でさえ「品切れ」状態となっている。

2013.1.21(月)

「自炊」代行訴訟、1業者が作家ら7人に謝罪 東京地裁

紙の本を裁断・スキャンしてパソコンなどに取り込み、電子書籍化する「自炊」を代行するのは違法だとして、浅田次郎氏ら7人の作家と漫画家が7業者に差し止めと損害賠償を求めた訴訟で、3業者分の第1回口頭弁論が21日、東京地裁であり、うち2業者は争う姿勢を示した。

人気上昇中のお仕事ラノベ ゲーム業界ものも登場!

最近、ラノベにおいて増えつつあるジャンルがある。それが、お仕事ラノベだ。

第1回「笑う本棚大賞」は『醤油鯛』に

芥川賞・直木賞を筆頭に百花繚乱の文学賞。行政が主催するものや詩歌なども加えれば毎週のように候補者が一喜一憂し、新たな受賞者が誕生する計算だ。なぜこんなに多いのか。授賞までのシステムはどうなっているのか?

【書評】『破産』 嶽本野ばら著

評・辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト) 乙女のカリスマ的作家が『タイマ』に続いて『破産』と、若い世代に向けて反面教師的な「ほとんど実話」小説を発表。

新宿ゴールデン街の文壇バー「月に吠える」が「日本一小さな文学賞」

新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」(新宿区歌舞伎町1、TEL 080-8740-9958)が現在、「月に吠える文学賞」の作品募集を行っている。

All About、ガイド執筆の電子書籍1万2000冊を1冊50円で販売開始

株式会社オールアバウトは21日、総合情報サイト「All About」のガイドが執筆した電子書籍約1万2000冊を1冊50円で販売開始した。Google Playでダウンロード購入できる。

木山短編小説賞に太田さん

笠岡市は21日、地元出身作家を顕彰して創設した木山捷平短編小説賞の第8回受賞作に高松市百間町の派遣社員太田貴子さん(37)の「雨あがりの奇跡」を選んだ。太田さんは過去最年少での受賞となった。

本屋大賞候補11作決まる 冲方丁さんの『光圀伝』など

全国の書店員が一番売りたい本を選ぶ「2013年本屋大賞」の候補11作品が21日、発表された。第3回山田風太郎賞を受賞した、冲方(うぶかた)丁(とう)さんの『光圀伝』(角川書店)や、第148回直木三十五賞の候補になった、西加奈子さんの『ふくわらい』(朝日新聞出版)などが候補に選ばれた。

芥川賞・直木賞 選考過程と講評

16日に発表された第148回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)。芥川賞は黒田夏子さん(75)の『abさんご』(早稲田文学5号)に、直木賞は朝井リョウさん(23)の『何者』(新潮社)と安部龍太郎さん(57)の『等伯』(日本経済新聞出版社)の2作受賞が決まった。黒田さんは史上最年長、朝井さんは戦後最年少、平成生まれでは初の受賞となる。東京・築地の料亭「新喜楽」で行われた選考の過程、講評を紹介する。

1月スタートの新アニメ、原作はどの作品が売れている?

1月から、新番組のアニメがはじまった。今年も小説やコミック、ライトノベルが多くアニメ化され注目を集めている。今回は1月スタートのアニメの原作作品をピックアップ! それぞれの作品第1話放送開始直後から現在までの売上げ順にランキング化した。(日販Win+調べ、以前アニメ化された原作については外した上で調査)

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