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2013年3月下旬の小説ニュース(外部リンク)

2013年3月下旬の小説に関係するニュースへのリンク集です。新人賞情報に限りません。
文学、エンターテイメント等、ジャンルは問いません。また、電子書籍端末について等、小説限定の話題でなくとも出版に関するものは含みます。
更新情報をTwitterでつぶやいていますので、よければフォローくださいませ。
 

2013.3.31(日)

【書評】『三姉妹とその友達』福永信著

実に変で自由で豊かな小説 実に変な小説である。もっともこの著者の本はいつも変だが。なにしろこんな題名なのに、出て来るのは四兄弟なのだ。

【著者に聞きたい】石井睦美さん 『愛しいひとにさよならを言う』

抱えていく「自分の荷物」 一昨年、比較文学者で映画研究家の四方田(よもた)犬彦さんと共著で発表した『再会と別離』(新潮社)は、23年ぶりに再会を果たした2人が、それまでのお互いの人生で起きたいくつもの出会いと別れを往復書簡形式で語り合ったエッセー集だった。

文系女子垂涎! 長谷川博己、新ドラマの"エロカッコいい度"は?

堤真一や堺雅人の結婚など文系女子を虜にしてきた俳優たちのおめでたいニュースが続いている。しかし意気消沈する彼女たちに朗報だ。"心の支え"のひとり、長谷川博己が4月から放送される連続ドラマ『雲の階段』(日本テレビ系)に主演する。しかも、同作では長谷川の"エロカッコいい"一面が期待できそうだ。

【文芸時評】4月号 早稲田大学教授・石原千秋 プロセスを小説にする

ジャレド・ダイアモンドやノーム・チョムスキーなどのアメリカの知の巨人たちへのインタビュー集としていま話題の『知の逆転』(NHK出版新書)を読んだ。その巨視的な視点からの思考に感嘆したが、一方で、これこそが世界の支配者だけが持てる思考なのだろうとも思った。

2013.3.30(土)

【ラノベの素】『ココロコネクト』庵田定夏さんインタビュー

本日は昨年アニメ化され、現在DVD/Blu-ray6巻まで発売中の『ココロコネクト』の作者、庵田定夏さんにインタビューしました。

覆面作家・殊能将之さん死去…「ハサミ男」

ミステリー作家の殊能将之(しゅのう・まさゆき)さんが、2月11日に亡くなっていたことがわかった。

「津村文学室」18年の歴史に幕 仁愛短大、県へ資料を移管

福井市出身の芥川賞作家、津村節子さんの自筆原稿や取材ノートなど貴重な資料を管理、展示してきた仁愛女子短大の「津村節子文学室」が29日、約18年の歴史に幕を下ろした。

シリーズ最大の強敵が出現! 「放課後ライトノベル」第135回は『デート・ア・ライブ』で百合っ子をデレさせろ

我が身を振り返ると,男子小学生というのは実にしょうもない。男子と女子が2人でいるだけで,からかわずにはいられないものである。たまたま家の方向が同じで,並んで歩いているだけで「やーい,デート,デート!」とはやしたてたり。とはいえ,今はケータイもあるし,そんなシチュエーションもなくなってしまったんでしょうか。

文学に見る浅間山噴火 軽井沢高原文庫で絵図や原稿など展示

北佐久郡軽井沢町の軽井沢高原文庫は4月9日まで、文学作品に登場する浅間山の噴煙や噴火を紹介した企画展「火の山の物語~浅間山噴火と軽井沢文学~」を開いている。

有川浩さん 「旅猫リポート」舞台化に挑戦 小説には真似できない楽しさ

「思い切って飛び込んでしまいましたねえ」。その声が、とても楽しげだ。作家の有川浩(ありかわ・ひろ)さん(40)が自著『旅猫リポート』(文芸春秋)の舞台化に取り組んでいる。

竹生島舞台の小説が映画化 撮影協力のボランティア募る

長浜市沖の琵琶湖に浮かぶ竹生島を舞台に「湖の民」の力を持つ一族同士が対決するファンタジー小説「偉大なる、しゅららぼん」の映画化が二十九日、決まった。四月から一カ月間、彦根城や竹生島など県内各地で撮影される。撮影に協力するボランティアの募集も始まった。

よしもとばなな、韓国イ・スンギをモデルにした恋愛小説を『an・an』で連載

作家・よしもとばなな氏が、4月10日発売の女性ファッション雑誌『an・an』で、韓国俳優で歌手のイ・スンギをモデルにした恋愛小説『僕たち、恋愛しようか?』を連載することが30日、わかった。

総局長からの手紙:犀星文学碑物語 /石川

兼六園では早咲きの桜が満開になり、ソメイヨシノもまもなく開花しそうです。今月26日は「金沢三文豪」の一人、室生犀星の命日でした。

【社告】第54回大分県短文学大会 4月から作品募集

◇大会日程 8月4日(日)午後0時半から、大分県ニューライフプラザ(別府市別府野口原3030の1)で開催

2013.3.29(金)

文学館キャラ名「しおり」

県立文学館(高知市丸ノ内)は、同館のマスコットキャラクターの名前が「しおり」に決まったと発表した。4月1日から、館内の展示を案内する無料パンフレットなどに使用され、グッズ化も検討していくという。

第5回GA文庫大賞(後期)・受賞者一覧【3作品】

第5回GA文庫大賞(後期)選考結果発表!

夢枕獏さんがニコニコ超会議2に登場 観客の前で小説「キマイラ」を生執筆

「デジタル野郎の皆さん、手書きのシーラカンスを見に来て下さい」と夢枕さん。

暴力団雑誌撤去、作家の控訴棄却 福岡高裁

福岡県警がコンビニ業界に、暴力団情報を扱う雑誌などの撤去を要請したのは「表現の自由」の侵害にあたるとして、作家の宮崎学さんが県に550万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が29日、福岡高裁であった。原敏雄裁判長は、請求を棄却した一審・福岡地裁判決を支持し、宮崎さんの控訴を棄却した。

Amazon、ユーザー1600万人のソーシャル読書サービスのGoodreadsを買収―Kindleとの統合で圧倒的優位を狙う

今日(米国時間3/28)、Amazonは有力なソーシャル読書サービス、Goodreadsを買収したと発表した。金額などの詳細は不明。買収手続きは第2四半期に完了する。

ラノベ質問状 : 「マグダラで眠れ」 やっぱり獣耳が好き! 錬金術の描写も魅力

話題のライトノベルの魅力を担当編集者が語る「ラノベ質問状」。今回は、「マグダラで眠れ」(支倉凍砂著、鍋島テツヒロ画)です。アスキー・メディアワークス電撃文庫編集部の荒木人美さんに作品の魅力を聞きました。

万城目学の小説『偉大なる、しゅららぼん』が映画化、濱田岳と岡田将生がW主演

万城目学の小説『偉大なる、しゅららぼん』が、濱田岳と岡田将生のダブル主演で映画化されることがわかった。

美里敏則さん(松原出身)が受賞/やまなし文学賞

【那覇支社】第21回やまなし文学賞(同実行委主催)を宮古島市平良松原出身で那覇市在住の美里敏則さん(62)の小説「探骨」が受賞した。同賞の大賞受賞は美里さんが県内では初。今月13日に山梨県で受賞式が開催され28日、美里さんが受賞経緯などをコメントした。

2013.3.28(木)

文豪・芹沢光治良、足跡振り返る 新年度、沼津市が文学祭

沼津市は2013年度、市制90周年の目玉事業の一つとして没後20年を迎える同市出身の文学者芹沢光治良(1896〜1993年)の功績を1年かけて顕彰する「沼津文学祭 芹沢光治良と沼津」を開催する。

日常を夢のように表現するのが日本の作家

□英の老舗文芸誌「グランタ」編集長、ジョン・フリーマンさん

縮小する電子書籍端末市場 消滅まであと何年?

「昨年の年末商戦で初めて電子書籍端末を買った」「最近、やっと電子書籍端末での読書に慣れてきた」――。日本ではそんな利用者も多いと思うが、世界的に電子書籍専用端末の市場はすでに縮小に向かっている。電子書籍端末の"寿命"はあと何年か。専門家に意見を聞いた。

角川GHD、9子会社を吸収して事業会社に 角川書店、アスキー・メディアワークスなど消滅

角川グループの持ち株会社・角川グループホールディングスが10月1日付けで9子会社を吸収合併し、社名を「KADOKAWA」に変更して事業会社化する。

BookLive!、20人以上のリクエストで紙の書籍を電子化するサービス

株式会社BookLiveは28日、ユーザーからのリクエストに応じて書籍の電子化を試みる「BookLive! リクエスト」を開始した。20人のリクエストが集まった段階で出版社と著作権者に電子書籍化を交渉し、電子書籍ストア 「BookLive!」で配信する。

高橋・山口さんを表彰 とやま文学賞授賞式

県芸術文化協会が主催する第31回とやま文学賞の授賞式が27日、県民会館で行われ、詩「光の棺(ひつぎ)」の高橋優子さん(57)=本名・守利(もうり)優子、富山市五福=と、短歌「肺葉(はいよう)の空」の山口桂子さん(66)=黒部市荻生=に賞状や正賞のブロンズ像が贈られた。

2013.3.27(水)

文化庁、CCライセンスを支援へ 独自ライセンス構築は断念

文化庁は3月26日、都内で開いたシンポジウム「著作物の公開利用ルールの未来」で、著作物の利用許諾について意思表示するライセンスとして、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)を支援していくことを明らかにした。2007年~10年にかけ、独自のライセンス「CLIPシステム」の策定を検討してきたたが、普及の可能性が低いと判断。民間のライセンスとの連携を進める。

ユーザー数5000万人の「Flipboard」がアップデート!超絶新機能について突撃インタビューッウ!

雑誌のように美しくレイアウトされた画面をペラペラとめくりながらウェブコンテンツを閲覧できるiPad/iPhone用アプリがFlipboardです。

村上春樹さん新作、アマゾン予約1万冊突破 前作上回る勢い

文芸春秋は27日、4月12日に発売する村上春樹さんの3年ぶりの長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』について、ネット書店「アマゾン」での予約数が1万冊に達したと発表した。

人間はドッグフードを食べられる? この極貧めしがヤバい!

今日食べるものもない。財布の中がほぼ空っぽの状態で、何週間も生き延びなければならない。そうなったら、あなたはどうする?

文芸春秋 電子書籍でしか読めない小説誌「つんどく!」を創刊

株式会社文藝春秋は、4月26日に電子小説誌『別冊文藝春秋電子増刊「つんどく!」』を創刊する。過去に、紙の雑誌を電子化して配信するケースはあったが、電子書籍版の形態のみでの雑誌発行は初めてとなる。

Interview:松田青子 個々に世界と対峙して 小説『スタッキング可能』

松田青子さんの『スタッキング可能』(河出書房新社、1575円)が好調な売れ行きを見せている。初めて単行本化された小説は刊行から約1カ月で5刷2万部を発行。書評などでの好評価を得て、大手書店の売り上げランキングで上位に顔を出している。

「ふくやま文学」創刊25年 市内唯一の文芸同人誌

福山市で唯一の文芸同人誌「ふくやま文学」(中山茅集子代表)が3月で創刊から25年目に入り、記念号を発刊した。同人誌の衰退が言われる中、草の根の文学活動を続けてきた同人たちは「情熱を絶やすことなく、習作の場として末永く続けていきたい」と意気込んでいる。

あの官能小説の販売部数、7000万部突破

セックスを取り上げれば売れることは誰でも知っている。出版関係者の間では、実際どの程度売れるのかがもっとはっきりしている。

(文芸時評)色あせない小説

■松浦寿輝(作家・詩人) 先月のこの欄でわたしは文芸批評の不振を憂えたが、パリ第八大学名誉教授ジャック・ネーフの講演記録「フローベール、散文の近代芸術」を読むと、作品を語る批評の言葉の鋭さと豊かさ、そしてそれが開いてくれる精神史的地平の大きさに改めてうたれ、やはりこうでなければという思いを強くする。

かの子文学碑リニューアル 初の本格清掃・補修

太郎の"白鳥"再び白く-。芸術家岡本太郎の屋外造形作品「岡本かの子文学碑」(川崎市高津区二子)の補修が行われている。建立から約50年。羽を広げて飛び立つ白鳥をイメージさせ、「夢幻の白鳥」と称される上部のモニュメントは洗浄が済み、昔の輝きが戻った。

2013.3.26(火)

「自炊」代行、著作権使用料徴収で許諾検討

紙の本をスキャナーで読み取り、自前の電子書籍を作る「自炊」の代行業者に対し、スキャン行為を許諾する代わりに、業者から著作権使用料を取る構想が、作家や漫画家などの著作者団体の間で検討されていることが25日、わかった。

【本の話をしよう】「スタッキング可能」作家 松田青子さん

≪確固たる『わたし』はいない≫ 作家や編集者に「今面白い作家は?」と聞くとよくあがる名前が松田青子さん(33)。1月に初の単行本「スタッキング可能」が刊行されたが、早くも重版となっている。

「自炊」代行ルール作りへ 書籍の電子化で著作者団体

本や漫画をスキャナーで読み取って私的に電子化する「自炊」の代行業者に対し、代行を許諾する代わりに著作権使用料を取るなどのルール作りを検討する協議会を、作家や漫画家などの著作者団体が26日、設立した。

犀星文学賞、受賞の緋野さんに正・副賞贈呈

第2回室生犀星文学賞(読売新聞北陸支社主催、金城学園共催)の表彰式が26日、金沢市の雨宝院で行われ、小説「風が動く街」で受賞した埼玉県越谷市の緋野由意子(ひのゆいこ)さん(64)(本名・鈴木喜美(きみ))に正賞の九谷焼の文鎮と副賞50万円の目録が読売新聞北陸支社の真鍋和彦支社長から手渡された。

「アーシャのアトリエ」のオフィシャル小説が発売。未公開エピソードも収録

小説 アーシャのアトリエ~ある錬金術士の旅の日記より~

時代小説「妻は、くノ一」コミカライズ版の単行本発売

風野真知雄原作・黒百合姫作画「妻は、くノ一」の単行本が、本日3月26日に角川書店より発売された。TVドラマ化も決定している時代小説のコミカライズだ。

精神科医が読み解く文学作品の中の"狂気" 村上春樹、高村薫…

「以前から好きな文学作品について、自由に書いてみたかったんです。小説や映画には、精神疾患を扱ったものが数多い。そうした物語がなぜ幅広い読者に受け入れられているのかを、一度考えてみたいとも思っていました」

東京国際文芸フェス、初開催

災厄と向き合う「想像」の力 国内や海外から約40人の文学関係者が参加し、魅力を伝える初の東京国際文芸フェスティバル(日本財団主催)が、1日から3日まで東京都内で開かれた。作家のトークや朗読会など20の行事が9会場で展開され、のべ2500人が訪れた。

雑誌「新潮」、通巻1300号に

4月6日発売の5月号をもって通巻1300号を迎える。

2013.3.25(月)

第4回創元SF短編賞 最終候補作発表

第2次選考の結果、下記の16編を最終候補作と決定いたしました。

第11回「北区内田康夫ミステリー文学賞」各賞が決定しました。

第11回北区内田康夫ミステリー文学賞の各賞を決定いたしました。

のうコメ : アニメ化決定 学園ラブコメ系ライトノベル

特殊能力に悩まされる男子高校生が、健全な学園生活を取り戻すためさまざまなミッションに立ち向かう人気ライトノベル「俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している」(略称・のうコメ、角川スニーカー文庫)がアニメ化されることが25日、明らかになった。放送時期やキャストなどの詳細は今後、発表される。

アニメ『まおゆう』の世界はどのように作られたのか?そのすべてがまるわかり!『まおゆう魔王勇者完全設定資料集』 3月29日発売

株式会社エンターブレインから、2013年3月29日に『まおゆう魔王勇者完全設定資料集』が発売される。

「BookLive!」、「BOOK☆WALKER」と本棚連携を開始

電子書籍ストア「BookLive!」と、角川グループの電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」との間で、本棚機能の連携が開始された。

伊豆文学賞の入賞作品集出版 静岡

第16回伊豆文学賞(県、県教育委員会、伊豆文学フェスティバル実行委員会主催)の優秀作品を収録した「ばあば新茶マラソンをとぶ」(羽衣出版発行)が出版され、県内の書店で発売されている。

電子書籍アワード2013:ライトノベルランキングTOP10

ライトノベル部門では、アニメ化作品が大人気。

【書評】『あん』 ドリアン助川著

評・角田光代(作家) ちいさなどら焼き店の雇われ店長である千太郎のもとに、七十歳を過ぎた女性、徳江がアルバイトを申しこみにやってくる。破格に安い時給でいいという彼女は、驚くほど見事なあんを作る。店は繁盛しはじめるが、やがて、ある噂(うわさ)が立ちはじめる。徳江はハンセン病患者ではないのか。

【書評】『なでし子物語』 伊吹有喜著

評・小泉今日子(女優) 美しく、ささやかな生

大衆文学賞贈呈式 若江さんに賞状【動画】

第20回九州さが大衆文学賞の贈呈式が25日、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開かれた。

高山しのぶ×嬉野君「金星特急」の画集発売、完結記念で

嬉野君によるライトノベル「金星特急」の完結を記念して、挿絵を担当する高山しのぶの画集が新書館より発売された。

【エンタメ小説】人生を「美」に捧げる男女

昨年の江戸川乱歩賞を巡っては議論もあった。SFで実績のあるベテラン、高野史緒(ふみお)さんが、ステップアップを狙っての応募で、ミステリーの登竜門的新人賞をさらってしまったからだ。

2013.3.24(日)

俳人の磯貝碧蹄館さん死去

俳人の磯貝碧蹄館(いそがい・へきていかん、本名・磯貝甚吉=いそがい・じんきち)さんが24日、肺がんのため死去した。

【転機 話しましょう】作家・三上延さん 苦しい作業で自分保つ

2月発売の4巻で累計発行部数が470万部を突破し、テレビドラマ化もされた人気ミステリー小説『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズ。古書店を舞台にした同作著者の三上延さん(41)は、作家になる前には古書店でアルバイトとして勤めていました。社員登用も勧められましたが、退路を断って作家の道を選びました。

同人誌は悪魔の書? 魔界より恐ろしい!? コミケの常識非常識

「見るもおぞましい開くも恐怖の一品」で、悪魔を召喚することができる本。そんな悪魔書を探しに、魔界からやってきた少女・ルイヴィが登場するのが3月1日に発売された『3日目東館のマホウ』(佐藤ちはや:著、石川沙絵:イラスト/講談社)だ。

今週の本棚・情報:共同展「文学と天災地変」

東日本大震災から2年が経過した今春、全国の文学館・記念館で「文学と天災地変」を共通テーマにした企画展が一斉に開催されている。全国文学館協議会に加盟する99館のうち41館が参加。東日本大震災をはじめ、過去の大災害を文学者がいかに考え、表現したかを初めての共同企画で展示する。

北区内田康夫ミステリー文学賞 東京

第11回「北区内田康夫ミステリー文学賞」の授賞式が23日、東京都北区王子の北とぴあさくらホールで開かれ、大賞に同新宿区在住、高橋正樹さん(55)の「最後のヘルパー」が決まった。

和歌山市出身者の小説がドラマ化 25~27日放送

和歌山市出身の小説家、 坂井希久子さん(35)の小説 『泣いたらアカンで通天閣』 (祥伝社)がテレビドラマ化され、 25~27日(午前0時28分~1時23分)、 読売テレビ開局55年記念として3夜連続・関西地区限定で放送される。 大阪の新世界を舞台にした父と娘の物語で、 坂井さんは 「ドタバタで心温まるストーリー。 深夜ですが、 ぜひ和歌山の皆さんにも見ていただければ」 と話している。

大感謝!!フォロワー5000人突破! "ありそうでないラノベタイトル"キャンペーン

BOOK☆WALKERの公式twitterアカウント(@BOOK_WALKER)のフォロワーが5000人を突破しました!

岸恵子小説「わりなき恋」で70代の性描く

女優岸恵子(80)が、後期高齢者を迎える女性の恋愛と性に迫った小説「わりなき恋」(幻冬舎)が今日24日、出版される。

2013.3.23(土)

「現代アフリカ文学の父」 C・アチェベ氏死去

ナイジェリアのメディアなどによると、ナイジェリアの著名作家、チヌア・アチェベ氏22日までに病気のため米ボストンの病院で死去した。82歳。死亡日時や詳しい死因は不明。「現代アフリカ文学の父」と呼ばれ、ノーベル文学賞の有力候補と言われた。

【Spot the 電撃文庫】弱いものが強いものをぶちのめすカタルシスが見どころ! 『放課後の魔法戦争』を執筆した鈴木鈴先生にインタビュー

電撃文庫で活躍する作家陣のメールインタビューをお届けする"Spot the 電撃文庫"。第73回となる今回は、『放課後の魔法戦争(アフタースクール・ブラックアーツ)』を執筆した鈴木鈴先生のインタビューを掲載する。

ラノベ界で"大食い"ヒロインが定番化!?

この春、劇場版が公開中の『とある魔術の禁書目録(インデックス)』(鎌池和馬:著、灰村キヨタカ:イラスト/メディアワークス)。2004年に第1巻が発売されて以降、ライトノベルの累計巻数は30巻に達するほど膨大なシリーズで、2008年と2010年にアニメ化もされているだけに、オリジナルストーリーによる劇場版にも大きな注目を浴びている。

奥深きシューティングゲームの世界。「放課後ライトノベル」第134回は『連射王』で本気の勝負をしよう

かつてゲーセンに入り浸っていたアラサー男子の心を掴んで離さないマンガ『ハイスコアガール』。10代の若者にも当時のゲーセン情勢を分かりやすく伝えられる作品で,これを読ませさえすれば「ネオジオって,ソフトの価格が4万円もしたんだぜ……」みたいな昔話をしても,もうウザがられることはないだろう。

元パチンコ店に古書30万冊、22店の底力結集

茨城、東京、千葉、埼玉などの古書店22店が協力し、約30万冊を扱う店舗「つちうら古書倶楽部」を31日、茨城県土浦市のJR土浦駅近くにオープンさせる。

電子書籍サイトの「Renta!」と「Kindleストア」、どっちを使えばいいの?

昨年2012年は電子書籍ブームが一気に押し寄せた年だった。楽天からKobo touchが発売されたのを皮切りに、さまざまな電子書籍端末が発売され、KindleストアやiBookStoreもオープンした。今やスマートフォンやタブレットで電子書籍を読む光景は珍しいものではなくなったといっていい。

TVアニメ「犬とハサミは使いよう」主要キャスト&第1弾PVが公開に!

人気ライトノベルを原作にTVアニメ化が報じられている「犬とハサミは使いよう」の主要キャスト&第1弾PV(youtu.be/FMm1FkAn4hU)が公開されました!

島清恋愛文学賞 民間引き継がれ初の授賞式(石川県)

行財政改革で白山市が廃止した島清恋愛文学賞が民間団体に引き継がれることになり授賞式が行われた。

新館長に三枝氏 県立文学館

歌人、初の県出身者 山梨県立文学館の新しい館長に、甲府市出身の歌人三枝昂之(たかゆき)氏(69)=川崎市=が就任することが、22日決まった。

2013.3.22(金)

第7回小学館ライトノベル大賞決定

小学館が主催する第7回「小学館ライトノベル大賞」の受賞作を紹介します。

「ハリー・ポッター展」が日本上陸 六本木ヒルズで6/22から

映画「ハリー・ポッター」シリーズの世界観を再現した「ハリー・ポッター展」が、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されます。期間は6月22日(土)から9月16日(月)まで。ハリーの丸めがねや魔法使いの杖など、映画に関するアイテム数百点が展示されます。

湯河原文学賞小説の部最優秀に工藤さん、「受賞で勇気をもらいました」 /神奈川

第12回湯河原文学賞・小説の部の表彰式が21日、湯河原町役場で開かれた。県内外から寄せられた135編から最優秀賞に選ばれたのは、藤沢市の作詞家、工藤哲さん(50)の「お客さん、どちらまで?」。賞状を受け取った工藤さんは「受賞で勇気をもらいました」と喜びを語った。

ハヤカワ文庫とPSYCHO-PASSがコラボフェア 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』など4作品

早川書房は4月10日(水)から、アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」とハヤカワ文庫のコラボレーションによる「紙の本を読みなよ」フェアを開始します。フィリップ・K・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』など4作品に、「PSYCHO-PASS サイコパス」のキャラクターをデザインした帯が付きます。

第29回太宰治賞 二次選考通過作品

二次選考通過作品はこちら

村上春樹 新作題名がラノベっぽい

3月15日、文藝春秋より人気作家・村上春樹氏の新作書き下ろし長編小説のタイトルが発表された。そのタイトルは、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」というもの。近年、発表する作品は毎回世界中で評判となる村上氏だが、ネットでは既にこのタイトルが話題になっている。

[スニーカー文庫25周年ラノベ生活応援キャンペーン!第1クール]

スニーカー文庫25周年ラノベ生活応援キャンペーン!第1クール 25周年を迎えたスニーカー文庫から各クール250名様にプレゼントですっ!!

【集う】大藪春彦賞、日本SF大賞贈賞式(3月1日、東京・丸の内の東京会館)

エンタメ小説に新たな息吹 第15回大藪春彦賞(大藪春彦賞選考委員会主催)と第33回日本SF大賞(日本SF作家クラブ主催、いずれも徳間書店後援)の贈賞式。受賞作家3人が、創作にかける思いを口々に表明し、日本のエンターテインメント小説界の新たな息吹を感じさせる集いになった。

もしも自由自在にフラグを立てる装置があったら……

異性との関係を恋愛に発展させるには、そのきっかけとなるフラグをいかに見つけ出し、うまく回収するか。それが何よりも大切なのだが、現実では「あー、あれがフラグだったか…」なんて後からでも気づければいい方。実際は、まったく気づかずにスルーしていることの方が多いのだ。でも、フラグを探そうとするから難しいのであって、そのフラグを自分で思いのままに立てられたらどうだろう?

メディアファクトリー、「ラノベくじ」を販売

角川グループパブリッシングは、メディアファクトリーが展開する景品くじ「くじ引き堂」の書店ルートでの販売を行う。第1弾は「ラノベくじ」で、売場での連動やライトノベル読者の囲い込みを狙う。

文学通し災害見つめ直す 長野・軽井沢高原文庫で企画展

文学を通して災害を見つめ直そうと、軽井沢町の軽井沢高原文庫で、企画展「文学と天災地変 火の山の物語」が開かれている。東日本大震災から2年になるのを受け、全国文学館協議会が全国の文学館に呼びかけ、共同企画として開催した。

"ほこ×たてBL"!? 雨男と晴れ男が出会ったらどうなる?

どんなものでも貫く矛とどんな武器でも貫けない盾。そんな相反するものを戦わせる人気バラエティ番組『ほこ×たて』(フジテレビ)のように、もしも最強の雨男と晴れ男が出会ってしまったら、一体どうなってしまうのだろうか?

2013.3.21(木)

ピクサーの作品に秘められた物語を書くための22の法則

ピクサーの元絵コンテ作家であるエマ・コーツさんがTwitter上でツイートしていた物語を作る上で重要なポイントを「Pixar's 22 Rules of Storytelling(ピクサーが物語を作る時の22の法則)」としてAerogrammeWriters' Studioがまとめいています。映画だけでなく、小説やマンガなど、さまざまなジャンルのフィクションを作る上で非常に参考になる法則です。

森見登美彦「有頂天家族」TVアニメ化 キャラクター原案にマンガ家久米田康治

2008年本屋大賞第3位を受賞し、累計20万部を突破した小説『有頂天家族』のテレビアニメ化が決定した。2013年7月よりテレビ放映がスタートする。

電子書籍の未来はソーシャルリーディングにあるか?

ソーシャルリーディング――読書という孤独な作業に彩りを添えるこの機能は電子書籍の魅力として喧伝されたが、実際のところはどうなのだろう。

世界で一番長い題名の小説は何でしょうか?

『ロビンソン・クルーソー』(1719年、英国)だと言われています。

漱石文学ゆかりの美術 県立美術館26日開幕

文豪・夏目漱石(1867~1916年)が小説に登場させたり、美術批評で触れたりした絵画や、漱石ゆかりの品々を集めた展覧会「夏目漱石の美術世界」(広島テレビ、県立美術館主催、読売新聞広島総局など後援)が26日から、広島市中区上幟町の県立美術館で始まる。

あなたにはこの謎が解けるか!? 書店で謎解きイベント開催

最近話題の"リアル脱出ゲーム"。参加者が謎を解いて閉ざされた空間から脱出するというゲームイベントだ。通常はイベントスペースなどで行われるが、今回、実際の書店を舞台にしてイベントが開催される。

大阪文学学校:春期生を募集 来月7日開講式

作家の田辺聖子さん、玄月さんらも学んだ大阪文学学校(長谷川龍生校長)が春期生を募集中。4月7日の入学開講式当日まで受け付ける。

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